JPS61286408A - 除雪方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ジェットポンプを用いた積雪の除雪方法に関
するものである。

（従来の技術） 従来、除雪するには、その規模によりスコップやロータ
リ一式の除雪機械などが用いられているが、雪の特質に
より除雪作業がスムーズにいかないと云う問題があった
。即ち、積雪は時間の経過とともに「しまり」現象が生
じ、結晶同士が互いにしっかりと結合してい（のである
。従って、スコップよる場合には多大を労力を要し、ま
た除雪機械による場合には回転羽に雪が付着して使用時
間が長くなるにつれて除雪効率が低下するという問題が
あった。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明は上記の点に鑑みてなされたものであって、その
目的とするところはジエ７トボンブを搬送手段とするこ
とにより雪の付着による搬送能力の低下を防ぐことがで
き、また搬送する雪を細か（破砕した状態が搬送できて
搬送効率を向上させることのでき、更にジェットポンプ
の駆動水等として融雪水を用いることにより現場での駆
動水の確保ができる除雪方法を提供するにある。

（問題点を解決するための手段） 本発明の要旨は、中間にジェットポンプ５を装着した搬
送管４を用い、雪の表面を撒水しながら搬送管４の吸引
口３２から咳雪を吸引して搬送管４の排出口３７から融
雪水貯蔵タンク３に排出し、融雪水貯蔵タンク３内の融
雪水３８をジェントポンプ５の駆動水２１及び雪への撒
水３９用として循環使用することを特徴とする除雪方法
に係るものである（実施例） 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳述する。

本発明の除雪方法に使用される装置は、融雪水貯蔵タン
ク３と、ジェットポンプ５を有する搬送管４とから成る
。

搬送管４の一端はオーガー１を有する雪かき寄せ部２の
吸引口３２に接続してあり、搬送管４の他端は融雪水貯
蔵タンク３内に開口しである。搬送管４のうち雪かき寄
せ部３近くにジェットポンプ５が装着されである。

ジェットポンプ用高圧水供給ポンプ６の吸引管７は融雪
水貯蔵タンク３に開口しである。

３１は撒水部であって、例えば搬送管４の周囲に形成さ
れてあり、撒水口８は雪かき寄せ部２に形成されである
。９は給水管であって、給水管９の一端を撒水部３１に
接続すると共に、給水管９の（５端を融雪水貯蔵タンク
３内に開口しである。１０は給水ポンプ１０である。

尚、雪かき寄せ部２と融雪水貯蔵タンク３とは、移動手
段に一体的に搭載しても良いし、また雪かき寄せ部２の
を搭載しても良い。

次にジェットポンプ５の構造について述べる。

ジェットポンプは、第２図に示すように水ジエツト噴射
部１１と空気ジェット噴射部１２との２段式である。

水ジエツト噴射部１１は次のように構成される。

吐出管１３と吸引管Ｉ４とは同軸にして接続してあり、
吐出管１３を吸引管１４がわに向けて接続部までラッパ
状に拡開してジェット噴射室１５を形成しである。ジェ
ット噴射室１５の周壁には空気導入口１６を開口しであ
る。そしてジェット噴射室１５の拡開端部には、管の周
方向に沿って環状のジェット水導入路１７を有するジェ
ット水導入チャンバー１８を形成してあり、ジェット水
導入チャンバー１８の内周壁に適宜間隔で複数個のジェ
ットノズル１９を設けである。しかしてジェットノズル
１９が搬送路２０から退くこととなり、搬送路２０が狭
くならず、被搬送物（雪）をスムーズに運ぶことができ
る。更に、駆動水２１はジェット噴射室１５の周壁にガ
イドされるので、噴射力が衰えることがない。更に、ジ
ェットノズル１９から環状に噴射される駆動水２１は、
空気導入口１６から導入される空気で囲繞されるので、
駆動水２１と管との摩擦を防ぐことができる。

空気ジェット噴射部１２は、ラッパ状のジエ−／　）噴
射室２２の拡開端部に、管の周方向に沿って環状の空気
ジェット導入路２３を有する空気ジェット導入チャンバ
ー２４を形成してあり、空気ジェット導入チャンバー２
４の内周壁に適宜間隔で複数個のジェットノズル２９を
設けである。ジェット噴射室２２内には空気ガイド筒２
５を配してジェット噴射室２２の周壁との間に空気ガイ
ド路２６を形成しである。

ジェット噴射室２２の周壁には空気導入口２７を開口し
てあり、空気ガイド筒２５の拡開端部はジェット噴射室
２２の周壁に接続しである。しかしてジェット水２１と
空気ジェット２８とによって雪を強力に搬送できるのは
勿論のこと、空気ジェット２８と雪とが混合することに
より破砕雪同士の再結合を防ぐことができる。更に空気
導入口２７がら空気ガイド路２６を通って環状に導入さ
れる空気によって水ジエツト噴射部１１に達する前に、
雪を予備的に囲繞できて駆動水２１よる搬送効率が向上
する。

第３図はジェットポンプの第２実施例を示してあり、空
気ジェット噴射部１２にはラッパ状のジェット噴射室２
２を形成せず、またジェットノズル２９に代えて管の全
周にわたってスリット状のジェット噴射室３０を形成し
である。

第４図はオーガー１に代えてスコップ４０を使用した実
施例を示しである。

第５図及び第６図はオーガー１に代えてショベルトラク
ター４２のショベル４１を使用した実施例を示しである
。

（効果） 本発明は、上述のように中間にジェットポンプを装着し
た搬送管を用い、雪の表面を撒水しながら搬送管の吸引
口から該雪を吸引して搬送管の排出口から融雪水貯蔵タ
ンクに排出するので、ジ工フトポンプを搬送手段とする
ことにより、雪の付着による搬送能力の低下を防ぐこと
ができるのは勿論のこと、撒水により積雪を予め緩ませ
ることができて搬送がスムーズにでき、しかもジェット
ポンプよる搬送中に雪が搬送管内でジェットによって破
砕され、したがって雪の搬送が一層スムーズに行うこと
ができるという効果を奏する。

また融雪水貯蔵タンク内の融雪水をジェットポンプの駆
動水及び雪への撒水用として循環使用するので、現場で
の駆動水を容易に確保できるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の除雪方法に使用される装置の概略図、
第２図及び第３図は同上のジェットポンプの正断面図、
第４図は本発明の装置の第２実施例を示す概略図、第５
図の本発明の装置の第３実施例を示す概略図、第６図＋
ａ＋　（ｂｌは同上のショベルトラクターの正面図及び
ショベルの斜視図である。 ３−融雪水貯蔵タンク、４−搬送管、５−ジェットポン
プ、２１−駆動水、３２−・吸引口、３７・−排出口、
３８−融雪水、３９−撒水

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）中間にジェットポンプを装着した搬送管を用い、
   雪の表面を撒水しながら搬送管の吸引口から該雪を吸引
   して搬送管の排出口から融雪水貯蔵タンクに排出し、融
   雪水貯蔵タンクの融雪水をジェットポンプの駆動水及び
   雪への撒水用として循環使用することを特徴とする除雪
   方法。