JP3221738B2 - 変圧貫流ボイラの蒸気温度制御装置 - Google Patents

変圧貫流ボイラの蒸気温度制御装置

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  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は制御装置に係り、特に高
速負荷変動時における再熱蒸気温度の変化幅を規定値以
内に抑えるのに好適な変圧貫流ボイラの蒸気温度制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年急増する電力需要に応えるために大
容量の火力発電所が建設されているが、これらのボイラ
は部分負荷時においても高い発電効率を得るために、超
臨界圧から亜臨界圧へ変圧運転を行なうことが要求され
ている。
【0003】これは最近の電力需要の特徴として、原子
力発電の伸びと共に、負荷の最大と最小の差も増大し、
火力発電はベースロード用から負荷調整用へと移行する
傾向にあるからである。
【0004】つまり、火力発電はボイラ負荷が常に全負
荷で運転されるものは少なく、負荷を75%負荷、50
%負荷、25%負荷へと負荷を上げ、下げして運転した
り、運転を停止するなど、いわゆる毎日起動停止(Da
ily Start Stop以下単にDSSという)
運転を行なって中間負荷を担うのである。
【0005】このように火力発電は部分負荷での運転が
増えた場合、負荷に応じて圧力を変化させて運転する、
いわゆる全負荷では超臨界圧域、部分負荷では亜臨界圧
域で運転するDSS運転を行なうことによって、部分負
荷での発電効率を数%向上させることができる。
【0006】図2は変圧貫流ボイラの概略系統図、図3
は縦軸に蒸気圧力、横軸にボイラ負荷を示す特性曲線
図、図4は再熱蒸気温度の再熱蒸気温度制御系統図、図
5は燃料供給量の燃料制御系統図、図6はボイラの伝熱
面の配置を示す断面図である。
【0007】図2および図6において、1は給水ポン
プ、2は給水流量調整弁、3は節炭器、4は水冷壁、5
は気水分離器で、これらによって給水系統6が形成され
ている。7は貯水タンク、8は再循環ポンプで、これら
によって再循環系統9が形成されている。10は1次過
熱器、11は2次過熱器、12は3次過熱器で、これら
によって主蒸気系統13が形成されている。14は2次
過熱器スプレ流量調整弁、15は3次過熱器スプレ流量
調整弁、16は2次、3次スプレ配管、17は高圧ター
ビン、18は再熱器、19は中・低圧タービン、20は
燃料配管、21は燃料流量調整弁、22は燃料流量検出
器、23は1次過熱器出口蒸気温度検出器、24は再熱
器出口蒸気温度検出器、25は主蒸気温度検出器であ
る。
【0008】従来の変圧貫流ボイラの概略系統は図2に
示す様に、給水ポンプ1によって昇圧された給水は、給
水流量調整弁2を通って、節炭器3及び水冷壁4、気水
分離器5の給水系統6を通過して熱吸収を受け、気水分
離器5において、蒸気と水に分離され、水は貯水タンク
7を通り、再循環ポンプ8よりなる再循環系統9により
再循環される。一方、蒸気は、1次過熱器10、2次過
熱器11及び3次過熱器12の主蒸気系統13で過熱さ
れ、2次スプレ流量調整弁14及び3次スプレ流量調整
弁15を流れる2次、3次スプレ配管16の給水によっ
て蒸気温度が調整され、所定の蒸気温度となった蒸気は
高圧タービン17に供給される。高圧タービン17で仕
事を終えた蒸気の大部分は、再熱器18で再熱され、中
・低圧タービン19に供給される。
【0009】この変圧貫流ボイラは、負荷が高くなり、
水冷壁4の出口で蒸発が完了すると、気水分離器5には
蒸気のみが供給される。この場合には、再循環ポンプ8
の運転を停止し、水/蒸気系統は貫流運転となる。この
貫流運転状態では、負荷に応じて、給水量を変えて蒸気
圧力を図3に示すように制御すると、すなわち、変圧運
転すると低負荷時のプラント効率が改善できる。
【0010】特に、貫流運転時には、高負荷変化率で運
用すると、タービン入口の蒸気温度が変動しやすく、こ
の変動幅が蒸気温度設定信号に対して大きい場合には、
タービンの寿命消費が大きくなること、また、プラント
効率の低下などが問題となる。
【0011】貫流運転時の主蒸気系統13の蒸気温度、
すなわち主蒸気温度の制御は、基本的には、給水流量と
燃料流量の比、すなわち水・燃比を一定に維持すること
である。図3に示した蒸気圧力の制御は、給水量の増減
により達成されるが、給水流量に対する蒸気圧力の応答
は比較的早いので、容易に蒸気圧力を設定値、すなわ
ち、図3に示した変圧パターンに制御可能である。
【0012】このように、タービンの寿命消費を低減す
るためには、タービン入口蒸気温度すなわち主蒸気温度
検出器25の主蒸気温度及び再熱器出口蒸気温度検出器
24の再熱蒸気温度を設定信号近傍に維持することが必
要となる。このうち、一般的には、再熱蒸気温度の制御
の方が困難であるが、これは、プラント効率の低下を防
止するために、再熱器18の入口ではスプレ水による蒸
気温度制御が使用できないためである。
【0013】従来、再熱蒸気温度の制御に関しては、図
4に示すように、再熱器出口蒸気温度検出器24の再熱
器出口蒸気温度検出信号26と再熱器出口蒸気温度設定
器27の再熱器出口蒸気温度設定信号28との間の偏差
信号29を引算器30で求め、調節計31で信号処理し
てフィードバック信号32とし、加算器33に入力す
る。
【0014】一方、負荷要求設定器34からの負荷要求
設定信号35にもとづいて、関数発生器36で先行設定
信号37を求め、加算器33で、フィードバック信号3
2(調節計31の出力信号)と先行設定信号37(関数
発生器36の出力信号)を加算して、この制御信号38
にもとづいて、ガス再循環ファン39のダンパ制御によ
り、ガス再循環量を調整することにより、再熱蒸気温度
を再熱器出口蒸気温度設定信号28に維持する。
【0015】しかしながら、この制御方式では、以下の
ような問題が発生する。例えば、高速で負荷降下させる
場合には、図3に示すように、蒸気圧力も急速に低下す
る。このとき、火炉水冷壁4の熱容量が大きいために、
水冷壁4のメタル温度は急速には低下しないので、水冷
壁4の出口の蒸気温度は、静的な値よりも上昇する。こ
のため、1次過熱器10の出口の1次過熱器出口蒸気温
度検出器23の出力信号も静的な値よりも上昇するから
である。
【0016】一方、燃料流量の制御は、図5に示したよ
うに負荷要求設定器34からの負荷要求設定信号35よ
り関数発生器40によって、静特性上から決定される燃
料流量先行信号41と、負荷要求設定信号35を微分器
42で微分した負荷変化率燃料流量先行信号43を加算
器44で加算した燃料流量補正先行信号45を加算器4
6に入力する。加算器46では、1次過熱器出口蒸気温
度検出器23の蒸気温度検出信号47と、負荷要求設定
器34からの負荷要求設定信号35から関数発生器48
によって決められる1次過熱器出口蒸気温度設定信号4
9とを引算器50で比較し、この偏差信号51を調節計
52で出力信号53を処理し、前記加算器44からの燃
料流量補正先行信号45を加算する。この加算器46の
出力信号は燃料流量デマンド信号54であり、この燃料
流量デマンド信号54と燃料流量検出器22の燃料流量
検出信号55を引算器56で偏差信号57とし、この偏
差信号57を調節計58で信号処理し、この調節計58
の出力信号59にもとづいて燃料流量調整弁21を開、
閉することにより燃料流量を調整していた。
【0017】従来、燃料流量の制御方式は、図5に示す
ように、高速負荷降下時に1次過熱器出口蒸気温度検出
器23の蒸気温度検出信号47が上昇すると、調節計5
2の出力信号53は負の値となり、燃料流量は低下する
ことになる。このように、燃料流量が静的なバランス値
よりも低下すると、図6に示すように、再熱器18の入
口ガス温度が低下し、再熱器18の熱吸収量の低下によ
って、再熱器出口蒸気温度検出器24の再熱器出口蒸気
温度検出信号26、すなわち中・低圧タービン入口蒸気
温度が低下する。
【0018】再熱器出口蒸気温度の制御は、図4に示し
たように、ガス再循環流量によって制御されるが、再熱
器蒸気温度の低下が大きい場合には、ガス再循環流量を
増加させるためのガス再循環ファン39の容量が過大と
なり、この動力の増加が問題となり実用的ではない。こ
のように、従来の制御方式では、高速負荷変動時に、再
熱器出口蒸気温度を設定値の近傍に維持できず、中・低
圧タービンの寿命消費が大きくなるという点については
配慮されていなかった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の蒸気温度制
御装置においては高速負荷変動時における再熱器出口蒸
気温度の変動が大きくなるという点について配慮がなさ
れておらず、中・低圧タービンの寿命消費が大きくなる
欠点があった。また、場合によっては、ガス再循環ファ
ンの容量が大容量化する問題があった。本発明は従来技
術の欠点を解消しようとするもので、その目的とすると
ころは、高速負荷変動時における再熱器出口蒸気温度の
変動を小さくすることができ、しかも中・低圧タービン
の寿命消費を少なくできる蒸気温度制御装置を提供する
ことにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の目的を達
成するために、再熱器出口蒸気温度検出器と再熱器出口
蒸気温度設定器の偏差信号から燃料流量フィードバック
補正信号を演算する燃料流量演算器と、燃料流量フィー
ドバック補正信号を加算する燃料流量加算器を燃料流量
制御系に設け、1次過熱器出口蒸気温度検出器と負荷要
求設定器の偏差信号からガス流量フィードバック補正信
号を演算するガス流量演算器と、ガス流量フィードバッ
ク補正信号を加算するガス流量加算器をガス再循環ファ
ン制御系に設け、燃料流量とガス流量のフィードバック
補正信号を加算するようにしたものである。
【0021】
【作用】高速負荷降下時において、蒸気温度制御装置に
おいては、1次過熱器出口蒸気温度の上昇によって、燃
料供給量は静的なバランス値よりも減少するが、再熱蒸
気温度の低下によって、燃料供給量は増加方向に引きも
どされるように動作する。このとき、1次過熱器出口蒸
気温度の上昇によって、ガス再循環流量が増加し、火炉
水冷壁の熱吸収量を減少させるようになるので、1次過
熱器出口蒸気温度の上昇が緩和され、燃料供給量の絞り
込みが減少するように動作する。それによって、高速負
荷降下時における燃料供給量の絞り込みが小さくなり、
再熱器入口部の燃焼ガス温度の低下が抑制されるととも
に、ガス再循環流量の増加により、再熱器を通過するガ
ス流量が増加するので、再熱蒸気温度は設定値から大き
くはずれることがない。
【0022】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明
する。図1は本発明の実施例に係るボイラの再熱蒸気温
度制御装置の制御系統図である。図1において、符号2
0から59は従来のものと同一のものを示す。60はガ
ス再循環ファン制御系、61は燃料流量制御系、62は
偏差信号29から燃料流量フィードバック補正信号63
を演算する燃料流量演算器、64は燃料流量先行信号4
1、燃料流量動的先行信号43、出力信号53および燃
料流量フィードバック補正信号63を加算する燃料流量
加算器、65は偏差信号51からガス流量フィードバッ
ク補正信号66を演算するガス流量演算器、67はフィ
ードバック信号32、先行設定信号37およびガス流量
フィードバック補正信号66を加算するガス流量加算器
である。
【0023】この様な構造において、図4および図5に
示す従来技術の蒸気温度制御装置と図1に示す本発明の
実施例に係る蒸気温度制御装置の異なる点は、ガス再循
環ファン制御系60においては、1次過熱器出口蒸気温
度検出器23の蒸気温度検出信号47と負荷要求設定器
34の1次過熱器蒸気温度設定信号49との偏差信号5
1からガス流量フィードバック補正信号66を演算する
ガス流量演算器65、ガス流量加算器67を設けるとと
もに、燃料流量制御系61においては、再熱器出口蒸気
温度設定器27の再熱器出口蒸気温度設定信号28と再
熱器出口蒸気温度検出器24の再熱器出口蒸気温度検出
信号26との偏差信号29から燃料流量フィードバック
補正信号63を演算する燃料流量演算器62、燃料流量
加算器64を設けた点にある。
【0024】まず、燃料流量制御系61においては、負
荷要求設定器34からの負荷要求設定信号35から静的
バランス値によって決定される関数発生器40の出力信
号である燃料流量先行信号41、負荷要求設定器34か
らの負荷要求設定信号35の微分値によって決定される
微分器42の出力信号である燃料流量動的先行信号4
3、1次過熱器出口蒸気温度検出器23からの蒸気温度
検出信号47と負荷要求設定器34の負荷要求設定信号
35によって決まる関数発生器48の出力信号である1
次過熱器出口蒸気温度設定信号49との間の偏差信号5
1にもとづく出力信号53(調節計52の出力信号5
3)、さらに、再熱器出口蒸気温度検出器24からの再
熱器出口蒸気温度検出信号26と再熱器出口蒸気温度設
定器27の再熱器出口蒸気温度設定信号28との間の偏
差信号29にもとづく燃料流量フィードバック補正信号
63より構成される。
【0025】次に、ガス再循環ファン制御系60におい
ては、負荷要求設定器34からの負荷要求設定信号35
から静的バランス値によって決定される関数発生器36
の出力信号であるガス再循環流量先行信号37、再熱器
出口蒸気温度検出器24の再熱器出口蒸気温度検出信号
26と再熱器出口蒸気温度設定器27の再熱器出口蒸気
温度設定信号28との間の偏差信号29にもとづくフィ
ードバック信号32(調節計31の出力信号)、さら
に、1次過熱器出口蒸気温度検出器23の蒸気温度検出
信号47と負荷要求設定器34の負荷要求設定信号35
によって決まる関数発生器48の出力信号である1次過
熱器出口蒸気温度設定信号49との間の偏差信号51に
もとづくガス流量フィードバック補正信号66(ガス流
量演算器65の出力信号)より構成される。
【0026】ボイラが高負荷変化率で負荷降下した場合
の本発明になる蒸気温度制御装置の作用を以下に説明す
る。前述したように、変圧貫流ボイラでは、負荷降下
時、水冷壁4の大きな熱容量効果と減圧していく効果の
ために、1次過熱器出口蒸気温度検出器23の蒸気温度
検出信号47は1次過熱器出口蒸気温度設定信号49よ
りも上昇するので、調節計52の出力信号53は負の大
きな値になろうとする。負荷効果時であるため、微分器
42の燃料流量動的先行信号53は負となり、燃料流量
デマンド信号54は、静的にバランスすべき燃料流量
(関数発生器40の出力信号)よりも減少しようとする
が、この燃料流量の低下は、再熱器入口燃焼ガス温度の
低下をもたらし、再熱器出口蒸気温度検出器24の再熱
器出口蒸気温度検出信号26が低下し、再熱器出口蒸気
温度設定器27の再熱器出口蒸気温度設定信号28より
も小さくなる。このため、燃料流量演算器62の燃料流
量フィードバック補正信号63は正の値となって、燃料
流量デマンド信号54を増加させる。
【0027】なお、再熱器出口蒸気温度検出器24の再
熱器出口蒸気温度検出信号26の低下によって、調節計
31のフィードバック信号32は増加するとともに、1
次過熱器出口蒸気温度検出器23の蒸気温度検出信号4
7の増加によって、ガス流量演算器65のガス流量フィ
ードバック補正信号66も増加するように動作して、ガ
ス再循環ファン39のダンパ開度は増加し、ガス再循環
流量が増加するので、火炉水冷壁4の熱吸収量は減少し
てくる。
【0028】このため、火炉水冷壁4の下流側にある1
次過熱器出口蒸気温度検出器23の蒸気温度検出信号4
7は減少する。したがって、調節計52の出力信号53
は、燃料供給量を増加させるように動作する。
【0029】以上のように、本発明の制御方式では、燃
料供給量とガス再循環流量を協調をとって制御している
ので、高速負荷変化時においても、再熱器18の熱吸収
量を適切に制御できるので、再熱蒸気温度を設定値近傍
に維持できる。このため、中・低圧タービンの寿命消費
を軽減できるという効果がある。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、高速負荷変動時であっ
ても再熱器出口蒸気温度の変動を小さくすることがで
き、中・低圧タービンの寿命消費を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るボイラの再熱蒸気温度制
御装置の制御系統図である。
【図2】変圧貫流ボイラの概略系統図である。
【図3】縦軸に蒸気圧力、横軸にボイラ負荷を示す特性
曲線図である。
【図4】再熱蒸気温度の再熱蒸気温度制御系統図であ
る。
【図5】燃料供給量の制御系統図である。
【図6】ボイラの伝熱面の配置を示す断面図である。
【符号の説明】
21 燃料流量調整弁 22 燃料流量検出器 23 1次過熱器蒸気温度検出器 24 再熱器出口蒸気温度検出器 27 再熱器出口蒸気温度設定器 29 偏差信号 32 フィードバック信号 34 負荷要求設定器 37 先行設定信号 39 ガス再循環ファン 51 偏差信号 54 燃料流量デマンド信号 55 燃料流量検出信号 60 ガス再循環ファン制御系 61 燃料流量制御系 62 燃料流量演算器 63 燃料流量フィードバック補正信号 64 燃料流量加算器 65 ガス流量演算器 66 ガス流量フィードバック補正信号 67 ガス流量加算器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再熱器出口蒸気温度検出器と再熱器出口
    蒸気温度設定器からのフィードバック信号と、フィード
    バック信号と負荷要求設定器からの先行設定信号との偏
    差によってガス再循環ファンを制御するガス再循環ファ
    ン制御系と、1次過熱器出口蒸気温度検出器と負荷要求
    設定器からの燃料流量デマンド信号と、燃料流量デマン
    ド信号と燃料流量検出器からの燃料流量検出信号との偏
    差によって燃料流量調整弁を制御する燃料流量制御系か
    らなる制御装置において、 前記再熱器出口蒸気温度検出器と再熱器出口蒸気温度設
    定器の偏差信号から燃料流量フィードバック補正信号を
    演算する燃料流量演算器と、燃料流量フィードバック補
    正信号を加算する燃料流量加算器を燃料流量制御系に設
    け、 1次過熱器出口蒸気温度検出器と負荷要求設定器の偏差
    信号からガス流量フィードバック補正信号を演算するガ
    ス流量演算器と、ガス流量フィードバック補正信号を加
    算するガス流量加算器をガス再循環ファン制御系に設
    け、フィードバック補正信号を加算するように構成した
    ことを特徴とする変圧貫流ボイラの蒸気温度制御装置。
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