JPS61276582A - 文字教習用ブロツク玩具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は文字教習用ブロック玩具に関し、特に平仮名等
の文字を表示したブロック本体を形成するとともに、同
本体内にその表示文字を頭文字とする所要の対象物を着
脱自在に装設してなる構造を提供するものである。

〔従来の技術〕

従来、文字教習玩具として用いられるブロック玩具は、
いろは四十へ文字の各仮名文字を一側に表示し、他側に
は夫々の文字に対応した図形を表示したものがあり、例
えば“い”の文字を表示したブロックにはイヌの図、同
じ（“ろ”のブロックにはローソクの図等を表示したも
のが知られている。同様にアルファベット二十六文字を
表示したものは、例えば“Ａ”を表示したブロックには
天使（Ａｎｇｅｌ）の図、同じく“Ｂ”のブロックには
バス（Ｂｕｓ）の図等を表示したものが知られている。

この種の文字教習用ブロック玩具は幼児等に文字を覚え
させるのに利用して効果のあるものであるが、ブロック
本体の形状は通常正方形のものが多用されており、仮名
文字あるいはアルファベット文字の各文字に対して同一
形状であった。従ってこれでｉよ場合、その表示文字に
対応する他側の表示図形を見るためにその都度ブロック
を裏返しており、この動作の繰り返しを通して文字の習
得が行なわれる様に構成されていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし上記従来型の構造によると、どの文字もブロック
形状が単純で、幼児等に強烈に文字の印象を与えること
が少なく、その学習効果も弱い欠点を有しており、特に
全てのブロックが同一の立体物によって形成されている
ので、これ自体で遊びの興味を持続させることが困難で
、飽きられやすいという欠点を有していた。さらにこの
種のブロック玩具は文字学習以外の玩具として転用する
ことは考慮されておらず、簡単な積木遊び以外の遊びに
供することはなかった。

本発明の目的は文字の形状を容易に覚えさせることので
きる文字教習用ブロック玩具を提供するものである。

また本発明の他の目的は幼児等に興味をもたせ飽きさせ
ることのない文字教習用ブロック玩具の構造を提供する
ものである。

さらに本発明の他の目的は文字教習以外の遊びに転用で
きる文字教習用ブロック玩具を提供するものである。

〔問題点を解決するための手段〕 本発明の文字教習用ブロック玩具は略偏平なブロック本
体を形成し、同本体の一側には仮名文字等の所要の文字
を表示した表示面を形成する一方、上記表示文字を頭文
字とする名称の所要の対象物を表現する意匠部材を形成
し、上記ブロック本体の他側には上記意匠部材に対応す
る四部を形成し、同凹部に上記意匠部材を着脱自在に装
設してなるものである。

〔作用〕

上記の構成において略偏平な本体の一側に仮名文字等の
所要の一文字を表示する一方、他側に四部を形成し、同
日部に任意の意匠部材を着脱自在に装着することによっ
て、同意匠部材を夫々上記表示文字を頭文字とする名称
の対象物として表現するとともに別個の玩具体として取
り出すことができる。

〔実施例〕

以下図に示す一実施例について本発明を説明すると、１
はブロック玩具の本体で、同率体１は合ｒ＆樹脂の成形
等により略偏平な円筒状に形成し、その−側には平仮名
文字等の所要の文字を表示した表示面２を形成している
０例えば第１図の場合には上記表示面２に平板名の“あ
”を表示している。一方、第２図の様にこの表示文字“
あ”に対して同文字を頭文字とする名称の対象物として
例えば“あひる”の形をした偏平なシルエット状の意匠
部材３を形成している。これに対し上記本体１の他側に
はこの意匠部材３を嵌着可能とするため、その外周縁よ
り若干大かく、同部材の厚みに対応する適当な深さをも
った凹部４を形成するとともに、同凹部４には同意匠部
材３を着脱自在に装着している。

＄３図は他の実施例を示すもので、この場合、上記本体
１の表示面２に平板名の“い”を表示しており、また第
４図の様にこの表示文字“い”を頭文字とする名称の対
象物として例えば“いぬ”の形をした偏平なシルエット
状の意匠部材３を形成し、本体１の他側にはこの意匠部
材３のシルエットに対応する形をもって適当な深さの四
部４を形成するとともに、同凹部４には同意匠部材３を
着脱自在に装着している。

以下同様に本体１の表示面２に夫々平仮名の各文字を表
示するとともに夫々表示文字に対応する意匠部材３を形
成し、本体１の凹部４に着脱自在に装着することができ
る。

〔発明の効果〕

以上の様に構成される文字教習用ブロック玩具は本体の
表示面に表示した平仮名文字等の表示文字に対応させた
対象物を、同本体の他側に夫々立体的な意匠部材として
取り出すことができる。これによって本発明の文字教習
用ブロック玩具は各表示文字に対して、その文字を用い
て具体的に組み立てられる言葉の観念を上記本体から取
り出される対象物の立体的な意匠部材を通して認識させ
強く印象づけることができ、本来の目的とする文字教習
の学習効果を飛躍的に向上することができる。

また本発明のブロック玩具は本体と別個の固有の意匠部
材を取り出すことができるので、単なる文字学習遊びに
止まることなく、その着脱動作を通して幼児の興味を引
き付けて長く持続させることができる。

さらに本発明のブロック玩具はこの本体に対する意匠部
材の着脱によって、いわゆるはめ絵もしくはジグソー的
なパズル遊びを行なうことができる。また取り出された
個々の意匠部材は夫々別個の玩具体として、例えば人形
遊び等に供することができ、これによって遊びの幅を広
めるとともに、これ等の遊びを通して幼児の情操を高め
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す文字教習用ブロック玩
具の斜視図、第２図は第１図のブロック玩具の他の面の
分解斜視図、第３図は同じく他の実施例を示すブロック
玩具の斜視図、第４図は第３図のブロック玩具の他の面
の分解斜視図である。 １・・・本体　２・・・表示面　３・・・意匠部材４・
・・凹部 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 略偏平なブロック本体を形成し、同本体の一側には仮名
   文字等の所要の文字を表示した表示面を形成する一方、
   上記表示文字を頭文字とする名称の所要の対象物を表現
   する意匠部材を形成し、上記ブロック本体の他側には上
   記意匠部材に対応する凹部を形成し、同凹部に上記意匠
   部材を着脱自在に装設してなることを特徴とする文字教
   習用ブロック玩具。