JPS62101322A - チヤンネル曲げ加工方法 - Google Patents
チヤンネル曲げ加工方法Info
- Publication number
- JPS62101322A JPS62101322A JP24039585A JP24039585A JPS62101322A JP S62101322 A JPS62101322 A JP S62101322A JP 24039585 A JP24039585 A JP 24039585A JP 24039585 A JP24039585 A JP 24039585A JP S62101322 A JPS62101322 A JP S62101322A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- punch
- pressure
- pad
- cushion
- pressure pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、いわゆる背圧法の欠点を除いてワークに高
精度のチャンネル曲げを確実に施すことができるチャン
ネル曲げ加工方法に関するものである。
精度のチャンネル曲げを確実に施すことができるチャン
ネル曲げ加工方法に関するものである。
(従来の技術)
ワークにチャンネル曲げ加工を施すに際して用いられる
従来既知の加工方法としてはいわゆる背圧法があり、こ
の背圧法に用いられるチャンネル曲げ金型としては、た
とえば第3図に示すようなものがある。
従来既知の加工方法としてはいわゆる背圧法があり、こ
の背圧法に用いられるチャンネル曲げ金型としては、た
とえば第3図に示すようなものがある。
このチャンネル曲げ金型は、ポンチホルダ1の下面に固
定されたポンチ2と、ダイホルダ3の上面に二列に固定
されてポンチ2と共働するダイ4゜4と、これらのダイ
4,4間で、ポンチ側へ押圧されてワーク底面を支持す
るプレッシャパッド5とを具えてなり、このプレッシャ
パッド5を押圧する機構は、プレス機械のボルスタ6の
下方に、プレッシャパッド5に直接的に外力を及ぼす押
圧手段としてのクッションプレート7を配設するととも
に、このクッションプレート7とプレッシャパッド5と
の間にクッションピン8を介挿し、そしてクッションプ
レート7を、エアクッション9で下方より押圧すること
により構成されている。
定されたポンチ2と、ダイホルダ3の上面に二列に固定
されてポンチ2と共働するダイ4゜4と、これらのダイ
4,4間で、ポンチ側へ押圧されてワーク底面を支持す
るプレッシャパッド5とを具えてなり、このプレッシャ
パッド5を押圧する機構は、プレス機械のボルスタ6の
下方に、プレッシャパッド5に直接的に外力を及ぼす押
圧手段としてのクッションプレート7を配設するととも
に、このクッションプレート7とプレッシャパッド5と
の間にクッションピン8を介挿し、そしてクッションプ
レート7を、エアクッション9で下方より押圧すること
により構成されている。
かかる曲げ金型を用いたチャンネル曲げ加工は、プレス
機械のスライド10の下降に基づいてポンチ2を下降さ
せることにより、はじめに、ポンチ2の下面と、エアク
ッション9にてバックアップされるプレッシャパッド5
の上面とでワークを挟持し、それに引続くポンチ2のダ
イ4,4間への下降によって、ポンチ2とダイ4,4と
プレッシャパッド5との共働下で、ワークの両端部を上
方へ折曲して成形品の縦壁部分を形成することにより行
われる。
機械のスライド10の下降に基づいてポンチ2を下降さ
せることにより、はじめに、ポンチ2の下面と、エアク
ッション9にてバックアップされるプレッシャパッド5
の上面とでワークを挟持し、それに引続くポンチ2のダ
イ4,4間への下降によって、ポンチ2とダイ4,4と
プレッシャパッド5との共働下で、ワークの両端部を上
方へ折曲して成形品の縦壁部分を形成することにより行
われる。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような従来技術にあっては、プレッ
シャパッド5に加わる押圧力か弱過ぎた場合には、ポン
チ2の下降途中において、図示のように、ワーク11の
中央部分が、プレッシャパッド5を押し下げ′て下方へ
大きく膨出し、そしてその後ポンチ2が、プレッシャパ
ッド5を、ワーク11とともにダイホルダ3へ胴突きさ
せるに際し、ワーク11の下方への膨出部分が平板状に
形成されるため、その胴突きによって生じた余肉が、両
縦壁部の付根部分を押し拡げる方向へ流動してその部分
の塑性変形を過度に促すことになり、この結果として、
成形したワークの縦壁部に曲がり過ぎ、いいかえればス
プリングゴーが生ずるという問題があり、また逆に、プ
レッシャパッド5に加わる圧力が強過ぎた場合には、ポ
ンチ2の下降途中におけるワーク中央部の膨出がほとん
どもしくは全く生じることがなく、これがため、プレッ
シャパッド5がダイホルダ3に胴突きしても縦壁部の付
根部分の塑性変形が十分進まないので、成形後のワーク
の縦壁部にスプリングバックが生ずるという問題があっ
た。
シャパッド5に加わる押圧力か弱過ぎた場合には、ポン
チ2の下降途中において、図示のように、ワーク11の
中央部分が、プレッシャパッド5を押し下げ′て下方へ
大きく膨出し、そしてその後ポンチ2が、プレッシャパ
ッド5を、ワーク11とともにダイホルダ3へ胴突きさ
せるに際し、ワーク11の下方への膨出部分が平板状に
形成されるため、その胴突きによって生じた余肉が、両
縦壁部の付根部分を押し拡げる方向へ流動してその部分
の塑性変形を過度に促すことになり、この結果として、
成形したワークの縦壁部に曲がり過ぎ、いいかえればス
プリングゴーが生ずるという問題があり、また逆に、プ
レッシャパッド5に加わる圧力が強過ぎた場合には、ポ
ンチ2の下降途中におけるワーク中央部の膨出がほとん
どもしくは全く生じることがなく、これがため、プレッ
シャパッド5がダイホルダ3に胴突きしても縦壁部の付
根部分の塑性変形が十分進まないので、成形後のワーク
の縦壁部にスプリングバックが生ずるという問題があっ
た。
そしてこれらの問題は、成形品としてのチャンネル材の
所要形状が、直線状でない場合にとくに重大であり、ス
プリングゴーおよびスプリングバックが相互に影響しあ
って成形品のねじれをもたらし、ワークの寸法精度をさ
らに悪化させるという他の問題の原因ともなっていた。
所要形状が、直線状でない場合にとくに重大であり、ス
プリングゴーおよびスプリングバックが相互に影響しあ
って成形品のねじれをもたらし、ワークの寸法精度をさ
らに悪化させるという他の問題の原因ともなっていた。
このため、背圧法では、エアクッション9に加えるエア
圧力を調節してプレッシャパッド5に加わる押圧力を適
正ならしめることによって、成−形品における縦壁部の
スプリングゴーおよびスプリングバックの発生を防止す
ることとしているが、現実には、ライン圧力の変動に影
響されることなく、エアクッション9に加わるエア圧力
を、所定値に正確に設定し、そして推持することが極め
て困難であるため、この背圧法によってもまた、上述し
た問題を満足し得る程度に解決することは不可能であっ
た。
圧力を調節してプレッシャパッド5に加わる押圧力を適
正ならしめることによって、成−形品における縦壁部の
スプリングゴーおよびスプリングバックの発生を防止す
ることとしているが、現実には、ライン圧力の変動に影
響されることなく、エアクッション9に加わるエア圧力
を、所定値に正確に設定し、そして推持することが極め
て困難であるため、この背圧法によってもまた、上述し
た問題を満足し得る程度に解決することは不可能であっ
た。
この発明は、かかる従来の問題点を有利に解決するチャ
ンネル曲げ加工方法を提供することを目的とするもので
ある。
ンネル曲げ加工方法を提供することを目的とするもので
ある。
(問題点を解決するための手段)
この発明のチャンネル曲げ加工方法は、ポンチおよびダ
イと、ダイ間に配置され、押圧手段によってポンチ側へ
附勢されるプレッシャパッドとでワークにチャンネル曲
げ加工を施すに際し、前記ポンチが、それのダイ間への
進入限位置近傍部分に達するまで、前記押圧手段をポン
チの作動に連動させて変位させ、前記ポンチとプレッシ
ャパッドとの間に、ワークの板厚より大きい所定の間隙
を維持することを特徴とする。
イと、ダイ間に配置され、押圧手段によってポンチ側へ
附勢されるプレッシャパッドとでワークにチャンネル曲
げ加工を施すに際し、前記ポンチが、それのダイ間への
進入限位置近傍部分に達するまで、前記押圧手段をポン
チの作動に連動させて変位させ、前記ポンチとプレッシ
ャパッドとの間に、ワークの板厚より大きい所定の間隙
を維持することを特徴とする。
(作 用)
かかる方法によれば、ポンチがダイ間への進入限位置近
傍部分に達するまでの間、ポンチとプレッシャパッドと
の間にワークの厚さより大きい所定の間隙が常に確実に
確保されることから、ワークの成形途中におけるその中
央部の膨出量を、ポンチのそれぞれの成形ストロークに
おいて、常に、所期した一定量とすることができ、これ
がため、プレッシャパッドに加わる押圧力が著しく低す
ぎる場合を除き、その押圧力の高低のいかんを問題とす
ることなく、成形品の縦壁部の成形を、背圧法に比して
極めて容易にかつ高精度にて行うことができる。
傍部分に達するまでの間、ポンチとプレッシャパッドと
の間にワークの厚さより大きい所定の間隙が常に確実に
確保されることから、ワークの成形途中におけるその中
央部の膨出量を、ポンチのそれぞれの成形ストロークに
おいて、常に、所期した一定量とすることができ、これ
がため、プレッシャパッドに加わる押圧力が著しく低す
ぎる場合を除き、その押圧力の高低のいかんを問題とす
ることなく、成形品の縦壁部の成形を、背圧法に比して
極めて容易にかつ高精度にて行うことができる。
(実施例)
以下に、この発明の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
る。
第1図は、この発明の実施に用いるチャンネル曲げ金型
を、プレス機械の一部とともに例示する断面図であり、
図中、従来例と同様の部分は、それと同一の符号にて示
す。
を、プレス機械の一部とともに例示する断面図であり、
図中、従来例と同様の部分は、それと同一の符号にて示
す。
ここにおけるチャンネル曲げ金型は、ポンチホルダlと
、その下面に固定したポンチ2と、ダイホルダ3と、そ
の上面に固定したダイ4,4と、ダイ4,4間に、上下
方向へ変位可能に配設したプレッシャパット5とを具え
、ポンチ2は、ダイ4.4間へ、それらに対して一定の
クリアランスをおいて嵌まり込むことができる。
、その下面に固定したポンチ2と、ダイホルダ3と、そ
の上面に固定したダイ4,4と、ダイ4,4間に、上下
方向へ変位可能に配設したプレッシャパット5とを具え
、ポンチ2は、ダイ4.4間へ、それらに対して一定の
クリアランスをおいて嵌まり込むことができる。
ここでは、このチャンネル曲げ金型のダイホルダ3をプ
レス機械のボルスタ6上に固定する一方、ポンチホルダ
1をプレス機械のスライド10に固定し、そしてエアク
ッション9で支持するクッションパッド7と、プレッシ
ャパッド5との間にり・7シヨンビン8を介挿すること
により、プレッシャパッド5をエアクッション9の作用
下で、ポンチ側へ押圧可能ならしめる。
レス機械のボルスタ6上に固定する一方、ポンチホルダ
1をプレス機械のスライド10に固定し、そしてエアク
ッション9で支持するクッションパッド7と、プレッシ
ャパッド5との間にり・7シヨンビン8を介挿すること
により、プレッシャパッド5をエアクッション9の作用
下で、ポンチ側へ押圧可能ならしめる。
またこの例では、ポンチホルダ1の下面に、ディスタン
スピン12.12の上端部をボルト止めし、そしてそれ
らの下端面をクッションバッド7の上面に当接させる。
スピン12.12の上端部をボルト止めし、そしてそれ
らの下端面をクッションバッド7の上面に当接させる。
なおここで、ポンチホルダ1にボルト止めされたディス
タンスピン12.12が、クッションバッド7に当接し
得ない場合には、ディスタンスピン12.12とポンチ
プレート1の下面との間にシム13を介装することによ
り、ディスタンスピン12.12の長さ不足を補う。
タンスピン12.12が、クッションバッド7に当接し
得ない場合には、ディスタンスピン12.12とポンチ
プレート1の下面との間にシム13を介装することによ
り、ディスタンスピン12.12の長さ不足を補う。
ここで、ダイホルダ3およびボルスタ6に貫通してクッ
ションバッド7の上面に当接するこれらのディスタンス
ピン12.12は、スライド10の下降に基づき、ポン
チホルダ1とクッションバッド7との離間距離を維持し
たままクッションバフドアを押し下げるべく作用し、こ
のことにより、ポンチ2が、ダイ4.4間への進入限位
置近傍部分に達するまでの間、いいかえれば、プレッシ
ャパッド5が、ダイホルダ3に当接するまでの間、ポン
チ2の下面と、クッションバッド7およびクッションピ
ン8とともに下降するプレッシャパッド5の上面との間
に、成形されるワーク14の板厚より大きい所定の間隙
tが維持されることになる。尚ここで、この間隙tは、
シム13の枚数を増減することにて適宜調整し得ること
はもちろんであるが、シム13を介装することなく、デ
ィスタンスピンエ2の長さを変更することにて調整する
ことも可能である。
ションバッド7の上面に当接するこれらのディスタンス
ピン12.12は、スライド10の下降に基づき、ポン
チホルダ1とクッションバッド7との離間距離を維持し
たままクッションバフドアを押し下げるべく作用し、こ
のことにより、ポンチ2が、ダイ4.4間への進入限位
置近傍部分に達するまでの間、いいかえれば、プレッシ
ャパッド5が、ダイホルダ3に当接するまでの間、ポン
チ2の下面と、クッションバッド7およびクッションピ
ン8とともに下降するプレッシャパッド5の上面との間
に、成形されるワーク14の板厚より大きい所定の間隙
tが維持されることになる。尚ここで、この間隙tは、
シム13の枚数を増減することにて適宜調整し得ること
はもちろんであるが、シム13を介装することなく、デ
ィスタンスピンエ2の長さを変更することにて調整する
ことも可能である。
この発明の加工方法は、このようなチャンネル曲げ金型
によって、以下に述べるようにして行われる。
によって、以下に述べるようにして行われる。
先ず、ここでは、エアクッション9に加わるエア圧力を
十分高く、例えばライン圧と等しく設定する。次に、ダ
イ4,4上に成形を施すワークエ4を位置決め載置し、
そしてスライドlOの下降によってポンチ2を下降させ
ることにより、第2図に示すように、ポンチ2と、ダイ
4,4と、プレッシャパッド5との共働下で、ワーク1
4の両端部を上方へ折曲してチャンネル材の縦壁部とす
る。なおここで、ポンチ2のかかる下降に際しては、デ
ィスタンスピン12.12もまたそれらを取り付けたス
ライドlOの下降に連動して下降し、クッションバッド
7を押し下げるので、クッションビン8によってクッシ
ョンパッド上に支持されるプレッシャパッド5の上面と
ポンチ2の下面との間には、プレッシャパッド5の下面
がダイホルダ3の上面に当接するまでの間、常に、一定
の間隙tが存在することになる。これがため、ポンチ2
およびプレッシャパッド5は、ポンチ2の下面とプレッ
シャパッド5の上面との間で、ワーク14の中央・部の
膨出量を、間隙tと対応する一定量に保ちながら下降す
る。従って、このような下降中にエアクッション9に加
わる圧力が、ワークが異なる毎に変動しても、各ワーク
の加工途中における中央部の膨出量は、その圧力変動に
全く影響されることなく常に一定となる。
十分高く、例えばライン圧と等しく設定する。次に、ダ
イ4,4上に成形を施すワークエ4を位置決め載置し、
そしてスライドlOの下降によってポンチ2を下降させ
ることにより、第2図に示すように、ポンチ2と、ダイ
4,4と、プレッシャパッド5との共働下で、ワーク1
4の両端部を上方へ折曲してチャンネル材の縦壁部とす
る。なおここで、ポンチ2のかかる下降に際しては、デ
ィスタンスピン12.12もまたそれらを取り付けたス
ライドlOの下降に連動して下降し、クッションバッド
7を押し下げるので、クッションビン8によってクッシ
ョンパッド上に支持されるプレッシャパッド5の上面と
ポンチ2の下面との間には、プレッシャパッド5の下面
がダイホルダ3の上面に当接するまでの間、常に、一定
の間隙tが存在することになる。これがため、ポンチ2
およびプレッシャパッド5は、ポンチ2の下面とプレッ
シャパッド5の上面との間で、ワーク14の中央・部の
膨出量を、間隙tと対応する一定量に保ちながら下降す
る。従って、このような下降中にエアクッション9に加
わる圧力が、ワークが異なる毎に変動しても、各ワーク
の加工途中における中央部の膨出量は、その圧力変動に
全く影響されることなく常に一定となる。
そしてここでは、ポンチ2のダイ4.4間への進入限位
置、いいかえればその下死点において、ポンチ2により
プレッシャパッド5をワーク14とともにダイホルダ3
へ胴突かせる。すなわち、ワーク14の中央部に大きな
圧力を作用させてその膨出部分を平板状に押し潰す。こ
のことにより、ワーク中央部の平板形状への塑性変形に
よって生じた余肉は、ワーク14に形成された両線壁部
の付根部分に、それを押し拡げる方向の圧力を加え、そ
の部分の適度なる塑性変形を促す。
置、いいかえればその下死点において、ポンチ2により
プレッシャパッド5をワーク14とともにダイホルダ3
へ胴突かせる。すなわち、ワーク14の中央部に大きな
圧力を作用させてその膨出部分を平板状に押し潰す。こ
のことにより、ワーク中央部の平板形状への塑性変形に
よって生じた余肉は、ワーク14に形成された両線壁部
の付根部分に、それを押し拡げる方向の圧力を加え、そ
の部分の適度なる塑性変形を促す。
ここで、この塑性変形の程度は、ワーク14の中央部の
膨出量、いいかえれば、ポンチ2の下面とプレッシャバ
ッド5の上面との間隙tを調節することにて適度に変更
することができるので、成形品の縦壁部へのスプリング
ゴーおよびスプリングバックの発生を極めて容易に防止
することができる。
膨出量、いいかえれば、ポンチ2の下面とプレッシャバ
ッド5の上面との間隙tを調節することにて適度に変更
することができるので、成形品の縦壁部へのスプリング
ゴーおよびスプリングバックの発生を極めて容易に防止
することができる。
その後、スライド10の上昇によって、ポンチ2および
ディスタンスピン12.12をともに上昇させることに
より、チャンネル形状に形成されたワークを、エアクッ
ションで押圧されるプレッシャバッド5により持ち上げ
、ダイ4,4間から上方へ押し出してそれの金型内から
の取り出しを可能ならしめる。
ディスタンスピン12.12をともに上昇させることに
より、チャンネル形状に形成されたワークを、エアクッ
ションで押圧されるプレッシャバッド5により持ち上げ
、ダイ4,4間から上方へ押し出してそれの金型内から
の取り出しを可能ならしめる。
以上述べたように、この方法によれば、ポンチ2の一定
の作動領域にわたって、ポンチ2とプレッシャバッド5
との間に、所定の間隙を維持することにより、エアクッ
ション9に加えるエア圧を調節することなくそれを単に
高めに設定しておくのみで、ワークに高精度のチャンネ
ル曲げ加工を施し得るので、成形品の縦壁部のスプリン
グゴーおよびスプリングバックを確実に防止することが
でき、ひいては、成形品のねじれを防止することができ
る。
の作動領域にわたって、ポンチ2とプレッシャバッド5
との間に、所定の間隙を維持することにより、エアクッ
ション9に加えるエア圧を調節することなくそれを単に
高めに設定しておくのみで、ワークに高精度のチャンネ
ル曲げ加工を施し得るので、成形品の縦壁部のスプリン
グゴーおよびスプリングバックを確実に防止することが
でき、ひいては、成形品のねじれを防止することができ
る。
尚、この発明は、プレス機械のボルスタが金型より十分
大きい場合にはディスタンスピンを、金型をよけてボル
スタにのみ貫通させることにより、スライドの下面とク
ッションプレートの上面との間にディスタンスピンを介
挿しても実施可能であり、また、プレッシャパッドの押
圧手段をスプリングその他の弾性体とした場合にも適用
可能であり、さらに、図示の上型と下型とを逆に配置し
た場合にも適用し得るものである。
大きい場合にはディスタンスピンを、金型をよけてボル
スタにのみ貫通させることにより、スライドの下面とク
ッションプレートの上面との間にディスタンスピンを介
挿しても実施可能であり、また、プレッシャパッドの押
圧手段をスプリングその他の弾性体とした場合にも適用
可能であり、さらに、図示の上型と下型とを逆に配置し
た場合にも適用し得るものである。
(発明の効果)
かくしてこの発明のチャンネル曲げ加工方法によれば、
とくに、ポンチがそれのダイ間への進入限位置近傍部分
に達するまでポンチとプレッシャバンドとの間に大きい
間隙を維持することにより、成形品の縦壁部のスプリン
グゴーおよびスプリングバック、ひいてはねじれも確実
に防止することができ、常に高精度のチャンネル曲げ加
工を施すことができる。
とくに、ポンチがそれのダイ間への進入限位置近傍部分
に達するまでポンチとプレッシャバンドとの間に大きい
間隙を維持することにより、成形品の縦壁部のスプリン
グゴーおよびスプリングバック、ひいてはねじれも確実
に防止することができ、常に高精度のチャンネル曲げ加
工を施すことができる。
第1図はこの発明のチャンネル曲げ加工方法の実施に用
いるチャンネル曲げ金型をプレス機械の一部とともに例
示する断面図、 第2図は第1図に示す金型による加工工程を示す工程図
、 第3図は従来のチャンネル曲げ金型による加工工程を示
す工程図である。 2−ポンチ 4−・−ダイ 5・・・プレッシャパッド 7−・・クッシコンバッド
8− クッションピン 9−エアクッション12・−
ディスタンスピン 13・・−シム14−・ワーク 第1図
いるチャンネル曲げ金型をプレス機械の一部とともに例
示する断面図、 第2図は第1図に示す金型による加工工程を示す工程図
、 第3図は従来のチャンネル曲げ金型による加工工程を示
す工程図である。 2−ポンチ 4−・−ダイ 5・・・プレッシャパッド 7−・・クッシコンバッド
8− クッションピン 9−エアクッション12・−
ディスタンスピン 13・・−シム14−・ワーク 第1図
Claims (1)
- 1、ポンチ(2)およびダイ(4、4)と、ダイ間に配
置され、押圧手段(7)によってポンチ側へ附勢される
プレッシャパッド(5)とでワークにチャンネル曲げ加
工を施すに際し、前記ポンチが、それのダイ間への進入
限位置近傍部分に達するまで、前記押圧手段をポンチの
作動に連動させて変位させ、前記ポンチとプレッシャパ
ッドとの間に、ワークの板厚より大きい所定の間隙を維
持することを特徴とするチャンネル曲げ加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24039585A JPS62101322A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | チヤンネル曲げ加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24039585A JPS62101322A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | チヤンネル曲げ加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62101322A true JPS62101322A (ja) | 1987-05-11 |
Family
ID=17058839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24039585A Pending JPS62101322A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | チヤンネル曲げ加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62101322A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009255116A (ja) * | 2008-04-15 | 2009-11-05 | Nippon Steel Corp | 形状凍結性に優れたプレス成形方法およびその装置 |
CN107030146A (zh) * | 2017-05-11 | 2017-08-11 | 南通奥特机械设备有限公司 | 自适应双边折弯机 |
-
1985
- 1985-10-29 JP JP24039585A patent/JPS62101322A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009255116A (ja) * | 2008-04-15 | 2009-11-05 | Nippon Steel Corp | 形状凍結性に優れたプレス成形方法およびその装置 |
CN107030146A (zh) * | 2017-05-11 | 2017-08-11 | 南通奥特机械设备有限公司 | 自适应双边折弯机 |
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