JPS61290071A - プリンタのハンマ−駆動方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明はインパクトプリンタのハンマー駆動方式に係わ
り、特に押印動作時のハンマーの戻りのバウンドに起因
するノイズの軽減を図った駆動方式に係る。

〈従来技術〉 一般にタイプライタ等のインパクトプリンタにおいては
回転部字輪の印字位置にある活字をハンマーにより押打
して記録紙に印字を行なう。

そして、前記ハンマーの駆動はソレノイドにより行われ
、このソレノイドへの通電制御でハンマー駆動している
のが一般的である。

この・・ンマー１駆動した後、つまりハンマーが活字を
押打した後に待機位置（静止位置）にバネ等の復帰手段
で復帰移動するときに、この・・ンマーを所定位置で停
止させるためにストッパ一部材を設け、このストッパー
に衝接させて前記所定位置にハンマーを復帰させていた
。所が、このような・・ンマー駆動装置ではハンマーの
戻り時のバウンドによって大きなノイズを発生し、この
ノイズはプリンタの発するノイズ全体に対してかなりウ
ェイトを占めているものである。

そこで、このノイズを軽減する意味でストッパ一部材に
緩衝材を装着し、・・ンマー復帰時の衝突を緩和するよ
うにしているが、しかしこのような手段ではノイズ軽減
策として未だ充分でなく、依然として大きなノイズを発
しているのが男状である０ 〈目　的〉 本発明はハンマーの駆動制御に工夫を加えるごとによシ
上述したノ・ンマー復帰時のノイズを軽減させるように
したものであシ、特にノ蔦ンマーによる押印動作後の待
機位置（静止位置）への復帰工程中にハンマーの戻り速
度を小さくするブレーキパルスをソレノイドに加えるよ
うにしたものである０ 〈実施例〉 第１図はノ・ンマー駆動部の構成を示す断面図であり、
ノ・ンマーの支持筐体１内にはソレノイドコイル２とこ
のソレノイドコイル２への通電制御で水平方向に摺動自
在となるグランジャー３を備え、前記プランジャー３の
先端には活字を押打するノ・ンマー４が一体に形成され
ている。

また、前記筐体１にはプランジャー３の復帰動作時にお
けるストッパ一部材５が取付けられ、このストッパ一部
材５の内面であるプランジャー３の後端が当接する部分
には緩衝用ゴム６が装着されている。

従って、ソレノイドコイル２に通電（所定幅のパルス）
されると、プランジャー３が第１図の停止位置状態から
矢印Ａ方向に移動し、ハンマー４の先端で活字を押打す
る。この時、特に図示していないが、前記プランジャー
３及びハンマー４には復帰用のスプリングによって反矢
印へ方向に常時付勢されており、押印動作時にはその付
勢に抗して矢印Ａ方向に移動する。前記活字押打後は、
プランジャー３及びハンマー４は図示しない復帰用のス
プリングで反矢印へ方向に移動され、プランジャー３の
後端がストッパ一部材５の緩衝用ゴム６に当接し、所定
位置で停止制御される。

第２図（Ａ）及び（Ｂ）は前記ソレノイドコイル２に供
給する駆動パルスＰｌ　と、プランジャー３（ハンマー
４）の動作を示す図であり、前記駆動パルスＰｌは図示
しない駆動回、路で発生されてソレノイドコイル２に印
加され、これによりプランジャー３及びハンマー４はＡ
の区間（押印工程）の最終位置（押印位置）で活字を押
打し、その後Ｂの区間（復帰工程）で復帰するものであ
るが、このＢの区間の最終位置部分（停止位置）では複
数回バウンドした後停止することになる。この復帰工程
の・・ンマー動きの傾斜がきつい程（）・ンマーの復帰
速度が速い程）、バウンド数が増えてノイズ発生が大き
いものである。

そこで本発明では第３図（Ａ）、（Ｂ）に示すようにソ
レノイドを駆動制御している。この第３図（Ａ）、（Ｂ
）は前記第２図と同様に駆動パルスとプランジャー３（
・・ンマー４）の動作を示しており、駆動パルスＰ１を
印加しこれによってプランジャー３及びハンマー４が押
印工程（Ａ区間）を動作し、その後の復帰工程（Ｂ区間
）の間にプランジャー３及びハンマー４の戻り速度を減
速させるためのブレーキパルスＰ２をソレノイドコイル
２に印加させるものである。

従って、前記プランジャー３及びノ・ンマー４の復帰工
程においてブレーキパルスＰ２が印加すれることにより
、当該復帰工程でのノ・ンマー動きの傾斜は緩やかにな
りつまり復帰速度が低下され、この結果プランジャー３
がストッパ一部材５に衝接する力も弱くなってバウンド
も少なく、ノイズの発生も著しく軽減される。

く効　果〉 以上のように本発明によればハンマーを駆動パルスＰ＋
で駆動して押印させ、この押印動作後のハンマー復帰工
程で更にブレーキパルスＰｚを印加してハンマーの戻り
速度を減速させることにより該ハンマー復帰時のノイズ
の発生を大幅に軽減できるという特徴を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るハンマー駆動部の構成を示す図、
第２図は前記ハンマー駆動のための駆動パルスとハンマ
ー動作を示す図、第３図は本発明ニ係ル駆動パルス及ヒ
フレーキパルスとハンマー動作を示す図である。 」：支持筐体、２：ソレノイドコイルペ　３：ン゛う；
・ジャー、４：ハンマー、５：ストッパ一部材、６：緩
衝用ゴム。 代理人　弁理士　福　士　愛　彦（他２名）第　１１２
Ｉ 第２図 ＄３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ソレノイドへの通電制御により摺動して押印動作を
   行うハンマーを備えたインパクト式プリンタにあって、 前記ソレノイドへ駆動パルスを印加して前記ハンマーを
   停止位置から押印位置へ駆動させると共に前記押印位置
   から停止位置へのハンマーの復帰工程において更にハン
   マーの戻り速度を減速させるべくソレノイドへブレーキ
   パルスを印加させることを特徴とするプリンタのハンマ
   ー駆動方式。