JPS61285329A - 建物における壁体の冷却装置 - Google Patents
建物における壁体の冷却装置Info
- Publication number
- JPS61285329A JPS61285329A JP60127881A JP12788185A JPS61285329A JP S61285329 A JPS61285329 A JP S61285329A JP 60127881 A JP60127881 A JP 60127881A JP 12788185 A JP12788185 A JP 12788185A JP S61285329 A JPS61285329 A JP S61285329A
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- JP
- Japan
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- cooling
- water passage
- water
- wall body
- radiator
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、主としてコンクリートブロック構造の建築
物等、熱容量が大きく直射日光を受けて高温となり易い
ものにおいて、該壁体を冷却することによって室内を快
適な温度に保つようにした冷却装置に関するものである
。
物等、熱容量が大きく直射日光を受けて高温となり易い
ものにおいて、該壁体を冷却することによって室内を快
適な温度に保つようにした冷却装置に関するものである
。
従来の技術
従来、建物の壁体内に換気通路を形成し、この換気通路
を通る換気によって壁体を冷却するようにしたものは公
知である。
を通る換気によって壁体を冷却するようにしたものは公
知である。
発明が解決しようとする問題点。
しかしながら、上記の如く換気を流通させるものにおい
ては必ずしも充分な冷却効果を得ることができないとい
う欠点がある。この発明は、かかる従来の欠点を解消し
て、夏期高温となる壁体を有効に冷却して、より快適な
室内温度を得るようにした装置を提供することを目的と
する。
ては必ずしも充分な冷却効果を得ることができないとい
う欠点がある。この発明は、かかる従来の欠点を解消し
て、夏期高温となる壁体を有効に冷却して、より快適な
室内温度を得るようにした装置を提供することを目的と
する。
問題点を解決するための手段
このような目的を達成するため、この発明では、壁体(
1)内に上下方向の冷却水通路(2)を形成し、この冷
却水通路(2)と外部の熱交換器(5)とを結んで、該
冷却水通路(2)と熱交換器間を循環させるようにした
ことを特徴とするものである。
1)内に上下方向の冷却水通路(2)を形成し、この冷
却水通路(2)と外部の熱交換器(5)とを結んで、該
冷却水通路(2)と熱交換器間を循環させるようにした
ことを特徴とするものである。
作 用
壁体内の冷却水通路を通る水は、直射日光を受けて高温
となった壁体により加温される。lIlまった水は軽く
なって上昇して熱交換器へ入り、この熱交換器で冷却さ
れ重くなった水が下降し、再び冷却水通路に入って壁体
を冷却する。
となった壁体により加温される。lIlまった水は軽く
なって上昇して熱交換器へ入り、この熱交換器で冷却さ
れ重くなった水が下降し、再び冷却水通路に入って壁体
を冷却する。
実施例
以下、この発明の構成を図示の実施例に基づいて説明す
ると、第1図において、壁体(1)内にその上下方向に
沿って冷却水通路(2)を形成し、この冷却水通路(2
)の上端出口部(3)と屋根(4)上に設置した放熱器
(5)とを結び、これによって、該冷却水通路(2)内
の水を放Pl器(5)内へ導くよう構成する。この放熱
器(5)によって冷却された水は、外部配管(6)を介
して、前記冷却水通路(2)下端の入口部(7)へ導い
て、再び冷却水通路(2)(ilJへ循環させるもので
ある。
ると、第1図において、壁体(1)内にその上下方向に
沿って冷却水通路(2)を形成し、この冷却水通路(2
)の上端出口部(3)と屋根(4)上に設置した放熱器
(5)とを結び、これによって、該冷却水通路(2)内
の水を放Pl器(5)内へ導くよう構成する。この放熱
器(5)によって冷却された水は、外部配管(6)を介
して、前記冷却水通路(2)下端の入口部(7)へ導い
て、再び冷却水通路(2)(ilJへ循環させるもので
ある。
(8)は、上記入口部(7)へ水道水その他の冷却用水
を供給するための供給管であり、この供給管(8)の途
中に配設した元栓(9)を開くことによって、冷却水通
路(2)側に冷却水が供給される。
を供給するための供給管であり、この供給管(8)の途
中に配設した元栓(9)を開くことによって、冷却水通
路(2)側に冷却水が供給される。
また、冷却水通路(2)上端の出口部(3)には、放熱
器(5)側へ冷却水を供給することなく直接外部配管(
6)側へ循環させるバイパス通路(10)が、切換弁(
11)を介して設けられている。
器(5)側へ冷却水を供給することなく直接外部配管(
6)側へ循環させるバイパス通路(10)が、切換弁(
11)を介して設けられている。
即ち、冷却水通路(2)中の冷却水温度が高くない場合
には、この切換弁(11)を切換えることによって、放
熱器(5)を通さないで循環させることができるように
なっている。
には、この切換弁(11)を切換えることによって、放
熱器(5)を通さないで循環させることができるように
なっている。
第2図以下は、コンクリートブロック構造の壁体(1)
へ、前記冷却水通路(2)を形成するための具体例を示
している0図において、(21) (21)・・・は
、基礎(22)上に組積されるコンクリートブロックで
あり、これらのコンクリートブロック(21) (2
1)・・・は、内外の側壁部(23) (24)とこ
れら両側壁部(23) (24)を連結する一対の連
結部(25) (25)とから構成される。!物外側
即ち室内側と反対側に位置する側壁部(24)には、上
下方向の貫通孔(26)が形成されており、各ブロック
(21) (21)・・・を組積すると、それらの貫
通孔(24) (24)・・・が上下に連通ずる。
(27) (27)・・・が、前記壁体(1)内へ
冷却水通路(2)を形成するための多数の内部配管で、
これらの内部配管(27) (27)を、前記貫通孔
(26) (26)・・・へ挿入する。基礎(22)
上に載置される最下段のコンクリートブロック(21)
(21)・・・には、外側の側壁部(24)に開口
部(28)が形成されている。他方、外部配管(6)は
、各内部配管(27)(27)・・・からの冷却水を集
合する集合管となっており、その下部に多数の枝管(2
9) (29)・・・が連結されて、該枝管(29)
(29)・・・の先端を、第4図でも示すように、
前記開口部(28)より内部配管(27) (27)
・・・の下端へ接続するようになっている。 (30
)は、この開口部(2B)を覆う蓋板である。
へ、前記冷却水通路(2)を形成するための具体例を示
している0図において、(21) (21)・・・は
、基礎(22)上に組積されるコンクリートブロックで
あり、これらのコンクリートブロック(21) (2
1)・・・は、内外の側壁部(23) (24)とこ
れら両側壁部(23) (24)を連結する一対の連
結部(25) (25)とから構成される。!物外側
即ち室内側と反対側に位置する側壁部(24)には、上
下方向の貫通孔(26)が形成されており、各ブロック
(21) (21)・・・を組積すると、それらの貫
通孔(24) (24)・・・が上下に連通ずる。
(27) (27)・・・が、前記壁体(1)内へ
冷却水通路(2)を形成するための多数の内部配管で、
これらの内部配管(27) (27)を、前記貫通孔
(26) (26)・・・へ挿入する。基礎(22)
上に載置される最下段のコンクリートブロック(21)
(21)・・・には、外側の側壁部(24)に開口
部(28)が形成されている。他方、外部配管(6)は
、各内部配管(27)(27)・・・からの冷却水を集
合する集合管となっており、その下部に多数の枝管(2
9) (29)・・・が連結されて、該枝管(29)
(29)・・・の先端を、第4図でも示すように、
前記開口部(28)より内部配管(27) (27)
・・・の下端へ接続するようになっている。 (30
)は、この開口部(2B)を覆う蓋板である。
第2図において、(31) (31)・・・は、両側
壁部(23) (24)間の空間部へ挿入される鉄筋
配筋であって、この鉄筋配筋(31)を設置した後、第
4図の如く、両側壁部(23) (24)間にコンク
リ−) (32)が打設される。このように、この実施
例では、ブロック(21)内にコンクリートを打設する
場合を示しており、それ故、側壁部(24)に貫通孔(
26)を設けて内部配管(27)を挿入するようにして
いるが、そのようにコンクリートを打設しない場合には
、両側壁部(23) (24)間の空間部分に内部配
管(27)を挿通してもよい。
壁部(23) (24)間の空間部へ挿入される鉄筋
配筋であって、この鉄筋配筋(31)を設置した後、第
4図の如く、両側壁部(23) (24)間にコンク
リ−) (32)が打設される。このように、この実施
例では、ブロック(21)内にコンクリートを打設する
場合を示しており、それ故、側壁部(24)に貫通孔(
26)を設けて内部配管(27)を挿入するようにして
いるが、そのようにコンクリートを打設しない場合には
、両側壁部(23) (24)間の空間部分に内部配
管(27)を挿通してもよい。
また、上記第1図実施例において、放熱器(5)部分で
壁体(1)によって昇温された冷却水と他の液体又は気
体と熱交換させ、この熱交換によって得られる熱を他の
エネルギー源として使用してもよい。このように、この
発明の熱交換器は、単純に放熱させる場合とエネルギー
源として使用する場合の双方を含む。
壁体(1)によって昇温された冷却水と他の液体又は気
体と熱交換させ、この熱交換によって得られる熱を他の
エネルギー源として使用してもよい。このように、この
発明の熱交換器は、単純に放熱させる場合とエネルギー
源として使用する場合の双方を含む。
発明の効果
以上の如くこの発明によれば、壁体内に冷却水通路を設
けて、冷却水によって該壁体を冷却するのみならず、こ
の冷却水を熱交換器で冷却して循環させるようにしてい
るため壁体の冷却効果が大きく、直射日光を受けて非常
な高温となる夏期においても、従来に比較して遥かに快
適な温度まで室内温度を下げることができるという効果
がある
けて、冷却水によって該壁体を冷却するのみならず、こ
の冷却水を熱交換器で冷却して循環させるようにしてい
るため壁体の冷却効果が大きく、直射日光を受けて非常
な高温となる夏期においても、従来に比較して遥かに快
適な温度まで室内温度を下げることができるという効果
がある
第1図は本発明実施例を示す建物全体の要部縦断面図、
第2図は内部配管の取付は構造を示す壁体の要部斜視図
、第3図は同じく壁体の横断面図第4図は壁体下部の縦
断面図、第5図はこの発明の他の実施例を示す壁体の横
断面図である。 (1)・・・壁体、(2)・・・冷却水通路、(5)・
・・放熱器(熱交換器)。 特許 出願人 積木ハウス 株式会社 第1図 第3図 第4図 第5図
第2図は内部配管の取付は構造を示す壁体の要部斜視図
、第3図は同じく壁体の横断面図第4図は壁体下部の縦
断面図、第5図はこの発明の他の実施例を示す壁体の横
断面図である。 (1)・・・壁体、(2)・・・冷却水通路、(5)・
・・放熱器(熱交換器)。 特許 出願人 積木ハウス 株式会社 第1図 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 壁体内に上下方向の冷却水通路を形成し、この冷却水通
路と外部の熱交換器とを結んで、該冷却水通路と熱交換
器間を循環させるようにしたことを特徴とする建物にお
ける壁体の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60127881A JPH0665930B2 (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 | 建物における壁体の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60127881A JPH0665930B2 (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 | 建物における壁体の冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61285329A true JPS61285329A (ja) | 1986-12-16 |
JPH0665930B2 JPH0665930B2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=14970950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60127881A Expired - Lifetime JPH0665930B2 (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 | 建物における壁体の冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0665930B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006132281A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Nippon Aaku Kaihatsu Kk | 建築物の水管構造 |
JP2011523021A (ja) * | 2008-06-10 | 2011-08-04 | ターマック・ビルディング・プロダクツ・リミテッド | 熱負荷体の温度の変更 |
CN105864937A (zh) * | 2016-04-29 | 2016-08-17 | 郑悦 | 建筑物温度调节系统 |
CN113832951A (zh) * | 2021-09-18 | 2021-12-24 | 宁波同三建设集团有限公司 | 一种地基注浆加劲桩及其施工方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50108719A (ja) * | 1974-02-07 | 1975-08-27 | ||
JPS51102339A (ja) * | 1975-03-05 | 1976-09-09 | Jiro Asahina | |
JPS56117031A (en) * | 1980-02-20 | 1981-09-14 | Hitachi Ltd | Circulation type cooling system |
-
1985
- 1985-06-11 JP JP60127881A patent/JPH0665930B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50108719A (ja) * | 1974-02-07 | 1975-08-27 | ||
JPS51102339A (ja) * | 1975-03-05 | 1976-09-09 | Jiro Asahina | |
JPS56117031A (en) * | 1980-02-20 | 1981-09-14 | Hitachi Ltd | Circulation type cooling system |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006132281A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Nippon Aaku Kaihatsu Kk | 建築物の水管構造 |
JP2011523021A (ja) * | 2008-06-10 | 2011-08-04 | ターマック・ビルディング・プロダクツ・リミテッド | 熱負荷体の温度の変更 |
CN105864937A (zh) * | 2016-04-29 | 2016-08-17 | 郑悦 | 建筑物温度调节系统 |
CN105864937B (zh) * | 2016-04-29 | 2019-03-15 | 浙江津海机械科技有限公司 | 建筑物温度调节系统 |
CN113832951A (zh) * | 2021-09-18 | 2021-12-24 | 宁波同三建设集团有限公司 | 一种地基注浆加劲桩及其施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0665930B2 (ja) | 1994-08-24 |
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