JPS61289185A - レザ−補強用接着基布 - Google Patents
レザ−補強用接着基布Info
- Publication number
- JPS61289185A JPS61289185A JP60130273A JP13027385A JPS61289185A JP S61289185 A JPS61289185 A JP S61289185A JP 60130273 A JP60130273 A JP 60130273A JP 13027385 A JP13027385 A JP 13027385A JP S61289185 A JPS61289185 A JP S61289185A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- mol
- base fabric
- leather
- polyester resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は産業資材用、インテリア用、衣料用等の各種レ
ザー製品の補強用接着基布に関する。
ザー製品の補強用接着基布に関する。
(従来の技術)
従来補強用短繊維織物基布と樹脂層とで構成されたレザ
ー製品において、両者の接着性(はく離強度)を高める
方法に関しては例えば、■経糸に通常のポリビニルアル
コールやでんぷん系の糊剤を付与して製織後該梅林を糊
抜処理で除去し、乾燥したのち塩化ビニル樹脂や醋酸ビ
ニル樹脂系接着剤エマルジョンで処理して接着成分を付
与してレザー用シートと接合する方法、■経糸に通常の
上記梅林を付与して製織したのち、梅林を落とすことな
しに塩化ビニル樹脂や醋酸ビニル樹脂系接着剤エマルジ
ョン処理してレザー用シートと接合する方法がある。し
かし方法■では梅林を脱落させる工程と接着剤を付与す
る工程が必要であること及び該工程を通過させると基布
に目ズレや破れ、耳部の損傷が生じて品質上のトラブル
が発生しやすい。方法■では梅林を落とす工程が不要で
あるとはいうものの、接着剤を付与する工程が必要で、
この湿式付与処理によって基布に上記と同様の品質上の
トラブルが発生するという欠点を持っている。また、接
着剤付与機基布に多量の梅林が残存していることに基づ
く硬い風合、レザー用ソートとの接着不良が生じるとい
う欠点もをしている。
ー製品において、両者の接着性(はく離強度)を高める
方法に関しては例えば、■経糸に通常のポリビニルアル
コールやでんぷん系の糊剤を付与して製織後該梅林を糊
抜処理で除去し、乾燥したのち塩化ビニル樹脂や醋酸ビ
ニル樹脂系接着剤エマルジョンで処理して接着成分を付
与してレザー用シートと接合する方法、■経糸に通常の
上記梅林を付与して製織したのち、梅林を落とすことな
しに塩化ビニル樹脂や醋酸ビニル樹脂系接着剤エマルジ
ョン処理してレザー用シートと接合する方法がある。し
かし方法■では梅林を脱落させる工程と接着剤を付与す
る工程が必要であること及び該工程を通過させると基布
に目ズレや破れ、耳部の損傷が生じて品質上のトラブル
が発生しやすい。方法■では梅林を落とす工程が不要で
あるとはいうものの、接着剤を付与する工程が必要で、
この湿式付与処理によって基布に上記と同様の品質上の
トラブルが発生するという欠点を持っている。また、接
着剤付与機基布に多量の梅林が残存していることに基づ
く硬い風合、レザー用ソートとの接着不良が生じるとい
う欠点もをしている。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は補強用短繊維織物基布と樹脂層とで構成された
レザー製品における、樹脂層を補強する基布の提供にあ
って、前記従来の欠点、即ち、■ 経糸に付与した梅林
を除去する必要がある、 ■ 接着剤をあらためて付与する必要がある、■ 目ズ
レ、破れ、耳部の損傷などの基布の品質トラブルが発生
しやすい、 などの欠点を解消せんとするものである。
レザー製品における、樹脂層を補強する基布の提供にあ
って、前記従来の欠点、即ち、■ 経糸に付与した梅林
を除去する必要がある、 ■ 接着剤をあらためて付与する必要がある、■ 目ズ
レ、破れ、耳部の損傷などの基布の品質トラブルが発生
しやすい、 などの欠点を解消せんとするものである。
(問題点を解決するための手段)
即ち、本発明は補強用繊維織物基布と樹脂層とで構成さ
れるレザーにおいて、該基布の少なくとも経糸に、該経
糸に対し全酸成分の1〜20モル%のエステル形成性ス
ルホン酸アルカリ金属塩化合物を必須成分として含むジ
カルボン酸成分とグリコール成分とからなる水に溶解お
よび/または分散可能な非晶性ポリエステル樹脂を1〜
30ffi量%付与してなることを特徴とするレザー補
強用接着基布である。
れるレザーにおいて、該基布の少なくとも経糸に、該経
糸に対し全酸成分の1〜20モル%のエステル形成性ス
ルホン酸アルカリ金属塩化合物を必須成分として含むジ
カルボン酸成分とグリコール成分とからなる水に溶解お
よび/または分散可能な非晶性ポリエステル樹脂を1〜
30ffi量%付与してなることを特徴とするレザー補
強用接着基布である。
本発明における要件、即ちレザー補強用織物基布として
は、フィラメント織物、捲縮加工したフィラメント織物
などの長繊維織物及び短繊維繊物が使用できるがレザー
樹脂層との接着性の点からより好ましいのは糸表面に繊
維端を多数有する繊維間空隙の多いソフトな短繊維織物
である。
は、フィラメント織物、捲縮加工したフィラメント織物
などの長繊維織物及び短繊維繊物が使用できるがレザー
樹脂層との接着性の点からより好ましいのは糸表面に繊
維端を多数有する繊維間空隙の多いソフトな短繊維織物
である。
本発明において用いる前記基布の経糸に付与する樹脂成
分は主鎖に水溶性基をもち、水に溶解及び/または分散
可能な非晶性ポリエステル樹脂であって、該ポリエステ
ル樹脂は全酸成分に対し1〜20モル%のスルホン酸金
属塩基含育芳香族ジカルボン酸を含むガラス転位点が3
0″C以上の非晶性ポリエステル樹脂である。具体的に
は例えば、酸成分が スルホン酸金属塩基金を芳香族ジカルボン酸1〜20モ
ル% 芳香族ジカルボン酸 99〜55モル%脂肪族ジカ
ルボン酸または脂環族ジカルボン酸0〜25モル% であり、ポリオール成分が炭素数2〜8の脂肪族グリコ
ールおよび/または炭素数6〜12の脂環族グリコール
からなる分子量2.500〜30.000のポリエステ
ル樹脂である。スルホン酸金属塩基を含をしない芳香族
ジカルボン酸としては例えばテレフタル酸、イソフタル
酸、オルソフタル酸、2・6−ナフタレンジカルボン酸
等を上げることができるが、イソフタル酸100〜20
モル%、テレフタル酸0〜80モル%を使用するのが好
ましい。
分は主鎖に水溶性基をもち、水に溶解及び/または分散
可能な非晶性ポリエステル樹脂であって、該ポリエステ
ル樹脂は全酸成分に対し1〜20モル%のスルホン酸金
属塩基含育芳香族ジカルボン酸を含むガラス転位点が3
0″C以上の非晶性ポリエステル樹脂である。具体的に
は例えば、酸成分が スルホン酸金属塩基金を芳香族ジカルボン酸1〜20モ
ル% 芳香族ジカルボン酸 99〜55モル%脂肪族ジカ
ルボン酸または脂環族ジカルボン酸0〜25モル% であり、ポリオール成分が炭素数2〜8の脂肪族グリコ
ールおよび/または炭素数6〜12の脂環族グリコール
からなる分子量2.500〜30.000のポリエステ
ル樹脂である。スルホン酸金属塩基を含をしない芳香族
ジカルボン酸としては例えばテレフタル酸、イソフタル
酸、オルソフタル酸、2・6−ナフタレンジカルボン酸
等を上げることができるが、イソフタル酸100〜20
モル%、テレフタル酸0〜80モル%を使用するのが好
ましい。
脂肪族または脂環族ジカルボン酸としては例えばコハク
酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン
ジオン酸、ダイマー酸、テトラノ1イドロフタル酸、ヘ
キサハイドロフタル酸、ヘキサハイドロイソフタル酸、
ヘキサハイドロテレフタル酸等を挙げることができる。
酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン
ジオン酸、ダイマー酸、テトラノ1イドロフタル酸、ヘ
キサハイドロフタル酸、ヘキサハイドロイソフタル酸、
ヘキサハイドロテレフタル酸等を挙げることができる。
脂肪族または脂環族ジカルボン酸はポリカルボン酸成分
の25〜0モル%であることが好ましい。25モル%を
越えると、塗膜強度が低下し、粘若性が表われる。
の25〜0モル%であることが好ましい。25モル%を
越えると、塗膜強度が低下し、粘若性が表われる。
さらにP−ヒドロキシ安息香酸、P−(2−ヒドロキシ
エトキシ)安息香酸あるいはヒドロキシピバリン酸、γ
−ブチロラクトン、ε−カプロラクトン等を必要により
使用することができる。また必要により、トリメリット
酸、ピロメリット酸等の3官能以上のポリカルボン酸を
全ポリカルボン酸成分に対して10モル%以下であれば
使用することができる。
エトキシ)安息香酸あるいはヒドロキシピバリン酸、γ
−ブチロラクトン、ε−カプロラクトン等を必要により
使用することができる。また必要により、トリメリット
酸、ピロメリット酸等の3官能以上のポリカルボン酸を
全ポリカルボン酸成分に対して10モル%以下であれば
使用することができる。
炭素数2〜8の脂肪族グリコールとしてはエチレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1・3−プロパンジオール
、1・4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール ジオール、1・6−ヘキサンジオール等を挙げることが
できる。炭素数6〜12の脂環族グリコールとしては1
・4−シクロヘキサンジメタツール等を挙げることがで
きる。
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1・3−プロパンジオール
、1・4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール ジオール、1・6−ヘキサンジオール等を挙げることが
できる。炭素数6〜12の脂環族グリコールとしては1
・4−シクロヘキサンジメタツール等を挙げることがで
きる。
炭素数2〜8の脂肪族グリコールまたは/および炭素数
6〜12の脂肪族グリコールは全ポリオール成分に対し
て90〜100%である。また必要によりトリメチロー
ルプロパン、トリメチロールエタン、グリセリン、ペン
タエリスリトール等の3官能以上のポリオールが全ポリ
オール成分に対して5重量%以下であってもよい。さら
に分子量500〜s、oooのポリエチレングリコール
、ポリテトラメチレングリコールは必要により全ポリオ
ール成分に対して40重量%以下であれば使用してもよ
く、また分子量106〜10,000のポリエチレング
リコールも全ポリオール成分に対して10重量%以下、
望ましくは5重量%以下であれば使用することができる
。
6〜12の脂肪族グリコールは全ポリオール成分に対し
て90〜100%である。また必要によりトリメチロー
ルプロパン、トリメチロールエタン、グリセリン、ペン
タエリスリトール等の3官能以上のポリオールが全ポリ
オール成分に対して5重量%以下であってもよい。さら
に分子量500〜s、oooのポリエチレングリコール
、ポリテトラメチレングリコールは必要により全ポリオ
ール成分に対して40重量%以下であれば使用してもよ
く、また分子量106〜10,000のポリエチレング
リコールも全ポリオール成分に対して10重量%以下、
望ましくは5重量%以下であれば使用することができる
。
スルホン酸金属塩基含有芳香族ジカルボン酸としてはス
ルホテレフタル酸、5−スルホイソフタル酸、4−スル
ホフタル酸、4−スルホナフタレン−2・7−ジカルボ
ン酸、5〔4−スルホフェノキシ〕イソフタル酸等の金
属塩をあげることがテキル、金属塩としてはLllHa
s K 1Mg1Ca、 Cu、Fe等の塩が挙げられ
る。特に好ましいものとしては5−ナトリウムスルホイ
ソフタル酸である。スルホン酸金属塩基含有芳香族ジカ
ルボン酸は全ポリカルボン酸成分に対して1〜20モル
%であり、好ましくは全ポリカルボン酸成分に対して3
〜15モル%の範囲である。スルホン酸金属塩基含仔芳
香族ジカルボン酸を全く使用しない場合はポリエステル
樹脂の水に対する分散性は非常に悪い。該金属塩基含有
芳香族ジカルボン酸の量が増加するに従って良好な分散
性を示すようになる。しかしながら20モル%を越える
と得られたポリエステル樹脂の水に対する分散性自体は
良好であるが、これを塗布し乾煽した後に得られる皮膜
の耐水性は非常に劣ったものとなる。
ルホテレフタル酸、5−スルホイソフタル酸、4−スル
ホフタル酸、4−スルホナフタレン−2・7−ジカルボ
ン酸、5〔4−スルホフェノキシ〕イソフタル酸等の金
属塩をあげることがテキル、金属塩としてはLllHa
s K 1Mg1Ca、 Cu、Fe等の塩が挙げられ
る。特に好ましいものとしては5−ナトリウムスルホイ
ソフタル酸である。スルホン酸金属塩基含有芳香族ジカ
ルボン酸は全ポリカルボン酸成分に対して1〜20モル
%であり、好ましくは全ポリカルボン酸成分に対して3
〜15モル%の範囲である。スルホン酸金属塩基含仔芳
香族ジカルボン酸を全く使用しない場合はポリエステル
樹脂の水に対する分散性は非常に悪い。該金属塩基含有
芳香族ジカルボン酸の量が増加するに従って良好な分散
性を示すようになる。しかしながら20モル%を越える
と得られたポリエステル樹脂の水に対する分散性自体は
良好であるが、これを塗布し乾煽した後に得られる皮膜
の耐水性は非常に劣ったものとなる。
本発明の非晶性ポリエステル樹脂は、軟化点BO〜20
0℃、望ましくは80〜180℃である。非晶性ポリエ
ステル樹脂の軟化点60℃未滴の場合、得られた皮膜は
耐水性の劣ったものとなり、粘着性を帯びるようになる
。一方、軟化点が200℃を越えると水に対する分散性
が不良となる。
0℃、望ましくは80〜180℃である。非晶性ポリエ
ステル樹脂の軟化点60℃未滴の場合、得られた皮膜は
耐水性の劣ったものとなり、粘着性を帯びるようになる
。一方、軟化点が200℃を越えると水に対する分散性
が不良となる。
本発明の結晶性または非晶性ポリエステル樹脂の分子量
は2,500〜30.000.望ましくは3.000〜
20.000である。ポリエステル樹脂の分子量が2.
500未溝の場合、耐水性が不充分であるだけではなく
接着性にも劣る。一方、分子量が30.000を越える
と水に対する分散性が不良なものとなる。
は2,500〜30.000.望ましくは3.000〜
20.000である。ポリエステル樹脂の分子量が2.
500未溝の場合、耐水性が不充分であるだけではなく
接着性にも劣る。一方、分子量が30.000を越える
と水に対する分散性が不良なものとなる。
本発明において用いられる前記水に溶解およびて経糸に
付与するのが好ましく、その付与量は1〜30重量%好
ましくは3〜15重量%である。もし該ポリエステル樹
脂の経糸への付与量力i下限を外れる場合には 1、 レザー樹脂層との接着性が充分でない、2 経糸
に製織に耐えうる耐摩耗性、耐屈曲性などの特性を付与
することが出来ず製織時の糸切れが増加する、 という欠点が生じ、本発明の目的とする効果が得られな
くなる。また、逆に付与量が上限を外れる場合には 1、 製織時に必要以上についた樹脂が筬等との摩擦に
より脱落して、製織性を低下させる、2 レザーの風合
を損う、 という欠点を生じ、本発明の目的とする効果が得られな
くなる。
付与するのが好ましく、その付与量は1〜30重量%好
ましくは3〜15重量%である。もし該ポリエステル樹
脂の経糸への付与量力i下限を外れる場合には 1、 レザー樹脂層との接着性が充分でない、2 経糸
に製織に耐えうる耐摩耗性、耐屈曲性などの特性を付与
することが出来ず製織時の糸切れが増加する、 という欠点が生じ、本発明の目的とする効果が得られな
くなる。また、逆に付与量が上限を外れる場合には 1、 製織時に必要以上についた樹脂が筬等との摩擦に
より脱落して、製織性を低下させる、2 レザーの風合
を損う、 という欠点を生じ、本発明の目的とする効果が得られな
くなる。
(作 用)
主鎖に水溶性基をもち溶解および/または分散可能な非
晶性ポリエステル樹脂であるため1、 繊維の被覆性が
よく、包合性がよい。
晶性ポリエステル樹脂であるため1、 繊維の被覆性が
よく、包合性がよい。
z 熱により融解しホットメルト型接着効果を示す。
3、 樹脂のガラス転位点(丁g)が室温よりも高いの
で粘着性がなく、摩擦係数を下げ製織時の糸切れを少な
くする。
で粘着性がなく、摩擦係数を下げ製織時の糸切れを少な
くする。
ル 樹脂がソフトであるので樹脂が付与された布帛の風
合がソフトであり取扱いやすい。
合がソフトであり取扱いやすい。
すなわち梅林としての性質と共に接着剤としての性質を
併せもつのである。
併せもつのである。
(実施例)
以下実施例によって説明する。実施例中、単に部とある
のは重量部を示す。
のは重量部を示す。
種々の特性の評価は下記の方法に従った。
(1) 分 子 量
分子量測定装r!l(日立製作所製115形)を使用し
測定した。
測定した。
■ 結晶融点、結晶融解熱及びガラス転位点示差走査型
熱量計(島津製作所製)により昇温速度10℃/分にて
測定した。
熱量計(島津製作所製)により昇温速度10℃/分にて
測定した。
(3) 軟 化 点
全自動融点測定装置(METTLER社製、MODEL
FP−1)を使用し測定した。
FP−1)を使用し測定した。
実施例工。
ジメチルテレフタレート194部、ジメチルイソフタレ
ー) s7a部、5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジ
メチル149部、エチレングリコール400部、ネオペ
ンチルグリコール400部、酢酸亜鉛0.44部、酢酸
ナトリウム0.05部および二酸化アンチモン0.43
部を反応容器に仕込み、140℃〜220℃で4時間か
けてエステル交換反応を行った。次いで、280℃まで
昇温しつつ反応系内を除々に減圧していき1時間後に5
■−11gとした。そして最後に260℃、0.1〜0
.3箇■tagの減圧下で1時間重縮合反応を行ない、
分子量7.000、軟化点152℃、7g60℃の非晶
性ポリエステル樹脂(A)を得た。
ー) s7a部、5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジ
メチル149部、エチレングリコール400部、ネオペ
ンチルグリコール400部、酢酸亜鉛0.44部、酢酸
ナトリウム0.05部および二酸化アンチモン0.43
部を反応容器に仕込み、140℃〜220℃で4時間か
けてエステル交換反応を行った。次いで、280℃まで
昇温しつつ反応系内を除々に減圧していき1時間後に5
■−11gとした。そして最後に260℃、0.1〜0
.3箇■tagの減圧下で1時間重縮合反応を行ない、
分子量7.000、軟化点152℃、7g60℃の非晶
性ポリエステル樹脂(A)を得た。
11M+?等の組成分析の結果、ポリエステル樹脂(A
)の組成は、テレフタル酸20モル%、イソフタル酸7
0モル%、5−ナトリウムスルホイソフタル110モル
%、エチレングリコール52モル%、ネオペンチルグリ
コール48モル%であった。またポリエステル樹脂(A
)を示差走査型熱量計により結晶融解熱を測定したが何
等級熱ピークは認められなかった。
)の組成は、テレフタル酸20モル%、イソフタル酸7
0モル%、5−ナトリウムスルホイソフタル110モル
%、エチレングリコール52モル%、ネオペンチルグリ
コール48モル%であった。またポリエステル樹脂(A
)を示差走査型熱量計により結晶融解熱を測定したが何
等級熱ピークは認められなかった。
ジメチルイソフタレート931部、5−ナトリウムスル
ホイソフタル酸353部およびジエチレングリコール1
,270部を用いた以外は上記ポリエステル樹脂(A)
をつくる場合と同様にして分子量Is、Goo、軟化点
105℃、7g30℃の非晶性ポリエステル樹脂Bを得
た。この樹脂の組成はイソフタル酸80モル%、5−ナ
トリウムスルホイソフタル酸20モル%、ジエチレング
リコ−71100モル%であり、示差走査型熱量計によ
る結晶融解による吸熱ピークはみられなかった。
ホイソフタル酸353部およびジエチレングリコール1
,270部を用いた以外は上記ポリエステル樹脂(A)
をつくる場合と同様にして分子量Is、Goo、軟化点
105℃、7g30℃の非晶性ポリエステル樹脂Bを得
た。この樹脂の組成はイソフタル酸80モル%、5−ナ
トリウムスルホイソフタル酸20モル%、ジエチレング
リコ−71100モル%であり、示差走査型熱量計によ
る結晶融解による吸熱ピークはみられなかった。
実施例λ
表1に示したように、ポリエステル100%紡績糸(3
0番単糸)を通常の経糸製経機を用いて下記糊付組成物
を付与し、下記規格の織物を製織したのち塩化ビニル樹
脂皮膜と重ね合せ、熱カレンダー(熱圧着)処理を施し
た(本発明および比較例)。
0番単糸)を通常の経糸製経機を用いて下記糊付組成物
を付与し、下記規格の織物を製織したのち塩化ビニル樹
脂皮膜と重ね合せ、熱カレンダー(熱圧着)処理を施し
た(本発明および比較例)。
また従来法として比較例に用いられた糊付糸を用いた同
一規格の織物を通常法により糊抜処理・乾燥した後塩化
ビニル樹脂10%水分散を含浸・乾燥して下引処理を施
したのち、塩化ビニル樹脂皮膜と重ね合せ熱カレンダー
処理した。
一規格の織物を通常法により糊抜処理・乾燥した後塩化
ビニル樹脂10%水分散を含浸・乾燥して下引処理を施
したのち、塩化ビニル樹脂皮膜と重ね合せ熱カレンダー
処理した。
製織工程中の糸切れ数、最終仕上品の性能評価結果を表
2に示した。
2に示した。
以 下 余 白
表 1
表 2
注1 ’) JIS−K −E3772注2) 目ず
れ、織キズ、破れなどの有無による評価 ◎:品位極めて良好 O:品位良好 Δ:品位中程度 (効 果) 本発明によれば、経糸に付与した糊剤の除去処理や下引
き処理のような接着性向上のため前処理なしにレザー樹
脂層と織物基布を強固に接着することが出来るので工程
省略ができ、かつ糊抜、精綽工程や下引き処理中に発生
する目づれ布の破れ、耳部の損傷などの発現が防がれ品
位にすぐれたレザーを提供できる。
れ、織キズ、破れなどの有無による評価 ◎:品位極めて良好 O:品位良好 Δ:品位中程度 (効 果) 本発明によれば、経糸に付与した糊剤の除去処理や下引
き処理のような接着性向上のため前処理なしにレザー樹
脂層と織物基布を強固に接着することが出来るので工程
省略ができ、かつ糊抜、精綽工程や下引き処理中に発生
する目づれ布の破れ、耳部の損傷などの発現が防がれ品
位にすぐれたレザーを提供できる。
Claims (1)
- 補強用繊維織物基布と樹脂層とで構成されるレザーにお
いて、該基布の少なくとも経糸に、該経糸に対し、全酸
成分に対し1〜20モル%のエステル形成性スルホン酸
アルカリ金属塩化合物を必須成分として含むジカルボン
酸成分とグリコール成分とからなる水に溶解および/ま
たは分散可能な非晶性ポリエステル樹脂を1〜30重量
%付与してなることを特徴とするレザー補強用接着基布
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60130273A JPS61289185A (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | レザ−補強用接着基布 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60130273A JPS61289185A (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | レザ−補強用接着基布 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61289185A true JPS61289185A (ja) | 1986-12-19 |
JPH0122389B2 JPH0122389B2 (ja) | 1989-04-26 |
Family
ID=15030355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60130273A Granted JPS61289185A (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 | レザ−補強用接着基布 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61289185A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5716974A (en) * | 1980-07-07 | 1982-01-28 | Toyo Boseki | Aqueous treating agent |
JPS59228084A (ja) * | 1983-06-09 | 1984-12-21 | 日本合成化学工業株式会社 | ウォータージェットルーム用経糸糊剤 |
-
1985
- 1985-06-14 JP JP60130273A patent/JPS61289185A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5716974A (en) * | 1980-07-07 | 1982-01-28 | Toyo Boseki | Aqueous treating agent |
JPS59228084A (ja) * | 1983-06-09 | 1984-12-21 | 日本合成化学工業株式会社 | ウォータージェットルーム用経糸糊剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0122389B2 (ja) | 1989-04-26 |
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