JP3040254U - 下部芯なしロウソク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロウソク立てに真っ直ぐ立てることができ、
かつ、ロウソク立ての清掃の容易な、ロウソクを提供す
ることである。 【解決手段】 ロウソク本体と、ロウソク本体のほぼ中
心に位置する芯とによって構成され、ロウソク本体の下
部に、ロウソクをロウソク立てに設置する際にロウソク
立ての針を挿入するための穴が設けられているロウソク
において、芯が穴の上端付近で終わっていることを特徴
とするロウソクが提供される。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、ロウソク立てに真っ直ぐ立てることができるロウソクに関する。

【０００２】

【考案が解決しようとする課題】

ロウソクは一般に、ロウソク本体と、ロウソク本体の中心に位置する芯とによ って構成され、ロウソク本体の下部には、ロウソクをロウソク立てに設置する際 にロウソク立ての針を挿入するための穴が設けられている。しかしながら、従来 のロウソクでは、芯がロウソク本体の下端まで延びているため、ロウソク立ての 針を穴に挿入した場合、芯が邪魔になってロウソクを真っ直ぐ立てるのが困難で あり、ロウソクが傾いてしまうことがしばしばあった。また、このような状態で 点火すると、ロウソク立ての外部にロウソクが垂れたり、火災の誘因となったり するという弊害があった。一方、ロウソクを無理に真っ直ぐ立てようとすると、 ロウソクの穴の周囲を損傷するおそれがある。さらに、ロウソクが燃え尽きる際 に、溶けたロウがロウソク立ての針や受皿にこびりつき、ロウソク立てを清掃す るのが厄介であった。

【０００３】 したがって、本考案は、ロウソク立てに真っ直ぐ立てることができ、かつ、ロ ウソク立ての清掃の容易な、ロウソクを提供することを目的としている。

【課題を解決するための手段】

【０００４】 上述の課題を達成するために、本考案により、ロウソク本体と、ロウソク本体 のほぼ中心に位置する芯とによって構成され、ロウソク本体の下部に、ロウソク をロウソク立てに設置する際にロウソク立ての針を挿入するための穴が設けられ ているロウソクにおいて、芯が穴の上端付近で終わっていることを特徴とするロ ウソクが提供される。

【０００５】

【考案の実施の形態】 次に図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図１は、本考案 のロウソクがロウソク立てに設置されている状態を示している。図１において全 体として参照符号１０で示した本考案のロウソクは、ロウソク本体１２と、ロウ ソン本体の中心に位置する芯１４とによって構成されている。ロウソク本体１２ の下部には、ロウソク１０をロウソク立て２０に設置する際にロウソク立ての針 ２２を挿入するための穴１６が設けられている。

【０００６】 本考案のロウソク１０の芯１４は、図１に示されるように、ロウソク本体１２ の底までは延びておらず、穴１６の上端付近で終わっている。換言すれば、穴１ ６の部分には、芯１４は実質的に存在しない。したがって、ロウソク１０をロウ ソク立て２０に設置する際に、ロウソク立て２０の針２２がロウソク１０の穴１ ６に密着するので、ロウソクを真っ直ぐに立てることができる。

【０００７】

【考案の効果】

本考案によれば、ロウソクの穴の部分に芯が実質的に存在しないため、ロウソ クを真っ直ぐ立てることができ、これにより、ロウソク垂れや、火災の危険性を 除去するとともに、ロウソク立ての清掃も容易になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のロウソクがロウソク立てに設置されて
いる状態を示した断面図である。

【符号の説明】

１０ ロウソク １２ ロウソク本体 １４ 芯 １６ 穴 ２０ ロウソク立て ２２ 針

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ロウソク本体と、ロウソク本体のほぼ中
   心に位置する芯とによって構成され、ロウソク本体の下
   部に、ロウソクをロウソク立てに設置する際にロウソク
   立ての針を挿入するための穴が設けられているロウソク
   において、芯が穴の上端付近で終わっていることを特徴
   とするロウソク。