JPS61284151A

JPS61284151A - 回線終端装置

Info

Publication number: JPS61284151A
Application number: JP12653885A
Authority: JP
Inventors: Yasuo Horie; 堀江　康雄; Yoshiyuki Ozawa; 小沢　佳之
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-06-11
Filing date: 1985-06-11
Publication date: 1986-12-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、留守番電話装置等のような回線終端装置に関
する。

従来の技術第３図は従来の留守番電話装置の構成を示している。第
３図において、１は、呼出し信号検出回路であシ、その
出力端子は回線制御回路２に接続されており、呼出し信
号を検出することによって着信を認識し、ＯＭＬ　　リ
レー３を閉じることによって、回線への接続動作を完了
する。更に、回線の接続が完了したことを記憶再生手段
制御回路４に通知する。記憶再生手段制御回路４は、回
線制御回路２からの通知によって、記憶再生手段６を駆
動する。この記憶再生手段は、記憶再生手段制御回路４
からの指示に従って、記憶されている信号を再生して、
インタフェース回路５全通して線路に送出したり、或は
、インタフェース回路５を通して受信する通話信号を記
憶したりする。７のスピーカ及び８のマイクは、記憶再
生手段６に記憶されている通話信号を、可聴音に変換し
たシ、伝えるメツセージの音声を通話信号に変換したシ
するためのものであり、その指示は、すべて利用者が入
力スイッチ１２によって与える。又、記憶再生手段６の
状態表示は、出力表示手段１３で実現する。出力表示手
段１０は、回線制御回路２の通信状態を利用者に表示す
るために用いる。

回線の復旧は、話中音検出回路９を検出した場合、それ
が回線料・御回路２に通知され、この回線制御回路２は
記憶再生手段制御回路４に記憶再生手段６の停止を要請
し、４からの完了の通知を受けてＯＭＬリレー３を開く
ことによって実現する。

又、回線障害等によって話中音検出回路９が話中音を検
出できない場合でも、回線制御回路２は時限監視を行っ
ており、予め監視時間をタイマ１１に設定しておき、タ
イマ１１から通知がくると、回線制御回路２は強制的に
回線を復旧する。

回線の復旧を完了すると、回線制御回路２は記憶再生手
段制御回路４に通知し、記憶再生手段６に対して、次の
着信に備えるよう指示する。

発明が解決しようとする問題点しかしながら、上記従来例では、記憶再生手段が一つし
かないため、不特定多数の発信者からの音声信号が何ら
区別されることなく、すべて一つの記憶再生手段に記憶
されることになる。このため、期待すべき発信者からの
音声メツセージのみを抽出したい場合でも、記憶再生手
段に記憶されているすべての音声メツセージを検索しな
ければならず、検索に長い時間と労力を要する問題点が
あった。また従来例では、特定の発信者にのみ、特定の
メツセージを再生して送出することかできない問題点が
あった。

本発明は上記従来の問題点を解決するものであシ、特定
の発信者からのメツセージを記録したり、または特定の
発信者へメソセージを送出することかできる回線終端装
置を提供するものである。

問題点を解決するための手段本発明は上記目的を達成するために、複数の記憶再生手
段と、トーン信号を検出、識別する手段と、特定のトー
ン信号が識別された際に、複数の記憶再生手段の内所定
の記憶再生手段を動作させる制御手段とを備えたもので
ある。

作用本発明は上記のような構成であシ、特定のトーン信萼が
識別されると、所定の記憶再生手段を記録状態または再
生状態にし、特定の発信者から送られるメツセージを所
定の記憶再生手段に記録したり、または所定の記憶再生
手段を再生して特定の発信者にメツセージを送出したシ
することができる。

実施例第１図は、本発明の一実施例の構成を示すものである。

本実施例における装置の内部構成は、第３図の従来例に
比較して、１４のダイアルド−／検出・識別回路と１５
．１６の切換回路と、１７の識別番号記憶手段と、記憶
再生手段制御回路４０指令によって動作するタイマ１８
が付加されている点が異なる。また、６の記憶再生手段
は、ｎ個の同等なものの集合体になっている。１４は、
ダイアルトーンの受信を検出し、それがどの数字を表す
かを識別するダイアルトーン検出識別回路であシ、その
結果は記憶再生手段制御回路４に通知される。１５．１
６　は、記憶再生手段６ａ、　６ｂ〜６ｎ　のうち、ど
れか一つを選択して、回線、又はスピーカ７又はマイク
８に接続するための切換回路であり、その指示は、記憶
再生手段制御回路４が与える。１７は、期待すべき特定
の発信者の識別番号と、そのような発信者からの着信が
あったとき、どの記憶再生手段６ａ、６ｂ〜６ｎを回線
に接続するかを示す情報を記憶する。識別番号及び上記
の情報は、利用者が入力スイッチ１２によって指定する
。１８のタイマは、回線接続後、ダイアルトーンが送ら
れてくるべき時刻を測るために用いられる。

次に上記実施例の動作について説明する。第２図に、本
実施例装置に電話をかけた場合の発信平頭を示す。

回線からの着呼によって、回線から呼び出し信号が発生
し、呼出し信号検出回路１がそれを検出して回線制御回
路２に通知する。回線制御回路２は、呼出し信号検出回
路１からの通知に従ってＣＭＬリレー３を閉じ、回線を
接続し、同時に接続が完了したことを記憶再生手段制御
回路４に通知する。更に、タイマ１１に、１回の通話で
許される時間をセットし、駆動する。記憶再生手段制御
回路４は、回線制御回路２からの通知を受けて、識別信
号の送出を促すメツセージが記憶されている記憶再生手
段６ａ、　６ｂ、〜６ｎの中から選び、それと回線を接
続するよう切換回路１５に指示する〇その後、指定した
記憶再生手段６ａ、６ｂ〜６ｎ　　を駆動し、識別番号
の送出を促すメツセージを送出する。同時に、タイマ１
８を駆動する、タイマ１８は、所定時間内に識別番号を
受信しなかった場合の時限監視を行うだめのものである
。

発信側の識別信号の送出に伴い、ダイアルトーン検出・
識別回路１４は、受信したダイアルトーンを識別し、そ
れを記憶再生手段制御回路４に通知する。

記憶再生手段制御回路４は、識別番号の全桁の受信を確
認すると、識別番号記憶手段１７を検索し、その中に受
信した識別番号と同じものがあるかどうかを調べる。も
し、識別番号記憶手段１７の中に受信した識別番号があ
る場合、記憶再生手段制御回路４はそれに対応して、ど
の記憶再生手段６　ａ、　６ｂ〜６ｎを回線に接続すれ
ばいいかを示す情報を検索し、その情報に従って、切換
回路１５に指示し、該当する記憶再生手段６ａ、　６ｂ
または６ｎを回線に接続する。受信した識別信号が識別
番号記憶手段１７に含まれていない場合、或はタイマ１
８からの通報によって、発信側の識別番号を示すダイア
ルトーンの受信がなかった場合、発信者を不特定一般の
発信者と判断し、その場合に回線に接続するべき記憶再
生手段の番号を切換回路１５に通知し、この切換回路１
５による回線との接続が完了すると、通話が開始される
。通常、通話の開始時に、着信側は発信側に通話の開始
を知らせるメツセージを送出するので、発信側は、それ
を待って、伝えるべきメツセージの送出を開始する。

通話の終了は、発信側が、受話機を置＜（ＯＦＦ−Ｆ　
ＯＯＫ　）ことによって、発生する話中音を話中音検出
回路９が検出し、それを回線制御回路２に通知すること
によって認識する。話中音検出回路９からの通知によっ
て回線制御回路２は記憶再生手段制御回路４に記憶再生
手段の停止を要請し、その完了を待ってＯＭＬ？レー工
を７開放し、回線を復旧する。回線障害等によって話中
音検出回路９が話中音を検出できなかった場合、或は、
通話時間が規定の時間を越えた場合、回線制御回路２は
タイマ１１からの通知に従って、強制的に回線を復旧す
る。

回線の復旧が完了すると、回線制御回路２は、記憶再生
手段制御回路４に通知し、この記憶再生手段制御回路４
は、次の着信に備えるよう、切換回路１５及び記憶再生
手段６に指示する。入力スイッチ１２は、期待すべき発
信者の識別信号及びその発信者との通話を記憶再生する
記憶再生手段６ａ、６ｂ〜６ｎ　　の番号を入力するの
にも用いる。

切換回路１６は、スピーカ７、マイク８と複数の記憶再
生手段６ａ、　６ｂ〜６ｎ　　との接続を切換えるため
のものである。

発明の効果本発明は上記実施例より明らかなように、ダイアルトー
ンで識別番号を受信することによって、発信者が誰であ
るかを識別し、特定の発信者からの通話信号を特定の記
憶再生手段に記憶することができるため、期待すべき発
信者からのメツセージのみを、何らの検索働作を要する
ことなく即座に取り出せる。また、本発明によれば期待
すべき発信者のみに特定のメツセージを伝えることも可
能となるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における回線終端装置のブロ
ック図、第２図は同装置の動作手順を示す図、第３図は
従来の留守番電話装置のブロック図である。１・・・呼出し信号検出回路、２・・・回線制御回路、
３・・・ＯＭＬＩＪレー、４・・・記憶再生手段制御回
路、５・・・インタフェース回路、６ａ、６ｂ〜６ｎ・
・・記憶再生手段、７・・・スピーカ、８・・・マイク
、９・・・話中音検出回路、１０・・・出力表示手段、
１１・・・タイマ、１２・・・入力スイッチ、１３・・
・出力表示手段、１４・・・ダイアルド−／検出識別手
段、１５．１６・・・切換回路、１７・・・識別番号記
憶手段、１８・・・タイマ。代理人の氏名　弁理土中尾敏男ほか１名にも−ｐ　作＊
へ −冗　鰯

Claims

【特許請求の範囲】

（１）電話回線を介して送られてくる音声信号または電
話回線を介して送出する音声信号を記憶する複数の記憶
再生手段と、予め設定された識別符号を記憶する識別符
号記憶手段と、電話回線接続後この電話回線を介して送
られるトーン信号を検出しその内容を識別するトーン信
号検出識別手段と、このトーン信号検出識別手段により
識別された符号が上記識別符号記憶手段に記憶されてい
る識別符号と一致するか否か検索し一致した場合に上記
複数の記憶再生手段の内の所定の記憶再生手段を動作さ
せる制御手段とを具備してなる回線終端装置。
（２）トーン信号検出識別手段により識別された符号が
識別符号記憶手段に記憶されている識別符号と一致した
場合に、複数の記憶再生手段の内の所定の記憶再生手段
を記録可能状態とし、電話回線を介して送られてくる音
声信号を記録させる制御手段を具備してなる特許請求の
範囲第１項記載の回線終端装置。
（３）トーン信号検出識別手段により識別された符号が
識別符号記憶手段に記憶されている識別符号と一致した
場合に、複数の記憶再生手段の内の所定の記憶再生手段
を再生可能状態とし、上記所定の記憶再生手段に記録さ
れている音声信号を電話回線を介して送出させる制御手
段を具備してなる特許請求の範囲第１項記載の回線終端
装置。