JPS61289160A - 含浸紙 - Google Patents

含浸紙

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JPS61289160A
JPS61289160A JP60121231A JP12123185A JPS61289160A JP S61289160 A JPS61289160 A JP S61289160A JP 60121231 A JP60121231 A JP 60121231A JP 12123185 A JP12123185 A JP 12123185A JP S61289160 A JPS61289160 A JP S61289160A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 産業上の利用分野 本発明はバインダーを用いた含浸紙に関する。更に詳し
くは酢酸ビニルとエチレンを主体とした改良されたバイ
ンダーを用いた含浸紙に関するものである。
■ 従来の技術 従来より酢酸ビニルとエチレンおよび架橋剤としてN−
メチロール化合物あるいはN−アルコキシ化合物を乳化
共重合して得たバインダーまたはバインダーを用いた製
品は公知であり、例えばフランス国特許第1,564,
100号には酢酸ビニル−エチレン共重合体エマルジ目
ンから生成したフ(ルムの溶剤抵抗性を増加し、かつフ
ィルムの高度な機械安定性を改良するため、架橋剤とし
てN−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタ
アクリルアミドのようなN−メチロール化合物およびそ
の、lチルまたはブチルエーテルといったN−アルコキ
シ化合物を酢酸ビニルに対して0.5〜10重量%使用
し、共重合体を室温から180℃の温度で、好ましくは
硬化剤の存在下で架橋反応せしめることが示されている
また米国特許第8,845,818号および同第8.8
80,851  号には酢酸ビニル−エチレン−N−メ
チロールアクリルアミド共重合体の乳化重合と共I:か
かるエマルジ揮ンが耐水性、耐溶剤性に優れた紙製品用
途のバインダーに用いられること等が記載されている。
即ち、かかるエマルジ流ンをバインダーとして用いた含
浸紙は特開昭52−55709ヤ 号公報に記載のとおり耐水性、耐溶剤性、加えるに酢酸
ビニル−エチレン共重合体が本来有する性能すなわち耐
光性、耐熱性、エンボス適性に優れるという特徴を有し
ていることにより従来のスチレン−ブタジェン共重合体
、アクリロニトリル−ブタジェン共重合体、メチルアク
リレート−ブタジェン共重合体等の合成ゴムラテックス
をバインダーとしたものの耐熱性、耐光性に劣る欠点お
よびアクリル系共重合体エマルジ真ンをバインダーとし
たものの耐熱性、エンボス適性に劣るという欠点を改良
していることにより、この分野で広く利用されてきてい
る。
■ 解決すべき問題点 上述の如く、架橋剤としてN−メチロールアクリルアミ
ド、N−メチロールメタアクリルアミドのようなN−メ
チロール化合物およびそのN−アルコキシ化合物を酢酸
ビニル、エチレンに共重合することにより、耐水性、耐
溶剤性のある程度の向上は得られるが、なお多くの末端
用途においては不満足であり、一層の耐水性、耐溶剤性
の向上が求められている。また−言合浸紙等の製品はホ
ルマリンが発散し、有毒な臭いを持つといったものでは
ないが、有毒なホルマリンが検出され、これらの製品が
直接皮ふに接触するような用途に用いられた場合安全上
好ましくないという問題があった。
即ち、含浸紙中のホルマリン(残留遊離ホルムアルデヒ
ド、以下「FFJと略す。)をより減少せしめ、同時に
耐水性、耐溶剤性の向上を果たすことが求められている
。更に言及すると耐水性、耐溶剤性を向上させるために
は、当然バインダーの架橋密度を上げることが第一であ
り、このためにはN−メチルール化合物、N−アルコキ
シ化合物等の架橋に関与するモノマー含量を増大させる
必要があるが、これらモノマー含量を増大させると必然
的にFFが増え、耐水性、耐溶剤性の向上とFFの低減
を同時に満足することは従来技術では困建であった。こ
れを可能にしたのが本発明である。
印 問題点を解決のための手段 本発明は、四酢酸ビニルとエチレンおよび一般式 %式%(11 (RtはH又はCH@を、またR1はH又は炭素数5以
下のアルキル基を表わす。)で示される七ツマ−を必須
成分とし、その重量比が66〜96.5:40〜8:5
〜0.5である共重合体エマルジ遭ン、 ◎ホルムアルデヒドを含有しない含窒素グリオキザール
樹脂 及び Ω金属塩触媒 からなるバインダーを用いたことを特徴とする含浸紙に
関する。即ち、四aΩを必須とするバインダーを用いる
ことにより、耐水性、耐溶剤性の向上とFFの低減を同
時に満足することを可能にしたものである。
■四の共重合体エマルジ遭ンについて詳述する。
一般式(1)で示される七ツマ−とは、例えばN−メチ
ロール(メタ)アクリルアミド(N−メチロールアクリ
ルアミドとN−メチロールメタアクリルアミドの両者を
指す。以下同じ。)、N−メトキシメチル(メタ)アク
リルアミド、N−エトキシメチル(メタ)アクリルアミ
ド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド等を挙
げることができる。なお一般式(1)で示されるモノマ
ーは一種類である必要はなく、二種1以上の混合物であ
っても良い。
また本発明においてかかる一般式(1)の化合物の共重
合量を重量比で0.5〜5と限定したのは、バインダー
を用いた含浸紙に高度の耐水性、耐溶剤性を付与するた
めであり、かかる一般式+11の化合物の量が0.5未
満では十分な架橋効果が得られなく、ま/:5より以上
共重合してもより優れた性能を示す製品が得られないこ
とによる。
本発明においてエチレン共重合量を1M比から柔軟な風
合まで適宜変化されるのに十分なエチレン含有量である
ことまた十分な1水強度を与えるためには少なくとも重
量比8以上のエチレンを共重合する必要があること、さ
らにまたエチレンを重置比40以上共償金してもより柔
軟な風合を有する製品が得られないことによる。
なお四の共重合体エマルジ楓ンは酢酸ビニル、エチレン
と一般式(1)で示されるモノマーよりだけからなる必
要はなく(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル
酸ブチル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アク
リル酸グリシジル等の各[(メタ)アクリル酸エステル
、アクリル酸、イタコン酸、マレイン酸等の各種不飽和
酸、(メタ)アクリルアミド、ビニルスルホン酸(また
はその塩)、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリルア
ミド、塩化ビニル、塩化ビニリデン、スチレン、ブタジ
ェン、アクリロニトリル、マレイン酸、アジピン酸、フ
タル酸等のジアリルエステル、ベンゼントリカルボン酸
のトリアリルエステル、トリアリルイソシアスレート等
の多重合性七ツマー等々を適宜更に共重合させたもので
あっても良い。四の共重合体エマルジョンの製造方法に
ついては特に制限はない。乳化剤は例えば完全もしくは
部分ケン化ポリビニルアルコール、メチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロースなどの8m系の誘導体、α
−オレフィン−無水マレイン酸のアンモニウム塩等の各
種水溶性高分子、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレンブロックコボリマ
ー、ポリオキシエチレン′ノルビタン脂肪酸エステル等
の各種非イオン界面活性剤、ラウ+)ル硫酸エステルソ
ーダ塩、ジアルキルコハク酸塩、アルキルベンゼンスル
ホン酸塩等アニオン界面活性剤などが例示され、これら
は単独もしくは混合物として用いられる。重合開始剤と
してはレドックス系開始剤が望ましい。酸化剤としては
例えば過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過硫酸ナ
トリウム、過酸化水素又は各種有機過酸化物等が挙げら
れる。なあ過硫酸塩はそのもの及びその分解物が架橋触
媒としても働(ことから特1こ好ましく使用される。還
元剤としては例えばホルムアルデヒドナトリウムスルホ
キシレート、グリオキザールと還元性硫黄酸化物の塩と
の反応物等が挙げられる。ざらにp)Im整剤や電解質
といった添加剤もまた公知の乳化重合の技術により使用
できる。重合圧力、重合温度といった重合条件も特に制
限はないが、一般的に重合温度は0〜100℃の範囲、
好ましくは30〜80℃の範囲に維持することが実際的
である。また重合圧力は所望する共重合体のエチレン置
によって任意に調整され、エチレン共重合量が重置比8
〜4oのものを得るには6〜100mの重合圧力が利用
される。
エマルジ鳳ン中の固型分濃度は共重合するモノマー址と
水により調整され得るが、40〜60重盪%程度の固型
分濃度が工業的用途の面からも適当である。
■ ◎のホルムアルデヒドを含まない含窒素グリキザー
ル樹脂について詳述する。
当該含窒素グリオキザール樹脂とは、4゜5−ジヒドロ
キシ−2−イミダゾリジノン、1−メチル−4,6−シ
ヒドロキシー2−イミダゾリジノン、1.8−ジメチル
−4,5−ジヒドロキシ−2−イミダゾリジノン等を含
む尿素、N−モノメチル尿素、N、Nl−ジメチル尿素
とグリオキザールとの反応生成物、エチレン尿素、プロ
ピレン尿素、ウロン、4.6−ジ、ドロキシ−2−イミ
ダゾリジノン、テトラヒドロ−5−(2−ヒドロキシエ
チル)−1,8,5−トリアジン−2−オン、5−メチ
ル−2−ピリミジノンとグリオキザールとの反応生成物
及びそのアルキル化物もしくは多価アルコール変性物、
1.8−ビス(2−ヒドロキシエチル)−4,5−ジヒ
ドロキシ−2−イミダゾリジノン、ホルムアミド、N−
メチルホルムアミド、アセトアミド、メチレンビスホル
ムアミド、エチレンビスホルムアミド、メチルカーバメ
ート、イソプロピルカーバメート、ヒドロキシエチルカ
ーバメート、アクリルアミド、ピロリドン等のアミド基
構造を有する化合物とグリオキザールとの反応性成物及
びそのアルキル化物もしくは多価アルコール変性物等が
挙げられる。ここに挙げたグリオキザール樹脂は繊維用
加工樹脂分野において非ホルムアルデヒド架橋剤と総称
される化合物であるが、好ましくは1゜8−ジメチル−
4,5−ジヒドロキシ−2−イミダゾリジノンを主成分
とするグリオキザール樹脂であり、最も実際的である。
■ Ωの金属塩触媒について詳述する。
当該金属塩とは、ia維加工(防皺防縮加工、パーマネ
ントプレス加工、W&W加工等)に使用されているか又
は使用を提案されている金属塩触媒を指す。例えば塩化
マグネシウム、硝酸マグネシウム等のマグネシウム塩、
硫酸鉛等の亜鉛塩、塩化’]G2@等の堝塩、ジルコニ
ルヒドロキシクロライド等のジルコニウム塩等が挙げら
れる。これら金属塩触媒は広範囲な用途の要求に合せて
各種使用され得るが、セルロースIl雄の着色が少ない
こと、架橋触媒効果が高いこと、安全性が高いこと等の
緒特性のバランスから塩化マグネシウムが多く使用され
ており、当該金属塩触媒としては塩化マグネシウムが最
も実際的である。なお広範囲な用途の要望に合せるため
、先に例示した金−塩触媒を二種以上併用することは当
然可能である。金属塩触媒同士の併用だけではなく、金
rI4塩触媒に無機酸、有機酸を問わずBr−n5te
d  酸を添加併用することは強力触媒(Hot Ca
talyst、Activated Catalyst
 ) シxテムとして良く知られており、本発明でいう
金属塩触媒にはこの強力触媒システムも当然包含される
。但し本発明を構成する他方の成分すなわち四の共重合
体エマルジ寵ンには、過硫酸塩、有機過酸化物、ホルム
アルデヒドナトリウムスルホキシレート、グリオキザー
ルと還元性硫黄酸化物の反応物等の重合開始剤、ラウリ
ル硫酸エステルナトリウム塩、アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩等の界面活性剤、1)H1m整剤1アクリル酸、
マレイン酸等の共重合モノマー等々よりBr1nste
d  酸が一般には含まれており、Br−n5ted 
 酸が必要置台まれている共重合体エマルジヌンにおい
ては金属塩触媒に敢えて更にBrflnsted  酸
を追加し強力触媒システムとする必要はない。なお強力
触媒システムのBr−n5ted  酸としてはクエン
酸、マレイン酸、メタンスルホン酸、リン酸、第一リン
酸アンモニウム硫酸、塩酸、アルミニウムジクロルヒド
ロオキサイド等が例示され特に制限はない。
四の共重合体エマルジ鳳ンと◎のグリオキザール樹脂と
Ωの金属塩触媒の使用比については特に制限はないが、
四:1131:Ω=100:l〜10:0.05〜4(
固型重量公比)が好ましい使用量比である。igtoo
重量部に対して◎が1重量部未満であれば、本発明の目
的を達成することは難しく、また10重量部を越える場
合は本発明の目的、すなわち耐水性、耐溶剤性、FFを
改良する効果は頭打ちとなり、徒に(Blのグリオキザ
ール樹脂を多量に使用するだけとなる。更にΩについて
も同じ<、12s1100重量部に対して0.05重量
部未満であれば本発明の目的を達成することは回連であ
り、また4重量部を越える場合は耐水性、耐溶剤、FF
を改良する効果は頭打ちもしくは低下してくる傾向とな
る。
以上への共重合体エマルジヨンと0のグリオキザールd
lilfとΩの金属4触媒番こついて説明したが、含浸
紙のバインダーには■、0、Ω以外に公知の発泡剤、消
泡剤、分散安定剤、湿潤剤及び増結剤等を必要に応じて
用いても良いし、またΩ以外の公知のエマルジヨン及び
ラテックスを併用しても良い。
本発明によって得られるバインダーを使用して含浸紙の
製造する場合は、通常の紙含浸設備により含浸させ、乾
燥熊処理すれば良く、バインダー組成以外には何等制限
はない。なお、架橋反応の効果を得るためには100〜
180℃、好ましくは120〜150Cの温度で1〜2
0分間熱処理するのが適当である。
かくして、FFが少なく、かつ高度の耐水性、耐溶剤性
を示す含浸紙が得られる。
以下本発明を参考例及び実施例にて咀に詳しく説明する
が、本発明はこれ1こよって制限されるものではない。
岱〕  参考例 1、参考例(11 (共重合体エマルジヨンの製造) 反応温度調C器と攪拌機をつけた100eの耐圧反応器
に次のものを仕込んだ。
82000り水 865F  エチレンオキサイド付加 モル数2.5の辷ドロキシ エチルセルロース 800f HLB17(7)ポIJt+ジエチレンノニ
ルフェノー ルエーテル 8002  HLB14のポリオキシ エチレンノニルフェノ− ルエーテル これらの仕込物を約1時間加熱攪拌し、完全に溶解した
。仕込物を約80℃までに冷却してから次のものを加え
た。
8250F  酢酸ビニル 16F  酢酸 20?  酢酸ナトリウム 0、8 t  Fe50゜ 2880F  8%グリオキザール−重亜硫酸ナトリウ
ム水溶液 窒素及びエチレンで反応器をパージして酸素を除去し次
1こ仕込物を46℃に加熱した。加熱期間中はエチレン
を加えて圧力を60νにし、8%過硫酸アンモニウム水
溶液を加え、重合が開始した時点で次の2つのものの供
給を始めた。第1のものは酢酸ビニル20,0OOPで
あり、供給は4時間にわたり一定速度で行なわれた。第
2のものは水2,000 f+cN−fiチcs−ル7
り!Jルアミド5502を溶解したもので、供給は5時
間にわたり一定速度で行われた。この間エチレンは重合
圧力60νと一定に保持した。重合時間9.6時間で未
反応の酢酸ビニルモノマーが0.82%に減少したとこ
ろで重合を終了した。得られたエマルジヨンは固型分5
0重量%であり、物質収支から計算されたエチレン含有
量は25重量%、N−メチロールアクリルアミド含有量
は1.8重量%であった。得られたエマルジ鴛ンを■と
称する。
参考例(2) (共重合体エマルジョンの製造) グリオキザール重亜硫酸ナトリウムの代りに等モルのホ
ルムアルデヒドナトリウムスルホキシレートを用いたほ
かは参考例(1)と同様に重合を行なった。得られたエ
マルジョンの固型分は50重量%で物質収支から計算さ
れたエチレン含有量は25重量%、N−メチロールアク
リルアミド含有量は1.8重量%であった。得られたエ
マルジョンを◎と称する。
参考例(8) 参考例filのN−メチロールアクリルアミドを410
fにし、重合が開始されたのち供給される酢酸ビニル2
0,000PはN−n−ブトキシメチルアクリルアミド
820tを添加溶解してのち供給し、またエチレンは重
合圧力45夏とした以外は参考例(1)と同様に行なっ
た。得られたエマルジョンの固型分は604f%で、重
質収支から計算されたエチレン含有量は17重量%、N
−メチロールアクリルアミド含有量は1.0重虚%N−
n−ブトキシメチルアクリルアミド含有駄は2.0産量
%であった。z斗られなエマルジョンをQと卜する。
参考例(4) (共重合体エマルジョンの製造) 重合が開始されたのち供給される?1N酸ビニル20,
000fの内2.825fは2−エチルへキシルアクリ
レートに置換えて供給すること以外は参考例(2)と同
様に行なった。
得られたエマルジョンの固型分は50重喰%で、物質収
支から計算されたエチレン含有量は25喧瞳%、N−メ
チロールアクリルアミド含有量は1.3重量%、2−エ
チルへキシルアクリレート含有量は7重量%であった。
得られたエマルジ鴛ンを◎と称する。
参考例(5) (含窒素グリオキザール樹脂の製造) 40%グリオキザール水溶液290部 (2モル)を炭酸ソーダによりp H6,5に調整した
。エチレン尿素176部(2モル)を加え50±5℃に
昇温した。該混合物を、pHを6および70間に保ちな
がら約2時間、該温度で攪拌した。2時間後メタノール
200部(6,25モル)を添加し濃硫酸2゜により該
pHを約8.0に調整した。メチル化反応を仕上げるた
めに8時間還流し該樹脂溶液を80℃に冷却し、次いで
25%カセイ゛ノーダ水溶液によりpHを約7.0にし
、少量の水で希釈することにより固型分を50%に調整
した。得られたグリオキザール樹脂を■と称する。
参考例(6) (含窒素グリオキザール樹脂の製造) 40%グリオキザール水溶液868部 (2,5モル)を25%カセイソーダ水溶液によりpH
を略中性とした。ジメチル尿素242部(2,75モル
)を加え5〇七6℃に昇温しな。t11重合物を、pH
を6から7の間に保ちながら約20時間、該温度で攪拌
した。ついで80℃に冷却し硫酸でpHを約6とし、水
で希釈することにより固型分を40%に調整した。得ら
れたグリオキール樹脂を■と称する。
実施例1〜14及び比較例1〜20 参考例で911!遺したエマルジ(ン0.0.0゜0及
びグリオキザール樹脂の、■、更に架橋触媒として塩化
マグネシウムを用い、9J1表の固型分比となるよう各
種配合物を作り、これらの配合物の耐水性、耐溶剤性、
FFを1紙(1209/m)に含浸することにより評価
した。配合物の濃度を水で調整し、含浸率20重量%に
なるように含浸した。風乾後180℃で10分間熱処理
を行なった。これらの含浸紙の性能を第1表に併せて記
した。
試験条件は次のとおりである。引張強度はいずれもJI
S  p−8118り紙及び板紙の引張強さ試験方法に
基づき測定した。
+11乾時引張強度:20℃ 65%RHの標準状態で
測定。
(2)耐水性:20℃の水に80分間浸漬後の引張強度
(8)耐溶剤性:20℃のメチルエチルケトンに80分
間浸漬後の引張強度。
(41FF:JIS  L−1041,JISL−10
96(アセチルアセトン法 試料2.5g)により含浸
紙のフリーホルマリンを測定した。
含浸紙の性能評価結果は第1表のとおりであり、いずれ
のエマルジヨンにおいてもホルムアルデヒドを含まない
含窒素グリオキザール樹脂と金属塩触媒を加え、三者併
用することにより、はじめて耐水性、耐溶剤性、FFが
同時に改良されていることが明らかである。
■ 発明の効果 以上の如く、本願発明により、省水性、耐溶剤性、FF
が同時に改良された含浸紙が提供される。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)酢酸ビニルとエチレンおよび 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (R_1はH又はCH_2を、またR_2はH又は炭素
    数5以下のアルキル基を表わす。) で示されるモノマーを必須成分とし、その重量比が55
    〜96.5:40〜3:5〜0.5である共重合体エマ
    ルジョン、 (B)ホルムアルデヒドを含有しない含窒素グリオキザ
    ール樹脂及び (C)金属塩触媒 からなるバインダーを用いたことを特徴とする含浸紙。
  2. (2)ホルムアルデヒドを含まない含窒素グリオキザー
    ル樹脂が1,3−ジメチル−4,5−ジヒドロキシ−2
    −イミダゾリジノンを主成分とすることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の含浸紙。
  3. (3)金属塩触媒が塩化マグネシウムであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の含浸紙。
  4. (4)共重合体エマルジョンとホルムアルデヒドを含ま
    ない含窒素グリオキザール樹脂及び金属塩触媒の使用比
    が固型分重量比で100:1〜10:0.05〜4であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の含浸紙
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63120197A (ja) * 1986-09-22 1988-05-24 セカ・コーポレーション コーチングバインダー添加物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63120197A (ja) * 1986-09-22 1988-05-24 セカ・コーポレーション コーチングバインダー添加物

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JPH0343400B2 (ja) 1991-07-02

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