JPS61290936A - 家庭用心音計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭で健康管理のために使用する家庭用
心音計に関するものである。

従来の技術 従来の心音計は心音検出装置と演算処理装置および表示
、記録装置を一体化して専用システムとして構成された
ものが一般的であ・）た。

また心音以外の測定装置において、血圧９体温。

脈拍等の比較的単純な数値データのみを扱うものについ
ては、汎用パーソナルコンピュータに接続しデータ記憶
を行なわせるような形式のものも一部発表されている。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、心音計に関していえば、専
門家向けの専用システムであるために極めて高価で大型
なものとならざるを得す、必然的に取扱いも複雑なもの
となっていた。また汎用パーソナルコンピュータに接続
可能な心音以外の測定装置の場合、血圧９体温、脈拍等
のように測定結果が単純な数値データとして得られるよ
うなものに限られており、しかもパーソナルコンピュー
タを使って過去のデータを記憶させる記憶機能だけを利
用するもので、心音等のように波形解析を必要とするも
のについては前例がなく、パーソナルコンピュータの有
する機能を十分に活用しているとはいいがたいものであ
った。

本発明はこのような従来の問題点を解消したもので、一
般家庭でも簡単に心音による健康測定ができるようにし
たものである。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、心音を検出する
心音検出プローブと、増幅器、ゲイン調整器、ＡＤ変換
器を内蔵し、前記心音検出プローブの出力を汎用のパー
ソナルコンピュータへ（７）入力信号に変換する信号変
換装置とを設けたものである。

作用 この構成により、従来の心音計がシステムトシて備えて
いた演算処理装置と表示、記録装置の部分を汎用パーソ
ナルコンピュータにおきかえることで、心音波形の演算
処理方法１分析方法９表示方法等を使用者が自由に選定
あるいは作成できるようにし、従来システムとして固定
されていた使用方法を極めて自由度の高いものとするこ
とができる。さらに専用装置としては心音検出プローブ
と信号変換装置だけでよくなるため、価格面でも大幅に
低価格化することが可能であり、一般家庭でも容易に入
手することのできるものにすることができ、従来専門家
を通してでなければ入手することのできなかった高度の
医学情報を家庭で簡単に知ることが可能となり、一般家
庭での健康管理に利用できるようになるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例について第１図〜第２図をもと
に説明する。第１図において、１は心音検出プローブで
、心音を検出するマイクロフォン（図示せず）を内蔵し
た心音検出口１１と、この心音検出口１１を測定部に固
定する吸着式の固定具１２からなり心臓の活動音を電気
的に検出するものである。２は信号変換装置で、前記心
音検出７’　ｏ　−７”　１の出力を汎用バーンナルコ
ンピュータ３への入力信号に変換する装置である。２１
は増幅器、２２はゲイン調整器、２３はＡＤ変換器でこ
れらは前記信号変換装置２に内蔵されている。

第２図において４はコネクタで信号変換装置２と汎用パ
ーソナルコンピュータ３とを接続する装置である。

次に上記構成における動作を説明する。被測定者が心音
検出グローブ１を測定部に固定し、測定を開始すると、
心臓の活動によって発生する心音が心音検出口１１に内
蔵されたマイクロフォン（図示せず）によって検出され
る。心音は心臓の活動によって生ずる血液の流れる音で
アシ、心臓の活動に異常が生じた場合、ただちに雑音と
して検出されるもので、この波形を観察することによっ
て異常部分の特定、および異常の程度を判断することが
できる。このようにして心音検出プローブ１によって検
出された心音波形は、電気信号として信号変換装置２へ
入力され、増幅器２１で増幅され、ゲイン調整器２２０
作用で適切なレベルの電気信号に調節される。さらにこ
の電気信号はＡＤ変換器２３でデジタル信号に変換され
てコネクタ４を介して汎用パーソナルコンピュータ３へ
入力され、汎用パーソナルコンピュータ３で使用者の目
的に応じて演算処理される。

発明の効果 以上のように本発明によれば、身体の健康状態を示す情
報を非常に多く含んでいる心音波形を一般家庭において
手軽に見ることができ、家庭での健康管理にとって極め
て有用であり、また分析及び出力手段として汎用パーソ
ナルコンピュータを利用するため使用者が好みの分析方
法９表示方法を考えることができ利用価値の高いもので
ある。

さらに演算処理に汎用のパーソナルコンピュータを利用
するため専用装置としては心音検出グローブと信号変換
装置だけでよく価格的にも安価なも゛　のとなシ、一般
家庭でも容易に入手できるので実用面から見ても極めて
実用性の高いものである。

汎用パーソナルコンピュータは応用範囲が広いことから
現在急速に普及しつつあり、数年後には一家に一台の時
代が到来するといわれており、この面から見ても本発明
の有用性は明らかである。

なお、汎用パーソナルコンピュータトシテＭＳｘ基準の
パーンナルコンピュータを用いれば、ＭＳＸが一般家庭
向けの安価な機種であること、規格が統一されておりコ
ネクタ部分の形式がきまっていることなどから本発明の
効果が更に増すものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック図、第２図は外
観斜視図である。 １・・・・・・心音検出プローブ、２・・・・・・信号
変換装置、２１・・・・・・増幅器、２２・・・ゲイン
調整器、２３・・・・・−ＡＤ変換器、３・・・・・・
汎用ノく一ソナルコンピュータ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 心臓の活動によって発生する心音を検出する心音検出プ
   ローブと、増幅器、ゲイン調整器、ＡＤ変換器を内蔵し
   、前記心音検出プローブの出力を汎用のパーソナルコン
   ピュータへの入力信号に変換する信号変換装置とを備え
   た家庭用心音計。