JPS6128328Y2 - - Google Patents

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JPS6128328Y2
JPS6128328Y2 JP11452581U JP11452581U JPS6128328Y2 JP S6128328 Y2 JPS6128328 Y2 JP S6128328Y2 JP 11452581 U JP11452581 U JP 11452581U JP 11452581 U JP11452581 U JP 11452581U JP S6128328 Y2 JPS6128328 Y2 JP S6128328Y2
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JP
Japan
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candle
cylinder
holding cylinder
holder
crown body
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JP11452581U
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English (en)
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JPS5820417U (ja
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はキヤンドルスタンドに関する。
従来キヤンドルスタンドとしては、基台に形成
した挿入部に保持筒を挿脱自在に挿入するように
し、上記保持筒内にはコイルばねによつて常時上
方へ押し上げられるキヤンドル受台を摺動可能に
配設し、而も上記保持筒の上端開口部にはキヤン
ドルの芯が突出する開口部を有する冠体を装着し
て構成されており、上記キヤンドル受台にキヤン
ドルを載せれば、コイルばねの押圧力によつてキ
ヤンドルは常に上方に押圧され、ろう部が順次消
耗してもコイルばねの押圧力によつて常に一定位
置に炎が保持されるものが広く実用に供されてい
る。然しながら、この従来のキヤンドルスタンド
は、冠体や保持筒等に特段の工夫がないので、炎
によつて溶けたろうが保持筒内に流れてキヤンド
ル受台あるいはコイルばねと保持筒との間に流れ
込み、これが固化してコイルばねの弾性作用を失
くすと共に固化したろうの除去等掃除が極めて大
変であつた。
そこで、実公昭51−2428号公報にみられるよう
に上記のキヤンドル保持筒を縦方向に2つ割可能
としたキヤンドルスタンドが考案されており、こ
れによれば保持筒を開くことができるので、内部
に付着したろうの除去作業が容易となるものの、
やはり保持筒内面やコイルばねにろうが付着する
ものであつてそれを取り除かねばならないから、
至極清掃が面倒である。
本考案は述上の点に鑑み成されたもので、基台
に形成した挿入部に保持筒を挿脱自在に挿入する
ようにし、上記保持筒内にはコイルばねによつて
常時上方へ押し上げられるキヤンドル受台を摺動
可能に配設し、而も上記保持筒の上端開口部には
キヤンドルの芯が突出する開口部を有する冠体を
装着したキヤンドルスタンドに於いて;上記キヤ
ンドル受台はキヤンドルの下端部が座す底部と底
部より立ち上りキヤンドルの下端部のまわりに空
間を存して位置する筒部より成ると共に、上記冠
体は保持筒の上部の周りに密着する外筒と、外筒
に対して空間を存するように天板の下部に垂設さ
れた、キヤンドルの上部の周りに密着してキヤン
ドルを保持する内筒より成り、キヤンドルの燃焼
の終期に於て、冠体の内外筒の間に位置せるキヤ
ンドル受台の筒部が、内筒面より十分な隙間を存
するように上記受台の筒部の径を定めると共に、
内筒の先端と筒部の立ち上り根部の間に隙間が存
するように筒部の高さを内筒の高さより大に定め
て成るキヤンドルスタンドであつて、その目的と
する所は、保持筒内及びコイルばね内へ溶けた
ろうが全く流れないキヤンドルスタンドを提供す
るにある。従つて従来のような面倒な清掃が全く
不要で極めて取り扱い易いキヤンドルスタンドを
提供するにある。又溶けたろうを一滴残さず燃
焼せしめ、ろうを保持筒、頭部冠体に残す事が全
くなく、従つて冷却後それら部分にろうが固化す
ることの全くないキヤンドルスタンドを提供する
にある。
次に添附図面に従い本考案の実施例を詳述す
る。
1は基台、2は基台1に対して着脱的に嵌合し
ている透光性の筒体、3は基台1の中央に形成さ
れた挿入部、4は上記挿入部3に下端を挿脱自在
に挿入する保持筒、5は保持筒4内に配設された
コイルばね、6は上記コイルばね5によつて常時
上方に付勢されている保持筒4内に摺動可能に配
されたキヤンドル受台、7は上記保持筒4の上端
開口部に着脱可能に被着され、キヤンドルAの芯
Bが突出し得る開口部8が形成された冠体であ
る。
さて、本考案はこのようなものに於て次の改良
を施したものである。即ち、キヤンドル受台6と
冠体7の形状を次のようにする。先ずキヤンドル
受台6については、キヤンドルAの下端部Cが座
す凹状の底部9と、底部9より立ち上りキヤンド
ルAの下方部Dのまわりに空隙を存して位置する
筒部10より成る形とする。そして上記冠体7
を、保持筒4の上部11の周りに密着する外筒1
2と、中心の開口部8に行くに従い次第に下降す
る天板13と、外筒12に対して空隙を存するよ
うにして天板13の下部に垂設され、キヤンドル
Aの上方部Eのまわりに密着する内筒14より成
るものである。そして、上記の形状のキヤンドル
受台6と冠体7の互いの関係を次のように定め
る。即ち、キヤンドルAの燃焼の終期に於ては、
キヤンドル受台6がコイルばね5により上方へ押
し上げられ、第2図に示すようになり、キヤンド
ル受台6の筒部10が冠体7の内外筒14,12
の間に位置するが、筒部10が内筒14に密着す
る事なく、内筒14に対して十分な空隙を有する
ように、内筒14の径rに対して筒部10の径R
を十分大きく定める。更に、冠体7の下にキヤン
ドル受台6が位置した状態に於て内筒14の先端
15と受台6の筒部10の根部16との間に十分
な隙間17ができるように、筒部10の高さH
を、内筒14の高さhより大に定めるものであ
る。
尚、保持筒4に対して冠体7を着脱的に被着す
る手段は第4図に示す如く従来周知の係合突起1
8と係合溝19を用いる等すればよい。
述上の構成に基き一連の燃焼動作を説明する。
先ず冠体7を保持筒4から外脱し、保持筒4内
にキヤンドルAを挿入する。即ちキヤンドル受台
6の凹状底部9にキヤンドルAの下端部Cを嵌合
保持せしめるようにして保持筒4内に挿入する。
次いでキヤンドルAをコイルばね5に抗して押し
下げ、保持筒4の頂部に冠体7を冠する。冠体7
は保持筒4に対して係合しているので、コイルば
ね5によつて上方へ押加されている。キヤンドル
Aの突出を規制し、キヤンドルAの芯Bは開口部
8より外部に臨んでいる。
さて、この状態に於て芯Bに着火し、キヤンド
ルAを点灯するものであるが、キヤンドルAの消
耗につれて、キヤンドルAはコイルばね5によつ
てキヤンドル受台6が上方へ押加されることによ
り、順次押し上げられ、常に同じ高さで燃焼する
ことになるものである。そして燃焼の終期になる
と、キヤンドル受台6は第2図に示すように冠体
7の直下まで押し上げられることになり、キヤン
ドル受台6内の溶けたろうが一滴残らず燃焼に供
され、キヤンドルAは全て燃焼せしめられること
になる。
このような燃焼動作の中で本考案の特徴とする
所は次の通りである。
本考案の冠体7は内外筒14,12より成り、
キヤンドルAの上方部Eが内筒14によつて密着
保持されている。その為に通常は、キヤンドルA
の上方部Eの肩部Pあたりのろうが溶けて流下す
るものであるが、肩部Pあたりのろうが内筒14
によつて保形され、むやみに溶けて流下すること
がない。上記保形作用は、内外筒14と12の間
の空気層により内筒14が効果的に冷却されるこ
とにより促進される。又万一肩部Pあたりのろう
が溶けても、キヤンドルA自体は内筒14によつ
て保持されていて、保持筒4の内面に密着してい
ないので、溶けたろうが保持筒4の内面に付着す
ることがない。単に、キヤンドルAの周りに付着
するだけである。そして、キヤンドル受台6の筒
部10は、冠体7の内筒14の周りに十分な空隙
を存して位置するので、キヤンドルAが短かくな
つてきた場合に於て、万一、キヤンドルAの側面
に沿つてろうが流れてきても、その溶けたろうは
キヤンドル受台6の中に流入するものであり、コ
イルばね5の方へ決つして流れていかないもので
ある。
このようにして本考案によれば、溶けたろうが
保持筒4の内面やコイルばね5に付着することが
ない。
又、上述したように本考案の受台6は筒部10
と底部9より成り、全体が槽のようになつている
ので、燃焼の終期に於て溶けたろうが受台6中に
たまるので、一滴も外部へもらすことなく燃焼に
供すことができる。而も、キヤンドル受台6の筒
部10の高さHより、冠体7の内筒14の高さh
の方が低いので、キヤンドル受台6は筒部10の
先を冠体7の下面に接触できる位置まで上昇で
き、開口部8に近くなるので、キヤンドル受台6
の中に溶けたろうを良好に燃焼させることがで
き、溶けたろうを全部燃やすことができるもので
ある。
以上詳述した如く、本考案は基台1に形成した
挿入部3に下端を挿脱自在に挿入する保持筒4
と、上記保持筒4内に配設されたコイルばね5
と、上記コイルばね5によつて常時上方に付勢さ
れた保持筒4内に摺動可能に配されたキヤンドル
受台6と、上記保持筒4の上端開口部に着脱可能
にに被着し、キヤンドルAの芯Bが突出し得る開
口部8を形成した冠体7より成るキヤンドルスタ
ンドに於て、上記キヤンドル受台6は、キヤンド
ルAの下端根部が座す底部9と底部9より立ち上
りキヤンドルAの下部Dのまわりに空間を存して
位置する筒部10より成ると共に、上記冠体7
は、保持筒4の上部11の周りに密着する外筒1
2と、外筒12に対して空隙を有するように天板
13の下部に垂設されたキヤンドルAの上部Eの
まわりに密着する内筒14より成り、キヤンドル
Aの燃焼の終期に於て、冠体7の内外筒14,1
2の間に位置せるキヤンドル受台6の筒部10
が、内筒14の面より十分な空隙を存するように
キヤンドル受台6の筒部10の径を定めると共
に、内筒14の先端15と筒部10の根部16の
間に空隙17が存するように筒部10の高さを内
筒14の高さより大に定めて成るキヤンドルスタ
ンドなので、溶けたろうが保持筒4やコイルばね
5の部分に流下して固化することがなく、全て燃
焼し尽してしまうので、キヤンドルスタンドの清
掃が極めて容易であり、取り扱い易い利点を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
添附図面は本考案の実施例を示し、第1図は縦
断側面図、第2図はキヤンドルの燃焼終期に於け
る燃焼状態を示した縦断側面図、第3図は要部を
拡大図示した断面図、第4図は保持筒に対する冠
体の着脱手段の例を示す図であり、 図中1は基台、3は挿入部、4は保持筒、5は
コイルばね、6はキヤンドル受台、7は冠体、8
は開口部、9は底部、10は筒部、11は保持筒
上部、12は外筒、13は天板、14は内筒、1
5は内筒の先端、16は筒部10の根部、17は
空隙、Aはキヤンドル、Bは芯、Cはキヤンドル
下端部、Dはキヤンドル下方部、Eはキヤンドル
上方部、Pはキヤンドルの肩部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台1に形成した挿入部3に下端を挿脱自在に
    挿入する保持筒4と、上記保持筒4内に配設され
    たコイルばね5と、上記コイルばね5によつて常
    時上方に付勢された保持筒4内に摺動可能に配さ
    れたキヤンドル受台6と、上記保持筒4の上端開
    口部に着脱可能に被着し、キヤンドルAの芯Bが
    突出し得る開口部8を形成した冠体7より成るキ
    ヤンドルスタンドに於て、上記キヤンドル受台6
    は、キヤンドルAの下端根部が座す底部9と底部
    9より立ち上りキヤンドルAの下部Dのまわりに
    空間を存して位置する筒部10より成ると共に、
    上記冠体7は、保持筒4の上部11の周りに密着
    する外筒12と、外筒12に対して空隙を有する
    ように天板13の下部に垂設されたキヤンドルA
    の上部Eのまわりに密着する内筒14より成り、
    キヤンドルAの燃焼の終期に於て、冠体7の内外
    筒14,12の間に位置せるキヤンドル受台6の
    筒部10が、内筒14の面より十分な空隙を存す
    るようにキヤンドル受台6の筒部10の径を定め
    ると共に、内筒14の先端15と筒部10の根部
    16の間に空隙17が存するように筒部10の高
    さを内筒14の高さより大に定めて成るキヤンド
    ルスタンド。
JP11452581U 1981-07-31 1981-07-31 キヤンドルスタンド Granted JPS5820417U (ja)

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JP11452581U JPS5820417U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 キヤンドルスタンド

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JP11452581U JPS5820417U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 キヤンドルスタンド

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JPS5820417U JPS5820417U (ja) 1983-02-08
JPS6128328Y2 true JPS6128328Y2 (ja) 1986-08-22

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