JP2004002097A - リチウム・マンガン複合酸化物の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】γ‐オキシ水酸化マンガン及び/又は三酸化二マンガンと水酸化リチウム水和物とを、耐圧容器中、100〜140℃で加熱反応させてLiMnO2の組成のリチウム・マンガン複合酸化物を得るか、あるいはγ‐オキシ水酸化マンガン及び/又は三酸化二マンガンと水酸化リチウム水和物とを、耐圧容器中、100〜140℃で加熱反応させてLiMnO2を生成させたのち、これを酸素の存在下400℃以上で焼成してLi2Mn2O5の組成のリチウム・マンガン複合酸化物を得る。
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、リチウム・マンガン複合酸化物、特にリチウム吸着剤の原料として有用なリチウム・マンガン複合酸化物の製造の改良法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
リチウムは、例えばセラミックス、グリース、空調用冷媒、医薬品、電池などの原料として使用されており、今後も大容量電池、アルミニウム合金材料、核融合燃料などに用いられる重要な物質として注目されている。しかるに、我が国においてはリチウム鉱石資源がなく、リチウム金属やその化合物は全量輸入しているのが現状である。一方、海水中には微量のリチウムが含まれており、海水からリチウムを効率よく回収する技術が確立されたならば、これより、リチウムの供給が可能になるため、その技術の出現が強く要望されている。これまで、海水などリチウムを含む希薄溶液からリチウムを回収する方法としては、共沈法や蒸発法などが提案されているが、これらの方法は経済的な面で問題があり、現在では吸着法がもっとも経済的な方法であるとされている。したがって、リチウムに対し高い選択吸着性を示し、かつ化学的に安定な吸着剤の開発が強く要望されている。
【0003】
従来、リチウム吸着剤としては、ヒ酸トリウム[「ジャーナル・オブ・インオーガニック・アンド・ヌークリアー・ケミストリー(J.Inorg.Nucl.Chem.)」,第32巻,第1719ページ(1970)]やアンチモン酸スズ[「ハイドロメタラジー(Hydrometallurgy)」,第12巻,第83ページ(1984)]などが知られているが、吸着量が低く実用に供することはできない。
【0004】
また、加熱処理したリチウム含有マンガン酸化物を酸処理して得られるリチウム吸着剤(特開昭61−171535号公報)や、マグネシウムを含むマンガン−アルミニウム複合酸化物の加熱処理物からマグネシウムを酸で溶出して得られる複合型リチウム吸着剤も知られている(特開昭63−62546号公報)。これらの吸着剤は海水からリチウムを選択的に吸着することができ、吸着量も大きいが、実用性を考えるとまだ十分な性能には達していない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らは、先にγ‐オキシ水酸化マンガンと水酸化リチウムとを、水溶液中で120〜170℃で3〜10時間又は還流下で8〜48時間反応させてLiMnO2を生成させたのち、これを酸素の存在下400℃以上で焼成してLi2Mn2O5に変換し、次いでこれを酸処理することにより、リチウムに対する選択的吸着性に優れ、吸着速度及び吸着容量が大きく、かつ水溶液中で安定なリチウム吸着剤を製造する方法を提案した(特開2001―157838号公報)。
【0006】
しかしながら、この方法では、γ‐オキシ水酸化マンガンと水酸化リチウムとの反応を水溶液中で行わせるために、原料であるγ‐オキシ水酸化マンガン及び水酸化リチウムの充填量を大きくできないこと、反応により生成するリチウム・マンガン複合酸化物と水酸化リチウム水溶液との固液分離の操作が必要なこと並びにリチウム・マンガン複合酸化物のリチウム含有量に比べて大過剰の水酸化リチウムを加える必要があることなどの問題があり、これらが工業化する際のネックの1つとなっていた。
【0007】
本発明は、このような従来のリチウム吸着剤の製造過程におけるγ‐オキシ水酸化マンガンと水酸化リチウムとの反応において必要とされていた水溶液の形態を採ることなく反応させることができ、大過剰の水酸化リチウムや固液分離の操作を必要とせず、スケールアップが可能なリチウム・マンガン複合酸化物の製造方法を提供することを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、リチウム・マンガン複合酸化物の製造の改良法について種々研究を重ねた結果、加圧水蒸気雰囲気下では、水酸化リチウムの表面に水酸化リチウム飽和溶液の液層が形成され、この液層を介してγ‐オキシ水酸化マンガンと水酸化リチウムとの反応が進行すること、そして原料の水酸化リチウムとしてその水和物を用いると、原料を耐圧容器中、所定温度に加熱すれば上記加圧水蒸気雰囲気となることを見出し、これらの知見に基づいて本発明をなすに至った。
【0009】
すなわち、本発明は、γ‐オキシ水酸化マンガン及び/又は三酸化二マンガンと水酸化リチウム水和物とを、耐圧容器中、100〜140℃で加熱反応させることを特徴とするLiMnO2で表わされる組成をもつリチウム・マンガン複合酸化物の製造方法、及びγ‐オキシ水酸化マンガン及び/又は三酸化二マンガンと水酸化リチウム水和物とを、耐圧容器中、100〜140℃で加熱反応させてLiMnO2を生成させたのち、これを酸素の存在下400℃以上で焼成することを特徴とするLi2Mn2O5で表わされる組成をもつリチウム・マンガン複合酸化物の製造方法を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明方法において一方の原料に用いられるγ‐オキシ水酸化マンガンは、化学式MnOOHで表わされ、天然にはスイマンガン鉱として産出され、また、合成品は、例えば硫酸マンガン(II)又は塩化マンガン(II)の水溶液に過酸化水素の存在下でアンモニアを加え、加熱するなどして得られる。
また、三酸化二マンガンは、化学式Mn2O3で表わされ、天然にはブラウン鉱として産出され、また、合成品は通常マンガン(II)塩を空気中で加熱することにより得られる。
【0011】
他方の原料に用いられる水酸化リチウム水和物は固体であって、このようなものとしては、一水和物が好ましく、この一水和物は通常、炭酸リチウムと水酸化カルシウム又は硫酸リチウムと水酸化バリウムの複分解により得られる。
また、水酸化リチウム水和物は、γ‐オキシ水酸化マンガン及び/又は三酸化二マンガンよりも過剰に用いるのが好ましい。
【0012】
本発明方法において、γ‐オキシ水酸化マンガンと水酸化リチウム水和物との反応は、これらを混合して耐圧容器に装入し、密閉したのち、100〜140℃、好ましくは110〜130℃に、8〜48時間、好ましくは16〜24時間加熱することにより行われる。上記耐圧容器での加熱処理により水酸化リチウムに水和した水が加圧水蒸気となり、反応系が加圧水蒸気雰囲気となる。
【0013】
このようにしてLiMnO2で表わされる組成をもつリチウム・マンガン複合酸化物が得られる。得られたLiMnO2を熱質量分析すると330〜380℃の範囲で質量増加が認められる。本発明方法においては、このように比較的低温において酸素が取り込まれ、質量が増加するような条件下でLiMnO2を形成させることが重要である。
【0014】
本発明方法においてLi2Mn2O5で表わされる組成をもつリチウム・マンガン複合酸化物を製造するには、上記のようにして得られたLiMnO2を酸素の存在下例えば大気中で400℃以上、好ましくは400〜700℃の範囲の温度で焼成する。このようにすると、骨格構造の大きな変化なしに三価のMnが安定な四価のMnに変化し、安定なLi2Mn2O5の組成のものが生じる。焼成温度が400℃未満であると、三価から四価への変換が不十分になるし、700℃を越えると焼結反応が進行し、骨格構造が変化するので好ましくない。この焼成処理の際、上記のようにして得られたLiMnO2の組成のものをあらかじめ乾燥しておくのが好ましい。この乾燥処理は好ましくは50〜80℃で行われる。
この焼成処理によって結晶化反応が進行し、均一な構造の結晶が生じる。焼成時間は、少なくとも10分、好ましくは1〜4時間であり、また、酸素雰囲気中で行えば焼成時間を短縮することができる。
【0015】
【発明の効果】
本発明方法によれば、原料のマンガン源も水酸化リチウム水和物も共に固体で取り扱いやすく、反応をこれらだけで行え、水溶液の形態を採らずに済むため、大過剰の水酸化リチウムや固液分離の操作を必要としないので、リチウム・マンガン複合酸化物を簡単かつ効率的に製造でき、さらには大量に製造でき、スケールアップが可能になる。
本発明方法で得られるリチウム・マンガン複合酸化物は、リチウム吸着剤の原料として有用であり、また、これを原料として得られるリチウム吸着剤、例えば本発明方法で得たLi2Mn2O5の組成のものを、酸処理することにより、その中のリチウムを溶出して得られるリチウム吸着剤は、吸着サイトの生成量が多く、かつ均質であり、また酸強度が高く、リチウムに対する選択吸着性に優れ、海水のような希薄溶液からでもリチウムを効率よく回収することができるし、また、吸着速度及び吸着容量が極めて大きく、しかも水溶液中で安定であるという長所を有している。
【0016】
【実施例】
次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、これらの例によって何ら限定されるものではない。
【0017】
参考例1
1M塩化マンガン水溶液中に、過酸化水素10質量%を含む1Mアンモニア水を添加し、生成する沈殿を捕集し、ろ過、水洗、乾燥することにより、γ‐オキシ水酸化マンガンを褐色固体として得た。
【0018】
参考例2
炭酸マンガンを空気中、800℃で加熱することにより、三酸化二マンガンを黒色固体として得た。
【0019】
実施例1
50ml容積のポリテトラフルオロエチレン製耐圧容器に、参考例1で得たγ‐オキシ水酸化マンガン10gと固体状の水酸化リチウム一水和物5gとを入れ、密封したのち、120℃で24時間反応させ、次いで生成した固体を70℃で120分間乾燥することにより、LiMnO2で表わされる組成をもつリチウム・マンガン複合酸化物11.0gを得た。
このようにして得たリチウム・マンガン複合酸化物のX線回折パターンを図1に示す。
【0020】
実施例2
γ‐オキシ水酸化マンガン固体10gを参考例2で得た三酸化二マンガン固体9gに代えた以外は実施例1と同様にしてLiMnO2で表わされる組成をもつリチウム・マンガン複合酸化物10.0gを得た。
【0021】
実施例3
耐圧容器を25リットル容積に、γ‐オキシ水酸化マンガン及び水酸化リチウム一水和物の用量をそれぞれ10kg及び5kgにスケールアップして、実施例1と同様に反応させ、次いで生成した固体を60℃で12時間乾燥することにより、LiMnO2で表わされる組成をもつリチウム・マンガン複合酸化物10.8kgを得た。
【0022】
実施例4
実施例1で得たLiMnO2で表わされる組成をもつリチウム・マンガン複合酸化物10gを電気炉に入れ、空気雰囲気中、400℃において4時間加熱、焼成することにより、Li2Mn2O5で表わされる組成をもつリチウム・マンガン複合酸化物10.7gを、暗褐色結晶体として得た。
このもののX線回折パターンを図2に示す。
【0023】
比較例1
参考例1で得たγ‐オキシ水酸化マンガンと固体状の水酸化リチウム一水和物とを、アルミナ坩堝中、140℃で24時間加熱しても反応は起こらず、水酸化リチウム一水和物が無水水酸化リチウムに変化しただけであった。また、400℃で4時間加熱することにより得られた固体生成物は、化学式Li2MnO3で表される組成をもつリチウム・マンガン複合酸化物とLi1.33Mn1.67O4で表される組成をもつリチウム・マンガン複合酸化物との混合物であった。
【0024】
比較例2
600ml容積のポリテトラフルオロエチレン製耐圧容器に4M水酸化リチウム水溶液400mlを装入し、この中へ参考例1で得たγ‐オキシ水酸化マンガン15gを加え、120℃において6時間水熱処理した。
得られた固体生成物を水洗、乾燥することにより、LiMnO2で表わされるリチウム・マンガン複合酸化物16.0gを得た。
【0025】
応用例
実施例4で得たLi2Mn2O5で表わされる組成をもつリチウム・マンガン複合酸化物の結晶を0.5M塩酸水溶液中に3日間浸せきしてリチウムを完全に抽出したのち、ろ別し、乾燥することにより、化学式H2Mn2O5で表わされる組成をもつリチウム吸着剤を得た。このもののX線回折パターンを図3に示す。
次にこのリチウム吸着剤0.1gを、リチウム5ppmを含む海水1リットル中に添加し、6日間かきまぜた。吸着前後のリチウム濃度の差からリチウム吸着量を求めたところ、34mg/gであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得たリチウム・マンガン複合酸化物のX線回折パターン。
【図2】実施例4で得たリチウム・マンガン複合酸化物のX線回折パターン。
【図3】応用例で得たリチウム吸着剤のX線回折パターン。
Claims (2)
- γ‐オキシ水酸化マンガン及び/又は三酸化二マンガンと水酸化リチウム水和物とを、耐圧容器中、100〜140℃で加熱反応させることを特徴とするLiMnO2で表わされる組成をもつリチウム・マンガン複合酸化物の製造方法。
- γ‐オキシ水酸化マンガン及び/又は三酸化二マンガンと水酸化リチウム水和物とを、耐圧容器中、100〜140℃で加熱反応させてLiMnO2を生成させたのち、これを酸素の存在下400℃以上で焼成することを特徴とするLi2Mn2O5で表わされる組成をもつリチウム・マンガン複合酸化物の製造方法。
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