JP2004327140A - 灯火照明用の芯体保持具 - Google Patents

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Ryozo Iwata
良三 岩田
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Abstract

【課題】芯体を安定して支持できるとともに、燃焼火炎を液面から離れた位置に形成することのできる灯火照明用の芯体保持具を提供する。
【解決手段】燃焼容器(9)中に貯留した液体燃焼剤(11)に燃焼用芯体(7)を保持する芯体保持具を浮揚させ、芯体(7)に着火することで、液体燃焼剤(11)を燃焼用芯体(7)で燃焼させるようにした灯火照明体において、芯体保持具を中央部に凹陥部を有する皿状浮板(1)で形成し、この皿状浮板(1)の底壁(2)の中央部に芯体(7)を立設保持する芯体嵌着穴(6)を形成するとともに、皿状浮板(1)の底壁部分(2)と花弁模様や雪の結晶模様等の模様形状に形成した上部鍔部(3)とを連結している連結壁(4)部に内外連通窓(5)を開口形成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器に入れた液体燃焼剤の液面に芯体を浮揚させ、この芯で吸い上げた液体燃焼剤を燃焼させる灯火照明用の芯体保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ホームパーティ等では、その雰囲気を盛り上げるために、固形ロウソクを水面に浮遊させて照明としたり、液体燃料をその液面で燃焼させたりするようにしている。
【0003】
この液体燃料を液面で燃焼させるものとしては、液体燃料の液面に浮上させる浮上板の中心部に、前記液体燃料を吸い上げる芯体をその下端部が液体燃料に浸透される状態に支持片を介して支持させたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】実開平1−166910号公報(第1図、第2図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、実開平1−166910号公報に示されている芯体保持具は、液体燃料の液面に浮かぶ浮板の中心部に液体燃料を吸い上げる芯体を貫通する状態に配置し、この芯体の毛細管現象で吸い上げられた液体燃料を燃焼させる構成となっていることから、芯体の太さが毛細管現象で吸い上げる燃料量に大きく影響して、炎の大きさに影響を及ぼすことになる。そして、前記従来ものでは芯体を綿の紐等で形成していることから、大きな炎を得るために太くすると芯保持具が沈んでしまいバランスを取るのが難しいという問題があった。また、紐状芯体を浮板の支持部に貫通させて引出しただけであったことから、炎が浮板の表面部分に形成されることになり、液面に引火するという問題もあった。
【0006】
本発明はこのような点に着目し、芯体を安定して支持できるとともに、燃焼火炎を液面から離れた位置に形成することのできる灯火照明用の芯体保持具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1に記載した本発明では、芯体保持具を、中央部に凹陥部を有する皿状浮板で形成し、この皿状浮板の底壁の中央部に芯体を立設保持する芯体嵌着穴を形成するとともに、皿状浮板の底壁部分と上部鍔部とを連結している連結壁部に内外連通窓を開口させてあることを特徴としている。
【0008】
【発明の作用】
本発明では、中央部に凹陥部を有する皿状浮板で芯体保持具を構成し、この皿状浮板の底壁中央部に芯体を立設保持する芯体嵌着穴を凹設し、皿状浮板の底壁部分と上部鍔部とを連結している連結壁部に内外連通窓を開口していることから、凹陥部の底壁部に形成してある芯体嵌着穴部分は液体燃料内に浸漬することになり、芯体嵌着穴に立設した芯体の根元部分に液体燃料が作用して、芯材の毛細管現象による吸い上げで芯材上部で燃焼することになる。そして、液体燃料が消費されると、芯体の根元部分は水で覆われることになって液体燃料の供給が遮断されることから、火炎は自動的に消えることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図は本発明の一実施形態を示しており、図1は使用状態での概略斜視図、図2は断面図である。
この芯体保持具は、ポリプロピレン樹脂等の比重が水よりも軽い合成樹脂材を利用して、インジェクション成形された中央部に凹陥部を有する皿状の浮板(1)で構成してある。
【0010】
皿状浮板(1)の凹陥部底壁(2)部分と、上部に位置する鍔部(3)とを連結している連結壁(4)部に内外を連通する連通窓(5)を透設してある。また、底壁(2)の中央部に芯体嵌着穴(6)が凹設してある。この芯体嵌着穴(6)に芯体(7)を自立する状態で嵌着保持している。
【0011】
芯体保持具は図3に示すように、上部鍔部(3)を全体としてサクラ等の花弁状に形成してあり、各花弁対応部分に上方へ膨出する膨出部(8)が形成してある。
【0012】
また、芯体嵌着穴(6)嵌着する芯体(7)は綿糸等の糸状体や紙縒りをパラフィンワックスワックスで固めたものを適当な寸法(例えば2cm)に切断したものである。
【0013】
このように構成した芯体保持具はその使用時、燃焼容器(9)内に水(10)を1/2ないし2/3程度注入し、その上に大豆油、ヒマシ油、ナタネ油、ベニバナ油、ごま油、コーン油等の天然植物性油脂からなる液体燃焼剤(11)を静かに注入して、この液体燃焼剤(11)の上に、本発明の芯保持具を静かに設置することで、芯保持具はその上部鍔部(3)が液面に位置して浮揚する状態となる。この芯保持具は、中央部が凹陥した皿状に形成されており、凹陥部底壁(2)と上部鍔部(3)とを連結する連結壁(4)部に連通窓(5)を開設していることから、この連通窓(5)から液体層の表層部分に滞留している液体燃焼剤(11)が芯保持具の凹陥部分内に流入し、芯体(7)の根元部分に液体燃焼剤(11)が常に作用することになり、芯体(7)の毛細管現象で液体燃焼剤(11)を吸い上げて芯体(7)の上部で年少することになる。
【0014】
燃焼容器(9)は、上部に開口部を持つもので有ればよく、例えば、ワイングラス、カクテルグラス、ブランデーグラス、タンブラーグラスなどのガラス製の飲料容器が好適である。燃焼容器の材質としては、耐熱性を有するガラス、陶磁器、樹脂、金属、石等を用いることができるが、燃焼中の燃焼火炎による雰囲気を楽しむためには、透明または半透明のものが好ましい。
【0015】
図4は、芯体保持具の別の実施形態を示す平面図であり、この実施形態では、上部鍔部(3)を全体として雪の結晶状に形成してあり、三角形状に突出している部分には上方へ膨出する膨出部(8b)が形成してある
【0016】
【発明の効果】
本発明では、中央部に凹陥部を有する皿状浮板で芯体保持具を構成し、この皿状浮板の底壁中央部に芯体を立設保持する芯体嵌着穴を凹設し、皿状浮板の底壁部分と上部鍔部とを連結している連結壁部に内外連通窓を開口していることから、皿状浮板の底壁部に形成してある芯体嵌着穴部分は液体燃料内に浸漬することになり、芯体嵌着穴に立設した芯体の根元部分に液体燃料が作用して、芯材の毛細管現象による吸い上げで芯材上部で燃焼することになって安定した燃焼状態を得ることができる。そして、この場合燃焼火炎の位置は、液面(液体燃焼剤表面)から離れていることから、液面に引火するという問題は生じることがない。
【0017】
また、凹陥形成した底壁中央部に芯体を立設保持する芯体嵌着穴を凹設し、この芯体嵌着穴に芯体を立設していることから、芯体をセットした際の全体重心位置が浮板(上部鍔板)よりも低く位置することになるから、芯保持具がバランスを容易にとることができ安定した燃焼をを行うことができる。
そして、液体燃料が消費されると、芯体の根元部分は水で覆われることになって液体燃料の供給が遮断されることから、火炎は自動的に消えることになり、安全性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態での概略斜視図である。
【図2】使用状態での断面図である。
【図3】芯体保持具の平面図である。
【図4】芯体保持具の別の実施形態を示す平面図である。
【符号の説明】
1…皿状浮板、2…凹陥部底壁、3…鍔部、4…連結壁、5…連通窓、6…芯体嵌着穴、7…芯体、8…膨出部、9…燃焼容器、10…水、11…液体燃焼剤。

Claims (3)

  1. 燃焼容器(9)中に貯留した液体燃焼剤(11)に燃焼用芯体(7)を保持する芯体保持具を浮揚させ、芯体(7)に着火することで、液体燃焼剤(11)を燃焼用芯体(7)で燃焼させるようにした灯火照明体において、
    芯体保持具を、中央部に凹陥部を有する皿状浮板(1)で形成し、この皿状浮板(1)の底壁(2)の中央部に芯体(7)を立設保持する芯体嵌着穴(6)を形成するとともに、皿状浮板(1)の底壁(2)部分と上部鍔部(3)とを連結している連結壁(4)部に内外連通窓(5)を開口させてあることを特徴とする灯火照明用の芯体保持具。
  2. 上部鍔部(3)が花弁模様や雪の結晶模様等の模様形状に形成してある請求項1に記載した灯火照明用の芯体保持具。
  3. 芯体保持具を比重が1よりも小さい合成樹脂で形成してある請求項1または請求項2に記載した灯火照明用の芯体保持具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007010888A1 (ja) * 2005-07-21 2007-01-25 Yoshio Oyama オイル収納容器、フロート体、及び、これらを備えたオイルフロートセット
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