JPS61283249A - 網制御方式 - Google Patents

網制御方式

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JPS61283249A
JPS61283249A JP60124125A JP12412585A JPS61283249A JP S61283249 A JPS61283249 A JP S61283249A JP 60124125 A JP60124125 A JP 60124125A JP 12412585 A JP12412585 A JP 12412585A JP S61283249 A JPS61283249 A JP S61283249A
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address
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JP60124125A
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Koji Takao
高尾 貢司
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [N業主の利用分野] 本発明は通信権委譲命令であるトークンにより通信権を
委譲するトークンバス方式のネットワークシステムにお
ける網制御方式に関するものである。
L開示の概要」 本明細書及び図面はトークンバス方式のネットワークシ
ステムにおける網制御方式において、ネットワークシス
テムを構成する伝送装置を通信権委譲命令を生成し1通
信権の委譲を行なうモードと他装置より送られる通信権
委譲命令により通信権を獲得するモードとを伝送装置に
設けられたスイッチよりの指定により選択実行可能とす
ることにより送信の競合による通信情報の衝突のない、
また通信権委譲命令の生成伝送装置の動作不良の発生に
対しても速やかに他の伝送装置が該装置の機能を代行す
ることができ、信頼性の高い障害に強いネットワークシ
ステムを構築することができる網制御方式を開示するも
のである。
[従来の技術] 近年、一本の伝送路を共用して多数の通信制御装置(以
下ノードと称す)を接続し、これらノード間でデータ通
信を行なうローカルエリアネットワークシステム、いわ
ゆる“LAN”が盛んである。LANにおける種々の通
信方式の中で、トークンパッシング方式はネットワーク
が高トラヒツク状態でも均等に全ノードに通信サービス
を行なうことができ、それ故伝送効率の低下を招かない
という点で特にすぐれたものである。
このLANのシステム構成例を第2図に示す。
図中1は伝送路ioo〜160はLANを構成成る各ノ
ードA−Gである。各ノードA−G(100〜160)
にはそれぞれ伝送情報の処理を行なうホストA−G(2
00〜260)が接続されている。このように一般にバ
スLANでは一木の伝送路を共用している為、各ノード
での発信を無管理で許すと、同時に2つ以上のノードか
ら送信が行なわれる状態が起こり、伝送路上のデータが
混信するいわゆる“衝突°′現象が生じる。
これを防ぐための一つの方式としてトークンパッシング
方式がある。トークンパッシング方式ではこれに対し“
トークン′°なる送信権委譲命令を伝送路を介して、各
ノード間で交換し合い、トークンを受信したノードのみ
が発信する権利(送信権)を獲得する数種としておき、
このトークンを受信したノードは必要があれば(例えば
ホストよりの送信要求があれば)送信処理等の一連の通
信処理をその時点で行い、この処理が終了した時や、あ
るいは全く送信処理の必要がない時は、次にトークンを
委譲すべきノードにトークンを渡す(送信する)という
方法をとって衝突現象を防いでいる。
“トークン”は、この様にして送信要求のあるノードで
の送信処理が終了する毎に次のノードに渡されてネット
ワーク内のノード間に順次巡回されてゆき、ネットワー
ク内の各構成ノードでは均等に送信権獲得の機会、即ち
通信サービスの機会が与えられるわけである。
この様にトークンパッシング方式はトークンコードを媒
体としてネットワーク内の全ノードが同期をとり衝突も
なく通信を行ない得る。
他方、ネットワーク方式として古くから存在するC!J
MA/CD  (Carrier  5ense  M
ultiple  Access/Co11ision
 Detection)方式では送信データの衝突が生
じる車を前提としており、各ノードに伝送路1上にデー
タの送出されていない限りランダムに送信を許し、デー
タの衝突が生じた場合においては一定間隔をもって送信
の再試行を行なうと言う方法をとっており、データ通信
量の多いシステムでは衝突が多発し、通信効率を損なっ
ていた。
トークン方式はこの意味で同期型通信方式、またC3M
A/CD方式は非同期型通信方式ということができ、デ
ータ通信量の多いLANにおいてはC3MA/CD方式
は不向きであり、トークン方式が適しているといえる。
トークンの巡回制御は、ネットワークの形状と関連して
“トークンリング方式と“トークンバス方式方式の2つ
の方式があるが、トークンバス方式においては、通常、
伝送を単一の線状導体で形成しており、1つのノードよ
り送信された伝送データは、殆ど同時にネットワークの
伝送路(第2図伝送路l)に接続された他の全てのノー
ドに受信される。そこで前述のトークン命令も含めて伝
送するデータの先頭には必ず相手先ノードアドレスが附
されており、これを各ノードに固有に割当てられたアド
レス値と比較して、自ノードに割当てられたノードアド
レスと一致した場合に、その伝送データを自ノード宛の
データとして取り込むか、あるいは無差別に伝送データ
を取り込んだ後で、上記アドレス比較を行ない、一致し
た時初めて正式の自ノード宛受信データとして扱う。
このトークンバス方式においては、あるノードが次にト
ークンを渡すべきノード(下流ノード)とは、一般に「
自ノードアドレスの最も近くかつ小なる(あるいは大な
る)アドレス値をもつノード、但し、最小値(あるいは
最大値)アドレスのノードに対しては、最大(あるいは
最小)のアドレス値をもつノード」と定義されている。
第3図に第2図に示すLANのトークン巡回例を示す、
上述括弧内の動作による場合はトークンの巡回方向は逆
転するだけである。また、ネット。
ワーク内に故障あるいはパワーダウンによる動作不可能
ノードが存在する場合、これらを巧みに避けてトークン
の巡回を行なわしめる必要がある。
即ち、動作不可能ノードがあれば、このノードをネット
ワーク構成より外し、トークンの巡回リングより外しく
即ち縮退運転し)、トークンを以後波すべきノードとし
て別の適当なノードを選別し、これに切り換える事が必
要となる。第2図に示すシステムにおいて例えばノード
BIIOとノードF150が動作不可能ノードである場
合のトークンの巡回例を第4図に示す。
図示の如く動作不可ノードを避けながらトークンを巡回
させる事が必要である。さて、トークンの巡回を開始す
るに当っては、ネットワーク中のいずれかのノードでト
ークンを発生し、そしてこれを次のノードへ渡す動作が
必要である。これについては一般のトークンバス方式の
ネットワークシステムにおいては、スタートアップ時、
もしくはトークン消失時に、トークンを各ノードで発生
し、引き続いてデータ伝送が可能な様に自由にトークン
を送信する事を許す手法をとる。ここで、当然の事なが
らネットワーク伝送路l上でトークンの衝突が生じ得る
そこで、各ノードに固有のアドレス値等を用いて、予め
一定の時間差をつけてトークンの送信を行なわしめ、こ
の他のノードとの送出トークンの衝突を回避する手法が
とられる。この従来のノードアドレスに対するトークン
の送信許可タイミングを第5図に示す。
第5図においてはアドレス値の最も小なる(アドレス゛
’ 1 ” )ノードG160がまだ動作不可能であれ
ば次のアドレス値(アドレス“2′°)のノードである
ノードF150からトークンが初めて送出されネットワ
ークシステム上に巡回される。
アドレス“l”、アドレス゛2′°のノードが動作不可
能状態ならばアドレス゛3“のノードであるノードE1
40からトークンが初めて送出される。この様にしてい
ずれか1つの7−ドよりトークンが最初に送出され、送
出トークンがネットワークを巡回し始める事になる。
[発明が解決しようとする問題点] 上述した従来の技術においては各ノードの時間経過に対
する認識が全く一致して初めて成功し得るものであるが
、実際には時間差をとって送出したはずのトークンが他
のノードの出したトークンと衝突する事が起こり得、そ
の対策として前述の非同期型通信方式であるところのC
5MA/CD方式に同じく衝突検知器を備え、トークン
の発信で衝突が生じた際に再試行を行なわしめると言う
苦肉の策を取る事になる。
またノードアドレスの小なるノードが動作不可又は接続
されていない場合には、無駄な時間が経過(伝送効率の
低下を招く)ことになる。
以上の事情は、いかにトークンパッシング方式のネット
ワークと言えどもトークンが巡回した時点で初めて同期
型通信形態となり得るものであり、ここに至るまでの過
程はやはり非同廟的手段に頼らざるを得ない事を示して
いる。そしてこの非同期的な処理動作がかなりの割合を
占め、制御を非常に複雑なものとしている。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上述の問題点を解決するために、通信媒体によ
り複数の伝送装置を互いに接続して通信権委譲命令であ
るトークンにより通信権を獲得した伝送装置のみが送信
権を得るネットワークシステムにおいて、伝送装置に所
定時間内にトークンを受信したか否かを判別する判別手
段と、該判別手段が所定時間内にトークン受信を検出し
ない場合に、該トークンを生成して前記通信媒体への送
出を開始するトークン送出手段と、該トークン送出手段
を付勢するか否かを選択する選択手段とを備える構成と
する。
「作用」 これにより、ネットワークシステムを構成する伝送装置
を通信権委譲命令を生成し、通信権の委譲を行なうモー
ドと他装置より送られる通信権委譲命令により通信権を
獲得するモードとを該伝送装置の選択手段により指定し
選択実行可能とすることにより送信の競合による通信情
報の衝突のない、また通信権委譲命令の生成伝送装置の
動作不良の発生に対しても速やかに他の伝送装置が該装
置の機能を代行することができ、信頼性の高い障害に強
いネットワークシステムを構築することができる。
[第1実施例] 以下1図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例のノートのブロック図であり
、第2図に示すネットワークシステムを構成している。
第2図の説明については上述しであるため省略する。
M1図図中はI、ANのネットワーク伝送路、2は伝送
制御装置であるノード、3はノード2に接続される各種
コンピュータ機器や事務機器(以下ホストと称す)であ
る。
ノード2は伝送路lとの間でデータ通信を行う送信回路
11、及び受信回路12、受信回路12での受信データ
がトークンか否かを判別するトークン判別回路4、ノー
ドの全体制御及び送信データの加工や受信データの解読
1分解や通信動作のタイミング制御等を行なう制御部(
以下CPUと称す)5.送受信データ、CPU5の制御
手順等を蓄積するメモリ回路6.ホスト3との間のイン
タフェース回路7.各ノードに固有のアドレス番号(ノ
ードアドレス)を設定するスイッチ等で構成されるアド
レス設定部8、ネットワークの各構成ノードのアドレス
情報等のネットワーク構成を記憶するネットワーク構成
テーブル9、宛先アドレス判別回路13より構成されて
いる。
アドレス設定部8に設定されたアドレス値、及びネット
ワーク構成テーブル9のノード情報はCPU5により読
み出され、送受信時の宛先アドレス、送信元アドレス等
として利用される。
また、後述するマスクノードには鎖線で示すタイマ回路
10が備えられており、一定時間トークンが横用されな
い時はその旨をCPU5に報知する。
ホスト3よりの送信すべきデータは、受信回路11で目
ノード宛のトークンを受信し、送信権を獲得した時に初
めて送信回路12を介して伝送路1に送出することがで
きる。
伝送すべきデータは−Hノード2内のメモリ回路6に蓄
えられ、通信データとしての適切なるフォーマット化(
パケット化)がなされ、ネットワーク構成テーブル9よ
りの送信先ノードアドレスを宛先アドレス値、アドレス
設定回路8の設定値を送信元アドレスとして付加した後
、伝送路1に送出する。
伝送情報の受信は伝送路l上の通信データを受信回路1
1にて受信し、宛先アドレス判別回路13で受信データ
中の宛先アドレス値を調べ、目ノード内のアドレス設定
回路8の設定(1、即ち自ノード宛のデータであると判
断すると、これをCPU5に報知し、このデータを自ノ
ート内に取り込み、CPU5で多少の分解、編集処理を
行なった後、必要に応じて接続されたホスト3へと配送
する。
以上のハードウェア構成と前述トークンパッシングの原
理に基づき、ネットワーク内の各々のノードで、トーク
ンを次々に下流ノードに受は渡していく事で一木の伝送
路を共用した通信がなされるわけである。第2図の各ノ
ードが全て立ち上がっている時にはトークンは第3図に
示す如くに巡回する。
本実施例のネットワークシステム構成を第2図に示す構
成として以下説明を行う。
本実施例ネットワークシステムを巡回する伝送フレーム
の構成を第6図(A)、(B)に示す。
図中200はトークンフレーム、201は送信元アドレ
ス(以下、SAと称す)、202は宛先アドレス(以下
、DAと称す)、203はトークンフレームt−表tト
ークンコード、20!lfデータフレームを表す伝送コ
ード、206は伝送情報である。
以下、本実施例のデータ伝送制御を第7図のフローチャ
ートを参照して説明する。
ノード装置の電源が投入されると、ステップSlでトー
クンを最初に生成して他のノードに送出(委譲)するこ
とができるネットワーク中の唯一の特定ノート(以下マ
スタノードと称す)か否かを判別し、マスタノードであ
ればステップS2に進み、ネットワーク構築処理を実行
し、続くステップS3でタイマ回路lOをスタートさせ
る。
そしてこのネットワーク構築処理が終了するとステップ
S4に進み、5A201に自ノードアドレスを、203
にトークンコードを設定し、トークンを委譲すべき下流
ノードアドレスをステップS3で構築したネットワーク
構成テーブル9を参照して決定し、DA202に設定し
、トークンフレーム200を生成する。そしてこれを送
信回路12を介して伝送路1に送出し、送信権を下流ノ
ードに委譲した後、ステップS5に進む。
一方、ステップSlでマスタノードでない場合にもステ
ップS5に進む。
ステップS5では伝送路1より伝送フレームを受信した
か否かを監視し、伝送フレームを受信しない時はステッ
プS6に進み、マスタノードか否かを調べ、マスタノー
ドであればステップS7でタイマ回路lOよりタイムア
ウトの割り込みによる報知があるか否かを調べる。タイ
マ回路10はトークンがネットワークを一巡するに足る
十分な時間、又は1ノード当りのトークン最大保有時間
に設定されており、タイマ回路10に設定された所定時
間経過してもトークン判別回路4よりのトークン検出の
ない場合にはネットワーク構成に変更があるとしてステ
ップS2に戻り、ネットワーク構築処理を実行する。タ
イムアウトでない場合、マスタノードでない場合゛には
ステップS5に進み、伝送フレームの受信を待つ。
ステップS5で伝送フレームを受信するとステップS8
に進み、トークン判別回路4が受信した伝送フレーム中
の伝送コード領域(203゜205)を調べ、ここがト
ークンコード203か否かを調べる。トークンフレーム
の受信の場合にはステップS5に進み、マスタノードで
あればタイマ回路10のタイマをリスタートする。そし
てステップ510で、宛先アドレス判別回路13は受信
フレーム中のDA202とアドレス設定回路8に設定さ
れた自ノードアドレス値とを比較する。そして両値が一
致しない場合、即ち自ノード宛伝送フレームでない場合
にはステップS5に戻り、目ノード宛の伝送フレームの
受信に備える。
自ノード宛伝送フレームの場合にはステップ311に進
み、トークンの受信により送信権を獲得する。そして続
くステップ512でホスト3又は目ノードよりの送信す
べきデータがあるか、即ち送信要求があるか否かを調べ
、送信要求があればステップS13でデータを送信すべ
き伝送フレームを生成する。
具体的には送信先ノードに固有のノードアドレス(宛先
アドレス〕をDA202に、アドレス設定回路8により
設定された目ノードアドレス(送信元アドレス)を5A
201にそれぞれセットし、続いて伝送コード205、
伝送情報206をセットすることによりデータ伝送フレ
ーム250を生成する。そして、ステップ314でこの
データ伝送フレーム250を予め定められた伝送制御手
順に従い、伝送先ノードに送信する。この伝送制御手順
は公知であるので説明を省略する。
そしてデータの送信処理が終了するとステップS4に進
み、トークンフレーム200を生成し、これを送信回路
12を介して伝送路lに送出し、送信権を下流ノードに
委譲した後、ステップS5に戻る。
ステップS8でトークンフレームの受信でない場合には
ステップ520に進み、ステップSIOと同様に宛先ア
ドレス判別回路13により受信フレーム中のDA202
とアドレス設定回路8に設定された自ノードアドレス値
とを比較する。そして両値が一致しない場合、即ち自ノ
ード宛伝送フレームでない場合にはステップS5に戻り
、目ノード宛の伝送フレームの受信に備える。
目ノード宛伝送フレームの場合にはステップS21に進
み、予め定められた伝送制御手順に従い、自装置宛デー
タ伝送フレーム250を自ノード内に受信し、ステップ
S22で受信した伝送情報がホスト3へ送るべき情報か
否かを調べ、ホスト3へ送るべき情報であればステップ
S23に進み、この情報を多少の分解、編集を行った後
、このノードに接続されたホスト3へ送信し、ステップ
S5に戻り次のデータ伝送に備える。
ホスト3に送信すべきデータでない場合、即ち、ノード
間の通信データである場合にはステップ530に進み、
マスタノードより例えばグループ回報通信でネットワー
ク構成テーブルが送られてきたものか否かを調べ、ネッ
トワーク構成テーブルの受信の場合にはステップS26
で受信データをネットワーク構成テーブル9に格納する
ステップS25でネットワーク構成テーブルの受信でな
い場合にはステップS27に進み、受信データに対応し
た処理を実行した後ステップS5に戻り、次の伝送フレ
ームの受信に備える。
この様に、本実施例においてはトークンを最初に生成し
て他のノードに送出(委譲)することができるのはマス
タノードのみであり、他のノードはマスタノードよりの
トークンを受信した後でなければトークンを発生させる
ことは出来ない、即ち、トークンの発生は唯1つのノー
ドのみより行われ、伝送路l上でトークン同志が衝突す
る事態は発生しない。
次に以上の説明におけるネットワーク構成の構築処理を
、第8図のフローチャートを参照して説明する。
本実施例においてはこのネットワーク再構成処理はマス
タノードのみが行い、他のノードはマスタノードよりの
ネットワーク構成情報を受信してネットワーク構成テー
ブル9に格納し、格納内容に従って伝送を行う。
このネットワーク再構成処理はシステムの立ち上がり時
、トークンが消失した場合、即ち、ネットワークを構成
していたノードの電源断や故障等によるネットワークよ
りの脱落が発生した場合、ネットワークに新たなノード
が参入する場合等に行われる。
まずステップ540で、今までのネットワーク構成テー
ブル9で保持の下流ノードアドレスとは無関係に、下流
ノートアドレス即ち、宛先アドレスを目ノードの設定ア
ドレスに設足し、続くステップ341でこの下流ノード
アドレスを1つデクリメントし、ステップS42で宛先
アドレスとアドレス設定回路8の設定値が等しいか否か
を調べ、等しくなければステップS43に進み、このア
ドレスを宛先アドレスとして伝送フレームを生成して送
信回路12を介して伝送路lより送信する。この伝送フ
レームはノード間の制御フレームとすればよい。
そして続くステップS44で伝送フレームの受は渡しが
成功したか否かを調べる。これを識別する手段は各ネッ
トワークの伝送制御手順により種々異なるが、例えば伝
送フレームを受は取ったノードで肯定応答であるACK
応答を返すことにより識別される。
伝送フレームが宛先ノードに正常に送られなかった場合
(送信が失敗すれば)には、相手ノードは動作(通信)
不可能なノードであるとしてステップS45に進み、宛
先ノードアドレス値がネットワークに足める最小アドレ
ス値か否かを調べ4最小アドレス値でない場合にはステ
ップ541に戻り、再び宛先ノードアドレス値を1つデ
クリメントし、この新たなアドレス値を宛先アドレスと
して伝送フレーム送信を試みる。
こうして、アドレス値を漸次減算して行ってはそのアド
レスイ鐸のノートに伝送フレームの送信を試みる。
もし、上記減算されていったアドレス値がネットワーク
に定める最小アドレス値に達した場合にはステップS4
5よりステップ546に進み、宛先ノードアドレス値を
ネットワークに定める最小ノードアドレス値としてステ
ップS43に戻る。
そして以後はまた、伝送フレームの送信とアドレス値の
減算動作を繰り返す。
もし、伝送フレームの送信が成功した場合にはステップ
S44よりステップS47に進み、その時の宛先ノード
アドレス値を有するメートをネットワークを構成する動
作可能ノードとしてネットワーク構成テーブル9に記憶
する。そしてステップS41に戻り、他に動作可能ノー
ドが存在するか否かを調べる。
ステップ342で宛先アドレスと自ノードアドレスが等
しい場合には、ネットワークを構成する全てのノードに
対して伝送フレームの送信処理を実行したことになるた
め、ステップS42よりステップ550に進み、今まで
の処理において伝送フレームの送信の成功したノードが
あるか否かを調べる。
ここで伝送の成功したノードが無い場合にはネットワー
クシステムのマスタノード以外のノードが全て動作不能
状態にあることを示すため、ステップ540に戻り、い
ずれかの7−ドが伝送可能になるまでネットワーク構築
処理を実行する。
この様に本実施例においてはいずれかのノードに伝送フ
レームの伝送処理が成功するまで上述の処理を繰り返す
ステップS50で伝送成功ノートのある場合にはステッ
プS51に進み、グループ回報通信でネットワーク構成
テーブル9に記憶されているネットワーク構成テーブル
を送信する。他のノードはこの回報通信を受信し、自ノ
ードのネットワーク構成テーブル9に格納し、以後この
ネットワーク構成テーブルに従い下流ノードを選定する
以上の説明は主にネットワークより脱落するノードの発
生時、又はネットワークシステムの立ち上がり時に対す
るリカバリー処理であるが、ネットワーク構成に新たに
参入するノートは、目ノードにトークンを巡回してもら
う必要がある。
これを実現するため参入すべきノードは伝送路l上の伝
送フレームを監視し、(例えば目ノードアドレスが伝送
フレームの5A201 、DA202間にある場合に)
伝送フレームのトークンコード203を横用すると直ち
に伝送路上にデータを送出し、トークンフレーム200
に対して゛衝突′”を起し、トークンの消失状態を発生
させ、ステップS40以降の処理を実行させればよい。
または、この処理が一定周期毎に行なわれる様にしても
よい。
また、以上の説明では一般の伝送フレームを送信して、
ネットワーク構成を調べたが、伝送フレームに替えてト
ークンフレームによりネットワーク構成を調べてもよい
。この場合にはまず。
ネットワーク構成テーブルとしてマスタノードのみを指
定し、トークンを送出し、送出トークンが目ノードに還
るよう構成して行うとよい。
(第2実施例」 (第9図、第1O図)さて、以と説明
した様に本実施例におけるマスタノードはネットワーク
のスタートアップ時、及びトークン消失時等のりカバリ
−処理に重要な役目を果たすものである。この為、マス
タノードの障害に対しては充分な対策を講じておく事が
必要である。そこで、本実施例ではこのマスタノードと
なる得るべきメートを複数個用意しておく、即ち、マス
タノードの2重化系あるいは、多重化系を構成しておく
前述した様にトークンが正常に巡回している時はマスタ
ノードは他のノード(以下スレーブノードと称す)と同
一の動作を行なう、また、ハードウェアの構成もマスタ
/−ドとスレーブノードとでは単にタイマ回路10を追
加するのみであり。
全てのノードにこのタイマ回路10を備えることにより
、どのノードでもマスタノードとしての動作が可能とな
る。従って、例えばネットワーク内の各ノードのCPU
における通信制御処理手順(ファームウェア)としてマ
スタノードとしての制御動作と、スレーブノードとして
の制−動作とを両方備え、外部(ホスト)からの指示に
よってマスタノードとしての制御動作、あるいはスレー
ブノードとしての制御動作のいずれかを選択して実行可
能とすることが望ましい。この制御動作の選択指示の入
力手段としては、例えば、CPU5の入出力ボートに制
御動作モード選択スイッチを設けることで容易に行なう
ことができる。
第9図にこの場合のノードの構成例を示す。これは第1
図の回路構成に対し、タイマ回路10、動作モード選択
回路14を追加したものである。
この動作モード選択回路14は、例えば切換スイッチで
構成することができる。この動作モード選択回路14と
して切換スイッチを用いた場合のノードの外観図を第1
0図に示す。
第10図図示の如く、切換スイッチ14aが外部より操
作可能となっており、稼動中のマスタノードが障害等で
動作を停止した時には、他のスレーブモードとして動作
中のノードをマスタノードに切り換えることができる。
し第3実施例」 (第11図) 第2実施例においてはマスタノー)” * t?とスレ
ーブノード機能とは動作モード選択回路14により切り
換えて選択したが、この選択をホスト3よりの指示入力
に従い、切り換えてもよい。
一般にホスト3は例えば第11図に示すパーソナルコン
ピュータ等、マン・マシンインタフェースを備え、表示
部31とキー人力部32を備えるものが多く、キー人力
部32のキー操作等によってマスタノード/スレーブノ
ード機能の切り換え指示を行なわせしめる事が可能であ
る。
これにより通常は人の操作の介在することの殆どないノ
ード2に対する操作が必要なく、ノードの処理機能を切
り換えられる。
この時には、ノード2は例えばタイマ回路lOのタイム
アウト情報をインタフェース回路7を介してホスト3に
送出し、ホスト3はこのタイムアウト情報を受信すると
、ホスト3の表示装置31の表示面に例えば“トークン
消失”情報31aとして表示する様制御すればよい、オ
ペレータはこの“トークン消失”の旨の表示31aを確
認すると、キー人力部32に配設されたノード機能切換
の指示入カキ−32aを入力し、自装置の接続されてい
るノードをマスタノードとして動作させる旨の指定入力
を行ない、このキー人力に従い、ノード2のインタフェ
ース回路7を介してCPU5にマスタノードとして動作
するべく指定する。
この指定入力を受は取ると、このノードは第7図に示す
マスタノードとしての制御動作を実行し、ネットワーク
を再構築し、下流ノードに対してトークンを送出する。
この時、自装置の接続されているノードの機能を表示装
置31の表示面に表示すれば(3l b)オペレータに
接続ノード機能を常時確認可能となる。
[第4実施例] (第12図) また、ネットワークに接続されるホスト3のうちネット
ワーク中で特に重要な処理を司どる2例えばファイル装
置、中央処理装置、大容量記憶装置等においては、第1
2図に示す如くネットワークに対して複数(例えば2つ
)のど−ドを介して接続し、信顆性の向上、及び通信能
力の強化を図る場合が多い、この様な構成の場合にはこ
の中央処理装置に接続されているノードのうちの1つを
マスタノードとして機能させ、ノードの状態をホスト側
で管理可能とすることが望ましく、多くはマスタノード
はこれらのうちの1つのノードとなっている。
この場合には、通常の場合にはいずれかのノードをマス
タノード、他方をスレーブノードとして運用し、一方の
マスタノードのダウン時には、他方のスレーブノードを
マスタノードに切り換える方法もある。これにより、マ
スタノードがネットワークのいずれのホストに接続され
ているかを探す必要がなく、例えマスタノードとして機
能していたノードがダウンしたとしても、それに変わる
マスタノードはそれ以前にマスタノードとして機能して
いたノード近傍であることが直ちに認識でき、障害対策
も迅速かつ正確に行なうことが可能となる。
以上説明したいずれの方法もネットワーク内にマスタノ
ードを潜在的に複数個保有し得る事から、マスタノード
における障害に対しても強固なネットワークシステムを
作り上げる事が可能となる。
また以上の説明ではトークンバス方式のネットワークを
基準として説明したが、これに限るものではなく、トー
クンリング方式のネットワーク構成としても本実施例を
適用出来る。
以上説明したように本実施例によればトークンの委譲が
どのような場合においても確実に行え、かつ、トークン
委譲が正常に行えなかった場合にもデータ伝送の効率を
ほとんど損なうことなくネットワークの再構築を行える
以上説明した様に本実施例においてはマスタノードをネ
ットワーク内に唯一般ける事により従来におけるトーク
ンの発生送出時の競合、衝突状態の発生を皆無とし、か
つトークンの巡回開始処理を同期的に実行すると言う長
所を有する。
また、従来必要とされていた衝突検知器等を不要とし、
コスト的にも安価なものとする事ができる。
更にまた。非同期的処理を排除したために、処理手順は
きわめてシンプルなものとすることができ、通信制御手
順等の処理上のオーバヘッドも最小限で行なうことがで
きる。
更には、マスタノードが障害等によりダウンした場合に
おいても容易に他のスレーブノードをマスタノードとす
ることができ、障害に強いネットワークを構築すること
ができる。
E発明の効果] 以上説明した様に本発明によれば、ネットワーク内にト
ークンの新規生成を行う伝送装置を潜在的に複数個保有
し得る事から、この伝送装置における障害に対しても容
易に他の伝送装置がそれに替ることができ、かつ、その
切り替えを伝送装置に配設した例えばスイッチにより行
うことができるため、即座に操作者が障害等に対処する
ことができる網制御方式が提供できる。
また、トークンの新規生成を唯一の伝送装置よりおこな
うため、従来におけるトークンの発生送出時の競合、衝
突状態の発生を皆無とし、かつトークンの巡回開始処理
を同期的に実行すると言う長所を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例のネットワークシステム
を構成するノードのブロック図、882図はネットワー
ク構成図、 第3図は882図に示すネットワークのトークンパッシ
ング方式のトークン巡回遷移図。 第4図は第2図に示すネットワークの一部動作不能ノー
ドの存在する場合のトークンパッシング方式のトークン
巡回遷移図、 第5図は従来のトークン消失時のトークン再送出タイミ
ングを示す図、 第6図(A)、CB)は本実施例で用いる伝送フレーム
構成図。 第7図は本実施例のノードにおける一般的データ伝送制
御フローチャート、 第8図は本実施例におけるネットワーク構築処理フロー
チャート。 第9図は本発明に係る他の実施例のネットワークシステ
ムを構成するノードのブロック図、第10図は本発明の
他の実施例のノードの外観図。 第11図は本発明の他の実施例の7−ド及びホストの外
観図、 第12図は本発明の他の実施例のネットワークの構成図
である。 図中、1・・・伝送路、2.100〜170・・・ノー
ド、3・・・ホスト、4・・・トークン判別回路、5・
・・CPU、6・・・メモリ回路、7・・・インタフェ
ース回路、8・・・アドレス設定回路、9・・・ネット
ワーク構成テーブル、10・・・タイマ回路、11・・
・受信回路、J2・・・送信回路、13・・・宛先アド
レス判別回路、14・・・動作モード選択回路、31・
・・表示装置、31a・・・ノード機能表示、32・・
・キー人力部、32a・・・ノード機能切換の指示入カ
キ−1203・・・トークンコード、205・・・伝送
コードである。 特許出願人    キャノン株式会社 養2図 署 鍔54図 ゴ55図 ノード7トーレス4に 倖6図 第10図 第11図 竿12図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)通信媒体により複数の伝送装置を互いに接続して
    通信権委譲命令であるトークンにより通信権を獲得した
    伝送装置のみが送信権を得るネットワークシステムの網
    制御方式において、前記伝送装置に所定時間内にトーク
    ンを受信したか否かを判別する判別手段と、該判別手段
    が所定時間内にトークン受信を検出しない場合に該トー
    クンを生成して前記通信媒体への送出を開始するトーク
    ン送出手段と、該トークン送出手段を付勢するか否かを
    選択する選択手段とを備え、伝送装置に該選択手段が前
    記トークン送出手段を付勢することによるトークン生成
    機能と、他の伝送装置よりのトークン受信を待つ機能と
    を切替実行可能とすることを特徴とする網制御方式。
  2. (2)選択手段は伝送装置に配設されたスイッチにより
    トークン送出手段を付勢するか否かを選択することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の網制御方式。
JP60124125A 1985-06-10 1985-06-10 網制御方式 Pending JPS61283249A (ja)

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JP60124125A JPS61283249A (ja) 1985-06-10 1985-06-10 網制御方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11509394A (ja) * 1995-07-14 1999-08-17 センサーマティック・エレクトロニクス・コーポレーション バックアップマスタ内蔵同期電子回路網

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11509394A (ja) * 1995-07-14 1999-08-17 センサーマティック・エレクトロニクス・コーポレーション バックアップマスタ内蔵同期電子回路網

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