JPH0575917U - ロウソク立てにおける焼ロウ装置 - Google Patents

ロウソク立てにおける焼ロウ装置

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JPH0575917U
JPH0575917U JP2254292U JP2254292U JPH0575917U JP H0575917 U JPH0575917 U JP H0575917U JP 2254292 U JP2254292 U JP 2254292U JP 2254292 U JP2254292 U JP 2254292U JP H0575917 U JPH0575917 U JP H0575917U
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JP
Japan
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candle
hole
porous ceramic
ceramic core
candle holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP2254292U
Other languages
English (en)
Inventor
喜男 小川
Original Assignee
喜男 小川
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Publication date
Application filed by 喜男 小川 filed Critical 喜男 小川
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロウソク立ての受皿に溜る溶ろうを残りなく
燃焼させて、常に受皿内をきれいに保持する、焼ろう装
置である。 【構成】 中心にボルト孔2を有する受け皿1に、容器
状を成し且つ底壁中心に挿通孔3bを側壁に流出孔3a
を配設した熱良導材質のロウソクホルダ−3を、前記ボ
ルト孔2に螺挿した上部が管螺部6aを成すボルト6の
該管螺部6aに挿通したうえネジキャップ11で固定
し、前記管螺部6aはその底部に吸入溝6b乃至吸入孔
6cを設け、内部にはポ−ラスセラミック芯7の下部周
囲に熱良導線8を螺旋状8aに巻着したうえその延長8
bを前記ポ−ラスセラミック芯7の縦方向に貫通した空
洞7aの下方から挿通して前記空洞7aの上方へ突出さ
せて成る焼ロウ小芯9の下部を嵌挿起立させ、更に前記
ロウソクホルダ−3の底壁外面の求心方向に向けて吸入
溝10を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ロウソク立て(燭台)における受皿の残ロウを処理あるいは防止 するための焼ロウ装置に関する。
【0002】
【従来事情】
ロウソク立て(燭台)における受皿には、燃焼中の溶ロウが溜り、そのまま放 置すると残ロウとして固化し、次のロウソク差しに支障を来す。固化した残ロウ を取除くには大変な手間が掛かる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来のかかる実情に鑑みてなされたもので、ロウソク立ての受皿に 溜る溶ろうを、そのロウソクの燃焼中に残りなく燃焼させ、併せて受皿内に付着 している固化ロウを溶解燃焼させて、常に受皿内をきれいに保持することのでき る焼ろう装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、ロウソク立てにおいて中心にボルト孔2 を有する受け皿1に、容器状を成し且つ底壁中心に挿通孔3bを側壁に流出孔3 aを配設したロウソクホルダ−3を、前記ボルト孔2に螺挿した、中間に締付け フランジ5を螺合させ且つその上部が管螺部6aを成すボルト6の該管螺部6a に挿通したうえネジキャップ11を介して固定する。 そして前記管螺部6aは、その底部に吸入溝6bを設け、また管螺部6a内に はポ−ラスセラミック芯7の下部周囲に熱良導線8を螺旋状8aに巻着したうえ その延長8bを前記ポ−ラスセラミック芯7の縦方向中心に貫通した空洞7aの 下方から挿通して前記空洞7aの上方へ突出させて成る焼ロウ小芯9の下部を嵌 挿起立させる。 そしてさらに前記ロウソクホルダ−3の底壁外面と前記締付けフランジ5の上 面の求心方向に向けて吸入溝10、5aを設けて構成されるロウソク立てにおけ る焼ロウ装置である。 また上記構成において、ロウソクホルダ−3が皿状であるロウソク立てにおけ る焼ロウ装置である。
【0005】
【作用】
今、本考案装置を装着したロウソク立てを使用するには、ロウソク12を、ロ ウソク針の替わりをなすポ−ラスセラミック芯7に差す。この場合、図3に示す ようにロウソクホルダ−3を皿状に形成した態樣とすると、使用ロ−ソクの径に 影響されない(極端に太いロウソクでも適用できる)。 さて、ロウソクに着火すると、燃焼に伴って溶ロウが滴り、ロウソクホルダ− 3の側壁に設けた流出孔3より受け皿1内に流れてその底部に溜まる。そして溶 ロウの高熱で熱良導材質のロウソクホルダ−3が熱せられるから溶ロウは固化さ れない状態で該ロウソクホルダ−3の求心方向に向けて設けた吸入溝10に誘導 されて受け皿1の中心部に集まり、前記管螺部6aの吸入溝6b乃至吸入孔6c から管螺部6a内に侵入してポ−ラスセラミック芯7の下部周囲に巻着した熱良 導線8に沿って上昇し毛細管現象と相俟ってポ−ラスセラミック芯6に吸収され る。
【0006】 かくしてロ−ソクが漸次焼却して、その炎がポ−ラスセラミック芯7に至ると 、これに自然に転火される。そして以後ポ−ラスセラミック芯7は、吸収された 溶ロウを燃料として点火しつづけ、次々に溶ロウを吸引していくとともに熱良導 線8が炎に包まれるのでその高熱がロウソクホルダ−3全体に伝わって吸引過程 における溶ロウの固化が防止される(図1)。
【0007】 そしてポ−ラスセラミック芯7は、受け皿1内の溶ロウがある限り点灯し、最 後に自然消灯する。ロウソクの芯の燃え滓がロウソクホルダ−3内に残った場合 は、ピンセットなどで取り除く。なお、ポ−ラスセラミック芯7に自然転火した 段階で先にロウソク芯を取り除いておくとこの燃え滓は残らないし、炎の拡大を 防止できる。 本考案装置は、そのままの状態で再使用に供する。
【0008】
【考案の効果】
本考案装置及は以上のようで、ロウソク点灯時の受皿に滴下した溶ロウ、受皿 内に付着している固化ロウを完全に燃焼して所謂残ロウをなくし、ロウソクを最 後まで燃焼点灯させるという点で省エネルギ−効果をもたらし、残ロウをなくし た点においてその除去の手間を省き、且つ体裁の良好を保つ。 装置は、一度受け皿にセットすればポ−ラスセラミック芯7の寿命ある限り( 使用頻度にもよるが出願人の実験では6ケ月は優に持つ)取り出し不要であり、 またポ−ラスセラミック芯7のみを交換すれば足りる。 ポ−ラスセラミック芯7がロ−ソク針の替わりをなすからロ−ソク炎により自 然転火し、着火の手間が省ける。 安価に量産できることも大きな利点である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の縦断側面図
【図2】同上斜視図
【図3】別の態樣の縦断側面図
【符合の説明】
1 受け皿 2 ボルト孔 3 ロウソクホルダ− 3a 流出孔 3b 挿通孔 5 締付けフランジ 6 ボルト 6a 管螺部 6b 吸入溝 6c 吸入孔 7 ポ−ラスセラミック芯 7a 空洞 8 熱良導線 8a 螺旋状 8b 延長 9 焼ロウ小芯 10 吸入溝 11 ネジキャップ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心にボルト孔2を有する受け皿1に、
    容器状を成し且つ底壁中心に挿通孔3bを側壁に流出孔
    3aを配設したロウソクホルダ−3を、前記ボルト孔2
    に螺挿した上部が管螺部6aを成すボルト6の該管螺部
    6aに挿通したうえネジキャップ11を介して固定し、
    前記管螺部6aはその底部に吸入溝6b乃至吸入孔6c
    を設け、また管螺部6a内にはポ−ラスセラミック芯7
    の下部周囲に熱良導線8を螺旋状8aに巻着したうえそ
    の延長8bを前記ポ−ラスセラミック芯7の縦方向中心
    に貫通した空洞7aの下方から挿通して前記空洞7aの
    上方へ突出させて成る焼ロウ小芯9の下部を嵌挿起立さ
    せ、さらに前記ロウソクホルダ−3の底壁の求心方向に
    向けて吸入溝10を設けたことを特徴とするロウソク立
    てにおける焼ロウ装置。
  2. 【請求項2】 ロウソクホルダ−3を皿状に形成した請
    求項1のロウソク立てにおける焼ロウ装置。
JP2254292U 1992-03-16 1992-03-16 ロウソク立てにおける焼ロウ装置 Pending JPH0575917U (ja)

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JPH0575917U true JPH0575917U (ja) 1993-10-15

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110588590A (zh) * 2019-10-22 2019-12-20 徐州德通汽车服务有限公司 一种汽车打蜡装置

Cited By (1)

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