JPS6127659Y2 - - Google Patents

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JPS6127659Y2
JPS6127659Y2 JP667981U JP667981U JPS6127659Y2 JP S6127659 Y2 JPS6127659 Y2 JP S6127659Y2 JP 667981 U JP667981 U JP 667981U JP 667981 U JP667981 U JP 667981U JP S6127659 Y2 JPS6127659 Y2 JP S6127659Y2
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JP
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tank
agitator
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shaft
support
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JP667981U
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JPS57119759U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、農用の薬剤、肥料及び種子等を対象
として散布機のタンク構造に関する。
周知の如く、この種散布機は農用トラクタ等に
牽引装着され、頂部に開閉自在な蓋体を備えたタ
ンク本体を、下向き先細型のケーシングとして形
成し、該本体底部を丸型とすると共に、その適所
に上下貫通状の排出口を形成し、この底部の丸み
の中心部に回転軸が横設され、該回転軸に撹拌・
繰出しを促すL型アジテータが多数突設されたも
のである。しかし、この様に排出口近傍にアジテ
ータが設けられていても、例えば石灰等の流動性
の悪い微粉体を散布する場合、アジテータの上部
にブリツジが発生し、排出性を悪化させていた。
そこで本考案は、タンク内のブリツジ発生を防
止して排出性を良好とした散布機のタンク構造を
提供することを目的とする。従つて、その特徴と
する処は、下部に排出口を有するタンク内に、
上・下に平行な回転軸が横設され、夫々の回転軸
にアジテータが突設されると共に、タンク側面形
状が夫々のアジテータの回転軌跡外周に添つた逆
達形状とされた点にある。
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳述す
る。
第1図から第3図に示すものは主として農用薬
剤或いは肥料類を対象とした散布機であつてこの
散布機は乗用の農用トラクタ後部に牽引自在に装
備されている。
即ち、トラクタ側では、機体の後部に周知油圧
装置とそれに伏仰自在なリフトアーム、並びにリ
フトアームの動作を下部のロアリンク1に伝達す
るリフトロツド、更には上部のトツプリンク2と
を昇降装置として構成してある。
一方散布機の方は、周知耕耘ロータリRの前部
上側に対して構成され、その基盤となるロータリ
Rをここで簡単に説明すると、3は巾間中央に設
けたギアボツクスでトラクタからの動力を自在継
手を介して受け入れる入力軸4を突設するもので
同ギアボツクス3の左右両脇にはサポート筒5,
5が一対の水平張出状に備えられている。このサ
ポート筒5のうち左側のものを通じて入力軸4か
らの動力を導き左端の伝動ケース6を介して下回
りの耕耘爪7を強制駆動する。勿論右端にはサイ
ドプレート(図示省略)が伝動ケース6に対向状
とされている。それと共に各サポート筒5の中程
の処には、対称をなすロアリンクブラケツト8,
8が前下り状に張り出し、その先端にロアリンク
1を連結すると共に、ギアボツクス3からの杆体
並びにロアリンクブラケツト8からの山型杆体と
でもつてトツプリンク2連結用のトツプマスト9
を立設させてある。尚10は前ゲージ輪の一対を
示すものである。
こうして構成された耕耘ロータリRに対し散布
機の方は、左右一対の散布用タンク11,11を
上部に並装し、その夫々底部から巾方向に列状を
なす散布用ホース12…を複連として配備して構
成されている。
散布用タンク11の構成について詳述すれば、
第3図に詳示する如く頂部に片開き型の蓋体13
を備えたタンク本体14を下向きに先細型のケー
シングとして形成し該本体14の底部を丸型とす
ると共にその適所に上下貫通状の排出口14aを
形成してある。この丸みの中心線は左右に向いて
設定され、その中心線上に繰出主軸15aを装架
してあり、更に繰出主軸15aの外周には撹拌・
繰出しを促すL型アジテータ16a…が突設され
ている。該繰出主軸15aの上方に、該主軸15
aと平行な撹拌主軸15bが装架され、この撹拌
主軸15bの外周には撹拌を促すL型アジテータ
16b…が突設されている。
上記繰出主軸15a上のアジテータ16aより
も撹拌主軸15b上のアジテータ16bの方が長
く形成され、両アジテータ16a,16bは同時
に回転したとき、互に干渉しないように設けられ
ている。そして、タンク本体14側面形状が、
夫々のアジテータ16a,16bの回転軌跡外周
に添つた逆達磨形状とされている。
一方タンク本体14の底部には、その丸型底壁
面に適合状のシヤツター17が前記中心線を中心
としその向きに沿つて進退すべく装着されてい
る。その向きとは第2図では左右の方向に対応す
る。その進退を底面から受担しかつ案内するもの
として同じく半丸胴型のガイド体18が構成され
ている。それと共にシヤツター17には進退方向
に列状をなす第1通口17aが貫通配備され、こ
れに固定側として相対すべくガイド体18に第2
通口18aを貫通し、シヤツター17の第1通口
17a…が進退により交互に連通するように構成
してある。
以上の如く構成された各タンク本体14の両サ
イドには薄板を逆達磨形の皿型に成形したタンク
側板19が蓋設され、こうして散布用タンク11
の主要部が構成される。
これら一対のタンク11,11はその前後を通
じて渡架された合体枠20でもつて接結され、そ
の中間に伝動手段を構成する余裕をもつて構成さ
れており、その設置のため、耕耘ロータリR側の
適所から前後複数のタンクステー21を立設しこ
れらの連結でもつて高く支持されている。
一方こうしたタンク11に構成される駆動系の
方は、まずタンク側板19の各外側部に、上部と
下部がやや外方に屈曲した形の軸承プレート22
を垂設すると共に、各プレート22の上・下の外
側部に対しベアリング23a,23bを付設する
ことにより、前記繰出主軸15a及び撹拌主軸1
5bの各端部を軸承してある。この場合タンク側
板19に直接ベアリング23を構成しないから例
えば薬剤による腐食のおそれもなく、組みつけも
簡単化されるものである。
こうして両タンク11間に繰出主軸15a及び
撹拌主軸15bを取り出し両タンク11間を伝動
カツプリング24a,24bにて接結して左右を
連動関係となし、この繰出主軸15aに対し連動
ホイール25aを装着することにより入力軸4か
らの動力を分岐して導き入れるようにしてある。
連動ホイール25aには従動ホイール25bが
設けられ、かつ撹拌主軸15bにも従動ホイール
25cが設けられ、両主軸15a,15bの各々
のホイール25b,25cは動力伝達手段25d
により連動連結されている。
その具体的構造として、ギアボツクス3の背部
に動力取出軸を突設し、その動力を側方の第1プ
ーリ26に導くと共にテンシヨンプーリー27を
介して上部の第2プーリ28に伝動し、更に後部
ステー21に突設の支台29上に設置した方向変
換ボツクス30を介してベルト30a等により前
記連動ホイール25に連動すべく構成されてい
る。尚31は各軸承プレート22間を継ぎ安定化
するための連結枠であり、以上によつて繰出手段
が構成される。
繰出手段の他の要素として前記シヤツター17
を進退自在に操作させる手段が構成される訳であ
るが、この例の場合トラクタに乗車したままで繰
出と停止状態が得られるように至便に構成してあ
り、具体的には、第1図及び第2図に示すように
ガイド体18の各内側寄りの個所にU型の切欠き
18c,18cを形成して内部のシヤツター1
7,17の一部が前方に現出した格好となし、そ
の一方から外方突出する駆動板32を、又他方に
従動板33を突設すると共に、両板32,33間
を連動ロツド34によつて同時作動すべく構成し
てあり、更に一方の駆動板32に対してはレバー
ガイド35つきのシヤツタ開閉レバー36の下端
を係合状となし、これによつて1本レバーでもつ
て左右のシヤツター17,17が応動するように
工夫してある。
このようにしてシヤツター17が開放操作され
ると内有物が第2通口18a…を介して繰出され
る訳であり、これらを受けて圃場に導くため複数
本の散布用ホース12を垂設して構成してある。
37…は、各第3通口18aに適応すべくガイ
ド体18底部に列設された下向き突状の導出筒で
あり、この導出筒37…の下端を介して夫々散布
用ホース12…の上端を接続してある。このホー
ス12は下向きに大きく垂下され、ロータリRの
前方に巾方向に列状をなして配設されており、こ
れら下部を受承するため、ロータリRの前方にリ
ツプつきC型鋼でなるホースサポート38を溝を
前向きにして横架し、該サポート38内の長手方
向に多数の回転セツト型摺動ピース39を配備し
てある。該ピース39の巾はホースサポート38
の前端溝巾よりも小さくしかも略同巾のもので形
成されており、斜め姿勢で組み込んだ後、ある角
度回転させることにより上下隅角の面取り部が該
サポート38の内面上下に嵌接する如く構成さ
れ、この摺動ピース39の背部に溶接したナツト
40を介してフツク型のホースホルダー41の基
軸を螺装しロツクナツト42を堅締することによ
つて該ホルダー41が前方突状の姿勢とされる。
こうして配列されたホースホルダー41に対し
夫々の散布用ホース12下端部を挿支させること
により各ホース12の移動調節が自在となり、こ
れがホースサポート38を共通にしたもとで唯単
にロツクナツト42を弛めるだけで可能となる。
尚、ホースサポート12の左右2点には、各前ス
テー21,21から枢支姿勢で垂下された揺動リ
ンク43,43の下端が枢結され、サポート38
並びにホース12を共に左右に振動自在としてあ
り、その振動を付与する構成として右端の軸承プ
レート22を大きく下向きに延設し、その下端に
伝達クランク44を設け、上部の繰出主軸15に
取着したクランク盤45とクランクピン46とを
介して垂直ロツド47を往復昇降させると共に伝
達クランク44を介して第2図矢印の如く左右の
振動を発生させるようにしてある。
本考案の実施例は以上の如くであるが、本考案
は上記実施例に限定されるものではなく、例えば
タンクは左右一対設けたが一つの連続したもので
あつてもよい。また第4図に示すように従来のタ
ンク形状のように逆三角形のタンク内に多数のア
ジテータを設けてもよいが、回転軸が多くなり構
造複雑となり好ましくない。
本考案は、下部に排出口を有するタンク内に、
上下に平行な回転軸が横設され、夫々の軸に撹拌
用アジテータが突設されると共に、タンク側面形
状が夫々のアジテータの回転軌跡外周に添つた逆
達磨形状としたので、内容物が十分撹拌され、ブ
リツジが生じることなく確実に排出されるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図
は同後面図、第3図は側面断面図、第4図は比較
例を示す概略図である。 11……タンク、14……排出口、15a,1
5b……回転軸、16a,16b……アジテー
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部に排出口を有するタンク内に、上・下に平
    行な回転軸が横設され、夫々の回転軸にアジテー
    タが突設されると共に、タンク側面形状が夫々の
    アジテータの回転軌跡外周に添つた逆達磨型形状
    とされたことを特徴とする散布機のタンク構造。
JP667981U 1981-01-20 1981-01-20 Expired JPS6127659Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP667981U JPS6127659Y2 (ja) 1981-01-20 1981-01-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP667981U JPS6127659Y2 (ja) 1981-01-20 1981-01-20

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Publication Number Publication Date
JPS57119759U JPS57119759U (ja) 1982-07-24
JPS6127659Y2 true JPS6127659Y2 (ja) 1986-08-18

Family

ID=29804958

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP667981U Expired JPS6127659Y2 (ja) 1981-01-20 1981-01-20

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