JP2931152B2 - ボイラの再熱蒸気温度制御方法 - Google Patents

ボイラの再熱蒸気温度制御方法

Info

Publication number
JP2931152B2
JP2931152B2 JP32601591A JP32601591A JP2931152B2 JP 2931152 B2 JP2931152 B2 JP 2931152B2 JP 32601591 A JP32601591 A JP 32601591A JP 32601591 A JP32601591 A JP 32601591A JP 2931152 B2 JP2931152 B2 JP 2931152B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
steam temperature
fuel flow
output signal
deviation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32601591A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05157210A (ja
Inventor
興和 石黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP32601591A priority Critical patent/JP2931152B2/ja
Publication of JPH05157210A publication Critical patent/JPH05157210A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2931152B2 publication Critical patent/JP2931152B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボイラの再熱蒸気温度
制御方法に係り、特に高速負荷変動時における再熱蒸気
温度の変化幅を規定値以内に抑えるのに好適なボイラの
再熱蒸気温度制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の変圧ベンソンボイラの流
動系統を示す図である。図において、給水ポンプ20に
よって昇圧された給水は、給水流量調整弁21を通過
し、節炭器22および水冷壁23を経て熱を吸収した
後、気水分離器24に流入し、該気水分離器24におい
て、気水が分離され、水は貯水タンク25を通り、再循
環ポンプ35によって再循環される。一方蒸気は、1次
過熱器26、2次過熱器28および3次過熱器30で過
熱され、1次スプレ流量調整弁27および2次スプレ流
量調整弁29を流れる給水によって温度調整されて所定
の温度となった後、高圧タービン31に供給される。高
圧タービン31で仕事を終えた蒸気の大部分は、再熱器
32で再熱され、中・低圧タービン34に供給される。
【0003】このような変圧ベンソンボイラでは、負荷
が高くなって水冷壁23の出口で給水の蒸発が完了する
と、気水分離器24には蒸気のみが供給されるようにな
る。したがって、このような場合には、再循環ポンプ3
5が停止されて、水/蒸気系統は貫流運転となる。この
貫流運転状態では、負荷に応じて、給水量を変えて蒸気
圧力を図6に示すように制御(すなわち変圧運転)する
と、低負荷時のプラント効率を改善することができる。
しかし貫流運転時には、高負荷変化率で運用すると、タ
ービン入口の蒸気温度が変動しやすく、この変動幅が設
定値に対して大きい場合には、タービンの寿命消費が大
きくなったり、プラント効率が低下するなどの問題があ
る。
【0004】貫流運転時の主蒸気系統の蒸気温度、すな
わち主蒸気温度は、基本的には、給水流量と燃料流量の
比、水・燃比を一定に維持することによって制御するこ
とができる。図6に示した蒸気圧力の制御は、給水量の
増減により達成されるが、給水流量に対する蒸気圧力の
応答は比較的早いので、容易に蒸気圧力を設定値、すな
わち、図6に示した変圧パターンに制御することができ
る。したがって、主蒸気温度、すなわち高圧タービン入
口蒸気温度の制御性は、燃料流量の制御方式によって決
まってくることになる。
【0005】従来の燃料流量の制御方法を図7によって
説明する。負荷要求信号3を基に関数発生器6bによっ
て静特性上から決定される先行値信号14aと、負荷要
求信号3を微分器8で微分した動的先行信号15とを加
算器9aで加算して燃料先行値信号16を求め、これを
加算器9bに入力する。1次過熱器出口蒸気温度計2の
出力信号と、負荷要求信号3から関数発生器6aによっ
て決められる1次過熱器出口蒸気温度の設定値信号17
とを引算器7bで比較し、この偏差信号18aを調節計
10aで信号処理してフィードバック信号200aと
し、これを加熱器9bで前記加算器9aの出力信号16
に加算する。この加算器9bの出力信号は燃料流量のデ
マンド信号19であり、この燃料流量のデマンド信号1
9と燃料流量計1の出力信号を引算器7aで偏差信号1
8bとし、この偏差信号18bを調節計10bで信号処
理し、この調節計10bの出力信号にもとづいて燃料流
量調整弁11を開閉することにより燃料流量が調整され
ていた。この水・燃比の調整だけで主蒸気温度が設定値
に維持されない場合には、1次スプレ流量調整弁27ま
たは2次スプレ流量調整弁29を用いて過熱器入口に供
給する低エンタルピの給水量を増減することにより、調
整していた。
【0006】また、再熱蒸気温度の制御は次のように行
われていた。すなわち、再熱器出口蒸気温度計4の出力
信号と再熱器出口蒸気温度設定信号器5の出力信号との
間の偏差信号18cを引算器7cで求め、これを調節計
10cで信号処理してフィードバック信号200bと
し、これを加算器9cに入力し、他方、負荷要求信号3
にもとづいて、関数発生器6cで先行値信号14b(関
数発生器6cの出力信号)を求め、これを上記加算器9
cに入力して前記フィードバック信号200b(調節計
10cの出力信号)と加算してガス再循環流量デマンド
信号201を求める。このガス再循環流量デマンド信号
201にもとづいて、ガス再循環ファン12のダンパ制
御を行って、ガス再循環量を調整することにより、再熱
蒸気温度を設定値に維持するようにしていた。
【0007】しかしながら、このような従来の制御方法
では、以下のような問題があった。すなわち、例えば高
速で負荷降下させる場合には、図6に示すように、蒸気
圧力も急速に低下する。このとき、火炉水冷壁23は大
きな熱容量を有しているために水冷壁3のメタル温度は
急速には低下しないので、水冷壁出口の蒸気温度は、図
8に示したように、静的な値よりも上昇する。このた
め、1次過熱器出口蒸気温度計2の出力信号も静的な値
よりも上昇するので、調節計10aの出力信号であるフ
ィードバック信号200aは負の値となり、燃料流量は
低下することになる。このように、燃料流量が静的なバ
ランス値よりも低下すると、再熱器32の入口ガス温度
が低下し、再熱器32の熱吸収量の低下によって、再熱
器出口蒸気温度計4の出力信号すなわち、中・低圧ター
ビン入口蒸気温度が低下することになる。
【0008】図9はボイラの伝熱器の配置例を示したも
のであり、再熱器32出口蒸気温度は、通常ガス再循環
流量によって制御されるが、再熱蒸気温度の低下が大き
い場合には、ガス再循環流量を大きくするためのガス再
循環ファンの容量が過大となり、この動力の増加も問題
となっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の燃
料流量制御による再熱蒸気温度制御方法は、高速負荷変
動時における再熱器出口蒸気温度の変動が大きくなって
設定値の近傍に維持することが難しいという点について
配慮がされておらず、中・低圧タービンの寿命消費が大
きくなるという問題があった。また、場合によっては、
ガス再循環ファンの容量が過大になるという問題があっ
た。
【0010】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解決し、高速負荷変動時であっても再熱器出口蒸気温度
の変動を小さくすることができるボイラの再熱蒸気温度
制御方法を提供するとこにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、再熱器出口
蒸気温度の変動に応じて、燃料供給量を補正できる制御
回路を用いることにより達成される。すなわち、本発明
は、過熱器および再熱器を有する変圧ベンソンボイラの
再熱蒸気温度制御方法において、ボイラの負荷要求信号
を基に決定される先行値信号と前記負荷要求信号を微分
した動的先行信号とを加算した燃料先行値信号と、1次
過熱器出口蒸気温度計の出力信号と1次過熱器出口蒸気
温度の設定値信号との偏差信号から求められるフィード
バック信号と、再熱器出口蒸気温度計の出力信号と該再
熱器出口蒸気温度の設定値信号との偏差信号および偏差
の変化率信号を基に求められる補正信号とからなる燃料
流量デマンド信号と燃料流量計の出力信号とを比較し、
その偏差信号に基いて燃料流量調整弁を制御して燃料流
量を調整することを特徴とするボイラの再熱蒸気温度制
御方法に関する。
【0012】本発明において、燃料流量デマンド信号の
一構成要素である補正信号は、ファジィ推論を適用して
求める。すなわち、再熱器出口蒸気温度計の出力信号と
再熱器出口蒸気温度の設定値信号との偏差信号および偏
差の変化率信号に基いてファジィ制御器を用い、ファジ
ィ信号として求められる。
【0013】
【作用】再熱器出口蒸気温度のその設定値に対する偏差
および偏差の時間的変化率に対応して、ファジィ推論を
適用して燃料供給量を増減してやれば、例えば再熱蒸気
温度が設定値に対して低下し、その低下が継続する傾向
にある場合には、燃料供給量が増加するように動作す
る。これによって、再熱器入口のガス温度が上昇し、再
熱器の熱吸収量は増加するので、再熱器出口蒸気温度は
上昇し、設定値から大きくはずれることがなくなる。
【0014】このとき、1次過熱器出口温度は上昇する
ことになるが、この上昇分は1次スプレおよび2次スプ
レによって主蒸気温度への外乱は小さくできるので、主
蒸気温度の制御性を損なうことがない。本発明であるボ
イラの再熱蒸気温度制御方法の具体的実施例を図1に示
す。図において、従来の制御方法(図7)と異なる部分
は、再熱器出口蒸気温度計4の出力信号と再熱器出口蒸
気温度設定信号器5の出力信号の間の偏差信号18cを
引算器7cで求め、この偏差信号18cおよび偏差の変
化率信号(偏差信号18cの変化率信号)にもとづい
て、ファジィ制御器13で信号処理したファジィ補正信
号202を加算器9bに加算した点にある。
【0015】全体の燃料流量デマンドは、負荷要求信号
3から静的バランス値によって決定される関数発生器6
bの出力信号である先行値信号14、負荷要求信号3の
微分値によって決定される微分器8の出力信号である動
的先行信号15とを加算器9bで加算した燃料先行値信
号16と、1次過熱器出口蒸気温度計2の出力信号と、
負荷要求信号3によって決まる関数発生器6aの出力信
号である1次過熱器出口蒸気温度の設定値信号17との
間の偏差信号18aにもとづくフィードバック処理信号
200a(調節計10aの出力信号)、さらに前述し
た、再熱器出口蒸気温度の設定値に対する偏差信号18
cおよび偏差の変化率信号(偏差信号18cの変化率信
号)にもとづくファジィ制御器13によるファジィ補正
信号202より構成される。
【0016】このように構成される全体の燃料流量デマ
ンドは、加算器9bの出力信号19となり、このデマン
ド信号19と燃料流量計1の出力信号を引算器7aで偏
差信号18bとし、この偏差信号を調節計10bで処理
した出力信号に基いて、燃料流量調整弁11を開閉する
ことにより、燃料流量が調整される。一方、ガス再循環
流量は、再熱器出口蒸気温度計4の出力信号と再熱器出
口蒸気温度設定信号器5の出力信号との偏差信号18c
を調節計10cで信号処理したフィードバック信号20
0bと、負荷要求信号3から関数発生器6cで決まる先
行値信号14bとを加算器9cで加算して、ガス再循環
量デマンド信号201とし、これによってガス再循環フ
ァン12のダンパを制御して調節される。
【0017】次に、ボイラが高速負荷変化率で負荷降下
した場合の制御方法の作用を説明する。前述したよう
に、変圧ベンソンボイラでは、負荷降下時、水冷壁23
の大きな熱容量効果と蒸気圧力が低下していくために、
1次過熱器出口蒸気温度計2の出力信号は1次過熱器出
口蒸気温度の設定値信号17よりも上昇するので、調節
計10aの出力信号200aは負の大きな値となる。負
荷降下時であるため、微分器8の出力信号である動的先
行信号15は負となり、ベースとなる燃料流量デマンド
信号である加算器9aの出力信号16は、静的にバラン
スするべき燃料流量よりも少ない信号となる。
【0018】したがって、上記の2つの燃料流量デマン
ド信号の合計信号は、静的バランス値より小さい値とな
り、この効果によって燃料流量が減少した場合には、再
熱器入口ガス温度の低下に伴う再熱器熱吸収量の減少に
より、再熱器出口蒸気温度4の出力信号は再熱器出口蒸
気温度設定信号器5の出力信号よりも低下する。この偏
差信号18cに対して、ファジィ制御器13は以下のよ
うに作用する。
【0019】再熱蒸気温度の設定値に対する偏差信号を
n 、温度偏差の変化を△en とすると、 en =(θset −θn )/k …(1) △en =en −en-1 =(θn-1 −θn )/k …(2) ここに、θset :再熱蒸気温度設定値、θn :n時刻点
における再熱蒸気温度、k:規格化定数。
【0020】en および△en のメンバシップ関数を図
2に示す。図の記号の意味を以下に示す。NB:負で大
きい、NM:負でやや大きい、NS:負で小さい、Z
O:ほぼ零である、PS:正で小さい、PM:正でやや
大きい、PB:正で大きい。en とΔen の状況によ
り、補正すべき燃料流量の増分Hn を決定する制御則の
例を図3に示す。
【0021】図において、例えば もしen =PSで、△en =NMならHn =NSのよう
に読み、これを制御ルールと呼ぶ。具体的に操作量の基
本増分を決定する方法を図4に示す。図では2つの制御
ルール(ルール1とルール2)を例として示し、温度偏
差の代表量をX、偏差の変化の代表量をYとする。X=
X′、Y=Y′の値に関するファジィ集合をルール1に
ついてA1 、B1とし、ルール2についてA2 、B2
する。ルール1から決まる操作量の増分のファジィ集合
をC1 、ルール2に対応するものをC2 とし、それぞれ
のメンバシップ関数をμC1、μC2とする。このとき、ル
ール1から w1 =Min{μA1(X′)、μB2(Y′)}…(3) ルール2から w2 =Min{μA2(X′)、μB2(Y′)}…(4) w1 とw2 を使用して、ルール1とルール2を満たす操
作量の基本増分のメンバシップ関数μC * を μC * =Max{w1 μC1、w2μC2} …(5) このμC * の重心座標Z* を、図4を参照して次式で計
算する。
【0022】
【数1】
【0023】この値Z* を操作量の基本増分Hとする。
実際には、X′をY′の値に対して4つの制御ルールが
関与しているが同様の手順でHを決定する。したがっ
て、現在の操作量をUn とするとき、次の時点(n+
1)における操作量Un+1 を Un+1 =Un +K・Hn …(7) ここに、K:制御ゲイン、Hn :操作量の増分 このようにして、ファジィ制御器13では、(1)〜
(7)式に示した演算をサンプリング時間ごとに実施
し、燃料流量デマンド補正信号を加算器9bに入力す
る。このファジィ制御器13では、あたかもプラントを
熟知したベテランの運転員のノウハウをもとに燃料供給
料を決定できるので、再熱器出口蒸気温度計4の出力信
号は設定値の近傍に維持される。
【0024】このとき、1次過熱器出口蒸気温度計2の
出力信号は増加するが、この増加が主蒸気温度計33の
出力信号に及ぼす影響は、1次スプレ流量調整弁27お
よび2次スプレ流量調整弁29の制御により吸収でき
る。したがって、本実施例によれば、高速負荷変化時に
おいても、主蒸気温度計33の出力信号および再熱器出
口蒸気温度計4の出力信号をそれぞれの設定値の近傍に
維持できるので、高圧タービン31および中・低圧ター
ビン34の寿命消費を低減できるという効果がある。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、高速負荷変化時におい
ても、再熱器出口蒸気温度にもとづいて、ファジィ推論
を適用して燃料供給量を決定しているので、あたかもプ
ラントの挙動を熟知したベテランの運転員のように燃料
供給量を操作でき、再熱器出口蒸気温度を設定値近傍に
維持できるとともに、主蒸気温度はスプレにより設定値
近傍に維持できる。
【0026】このとき再熱器スプレを使用しなくても、
燃料流量により再熱器出口蒸気温度を良好に制御するこ
とができるので、プラント効率の低下を生ずることな
く、高圧タービンおよび中・低圧タービンの寿命消費を
低減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明であるボイラの再熱蒸気温度制
御方法の一実施例を示す制御系統図である。
【図2】図2は、メンバシップ関数の説明図である。
【図3】図3は、制御ルールの一例を示す説明図であ
る。
【図4】図4は、ファジィ推論の原理を示す説明図であ
る。
【図5】図5は、変圧ベンソンボイラの流動系統図であ
る。
【図6】図6は、変圧ベンソンボイラにおける変圧パタ
ーンを示す説明図である。
【図7】図7は、従来技術におけるボイラの再熱蒸気温
度制御方法を示す制御系統図である。
【図8】図8は、変圧ベンソンボイラの負荷変動時にお
ける圧力および温度の挙動を示す説明図である。
【図9】図9は、ボイラの伝熱器配置の一例を示す説明
図である。
【符号の説明】
1…燃料流量計、2…1次過熱器出口蒸気温度計、3…
負荷要求信号、4…再熱器出口蒸気温度計、5…再熱器
出口蒸気温度設定信号器、6…関数発生器、7…引算
器、8…微分器、9…加算器、10…調節計、11…燃
料流量調整弁、12…ガス再循環ファン、13…ファジ
ィ制御器、14…先行値信号、15…動的先行信号、1
6…燃料先行値信号、17…1次過熱器出口蒸気温度の
設定値信号、18…偏差信号、19…燃料流量のデマン
ド信号、20…給水ポンプ、21…給水流量調整弁、2
2…節炭器、23…水冷管、24…気水分離器、25…
貯水タンク、26…1次過熱器、27…1次スプレ流量
調整弁、28…2次過熱器、29…2次スプレ流量調整
弁、30…3次過熱器、31…高圧タービン、32再熱
器、33…主蒸気温度計、34…中・低圧タービン、3
5…再循環ポンプ、200…フィードバック信号、20
1…ガス再循環デマンド信号、202…ファジィ補正信
号。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過熱器および再熱器を有する変圧ベンソ
    ンボイラの再熱蒸気温度制御方法において、ボイラの負
    荷要求信号を基に決定される先行値信号と前記負荷要求
    信号を微分した動的先行信号とを加算した燃料先行値信
    号と、1次過熱器出口蒸気温度計の出力信号と1次過熱
    器出口蒸気温度の設定値信号との偏差信号から求められ
    るフィードバック信号と、再熱器出口蒸気温度計の出力
    信号と該再熱器出口蒸気温度の設定値信号との偏差信号
    および偏差の変化率信号を基に求められる補正信号とか
    らなる燃料流量デマンド信号と燃料流量計の出力信号と
    を比較し、その偏差信号に基いて燃料流量調整弁を制御
    して燃料流量を調整することを特徴とするボイラの再熱
    蒸気温度制御方法。
JP32601591A 1991-12-10 1991-12-10 ボイラの再熱蒸気温度制御方法 Expired - Fee Related JP2931152B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32601591A JP2931152B2 (ja) 1991-12-10 1991-12-10 ボイラの再熱蒸気温度制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32601591A JP2931152B2 (ja) 1991-12-10 1991-12-10 ボイラの再熱蒸気温度制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05157210A JPH05157210A (ja) 1993-06-22
JP2931152B2 true JP2931152B2 (ja) 1999-08-09

Family

ID=18183144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32601591A Expired - Fee Related JP2931152B2 (ja) 1991-12-10 1991-12-10 ボイラの再熱蒸気温度制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2931152B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05157210A (ja) 1993-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007071416A (ja) ボイラの再熱蒸気系と再熱蒸気温度の制御方法
JP5840032B2 (ja) 発電システム及びその蒸気温度制御方法
JPS6033971B2 (ja) 発電装置用の制御装置
JP2931152B2 (ja) ボイラの再熱蒸気温度制御方法
US5279263A (en) Cascaded steam temperature control applied to a universal pressure boiler
CN113883492B (zh) 锅炉蒸汽汽温控制方法及电子设备
JP2931141B2 (ja) 変圧ベンソンボイラの制御方法および装置
JPS6039842B2 (ja) ボイラ・タ−ビン協調変圧運転方法
JP3285946B2 (ja) 変圧貫流ボイラの蒸気温度制御装置
JPH0688605A (ja) ボイラ蒸気温度制御装置
JP3221738B2 (ja) 変圧貫流ボイラの蒸気温度制御装置
JP2758245B2 (ja) 給水加熱器のドレン水位制御装置
JP2002323203A (ja) 貫流ボイラの蒸気温度制御方法と装置
JPS62245009A (ja) ボイラ自動制御装置
JPH0776604B2 (ja) ドラムレベル制御装置
JPS61262505A (ja) ボイラ自動制御方式
CN116045267A (zh) 一种基于余热锅炉的温度调节方法、系统及存储介质
JPH0524401B2 (ja)
CN116221712A (zh) 一种基于改进单神经元的凝给水系统水位控制方法
JPH02154902A (ja) プラント起動時の蒸気温度制御方式
JPS59110810A (ja) 蒸気タ−ビン用脱気器の水位制御装置
JPS62217006A (ja) ボイラ自動制御装置
JPH0348401B2 (ja)
JP2521709B2 (ja) 蒸気温度制御装置
JPH0544902A (ja) ボイラ自動制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees