JPS61276601A - 排熱回収ボイラ - Google Patents

排熱回収ボイラ

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JPS61276601A
JPS61276601A JP11675485A JP11675485A JPS61276601A JP S61276601 A JPS61276601 A JP S61276601A JP 11675485 A JP11675485 A JP 11675485A JP 11675485 A JP11675485 A JP 11675485A JP S61276601 A JPS61276601 A JP S61276601A
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JP
Japan
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pressure
low
drum
turbine
steam
Prior art date
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Pending
Application number
JP11675485A
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English (en)
Inventor
利則 重中
日下 巌
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Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
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  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は混圧型排熱回収ボイラに係り、特にガスタービ
ンの停止時に低圧ドラムのレベル上昇を抑制する排熱回
収ボイラに関するものである。
〔発明の背景〕
急増する電力需要に応えるために大容量の火力発電所が
建設されているが、これらのボイラは部分負荷時におい
ても高い発電効率を得るために変圧運転を行なうことが
要求されている。
これは最近の電力需要の特徴として、原子力発電の伸び
と共に、負荷の最大と最小の差も増大し、火力発電はベ
ースロード用から負荷調整用へと移行する傾向にある。
づまり、火力発電はボイラ負荷を常に全負荷で運転され
るものは少なく、負荷を75%負荷、50%負荷、25
%負荷へと負荷を上げ、下げして運転したり、運転を停
止するなど、いわゆる高頻度起動停止(Daily  
5tart  5top以下単にDSSという)運転を
行なって中間負荷を担い、このDSS運転によって電力
需要の多い昼間のみ運転し、夜間は運転を停止して発電
効率を向上させるのである。
例えば高効率発電の一環として、最近複合発電プラント
が注目されている。この複合発電プラントは、まずガス
タービンによる発電を行なうと共に、ガスタービンから
排出される排ガス中の排熱を排熱回収ボイラによって熱
回収し、この排熱回収ボイラで発生した蒸気によって蒸
気タービンを作動させて発電するものである。
この様に複合発電プラントはガスタービンによる発電と
、蒸気タービンによる発電を行なうために発電効率が高
いうえ、ガスタービンの特性である負荷応答側に優れ、
このために急激な電力需要の上昇、下降にも十分対応で
き、負荷追従性にも優れており、DSS運転を行なうに
は好都合である。
第4図は従来の混圧型排熱回収ボイラの系統図であくる
ガスタービン1から排出される排ガス通路2の下流側か
ら上流側へ低圧節炭器3.低圧蒸発器4および低圧ドラ
ム5からなる低圧ボイラと、高圧節炭器6.高圧蒸発器
7.高圧ドラム8および過熱器9からなる高圧ボイラが
配置される。
一方、被加熱流体である水は低圧給水ポンプ10より給
水管11を経て低圧節炭器3に供給され、所定の温度ま
でに予熱された後、ドラム給水管12を通り低圧ドラム
5に供給される。
低圧ドラム5に供給された給水は、低圧ドラム5の低圧
下降管13を経て低圧蒸発器4.低圧ドラム5の順で自
然循環または強制循環され、その間に加熱されて低圧ド
ラム5内で水と蒸気に分離された後、水は再び低圧下降
管13.低圧蒸発器4および低圧ドラム5へと再循環さ
れるが、蒸気は低圧主蒸気管14より蒸気タービン15
へ供給される。
一方、低圧節炭器3の出口で分流された給水の一部は高
圧給水ポンプ16より高圧給水管17を経て高圧節炭器
6に供給され、所定の温度まで予熱された後、ドラム給
水管18を通り高圧ドラム8に供給される。
高圧ドラム8に供給された給水は低圧ボイラと同様に高
圧ドラム8の高圧下降管19を経て高圧蒸発器7.高圧
ドラム8の順で循環し、高圧ドラム8内で分離された蒸
気はドラム蒸気出口管20を経て過熱器9へ送られ、こ
こでさらに昇温された後高圧蒸気管21より蒸気タービ
ン15へ供給される。
一方、高圧ドラム8で分離された水は、高圧下降管19
.高圧蒸発器7.高圧ドラム8へと再循環される。
そして、高圧ドラ五8および低圧ドラム5の給水レベル
はそれぞれ高圧ドラム給水弁22.低圧ドラム給水弁2
3を操作して給水量が制御される。
24.25は高圧主蒸気管21.低圧主蒸気管14から
分岐された高圧バイパス管および低圧バイパス管、26
、27は高圧、低圧タービンバイパス弁、28.29は
高圧、低圧加減弁、30は復水器である。
ところが、従来の混圧型排熱回収ボイラにおいては、ガ
スタービン1の起動時に数分間で高温多量の排ガスが一
度に排熱回収ボイラに流入されるため、高圧ドラム8及
び低圧ドラム5の水位が急上昇する、いわゆるスウェリ
ング現象がおきる。
□それは、ガスタービン1の負荷変動による急激な入熱
量の増加などによって高圧ドラム8の給水レベルが変動
し、この給水レベルを制御するために高圧ドラム給水弁
22を絞ると下流側の低圧ボイラへの排ガス温度が上昇
し好ましくない。
また、高圧ドラム給水弁22を絞ると高圧ボイラでの熱
吸収量が低下し、特に高圧節炭器6を通過する給水量が
少なくなり、高圧節炭器6での熱吸収量が低下するため
に、それだけ低圧ボイラへの排ガス温度が上昇するから
である。
そして、この排ガス温度の上昇は、低圧ドラム5の給水
レベル、圧力に外乱を与えることになる。
このために従来は第5図の様に制御されていた。
第5図は横軸に時間、縦軸にドラムレベルを示す特性曲
線図で、一点鎖線Aはドラムレベル設定値、実線Bはド
ラムレベル制御値、点Cはガスタービン起動時、点りは
ガスタービン点火時、点Eはガスタービン運転時である
つまり、ガスタービン起動時Cからガスタービン点火時
りまでは実線Bで示す様にドラムレベル設定値(一点鎖
線A)よりも下げておき、ガスタ−ビン点火時りからガ
スタービン運転時Eまでは徐々に通常水位までランプさ
せるレベル制御と、前述した高圧、低圧ドラム給水弁2
2.23を開、閉する制御が用いられていた。
これに対し、ガスタービン1の停止時には高圧ボイラ側
の熱吸収量が減少するが、そのガス後流側にある低圧ボ
イラ側の熱吸収量が一時的に増加し、低圧ドラム5のレ
ベルが急上昇する特性がある。この場合、第5図で説明
したドラムレベル制御で対応することは不可能であり、
低圧ドラム給水弁23の開閉制御だけで対応しようとす
ると、その制御性から、充分対応することは困難であり
、低圧ドラム5の缶水が蒸気タービン15へ流入し、蒸
気タービン15のブレードを損傷することがある。
〔発明の目的〕
本発明はかかる従来の欠点を解消しようとするもので、
その目的とするところは、ガスタービンの停止時であっ
ても低圧ドラムのドラム水位が制御でき、しかもDSS
運転を行なうことができる排熱回収ボイラを得ようとす
るものである。
〔発明の概要〕
本発明は前述の目的を達成するために、低圧ドラムに圧
力検出器と、この圧力検出器からの圧力検出信号と圧力
設定信号を比較する演算器を設け、ガスタービンの停止
時に圧力設定信号を超えないように低圧加減弁と低圧タ
ービンバイパス弁の少なくとも一方を絞って昇圧するよ
うにしたものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の実施例に係る排熱回収ボイラの制御系
統図、第2図はプラント停止過程における蒸気流量、ド
ラム圧力、負荷と時間の関係を示す特性図、第3図は低
圧ドラム圧力、低圧ドラムレベル、ガスタービン負荷と
時間の関係を示す特性図である。
第1図において、符号1から30までは従来のものと同
一のものを示す。
31は圧力検出器、32は圧力検出器31からの圧力検
出信号、33は圧力設定信号、34は演算器、35は低
圧タービンバイパス弁27、低圧加減弁29を絞る制御
信号である。
この様な構造において、低圧ドラム5に圧力検出器31
を設け、この圧力検出器31からの圧力検出信号32と
圧力設定信号33が演算器34で演算され、圧力設定信
号33を超えないように制御信号35によって低圧ター
ビンバイパス弁27か、あるいは低圧加減弁29を絞っ
て低圧ドラム5内の圧力を昇圧するのである。
第2図に、ボイラ停止に伴なうプラント停止過程を示す
。プラント停止時、蒸気タービン15停止時のメタル温
度を高く保持し、再起動時の起動時間を短縮するために
、ガスタービン1の負荷を第2図のF点まで保持し、蒸
気タービン15の負荷を点Gから点Hへ先行して停止す
る。その際、蒸気タービン15の負荷に相当する高圧蒸
気流量は、点Iから点Jへ、低圧蒸気法量は点Kから点
Jへ蒸気タービン15の高圧、低圧加減弁28.29に
より制御されながら、蒸気タービン15へ流入するが、
高圧余剰蒸気流量は点りから点Mへ、低圧余剰蒸気流量
は点Nから点Mへ高圧、低圧タービンバイパス弁26.
27により高圧ドラム8及び低圧ドラム5の圧力を制御
しながら、高圧及び低圧タービンバイパス管24 、2
5を経て、復水器30ヘダンプされる(第2図の斜線部
分)、蒸気タービン15が第2図の点Hで停止したのち
ガスタービン1が第2図の点Fから点0へ停止過程に入
る。それに伴ない高圧及び低圧ドラム8.5の圧力も第
2図の点Pから点Qへ、点Rから点Sへそれぞれ降下す
る。
この様にプラントの停止過程において、ガスタービン1
の負荷、あるいはガスタービン1の停止(第2図の0点
)により、低圧バイパス管24を経て、復水器30ヘダ
ンプされる蒸気量を、低圧タービンバイパス弁27によ
り絞り込むことによって、低圧ドラム5の圧力を、第2
図の点Rから点Sの過程で点Tから点Uへ昇圧させ、低
圧ドラム5の水の比容積を小さくし、低圧ドラム5のレ
ベルの上昇を抑制するものである。
第3図に、低圧ドラム圧力、低圧ドラムレベル。
ガスタービン負荷の特性を示す、低圧ドラム5を昇圧し
ないで停止すると第3図の曲線Vに示す様にドラムレベ
ルが大きく上昇するのに対し、本発明の様に低圧ドラム
5の圧力を点Tから点Uへ昇圧して停止するとドラムレ
ベルは第3図の一点鎖線Wに示す様にほとんど上昇しな
い。
従って、停止時の缶水が復水器30ヘブローされる量が
無くなるだけでなく缶水が蒸気タービン15側へ流れる
ことは無くなる。
また、停止時の低圧ドラムレベルの上昇を、仮りに、缶
水ブローにより低減しようとすると、1回の停止で約5
7ONブロー(通常は系外ヘブローする)することにな
り、本プラントの如く年間300回のDSS運転を行う
ものでは、年間約1500TONの純水を捨てることに
なるが本発明では、このブロー水が節約できる。
〔発明の効果〕
本発明は低圧ドラムに圧力検出器と、この圧力検出器か
らの圧力検出信号と圧力設定信号を比較する演算器を設
け、ガスタービンの停止時に圧力設定信号を超えないよ
うに低圧加減弁と低圧タービンバイパス弁の少なくとも
一方を絞って昇圧するようにしたので、ガスタービンの
停止時であっても低圧ドラムの水位が制御でき、しかも
DSS運転には有効な排熱回収ボイラが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る排熱回収ボイラの制御系
統図、第2図はプラント停止過程における蒸気流量、ド
ラム圧力、負荷と時間の関係を示す特性図、第3図は低
圧ドラム圧力、圧力ドラムレベル、ガスタービン負荷と
時間の関係を示す特性図、第4図は従来の混圧型排熱回
収ボイラの系統図、第5図は時間とドラムレベルの関係
を示す特性図である。 1・・・ガスタービン、4・・・低圧蒸発器、5・・・
低圧ドラム、7・・・高圧蒸発器、8・・・高圧ドラム
、14・・・低圧主蒸気管、15・・−蒸気タービン、
21・・・高圧主蒸気管、24・・・高圧バイパス管、
25・・・低圧バイパス管、26・・・高圧タービンバ
イパス弁、27・・・低圧タービンバイパス弁、28・
・・高圧加減弁、29・・・低圧加減弁、31・・・圧
力検出器、32・・・圧力検出信号、33・・・圧力設
定信号、34・・・演算器、 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ガスタービンからの徘ガスによつて蒸気を発生する高圧
    、低圧ドラムと、この高圧、低圧ドラムの缶水を排ガス
    により加熱する高圧、低圧蒸発器と、発生した蒸気を蒸
    気タービンへ供給する高圧、低圧加減弁を有する高圧、
    低圧主蒸気管と、この高圧、低圧主蒸気管に接続されて
    高圧、低圧タービンバイパス弁を有する高圧、低圧バイ
    パス管とを備えた排熱回収ボイラにおいて、前記低圧ド
    ラムに圧力検出器と、この圧力検出器からの圧力検出信
    号と圧力設定信号を比較する演算器を設け、ガスタービ
    ンの停止時に圧力設定信号を超えないように低圧加減弁
    と低圧タービンバイパス弁の少なくとも一方を絞つて昇
    圧するようにしたことを特徴とする排熱回収ボイラ。
JP11675485A 1985-05-31 1985-05-31 排熱回収ボイラ Pending JPS61276601A (ja)

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