JPS61283618A - 光硬化性エポキシ樹脂組成物 - Google Patents
光硬化性エポキシ樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS61283618A JPS61283618A JP12560085A JP12560085A JPS61283618A JP S61283618 A JPS61283618 A JP S61283618A JP 12560085 A JP12560085 A JP 12560085A JP 12560085 A JP12560085 A JP 12560085A JP S61283618 A JPS61283618 A JP S61283618A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- epoxy resin
- tetrafluoroantimonate
- resin composition
- transparent
- tritolylsulfonium
- Prior art date
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- Pending
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- Epoxy Resins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、透明性、耐熱性に優れる光硬化性のエポキシ
樹脂組成物に関する。
樹脂組成物に関する。
(従来の技術)
レンズ、プリズム、光ファイバー、光デイスク基板、光
通信部品2発光受光素子、封止材等の光学部品、光学素
子は従来主にガラスを用いて作成されていたが最近は透
明性を有する合成樹脂を用いて作成することも行われて
いる。
通信部品2発光受光素子、封止材等の光学部品、光学素
子は従来主にガラスを用いて作成されていたが最近は透
明性を有する合成樹脂を用いて作成することも行われて
いる。
これらの透明性樹脂から作られる光学部品、光学素子等
は、ガラスに比べ軽くまた成形が容易なことから大量生
産が可能なため近年需要が増大している。
は、ガラスに比べ軽くまた成形が容易なことから大量生
産が可能なため近年需要が増大している。
また、液晶表示装置の製造における透明板の貼り付け、
偏光板の貼りつけ、光ファイバーのコネクターへの接着
等ガラスや透明性樹脂部品を他の物質と接着するための
接着剤としても透明性樹脂の用途は多く光学部品、電子
部品のみならず建築。
偏光板の貼りつけ、光ファイバーのコネクターへの接着
等ガラスや透明性樹脂部品を他の物質と接着するための
接着剤としても透明性樹脂の用途は多く光学部品、電子
部品のみならず建築。
自動車、照明器具、工芸品等の分野においても広く使用
されている。
されている。
このような透明性を有する樹脂としては現在一般にポリ
スチレン、ポリカーボネート、アクリル樹脂、ジエチレ
ングリコールビスアリル、カーボネート、エポキシ樹脂
等が用いられている。
スチレン、ポリカーボネート、アクリル樹脂、ジエチレ
ングリコールビスアリル、カーボネート、エポキシ樹脂
等が用いられている。
一方、これらの透明性樹脂は速硬化及び−液配合化を可
能ならしめる方法として光硬化性の透明樹脂が注目され
ている。
能ならしめる方法として光硬化性の透明樹脂が注目され
ている。
これらの透明性を有する光硬化樹脂としては。
1.ユボヰシアクリレート、ウレタンアクリレート等の
アクリレート樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等アリル基
、ビニリデン基、ビニル基を有する樹脂をラジカル重合
触媒によりラジカル重合を行ったものと。
アクリレート樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等アリル基
、ビニリデン基、ビニル基を有する樹脂をラジカル重合
触媒によりラジカル重合を行ったものと。
ii、特開昭59−204676号公輻、特開昭53−
.120799号公報、特開昭60−51770号公報
に記載されているように、エポキシ樹脂に光照射により
分解してルイス酸を発生する触媒を用いカチオン重合を
行ったものがある。
.120799号公報、特開昭60−51770号公報
に記載されているように、エポキシ樹脂に光照射により
分解してルイス酸を発生する触媒を用いカチオン重合を
行ったものがある。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしこれらのアクリレート樹脂、ビニル樹脂は一般に
耐熱性耐湿性に劣り光学部品電子部品に使用するために
は限界がある。また、一般に屈折率も低いためレンズ用
に使いる場合には同じ焦点距離のレンズを作るために肉
厚を厚くしなければならない欠点がある。
耐熱性耐湿性に劣り光学部品電子部品に使用するために
は限界がある。また、一般に屈折率も低いためレンズ用
に使いる場合には同じ焦点距離のレンズを作るために肉
厚を厚くしなければならない欠点がある。
特開昭53−120799号公報、特開昭60−517
70号公報に見られるエポキシ樹脂に一般の光分解性ル
イス酸触媒を用いる方法は耐熱性に優れいるが透明性が
充分でない。
70号公報に見られるエポキシ樹脂に一般の光分解性ル
イス酸触媒を用いる方法は耐熱性に優れいるが透明性が
充分でない。
また特開59−204676号公報に見られるハロゲン
化エポキシ樹脂に光分解性ルイス酸触媒を用いる方法は
透明性が劣る他1重合物が低く、耐候性も満足できるも
のでない。
化エポキシ樹脂に光分解性ルイス酸触媒を用いる方法は
透明性が劣る他1重合物が低く、耐候性も満足できるも
のでない。
本発明は、透明性、耐熱性に優れた光硬化性のエポキシ
樹脂組成物を提供するものである。
樹脂組成物を提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、エポキシ樹脂と、光分解してルイス酸を発明
する硬化剤として作用する。トリトリルスルフォニウム
テトラフロロアンチモネート。
する硬化剤として作用する。トリトリルスルフォニウム
テトラフロロアンチモネート。
トリキシリルスルフオニウムテトラフロロアンチとより
成る光硬化性エポキシ樹脂組成物である。
成る光硬化性エポキシ樹脂組成物である。
エポキシ樹脂は、グリシジルエーテル型、グリシジエス
テル型、グリシジルアシン型、AIl状脂状膜肪族エポ
キシサイド型環族エポキシサイド型等いかなるエポキシ
樹脂でも使用できる。又、モノマー、オリゴマーでも良
く、変性されていても良い、又、相容性のある他のポリ
マーとの混合物でも良い。
テル型、グリシジルアシン型、AIl状脂状膜肪族エポ
キシサイド型環族エポキシサイド型等いかなるエポキシ
樹脂でも使用できる。又、モノマー、オリゴマーでも良
く、変性されていても良い、又、相容性のある他のポリ
マーとの混合物でも良い。
トリトリルスルフォニウムテトラフロロアンチモネート
、トリキシリルスルフォニウムテトラフロロアンチモネ
ートは1例えば、米国特許第2807648号公報、仏
画特許第2459265号公報に記載された方法で合成
することが出来る。
、トリキシリルスルフォニウムテトラフロロアンチモネ
ートは1例えば、米国特許第2807648号公報、仏
画特許第2459265号公報に記載された方法で合成
することが出来る。
配合割合(重量)は、エポキシ樹脂:硬化剤=100
:o、5−to望ましくは100 :1−4である
。
:o、5−to望ましくは100 :1−4である
。
硬化剤は溶剤用希釈した溶液でも良い。2種硬化剤混合
してもよい。
してもよい。
本発明のエポキシ樹脂組成物には、酸化防止剤。
紫外線防止剤9着色剤を加えてもよい(但しUV硬化を
限外するものを除く)。
限外するものを除く)。
又、若干量(10重量パーセント以下)充填剤を加えて
もよい、微粉はどよくアエロビルガラスピーズが好まし
い。
もよい、微粉はどよくアエロビルガラスピーズが好まし
い。
本発明のエポキシ樹脂組成物は、光照射により硬化し、
透明硬化物となるが5肉厚成形品の場合は光照射で表面
層を硬化させた後、加熱により内部を硬化してもよい。
透明硬化物となるが5肉厚成形品の場合は光照射で表面
層を硬化させた後、加熱により内部を硬化してもよい。
実施例1゜
容器に6.5gのキシシンと1.47gの無水塩化アル
ミニウムを取り、常温で0.5時間攪拌した。その後1
3〜15℃に冷却し0.92gの一塩化イオウを発熱を
おさえらから徐々に添加した。その後発熱をおさえなか
らC1□を導入し黒色物を得た。
ミニウムを取り、常温で0.5時間攪拌した。その後1
3〜15℃に冷却し0.92gの一塩化イオウを発熱を
おさえらから徐々に添加した。その後発熱をおさえなか
らC1□を導入し黒色物を得た。
次に5gの水に黒色物を徐々に加え攪拌静置した。三層
に分離したら中間層を分取した。
に分離したら中間層を分取した。
取り出した中間層を再度2gの水中に加え撹拌静置した
。三層に分離したら下層を分取した。無色収量2.5g
、次の分取した無色液体2gと水2mlの混合物を炭耐
プロピレン2.5ml とNa5bF b 1 、75
gの混合物に添加し攪拌静置した。
。三層に分離したら下層を分取した。無色収量2.5g
、次の分取した無色液体2gと水2mlの混合物を炭耐
プロピレン2.5ml とNa5bF b 1 、75
gの混合物に添加し攪拌静置した。
三層に分離したら下層の
の炭酸プロピレン溶液を取り出し硬化剤を得た。
エピコート828(油化シェルエポキシ■社商品名。
エポキシ樹脂10g )に上記合成した硬化剤0.5g
を加え、均一に混合した。その混合液をガラス板に約2
00 μm厚みに塗布し80W高圧水銀灯を10秒照射
した。
を加え、均一に混合した。その混合液をガラス板に約2
00 μm厚みに塗布し80W高圧水銀灯を10秒照射
した。
塗布液は内部まで固った無色透明な硬化物になった。ま
た、混合液を厚さIIIIIlのガラス製セルに注入し
1両面から同様に光照射を行った。透明板の光透過率は
90.5パーセント(於400ns )、93.0(於
800nn+ )屈折率nd=1.589.ガラス転位
温液130℃あった。
た、混合液を厚さIIIIIlのガラス製セルに注入し
1両面から同様に光照射を行った。透明板の光透過率は
90.5パーセント(於400ns )、93.0(於
800nn+ )屈折率nd=1.589.ガラス転位
温液130℃あった。
実施例2
キシl/ノのかわりにトルエンを用い実施例1と同様に
して硬化剤を合成した。
して硬化剤を合成した。
エボミックR140(三井石油化学■製商品名、エポキ
シ樹脂)7g、ネオペンチルブレコールジグリシジルエ
ーテル3gに上記の硬化剤0.1gと着色荊ナフテン酸
コバル) 0.002gを加え均一に混合した。
シ樹脂)7g、ネオペンチルブレコールジグリシジルエ
ーテル3gに上記の硬化剤0.1gと着色荊ナフテン酸
コバル) 0.002gを加え均一に混合した。
その混合物をガラス板に約450μm厚みに塗布し12
0wメタルハライドランプを10秒照射した。塗布液は
内部まで固無色透明の硬化物になった。また、厚」1の
セルに注入し同様に照射した透明板は光透過率91.0
パーセント(於400nm )、92.5パーセント(
於800nm ) 、屈折率1.57B 、ガラス転位
温ンff7.118℃であった。
0wメタルハライドランプを10秒照射した。塗布液は
内部まで固無色透明の硬化物になった。また、厚」1の
セルに注入し同様に照射した透明板は光透過率91.0
パーセント(於400nm )、92.5パーセント(
於800nm ) 、屈折率1.57B 、ガラス転位
温ンff7.118℃であった。
比較例1
キシレンのかわりにヘンゼンを用い実施例1と同様にし
てトリヘンジルスルフォニウムテトラフロロアンチモネ
ートを合成し、それをエピコート82B、 logに0
.5g加え均一に混合し実施例1と同様に光照射いた硬
化物は、茶褐色半透明であった。
てトリヘンジルスルフォニウムテトラフロロアンチモネ
ートを合成し、それをエピコート82B、 logに0
.5g加え均一に混合し実施例1と同様に光照射いた硬
化物は、茶褐色半透明であった。
比較例2
LIVE1014()リベンジルスルフォニウムテトラ
フロロアンチモネート、GE社製商品名)を使用し、実
施例1と同様に光照射した硬化物は、茶褐色、半透明で
あった。
フロロアンチモネート、GE社製商品名)を使用し、実
施例1と同様に光照射した硬化物は、茶褐色、半透明で
あった。
(発明の効果)
本発明のエポキシ樹脂組成物は、光硬化性であり、透明
性、耐熱性、高屈折率1高耐湿の硬化性ゴ大グ 内 @発明者 松崎 五三男 長野重器ね r小川1500i地 日立化成工業株式会社下館工場り
島3丁目化番2号
性、耐熱性、高屈折率1高耐湿の硬化性ゴ大グ 内 @発明者 松崎 五三男 長野重器ね r小川1500i地 日立化成工業株式会社下館工場り
島3丁目化番2号
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、エポキシ樹脂と、トリトリルスルフォニウムテトラ
フロロアンチモネート ▲数式、化学式、表等があります▼ トリキシリルスルフォニウムテトラフロロアンチモネー
ト ▲数式、化学式、表等があります▼ の少なくとも一種とより成る光硬化性エポキシ樹脂組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12560085A JPS61283618A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | 光硬化性エポキシ樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12560085A JPS61283618A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | 光硬化性エポキシ樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61283618A true JPS61283618A (ja) | 1986-12-13 |
Family
ID=14914151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12560085A Pending JPS61283618A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | 光硬化性エポキシ樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61283618A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0504569A2 (de) * | 1991-02-18 | 1992-09-23 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur Beschichtung oder Verklebung von elektronischen Bauelementen und Baugruppen |
EP0508951A2 (de) * | 1991-04-08 | 1992-10-14 | Ciba-Geigy Ag | Thermisch härtbare Zusammensetzungen |
-
1985
- 1985-06-10 JP JP12560085A patent/JPS61283618A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0504569A2 (de) * | 1991-02-18 | 1992-09-23 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur Beschichtung oder Verklebung von elektronischen Bauelementen und Baugruppen |
US5242715A (en) * | 1991-02-18 | 1993-09-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Process for coating or bonding electronic components and subassemblies |
EP0508951A2 (de) * | 1991-04-08 | 1992-10-14 | Ciba-Geigy Ag | Thermisch härtbare Zusammensetzungen |
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