JPS6229714Y2 - - Google Patents
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- JPS6229714Y2 JPS6229714Y2 JP1984132782U JP13278284U JPS6229714Y2 JP S6229714 Y2 JPS6229714 Y2 JP S6229714Y2 JP 1984132782 U JP1984132782 U JP 1984132782U JP 13278284 U JP13278284 U JP 13278284U JP S6229714 Y2 JPS6229714 Y2 JP S6229714Y2
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- JP
- Japan
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- gears
- final drive
- floating shaft
- gear train
- hole
- Prior art date
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 8
- 230000004048 modification Effects 0.000 claims description 6
- 238000012986 modification Methods 0.000 claims description 6
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D11/00—Clutches in which the members have interengaging parts
- F16D11/14—Clutches in which the members have interengaging parts with clutching members movable only axially
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D55/00—Endless track vehicles
- B62D55/08—Endless track units; Parts thereof
- B62D55/12—Arrangement, location, or adaptation of driving sprockets
- B62D55/125—Final drives
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19614—Disconnecting means
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は地上走行車両用の最終駆動装置に係
り、特に曳引作業等の際に最終駆動装置を牽引装
置から遮断する装置を備えた最終駆動装置に関す
る。
り、特に曳引作業等の際に最終駆動装置を牽引装
置から遮断する装置を備えた最終駆動装置に関す
る。
重量のある地上走行車輌は、動力系列その他の
主要構成部に故障が生じたときには、しばしば、
修理工場まで引いて行かなければならない。この
とき、車輌の最終駆動装置を牽引ユニツトから迅
速に遮断する簡単な装置があると望ましい。これ
は、歯車列を強制的に作動させて牽引中の潤滑油
欠乏状態で動かすことにより歯車列と最終駆動装
置モータとに損傷を与えることを避けるためであ
る。
主要構成部に故障が生じたときには、しばしば、
修理工場まで引いて行かなければならない。この
とき、車輌の最終駆動装置を牽引ユニツトから迅
速に遮断する簡単な装置があると望ましい。これ
は、歯車列を強制的に作動させて牽引中の潤滑油
欠乏状態で動かすことにより歯車列と最終駆動装
置モータとに損傷を与えることを避けるためであ
る。
さらに、普通、ばね負荷式であつて液圧で解放
する式のブレーキユニツトが安全装置として最終
駆動装置システムに一体に組込んである。このよ
うなブレーキを整備した車輌では、動力源または
それに関連した補助装置(たとえば、作動流体シ
ステム)の故障が、しばしばブレーキ装置の液圧
解放を妨げるので、曳引を開始する前にブレーキ
を解放する機械的な装置を特別に必要とする。し
たがつて車輌の最終駆動装置とブレーキ機構の両
方を選択的に外して抵抗なく曳引を行える遮断装
置が必要である。
する式のブレーキユニツトが安全装置として最終
駆動装置システムに一体に組込んである。このよ
うなブレーキを整備した車輌では、動力源または
それに関連した補助装置(たとえば、作動流体シ
ステム)の故障が、しばしばブレーキ装置の液圧
解放を妨げるので、曳引を開始する前にブレーキ
を解放する機械的な装置を特別に必要とする。し
たがつて車輌の最終駆動装置とブレーキ機構の両
方を選択的に外して抵抗なく曳引を行える遮断装
置が必要である。
もう一つの特別な問題点として、遮断装置と組
合わせて車輌の左右いずれの側でも修正なしに最
終駆動装置ユニツトと連結して用いることのでき
る万能最終駆動装置ケーシングを設計することが
ある。このようなケーシングは、時間および製作
工程と共に保管および輸送コストを大幅に節減す
ることになる。
合わせて車輌の左右いずれの側でも修正なしに最
終駆動装置ユニツトと連結して用いることのでき
る万能最終駆動装置ケーシングを設計することが
ある。このようなケーシングは、時間および製作
工程と共に保管および輸送コストを大幅に節減す
ることになる。
これらの問題に対して或る程度の解答を与える
構造が、米国特許出願第211368号、同第244413号
および同第311823号に開示してある。しかしなが
ら、これらの構造は、いずれも、互換性のある最
終駆動装置ケーシングあるいはこれと組合わせて
車輌の最終駆動装置を牽引装置から遮断する、す
なわちこれらの間の連結を断つことのできる極め
て簡単な装置を教示していない。
構造が、米国特許出願第211368号、同第244413号
および同第311823号に開示してある。しかしなが
ら、これらの構造は、いずれも、互換性のある最
終駆動装置ケーシングあるいはこれと組合わせて
車輌の最終駆動装置を牽引装置から遮断する、す
なわちこれらの間の連結を断つことのできる極め
て簡単な装置を教示していない。
本考案の目的は、車両のいずれの側の牽引装置
にも用いることが出来、かつ最終駆動装置を不作
動にするための遮断装置を備えた簡単な構造の最
終駆動装置を提供することである。
にも用いることが出来、かつ最終駆動装置を不作
動にするための遮断装置を備えた簡単な構造の最
終駆動装置を提供することである。
本考案によれば、左右対向して配置された牽引
装置を有する車両用の最終駆動装置にして、この
最終駆動装置は前記左または右のいずれの牽引装
置のための最終駆動装置にも修正なしで用いるこ
とのできる互換性のあるハウジング装置と、前記
ハウジング装置に装架されて駆動力を駆動モータ
から前記牽引装置へ伝達する歯車列とを包含し、
前記歯車列が複数個の歯車とこれら歯車の内の隣
接した2つの歯車間に回転可能に配置された浮動
軸とを含み、前記浮動軸は前記2つの歯車にそれ
ぞれかみ合わせ可能な軸方向スプラインとねじ付
の軸方向孔とを形成され、かつこれらスプライン
を前記2つの歯車と係合させ若しくはこれらスプ
ラインを前記2つの歯車から外して前記歯車列を
選択的に形成若しくは遮断するよう軸方向へ移動
可能に装架されており、前記ハウジング装置が取
り外し自在のカバープレートを含み、このカバー
プレートは前記浮動軸と軸方向整合する位置に設
けられた第一の孔装置と引張ボルトを保管のため
取り外し自在に収容するよう説けられた別の孔装
置とを備え、前記第一の孔装置は前記引張ボルト
を通すように形成されかつ取り外し自在の第一の
プラグ装置によつて通常閉鎖されており、前記引
張ボルトは前記浮動軸のねじ付孔と選択的に係合
し該ボルトの回転を通してこの浮動軸を軸方向へ
移動させて前記歯車列を形成若しくは遮断するよ
う外ねじを形成され、前記カバープレートはさら
に該カバープレートの周縁近くに周方向へ隔置さ
れた、前記ハウジング装置から流体を排出するた
めの第二および第三の孔装置と、これら第二およ
び第三の孔装置をそれぞれ閉鎖する第二および第
三の選択的に取り外し自在なプラグ装置とを包含
する最終駆動装置が提供される。
装置を有する車両用の最終駆動装置にして、この
最終駆動装置は前記左または右のいずれの牽引装
置のための最終駆動装置にも修正なしで用いるこ
とのできる互換性のあるハウジング装置と、前記
ハウジング装置に装架されて駆動力を駆動モータ
から前記牽引装置へ伝達する歯車列とを包含し、
前記歯車列が複数個の歯車とこれら歯車の内の隣
接した2つの歯車間に回転可能に配置された浮動
軸とを含み、前記浮動軸は前記2つの歯車にそれ
ぞれかみ合わせ可能な軸方向スプラインとねじ付
の軸方向孔とを形成され、かつこれらスプライン
を前記2つの歯車と係合させ若しくはこれらスプ
ラインを前記2つの歯車から外して前記歯車列を
選択的に形成若しくは遮断するよう軸方向へ移動
可能に装架されており、前記ハウジング装置が取
り外し自在のカバープレートを含み、このカバー
プレートは前記浮動軸と軸方向整合する位置に設
けられた第一の孔装置と引張ボルトを保管のため
取り外し自在に収容するよう説けられた別の孔装
置とを備え、前記第一の孔装置は前記引張ボルト
を通すように形成されかつ取り外し自在の第一の
プラグ装置によつて通常閉鎖されており、前記引
張ボルトは前記浮動軸のねじ付孔と選択的に係合
し該ボルトの回転を通してこの浮動軸を軸方向へ
移動させて前記歯車列を形成若しくは遮断するよ
う外ねじを形成され、前記カバープレートはさら
に該カバープレートの周縁近くに周方向へ隔置さ
れた、前記ハウジング装置から流体を排出するた
めの第二および第三の孔装置と、これら第二およ
び第三の孔装置をそれぞれ閉鎖する第二および第
三の選択的に取り外し自在なプラグ装置とを包含
する最終駆動装置が提供される。
上記構成では、最終駆動装置を牽引装置から遮
断する必要の有る場合に、第一のプラグ装置がカ
バープレートの第一の孔装置から取外され、第一
の孔装置を通してねじ付引張ボルトが歯車列の浮
動軸に係合される。続いて、ねじ付引張ボルトの
回転を介してこの浮動軸は軸方向へ移動され、歯
車列の2つの歯車の係合を断つて駆動モータと牽
引装置との接続を解除する。この遮断機構を含む
歯車列は、据え付ける側に応じて選択的にドレン
孔として使用可能な第二および第三の孔装置を備
えた互換性の有るハウジング装置に装架されてお
り、いずれの側の牽引装置に対しても修正なしで
用いることができる。
断する必要の有る場合に、第一のプラグ装置がカ
バープレートの第一の孔装置から取外され、第一
の孔装置を通してねじ付引張ボルトが歯車列の浮
動軸に係合される。続いて、ねじ付引張ボルトの
回転を介してこの浮動軸は軸方向へ移動され、歯
車列の2つの歯車の係合を断つて駆動モータと牽
引装置との接続を解除する。この遮断機構を含む
歯車列は、据え付ける側に応じて選択的にドレン
孔として使用可能な第二および第三の孔装置を備
えた互換性の有るハウジング装置に装架されてお
り、いずれの側の牽引装置に対しても修正なしで
用いることができる。
本考案はこの様に、遮断装置を別個に設けるこ
となく簡潔な構成で最終駆動装置の歯車列に組み
込み、かつ同駆動装置をいずれの側の牽引装置に
対しても互換性の有るものとしている。このた
め、遮断機能を備えた簡単な構造の最終駆動装置
を安価に提供し得ると共に、車両の曳引時等の作
業性向上に寄与するものである。
となく簡潔な構成で最終駆動装置の歯車列に組み
込み、かつ同駆動装置をいずれの側の牽引装置に
対しても互換性の有るものとしている。このた
め、遮断機能を備えた簡単な構造の最終駆動装置
を安価に提供し得ると共に、車両の曳引時等の作
業性向上に寄与するものである。
本考案の他の目的および利点は、以下の記載お
よび図面から明らかになろう。
よび図面から明らかになろう。
図面を参照して、本考案の最終駆動装置遮断装
置が、軌道チエーン組立体10と駆動スプロケツ
ト12とを包含する地上走行車、たとえば掘削車
の牽引装置と組合わせて示してある。第1図に示
した軌道チエーン組立体は、車輌の右側に位置し
た観察者が見たものである。左側の軌道チエーン
組立体は、図示してないが、第1図に示すものと
鏡像体称となる。
置が、軌道チエーン組立体10と駆動スプロケツ
ト12とを包含する地上走行車、たとえば掘削車
の牽引装置と組合わせて示してある。第1図に示
した軌道チエーン組立体は、車輌の右側に位置し
た観察者が見たものである。左側の軌道チエーン
組立体は、図示してないが、第1図に示すものと
鏡像体称となる。
スプロケツト12は、第4図に示すように、最
終駆動装置ケーシングまたはハウジング14内に
収納された歯車列によつて駆動される。モータ軸
36からの入力トルクは、歯車列40,42,4
4,48,50,56等を通つて伝達されてスプ
ロケツト12を駆動する。全体的に22で示すば
ね負荷圧力解放式デイスクブレーキユニツトが設
けてある。第2図および第3図に示すように、普
通の流体駆動モータ24が入力軸36に連結して
ある。
終駆動装置ケーシングまたはハウジング14内に
収納された歯車列によつて駆動される。モータ軸
36からの入力トルクは、歯車列40,42,4
4,48,50,56等を通つて伝達されてスプ
ロケツト12を駆動する。全体的に22で示すば
ね負荷圧力解放式デイスクブレーキユニツトが設
けてある。第2図および第3図に示すように、普
通の流体駆動モータ24が入力軸36に連結して
ある。
第2図に示すように、最終駆動装置ハウジング
14は普通のボルトによつて、車台の一部を構成
する一対の軌道ローラフレーム16,18に取付
けてある。ハウジング14の内側(向い合つた牽
引装置の間から見て)には、カバープレート構造
20が取付けてある。第2、3図に示すように、
カバープレートは、ボルト21によつて複数の点
でハウジングに留めてある。カバープレート20
には遮断キヤツプ部材32が取付けてあり、この
キヤツプ部材内には歯車50のボス部分が支承さ
れている。また、カバープレート20には、適当
なボルトによつてブレーキハウジング22と流体
モータハウジング24も取付けてある。
14は普通のボルトによつて、車台の一部を構成
する一対の軌道ローラフレーム16,18に取付
けてある。ハウジング14の内側(向い合つた牽
引装置の間から見て)には、カバープレート構造
20が取付けてある。第2、3図に示すように、
カバープレートは、ボルト21によつて複数の点
でハウジングに留めてある。カバープレート20
には遮断キヤツプ部材32が取付けてあり、この
キヤツプ部材内には歯車50のボス部分が支承さ
れている。また、カバープレート20には、適当
なボルトによつてブレーキハウジング22と流体
モータハウジング24も取付けてある。
カバープレート20は、第3図に示すように角
度をなして隔たつた2つのドレン孔(全体的に2
6,28で示す)を備えている。これらのドレン
孔は最終駆動装置ハウジングの内部と連通してお
り、その内部の流体をこれらのドレン孔を通して
排出することができる。各ドレン孔はプラグ2
7,29を備えている。別個のドレン孔の配置の
ため、および遮断装置の軸線方向移動要素がキヤ
ツプ部材32の中心線に沿つて位置していること
(後述する)のために、カバープレート20は、
車輌の左右いずれの側でも最終駆動装置にすえ付
けることができる。この互換性により、ほんの一
種類のカバープレートを製作するだけでよい。
度をなして隔たつた2つのドレン孔(全体的に2
6,28で示す)を備えている。これらのドレン
孔は最終駆動装置ハウジングの内部と連通してお
り、その内部の流体をこれらのドレン孔を通して
排出することができる。各ドレン孔はプラグ2
7,29を備えている。別個のドレン孔の配置の
ため、および遮断装置の軸線方向移動要素がキヤ
ツプ部材32の中心線に沿つて位置していること
(後述する)のために、カバープレート20は、
車輌の左右いずれの側でも最終駆動装置にすえ付
けることができる。この互換性により、ほんの一
種類のカバープレートを製作するだけでよい。
第4図に示すように、流体モータ24からの軸
36は、歯車部材38はスプライン結合してあり
この歯車部材は、歯42を加工した軸40にスプ
ライン結合している。歯車部材38は、また複数
のデイスク37にスプライン結合しており、これ
らのデイスクは、ブレーキ機構22の複数個のプ
レート39と選択的に協働する。ブレーキは、流
体圧力がデイスクおよびプレート37,39を分
離するように作用していないときには機械的なば
ね装置41によつて作動させられる。
36は、歯車部材38はスプライン結合してあり
この歯車部材は、歯42を加工した軸40にスプ
ライン結合している。歯車部材38は、また複数
のデイスク37にスプライン結合しており、これ
らのデイスクは、ブレーキ機構22の複数個のプ
レート39と選択的に協働する。ブレーキは、流
体圧力がデイスクおよびプレート37,39を分
離するように作用していないときには機械的なば
ね装置41によつて作動させられる。
歯42は、歯車44の歯と噛み合つており、こ
の歯車44は、軸線方向に変位した歯48をも有
するボス46上に機械加工してある。歯48は、
歯車50の歯と噛み合つており、この歯車50は
一対の軸受52,54内に支承されており、内側
スプライン53を有する。スプライン53は、浮
動軸56のスプライン55と係合するようになつ
ている。軸56の反対端にあるスプライン58は
複数個の遊星歯車60の歯と協働する。これらの
遊星歯車は、リング歯車64と協働してキヤリア
62を回転させる。このキヤリアは、部材66に
スプライン結合しており、この部材66は、複数
個のボルト68によつてスプロケツト12に留め
てある。
の歯車44は、軸線方向に変位した歯48をも有
するボス46上に機械加工してある。歯48は、
歯車50の歯と噛み合つており、この歯車50は
一対の軸受52,54内に支承されており、内側
スプライン53を有する。スプライン53は、浮
動軸56のスプライン55と係合するようになつ
ている。軸56の反対端にあるスプライン58は
複数個の遊星歯車60の歯と協働する。これらの
遊星歯車は、リング歯車64と協働してキヤリア
62を回転させる。このキヤリアは、部材66に
スプライン結合しており、この部材66は、複数
個のボルト68によつてスプロケツト12に留め
てある。
キヤツプ部材32は、中央孔33を備えている
ことに注目されたい。第4図に示すように、正規
の連結方向にある系では、この中央孔33には、
プラグ状の部材30が入つており、このプラグ部
材は、細長部分70と、浮動軸56の軸線方向端
面71と係合するようになつている拡大スラスト
面72とを備えている。軸56の反対端は、スラ
スト摩耗部材63と係合するスラスト面61を有
する。プラグ部材30がねじ山その他によつて中
央孔33内に係合しているとき、浮動軸56の軸
線方向位置が第4図に示すように維持されてスプ
ライン58が歯車60の歯と係合すると共に歯車
50と浮動軸56のスプライン53,55をそれ
ぞれ係合させている。
ことに注目されたい。第4図に示すように、正規
の連結方向にある系では、この中央孔33には、
プラグ状の部材30が入つており、このプラグ部
材は、細長部分70と、浮動軸56の軸線方向端
面71と係合するようになつている拡大スラスト
面72とを備えている。軸56の反対端は、スラ
スト摩耗部材63と係合するスラスト面61を有
する。プラグ部材30がねじ山その他によつて中
央孔33内に係合しているとき、浮動軸56の軸
線方向位置が第4図に示すように維持されてスプ
ライン58が歯車60の歯と係合すると共に歯車
50と浮動軸56のスプライン53,55をそれ
ぞれ係合させている。
第3図、第5図および第6図を参照して、カバ
ープレート部材20が孔すなわち区画手段35を
備えていて、この中にねじ付き引張りボルト34
が配置してあることが了解されよう。この孔35
は、引張りボルト34を用いないときに、第5図
に示すようにそれとワツシヤ74とを収納する保
管区画室となる。
ープレート部材20が孔すなわち区画手段35を
備えていて、この中にねじ付き引張りボルト34
が配置してあることが了解されよう。この孔35
は、引張りボルト34を用いないときに、第5図
に示すようにそれとワツシヤ74とを収納する保
管区画室となる。
曳引等のために車輌の牽引装置から最終駆動装
置を外したいときには、プラグ部材30を中央孔
33から引抜いて第6図に示すように引張りボル
ト34およびワツシヤ74を入れる。それから、
ボルト34のねじ付き軸部37を浮動軸56の対
応する内ねじ孔75と係合させる。ボルト34を
まわせば、スプライン58が歯車60の歯ともは
や係合しなくなる点まで浮動軸56が中央孔33
に向つて軸線方向に引き抜かれることになり、こ
の点で最終駆動装置とスプロケツト12とが完全
に離脱したことになる。ワツシヤ74は、ボルト
34を回転させることによつて生じる摩耗を吸収
してキヤツプ部材32を保護し、軸56の引張り
中ボルト34の頭部の支持面となる。
置を外したいときには、プラグ部材30を中央孔
33から引抜いて第6図に示すように引張りボル
ト34およびワツシヤ74を入れる。それから、
ボルト34のねじ付き軸部37を浮動軸56の対
応する内ねじ孔75と係合させる。ボルト34を
まわせば、スプライン58が歯車60の歯ともは
や係合しなくなる点まで浮動軸56が中央孔33
に向つて軸線方向に引き抜かれることになり、こ
の点で最終駆動装置とスプロケツト12とが完全
に離脱したことになる。ワツシヤ74は、ボルト
34を回転させることによつて生じる摩耗を吸収
してキヤツプ部材32を保護し、軸56の引張り
中ボルト34の頭部の支持面となる。
本考案を好ましい実施例について説明してきた
が、考案概念の範囲内で多くの変更、修正を行い
得ることは了解されたい。実用新案登録請求の範
囲に内在するものを除いてこれら変更、修正に関
する制限はなにも意図していない。
が、考案概念の範囲内で多くの変更、修正を行い
得ることは了解されたい。実用新案登録請求の範
囲に内在するものを除いてこれら変更、修正に関
する制限はなにも意図していない。
第1図は、本考案の遮断装置と組合わせた最終
駆動装置および軌道駆動装置の大体の配置を示
す、軌道式地上走行車の車台の一部を示す図、第
2図は、第1図の構成要素の部分平面図、第3図
は、第2図の−線に沿つた部分内面図、第4
図は、第2図の−に沿つた拡大断面図、第5
図は、引張りボルトのための保管部分を示す部分
断面図、第6図は、最終駆動装置遮断位置に配置
した浮動軸と引張りボルトを示す拡大部分断面図
である。 10……軌道チエーン組立体、12……スプロ
ケツト、14……ケーシング、20……カバープ
レート、26,28……ドレン孔、27,29…
…プラグ、30……プラグ部材、32……キヤツ
プ部材、33……中央孔、34……引張りボル
ト、35……孔、36……入力軸、56……浮動
軸、74……ワツシヤ。
駆動装置および軌道駆動装置の大体の配置を示
す、軌道式地上走行車の車台の一部を示す図、第
2図は、第1図の構成要素の部分平面図、第3図
は、第2図の−線に沿つた部分内面図、第4
図は、第2図の−に沿つた拡大断面図、第5
図は、引張りボルトのための保管部分を示す部分
断面図、第6図は、最終駆動装置遮断位置に配置
した浮動軸と引張りボルトを示す拡大部分断面図
である。 10……軌道チエーン組立体、12……スプロ
ケツト、14……ケーシング、20……カバープ
レート、26,28……ドレン孔、27,29…
…プラグ、30……プラグ部材、32……キヤツ
プ部材、33……中央孔、34……引張りボル
ト、35……孔、36……入力軸、56……浮動
軸、74……ワツシヤ。
Claims (1)
- 左右対向して配置された牽引装置を有する車両
用の最終駆動装置にして、この最終駆動装置は前
記左または右のいずれの牽引装置のための最終駆
動装置にも修正なしで用いることのできる互換性
のあるハウジング装置と、前記ハウジング装置に
装架されて駆動力を駆動モータから前記牽引装置
へ伝達する歯車列とを包含し、前記歯車列が複数
個の歯車とこれら歯車の内の隣接した2つの歯車
間に回転可能に配置された浮動軸とを含み、前記
浮動軸は前記2つの歯車にそれぞれかみ合わせ可
能な軸方向スプラインとねじ付の軸方向孔とを形
成され、かつこれらスプラインを前記2つの歯車
と係合させ若しくはこれらスプラインを前記2つ
の歯車から外して前記歯車列を選択的に形成若し
くは遮断するよう軸方向へ移動可能に装架されて
おり、前記ハウジング装置が取り外し自在のカバ
ープレートを含み、このカバープレートは前記浮
動軸と軸方向整合する位置に設けられた第一の孔
装置と引張ボルトを保管のため取り外し自在に収
容するよう設けられた別の孔装置とを備え、前記
第一の孔装置は前記引張ボルトを通すように形成
されかつ取り外し自在の第一のプラグ装置によつ
て通常閉鎖されており、前記引張ボルトは前記浮
動軸のねじ付孔と選択的に係合し該ボルトの回転
を通してこの浮動軸を軸方向へ移動させて前記歯
車列を形成若しくは遮断するよう外ねじを形成さ
れ、前記カバープレートはさらに該カバープレー
トの周縁近くに周方向へ隔置された、前記ハウジ
ング装置から流体を排出するための第二および第
三の孔装置と、これら第二および第三の孔装置を
それぞれ閉鎖する第二および第三の選択的に取り
外し自在なプラグ装置とを包含する最終駆動装
置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US543575 | 1975-01-23 | ||
US05/543,575 US3960230A (en) | 1975-01-23 | 1975-01-23 | Motor disconnect means |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6069850U JPS6069850U (ja) | 1985-05-17 |
JPS6229714Y2 true JPS6229714Y2 (ja) | 1987-07-30 |
Family
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Family Applications (2)
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Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50120354A Pending JPS5187659A (ja) | 1975-01-23 | 1975-10-07 |
Country Status (6)
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