JPS6127855A - 紙送り整合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回動停止状態にあるレジストローラのニッパ罠
ループを形成した状態で用紙を把持させタイミングを図
って再搬送することにより当該用紙と転写ドラム上に形
成されるトナー像とのレジストレーションを行６紙送り
整合装置に関する。

〔従来の技術〕

画情報に応じて転写ドラム上に形成されたトナー像を用
紙に転写することによって記録を行う複写機等において
、前記トナー像と用紙との位置合せ、イワユるレジスト
レーションの実行状態がその記録品質におよぼす影響に
は多大なものがある。

第１図はこのレジストレーションを正確に行うための配
慮がなされた従来の複写機における紙送り整合装置の一
構成例を示したものであり転写ドラム１の後方に配設さ
れるレジストローラ２、このレジストローラ２の後方に
配設される搬送ローラ３、これら両ローラ間に設けられ
る用紙通過検出センサ（以下単に用紙センサという）４
とを具備している。前記レジストローラ２は周面所定位
置に用紙５を把持するためのニッパを有しかっ回動制御
機構として電磁クラッチが備わっている。そして当初こ
のレジストローラ２は前記ニッパを用紙５を把持できる
状態にしてその回動が停止されている。一方前記搬送ロ
ーラ３にも上述した電磁クラッチ等による回動制御機構
が備わり記録開始操作に応じてなされる当該電磁クラッ
チの投入に↓ よって前記用紙を順に前記レジストローラ２方向へ搬送
する。この搬送途中で前記用紙センサ４により当該用紙
５の先端通過が検出される。そして図示しない制御回路
ではこの検出出力に応じ一定時間後に前記搬送ローラ３
の駆動を停止し当該用紙５の搬送を止める。ここでの搬
送停止タイミングは尚該搬送ローラ３によって搬送中の
用紙５の先端がレジストローラ２のニッパに把持されこ
れより先への搬送が阻まれる状態にあって当該レジスト
ローラ２と前記搬送ローラ３との間に所定量の用紙ルー
プが形成されるような用紙搬送量にもとづき設定される
。そして、前記レジストローラ２では上記ループに伴う
用紙５の転写ドラム１方向への搬送力を利用しそのニッ
パで当該用紙５の位置調整と所定ニップ圧での把持を行
っている。

このようにして位置調整され所定のニップ圧で把持され
た用紙５は次にトナー像の形成された転写ドラム１の回
転に対しタイミングを図って駆動されるレジストローラ
２によって正確な位置から正確な姿勢で搬送され前記ト
ナー°像の転写を受けて排紙される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このようにレジストローラ２と搬送ローラ３間に形成し
た用紙５のループによってレジストレーションを行なう
紙送り整合装置では記録品質を維持するために前記レジ
ストローラ２のニッパによる用紙５の位置調整および把
持圧の均一化を果そうとすると、そのループ量を常に一
定の量に保つことが重要となってくる。

この点に関し上記従来装置では前記用紙５のループ量を
用紙センサ４の用紙通過検出タイミングにもとづき監理
していたため当該用紙５のループ量は搬送ローラ３の搬
送量に依存した形となり一定の量に維持することは極め
て困難であった。そしてこのような理由から用紙５の姿
勢およびニップ圧が各ループ量に応じてまちまちとなり
レジストレーションに正確を欠く結果印字品質が著しく
損なわれるという問題があった。

〔問題点を解決するための手段〕

そこで本発明では新たに用紙５のループ量が一定量に達
したことを直接的に検知する手段を設は当該検知手段の
検知出力に応じて前記搬送ローラ３の駆動を制御するよ
うにしている。

〔作用〕

これによって用紙５のループ量を常に一定量に維持する
ことができ前記レジストローラ２のニッパでの当該用紙
５の姿勢調整、ニップ圧の均一化を果せることから正確
なレジストレーションによる高品質の記録画像を得るこ
とができる。

〔実施例〕

以下本発明の実施例を添付図面にもとづいて詳細に説明
する。第２図は本発明の一実施例を示すものであり第１
図に示した従来装置各部と同様の機能を果すものについ
ては同一の符号を符している。この第２図においてレジ
ストローラ２と搬送ローラ３間には新たに用紙５のルー
プ量を検出するセンサ６が備えられている。

このループ量検出センサ６は例えば前記レジストローラ
２と搬送ローラ３との間における用紙５に当接されこの
用紙５のループ状態に応じて傾動するアクチュエータ６
０と、該アクチュエータ６０が一定の位置まで傾動した
ときに作動するスイッチ部６１とによって構成され、当
該用紙５が一定のループ量にあるときに感応するように
構成された機械式のセンサである。このセンサ６の感応
出力は図示しない制御回路に導かれ前記搬送ローラ３の
駆動タイミング信号として用いられる。すなわち上述し
た転写開始前に前記レジストローラ２はその駆動が停止
されており、ニッパを開放した状態で用紙５の供給を待
っている。この状態のとき所定の記録開始操作に応じて
前記搬送ローラ３の電磁クラッチが投入されると尚該搬
送ローラ３の回動に伴って用紙５の搬送が開始される。

この用紙５は前記搬送開始後一定時間を経て前記レジス
トローラ３に到達しそのニッパに侵入するがその後向も
搬送が継続されて前記レジストローラ２と搬送ローラ３
との間に当該用紙５のループが形成される。

ここでこの用紙５は前記レジストローラ２のニッパ内に
おいて前記ループに伴う転写ドラム１方向への搬送力に
応じて正確な姿勢へ位置調整されかつ所定のニップ圧を
もって把持される。

また前記用紙ループ量検出センサ６はそのアクチュエー
タ６０が前記用紙５のループ量に応じて次第に傾動して
ゆき他端でスイッチ部６１に押圧された時に感応し、こ
のときの感応出力な図示しない制御回路に送出する。こ
こでこの制御回路は前記搬送ローラ３の電磁クラッチを
速やかに解除し前記用紙５の搬送を停止させる。このよ
うな制御を連続に行うことによって前記用紙５のループ
量は常に一定に保たれることになる。その後この用紙５
はトナー像の形成された転写ドラム１との間でタイミン
グを図って駆動されるレジストローラ２によっ、て搬送
され正確な転写位置から正確な姿勢の状態で前記トナー
像の転写を受は品質良好な画像が形成されて排紙される
。尚上側では用紙ループ量検出センサ６が機械式に構成
される場合の例について述べたが光学式のセンサであっ
ても上記同様の効果が得られるのは勿論である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明の紙送り整合装置によれば用
紙のループ量が一定の状態にあることを検出するセンサ
を設けこのセンサの感応出力に応じて搬送ローラの駆動
を制御するようにしたため。

レジストローラのニップ内において常に一定の用紙ルー
プ量に応じたニップ圧による当該用紙の位置調整を行う
ことができこれに伴う正確なレジストレーションによっ
て印字品質の大幅な向上に寄与できるという優れた効果
を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の紙送り整合装置の構成例を示す図、−第
２図は本発明の一実施例を示す図である。 １・・・転写ドラム、２・・・レジストローラ、３・・
・搬送ローラ、４・・・用紙通過検出センサ、５・・・
用紙、６・・・用紙ループ量検出センサ、６０・・・ア
クチュエータ、６１・・・スイッチ部。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. レジストローラの停止時にその後方に配設される搬送ロ
   ーラから用紙を送り込み、当該ローラ間にループを形成
   しこの状態で当該用紙を前記レジストローラのニッパに
   把持させその後一定のタイミングで前記レジストローラ
   を駆動しこれによって搬送される用紙と転写ドラム上に
   形成されるトナー像とのレジストレーションを行う紙送
   り整合装置において、前記用紙のループ量が一定の量に
   達したことを検知するセンサと、当該センサの検知出力
   に応じて前記搬送ローラの駆動を制御する制御回路とを
   備えたことを特徴とする紙送り整合装置。