JPS61277077A - 水中探知装置 - Google Patents

水中探知装置

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JPS61277077A
JPS61277077A JP11932585A JP11932585A JPS61277077A JP S61277077 A JPS61277077 A JP S61277077A JP 11932585 A JP11932585 A JP 11932585A JP 11932585 A JP11932585 A JP 11932585A JP S61277077 A JPS61277077 A JP S61277077A
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JP
Japan
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phase
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signal
mixed
signals
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JP11932585A
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Yoichi Umehara
洋一 梅原
Masaaki Tsujimoto
正明 辻本
Yoshinari Yoshida
善成 吉田
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Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、広範囲方向に超音波パルスを送受波して水
中の広範囲方向を探知する水中探知装置に関し、特に、
不要方向からの反射波による影響を軽減することに関す
る。
(従来の技術) 水中の広範囲方向を瞬時に探知する場合、一般には、広
範囲方向に超音波パルスを同時に送信して、各方向から
帰来する反射波を各方向毎に別個に抽出する。各方向の
反射波の抽出は、各方向から帰来する反射波を複数個の
超音波振動子で受波して、各振動子の受波信号を公知の
ごとくして位相合成することにより特定の方向に受波感
度を有する指向受波ビームを形成する。そして、指向性
受波ビームを各々の方向毎に多数形成して、それぞれの
方向の指向性受波ビームによって各方向から帰来する反
射波を各方向毎に別個に受波する。
上記において、複数個の超音波振動子の受波信号を位相
合成するとき、特性方向に最も強い受波感度が形成され
ると同時に、不要方向にも極めて弱いが受波感度が形成
される。この不要方向の受波感度は通常副極ビームと呼
ばれている。
上記の広範囲水中探知装置において、副極ビームの指向
方向から帰来する反射波の強度が比較的強い場合、表示
映像に種々の弊害を生じさせる。
例えば、直下の海底を含む広範囲角方向に超音波パルス
を送波してその反射波を受波する場合、直下の海底方向
からは極めて強い反射波が帰来する。
従って、上記位相合成によって形成される受波ビームが
、直下方向ではなく斜め方向を指向しているときでも、
直下の海底方向からの反射波が上記副極ビームによって
受波される。その結果、表示映像上には副極ビームによ
る受波信号が虚像として表示される。第2図において、
Bは真の海底線表示映像を示し、B′は副極ビームによ
る海底の虚像を示す。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は、上記従来装置における虚像を軽減しようと
するものである。
(問題点を解決するための手段、作用)問題点を解決す
るための手段として、広範囲角方向に超音波パルスを送
受波する送受波器、超音波パルスを送波する広範囲角を
複数区間に分割して各区間毎に異なる周波数の超音波パ
ルスを送信する送信信号を生成する送信信号生成器、超
音波送受波器の受波@号を用いて指向性受波ビームを形
成するための受波信号の移相器、指向性受波ビームの指
向方向を制御するため位相合成波生成器、指向性受波ビ
ームによって受波される各方向の受波信号を表示する表
示器とが設けられる。
(実施例) 第1図において、1は超音波送受波器を示し、この実施
例にお。いては8個の超音波振動子101乃至10Bで
超音波送受波器が構成されている。
超音波送受波器lは、送信信号生成器2に基づいて広範
囲角θ方向に超音波パルスを送波する。
さらに、超音波送受波器1は、広範囲角θ方向に超音波
パルスを送波するとき、広範囲角θを特定角毎に分割し
た各方向に異なる周波数の超音波パルスを送波する。例
えば、第3図に示すように、超音波パルスを送波する全
範囲角θをθ1、θ2θ3、θ4のそれぞれの角度に分
割して、θ、の角度間はf、、の超音波パルスを送波し
、θ2.0゜θ4のそれぞれの角度間はfヤ、fお、f
−の超音波パルスを送波する。なお、送信信号生成器か
ら超音波送受波器lに導かれる送信信号は送受切換回路
301乃至308を経て超音波振動子101乃至108
へそれぞれ導かれる。
超音波送受波器1は水中に超音波パルスを送波した後、
水中からの反射波を受波して、超音波振動子101乃至
108の各受波信号を送受切換器301乃至308を経
て移相器4.5.6及び7の各々へ共通に送出する。各
々の移相器4.5.6及び7は同様に構成され、移相器
4について見ると、混合回路401乃至408、フィル
ター411乃至418、混合回路421乃至428で構
成される。そして、混合回路401乃至408及びフィ
ルター411乃至418は超音波振動子101乃至10
8の受波信号中から特定の周波信号を選出する。混合回
路421乃至428は選出した周波信号を特定量づつ移
相させる。この移相量は移相制御器8から出力される移
相用周波信号によって決定される。又、特定の周波信号
の選出は選出用混合信号生成器9から出力される混合信
号に基づいて行われる。
移相制御器8は周波数が共通で移相がそれぞれ異なる多
相周波信号を生成する。実施例においては8個の混合回
路421乃至428が用いられているから、8相の周波
信号が生成され、各相の周波信号が混合回路421乃至
428の各々へ導かれる。他の移相器5.6.7におい
ても同様に各相周波信号が導かれる。他方、混合信号生
成器9は、移相器4.5.6.7の各々に対応した複数
の周波信号を生成する。すなわち、移相器4に対しては
fuの周波信号を生成して、混合回路401乃至408
に供給する。又、移相器5.6.7の各々に対してはf
y、f13、fuのそれぞれの周波信号を生成して各移
相器の混合回路に導く。
移相器4.5.6,7において移相制御された各々の周
波信号はマルチプレクサ10に導かれていずれかの移相
器の周波信号が選出される。マルチプレクサ10は移相
制御器8のカウンター801の計数値に基づいて切換動
作を行ない、移相器4.5.6.7の各出力波を順に切
換えて出力する。
マルチプレクサ10の出力周波信号は加算器11に導か
れる。従って、加算器11は、例えば、移相器4の周波
信号が導かれるとき、その周波信号を互いに加算して出
力する。
加算器11で加算された周波信号はフィルター12へ導
かれて特定の周波信号が抽出された後、増巾器1Bへ導
かれる。増巾器IBはフィルター12の抽出信号を増幅
した後、表示器14へ供給する。表示器14は、例えば
、ブラウン管表示器が用いられ、掃引回路15に基づい
て画素走査が行われることにより、増巾器18の出力信
号を表示する。
次に、送信信号生成器2、移相器4,5.6.7、移相
制御器8等の各部動作について説萌する。
送信信号生成器2は、出願人が特願昭57−13774
5号で提供した多相周波信号の生成装置が用いられる。
すなわち、カウンター201のによって読出し専用メモ
リ 203の記憶データが読出されるとき、ラッチ回路
204.乃至204Rから出力される8相の周波信号が
超音波振動子101乃至108に導かれて、超音波送受
波器1句ら超音波信号が送波される。なお、8相の周波
信号は読出し専用メモリ203の記憶データが2進値の
出力で読出されるから、実際には、8相の矩形波が出力
される。
超音波送受波器lから送信される超音波信号の合成指向
特性は各振動子を励振する励振信号の位相関係によって
決定される。そして、励振信号すなわち矩形波列の位相
関係は読出し専用メモリ内の記憶データを適宜設定する
ことにより任意に設定することができる。従って、読出
し専用メモリ203の記憶データを適宜書込むことによ
って、超音波送受波器lから送信される超音波の合成指
向方向を任意方向に設定することができる。
読出し専用メモリ 203はカウンター201によって
記憶データが読出されるが、その読出し領域が数値設定
器207によって切換えられる。読出し領域の切換えは
第1図の実施例では4つの領域に切換えられるようにな
されている。
数値設定器207はカウンター208の計数値に対応し
て読出し専用メモリ 203の記憶番地の第1領域、第
2領域、第3領域、第4領域を順に切換えて指定する。
そして、第1領域が指定されている間、カウンター20
1の読出しによって生成された矩形波が超音波振動子1
01乃至108の各、々に導かれるとき、第3図のθ、
力方向超音波信号が送信される。すなわち、第1領域に
おいては、超音波振動子101乃至108から出力され
る超音波信号の合成指向特性がθ、力方向なるように、
上記矩形波列の位相関係が設定されている0次に、第2
領域に切換えられると、超音波信号の送信方向が、第3
図に示すθ2の範囲角方向になるように各矩形波列の位
相関係が設定される。同様にして、第3領域、第4領域
に切換えられると、超音波信号の送信方向が、第3図に
示すθ3、θ4のそれぞれの方向になるように、上記矩
形波列の位相関係が各領域毎に設定されている。
読出し専用メモリ203の第1領域から第4領域までの
読出し領域の切換は、カウンター208によって極めて
短時間内に行われる。カウンター208はゲート209
を経て導かれるクロックパルス源210のパルス列を計
数する。ゲート209はキーイングパルス生成回路から
キーイングパルスが送出されたとき導通して、カウンタ
ー208が桁上げパルスを送出するまでの間導通する。
キーイングパルス生成回路13は、第4図aに示すよう
に、周期T0のパルス列を生成し、これによって超音波
パルスの送信動作が行われる。
キーイングパルスaが出力されると、ゲート209が導
通すると同時にカウンター208がリセットされる。カ
ウンター208は、第4図すに示すように、ゲート20
8が導通しているTs時間に4進計数を行って、読出し
専用メモリ203の上記第1−領域から第4領域までの
読出し領域の切換を行なう、そして、この切換時間Ts
は極めて短時間に行われる。例えば、第1領域の記憶デ
ータに基づいて第3図θ、方向に送波される超音波パル
スと第4領域の記憶データに基づいてθ4方向に送波さ
れる超音波パルスとが等距離線上の反射体から反射され
て帰来するとき、超音波パルスを送波する時間ずれに相
当する距離すれか、超音波パルスの距離分解能を考慮し
て、はぼ無視し得る程度に設定されている。
ゲート208は、キーイングパルスaによって導通しカ
ウンター208の桁上げパルス(第4図C)が出力され
るまでのTs時間導通して・クロックパルス源210の
パルス列をカウンター208へ送出する。同時に、この
パルス列はゲートパルス生成回路214へも導かれる。
そして、ゲートパルス生成回路214はゲート209の
導通時間Tsに第4図dに示すゲートパルスP、、P、
、P3.P4を生成する。このゲートパルスp、、p、
、p3、P4はゲー) 215.乃至2158から出力
される矩形波列をゲートパルスP、、P2.P3.P、
の出、現時だけ通過させる。ゲート215.乃至215
゜を通過した矩形波列は電力増巾器21B、乃至216
8で各々増巾された後、切換器301乃至308を経て
超音波振動子101乃至108から超音波パルスとして
送信される。
カウンター208は、上記のようにして数値設定器20
7を制御して超音波パルスの送信方向を制御すると同時
に、各方向に送信する超音波の周波数をも制御する。こ
の周波数制御は、カウンター208の計数値がデコーダ
に導かれて、デコーダ212がゲート211.乃至21
14を制御することにより行われる。
デコーダ212はカウンター208がリセット値から変
化するとき、計数値変化に従ってゲー)  211゜乃
至2114を順に導通させる。ゲー) 211.乃至2
11、には分周回路202の分周波が導かれる0分周回
路202はクロックパルス源20Bのパルス列を分周し
て周波数が異なる4種類の分周波をそれぞれ生成する。
従って、ゲー) 21L乃至2114が順に導通すると
き、OR回路213を経て周波数の異なる分周波がカウ
ンター201に導かれ、読出し専用メモリ 203の記
憶データが異なる速度で読出される結果、ラッチ回路2
04.乃至204.の出力する矩形波列の周波数カウン
タ208の計数値変化毎に変化する。従って、ゲートパ
ルス生成回路214からゲートパルスP、 、 P、 
、 Pl、 P、が出力されるとき、周波数の異なる矩
形波列が超音波振動子101乃至108に導かれるから
、第3図のθ1、θ2、θ3、θ4の各方向には周波数
がf。、f田、fa3、fo4の異なる超音波パルスが
送信される。この場合、超音波振動子101乃至108
は各周波数に対して共通に使用されるから、超音波パル
スの周波数fc、、fl、fユ、+2は超音波振動子の
共振周波数内において設定することが望ましい。
次に、移相器4.5.6.7及び移相制御器8について
説明する。
移相器4.5.6.7は同様に構成され、切換器301
乃至308を経て導かれる超音波振動子101乃至10
8の受信信号が移相器4.5.6.7の各々に共通に導
かれる。
移相器4について見ると、超音波振動子101乃至10
8の受信信号は混合回路401乃至408に導かれる。
混合回路401乃至408の各々は、超音波振動子10
1乃至108の受信信号と混合信号生成器9から出力さ
れる混合信号との混合を行なう。
混合信号生成回路9は周波数がf It、f +2、f
 13f IJの4種類の混合信号を生成する。そして
、混合回路401乃至408には周波数f +1の混合
信号が導かれる。又、移相器5の混合回路501乃至5
08には周波数Lrの混合信号が導かれる。さらに、移
相器6の混合回路801乃至608には周波数f。
の混合信号が、移相器7の混合回路701乃至708に
は周波数f、の混合信号がそれぞれ導かれる。
゛ 混合回路401乃至408の混合信号はフィルター
411乃至418に導かれて特定の周波信号が抽出され
る。フィルター411乃至418の抽出信号が混合回路
421乃至428に導かれて移相制御器8から出力され
る周波信号との混合が行なわれる。
移相制御器8は、出願人が特願昭57−121439号
で説明したように、位相関係があらかじめ規制された複
数種の周波信号、第1図の実施例においては8相の周波
信号を生成して、混合回路421乃至428においてそ
れぞれの混合を行なう。そして、混合信号中に含まれる
移相成分を利用して、フィルター401乃至408から
導かれる入力信号に対する移相信号を生成する。
移相制御器8は、特願昭57−12143θ号と同様に
して、カウンター801によって読出し専用メモリ80
2の記憶データが読出されて、読出しデータがラッチ回
路803.乃至8031Iにラッチされることにより、
ラッチ回路803.乃至803.から8相の周波信号が
出力される。この周波信号は、実際には、読出し専用メ
モリ802の記憶データが2進値出力で送出されるから
、8相の矩形波列として出力される。なお、カウンター
801は分周回路804らら入力されるパルス列を計数
し、ラッチ回路803、乃至80311はラッチパルス
生成回路805から出力、されるラッチパルスによって
ラッチ動作を行なう。又、ラッチパルス生成回路805
は、クロックパルス源806のパルス列と分周回路80
4の出力とを用いてラッチパルスを生成する。
ラッチ回路8031乃至8o3Ilから出力される各々
の矩形波列は、特願昭57−121439号で説明した
ように、各々の位相関係が特定の位相関係を有しながら
それぞれの位相、厳密には、各矩形波列の周波数が変化
する。従って、混合回路421乃至428の混合出力も
それぞれの位相関係が矩形波列の位相関係に追従して変
化する。
混合回路421乃至428の混合出力はマルチプレクサ
lOを経て加算回路11において加算され、フィルター
12において加算信号中から特定の周波信号が選出され
る。従って、フィルター12の出力側にには、混合回路
421乃至428の混合信号中、特定の周波信号を位相
合成した周波信号が得られる。
従って、ラッチ回路803を乃至803oから出力され
る矩形波列の位相関係を特願昭57−121439号の
ように設定することにより、送受波器lの受波指向特性
を特定方向に受波感度を有し、かつ、受波指向方向を第
3図の探知範囲角θ内において走査することができる。
この場合の受波指向方向はラッチ回路803.乃至80
311から出力される矩形波列の位相関係によって決ま
り、矩形波列の位相関係はカウンター801の計数値に
対応するから、カウンター801の計数値から受波指向
方向を知ることができる。
カウンター801の計数値出力はマルチプレクサ10に
導かれて、マルチプレクサ10は受波指向方向が特定角
変化する毎に移相器4,5.6.7の出力周波信号を切
換えて加算器11に導く。すなわち、第3図において、
受波指向方向がS、方向から82方向までの探知範囲角
θを走査するとき、探知範囲θ、を走査する間は移相器
4の出力信号を加算器11へ導く。そして、受波指向方
向が次の探知範囲θ2を走査する間は移相器5の出力周
波信号が加算器11に切換えて導かれる。同様にして。
受波指向方向が探知範囲θ3、θ4へ変化するとき、マ
ルチプレクサ10は移相器6.7の出力周波信号を順に
切換えて加算器11に導く。
第3図において、探知範囲θ8.θ2、θ1、θ、の各
方向へは周波数の異なる超音波信号が送受波される。従
って、移相器4.5.6.7の各々の探知範囲角θ1、
θ7、θ1、θ4に対応する周波信号を検出して、各周
波信号を各々別個に移相する。このときの移相器1作は
;移相制御器8から出力される矩形波列に基づいて、各
々の移相器4.5.6,7が連動して行なう。
移相器4.5.6.7の各々は、超音波振動子101乃
至108の受波信号と混合信号生成器9から出力される
混合信号とを混合して、その混合信号中から特定の周波
信号を選出する。このとき、各移相器4,5.6.7の
フィルター411乃至418.511乃至518.81
1乃至1318.711乃至718は各々の混合信号中
から共通の周波信号f0を抽出する。又、移相器4.5
,6.7の各々へ導かれる混合周波信号fu、f、、、
f、3、f、は、移相器4.5,6.7の各々が探知範
囲θ2、θ2、θ3θ4の受波信号f。、fl、f−1
f−が抽出されるように、それぞれの周波数が設定され
る0例えば、移相器4においては、探知範囲θ、力方向
受波信号f、、と混合信号fuとを混合して、その混合
周波信号 f6±fu の差周波成分が f、、−f、、=f。
になるように混合周波信号f ttが設定されている。
同様にして、移相器5においては、探知範囲θ2からの
受波信号f。と混合信号ft2との混合周波信号の差周
波成分が f、−fl、=f。
になるように混合周波信号ft?が設定されている。
さらに、移相器6.7においても、探知範囲θ3、θ4
からの受波信号f、l、f、、と各々の混合信号f 1
3、f 14との混合周波信号の差周波成分が f、、−f、、=f6 fo4− fu= fo になるように、混合周波信号f ts、f 14が設定
されている。
従って、移相器4.5.6.7の各々は、第3図の探知
範囲角θ1、θ2、θ1、θ4から帰来する反射波を各
々別個に検出して、各々の検出信号を移相制御器8から
導かれる矩形波列を用いて同様な移相制御を行った後、
マルチプレクサlOへ出力する。そして、マルチプレク
サlOは、上記のようにして、各移相器の出力周波信号
を切換えて出力する。
以上の結果、フィルター12からは、第3図の探知範囲
角θ内を受波方向が変化する指向性受波信号が出力され
る。この指向性受波信号は、増巾器18を経て表示器1
4に導かれる。そして、表示器14は特願昭57−12
1439号と同様にして、表示画面上の対応位置に受波
信号を表示する。
なお、第1図においては、送受波器lは超音波振動子1
01乃至108が直線状に配列されるごとく画かれてい
るが、超音波振動子101乃至108は円形状あるいは
曲線状に配列してもよい、超音波振動子101乃至10
8から送信される超音波の合成指向特性は、各振動子の
励振信号の位相関係によって決定され、励振信号の位相
関係は読出し専用メモリ203の記憶データの書込みに
よって任意に設定できる。従って、超音波振動子101
乃至108の配列形状は特定の形状に限定する必要はな
い。
又、送信信号生成器2及び、移相制御器8は矩形波列を
出力するごとく説明したが、生成した矩形波列を正弦波
に変換して出力するようにしてもよい。
(発明の効果) 以上説明のように、この発明によると、超音波パルスに
よる水中探知範囲角θを複数区間に分割して、各区間毎
に異なる周波数の超音波パルスを送信する。そして、そ
れぞれの周波信号毎に指向性受波ビームを形成するもの
である。従って、各区間の探知範囲角毎に周波数によっ
て分離されているから、例えば第3図において、探知範
囲角θ2から帰来する反射波が、探知範囲角θ、におい
て形成される指向性受波ビームに受波信号を生じさせる
ことはない、すなわち、探知範囲角θ。
における指向性受波ビームに副極が生じる場合でも、探
知範囲角θ2方向からの反射波が副極によって受波され
ることはない、従って、従来の広範囲水中探知装置のよ
うに、受波ビームの副極による虚像が表示画面上に生じ
ることなく、水中から帰来する反射波を正確に表示する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示し、第2図は従来の水中
探知装置による表示例を示し、第3図はこの発明の実施
例における送信動作を説明するための図、又、第4図は
その動作を説明するための波形図を示す。 l・・・・・・超音波送受波器、 101乃至108・
・・・・・超音波振動子、2・・・・・・送信信号生成
器、201・・・・・・カウンター、 202・・・・
・・分周回路、 203・・・・・・読出し専用メモリ
、 204.乃至204@・・・・・・ラッチ回路、 
205ラッチパルス生成回路、20B・・・・・・クロ
ックパルス源、207・・・・・・数値設定器、208
・・・・・・カウンター、208・・・・・・ゲート、
 210・・・・・・クロックパルス源、211、乃至
2114・・・・・・ゲー)、  212・・・・・・
デコーダ。 213・・・・・・OR回路、214・・・・・・ゲー
トパルス生成回路、215、乃至215.・・・・・・
ゲート、218.乃至21B。 ・・・・・・電力増巾器、301乃至308・・・・・
・送受切換器、4.5,6.7・・・・・・移相器、4
01乃至408. 501乃至508.801乃至13
0B、701乃至708・・・・・・混合回路、411
乃至418.511乃至518. 1311乃至618
、711乃至718・・・・・・フィルター、 421
乃至428、521乃至528.621乃至828.7
21乃至728・・・・・・混合回路、8・・・・・・
移相制御器、801・・・・・・カウンター、 802
・・・・・・読出し専用メモリ、803.乃至8038
・・・・・・ラッチ回路、 804・・・・・・分周回
路、 805・・・・・・ラッチパルス生成回路、 8
06・・・・・・クロックパルス源、9・・・・・・混
合信号生成回路、10・・・・・・マルチプレクサ、1
1・・・・・・加算回路、12・・・・・・フィルター
、13・・・・・・キーイングパルス生成回路、14・
・・・・・表示器。 15・・・・・・掃引回路、18・・・・・・増巾器量
願人 古野電気株式会社 オZ目 第3目 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 n個の超音波振動子が配列されて構成される超音波送受
    波器と、 記憶データをnビットの出力で送出する読み出し専用メ
    モリと該読み出し専用メモリの記憶データを読み出すク
    ロックパルス列の生成回路と該クロックパルス列の周波
    数を上記超音波送受波器に超音波パルスを送信させる送
    信時間内に第1周波数から第2周波数に変化させる周波
    数切変え回路とを有し、該クロックパルス列を用いて上
    記データを読出すことにより上記送信時間内に周波数が
    第1周波数から第2周波数に変化するn相の周波信号を
    生成し、さらに、該n相周波信号は上記記憶データを適
    宜書込むことにより第1周波数による送信方向と第2周
    波数による送信方向が異るごとく位相関係が設定され、
    該n相周波信号に基づいて上記超音波振動子の各々が励
    振される送信信号生成器と、 上記超音波送受波器から送信される第1、第2、の周波
    信号に対して第1、第2の混合信号を生成し、かつ、該
    第1、第2の混合信号は、上記第1の送信周波信号と該
    第1の混合信号との混合出力と、上記第2の送信周波信
    号と該第2の混合信号との混合出力に共通の周波成分が
    生じるように決定されている混合信号生成回路と、 上記第1の混合信号と上記n個の超音波振動子の受波信
    号とを各々別個に混合するn個の混合回路と該n個の混
    合回路の混合出力中から上記共通周波信号をそれぞれ別
    個に抽出するn個のフィルターと、該n個のフィルター
    の抽出出力と該抽出出力の各々に対応して生成される混
    合信号とを各々別個に混合することにより上記抽出信号
    の各々の位相関係を特定の位相関係に設定するn個の混
    合回路とで構成される第1の移相器と、 該第1の移相器と同様に構成され、上記第2の混合信号
    と上記n個の超音波振動子の受波信号との混合が行なわ
    れる第2の移相器と、 記憶データをnビットの出力で送出する読出し専用メモ
    リと該読出し専用メモリの記憶データを読出すクロック
    パルス列の生成回路とを有し、該クロックパルス列を用
    いて記憶データを読出すことによりn相の周波信号を生
    成し、さらに、該n相の周波信号は上記記憶データを適
    宜書込むことにより各相周波信号の位相関係があらかじ
    め定めた特定の位相関係を有して変化するごとくなされ
    、該n相周波信号を上記n個のフィルターの抽出出力と
    の混合信号として供給することにより上記n個のフィル
    ターの抽出出力を移相させる位相制御器と、 上記第1移相器並びに第2移相器から出力されるn相の
    周波信号を各移相器の出力毎に位相合成する位相合成回
    路と、 該位相合成出力中から特定の周波信号を抽出するフィル
    ターと、 該フィルターの抽出信号を表示する表示器とを具備して
    なる水中探知装置。
JP11932585A 1985-05-31 1985-05-31 水中探知装置 Granted JPS61277077A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009537809A (ja) * 2006-05-16 2009-10-29 イクセア 改良された正面ソナー

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