JPS61288515A - 拡大領域デジタル位相/周波数検出器 - Google Patents

拡大領域デジタル位相/周波数検出器

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JPS61288515A
JPS61288515A JP61099267A JP9926786A JPS61288515A JP S61288515 A JPS61288515 A JP S61288515A JP 61099267 A JP61099267 A JP 61099267A JP 9926786 A JP9926786 A JP 9926786A JP S61288515 A JPS61288515 A JP S61288515A
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flip
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flop
signal
phase
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JP61099267A
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ステイーブン ピーター コツク
ロバート ジエイムス レワンドウスキー
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Fluke Corp
Original Assignee
John Fluke Manufacturing Co Inc
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D13/00Circuits for comparing the phase or frequency of two mutually-independent oscillations
    • H03D13/003Circuits for comparing the phase or frequency of two mutually-independent oscillations in which both oscillations are converted by logic means into pulses which are applied to filtering or integrating means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は2つのデジタル入力信号間の位相差及び周波数
差を比較する回路に関し、特にPLLに於いて、デジタ
ル位相/周波数検出器の最大レンジに応じて回路を用い
、該検出器がリセットされる際にその出力に追加する為
の出力を得て、該検出器の線型位相変調レンジを増大す
る方法及び回路に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
2つの入力信号間の位相及び周波数の差を検出する回路
は信号分析一般に有効であり、特に、デジタル通信及び
周波数合成に於いて重要である。
例えばデジタルPLLに於いては入力信号は位相検出器
に与えられて基準信号と比較される。入力信号間の位相
及び周波数に於ける瞬間的差異の関数である誤差信号は
、鋸波されて電圧制御発振器(VCO)を制御する。こ
のVCOの出力は前記PLLの出力を形成し、基準信号
として位相検出器に与えられて、VCOの位相及び周波
数を入力信号のそれらに合わせて「ロック」する。PL
Lは、成る場合には、例えばフロイド・M・ガードナー
著「フェーズロック技術」ジョン・ウィリー父子社19
79年刊第2版第9章に論する如く、信号復調用に用い
られる。又他の場合には信号変調(上記「フェーズロッ
ク技術」第9章)に、或いは本発明譲受人に譲渡された
エルプス他米国特許第4.360.788号に述べる如
く、周波数合成に用いられる。
何れにせよ、従来のデジタル位相/周波数検出器は、互
いに接続され、更にフィードバック回路の論理ゲートに
接続された一対のフリップフロップ、或いはその他の双
安定装置より成る。この2つのフリップフロップの論理
状態は、その間の周波数及び位相の差異を検出するべき
2つのデジタル入力信号及び前記フィードバックゲート
により決定される。この2つのフリップフロップは、そ
の初期リセットと共にそのデータ端子を論理「1」に接
続され、又、そのクロック端子を2つのデジタル入力信
号にそれぞれ接続される。各フリップフロップの出力は
1.その入力信号の立ち上がりを検出すると論理「1」
にセットされる。即ち、第1のフリップフロップへの入
力信号が立ち上がるとこのフリップフロップは論理「1
」にセットされ、しかる後筒2のフリ・ノブフロップも
、入力信号の立ち上がりにより論理「1」にセットされ
る。しかしながら、第2のフリップフロップが論理「1
」にセットされた直後にこれら2つのフリップフロップ
は、その出力に反応する論理ゲートによりリセットされ
、何れか一方のフリップフロップがその入力信号の立ち
上がりを検出する迄はその侭の状態に保たれる。
かくして2つのフリップフロップ出力は、各々の入力信
号間の位相/周波数の差異に応じた衝撃係数を持つ方形
波となる。第1の信号が第2の信号に先行した場合、第
1のフリップフロップのみが、2つの入力信号間の位相
/周波数差に応じた衝撃係数を以て方形波を生じる。第
2の信号が先行した場合には第2のフリップフロップの
みが、第2の入力信号の第1の信号に対する位相差に応
じた衝撃係数を以て方形波を生じる。これら2つの方形
波は差異回路に於いて合成された後、積分されて、大略
零を中心とする、即ち第1の信号が先行する場合と第2
の信号が先行する場合とでは正反対の極性を持つ、鋸波
を得る。この鋸波は2つのデジタル入力信号間の位相/
周波数差に応じた振幅と3600に固定された周期を持
つ。2つの入力信号間の位相/周波数差は単調に増加す
るので、検出器の出力は2つのデジタル入力信号間の位
相/周波数差の全サイクル数に対応する数の、一連の鋸
波と成る。
しかしながら上に述べた如くの従来回路には、2つの信
号の位相差が小さい時に充分な速度で応答し得ない欠点
があった。
〔発明の目的〕
本発明の主たる目的は、従って、デジタル位相/周波数
検出器の検出範囲を増大する方法及びその為の回路を提
供する事である。
その一つの目的は、入力信号と基準信号の間の位相/周
波数差が内部回路をリセットする為の所定量に達する時
、デジタル位相/周波数検出器に最大出力値を持たせ、
この検出器出力に追加の出力を加える事により、この検
出器の最大平均出力を増大する方法及び回路を提供する
事である。
本発明の他の目的及び利点は以下の詳細な記述から当業
者には容易に明らかとなろう。ここでは本発明を実施す
る上で最良の形態が記述され、最も好ましい実施例のみ
が示される。しかし、本発明に於いてはこれに異なる実
施例も可能であり、又、その細部に於いては、本発明を
逸脱しない事が明らかな様々の点に就いて、変更が可能
である事を理解されるべきである。即ち、以下の図面と
記述とは単に説明の利便を図るものであり、本発明の範
囲を制限するものではない。
〔従来技術〕
本発明は米国ワシントン州エベレットにM在するジョン
・フルーク製造会社製周波数シンセサイザーに組合わさ
れる、米国特許4,360.788号エルプス他或いは
1984年7月10日付米国特許出願629゜555号
コックに開示された型のデジタルPLLに於いて線型位
相変調レンジを拡大するべく企図されたものである。
第1図に示した従来のPLLl0は、本発明が対象とす
る型の位相検出器12、フィルター14及び順方向ルー
プ内に接続された電圧制御発振器(VCO)16とより
成る。位相検出器12に於いて2つの入力端子には入力
信号Fiと基準信号Frとがそれぞれ入力され、この2
つの入力信号間の位相と周波数の差に応じた信号が発生
する。
この検出器信号はフィルター14による鋸波、平滑化を
経てVCO16に印加される。VCO16の出力は、プ
ログラマブル分周器18を経て位相検出器12へ、基準
信号Frとしてフィードバックされる。前記エルプス他
特許に詳しく述べる如く、VCO16により発生する信
号は、分周器18のプログラミングにより決定される入
力信号Fiの倍数或いは約数となる周波数、及び該入力
信号の位相に対し、検出器12に組み込まれたオフセッ
トバイアスに基づいて決定される所の所定の相関関係を
持つ位相を持つ様、制御される。
本発明による位相検出器の、最も重要な応用は第1図に
示したごときPLLに対するものであるが、この位相検
出器は、信号の処理及び測定に於いて、他にも数多くの
意義深い応用を成しうる事が理解されるべきである。
本発明の適正な評価には、従来の位相/周波数検出器の
比較的低い最大平均出力に就いて充分に理解する事が必
要である。第2図に一対のフリップフロップ20.22
より成る従来の検出器を示す。説明の都合上、これらの
フリップフロップはDタイプフリップフロップとする。
Dタイプフリップフロップに於いて、D端子に加えられ
た論理レベルは、クロック端子に立ち上がりクロックパ
ルスが与えられるとQ出力端子に移る。Dタイプフリッ
プフロップ20.22の各々は、Q出力端子の論理的補
数を出力するQ′出力端子、及び論理「0」即ち「低」
信号に応じてQ出力端子を論理「0」にリセットするリ
セット端子Rを持つ。
説明上、フリップフロップ20.22は正論理に基づい
て動作するものとする。即ち論理「1」は「高」電圧、
論理「0」は「低」電圧としてそれぞれ定義される。
NANDゲート24はフリップフロップ20.22のQ
出力端子にそれぞれ接続される2つの入力端子と、この
2つのフリップフロップのリセット端子Rに接続される
1つの出力端子を持つ。フリップフロップ20.22各
々のD入力端子は論理「1」に接続され、クロック端子
は、それぞれ第1の可変(入力)信号V及び第2の固定
(基準)信号Rとに接続されている。入力信号V、 R
はそれぞれ、第1図のFi、Frに対応するが、これら
は又、任意のものであってもよい。更に、信号V、  
Rは共に、一般的には、可変で然も相異なる周波数及び
位相を持ったデジタル或いは方形波信号であるが、信号
Rは一定の周波数と位相とを持つ基準信号であってもよ
い。
フリップフロップ20.22のQ出力26.28は任意
フィルター30.32を経て、それぞれ出力信号U、L
となり、総和回路34に与えられる。総和回路34の出
力は積分器36により例えば平均され、或いは平滑化さ
れる。検出回路12をPLLに適用する場合、出力は、
例えば第1図14の如き、標準的PLLフィルターによ
って積分される。
検出器12についてまとめると、フリップフロップ20
.22のQ出力端子は、入力信号V或いはRによって起
こる各々の入力クロックの立ち上がりに応じて論理「1
」にセットされる。しかしフリップフロップ20.22
の双方がセントされると、ナントゲート24の出力は論
理「0」レベルを各フリップフロップのリセット端子R
に与えて、両Q出力端子を論理rOJにリセットする。
こうして、フリップフロップ20.22のいずれか一方
は、入力信号V或いはRのどちらが先に立ち上がるかに
基づいて、セットされる。入力信号V、Rの内、後のも
のが正に遷移すると、両フリップフロップはリセットさ
れる。2つのフリップフロップ20.22はこうして、
2つの入力信号間の位相/周波数の差に応じた衝撃係数
を持つ方形波を発生する。即ち入力信号Vが入力信号R
に先行した場合、フリップフロップ20が優先されて方
形波を発生するが、フリップフロップ22はそれを発生
しない。入力信号Rが先行した場合、フリップフロップ
22が優先されて方形波を発生し、フリップフロップ2
0はそれを発生しない。
検出器12の動作及び従来技術がそれによって改善され
る具体的様子については、この位相検出器内に発生する
波形の典型例を描いた第3図、及び出力波形を描いた第
4図を参照しながら、より詳しい説明を行う。
第3図(1)及び(2)はそれぞれフリップフロップ2
0.22のクロック端子に与えられる入力信号V、Rを
表す。これら2つの入力信号は相異なる周波数を持ち、
又、相異なる衝撃係数を持ち得る。但し、この場合フリ
ップフロップ20.22は各々前縁応答であるので、こ
の衝撃係数は意味を持たない。第3図(3)及び(4)
はライン26.28への出力信号の波形を表す。
フリップフロップ20.22が共に先ず入力信号Vの最
初の立ち上がり38′によってリセットされるものとす
ると、両フリップフロフプ20.22のQ出力は第3図
(3)及び(4)に40゜及び42′に示す如く論理「
0」となる。第3図(2)44’に於ける次の入力信号
Rの立ち上がりが、フリップフロップ22のQ端子出力
を第3図(4)46”に示す如く論理「1」にセットす
る。第3図(1)48”で入力信号Vの第2の立ち上が
りが起こり、フリップフロップ20のQ出力端子が論理
「1」にセットされかけるとゲート24は殆ど即時に応
じて両フリップフロップをリセットし、フリップフロッ
プ22のQ出力を第3図(4)50”に於ける如く論理
「0」に復帰する。
第3図(1)、(2)、52°及び54゛に於ける人力
信号R及び■の立ち上がり毎に、更に56゛及び58°
に於ける入力信号R及び■の立ち上がり毎に、以上の動
作が繰り返される事は明らかである。以上の期間中、フ
リップフロップ22が優先されており、衝撃係数を持っ
た方形波を発生する。この衝撃係数は2つの入力信号R
,V間の位相/周波数の差が縮まるに連れて減少するが
、一方フリップフロップ20の出力は、この期間中論理
「0」に保たれる。
しかしながら、60’ に於いて入力信号Vの立ち上が
りが起こった後、フリップフロップ20のクロック端子
には、パルスが、以下の如くに印加される。即ち、入力
信号Rの立ち上がり62′に先立って2つのパルスがあ
り、1つは58゛ に於いて立ち上がり次のパルスは6
0゛に於いて立ち上がる。フリップフロップ20.22
は共に、パルスの立ち上がり60’に先立って予めリセ
ットされている為、連続する2つのパルスの内60′に
於ける第2のものはフリップフロップ22の出力を論理
「1」にセットする。続いて62゛に於ける入力信号R
の立ち上がりはフリップフロップ20のQ出力をリセッ
トし、以下第3図(3)、(4)に示す如くフリップフ
ロップ20が作動する一方、フリップフロップ22は作
動を停止した状態が続く。以上に述べた一連の動作は入
力信号V、R間の位相及び周波数の差が変化するに連れ
て循環し、従って常に両フリップフロップの何れか一方
は動作中であり位相/周波数差に応じた衝撃係数を持つ
方形波を発生するが、その間他方は動作を停止している
。成る瞬間に2つのフリップフロップ20.22の何れ
が動作中であるかは、入力信号V、  Rの何れが先行
しているかにより決定される。
既に述べた如く、フリップフロップ20,22の出力ラ
イン2G、28は任意低域フィルター30.32を経て
差異回路34に繋がる。この差異回路34からの出力は
積分器36によって平均され、或いは平滑化される。
差異回路36によって平滑化された差信号は第3図(5
)に示す如くの調波となる。この調波は第3図(1)乃
至(4)にも見られる如くフリップフロップ20及び2
2が動作を交替するする時に「0」を通過し、従って第
4図に示す如く位相/周波数の1サイクル(2π)の周
期で繰り返される。2つの人力信号V、Rが正又は負の
単サイクル内で「ロック」されている、即ち互いに同期
されている時、検出器の特性は、第4図に示す如く「活
性領域」内にあると言われる。2つの入力信号が「活性
領域」外にある時、位相検出器は、最大平均信号(第4
図点線)を持つ調波を発生する。この最大平均信号は調
波のピーク値の半分の大きさと、2つの信号の内どちら
が先行しているかによって決定される極性を持つ。
〔実施例及び作用〕
第5図は、本発明デジタル位相/周波数検出器の、所望
の特性を持つ出力を第4図に示された如き従来の検出器
の出力と対照し得る形で示している。第5図に於いて零
軸100は電流水準0を、又、零水平点102は入力信
号Vが基準信号Rの位相に一致する点を表す。点102
から右に進むと入力信号■は基準信号Rに先行し、逆に
、左へ進むと入力信号Vは基準信号Rに遅れる。
位相差が入力信号Vと基準信号Rとの間で増大するに連
れ、電流は勾装置04に沿って増大し通常出力水準10
6に到る。この2π点、通常出力水準106付近で、後
述する如く僅かの不連続を経た後、電流は4π点でこの
通常出力水準106にほぼ倍する最高出力点108に到
る。位相差が4πを越えて猶増加すると、不連続が生じ
、電流は最高出力水準108から通常出力水準106へ
と降下する。更に位相差の増大が続くと、電流は再び最
高出力水準108に向けて増加し始め、以下2π毎に以
上の過程を無限に繰り返す。
以上に述べた不連続は、零水準100での不連続につい
て、フリップフロップ20.22各々の遅れが相異なる
事によるものである。通常出力水準106に於ける不連
続はフリップフロップエ24(第7図)から来る電流の
レベルとフリップフロップ20から来るそれとを容易に
一致させ得ない事による。
これとは逆に入力信号■が基準信号Rに遅れる場合には
、従来技術の如く動作する。即ち、この場合、電流は負
の最高出力水準110に到達する迄負方向に増大し続け
る。位相差が更に増加すると不連続が生じて、電流レベ
ルは零水準100に降下する。
検出器内電子構成部品は必ずしも理想的に作動しない為
、通常出力水準106及び零水準100に於いて、幾ら
かの不連続と混乱を来す。これら2点での作動を避ける
為、検出器の動作水準はこれら2点をはずれて設定する
のが望ましい。実施例に於いてこの水準は正の最高出力
水準108と負の最高出力水準110との中間点にある
動作水準112に設定されている。この実施例の如く動
作水準を選択することにより、先行、遅延の両関係に就
いて、この位相/周波数検出器から最大の領域を得るこ
とが出来る。更に動作水準を2つの不連続の中間に、双
方から出来るだけ離して置くことにより百分率歪みを、
かなり大きな位相偏倚の中で極く小さな割合をしめるに
過ぎないものとする事が可能となる。
第7図は、従来のデジタル位相/周波数検出器に、一般
的に用いられているフリップフロップ20.22を示す
。入力信号VはDフリップフロップ124のクロック端
子に入力される。Dフリップフロップ124のリセット
端子はフリップフロップ20のプリセット入力端子に接
続されている(Dフリップフロップは通常プリセット入
力端子を持つ)。入力信号Vは更にDフリップフ口ップ
126にも与えられる。Dフリップフロップ126はそ
のQ”出力端子をフリップフロップ20のプリセット端
子及びフリップフロップ124のリセット端子にそれぞ
れ接続されている。
フリップフロップ124はそのQ出力を、フリップフロ
ップ126のD入力と単安定マルチバイブレータ−12
8のクロック入力に接続されている。フリップフロップ
124のQ゛出力負入力ORゲート130に入る。OR
ゲート130の出力は抵抗器134とコンデンサー13
6とより成るパルス延長回路132に与えられる。抵抗
器134はフリップフロップ124のD入力につながり
コンデンサー136は抵抗器134の接地138側にあ
る。フリップフロップ20は、そのQ出力をANDゲー
ト140に接続され、又、ANDゲート140の出力は
NORゲート142に入力される。ANDゲート140
の他方の入力はフリップフロップ22のQ出力と接続さ
れている。NORゲート142の第2の入力は単安定マ
ルチバイブレーク−128のQ出力を受ける。NORゲ
ート142の出力はフリップフロップ20及び22のリ
セット入力にそれぞれ入力される。フリップフロップ2
0のQ出力は更に総和回路34を経て積分器36に到る
。総和回路34は更にフリップフロップ22および12
4のQ出力信号をも総計する。
フリップフロップ126のQ出力はスライバー拒絶リセ
ットホールドオフ回路144に接続される。このスライ
バー拒絶リセットホールドオフ回路144はフリップフ
ロップ126のリセット人力、及び、抵抗器148を介
してフリップフロップ22のQ出力と、それぞれ接続さ
れたコンデンサー146より成る。
第6.7図により、本発明を構成する検出器の動作を時
間の流れに沿って説明する。入力周波数Vが2πより小
さな差で基準周波数Rに先行する場合、検出器の動作は
従来のものと実質的に等しいので、以下の議論は位相差
が2πに接近して行(範囲を主として取り扱う。
位相差が2πに近付くに従い、パルス114が示すフリ
ップフロップ20のQ出力は100%(全幅)に近付き
、一方り′出力は0%(零幅)に近付く。この結果負入
力ORゲート130は、パルス延長回路132を通じて
、フリ6ソプフロツプ124の0人力を、人力信号■の
前縁が次ぎにフリップフロップ124の状態を変更する
迄「1」に保つ。フリップフロップ124が状態を変更
すると、そのQ出力は「1」となる。同時にフリップフ
ロップ124のQ”出力は「0」となって負ORゲート
130を「1」に保ち、更にフリップフロップ124の
D入力をrlJに保つ。
以上の如く、2π点に於いてフリップフロップ124の
Q出力は総和回路34に送られてフリップフロップ20
のQ出力と総計される。
同時にフリップフロップ124のQ出力は単安定マルチ
バイブレーク−128のクロック入力に供給される。フ
リップフロップ124の遷移は単安定マルチバイブレー
クー128の状態を変化させ、その結果NORゲート1
42によりフリップフロップ20.22がリセットされ
る。
フリップフロップ20がリセットされるとQ出力、即ち
、その総和回路34への入力はrOJとなる。位相差が
2πを越えて増大すると、フリップフロップ20のQ出
力のパルス幅は増大し、フリップフロップ124、Q出
力からの正規出力に付加される。
位相差が2πから4πへ、或いは更に4πを越えて増加
しても、フリップフロップ124の出力は「1」の侭で
あり、本発明によって得られる出力は従来の検出器のそ
れと加え合わせられる。
以上、入力信号■が基準信号Rに対し、一定して増加す
る場合に就いて両者の関係を述べた。この点から言うと
、位相差が減少して入力信号Vを一層基準信号Rに近付
けた場合、動作はやや異なるものとなる。即ち位相差が
2πより大から2πより小へと推移すると、(第5図参
照)フリップフロップ20、Q出力からのパルスが持つ
衝撃係数は、0%衝撃係数へと減少し、一方フリップフ
ロップ22、Q出力からのパルスはその衝撃係数を増加
させる。コンデンサー146により設定されたパルスの
所定の幅(衝撃係数)が達成されると、フリップフロッ
プ126へのリセット信号は十分に除去され、その結果
フリップフロップ126、クロック入力への入力信号■
はそのQ出力を「1」にする。
フリップフロップ126のQ出力が「1」になると、そ
のQ”出力はrOJとなってフリップフロップ124を
リセットする一方、フリップフロップ20をプリセット
する。フリップフロップ124がリセットされるとその
Q出力は「0」となり、フリップフロップ20の01出
力は「1」となる。フリップフロップ126はスライバ
ー拒絶リセットホールドオフ回路144のRC時定数を
受けて、再度状態を変更し、そのQ出力を「0」とする
。以後位相/周波数検出器12は従来のものと同様に動
作する。
以上、本発明の最良の実施例のみに就いて開示したが、
先にも述べた如く、本発明は様々の他の組み合わせ、環
境に於ける使用に堪え、又、ここに記載された発明の概
念の範囲に於いて、変更を許容するものである。例えば
追加のフリップフロップを直列に接続、零水準100以
上に見られた特性を負方向にも同じく実現する事により
、領域を更に拡大する事も可能であろう。領域を猶一層
拡大したい場合、以上に述べた如くの構成を追加し得る
事も、当業者には明らかであろう。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、この発明は入力信号と基準信号の間
に僅かな位相差があると通常出力される調波に一定の電
圧が加えられる如くなっているので、電圧制御発振器の
応答が速い効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による位相/周波数検出器を組み込まれ
るべき、従来のデジタルPLLを示す、ブロック図であ
る。 第2図は、本発明がその改良である、従来のデジタル位
相/周波数検出器の回路図である。 第3図(1)乃至(5)は、第2図に示したデジタル位
相/周波数検出器の動作を示す波形を示す。 第4図は、第2図に示した従来の位相/周波数検出器に
特徴的な出力を示す。 第5図は、本発明の趣旨に沿って改善されたデジタル位
相/周波数検出器の望ましい特性を示す。 第6図は、本発明により実現される波形の時間領域図で
ある。 第7図は、本発明の回路図である。 手続争甫正書(方式) ■、事件の表示 昭和61年特許願第099267号 2、発明の名称 拡大領域デジタル位相/周波数検出器 3、補正をする者 事件との関係  出願人

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力信号及び基準信号を受信する手段と前記入力
    信号及び基準信号の差異に応じ た衝撃係数を持つ方形波を、リセット可能に発生する手
    段、但し、該衝撃係数は位相及び周波数に於ける前記差
    異の周期毎に繰り返す、及び所定の衝撃係数に基づいて
    、これを表す出 力をもたらし、前記方形波発生手段をリセットする手段
    、とより成る、入力信号と基準信号との位相及び周波数
    の差異を検出する為のデジタル位相/周波数検出器。
  2. (2)前記方形波を積分して、その衝撃係数に対応する
    勾配を有する鋸波を得る手段、及び前記方形波発生手段
    をリセットするに先 立ち、該手段の出力を、前記鋸波のピーク値に於ける所
    定の定数である衝撃係数に加算する手段、を有する特許
    請求の範囲第1項に記載する回路。
  3. (3)更に別の所定の衝撃係数に応じて、その衝撃係数
    を表す出力をもたらし、更に別の方形波発生手段をリセ
    ットする手段、及び 前記更に別の方形波発生手段をリセット するに先立ち、その出力を、更に別の鋸波のピーク値に
    於ける所定の定数である衝撃係数に加算する更に別の手
    段を有する、特許請求の範囲第1項に記載する回路。
  4. (4)前記方形波積分手段が、基準信号に先行する入力
    信号については正の鋸波をもたらし、又、基準信号に遅
    延する入力信号については負の鋸波を齎す手段を含み、
    更に 前記所定の衝撃係数に応する手段が、信 号の先行、遅延に関わらず一定である出力を加算する手
    段を有する特許請求の範囲第2項或いは第3項に記載す
    る回路。
JP61099267A 1985-04-29 1986-04-28 拡大領域デジタル位相/周波数検出器 Pending JPS61288515A (ja)

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