JPS61279800A - フアン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はファンの改良に関する。

〔従来の技術〕

一般に、自動車の冷却系にはファンが用いられている。

従来、このようなファンを説明すると。

第５図に示すように、複数のブレードｌを有するファン
２はファンシュラウド３に装着されたモータ４に取り付
けられ、該モータ４により回転運動を行なうものである
。

〔従来技術の問題点〕

ところで、一般に、ファン２が回転した場合。

低回転時にあっては、ブレードｌの、１次、２次　　　
　゛等の次数成分騒音が主として発生するものである　
　　　８が、回転が上昇し高回転時にあっては、第６図
に　　　　゛示すように、ブレード５の表面６において
、境界　　　　□層の剥離が起こり、渦流７が発生する
。その結　　　　［ｉ′ 果、この渦流７を原因とする高周波騒音が発生し　　　
　゛ていた。従って、かかる問題点を解決するため　　
　　？に、従来、第７図及び第８図に示すように、ブ　
　　　ｌ゛ト レー１８の前縁部下面から上面部へ向けて孔部　　　　
Ｉ）９を設け、ブレード前縁部下面から上面部〜空気　
　　　□）１： を流すように形成したファンｌＯも提案されてい　　　
　・た（特開昭５１−１２３９０５号公報参照）。

し しかしながら、このようなファンｌＯにあって　　　　
トは、大型の孔部９が開設されているため、該孔部９内
を空気が高速で流れる際に、高周波騒音が　　　１（１
・ ！！ ′＝６　ｆＪ％　＆　６　ｊ＞　６　、　ｋ　ｂ゛’ｙ
−″−”＜　＃　Ｌ／　７．　（１’　　　　ｌＪｊた
・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　ｊｌそこで、本発明の目的は、ブレードが高速回転　
　　　′１、］ することにより発生する高周波騒音を低減するこ　　　
　゛とにある。

〔本発明の技術的手段〕

かかる目的達成のため本発明にあっては、ファンブレー
ドの少なくとも先端部であって回転方向後位に小孔を開
設したものである。

〔実施例〕 以下、添付図面に示す実施例に基づき本発明の詳細な説
明する。

第１図に示すように１本実施例に係るファン１１に使用
されるブレード１２には、先端部１３であって回転方向
（図中矢印Ａで示す方向）において後方位置には、複数
の小径の孔部１４が開設されている。また、本実施例に
おいでは、・ブレード１２の幅方向中央部位において、
ブレード１２の長さ方向に亘り、さらに−列の孔部１４
が設けられている。そして１本実施例にあっては、これ
らの孔部１４の直径はｉｎｍに形成され、これらの孔部
１４は互いに５ｍｍ間隔で開設されている。ブレード１
２の先端部１３に複数の孔部１４が多数開設されている
のは、ブレード１２の先端部１３は、その周速度が基端
部１５よりも大きく、渦流が発生し易いためであり、ま
た１回転方向においてブレード１２の回転方向後方位置
に開設されているのは、当該部位において多くの渦　　
　　　□：流が発生するからである。　　　　　　　　
　　　　　　　１本実施例に係るファン１１にあっては
、第２図　　　　　１に示すように、ブレード１２の内
、渦流の発生し　　　　　□易い部位には、Ｌ記の如く
、複数の小径の孔部１４が開設されている。従って、渦
流７の部分は　　　　　；。

気圧が低いため、ブレード１２の裏面側１６から空気が
該孔部１４を通って流れ込み、渦流が発生　　　　　１
１′ した場合であっても、該渦流７を消してしまうも　　　
　　１のである。　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　ｊ従って、本実施例に係るファン１１にあ
って　　　　”、よ、ツウ−ｐｘ。０゜１９よ６７．。

ッ、や。カ　　　−に防止することができ、ファンの後
方部位におい　　　　　；ては、第３図に示すグラフに
おいて破線で示すよ　　　　　□うに、毎分２０００回
転の場合に、実線で示され　　　　　する従来の場合よ
りも略５　ｄＥの騒音低減が可能とな　　　　　Ｉす、
また、ファンの前方では、第４図に示すグラ　　　　　
ホフにおいて破線で示すように、毎分２０００回転の場
合に、実線で示される従来の場合よりも、略１．５〜２
　ｄＢの騒音低減が可能となっている。

尚、本実施例にあっては、ブレード１２の長さ方向に亘
り、−列の孔部１４が設けられている場合を例に説明し
たが、何ら本実施例に限定されない。

〔発明の効果〕

本発明は以上のような構成を有することから、ファンの
ブレードが高速回転することにより生ずる渦流の発生を
有効に防止することができるため、渦流を原因とする高
周波騒音を低減することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るファンの用いられるブレードの第
１実施例を示す側面図、第２図は第１図の■−■線断面
図、第３図は本発明に係るファンを用い、毎分２０００
回転で回転させた場合におけるファン後方部位での騒音
の測定値を従来におけるファンを用いて同一条件で測定
した値と比較して示すグラフ、第４図は同様の条件下に
　　　　　１おいて、ファン前方部位において騒音を測
定した　　　　　（ａｔやオ、お、、６エオ１．ッ、ア
イオヶウ７、　　　　　”゛□第５図は自動車の冷却用
ファンの構成を示す分解斜視図、第６図は第５図のｖｔ
−ｖＩ線断面図。 第７図は従来のファンのブレードの一例を示す側〜面図
、ｙＳ８図は第７図の■−■線断面図を示す断面図であ
る。 １１・・・ファン １２・・・ブレード １３・・・先端部　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　１、ｉ１４・・・孔部　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　１″（： ［１ ｌ 特許出願人　　　日産自動車株式会社 １１Ｉ　区　図 １１：　ファン １２：　　フを一ド １３：【端部 １４：　ＪＬ部 第　２　図 第３図 目濯６Ｈｚ 第４図 出瀘枚ｔ−ｔｚ 第５図 第６図 第７図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）ファンブレードの少なくとも先端部であって回転方
   向後位に、小孔を開設したことを特徴とするフアン。 ２）小孔は径が０．０１ｍｍ〜３ｍｍであることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載のファン。