JPS61290133A

JPS61290133A - バルコニ−

Info

Publication number: JPS61290133A
Application number: JP13117985A
Authority: JP
Inventors: 橋川　享昭
Original assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Current assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date: 1985-06-17
Filing date: 1985-06-17
Publication date: 1986-12-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、窓等から室外に張り出して設けられる組立式
バルコニーに関する。

（従来の技術）従来のバルコニーとしては、例えば、第６図に記載され
ているようなものが知られている。

この従来のバルコニーは、壁面０１と所定の間隙を介し
て立設された支柱０２と、該支柱０２間に架設された桁
０３と、該桁０３と前記壁面０１との間に架設された根
太０４と、該根太０４に支持され、根太方向に連結され
た床パネル０５による床０６と、を備えており、前記床
パネル０５上面には桁方向に走行する溝０７が形成され
ている。

尚、床０６と根太０４とは、床０６を根太０４に載置さ
せ、ビス０８を溝０７から根太０４に対して捩込むこと
により固定され、前記ビス０８は溝０７の上方からカバ
ー０９を押し込むことにより覆い隠されている。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、このような従来のバルコニーにあっては
、床０６を根太０４に載置させ、ビス０８により固定し
たために、床０６の下方に極めて厚みの大きい根太０４
が露出し、外観上、一般家庭にはそぐわない美観性に欠
けるものであった。

（問題点を解決するための手段）本発明は、上述のような問題点を解決することを目的と
して成されたもので、この目的達成のために、本発明で
は、壁面と所定の間隙を介して立設された支柱と、該支
柱間に架設された桁と、該桁と前記壁面との間に架設さ
れた根太と、該根太に支持された床パネルによる床と、
を備えたバルコニーにおいて、前記床パネルに床支持状
態で根太を内挿する支持空胴部を形成させた。

（作　用）従って、本発明のバルコニーにあっては、上述のように
、床パネルに床支持状態で根太を内挿する支持空胴部を
形成させたために、該支持空胴部に根太を内挿させ、根
太を隠すことができ、床全体の厚みをおさえることも可
能である。

（実施例）以下、本発明の実施例を図面により詳述する。

まず、第１図〜第３図に示す第１実施例についてその構
成を説明する。

Ａはバルコニーであって、支柱１と、梁２と、桁３と、
補強部材４と、根太５と、床６と、手摺７と、を備えて
いる。

支柱１は、壁面９に対し所定の間隙を介して立設され、
北端にキャップ８が設けられている。

梁２は、一端が固定金具１０及び振れ止め金具１１を介
して壁面９等に固定され、他端がＬ形金具１２を介して
前記支柱１に固定されている。

尚、前記固定金具１０は、壁面９や梁２に固定されたア
ングルパー１３に設けられている。

桁３は、前記支柱１．１間に架設され、両端がＬ形金具
２９を介して支柱１．１に固定されている。

補強部材４は、前記梁２と桁３との間に斜めに架設され
ている。

根太５は、床６に内挿された状態でアングルパー１３と
、桁３との間に架設され、両端付近には、上下方向へ貫
通する固定穴２８が形成されている。

床６は、前記根太５に支持された床パネル１４により構
成される。

前記床パネル１４は、根太５を内挿する支持空胴部１５
と、該支持空胴部１５と並列して空洞部１６が形成され
、前記支持空胴部１５部分の両端付近には、上下方向に
貫通する固定穴１７が形成されている。

また、この床パネル１４は、−側面には差込片１８、他
側面には差込溝１９が形成されており、差込片１８を隣
接する床パネル１４の差込溝１９に差し込むことにより
連結される。

尚、この床パネル１４は、合成樹脂材を素材とし、押出
成形されている。

前記床６は、内挿させた根太５と共に、一端がアングル
パー１３に対しポル）２０．ナツト２１により締め付は
固定され、他端が桁３の内部に挿入された状態で該桁３
に対し、ボルト２２．ナツト２３により締め付は固定さ
れている。

尚、ポル）２０．２２の頭部を覆い隠す位置に゛は、カ
バー２４が設けられている。

手摺７は、笠木２５と下胴縁２６と縦桟２７より成り、
前記床６を囲んで梁２及び桁３に立設されている。

次に、第１実施例の作用を説明する。

床６を支持する際には、まず、床パネル１４の支持空胴
部１５に根太５を内挿させ、次に、根太５及び床パネル
１４一端側の固定穴２８．１７にボルト２０を挿入させ
、アングルパー１３に対しナツト２１で締め付は固定す
ると共に、他端側の固定穴２８．１７にボルト２２を挿
入させ、手摺７の下胴縁２６と共に桁３に対しナツト２
３で締め付は固定する。

尚、ボルト２０，２２、ナー、ト２１，２３が桁３等の
下方に露出しないように、例えば、床パネル１４の上方
よりタッピンネジを捩込ませて固定してもよい。

従って、根太５が床パネル１４の支持空胴部１５に内挿
されたために、根太５が見えず、外観上、バルコニーＡ
の美観性を向上させることができる。

次に、第４図に示す第２実施例について説明する。

この実施例は、床パネル１４Ａ上面に根太方向の取付溝
３０を形成すると共に、該取付溝３０部分の底板に固定
穴３１を形成し、更に、前記取付溝３０にカバー３２を
嵌合させ、床パネル１４Ａと桁３及びアングルパー１３
とを固定するボルト等の固定部材を覆い隠した例である
。

尚、その他の構成は第１実施例と同様であるので、図面
に同一符号を付して説明を省略する。

また、作用についても第１実施例と同様であるので、説
明を省略する。

次に、第５図に示す第３実施例について説明する。

この実施例は、床パネル１４Ｂの下面に根太方向の支持
溝３３を形成すると共に、該支持溝３３を塞ぐカバー３
４を設け、前記支持溝３３とカバー３４の内面により、
支持空胴部３５を形成させた例である。

尚、カバー３４は支持溝３３に対し、嵌合により取り付
けられている。

床６を支持する際には、まず、根太５を溶接により桁３
及びアングルパー１３に固定させ、次に、支持溝３３に
前記根太５が挿着される状態で床６を設置し、該床６の
両端を桁３及びアングルＺ＜−ｔ３に対し、床パネル１
４Ｂの上方からタッピンネジ３６．３７を捩込むことに
よって固定する。

最後に、カバー３４を支持溝３３に取り付ける。

従って、床６の下面にボルト、ナツト等の固定部材を露
出させずに床を固定させることができる。

尚、その他の構成は、第１実施例と同様であるので図面
に同一符号を付して説明を省略する。

また、作用についても第１実施例と同様であるので説明
を省略する。

以上１本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があって
も本発明に含まれる。

例えば、支持空胴部は、互いに隣接する床パネルの側面
に設けられた差込片と差込溝とを結合させて形成しても
よい。

また、根太、床パネル等の形状及び素材は実施例に限ら
れず、根太は床パネルを支持できる強度を備えたもので
あればよいし、床パネルも根太を内挿する支持空胴部が
形成されていれば硬質木片セメント等を素材としたもの
でもよい。

（発明の効果）以上説明してきたように、本発明のバルコニーにあって
は、床パネルに床支持状態で根太を内挿する支持空胴部
を形成させたために、根太が見えず、外観上、美観性を
向上させることができる。

【図面の簡単な説明】第１図は本発明第１実施例のバルコニーを示す斜視図、
第２図は第１実施例のバルコニーを示す縦断面図、第３
図は第１実施例のバルコニーに用いられた床パネルを示
す斜視図、第４図は第２実施例のバルコニーに用いられ
た床パネルを示す斜視図、第５図は第３実施例のバルコ
ニーを示す縦断面図、第６図は第３実施例のバルコニー
に用いられた床パネルを示す斜視図、第７図は従来のバ
ルコニーを示す縦断面図である。Ａ・・・バルコニート・・支柱２・・・梁３・・・桁５・・・根太６・・・床９・・・壁面１４．１４Ａ、１４Ｂ・・・床パネル１５．３５・・・支持空胴部特　　許　　　出　　　願　　　人積水化学工業株式会社代表者　廣１）馨

Claims

【特許請求の範囲】１）壁面と所定の間隙を介して立設された支柱と、該支
柱間に架設された桁と、該桁と前記壁面との間に架設さ
れた根太と、該根太に支持された床パネルによる床と、
を備えたバルコニーにおいて、前記床パネルに床支持状態で根太を内挿する支持空胴部
を形成させたことを特徴とするバルコニー。