JPS6127887A - 曲線形乗客コンベヤの従動鎖歯車装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は曲線形のエスカレータ、移動歩道等の乗客コ
ンベヤに用いられる従動歯車装置の改良に関するもので
ある。

〔従来技術〕

曲線形乗客コンベヤは、例えば特開昭５９−７番８８１
号公報に示されるように、無端状に形成された多数の踏
板が円弧状になるように配列されたものである。そして
、同じく無端状に形成された踏板鎖が踏板に沿って配置
され、この踏板鎖に踏板がそれぞれ結合されている。こ
の踏板鎖は反転部の一方（エスカレータなら上階部）で
駆動され、反転部の他方（エスカレータなら下階部）で
は従動鎖歯車によって反転案内される。そして、との従
動鎖歯車の軸には、例えば実開昭５４−１３３５９２号
公報に示すような張力装置を設けて、踏板鎖に張力を与
えるようＫすることが考えられる０これらを第１図及び
舘２図によシ説明する０図中、（１）は曲線形乗客コン
ベヤ（第１Ｑはエスカレータで示す）の主枠で、水平投
影が円弧状に形成されｑ傾斜して設置されている。（１
ａ）は主枠（１）の上階部、（１ｂ）は同じく下階部、
（２）は主枠（１）に構成された搬送路、（３）は搬送
路（２）に配置されそれぞれ平面形が扇状を皇し多数が
連続して無端状に形成された踏板、（４）は無端状に形
成されて踏板（３）の両側に配置され各踏板（３）が結
合されている踏板鎖、（５）は主枠（１）の上階部（ｌ
ａ）に設置され踏板鎖（４）を駆動する駆動機、（６）
は主枠（１）の下階部（１ｂ）に設けられ踏板鎖（４）
の反転部に巻き掛けられた従動鎖歯車で、（６ａ）はそ
の軸、（７）は軸（６ａ）をその両端部で支持する支持
体、（８）は支持体（７）に固定された引張棒、（９）
は引張棒（８）を踏板鎖（４）に張力が作用する方向へ
付勢する押ばね、００）は主枠（１）に固設され支持体
（７）に対向して設置された案内レールで、（１０ａ）
はその水平面、（１ｏｂ）は同じく垂直面、（１１）は
支持体（７）に装着され案内レール００）の垂直面（１
ｏｂ）を転動する水平案内ローラ、＠は同じく支持体（
７）に装着され案内レールθ０）の水平面（１０ａ）を
転動する垂直案内ローラ、α枠は主枠（１）に立設され
踏板（３）の両側に配置された欄干、θ→は無端状に形
成され欄干ａ埠の周縁と主枠（１）内を循環する移動子
すりである。

すなわち、駆動機（５）により踏板鎖（４）が駆動され
ると、これに結合された踏板（３）も駆動され、同時に
移動子すＤ　Ｑ４）は欄干〇浄上を踏板（３）と同方向
へ移動する。

踏板鎖（４）は下階部（１ｂ）で押ばね（９）により張
力が与えられており、踏板＠（４）に伸びが生じると、
従動鎖歯車（６）を水平及び垂直案内ローラ（ロ）、（
ハ）を介して案内レール顛上を移動させることにより、
踏板鎖（４）の張力を所定値に保つようにしている。こ
の・ように、水平及び垂直案内ローラ（ロ）、Ｑ２を案
内するため、乗客コンベヤの中心線に対し、左右両側に
それぞれ水平面（ｌＯａ）及び垂直面（１０ｂ）を持っ
た案内レール顛が必門である。

しかし、通常の直線形乗客コンベヤでは、案内レール（
１０）として横断面り字状の部材を用いれば、水平面（
ｌｏａ）及び垂直面（ｌｏｂ）は容易に得られるが、曲
線形乗客コンベヤでは事情が異なって来る。

すなわち、曲線形乗客コンベヤでは、左右の案内レール
α〔の垂’１ｉＪ−（ｘｏｂ）の曲率半径はそれぞれ異
なるものとなり　左右の案内レールＯｎの部品精度及び
乗客コンベヤ中心線に対する取付精度の確保が、直線形
乗客コンベヤに比べて困難となり、通常の直線形乗客コ
ンベヤと同等の反転案内機能を持たせることは簡単では
ない０　“ 〔発明の概要〕 との発明は上記不具合を改良するもので、従動鎖歯車を
支持する支持体の一側に、水平案内ローラを装着し、こ
れに対応して水平案内レールを設け−ることに−より、
部品精度及び取付精度嘉共に確保され、踏板の円滑な反
転案内ができるようにした曲線形乗客コンベヤの従動鎖
歯車装置を提供することを目的とする０ 〔発明の実施例〕 第１図、第３図及び第４図はこの発明の一実施例を示す
図である。

図中、（４Ａ）’、（４Ｂ）は踏板鎖、（６Ａ）、（６
Ｂ）は軸（６ａ）に固設された従動鎖歯車、（力は従動
鎖歯車（６Ａ）、（６Ｂ）を包囲しかつ軸（６ａ）を支
持する四角形の枠からなる支持体、（８Ａ）、（８Ｂ）
は支持体（７）に枢着された引張棒、（９Ａ）、（９Ｂ
）は引張棒（８Ａ）、（８Ｂ）を踏板鎖（４Ａ）、（４
Ｂ）に張力が作用する方向へ付勢する押ばね、（ＩＯＡ
）は主枠（１）に固設され乗客コンベヤの中心線（曲線
）Ａの内側に配置された直線状の内側案内レール、（１
０Ｂ）は同じく主枠（１）に固設′され上記中心線Ａの
外側に配置された折線状の外側案内レールで、その上面
に中心線入とほぼ同一の曲率中心を持つ曲線に機械加工
された曲溝（１０Ｂａ）を持つ外側案内レール、（ＩＩ
Ａ）　、　（ＩＩＢ、）は支持体（７）に装着され外側
案内レール（１’ＯＢ）の曲溝（ｉｏＢａ　）の壁を転
動する水平案内ローラ、（１２Ａ）ｌ（ｘＢ）は支持体
（７）に装着され内側案内レール（ＩＯＡ）の上面を転
動する垂直案内ローラ、（１２０）、’（１２Ｄ）は支
持体（７）に装着され外側案内レール（ＩＯＢ）の上面
を転動する垂直案内ローラである。

すな゛わち、支持体（７）は押ばね（９Ａ）、’（９Ｂ
）により、引張棒（８Ａ）、（８Ｂ）を介して引張られ
、踏板鎖（４Ａ）＃（４Ｂ）は張力が与えられる。この
とき、垂直案内レール（１２Ａ）　、　（１２Ｂ　）は
内側案内レール（ＩＯＡ）の上面を転動し、垂直Ｌｌ’
３レール（１２０）＃（１２Ｄ）は外側案内レール（Ｉ
ＯＢ）の上面を転動する０また、水平案内ローラ（１１
Ａ、）、（ＩＩＢ）は外側案内レール（ＩＯＢ）の曲溝
（１ｏＢａ）の壁を転動し、その転動通路は規制される
。このようにして、水平案内ローラ（ＸＩＡ）、（１１
Ｂ）は中心線Ａの片側だけで案内されているので、外側
案内レール（ＩＯＢ）の曲溝（１０Ｂａ）を機械加工等
により形成すればよく、部品精度は十分確保される。ま
た、外側案内レール（ＩＯＢ）　１本を中心線Ａに対し
て心出し設置することにより、取付精度を確保すること
が可能である。

〔発明の効果〕

以上述べたとおりこの発明では、回線形乗客コンベヤの
従動鎖歯車を支持する支持体の両側に垂直案内ローラを
装着し、上記支持体の一側に水平案内ローラを装着し、
この水平案内ローラに対応してその転動通路を規制する
水平案内レールを設けたので、回線形乗客コンベヤでも
、部品精度及び取付精度が共に確保され、踏板の円滑な
反転案内を行わせることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は回線形乗客コンベヤの正面図、第２図は第１図
の下階部の張力装置の拡大図、第３図はこの発明による
回線形乗客コンベヤの従動鎖歯車装置の一実施例を示す
平面図で、第１図のｌ−１１ｉ線から見た図、第４図は
第１図のＩＶ−ＩＶ線から見だ図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）無端状に形成された踏板鎖にそれぞれ結合されて
   円弧状に配列された多数の踏板を、上記踏板鎖の反転部
   の一方で駆動し、上記反転部の他方を従動鎖歯車により
   案内すると共に、上記従動鎖歯車を支持体で支持し、こ
   の支持体を上記踏板鎖に張力を与える方向へ付勢するよ
   うにしたものにおいて、上記支持体の両側に装着され水
   平軸を有する垂直案内ローラ、この垂直案内ローラに対
   応して設けられこれを転動させる垂直案内レール、上記
   支持体の一側に装着され垂直軸を有する水平案内ローラ
   、及びこの水平案内ローラに対応して設けられその転動
   通路を規制する水平案内レールを備えたことを特徴とす
   る曲線形乗客コンベヤの従動鎖歯車装置。