JPS61278347A - リチウム吸着剤の製造方法 - Google Patents
リチウム吸着剤の製造方法Info
- Publication number
- JPS61278347A JPS61278347A JP12190785A JP12190785A JPS61278347A JP S61278347 A JPS61278347 A JP S61278347A JP 12190785 A JP12190785 A JP 12190785A JP 12190785 A JP12190785 A JP 12190785A JP S61278347 A JPS61278347 A JP S61278347A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lithium
- adsorbent
- soln
- adsorption
- producing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野゛
本発明はリチウム吸着剤の製造方法に間するものである
。更に詳しく言えば、リチウムに対する選択吸着性が優
れ、かつ吸着容量及び吸着速度が大きく、リチウム希薄
溶液中で安定であって、毒性が少なく安価なリチウム吸
着剤の製造方法に関するものである。
。更に詳しく言えば、リチウムに対する選択吸着性が優
れ、かつ吸着容量及び吸着速度が大きく、リチウム希薄
溶液中で安定であって、毒性が少なく安価なリチウム吸
着剤の製造方法に関するものである。
近年、リチウム金属及びその化合物は、多くの分野、例
えばセラミックス、電池、吸収型冷媒、医薬品などに用
いられており、また将来、大容量電池、アルミニウム合
金材料、該融合燃料などとしての利用が考えられており
、リチウムの需要の著しい増大が見込まれている〔「日
本鉱業会誌」第９７巻、第２２１ページ〕。
えばセラミックス、電池、吸収型冷媒、医薬品などに用
いられており、また将来、大容量電池、アルミニウム合
金材料、該融合燃料などとしての利用が考えられており
、リチウムの需要の著しい増大が見込まれている〔「日
本鉱業会誌」第９７巻、第２２１ページ〕。
前記リチウム金属及びその化合物は、現在パ主としてス
ボジュメン、アンブリゴナイト、ペタライト、レピドラ
イトなどのリチウム含有。鉱石（リチウム含有位２〜６
％〉、及びリチウム濃度の高い塩湖や地下かん水（リチ
ウム濃度５０〜２００ｐｐ ｍ ）などを原料として製
造されている。
ボジュメン、アンブリゴナイト、ペタライト、レピドラ
イトなどのリチウム含有。鉱石（リチウム含有位２〜６
％〉、及びリチウム濃度の高い塩湖や地下かん水（リチ
ウム濃度５０〜２００ｐｐ ｍ ）などを原料として製
造されている。
しかるに、わが国においては、前記のようなリチウム鉱
石資源がなく、リチウム金属やその化合物は全量輸入に
依存しているのが現状である。一方、わが国の地熱水や
温泉水にはかなりのリチウムを含有するものがある。ま
た内皿をとりまく海洋中にも微量のリチウム（０，１７
ｐｐｍ）が含まれている。したがって、これらのリチウ
ムを含む希Ｈ溶液から該リチウムを効率よく回収する技
術を確立することが強く要望されている。
石資源がなく、リチウム金属やその化合物は全量輸入に
依存しているのが現状である。一方、わが国の地熱水や
温泉水にはかなりのリチウムを含有するものがある。ま
た内皿をとりまく海洋中にも微量のリチウム（０，１７
ｐｐｍ）が含まれている。したがって、これらのリチウ
ムを含む希Ｈ溶液から該リチウムを効率よく回収する技
術を確立することが強く要望されている。
従来の技術
従来、海水などのリチウムを含む希薄溶液から該リチウ
ムを回収する方法としては、例えば水酸化アルミニウム
共沈法〔「日本化学会第４３年金、講演要旨集ＩＪ、第
１２４０ページ（＋９８１）） 、あるい：ｉ無定形水
酸化アルミニウム〔「海水誌」、第３２巻、第７８ペー
ジ（１９７８）、「日本鉱業会誌」、第９９巻、第５８
５ページ（１９８３）） 、金属アルミニウム〔「防錆
管理」、第１９８２巻、第３６９ページ〕、含水酸化ス
ズ〔「日本鉱業会誌」、第９９巻、第９３３ページ（１
９８３））を用いる吸着法などが知られている。
ムを回収する方法としては、例えば水酸化アルミニウム
共沈法〔「日本化学会第４３年金、講演要旨集ＩＪ、第
１２４０ページ（＋９８１）） 、あるい：ｉ無定形水
酸化アルミニウム〔「海水誌」、第３２巻、第７８ペー
ジ（１９７８）、「日本鉱業会誌」、第９９巻、第５８
５ページ（１９８３）） 、金属アルミニウム〔「防錆
管理」、第１９８２巻、第３６９ページ〕、含水酸化ス
ズ〔「日本鉱業会誌」、第９９巻、第９３３ページ（１
９８３））を用いる吸着法などが知られている。
また太陽熱で塩湖水や海水を蒸発し、食塩などを析出除
去した後、リチウム塩を採取する方法などが検討されて
いる（ ｔｈｅｏｌｏｇｉｃａｌ ５ｕｒｖｅｙ Ｐｒ
ｏｆｅｓｓｉｏｎａｌ Ｐａｐｅｒ ′１１４１００
５巻、第７９ページ（１９７６））。
去した後、リチウム塩を採取する方法などが検討されて
いる（ ｔｈｅｏｌｏｇｉｃａｌ ５ｕｒｖｅｙ Ｐｒ
ｏｆｅｓｓｉｏｎａｌ Ｐａｐｅｒ ′１１４１００
５巻、第７９ページ（１９７６））。
しかしながら、前記の吸着法はリチウムに対する吸着容
量及び吸着速度が小さいという欠点があるし、太陽熱を
利用する蒸発法では実大な面積と気象条件そろわなけれ
ばならない欠点があり、いずれも実用化は困難である。
量及び吸着速度が小さいという欠点があるし、太陽熱を
利用する蒸発法では実大な面積と気象条件そろわなけれ
ばならない欠点があり、いずれも実用化は困難である。
また、ヒ酸トリウム（ｒＪ、 ｌｎｏｒｇ、 Ｎｕｃｌ
、 Ｃｈｅｍ、 Ｊ第３２巻、第１７１９ページ（＋９
７０）） 、アンチモン酸スズ（ｒ Ｈｙｔｌｒｏｍｅ
ｔａｌＩｕｒｇｙ Ｊ第１２巻、第８３ページ（１９８
４））なともリチ、ラム吸着性を示すことが報告されて
いるが、実用化するには吸着性の向上、脱着法なとの課
題が残されている。
、 Ｃｈｅｍ、 Ｊ第３２巻、第１７１９ページ（＋９
７０）） 、アンチモン酸スズ（ｒ Ｈｙｔｌｒｏｍｅ
ｔａｌＩｕｒｇｙ Ｊ第１２巻、第８３ページ（１９８
４））なともリチ、ラム吸着性を示すことが報告されて
いるが、実用化するには吸着性の向上、脱着法なとの課
題が残されている。
このほか各種のイオンシーブ型の吸乞剤がリチウムに対
して吸着性を示すことも化告されているが（ｒ Ｎｅｏ
ｒｇａｎ、 Ｍａｔ、 Ｊ 、第９巻、第１０４１ペー
ジ（１９７３）、同誌、第１２巻、第１４１５ページ（
１９７６））、該吸着剤の製造条件及び天然水中におけ
るリチウム吸着性なとは明確にされておらず、まだ、実
用的性能に至っていない。
して吸着性を示すことも化告されているが（ｒ Ｎｅｏ
ｒｇａｎ、 Ｍａｔ、 Ｊ 、第９巻、第１０４１ペー
ジ（１９７３）、同誌、第１２巻、第１４１５ページ（
１９７６））、該吸着剤の製造条件及び天然水中におけ
るリチウム吸着性なとは明確にされておらず、まだ、実
用的性能に至っていない。
発明が解決しようとする問題点
リチウムを含む海水、地熱水、地下かん水などの希薄溶
液から該リチウムを実用的に吸着回収するためには、リ
チウムに対する選択吸着性に優れ、かつ吸着速度及び吸
着容量が大きく、その上該希 ゛１溶液中で安定であ
って、毒性が少なく、更に吸着・脱着の繰り返しが可能
である吸着剤の開発が必要である。
液から該リチウムを実用的に吸着回収するためには、リ
チウムに対する選択吸着性に優れ、かつ吸着速度及び吸
着容量が大きく、その上該希 ゛１溶液中で安定であ
って、毒性が少なく、更に吸着・脱着の繰り返しが可能
である吸着剤の開発が必要である。
本発明の目的は、このような要件を満足しろる吸着剤の
製造方法を提供することにある。
製造方法を提供することにある。
問題点を解決するための手段
本発明者らは種々研究を重ねた結果、リチウム含有マン
ガン酸化物又は含水酸化物を ５００’ Ｃ以上の温度
で望ましくは５５０℃以上の温度で加熱出順番号６０−
０１１６２１ ）。更にリチウム含有マンガン化合物の
調製方法を種々検討した結果、リチウムイオン及びマン
ガンイオンを含有する溶液をアルカリ性（ｐＨ１０以玉
）にして、又は電解して沈殿させて調製したリチウムを
含有するマンガン化合物を ２００℃以上の温度で加熱
処理したものから、ｐＨ３以下の酸でリチウムを溶出し
たものが優れたリチウム吸着性を示すこと、及びリチウ
ム含有溶液にマンガン酸化物等のマンガン化合物を添加
し、リチウムを吸着させて調製したｆノチウム含有マン
ガン化合物を ５００” Ｃで加熱処理したものから酸
（ｐ）（３以下）でリチウムを溶出したものがリチウム
吸着に有効であることを認めた。
ガン酸化物又は含水酸化物を ５００’ Ｃ以上の温度
で望ましくは５５０℃以上の温度で加熱出順番号６０−
０１１６２１ ）。更にリチウム含有マンガン化合物の
調製方法を種々検討した結果、リチウムイオン及びマン
ガンイオンを含有する溶液をアルカリ性（ｐＨ１０以玉
）にして、又は電解して沈殿させて調製したリチウムを
含有するマンガン化合物を ２００℃以上の温度で加熱
処理したものから、ｐＨ３以下の酸でリチウムを溶出し
たものが優れたリチウム吸着性を示すこと、及びリチウ
ム含有溶液にマンガン酸化物等のマンガン化合物を添加
し、リチウムを吸着させて調製したｆノチウム含有マン
ガン化合物を ５００” Ｃで加熱処理したものから酸
（ｐ）（３以下）でリチウムを溶出したものがリチウム
吸着に有効であることを認めた。
すなわち、本発明は、リチウムイオン及びマンガンイオ
ンを含む溶液にアルカリを添加して、あるいは電解して
リチウムを含むマンガン化合物を沈殿させたものを ２
００’ Ｃ以上の温度で加熱処理したもの、望ましく
＋、ｔ ｓｏｏ” Ｃ以上の温度で３０着させて調製し
たリチウム含有マンガン化合物を５００℃以上の温度て
加熱し、望ましくは５５０゜Ｃ以上で３０分以上加熱処
理したものからリチウムをｐＨ３以下の酸性溶液でリチ
ウムを溶出させることを特徴とする吸着剤の製造方法を
提供するものである。
ンを含む溶液にアルカリを添加して、あるいは電解して
リチウムを含むマンガン化合物を沈殿させたものを ２
００’ Ｃ以上の温度で加熱処理したもの、望ましく
＋、ｔ ｓｏｏ” Ｃ以上の温度で３０着させて調製し
たリチウム含有マンガン化合物を５００℃以上の温度て
加熱し、望ましくは５５０゜Ｃ以上で３０分以上加熱処
理したものからリチウムをｐＨ３以下の酸性溶液でリチ
ウムを溶出させることを特徴とする吸着剤の製造方法を
提供するものである。
なお、加熱とともに反応は進み、１０分以上は加熱する
必要があるが、あまり長時間加熱しても吸着性に関係な
く、３０分から６時間程度が適当である。
必要があるが、あまり長時間加熱しても吸着性に関係な
く、３０分から６時間程度が適当である。
該リチウム含有マンガン化合物のリチウム含量は０．５
〜２０％、望ましくは１〜７％がよい。
〜２０％、望ましくは１〜７％がよい。
リチウム含有層液に添加するマンガン化合物としては酸
化物あるいは含水酸化物が望ましいが、リチウムを吸着
するものであればこれらに限定するものではない。
化物あるいは含水酸化物が望ましいが、リチウムを吸着
するものであればこれらに限定するものではない。
加熱処理されたリチウム含有マンガン１ヒ物から、該リ
チウムを溶出するのに用いる酸としては本発明の方法で
製造した吸着剤は海水及び地熱水なとの希７Ｍ溶液から
リチウムを選択的に吸着した。海水中における平衡吸着
量は８ｍｇ／Ｈに達し、鉱石なみのリチウム濃度のもの
が得られた。
チウムを溶出するのに用いる酸としては本発明の方法で
製造した吸着剤は海水及び地熱水なとの希７Ｍ溶液から
リチウムを選択的に吸着した。海水中における平衡吸着
量は８ｍｇ／Ｈに達し、鉱石なみのリチウム濃度のもの
が得られた。
発明の効果
本発明の方法で：Ａ製した該リチウム含有マンガン酸化
物から製造した吸着剤はミクロボアを多く持ち、リチウ
ムに対する選択吸着性が優れ、かつ吸着速度及び吸着容
量が極めて大きく、しかも毒性がなく、水溶液中で安定
であり、吸着剤中のリチウム濃度は鉱石なみになり、末
法で製造した吸着剤を用いることにより、希７ｉ溶液か
ら該リチウムを極めて効率よく経済的に回収することが
できる。
物から製造した吸着剤はミクロボアを多く持ち、リチウ
ムに対する選択吸着性が優れ、かつ吸着速度及び吸着容
量が極めて大きく、しかも毒性がなく、水溶液中で安定
であり、吸着剤中のリチウム濃度は鉱石なみになり、末
法で製造した吸着剤を用いることにより、希７ｉ溶液か
ら該リチウムを極めて効率よく経済的に回収することが
できる。
実施例
次に実施例により本発明を更に詳細に説明・・する。
実施例１
ＩＮの水酸化リチウム水溶液に二酸北マンガンた。次い
て０．Ｉ Ｎ塩酸で洗浄してリチウムを溶出させたのち
、水洗し、風乾して吸着剤を得た。
て０．Ｉ Ｎ塩酸で洗浄してリチウムを溶出させたのち
、水洗し、風乾して吸着剤を得た。
このようにして得られた吸着剤ｏ、ｔ ｇを天然海水２
Ｌ中に添加し、３日間かきまぜたのち、上澄液中のリチ
ウム１度を定量してリチウム吸着量を算出した。その結
果、この吸着剤のリチウム吸着量は２．６ｍｚ／ｇＴ：
あり、濃縮係数は１．５ Ｘ １０’ 、吸着率は７７
χてあった。なお、ここでの濃縮係数は海水中の金属イ
オン濃度と吸着剤に吸着された金属イオン濃度の比であ
り、吹成で表されるものである。
Ｌ中に添加し、３日間かきまぜたのち、上澄液中のリチ
ウム１度を定量してリチウム吸着量を算出した。その結
果、この吸着剤のリチウム吸着量は２．６ｍｚ／ｇＴ：
あり、濃縮係数は１．５ Ｘ １０’ 、吸着率は７７
χてあった。なお、ここでの濃縮係数は海水中の金属イ
オン濃度と吸着剤に吸着された金属イオン濃度の比であ
り、吹成で表されるものである。
吸着剤中の金属イオン濃度（ｍｇ／ｇ）濃縮係数＝−一
−−一−−−−−−−−−−−−−−−−一海水中の金
属イオン濃度（Ｂ／ｍＬ） ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムの濃
縮係数は０．７〜５であり、リチウムの濃縮係数が著し
く大きいことが分かる。本発明の方法で製造した吸着剤
はリチウムを特異的に吸着する定した結果、海水の濃度
（０，１７ｐｐｍ ）におけるリウム吸着量は８．５ｎ
＋ｇ／ｇに達した。これはＬｉ２Ｏとして１．８％にな
り、鉱石中の濃度（Ｌｉ２０として４％）に近い値であ
る。
−−一−−−−−−−−−−−−−−−−一海水中の金
属イオン濃度（Ｂ／ｍＬ） ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムの濃
縮係数は０．７〜５であり、リチウムの濃縮係数が著し
く大きいことが分かる。本発明の方法で製造した吸着剤
はリチウムを特異的に吸着する定した結果、海水の濃度
（０，１７ｐｐｍ ）におけるリウム吸着量は８．５ｎ
＋ｇ／ｇに達した。これはＬｉ２Ｏとして１．８％にな
り、鉱石中の濃度（Ｌｉ２０として４％）に近い値であ
る。
実施例２
実施例１て得た吸着剤２ｇをリチウム濃度５゜２ｐｐｍ
の地熱水＜ｐＨ８，３） Ｉ Ｌ中に添加し、７日間か
きまぜたのち、上澄液中のリチウム濃度を定量し、リチ
ウム吸着量を算出した結果、リチウム吸着率は９９％で
、吸着量は２．６ ｍｇ／ｇてあった。
の地熱水＜ｐＨ８，３） Ｉ Ｌ中に添加し、７日間か
きまぜたのち、上澄液中のリチウム濃度を定量し、リチ
ウム吸着量を算出した結果、リチウム吸着率は９９％で
、吸着量は２．６ ｍｇ／ｇてあった。
この吸着剤に吸着しているリチウムを０．Ｉ Ｎの塩酸
で脱着を試みた結果、１時間で９４％のリチムが溶出し
た。
で脱着を試みた結果、１時間で９４％のリチムが溶出し
た。
実施例３
２Ｍの塩化マンガン溶液１００ｎ＋Ｌに水酸化リチウム
ｍ ｎ ２５Ｏｎ＋Ｌを加えてリチウム含有マンガン、
化合物を沈殿させたのち、沈殿物を母液とともに８０６
Ｃで乾燥させた。該乾燥物を５等分し、それぞれしてリ
チウムを溶出し、次いで水洗し、乾燥して吸着剤を得た
。
ｍ ｎ ２５Ｏｎ＋Ｌを加えてリチウム含有マンガン、
化合物を沈殿させたのち、沈殿物を母液とともに８０６
Ｃで乾燥させた。該乾燥物を５等分し、それぞれしてリ
チウムを溶出し、次いで水洗し、乾燥して吸着剤を得た
。
得られた吸着剤０．０５ｇ、を７ ｐｐｍのリチウムイ
オンを含む溶液（ｐＨ９） ＩＯｍＬに添加し、−週間
振ととうたのち、上澄液中のリチウム１度を定量し、リ
チウム吸着量を算出した。その結果第１表に示第
１ 表 熱処理したもののリチウム吸着性が優れていることは明
らかである。
オンを含む溶液（ｐＨ９） ＩＯｍＬに添加し、−週間
振ととうたのち、上澄液中のリチウム１度を定量し、リ
チウム吸着量を算出した。その結果第１表に示第
１ 表 熱処理したもののリチウム吸着性が優れていることは明
らかである。
実施例４
２Ｍ硫酸マンガン水溶液１００ｍＬに２Ｍ過マンガン酸
リチウム水溶１１００ｍＬを加え、リチウム含有マンガ
ン化合物を沈殿させた。該沈殿物を水洗したのち、６０
０６Ｃて１時間加熱処理し、次いてｌＮ塩酸で処理して
リチウムを溶出した。該酸処理物を水洗乾燥して吸着剤
を得た。
リチウム水溶１１００ｍＬを加え、リチウム含有マンガ
ン化合物を沈殿させた。該沈殿物を水洗したのち、６０
０６Ｃて１時間加熱処理し、次いてｌＮ塩酸で処理して
リチウムを溶出した。該酸処理物を水洗乾燥して吸着剤
を得た。
得られた吸着剤のリチウム吸着性を実施例３と同様の条
件で調べた結果、リチウム吸＠率は８５％であった。
件で調べた結果、リチウム吸＠率は８５％であった。
こののように本発明の方法で製造した吸着剤が優れたリ
チウム吸着性を示し、本発明の製造方法が優れているこ
とは明らかである。
チウム吸着性を示し、本発明の製造方法が優れているこ
とは明らかである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ リチウムを含むマンガン化合物を２００℃以上の温
度において加熱処理した後、酸でリチウムを溶出させる
ことを特徴とするリチウム吸着剤の製造方法。 ２ リチウムを含む溶液にマンガン酸化物又はマンガン
含水酸化物を添加し、リチウムを吸着させて調製したリ
チウム含有マンガン化合物を用いることを特徴とする特
許請求範囲第１項記載のリチウム吸着剤の製造方法。 ２ マンガンイオン及びリチウムイオンを含む溶液をア
ルカリ性にして調製したリチウム含有マンガン化合物を
用いることを特徴とする特許請求範囲第１項記載のリチ
ウム吸着剤の製造方法。 ３ リチウム含有マンガン化合物の沈殿生成時のｐＨが
１０以上であることを特徴とする特許請求範囲第２項記
載のリチウム吸着剤の製造方法。 ４ マンガンイオン及びリチウムイオンを含む溶液を電
解し、沈殿させて調製したリチウム含有マンガン化合物
を用いることを特徴とする特許請求範囲第１項記載のリ
チウム吸着剤の製造方法。 ５ リチウムを含む溶液にマンガン化合物を添加し、リ
チウムを吸着させて調製したリチウム含有マンガン化合
物を５００℃以上の温度において加熱することを特徴と
するリチウム吸着剤の製造方法。 ６ マンガン化合物が酸化物あるいは含水酸化物である
ことを特徴とする特許請求範囲第５項記載のリチウム吸
着剤の製造方法。 ７ リチウムを溶出させるために用いる酸としてはｐＨ
３以下の溶液であることを特徴とする特許請求範囲第１
項及び第５項記載のリチウム吸着剤の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12190785A JPS61278347A (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 | リチウム吸着剤の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12190785A JPS61278347A (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 | リチウム吸着剤の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61278347A true JPS61278347A (ja) | 1986-12-09 |
| JPH0448495B2 JPH0448495B2 (ja) | 1992-08-06 |
Family
ID=14822859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12190785A Granted JPS61278347A (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 | リチウム吸着剤の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61278347A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6380844A (ja) * | 1986-09-22 | 1988-04-11 | Agency Of Ind Science & Technol | リチウム吸着剤の製造方法 |
| JP2020193130A (ja) * | 2019-05-30 | 2020-12-03 | 住友金属鉱山株式会社 | 水酸化リチウムの製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61171535A (ja) * | 1985-01-24 | 1986-08-02 | Agency Of Ind Science & Technol | リチウム吸着剤、その製造方法及びそれを用いたリチウム回収方法 |
-
1985
- 1985-06-04 JP JP12190785A patent/JPS61278347A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61171535A (ja) * | 1985-01-24 | 1986-08-02 | Agency Of Ind Science & Technol | リチウム吸着剤、その製造方法及びそれを用いたリチウム回収方法 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6380844A (ja) * | 1986-09-22 | 1988-04-11 | Agency Of Ind Science & Technol | リチウム吸着剤の製造方法 |
| JPH0459012B2 (ja) * | 1986-09-22 | 1992-09-21 | Kogyo Gijutsuin | |
| JP2020193130A (ja) * | 2019-05-30 | 2020-12-03 | 住友金属鉱山株式会社 | 水酸化リチウムの製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0448495B2 (ja) | 1992-08-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Miyai et al. | Recovery of lithium from seawater using a new type of ion-sieve adsorbent based on MgMn2O4 | |
| JPS61283342A (ja) | リチウム吸着剤とその製造方法 | |
| JPH038439A (ja) | 粒状リチウム吸着剤及びそれを用いたリチウム回収方法 | |
| JPS6362546A (ja) | 複合型リチウム吸着剤及びその製造方法 | |
| JPS61278347A (ja) | リチウム吸着剤の製造方法 | |
| JPH0222698B2 (ja) | ||
| JP3321602B2 (ja) | 選択的リチウム分離剤及びその製造方法 | |
| JPH024442A (ja) | 高性能リチウム吸着剤およびその製造方法 | |
| JPH0357814B2 (ja) | ||
| JP2000325779A (ja) | 複合型リチウム吸着剤及びその製造方法 | |
| JPH0459012B2 (ja) | ||
| JPH0218906B2 (ja) | ||
| JPS6322180B2 (ja) | ||
| JPH0230737B2 (ja) | Richiumukyuchakuzainoshinseizohoho | |
| JPS61283339A (ja) | 新リチウム吸着剤の製造方法 | |
| JPS6219066A (ja) | 特殊塩の製造方法 | |
| JP2001113164A (ja) | 新規なリチウム吸着剤及びその製造方法 | |
| JPH01203039A (ja) | 新規なリチウム選択性を示す吸着剤及びその製造方法 | |
| JP2850309B2 (ja) | リチウム吸着剤の製造方法 | |
| JPS58156530A (ja) | 地熱水、かん水からのリチウム回収法 | |
| JPH0618638B2 (ja) | カリウム及びルビジウム用吸着剤及びその製造方法 | |
| JPH0687970B2 (ja) | リチウム吸着剤及びその製造方法 | |
| JPH0626662B2 (ja) | リチウム回収剤及びその製造方法 | |
| JPS6172623A (ja) | 希薄溶液からのリチウム回収方法 | |
| JP2004002097A (ja) | リチウム・マンガン複合酸化物の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |