JPS61282126A - 四輪駆動用変速機 - Google Patents

四輪駆動用変速機

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JPS61282126A
JPS61282126A JP12234685A JP12234685A JPS61282126A JP S61282126 A JPS61282126 A JP S61282126A JP 12234685 A JP12234685 A JP 12234685A JP 12234685 A JP12234685 A JP 12234685A JP S61282126 A JPS61282126 A JP S61282126A
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JP
Japan
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clutch
shaft
parking
wheel drive
export
Prior art date
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Pending
Application number
JP12234685A
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English (en)
Inventor
Seiichi Nishikawa
誠一 西川
Kenichi Yoshizawa
芳澤 健一
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は車輪の駆動を二輪駆動と四輪駆動とに切換え
ることのできる変速機に関するものである。
従来の技術 この種の変速機は、一般に、後輸出力軸の回転力をクラ
ッチおよび動力伝達ta横を介して前輸出力軸に伝える
構成であり、クラッチの遮断、接続によって二輪駆動と
四輪駆動との切換えを行なうようになっている。その−
例を簡単に説明すると、第3図は例えば特開昭56−3
9352号公報に示された装置を原理的に示す図であり
、第3図において鎖線で囲った部分が全体として自動変
速機1であって、遊星歯車機構やクラッチおよびブレー
キを主体とした主変速機8!I2および副変速機部3が
、トルクコンバータ4を介してエンジン5に連結され、
a1変速m部3の出力軸である後輸出力軸6に対して前
輸出力軸7が平行に配置されるとともに、これらの出力
軸6,7がクラッチ8および動力伝達機構9によって連
結されている。すなわち、後輸出力軸6に対して同軸上
に設けた中間軸10をクラッチ8を介して後輸出力軸6
に連結する一方、その中間軸10と前輸出力軸7とに取
付けたスプロケット11.12にチェーン13が巻掛け
られている。したがってクラッチ8を遮断した状態では
、エンジン5による後輸出力軸6の回転力が前輸出力軸
7には伝達されないから、二輪駆動となり、またクラッ
チ8を接続すれば四輪駆動となり、クラッチ8の遮断・
接続によって二輪駆動と四輪駆動との切換えを行なうこ
とができる。
□発明が解決しようとする問題点 ところで一般に自動変速機は、油圧による制御を行なっ
ており、そのためにエンジンを停止させた場合には、油
圧が発生しなくなって制御を行なえなくなるので、パー
キング状態で後輪の回転を止めておくために、後輸出力
軸と一体の部材、例えばクラッチドラムの外周にパーキ
ングギヤを設け、これにパーキングブロックポールを係
合させる構成のパーキング装置を設けている。しかるに
第3図に示す構成の四輪駆動用自動変速機においては、
二輪駆動四輪駆動切換用のクラッチ8を、主変速機部2
や副変速機部3におけると同様に、油圧によって動作さ
せる湿式クラッチとするのが一般的であるが、このよう
な構成では、四輪駆動状態で停止し、しかる後エンジン
を切ってパーキング状態とした場合、後輪は前述したパ
ーキングallによってロックされるが、前記クラッチ
8にはエンジンの停止により油圧がかからなくなってそ
の係合が外れた状態となるために、前輪は自由回転状態
となり、その結果後輪のみで停止状態を維持させること
になり、換言すればエンジンを切ると同時に車体を停止
状態に維持する力を二輪で受けていた。
この発明は上記の事情に鑑み、車両をパーキング状態に
維持するために四輪全部の回転を阻止するよう構成した
四輪駆動用変速機を提供することを目的とするものであ
る。
問題点を解決するための手段 この発明は、上記の目的を達成するために、変速機構を
介してエンジンによって回転駆動されかつパーキング装
置によって停止状態に維持される第1出力軸と、その第
1出力軸から二輪駆動四輪駆動切換用クラッチおよび動
力伝達機構を介して回転力を受ける第2出力軸とを有す
る四輪駆動用変速機であって、前記第2出力軸をその回
転を阻止した状態に維持する第2のパーキング装置を設
けたことを特徴とするものである。
作   用 したがってこの発明の変速機においては、シフトレバ−
をパーキングレンジに設定するなどのことによりパーキ
ング状態とすれば、第1出力軸および第2出力軸の回転
が各々に対応するパーキング装置によって阻止され、四
輪の全部が機械的にロックされた状態となるから、エン
ジンを切ることに伴って二輪駆動四輪駆動切換用クラッ
チに油圧がかからなくなり、その保合が外れても、車両
を移動させるよう作用する外力を四輪で受けて停止状態
を維持させることができる。
実施例 先ず、この発明の一実施例を原理的に示せば第1図の通
りであり、第1図において鎖線で囲んだ全体が自動変速
機20であって、例えば前進4速後退1速の切換えを行
なう主変速機部21がトルクコンバータ22を介してエ
ンジン23に連結されるとともに、その主変速開部21
の後段側に、例えばハイ(H)、ロー(L)の切換えを
行なう副変速機部24が配置され、その副変速機部24
の出力軸が後輸出力軸25となっており、パーキング時
にその後輸出力軸25の回転を阻止するパーキング装!
(図示せず)が副変速機8S24に内蔵されている。ま
た前輸出力軸(パートタイム駆動軸)26が後輸出力軸
25と平行に配置され、これらの出力軸25.26が動
力伝達!f!fR27を介して断続自在に連結されてい
る。すなわち後輸出力軸25にはドライブシャフト28
が同軸心上に配置され、これら後輸出力軸25とドライ
ブシャフト28との間には、二輪駆動四輪駆動切換用ク
ラッチ(以下、第1クラツチと記す)29が介装されて
いる。また前輸出力軸26にはドリブンシャフト30が
同軸心上に配置され、これら前輸出力軸26とドリブン
シャフト30との間に他のクラッチ(以下、第2クラツ
チと記す)31が介装されるとともに、ドライブシャフ
ト28とドリブンシャフト30とが各々に取付けたスプ
ロケット32.33およびこれらに巻掛けたチェーン3
4によって連結されている。そして第2クラツチ31の
うち前輸出力軸26と一体となっているクラッチドラム
84を利用して前輸出力軸26の回転を阻止する第2の
パーキング装置P2が設けられている。
つぎにこの発明の実施例をより具体的に説明すると、第
2図はこの発明の一実施例の主要部を示す断面図であっ
て、第1図に示す部材、部分と対応する部材、部分には
第1図と同一の符号を付しである。第2図に示す副変速
S部24は、遊星歯車機構35およびクラッチ36なら
びにブレーキ37によってハイ(H)、ロー(L)の切
換えを行なう構成であって、主変速機部21の出力軸で
ある駆動軸38に太陽歯車39が固定されるとともに、
太陽歯車39は前記クラッチ36のハブ40に一体的に
連結されている。また前記遊星歯車機構35のキャリヤ
ー41が、一方で後輸出力軸25に一体的に連結され、
他方で前記クラッチ36のクラッチドラム42に一体化
されている。さらにブレーキ37はリングギヤ43の外
周側にありて、リングギヤ43を固定し、あるいはその
固定を解除するようになっている。したがって副変速機
部24はクラッチ36を接続するとともにブレーキ37
によるリングギヤ43の固定を解除し、あるいはクラッ
チ36を遮断するとともにブレーキ37によってリング
ギヤ43を固定することにより、後輸出力軸25の回転
をハイ(H)、ロー(L)に切換えるようIll成され
ている。そして、後輸出力軸25と一体のクラッチドラ
ム42を利用して後輸出力軸25の回転を阻止するパー
キング装置1P1が設けられている。すなわちクラッチ
ドラム42の外周面にパーキングギヤPaが形成される
とともに、シフトレバ−(図示せず)に連動してパーキ
ングギヤPQに係合・離脱するバーキングヂロックポー
ルPbが設けられている。
上記の副変速11i!1ls24を収容しているトラン
スミッションケース44の端ys<車載状態での後端部
)にチェーン室ケース45が取付けられている。
チェーン室ケース45は、第2図に示すように後輸出力
軸25の半径方向へ突出した中空部分を有する形状であ
って、フロントケース46とリヤケース47とにほぼ中
央部で2分割される構成とされ、フロントケース46と
トランスミッションケース44との間の空室に二輪駆動
四輪駆動切換用の第1クラツチ29が収容されており、
またフロントケース46とリヤケース47とによって形
成される空室にチェーン34およびこれを巻掛けたスプ
ロケット32.33が配置されている。前記リヤケース
47のうち後輸出力軸25の軸線方向での端部にリヤハ
ウジング48が取付けられ、ここに更に空室が形成され
ている。後輸出力軸25はチェーン室ケース45および
これに取付けたリヤハウジング48を貫通してリヤハウ
ジング48側に突出しており、その突出端にコンパニオ
ン7ランジ49が取付けられるとともに、リヤハウジン
グ48内に設けた軸受50によってその突出端剥の部分
を支持されている。後輸出力軸25の中間部には、動力
伝達機構27の一部をなすドライブシャフト28が同軸
心上に嵌め合わされており、そのドライブシャフト28
は前記フロントケース46およびリヤケース47のそれ
ぞれの内部に設けた軸受51.52によって両端部を回
転自在に支持され、かつ前記第1クラツチ29のハブ5
3に一体化されている。また第1クラツチ29のクラッ
チドラム54は後輸出力軸25にスプラインおよびスナ
ップリングを介して嵌合・固定されている。第1クラツ
チ29は従来と同様に油圧式クラッチであって、ピスト
ンの背面側に油圧を加えることにより摩擦板とクラッチ
プレートとを圧接させて後輸出力軸25とドライブシャ
フト28とを接続し、また油圧を抜いてリターンスプリ
ングによりピストンを復帰させることにより摩擦板とク
ラッチプレートとの圧接を解いて後輸出力軸25とドラ
イブシャフト28とを遮断する構成である。
さらに前記ドライブシャフト28の中間部外周には、前
記フロントケース46とりャケース47とによって形成
される中空部内に位置するスプロケット32が、スプラ
インおよびスナップリングによって嵌合・固定されてい
る。そのスブOケット31の前後両側のボス部の外周に
は、オイルシール55が介在され、そのオイルシール5
5によってチェーン室56と他の空室とが隔絶されてい
る。
なお、前記リヤケース47に取付けたリヤハウジング4
8は、後輸出力軸25を支持する軸受50を取付けるこ
とと併せてスピードセンサー57を&il!置するため
のものであり、リヤハウジング48がチェーン室ケース
45から独立し、またその内部の空室がチェーン室56
から独立しているから、スピードセンサー57等のメン
テナンスを容易に行なうことができる。
チェーン室ケース45は前述したように後輸出力軸25
の半径方向へ向けて突出した形状であって、その突出し
た部分に前輸出力軸26が保持されている。すなわち前
記フロントケース46の突出部分には、前輸出力軸26
の軸線方向へ幾分窪んだ円筒状の隔壁部58が一体的に
形成されており、その隔壁部58によって区画される円
筒状部分の前端側(車載状態での前端側)の関口部に、
ボス部を中心部に突設したほぼ円板状のクラッチサポー
ト59が、キー溝60によって回り止めし、かつスナッ
プリング61によって軸輪方向の移動を阻止した状態に
嵌め込まれている。したがってクラッチサポート59と
隔壁部58との間にクラッチ室62が形成されている。
ざらにフロントケース46のうちクラッチサポート59
より前端側に、空室を区画形成するためのフロントハウ
ジング63が取付けられている。他方、前記リヤケース
47の突出部分における後端部(車載状態での後端部)
に、空室を区画形成するための有底円筒状(あるいはカ
ップ状)のリヤハウジング64が取付けられている。
そして前輸出力軸26は前記隔壁部58およびクラッチ
サポート59ならびにフロントハウジング63を貫通し
て前記後輸出力軸25と平行に配置されており、その前
輸出力軸26の侵@部が前記リヤハウジング64の内部
に設けた軸受65によって支持されるとともに、前端郡
がフロントハウジング63の内部に設けた軸受66によ
って支持されている。なお、前端側の軸受66はスナッ
プリング67によって軸線方向に対して固定されるとと
もに、L字断面でかつ全体として環状をなすオイルデフ
レクタ68が、その軸受66よりもフロントハウジング
63の内側に配置され、軸受66に対するra′/R油
を常時オイルデフレクタ68によって保持するようにな
っている。また前輸出力軸26のフロントハウジング6
3からの突出端部に、コンパニオンフランジ69が嵌め
込まれ、そのコンパニオン7ランジ69は前輸出力軸2
6の先端ねじ部70にスペーサ71を介してナツト72
をねじ込むことにより固定されている。さらに潤滑油の
漏洩を防ぐために、コンパニオンフランジ69のボス部
とフロントハウジング63との間にオイルシール73が
介装され、かつ前輸出力軸26の外周面とコンパニオン
7ランジ69の内W!面との[:ClノングアΔがl>
蔓されている。
上記のように支持された舶輸出カー267)うちほぼ中
央部から後端部側の部分に、動力伝達機構27の一部を
なすドリブンシャフト30が同軸心上に、かつ相対回転
可能に嵌め合わされており、そのドリブンシャフト30
は、前記フロントケース46における隔壁部58の内周
側にスナップリング75によって固定した軸受76とリ
ヤケース47の内周部に設けた軸受77とによって回転
自在に支持されている。しかして互いに同軸心上に配置
した前輸出力軸26とドリブンシャフト3゜とのうち、
前輸出力軸26はドリブンシャフト30から突出した前
接両端部を軸受65.66によって支持され、かつこれ
らの軸受65,66とは別異の軸受76.77によって
ドリブンシャフト3oが支持されていて、両者の支持門
構が独立しているから、走行的に!撃や振動を受は易い
前輸出力軸26の影響がドリブンシャフト3oに及ばず
、したがって前輸出力軸26の支持点間隔(スパン)を
長く取れることと相まって、前輸出力軸2eとドリブン
シャフト 巳、ニーう剛性が呂く支片する二こブできろユドリブン
シャフト30のうちこれらの軸受76゜77の門には、
前述したスプロケット32に対応するスプロケット33
が、スプラインおよびスナップリング78によって嵌合
・固定されており、これらのスプロケット32.33に
チェーン34が巻掛けられている。トリアンシャフト3
011のスプロケット33における前後両側のボス部外
周面と前記隔壁部58およびリヤケース47との間にオ
イルシール79が介装されており、そのオルシール79
によってチェーン室56とクラッチ室62およびリヤハ
ウジング64内の空室とが隔絶されている。またチェー
ン室56は、チェーン34と平行になるよう、一端部を
前記隔壁部58にボルト80で固定しかつ他端部をフロ
ントケース46の他の内面に密着・固定した仕切板81
によってチェーン室ケース45内で隔絶されている。し
たがってチェーン室56はIyr&!各オイルジオイル
シール55よび仕切板81によって他の空室あるいは中
空部から独立しており、チェーン34およびスプロケッ
ト32゜33の潤滑を他の部分から独立して行なうよう
構成されている。なお、チェーン室56へのtli!1
mの供給は、リヤケース47に取付けたプラグ82を外
して行なうようになっている。
動力伝達機構27を構成するチェーン34やスプロケッ
ト33よりもエンジン側に位置するクラッチv62には
、前輸出力軸26とドリブンシャフト30とを断続する
第2クラツチ31が収容されている。その第2クラツチ
31は油圧式の湿式多板クラッチであって、クラッチハ
ブ83が前記ドリブンシャフト30に一体化されるとと
もに、クラッチドラム84が前記クラッチサポート59
のボス部外周に密着して嵌め合わされた状態で前輸出力
軸26にスプラインおよびスナップリング85によって
嵌合・固定されている。クラッチドラム84の内部には
、内外周の両側をOリングでシールしたピストン86が
、クラッチプレート87および摩擦板88に向けて前後
動するよう配置されており、そのピストン86の背面側
にオイルチャンバー89が形成されるとともに、前面側
にリテーナ90で保持したリターンスプリング91が配
置されている。またクラッチドラム84の外局面にパー
キングギヤ92が形成されており、これに係合するパー
キングブロックポール93が、チェーン室ケース45内
に前記仕切板81を設けることによって区画形成された
空室94に、前記隔壁部58の抜孔95を通ってクラッ
チ室62に向けて進退するよう配置されている。そのパ
ーキング70ツクボール93を動作させる手段は、油圧
式あるいは電気式もしくは機械式等のいずれの方式のも
のも採用することができ、また後輸出力軸25をロック
するパーキングWLWiと連動するよう構成されている
。したがってパーキング10ツクボール93およびパー
キングギヤ92が第2のパーキング装置P2を構成して
おり、これら両者を係合させれば、前輸出力軸26と一
体のクラッチドラム84の回転が阻止され、またパーキ
ングブロックボール93が後輪側のパーキング装WIP
1と連&lTるから、四輪の全部を同時にロックするこ
こができ、そのi″:めに勾配り急な坂道などにおいて
も確実に車両を停止させておくことができる。
なおここで第2クラツチ31を動作させるための油圧の
供給経路について説明すると、前記副変速機部24もし
くは主変速!1部21に付設した油圧制御IIl装置1
96に連通する油圧路97が前記フロントケース46の
内部を貫通して形成され、その油圧路97はフロントケ
ース46のうちクラッチサポート59の外周面に密着す
る内周面に開口しており、またクラッチサポート59に
は、前記油圧路97に連通する油圧路98が、外周面か
ら内周面まで半径方向に貝通して形成されている。クラ
ッチサポート59の内周面には、その油圧路98の開口
端からボス部の内周側にまで到るわずかな凹部が形成さ
れており、その凹部は前輸出力軸26との間に介在させ
たブツシュ99によって密閉されて油路となっており、
クラッチサポート59のボス部にはその凹部から外周面
に到る油圧路100が形成されている。その油圧路10
0の外H鋼V月コHisと、1次Aニフつで6つ、クラ
ッチドラム84のうちクラッチサポート59のボス部に
!111合している部分には、前記1状Aからオイルチ
ャンバー89に連通する油圧路101が形成されている
。なお、フロントケース46とクラッチサポート59と
の接触面およびクラッチサポート59とクラッチドラム
L4との接触面には、油圧の1洩を防ぐために、油圧路
97.98.101の開口端を挟んでシールリング10
2がそれぞれ介在されている。したがって第2クラツチ
31は、油圧制!MIsii装置96における制御弁(
図示せず)が動作することにより、各油圧路97.98
゜100.101を経てオイルチャンバー89に油圧が
加えられてピストン86が前進し、それに伴ってクラッ
チプレート87と摩擦板88とが圧接して前輸出力@2
6とドリブンシャフト30とを接読し、またl1lIW
ll弁が逆動作することにより、油圧がオイルチャンバ
ー89から抜けてピストン86がリターンスプリング9
1によって後退し、それに伴ってクラッチプレート87
と*t*板8板上8圧接が解除されて前輸出力軸26と
ドリブンシャフト30との接続が断たれるように構成さ
れている。
しかして、油圧路はホースやバイブを引き回さずにケー
ス等の内部内に形成することにより、構成を簡素化し、
また安全性を高めることができるが、これに加え、上記
の構成ではチェーン34を主体とづる動力伝達11M2
7よりもエンジン側に第2クラツチ31を配置したから
、動力伝達rs叢27を渡って油圧路97を形成する必
要がなく、その結果、油圧の供給経路を簡素化し、ひい
てはその信頼性を高め、また製造の容易なものとするこ
とができる。
また前記フロントケース46の内部には、前記油圧路9
7と同様に潤滑油路103が形成されており、そのIt
滑油路103は一方で副変速機部24の潤滑油供i&部
(図示せず)に連通し、他方でフントケース46のうち
クラッチサポート59の外周面に密着する内周面に開口
しており、かつクラッチサポート59にはフロントケー
ス46におけるmwi油路103に連通する潤滑油路1
04が、前記油圧路98とJFiJaIに、外周面から
内周面にまで半径方向に沿って形成されている。その潤
滑油路104の内周面側の開口端は環状溝となっており
、前記ブツシュ99にはその環状溝に開口する小孔が厚
さ方向に貫通して形成されている。他方、前輸出力軸2
6には後端面から先端部近くにまで軸心に沿って潤滑穴
105が形成されており、その潤滑穴105とブツシュ
99における小孔とを連通させるrA漸油路106が前
輸出力軸26に形成されている。さらに前輸出力軸26
には、前記IQWi穴105を基幹路とし、そこから必
要個所に潤滑油を供給するための複数のWJi11油路
が半径方向に向けて分岐して形成されている。なお、ク
ラッチサポート59とフロントケース46とのN11面
のうち1滑油路103.104の開口端を挾んだ両側に
、潤滑油の漏洩を防止するためのオイルシール107が
介装されている。また、前記クラッチ室62にも潤滑油
が供給されるが、前記仕切板81によって区画形成され
た空室94とクラッチ室62とを隔てる隔壁部58には
、バーキングヂOツクポール93を挿入するための抜孔
95が形成されているので、その抜孔95がら空室94
へ飛び出したi’am油をクラッチ室62に戻すための
他の抜孔1o8がrlA!!部58に形成されている。
ところで、フロントケース46に取付けたフロントハウ
ジング63の内部には、スピードメータドリブンギヤ1
09が前輸出力@26に交差する方向に向けて配置され
るとともに、そのスピードメータドリブンギヤ109が
前輸出力@26に取付けたスピードメータドライブギヤ
110に噛み合っており、これらのギヤ109,110
を介して前輸出力軸26の回転数を検出するように構成
されている。すなわち二帷墾勤の状態で前輪のフリーホ
イールハブ(図示せず)をロックしてあれば、gJ輪と
共に前輸出力軸26が回転し、またフリーホイールハブ
をフリーにしておけば、前輪の回転が伝わらないので前
輸出力軸26が回転せず、したがってスピードメータド
リブンギヤ109に接続したセンサー(図示せず)の出
力によって、フリーホイールハブがロック状態にあるか
、フリー状態にあるかを検知でき、ひいては四輪駆動切
換えのためのインターロック信号としても用いることが
できる。また二輪駆動では後輪がスリップし易い荒地走
行などの場合に四輪駆動に切換えることが多いが、1¥
j記スピードメータドリブンギヤ109に接続したセン
サーの出力と後輸出力軸25に付設したスピードセンサ
ー56の出力とを比較することにより、後輪のスリップ
を検出することができ、したがってその比較結果の出力
を四輪駆動切換えのためのスタンバイ信号とし、そのス
タンバイ信号によって第1あるいは第2のクラッチ29
.31のいずれか一万を予備的に1!続状態にさせるこ
ともできる。 。
なお、スピードメータドリブンギヤ109を収容する空
室を前記フロントケース46とは別体のフロントハウジ
ング63によって形成するよう構成しであるから、前輸
出力軸26側にも第2クラッチ31設け、それに伴って
クラッチサポート59を設けてあっても、これらの部材
の組付けを動力伝達機構27とは反対側から行なうこと
ができ、総じて組立て性の良好なものとすることができ
る。
またスプロケット33を取付けた前記ドリブンシャフト
30の後端部は、前記リヤケース47の後端部に取付け
たリヤハウジング64の内部にまで延びており、そのド
リブンシャフト300後端部には、磁石を取付けたロー
タ111がスナップリング112によって固定されてお
り、また0 −タ111の磁石に感応して信号を出力す
るスピードセンサー113が、リヤハウジング64に取
付けられている。これらのロータ111およびスピード
センサー113は、実質上動力伝達tI1m27の動作
状態を検出するためのものであり、以下のように機能さ
せることができるものである。すなわち二輪駆動状態で
は、第1および第2のクラッチ29.31が遮断状態に
あって動力伝達v4構27が停止しているが、走行時に
は後輸出力@25が駆動され、また前輸出力軸26は前
輪の回転力加速あるいは悪路走行のためのスリップなど
の条件によって異なっており、したがって第1および第
2のクラッチ29.31を同時に接続した場合には、動
力伝達機構27に対して後輸出力軸25および前輸出力
軸26の両方から、異なる動力が同時に入ることになり
、その結果、チェー、34に過大な張力や衝撃力あるい
は撮動が発生するおそれがある。このような事態に対し
、前記スピードセンサー113は第1クラツチ29を接
続した後に動力伝達機構27が後輸出力軸25と同程度
に回転するなどの規定の回転状態になったことを検出し
て第2クラツチ31の接続のインターロックを解除し、
動力伝J!!機構27に対する動力の入力が一方向のみ
から生じるように制御する。
つぎに上記のように構成した自助変速120の作用につ
いて説明する。
エンジンを切ったパーキング状態のとき、駆動モードを
四輪!!動および二輪駆動のいずれに設定してあっても
、各クラッチ29.31は油圧がかからないために保合
が外れて遮断状態になるが、第1のパーキングlj@P
1におけるパーキングギヤPi)にパーキングチ0ツク
ボールpbが係合し、かつ第2のパーキング装置P2に
おけるパーキングギヤ92にパーキングテロツクボール
93が係合するので、各出力軸25.26の回転が阻止
され、したがって四輪の全部がロック状態となって停止
状態を推持させることができる。
そして二輪jJi!lに設定した場合は、第1クラツチ
29に油圧を供給せずに遮断状態にし、エンジン23の
動力を後輸出力軸25にのみ伝達する。
また第2クラツチ31も同種に遮断状態にする。
このように設定して走行した場合、前輪のフリーホイー
ルハブがロック状態であれば、前輪の回転が前輸出力軸
26に伝わってこれを回転さぜるが、第2クラツチ31
が前輪駆動軸26とドリブンシャフト30とを遮断して
いるから、ドリブンシャフト30には回転力が伝わらず
、動力伝達eHM27は停止している。したがって二輪
駆動時には、動力伝達ll構27を不必要に回転させる
ことがないから、動力の損失がその分g1減され、同時
に潤滑油の温度上昇も抑制される。なお、前輪のフリー
ホイールハブがロック状態にあれば、前輪駆動軸26が
前輪の回転力を受けて回転するので、これに取付けたス
ピードメータドライブギヤ110およびスピードメータ
ドリブンギヤ109を介して図示しないセンサーが動作
し、またフリーホイールハブをフリーにしておけば、前
輸出力軸26が回転しないために、そのセンサーが動作
しない。
したがってセンサーの出力は、フリーホイールハブのロ
ックあるいはフリーの判定に用いられ、またフリーの判
定時には四輪駆動への切換えを阻止するためのインター
ロック信号とされ、あるいは四輪駆動とはならないこと
を表示する注意信号とされる。さらに二輪駆動時の前輸
出力軸26の回転を検出するセンサーの出力と後輸出力
軸25に付設したスピードセンサー56の出力とを比較
し、その差が大きい場合には、四輪駆動へ切換えるため
のスタンバイ信号を出力することもできる。
二輪駆動から四輪駆動への切換えは、第1クラツチ29
および第2クラツチ31に油圧を加えて、これらのクラ
ッチ29.31を接続することにより行なう。すなわち
油圧制御II装置!96における所定の制御弁が切換わ
ると、第1クラツチ29におけるピストンの背面側へ油
圧が送り込まれてそのピストンが前進し、その結果、ク
ラッチフレートと摩1%とが圧接されて、後輸出力軸2
5とドライプシャト28とが接続される。またM2クラ
ッチ31に対しては、前述した油咥路97,98゜10
0.101を介してオイルチャンバー89に油圧が供給
され、その結果ピストン86がリターンスプリング91
を圧縮しつつ前進してクラッチプレート87と摩擦板8
8とを圧接させ、ドリブンシャフト30と前輸出力軸2
6とをfilする。
その場合、先ず第1クラツチ29が接続状態となってド
ライブシャフト28およびこれに取付けたスプロケット
32が回転するとともに、チェーン34を介して他のス
プロケット33およびトリアンシャフト30が回転し、
そのドリブンシャフト30の回転数が前記ロータ111
およびスピードセンサー113によって検出され、ドリ
ブンシャフト30の回転数が後輸出力軸25の回転数と
同一になるなどのことによりスピードセンサー113の
出力値が規定の値になると、第2クラツチ31に対する
油圧供給のインターロックが解除され、第2クラツチ3
1が接続状態になる。したがって動力伝3!装置27に
は、後輸出力軸25側から動力が入力され、前輸出力軸
26が後輸出り軸25とは幾分異なる回転をしていても
、その回転の相違は動力伝達装置27に対して負荷とし
て作用するのみであり、その結果、動力伝達装[27に
は後輸出力軸25側のみから動力が入力されることにな
るから、チェーン34に対する過大な張力や衝撃力ある
いは振動が防止され、チェーン34やスプロケット32
.33等の耐久性が向上する。
このようにチェーン34は四輪駆動時に初めて動作する
ことになるが、チェーン34は、仕切板81やオイルシ
ール55.79によって隔絶されたチェーン至56内に
収容されているから、チェーン34の摩耗粉゛が潤滑油
によってクラッチ29゜31や各相受に運ばれろことが
なく、したがってクラッチ29.31や軸受の寿命低下
が防止される。
ところで前輸出力軸26は、図示していないプロペラシ
ャフトや差動歯車機構によってフロントアクスルに連結
されるから、前輸出力軸26には走行時に路面からの衝
撃力が比較的伝達され易いが、前輸出h@26は可及的
に相互の開隔を広くした1対の軸受65.66によって
支持されており、またドリブンシャフト30はこれらの
軸受65.66とは全く独立した1対の軸’!76.7
7によって支持されているから、前輸出力軸26が高剛
性で支持されるとともに、軸受76.77の野分低下が
防止され、また前輸出力軸26の受ける衝撃力等の外力
の影響がドリブンシャフト30に及ばないため、その支
持機構および動力伝達装置27の耐久性が向上する。
なお、上記の実施例では、クラッチドラム42゜84を
利用してパーキング装置pi 、p2を構成したが、こ
の発明におけるパーキング装置は要は各出力軸25.2
6を所定の固定部に対して固定し、その回転を阻止し得
る構成であればよく、その構成および設置位置は特に限
定されない。また上記の実施例では、助力伝達m構27
と前輸出力軸26との間に第2のクラッチ31を設けた
変速機を例に採って説明したが、この発明は上記の実施
例に限定されるものではなく、第3図に示す従来タイプ
の自動変速機にも適用することができ、その場合には、
前輸出力軸に適宜のディスクを取付け、そのディスクを
介して前輸出力軸の回転を阻止するよう構成すればよい
発明の効果 以上の説明から明らかなようにこの発明の変速日によれ
ば、第1出力軸の回転を阻止する第1のパーキング@値
に加え、第2出力軸の回転を阻止する第2のパーキング
装置を設けたから、エンジンを切った状態であっても、
四輪の全部をロック状態にしてその回転を阻止すること
ができ、車両を移動させろように作用する外力に対して
四輪全部を介して抵抗することになり、その結果、四輪
駆動時における路面との動力伝達関係をパーキング時に
も維持することになる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例を原理的に示す模式図、第
2図はこの発明の一実施例の主要部を示す断面図、第3
図は従来の四輪駆動用自動変速機の一例を原理的に示す
模式図である。 20・・・自動変速機、 21・・・主変速機部、 2
3・・・エンジン、 24・・・副変速!1部、 25
・・・後輸出力軸、 26・・・前輸出力軸、 27・
・・動力伝達機構、 28・・・ドライブシャフト、 
29・・・二輪駆動四輪駆動切換用クラッチ、 30・
・・ドリブンシャフト、 31・・・(第2)クラッチ
、 32゜33・・・スプロケット、 34・・・チェ
ーン、 92゜Po−・・パーキングギヤ、 93.P
b・・・パーキングヂロツクボール、 Pl、P2・・
・パーキング装置。 出願人  トヨタ自動車株式会社 代理人  弁理士 豐 1)武 久 (ほか1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 変速機構を介してエンジンによって回転駆動されかつパ
    ーキング装置によって停止状態に維持される第1出力軸
    と、その第1出力軸から二輪駆動四輪駆動切換用クラッ
    チおよび動力伝達機構を介して回転力を受ける第2出力
    軸とを備えた四輪駆動用変速機において、 前記第2出力軸をその回転を阻止した状態に維持する第
    2のパーキング装置を備えていることを特徴とする四輪
    駆動用変速機。
JP12234685A 1985-06-05 1985-06-05 四輪駆動用変速機 Pending JPS61282126A (ja)

Priority Applications (2)

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JP12234685A JPS61282126A (ja) 1985-06-05 1985-06-05 四輪駆動用変速機
US06/868,053 US4771852A (en) 1985-06-05 1986-05-29 Four wheel drive vehicle transfer and control apparatus

Applications Claiming Priority (1)

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JP12234685A JPS61282126A (ja) 1985-06-05 1985-06-05 四輪駆動用変速機

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JP (1) JPS61282126A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018131009A (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 株式会社Subaru パーキングロック装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018131009A (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 株式会社Subaru パーキングロック装置

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