JPS61276723A - 温間プレス成形金型 - Google Patents

温間プレス成形金型

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Publication number
JPS61276723A
JPS61276723A JP60116917A JP11691785A JPS61276723A JP S61276723 A JPS61276723 A JP S61276723A JP 60116917 A JP60116917 A JP 60116917A JP 11691785 A JP11691785 A JP 11691785A JP S61276723 A JPS61276723 A JP S61276723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
pad
wedge
punch
press
Prior art date
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Pending
Application number
JP60116917A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Tanshin
丹新 雅也
Haruo Umehara
春夫 梅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP60116917A priority Critical patent/JPS61276723A/ja
Publication of JPS61276723A publication Critical patent/JPS61276723A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は温間におけるプレス成形金型に関するものであ
る。
従来の技術 近年、プレス成形において室温では規定の形状に成形し
難い材質を成形することがある。たとえば36%N1−
Fe(インバー材)を第2図の様な形状に室温でプレス
成形すると縁部36がスプリングバックを生じ、外側ヘ
カールしてしまう。ただしインバー材は高温にすると耐
力が下り、軟鋼材と同等の耐力となり、成形が完全に行
なえる。
以上の様な材料を室温で成形する方法として、ダイとパ
ンチのクリアランスの調整、しわ押え力の調整、ブラン
ク形状の変更など考えられるが、いずれもスプリングバ
ックを生じ、強制的に修正するとしわが生じ、商品価値
を失う。
そこで、200°C付近まで金型およびブランクを熱し
、成形する方法が考えられる。第8図は従来例の側断面
図を示したものである。まず素材1はしわ押え2とダイ
3の間で挾持される。次に上ダイセット4に固定された
パンチ5は、プレスの降下と共にダイ3に入り込み、パ
ッド6とパンチ5で素材1を挾持することにより、第2
図における製品の曲面部36を得ることとなる。さらに
パンチ6はダイ3の中に入り込み、下死点状態において
パンチ5の側壁とダイ3で製品の縁部36を得ることと
なる。
さらに金型および素材をあらかじめ熱するため、発熱体
7がパンチ5.パッド6、しわ押え2.ダイ3の中に位
置している。また上ダイセット4゜下グイセット8が熱
くならないよう断熱材を設ける。
ところで各工程の位置決めは、上ダイセット4としわ押
え2の位置決めをするガイドビン9.下グイセット3と
パッド6の位置決めをするガイドピン10.上型と下型
を位置決めするガイドポスト11による。ただし、ダイ
3を上下可動とし、下ダイセット8とダイ3を位置決め
するガイドピンの存在するものもある。しかしこれらの
ガイドピンは2o○°C付近まで熱すると、たとえ断熱
材を入れたとしても、膨張による径の変化および、ピッ
チの変化が生ずるので、ラフにガイドし、最終的にパン
チ5とパッド6、しわ押え2とダイ3の成形特突合せに
よらざるを得ない。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、温間でプレス成形
する際、位置決めが不確実である。そこで、精度がきび
しい成形や成形条件のきびしい成形に対して、金型組立
調整および、プレス作業が困難となる。
本発明は上記問題点に鑑み、温間において、上下型それ
ぞれの位置が正しく成形されるよう構成した金型を提供
するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の温間プレス成形金
型は、ダイとしわ押え、ダイと下ダイセット、パッドと
下グイセットの間に凹凸のくさび状位置決めを入れ、上
型、下型をガイドポストでガイドする構成を備えたもの
である。
作   用 本発明は上記した構成によって、パンチ、パッド、しわ
押え、およびダイのそれぞれの位置関係を正確に出し、
目的となる成形品を得ることができる。
実施例 以下本発明の一実施例の温間プレス成形金型について、
図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例における金型の上死点(
プレス成形前)状態を示したものである。
また第3図、第4図は、それぞれ第1図のA矢視および
B矢視正面図を示したものである。さらに第6図は金型
の下死点(プレス成形完了)状態を示したものである。
また以上の金型で成形した製品が第2図に示されるもの
である。
” 以下本発明の構成を示す。13はパンチ、14はパ
ッド、15はしわ押え、16はダイである。
またそれぞれには発熱体17が存在する。位置関係は従
来例と示したのと同様で、上ダイセット18にパンチ1
3が固定され、パンチ13に対向してパッド14が下よ
りノックアウトビン18で持ち上げられている。またダ
イ16は下ダイセット19に固定され、ダイに対向して
しわ押え16が上ダイセット2oより圧力体および吊ボ
ルトでつるされている。そしてパンチ13とダイ16は
一定のクリアランスを持っている。
次に各部の位置決めは、第6図の下死点状態で見るとよ
くわかるように、上型と下型はガイドポスト21で位置
決めされ、しわ押え15は上ダイセット20とガイドピ
ン22でラフガイドされている。そしてしわ押え16と
ダイ1eは下死点状態でくさび状の凸部23と対向する
溝(以下凹部と称す)24で合うようになっている。く
さび状位置決めの一例の詳細を示したものが第5図であ
る。凸部26は傾斜を持つ二平面よりなり、これに対向
し、同角度をもつ二平面からなる凹部27で構成される
。またパッド14と下グイセット19はガイドビンン2
6でラフガイドされると共に、下死点で位置が決まるよ
う凸部26と凹部27が配置される。
ところでくさび状位置決めであるが、それぞれのくさび
状位置決めは金型平面図において対称軸となるX、Y軸
上にそれぞれ配置される。それを示した図が第3図、第
4図である。なお本実施例においてはX、Y軸上にそれ
ぞれ2個ずつくさび状位置決めが配置されているが、各
軸少なくとも1個ずつでも充分である。またくさびの形
状は第6図に示す実施例を基本とするが、角度は任意に
設定し、上下において凹凸が逆であってもさしつかえな
い。
次に本発明の動作を示す。まず各部は発熱体により熱せ
られ、あらかじめダイ16の上に置かれた素材28も同
温に熱せられる。プレス下降と共にまず下型ガイドポス
ト21と上型ガイドプツシ1       ユ29で上
下型が位置決めされる。次にしわ押え16とダイ16が
凸部23と凹部24で位置決めされると共に、しわ押え
16とダイ16との間で素材が挾持されしわ押えの役目
を果す。この時凸部23と凹部24の高さを調整する事
により、しわ押え16とダイ16の隙を調整する事がで
き、しわ押え力の調整ができる。次にパンチ13がパッ
ド14内へ突入し、パッド14との間で曲面部を得る。
さらにパンチ13は下降し、それと共にパッド14も下
降する。その際パラ、ド14はガイドピン25でラフガ
イドされる。パンチ13が下降すると共にダイ16との
クリアランスにおいて、縁部が成形される。最後にプレ
スが下死点状態となった時、パッド14は下ダイセット
19に底付き、凸部26と凹部27で完全に位置決めさ
れ、成形が完成する。またくさび状位置決め26 、2
7の高さを調整する事によりパンチ13の突出量を調整
できる。後はプレスを開き、パッド14の上昇力で製品
を取り出すだけである。
以上のように本実施例によれば、ガイドピン22゜25
ftラフガイドにしておいても、最終的にくさび状位置
決め23.24および26.27で位置決めされる。
特にくさび状位置決めは、たとえ上下型の膨張量が違お
うとも、対称軸上に置かれているため、X軸上に置かれ
るくさび状位置決めでY軸方向の規制を、Y軸上に置か
れるくさび状位置決めでX軸方向の規制を行なう事がで
きる。
またくさび状位置決めを組み込み調整するには、凸部2
6と凹部27をそれぞれブロックにし、室温において凸
部または凹部の位置決めを正確に行ない固定する。そし
て他の一方を  調整し、固定することによりたやすく
得る事ができる。また凸部26もしくは凹部27の高さ
を調整するには、その下にスペーサを挿入し、スペーサ
の高さを調整する事により、求める高さを得る。
次に他の実施例について述べる。第7図は第2の実施例
を示すもので、ダイ30が上下可動可能となっている。
そのためダイ3oと下グイセット310間にラフなガイ
ドピン32と最終的な位置決めである凸部33と凹部3
4が配置されている。
なお本実施例は、プレス加工における最小限必要な金型
構造を示したものである。
発明の効果 以上のように本発明は温間ブレス成形金型にくさび状の
位置決めを所定の位置に配置することにより、熱膨張に
よる金型のずれをなくし、精度よい成形品を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は不発明第1の実施例における温間プレス成形金
型の上死点状態の側断面図、第2図は同実施例における
成形品の斜視図、第3図は第1図のA矢視平面図、第4
図は第1図のB矢視平面図、第6図は第1図におけるく
さび状位置決めの斜視断面図、第6図は第1図の下死点
状態側断面図、第7図は本発明の第2の実施例における
側断面図、第8図は従来の温間ブレス成形金型の側断面
図を示す。 13・・・・・・パンチ、14・・・・・・パッド、1
5・・・・・・しわ押え、6・・・・・・ダイ、17・
・・・・・発熱体、19・・・・・・下ダイセット、2
o・・・・・−上ダイセット、22.25・・・・・・
ガイドピン、23.26・・・・・・くさび状凸部、2
4.27・・・・・・凹部溝。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第3
図 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上ダイセットに固定されたパンチと、前記パンチ
    に対向し、かつ圧力体に支持されているパッドと、下ダ
    イセットに固定され、かつパンチ輪郭に対し一定の間隙
    をもつダイと、前記ダイに対向して上ダイセットより上
    下可動に吊され、かつ圧力体により押圧されているしわ
    押えよりなり、前記パンチ、パッド、ダイ、しわ押えの
    少なくとも一部品に発熱体を有し、しわ押えとダイが対
    向する面、およびパッドと下ダイセットが対向する面に
    それぞれくさび状位置決めを有し、これらのくさび状位
    置決めを、くさび状凸部とこれに対向する溝とより構成
    し、前記くさび状位置決めは、金型平面上直交対称二軸
    にそれぞれ少なくとも一対ずつ有することを特徴とする
    温間プレス成形金型。
  2. (2)ダイを上下可動とし、前記ダイと下ダイセットが
    対向する面にそれぞれ前記くさび状位置決めを有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の温間プレス
    成形金型。
JP60116917A 1985-05-30 1985-05-30 温間プレス成形金型 Pending JPS61276723A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102397942A (zh) * 2010-09-15 2012-04-04 宝山钢铁股份有限公司 模拟冲压件连续冲压成形特征的复合模具
JP2013027886A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Honda Motor Co Ltd プレス金型
FR3019072A1 (fr) * 2014-03-26 2015-10-02 Peugeot Citroen Automobiles Sa Presse d'emboutissage comprenant une matrice et une serie de serre-flans disposes sous la peripherie de la matrice
CN105772581A (zh) * 2016-05-25 2016-07-20 奇瑞汽车股份有限公司 拉延模具及使用该拉延模具生产两种制件的方法
CN106694678A (zh) * 2015-11-18 2017-05-24 (株)星宇Hitech 多温成形装置及其成形方法
CN107138614A (zh) * 2017-05-09 2017-09-08 昆山湘北精密金属有限公司 一种快速成型的手机壳冲压模具

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