JPS61280517A - アブソリュ−ト型エンコ−ダ - Google Patents

アブソリュ−ト型エンコ−ダ

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JPS61280517A
JPS61280517A JP12195585A JP12195585A JPS61280517A JP S61280517 A JPS61280517 A JP S61280517A JP 12195585 A JP12195585 A JP 12195585A JP 12195585 A JP12195585 A JP 12195585A JP S61280517 A JPS61280517 A JP S61280517A
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Hiroshi Fukamizu
深水 洋
Ikuo Takeda
郁夫 武田
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Omron Corp
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Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、グレイ10進とグレイn進(nは2〜10の
自然数)とを組み合わせたグレイコードに対応したスリ
ット列がディスクに複数列形成されたアブソリュート型
エンコーダに関する。
(発明の概要) 本発明は、隣接スリット列に対応したコード相互間が非
グレイ(ビット変化が複数個以上存在すること)の場合
に、その隣接非グレイコード間で順次1ビットずつ変化
するような付加コード(グレイ化付加コード)を作成し
、このグレイ化付加コードに対応する状態で前記隣接ス
リー/ ト列範囲のスリ7トパターンを補正して全スリ
ット列を完全にグレイコード化(ビット変化が1個しか
ないコードにすること)するとともに、前記グレイ化付
加コードのために出力形態が変化しないようにするため
の出力補正回路を設けることにより、スリット列からの
出力精度を改善し、かつ、この改善のために必要な付加
構成をできるだけ簡単化できるようにしたものである。
(従来技術とその問題点) アブソリュート型エンコーダにおいて、例えば全周36
0度を1度の分解能で検出するために、0〜359のコ
ード出力を作成する場合、従来から次の3つの方法が知
られている。
1つは360進にする方法であり、1つは36進×lO
進にする方法であり、1つは4進×10進×10進にす
る方法である。
360進にする方法においては、ディスクにスリット列
を形成する場合、すべてのスリット列に対応した全コー
ドについて完全なグレイコード化が可能である。
しかし、出力にBCD (2進化10進)が必要な場合
、360進にする方法では、360進を、4進×10進
XIO進にコード変換するには、最大360人力のゲー
ト回路が360個も必要である。また、36進×IO進
にする方法では、36進を、4進×10進にコード変換
するには、最大36人力のゲート回路が36個も必要で
ある。いずれにせよ、実装面積が大きく、コストアップ
を招いているのが実情である。
一方、4進XIO進XIO進にする方法では、4X10
X10=400≠360 であるため、従来では、完全なグレイコード化ができて
いない。しかし、最初から(スリット列の段階で)4進
XIO進×10進にしであるため、BCD出力として直
接的に出力することができ、回路構成が非常に簡単化さ
れる。
第1表に、4進XIO進×10進にする方法の場合の従
来のコードパターンの一例を示す。
(以下余白) 第1表 コードパターン表(1) 第1表 コードパターン表(2) しかしながら、このような構成を有する従来例には、次
のような問題点がある。
即ち、角度359度からoootに移行する場合、コー
ドが“059”から399″に変化し、この隣接コード
間はグレイコードとはなっていない。
この点を第6図および第7図に基づいて説明する。第6
図はコード変化の説明図、第7図は第6図のコードに対
応したスリット列部分の破断平面図である。
第6図において斜線を施した部分はビット“1ゝを表し
、空白部分はビット“0”を表す。
角度358度のコードは、4進XIO進×10進では“
0581であり、2進コードでは、”0111,001
1,00”   −・−−−−−−=  +11である
。説明の都合上、“058”内の順序と、0111.0
011,00”内の順序とは入れ替えである。即ち、”
0111″″は′″8”に対応し、”0011″は15
″に対応し、00″は10”に対応している。この点は
、以下のコードについても同様である。
次の角度359度のコードは、4進×10進×10進で
は“059”であり、2進コードでは、“0101.0
011.00”  ・・・・・・・・・ (2)で、あ
る。
(1)と(2)とを比較してみると、3桁目が′l”か
ら“0°に変化している以外ではビットの変化はない、
つまり、ビット変化数が1つであるから、角度358度
と角度359度とはグレイコードの関係にある。
また、角度000  (=360)度のコードは、“3
99”であり、2進コードでは、 0101,0101,0m’   ・・・・・・・・・
 (3)である。次の角度001度のコードは“398
″であり、2進コードでは、 “0111,0101,01″  ・・・・・・・・・
 (4)である。
(3)と(4)とを比較してみると、3桁目が0”から
“11に変化している以外ではビットの変化はなくピン
ト変化数が1つであるから、角度000度と角度001
度とはグレイコードの関係にある。
しかしながら、角度359度と、それに隣接する角度0
00(−360)度との関係をみると、角度359度の
コードは′059″であり、2進コードでは、(2)と
同様に、 “0101,0011.’00’″  ・・・・・・・
・・ (5)である0次の角度000度のコードは39
91であり、2進コードでは、 “0101.0101,01”   ・・・・・・・・
・ (6)である。(5)と(6)とを比較すると、6
桁目が“0″からl′″に、7桁目が“1′から“0″
に、10桁目が“0”から“1”に変化している。つま
り、ビット変化数が3つもあるから、角度359度と角
度000度とは非グレイコードの関係にある。
この点を第7図で調べてみる。第7図において、lはデ
ィスク% Bzsa +  B15w r  Room
 r  Bootは、それぞれ角度358度、359度
、000度。
001度に対応したスリット列であり、ディスクIに形
成されている。
第7図におけるスリット端点a′〜e′は、それぞれ第
6図におけるコード変化点a ”−’ eに対応してい
る。
スリット列B ’3%Iからスリット列B 3S!に移
行するときは、d′点−箇所のみが変化している。
スリット列B0゜。からスリット列B0゜、に移行する
ときは、e′点−箇所のみが変化している。しかし、ス
リット列A。、からスリット列B0゜。に移行するとき
は、a′点、b′点およびa′点の3点で変化している
。a′点、b′点およびa′点の3点での変化が同時に
起これば、出力信号に誤りは発生しない。
しかしながら、回路系の各応答速度やレベル判定用闇値
のばらつきが存在するため、同時変化は不可能である。
スリットの加工上の問題として、実際に同時変化するよ
うにスリットを加工することはきわめて困難である。そ
のため、通常は、−a′点、b′点およびa′点の3点
での変化が時間差をおいて生じる。その結果、例えば、
C′点→b′点→a′点の順に変化したとすると、 ″ 0101. 0011. 00’ ↓    −−C′点 “ 0101. 0111. 00”    ・・・・
・・・・・ (7)↓   □b′点 ’0101. 0101. 00’    ・・・・・
・・・・ (8)↓−−a′点 “0101. 0101. 01”    ・・・・・
・・・・ (9)と変化する。
(7)は089”であり、第1表のコードパターン表に
は1亥当するものがない。(8)は“099″であり、
コードパターン表には該当するものがない。
(9)は”399″であり、コードパターン表から角度
000度に対応する。
即ち、コードパターン表において、該当するコードがな
い時点が発生したり、あるいは、全く異なったコードが
でたりするため、出力信号に誤りが発生するおそれがあ
るという問題があった。
(発明の目的) 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、全スリット列を完全にグレイコード化するとともに
、出力形態が変化しないようにしてスリット列からの出
力精度を改善し、かつ、この改善のために必要な付加構
成をできるだけ簡単化できるようにすることを目的とす
る。
(発明の構成と効果) 〔構成〕 本発明は、このような目的を達成するために、次のよう
な構成をとる。
即ち、本発明のアブソリュート型エンコーダは、ブレイ
エ0進とグレイn進(nは2〜10の自然数)とを組み
合わせたグレイコードに対応したスリット列がディスク
に複数列形成されたアブソリュート型エンコーダであっ
て、 隣接スリット列に対応したコード相互間が非グレイであ
る隣接非グレイコード間のコード相違ビット数をS (
S≧2)として、前記隣接非グレイコード間で順次1ビ
ットずつ変化する(S−1)個のグレイ化付加コードに
対応する状態で前記隣接スリット列範囲のスリットパタ
ーンを補正してあるとともに、 前記(S−1)個のグレイ化付加コードを前記隣接非グ
レイコードにおける一方のコード側の第1グレイ化付加
コードと他方のコード側の第2グレイ化付加コードとに
部分し、前記第1グレイ化付加コードに対応した補正ス
リット列部分の出力を前記一方のコードの出力と一致さ
せ、かつ前記第2グレイ化付加コードに対応した補正ス
リット列部分の出力を前記他方のコードの出力と一致さ
せる出力補正回路 を備えたものである。
〔作用〕
本発明の上記構成による作用は、次の通りである。
(i)隣接非グレイコード間のコード相違ビット数をS
 (S≧2)として、隣接非グレイコード間で順次1ビ
ットずつ変化する(S−1)個のグレイ化付加コードに
対応する状態で隣接スリット列範囲のスリットパターン
を補正しであるから、スリットパターンにおける非グレ
イの状態が解消され、完全グレイコード化される。
(ii)  (S−1)個のグレイ化付加コードを第1
グレイ化付加コードと第2グレイ化付加コードとに部分
し、第1グレイ化付加コードに対応した補正スリット列
部分からの出力、および第2グレイ化付加コードに対応
した補正スリット列部分からの出力を、それぞれ補正さ
れる前の状態の出力と一致させる出力補正回路を設けで
あるため、スリット列からの出力に誤りが発生せず、そ
の出力精度が改善される。
(iii )出力補正回路を構成するのに、隣接非グレ
イコード間のコード相違ビット数Sよりも1だけ少ない
数のグレイ化付加コードを用いるのみであるから、出力
精度の改善のために必要な付加構成が十分に簡単化され
る。
〔効果〕
以上のことから、本発明によれば、全スリット列を完全
にグレイコ・−ド化できるとともに、出力形態が変化し
ないようにしてスリット列からの出力精度を改善するこ
とができ、かつ、この改善のために必要な付加構成を極
力簡単化することができるという効果が発揮される。
(実施例の説明) 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
〔構成〕
第1図ないし第5図は本発明の実施例に係り、第1図は
ロータリ型のアブソリュート型エンコーダについてのコ
ード変化の説明図、第2図は第1図のコードに対応した
スリット列部分の破断平面図、第3図はディスクの平面
図、第4図はエンコーダの概略構成図、第5図は出力補
正回路の回路図である。
第3図に示すディスク2には、周方向に沿った長さが長
短さまざまなスリット3が形成されている。直径方向に
沿った複数個のスリット3で4進×10進XIO進のス
リット列Aが形成されている。
このディスク2は、第4図に示すように回転シャフト4
に固定されている。ディスク2の一側には、例えば発光
ダイオードを列設した光源5が設けられ、他側には、例
えばフォト・ダイオードを列設した受光素子からなるコ
ード読取部6が設けられている。7は波形整形回路、8
はグレイコード/バイナリコード変換回路、9は出力回
路である。
このアブソリュート型エンコーダのコードパターンは、
第1表のコードパターン表を基礎にして、角度359度
〜000度の部分を、第2表のようにしである。第3表
は、ダミーコード表である。
第2表       第3表 この実施例は、360度範囲にわたって1度の分解能を
存するアブソリュート型エンコーダである。スリット列
Aは、4進×10進×IO進のグレイコードに基づいて
作成されている。
第1図において斜線を施した部分はビット“1″を表し
、空白部分はビット“0”を表す。
角度359度のコード″059”と000度のコード“
399″との間に、ダミー角度359′のコード″0,
12.9”と、ダミー角度000′度のコード’3,1
2.9”とを入れている。ダミー角度359′度のダミ
ーコード″0.12゜9”は、2進コードでは、 “0101.0001,0.0”  ・・・・・・・・
・ α鴫である。
このダミーコードは、1つ前の角度359度のコード1
059′の2進表示コード “0101,0011.00“  ・・・・・・・・・
 α0と比べて、7桁目だけが11”から“0″に変化
している。
ダミー角度000′度のダミーコード“3,12゜9“
は、2進コードでは、 ’01.01,0001,01”  ・・・・・・・・
・ αコである。
このダミーコー・ドは、1つ後の角度000度のコード
’399”の2進表示コード ″0101.0101,01’″  ・・・・・・・・
・ α)と比べて、6桁目だけが“1′から“θ′に変
化している。
まとめると、 0101,0011.00″″  ・・・・・・・・・
 αυ↓    □P点 ”0101.0001,00”   −−−−・・−・
−(11↓□Q点 “01.01.0001,01″  ・・・・・・・・
・ @↓     □R点 0101,0101、O1″  ・・・・・・・・・ 
α湯111チ、ダニi−コ−F”0.12.9”、”3
゜12.9’は、隣接非グレイコード“059”。
“399”間で順次1ビットずつ変化するように決定さ
れている。このダミーコードが、発明の構成にいう「グ
レイ化付加コード」に該当し、これによって、全コード
が完全ダミーコード化されている。
従来例の第6図において、隣接非グレイコード間のコー
ド相違ビット数Sは3であが、本実施例で付加したグレ
イ化付加コードの数は、2であり、発明の構成にいうr
s−IJに対応している。
これに対応した状態で、第2図のように、ディスク2に
スリット列Azss +  A、lsq + A35q
  ’ +A、。。′、A0゜。+Ao。、・・・・・
・A357が形成されている。第2図におけるスリット
端点■′〜Z′は、それぞれ第1図におけるコード変化
点v−2に対応している。
スリット列Aユ%9 ′における7桁目(W’点)に対
応するスリット部分が占める幅は、一般のスリットの幅
の2分の1になっている。また、スリット列A0゜。に
おける6桁目(Y’点)に対応するスリット部分が占め
る幅も、一般のスリットの幅の2分の1になっている。
即ち、スリット列A、1.からスリット列A。。
に移行するときは、Y′点−箇所のみが変化している。
同様に、スリット列A ffS ?からスリット列As
s++’に移行するときはW′点−箇所のみ、スリット
列A359’からスリット列A0゜。′に移行するとき
はX′点−箇所のみ、スリット列A6.。′からスリッ
ト列A0゜。に移行するときはY′点−箇所のみ、スリ
ッ゛ト列A0゜。からスリット列A、。1に移行すると
きはY′点−箇所のみにおいて、それぞれ変化する。
従って、回路系の各応答速度やレベル判定用闇値のばら
つきが存在しても、また、スリットの加工上に多少の誤
差があったとしても、従来例のように出力信号に誤りは
発生しない。
次に、第5図に基づいて出力補正回路10を説明する。
この出力補正回路10は、コード読取部6に設けられて
いる− L+ 、Lxはグレイ4進に対応する出力ライ
ン、L3.L4.Ls、  Lbはグレイ10進に対応
する出力ラインである。1桁目から4桁目のコードにつ
いては、補正していないので、第5図では、それらに対
応した出力ラインを省略している。N1〜N、はインバ
ータ、1]、、12はANDゲート、13.14はOR
ゲートである。
〔動作〕
次に、動作を説明する。
■ 角度359度のコード′059″が読み取られると
、ラインL、〜Lhにそれぞれ、”O”、”0”、’1
”、”l”、”O’、”O”の信号が出力される。AN
Dゲート11.12の入力端子のうちラインL4に接続
されている入力端子が0゛であるため、ANDゲート1
1.12からの出力は“OSである。しかし、ORゲー
ト13がラインL4に接続されているため、ORゲート
13から“l“の出力がある。一方、ORゲート14か
らの出力は0′である。
■ ダミーの角度359′のダミーコード′0゜12.
9”が読み取られると、ラインL、〜Lhにそれぞれ、 “o”、”o”、“1′、“0”、”o”、”o’の信
号が出力される。ANDゲート11の入力端子のすべて
に“l”が入力されるため、ANDゲ−)11から°1
”の出力がある。従って、ORゲート13から“1“の
出力がある。一方、ANDゲート12の入力端子のうち
ラインL1に接続されている入力端子が“θ′であるた
め、ANDゲート12からの出力はO”である、ORゲ
ート14に接続されているラインL、も“O”であるた
め、ORゲート14からの出力は“0”である。
即ち、ダミーコード″0,12.9″の挿入にもかかわ
らず、出力状態は不変である。
■ ダ乍−の角度ooo’のダミーコード13゜12.
9″が読み取られると、ラインL+”’L*にそれぞれ
、 l”、”o“、“1”、“O′″8 ′O”、“O”の
信号が出力される。ANDゲート11の入力端子のうち
ラインL、に接続されている入力端子が0”であるため
、ANDゲート11からの出力は101である。また、
ラインL4も01であるため、ORゲート13からの出
力は′″01であ一方、ANDゲート12の入力端子の
すべてが“l“であるため、ANDゲート12から′l
゛の出力がある。従って、ORゲート14から@1′の
出力がある。
■ 角度000度のコード“399”が読み取られると
、ラインL1〜Lhにそれぞれ、′1”、′0″、′1
ゝ、′0ゝ、“l”、10″の信号が出力される。AN
Dゲート11の入力端子のうちラインL、に接続されて
いる入力端子が“O”であるため、ANDゲート11.
12からの出力は′0″である。また、ORゲート13
が接続されているラインL4も“0″であるため、OR
ゲート13からの出力は“0″である。
しかし、ORゲート14がラインL5に接続されている
ため、ORゲート14から1”の出力がある。
即ち、ダミーコード”3,12.9”の挿入にもかかわ
らず、出力状態は不変である。
このように出力補正回路10の存在により、スリット列
からの出力に誤りが発生せず、その出力精度が改善され
る。
また、角度359度と000度との間のコード相違ビッ
ト数Sが3であったのに対し、3よりも1だけ少ない2
つのダミーコード”0,12.9”、’3,12.9″
を用いるのみであるから、出力精度の改善のために必要
な出力補正回路10の構成が十分に簡単なものとなって
いる。
なお本発明は、360度を4進×10進XIO進で表現
したグレイコードだけでなく、例えば360度を0.1
度の分解能で捕捉するために、4進×10進×10進×
10進で表現したグレイコードの場合、その他の場合も
含む。
また、隣接非グレイコード間のコード相違ビット数Sが
3の場合に躍らず、2の場合や4以上の場合も含む、い
ずれにせよ、冗長ビットを付加せずに、コード相違ビッ
ト数S (S≧2)よりもlだけ少ない数、即ち、必要
最小限の(S−1)個のグレイ化付加コード(ダミーコ
ード)をつくって、スリット列および出力補正回路の構
成を極力簡略化してあればよい。
また、隣接非グレイコードに相当するスリット列の箇所
が一箇所のものに限らず、複数箇所にある場合でも同様
の処理で対処することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の実施例に係り、第1図は
ロータリ型のアブソリュート型エンコーダについてのコ
ード変化の説明図、第2図は第1図のコードに対応した
スリット列部分の破断平面図、第3図は可動スリット板
の平面図、第4図はエンコーダの概略構成図、第5図は
出力補正回路の回路図、第6図は従来の一般的なアブソ
リュート型エンコーダについてのコード変化の説明図、
第7図は第6図のコードに対応したスリ・ット列部分の
破断平面図である。 As5s + A359 + A359  ’+ Ao
oa ’+ A@@6 *A0゜1・・・スリット列、
2・・・ディスク、10・・・出力補正回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)グレイ10進とグレイn進(nは2〜10の自然
    数)とを組み合わせたグレイコードに対応したスリット
    列がディスクに複数列形成されたアブソリュート型エン
    コーダであって、 隣接スリット列に対応したコード相互間が非グレイであ
    る隣接非グレイコード間のコード相違ビット数をS(S
    ≧2)として、前記隣接非グレイコード間で順次1ビッ
    トずつ変化する(S−1)個のグレイ化付加コードに対
    応する状態で前記隣接スリット列範囲のスリットパター
    ンを補正してあるとともに、 前記(S−1)個のグレイ化付加コードを前記隣接非グ
    レイコードにおける一方のコード側の第1グレイ化付加
    コードと他方のコード側の第2グレイ化付加コードとに
    二分し、前記第1グレイ化付加コードに対応した補正ス
    リット列部分の出力を前記一方のコードの出力と一致さ
    せ、かつ前記第2グレイ化付加コードに対応した補正ス
    リット列部分の出力を前記他方のコードの出力と一致さ
    せる出力補正回路を備えたアブソリュート型エンコーダ
JP12195585A 1985-06-05 1985-06-05 アブソリュ−ト型エンコ−ダ Granted JPS61280517A (ja)

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JP12195585A JPS61280517A (ja) 1985-06-05 1985-06-05 アブソリュ−ト型エンコ−ダ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03149351A (ja) * 1989-08-30 1991-06-25 Vogt Electronic Ag 内燃機関用点火システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03149351A (ja) * 1989-08-30 1991-06-25 Vogt Electronic Ag 内燃機関用点火システム

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