JPS6127551A - 光感応性組成物 - Google Patents

光感応性組成物

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JPS6127551A
JPS6127551A JP59148460A JP14846084A JPS6127551A JP S6127551 A JPS6127551 A JP S6127551A JP 59148460 A JP59148460 A JP 59148460A JP 14846084 A JP14846084 A JP 14846084A JP S6127551 A JPS6127551 A JP S6127551A
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JP
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atom
denotes
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formula
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Application number
JP59148460A
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English (en)
Inventor
Eiichi Kato
栄一 加藤
Seiji Horie
誠治 堀江
Hidefumi Sera
世羅 英史
Hideo Sato
英夫 佐藤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6127551A publication Critical patent/JPS6127551A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/06Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
    • G03G5/0664Dyes
    • G03G5/0666Dyes containing a methine or polymethine group
    • G03G5/0672Dyes containing a methine or polymethine group containing two or more methine or polymethine groups
    • G03G5/0674Dyes containing a methine or polymethine group containing two or more methine or polymethine groups containing hetero rings

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、電子写真感光体に適した有機光導電性組成物
あるいは、有機色素薄膜を有する高密度エネルギービー
ムによって状態変化を生せしめることによシ記録再生を
行なうヒートモードの光学情報記録媒体に関する。
「従来の技術」 従来、電子写真感光材料の光導電性物質には多くの有機
化合物が知られておシ、その中のいくつかの化合物は相
当に高い感光度を有することが確認されている。しかし
ながら、有機光導電性物質を電子写真感光材料として実
際に用いる例は極め  ′て少ないのが現状である。有
機光導電性物質は無機のものに較べて多くの優れた性質
を持っているものであシ、電子写真の技術分野において
広い応用技術を与えるものである。例えば、透明な感光
フィルム、フレキシブルな感光フィルムまたは軽量で取
扱性の容易な感光フィルムの製造は有機光導電性物質を
用いて初めて可能である。また、感光体の製造時の皮膜
形成性、表面平滑性、さらには電子写真複写プロセスに
適用されての帯電極性の選択性など、いずれも無機光導
電性物質には期待され得ない特性を有するものである。
この様に有機光導電性物質は多くの点で卓越した緒特性
を有しているに拘わらず、今日まで電子写真の技術分野
に十分寄与し得ないのはその光感度の低さに基因するの
でおる。
普通、光導電物質そのものの感光性の程度が低く、そし
てスペクトルの短波長の部分にある場合には、感光性を
増加するため、しかも可視スペクトルのよシ長い波長の
部分に感光性を移動させるためある物質が加えられる。
これら感度向上のための増感剤として数多くの有機物質
が知られているが、それぞれ一長一短があシ、特に増感
効果を大きくするということに対しては満足すべき状態
にあるとはいえない。従って、有機光導体用の可動な分
光増感剤の開発は、当業者にとって長い間望まれていた
課題であった。
これら増感剤の1つとして、ビリリウム系色素が有用で
あるとしてディビスらの米国特許第3゜/’II、70
0号、グアンアラン(vanAl 1 an)らの米国
特許第3,2夕o、tit号、レイノルズ(H6yno
lds )らの米国特許第3,23g。
タタ≠号各明細書に、更にリサーチディスクロージャー
(R656arch  1)isctosur6)/ 
tr J2/、/り77年i、を月第夕頁等に記載され
ている。
しかし力から、このような従来公知のチオピリリウム染
料は可視域内に吸収帯を有する為これらのチオピリリウ
ム染料を光導電体の増感剤として用いると可視域内に吸
収を示し無色透明外光導電性組成物を得る事が出来なか
った。
又、近年レーザーを光源とした電子写真方式プリンター
が注目されてきた。即ち、画一情報に応じた電気信号に
よって、レーザーの変調を行わせ、この変調されたレー
ザーをガルバノミラ−等によって感光体上に光走査して
静電潜@を形成した後、トナー現像・転写を行なうこと
により、所望の再生画像を形成するものである。この際
、用いられているレーザーは、一般にHe−caレーザ
ー、He −N eレーザーなどのガスレーザーであシ
、これらの光源に対して用いられる感光体は6りOnm
程匿1で分光増感されていればよく、従来公知の感光体
で対応できた。しかし、現在開発、実用に供されている
レーザーとして小型で低コストであシ且つ直接変調が可
能な半導体レーザは、その発振波長が7タOnm以上の
長波長を有していることが多い。従って、この様な半導
体レーサーを用いたプリンターを作製するには、感光性
の吸収特性が近赤外あるいは赤外波長域に存在すること
が要求されるが、従来公知の感光体では、7りOnm以
上といった長波長域で光分な感応をすることができなか
った。
一万、従来から渦エネルキー智度のビームを情報記録媒
体に照射して透過率・反射率・屈折率等の物性定数を変
化させて記録する記録方法は、極めて高解像力のコント
ラストのあるll!]i(& ”’に形成し得ること、
あとからの情報付加が可能であるとと又露光すると同時
に記録しうること等の特徴をもつので、電子計算機の出
力や伝送されてくる時系列信号の記録に適しているなど
の利点を有しCOM(コンピュータ アウトプット マ
イクロ)、マイクロファクシミリ、印刷用原版、光ディ
スク等に応用されている。
例えば、光デイスク技術で用いる記録媒体は、光学的に
検出可能な、約78前後の小さなビットをらせん状又は
円形のトラック形態にして、高密度情報を記憶すること
ができる。この様なディスクに情報を書込むには、レー
ザー感応層の表面に集束したレーザーを走査しこのレー
ザー光線が照射されfc衣表面みがビット全形成し、こ
のビットをらせん状又は円形トラックの形態で形成する
ヒートモードの記録方式では、レーザー感応層は、レー
ザー・ビーム照射で熱エネルギーを吸収しその個所に蒸
発又は融解により小さな凹部(ビット)を形成する。
この様にして光ディスクに記録された情報は、レーザー
をトラックに沿って走査し、ビットが形成された部分と
ビットが形成されていない部分の光学的変化を読み取る
ことによって検出される。
この様なヒートモード記録し得る情報記録媒体としては
、従来プラスチック等の透明な支持体上に金属あるいは
/および金属酸化物半金夙誘電体等の薄膜あるいは、自
己酸化性の結合剤と色素を含む薄膜を記録層として設け
、これに保護層が設けられた記録媒体が用いられてきた
一方、前述した様に、発振波長が7タOnm以上の長波
長域である半導体レーザーの普及によシこの様な半導体
レーザーを用、いて、記録・再生を行なう場合には、記
録層の吸収特性は、近赤外あるいは赤外波長域に吸収ピ
ークを有することが要求される。
しかし、従来の、無機物質を主成分とする薄膜は、レー
ザー光に対する反射率が高いために、レーザーの利用効
率が低下し、それ故に高感度特性が得られない、あるい
は記録時のレーザー光の出力が著しく増大する等の問題
点があシ、且つ、吸収波長域を7タOnm以上の長波長
域にするには、記録層の層構成を複雑化したシしなけれ
ばならない。
又、色素と結合剤とを含む有機薄膜を記録層とする場合
には、7タOnm以上の長波長側に吸収を有する色素を
用いることが提案されている。例えば米国特許第≠17
タタタ6号、特公昭りl−≠1061号公報等に示され
るスクエマリリウム色素、クロコニウム色素あるいは、
米国特許第≠37タタr3号、lR656arch  
])isclosur6Jiyr2年1.216.l1
7〜llr頁等に示されるピリリウム系色素を官有した
有機薄膜の記録層が7タOnm以上のレーザーに対して
適応性があるとして、例えば特開昭りを一≠6221号
、特開昭タ1−//27タコ号、特開昭夕ざ一コ/弘/
 t2号、特開昭fl−2/739/号、特開昭sr−
/、2ター/。芳容公報等が提示されている。
しかし、一般に有機化合物は、吸収特性が長波長域にな
る゛につれ不安定となシ、温度の微かな上昇で分解され
易い。あるいけ、上述した色素群の中でも所望とする7
!θ〜tりOnmの領域に吸収特性を有する色素は非常
に少ない等の問題がある。
従って、「書込み後直接読取り」能力(DRAW(di
r6cl  r6ad  and writ6))f保
有する記録媒体に要求される。使用レーザー光に対して
吸収効率が大きいこと、記録読み取りの際焦点制御が充
分にできる反射率があること、あるいは、記録像の安定
性等の各種の特性を満足しなければならず、必ずしも実
用性の点から充分に満足できる有機薄膜を含有する記録
媒体が開発されていない。
「発明の目的」 従って本発明の目的は、無色透明で遠赤〜近赤外に吸収
を有し、且つ光導電性物質に対し高い増感能を与える新
規な色素を増感剤として含有する光導電性物質から成る
光感応性組成物を提供することである。他の本発明の目
的は、レーザーを光源とした電子写真方式プリンターの
光導電性組成物として用いる光感応性組成物を提供する
ことである。
本発明の他の目的は、新規で且つ長波長側特に7す□n
m以上に吸収帯t−有する有機薄膜を含有する光学情報
記録媒体として用いる光感応性組成物を提供することで
ある。又、他の目的は、保存性が高い記録媒体として用
いる光感応性組成物を提供することである。又他の目的
は、750nm以上の波長域で高感度であり、且つ充分
なS/N比を有する光学情報記録媒体として用いる光感
応性組成物を提供することである。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、下記一般式(I)あるいは一般式(II)で
表わされる化合物を少なくとも1種を含有することを特
徴とする光学情報記録媒体によって達成される。
一般式(I) 一般式(II) 一般式(I)中、zlは、酸素原子、イオウ原子、セレ
ン原子又はテルル原子を表わす。Qlは、置換されても
よいビラン、ベンゾビラン、ナフトピラン、チオビラン
、ベンゾチオビラン、ナフトチオビラン、セレナビラン
、ベンゾセレナビラン、ナフトセレナビラン、テルナピ
ラン、ペンゾテルナピラン又はナフトセレナビランを形
成するのに必要な原子群を表わす。
置換基としては、ハロゲン原子(例えば塩累原子、臭素
原子等)、炭素数1−22の置換されてもよいアルキル
基(fllえはメチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、クロロメ
チル基、シアンメチル基、ヒドロキシエチル基等)、炭
素数/A−20のアルコキク基(例えばメトキシ基、エ
トキシ基、プロピオキシ基、フチルオキシ基、ヘキシル
オキシ基、デシルオキシ基等)、炭素数7〜22の置換
されてもよいアラルキル基(例えばベイジル基、フェネ
チル基等)、炭素数t−22の置換されてもよいアリー
ル基(例えばフェニル基、トリル基、ナフチル基、クロ
ロフェニル基、ジクロロフェニル基、ブチルフェニル基
、メトキシフェニル基、エトキシフェニル基、ヒドロキ
シフェニルM、N。
N−ジメチルアミノフェニル基、メトキシカルボニルフ
ェニル基、エトキシカルボニルフェニル基、′シアノフ
ェニル基、メタンスルホニルフェニル基等)、ヒドロキ
シル基、シアノ基、炭素数l−2λのアルキルオキシカ
ルボニル基(fll、tハメトキシカルボニル基、エタ
ンスルホニル基、プロポキシカルボニル基、ブトキシカ
ルボニル基等)、炭素数6〜22のアリールオキシカル
ボニル基(例エバフェニルオキ7カルボニル基、クロロ
フェニルオキシカルボニル基、トリルオキシカルボニル
基、ブチルフェニルオキシカルボニル基、メトキシフェ
ニルオキシカルボニル基等)、炭素数/N22のアルカ
ンスルホニル基(例えばメタンスルホニル基、エタンス
ルホニル基、フロ/eンスルホニル基、メタンスルホニ
ル基、ヘキシルスルホニル基等)、炭素数6〜−2.2
のアリールスルホニル基(例えばベンゼンスルホニル基
等)、炭素数/−21の置換されてもよいアミン基(例
えばアミノ基、N−メチルアミノ基、NlN−ジメチル
アミノ基、N−エチルアミノ基、N、N−ジエチルアミ
ノ基、N、N−プロピルアミノ基、N。
N−ジブチルアミノ基、N−メチル−N−フェニルアミ
ノ基、N−フェニルアミノ基、N−ベンジルアミノ基等
)等ヲ挙げることができる。
Q2は窒素原子を含有し、置換されてもよい複素環を形
成するのに必要な原子群を表わす。形成される複素環と
しては、例えば、チアゾール環、べ/ジチアノール環、
ナフトチアゾール環(例えば、ナ7)1j、/−d)チ
アゾール環、ナフト(/、、2−d〕チアゾール環等)
、チオナフテン[7,4−d]環、チアゾール環、オキ
サゾール環、べ/ジオキサゾール環、ナフトオキサゾー
ル環(例えば、ナフト〔コ、 i−d )オキサゾール
環等)、セレナノール環、ベンゾセレナソール環、ナフ
トセレナゾール環(例えば、ナンド〔λ、1−d)セレ
ナゾール環、ナンド(/、J−d)セレナゾール環、寺
)、オキサゾリン環、セレナゾリン環、チアゾリン環、
ピリジン環、キノリン環(例えば2−キノリン環、≠−
キノリン環等)、イソキノリン環(例えば/−イソキノ
リ/LJ−インキノリン環)、アクリジン環、3,3−
ジアルキルインドレニン環、ペンツイミダゾール環、等
が挙げられる。
置換基としては、例えばハロゲン原子(例えば、塩素原
子、臭素原子等)、炭素数l−λλの置換されてもよい
アルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基
、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、デ
シル基、クロロメチル基、トリフロロメチル基、シアン
メチル基、ヒドロキシエチル基等)、炭素数7〜2λの
置換されてもよいアラルキル基(例えば、ベンジル基、
フェネチル基、γ−フェニルプロピル基等)、炭素数6
〜2.2の置換されてもよいアリール基(例えハ、フェ
ニル基、ナフチル基、クロロフェニル基、ジクロロフェ
ニル基、メトキシフェニル基、エトキシフェニル基、ヒ
ドロキシフェニル基、メトキシカルボニル基等)、炭素
数≠以上の置換されてもよい複素環基(例えば、チェニ
ル基、ピリジル基、フリル基、等)、ヒドロキシ基、シ
アノ基、ニトロ基、カルボキシ基、炭素数1−22のア
ルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポ
キシ基、ブトキシ基、ベンジルオキシ基等)、炭素数6
〜ココのアリールオキシ基(例えば、フェノキ7基、ク
ロロフェノキシ基、メトキシフェノキシ基、ジクロロフ
ェノキシ基等)、カルボキシレート基(エステル残基と
しては、例えばメチル基、エチル基、ブチル基、ヘキシ
ル基、シクロヘキシル基、ベンジル基、フェニル基、フ
リル基等)、アミノ基、置換されたモノあるいはジ置換
アミノ基(置換基として例えばメチル基、エチル基、プ
ロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル
基、シクロヘキシル基、ベンジル基、フェネチル基、フ
ェニル基、クロロフェニル基、メチルフェニル基、メト
キシフェニル基、ブチルフェニル基等)、炭素数/、2
2の置換されてもよいアルキルスルホニル基(アルキル
基として例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブ
チル基、ヘキシル基、エトキシエチル基、等)、炭素数
6〜2コの置換されてもよいアリールスルホニル基(ア
リール基として例えば、フェニル基、クロロフェニル基
、メトキシフェニル基、ジクロロフェニル基、等)、炭
素数λ〜、22の置換されてもよいアシル基(例えば、
アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、バレリル基
、ビバリル基、ラウロイル基、ベンゾイル基、トルオイ
ル基、ナフトイル基、フロイル基、テノイル基等)、脂
肪族カルボン酸あるいは芳香族カルボン酸から誘導され
る炭素数l−λλの置換されてもよいカルボアミド基(
例えば、アセトアミド基、クロロアセトアミド基、プロ
ピオアミド基、ベンズアミド基等)、又は脂肪族スルホ
ン酸あるいは芳香族スルホン酸から誘導される炭素数/
〜22の置換されてもよいスルホンアミド基(例えば、
メタンスルホンアミド基、トリフロロメタンスルホンア
ミド基、ヘンゼンスルホンアミド基、トルエンスルホン
アミド基等)等が挙げられる。
Plは夕員環又Fi≦員環を形成するのに必壺な原子群
を表わし、これら夕員環又は6員環はベンゼン環、ナフ
タレン環等と縮合されていてもよい。
形成された環状残基としては、例えは、シクロベンゾニ
ル環、シクロヘキセニル環、弘、≠−ジメチルシクロヘ
キセニル環、インデニル環等が挙ケられる。
R1は炭素数1−22の置換されてもよいアルキル基(
例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、
ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、3−
カルボキシプロピル基、3−スルホプロビル基、コーエ
トキシカルボニルエチル基等)、炭素数λ〜22の置換
されてもよいアルケニル基(例えば、アリル基、プロペ
ニル基等)、又は炭素数7〜=2の置換されてもよいア
ラルキル基(例えば、ベンジル基、フェネチル基等)等
が挙けられる。
Xlは、水素原子、ハロゲン原子(例えば、塩累原子、
臭素原子等)、又は、炭素数/−/2の置換されてもよ
いアルキル基(ψ11工ばメチル基、エチル基、プロピ
ル基、ブチル基、ヘキシル基等)等が挙げられる。
Yl及びY2は、各々同じでも異なってもよく、各々水
素原子、置換されてもよい炭素数1−22のアルキル基
(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基
、はメチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ド
テシル基、テトロデシル基等)、置換されてもよい炭素
数j〜λλのシクロアルキル基[1えはシクロアルキル
基、シクロヘキシル基等)、置換されてもよい炭素数7
〜2−2のアラルキル基(例えば、ベンジル基、フェネ
チル基等)、置換されてもよい炭素数j、、2Jのアリ
ール基(例えば、フェニル基、トリル基、ブチルフェニ
ル基、クロロフェニル基、ジクロロフェニル基、メトキ
シフェニル基、ナフチル基、ブロモフェニル基、シアノ
フェニル基、メタンスルホニルフェニル基、N、N−ジ
メチルアミノフェニル基、N、N−ジブチルアミノフェ
ニル基、メトキシカルボニルフェニル基、エトキシカル
ボニルフェニル基等)等を表わす。
Aleは、陰イオンを表わし例えば、・・ロゲンイオン
(fllえはクロライド、ブロマイド、アイオダイド等
)、バークロレート、ノミ−アイオダイド、テトラフロ
ロボレート、サルフェート、p−トルエンスルフォネー
ト、アルキルスルフォネ−)(例えば、メタンスルフォ
ネート、エタンスルフォネート等)等を表わす。
n及びmはQ又はlを表わす。
一般式(n)中、z2は、酸素原子、イオウ原子、セレ
ン原子、又はテルル原子を表わす。Q3は、置換されて
もよいビリリウム、ベンゾビリリウム、ナフトビリリウ
ム、チオピリリウム、ベンゾチオピリリウム、ナフトチ
オピリリウム、セレナピリリウム、ベンゾセレナピリリ
ウム、ナフトセレナピリリウム、デルナピリリウム、ペ
ンゾテルナピリリウム、又はナフトセレナピリリウムを
形成すQ4は、置換されてもよい窒素原子を含有する複
素環を形成するのに必要な原子群を宍わす。形成される
複素環及び置換基の例としては、一般式(I)で表わさ
れる具体例と同様のものヲ表わす。
P2、R2及びX2は、各々式(I)中のP□、R1及
びXlと同一の記−号を表わす。
Y3及びY4は、各々同じでも異なってもよく、式(I
)中のYl及びY2と、同一の記号を表わす。A2 は
陰イオンを表わす。p及びqは、各々O又はlを表わす
一般式(I)あるいは一般式(If)で表わされるビリ
リウム染料の具体し1」全以下に列挙する。しかし、本
発明で用いられる化合物が、これらに限定されるもので
はない。
本発明のビリリウム系色素は、従来公知の方法を用いて
製造することができる声ち、置換されたピリリウム塩類
は、例えばJ、Kuthan、Advnc6sin H
6t6rocyclic  Chemistry  第
34A巻、第1参を頁(lりt3年)、米国特許第≠λ
137タ号あるいは、B、J、Murr’1.J、Or
g。
Ch6m、447 、夕、2J!(/りff、2)等に
記載の合成法に従って製造することができる。
又、窒素原子を含有した複素環の四級塩類は、例えばG
、p、1)uffin Advanc6s  1nHe
terocyclic Ch6mistry  第3巻
、第1頁(/9Aヶ年)等に記載の合成法に従って製造
することができる。
色素の合成は、例えば、米国特許第コア34cり00号
あるいは米国特許第27タ6コ27号等に記載の方法に
従って製造することができる。
不発明のビリリウム系色素は種々の光導電性物質の光導
電性、および感囲特性を改良するための、無機および有
機の光導電性物質の増感剤として用いられる。無機の光
導電性物質としては酸化亜鉛などがあるが、特に有効な
光導電性物質は有機の光導電性物質である。有機光導電
性物質には例えば高分子のものでは、 +1)  %公a83弘−10り46号公報記載のピリ
ビニルカルバノールおよびその誘導体、 (2)%公昭≠j−/1j74’号公報、特公昭t3−
7り192号公報記載のポリビニルピレン、ポリビニル
アントラセ/、ポリ−2−ビニル−≠−(≠!−ジメチ
ルアミノフェニル)−ターフェニル−オキサゾール、ポ
リ−3−ビニル−N−エチルカルバゾールなどのビニル
重合体、(3)%公昭≠J−/り123号公報記載のポ
リアセナフチレン、ポリインデン、アセナフチレンとス
チレンの共重合体などのような重合体、(4)特公昭1
4−/Jり弘Q号公報などに記載のピレン−ホルムアル
デヒドw脂、−yロムピレン−ホルムアルデヒド樹脂、
エチルカルバゾール−ホルムアルデヒド樹脂などの縮合
佃脂、(5)特開昭りを一タor33号、同タロー/6
1り10号公報に記載された各種のトリフェニルメタン
ポリマー。
また低分子のものでは (6)米国特許第J//2/り7号明細書などに記載さ
れているトリア誘導体酵導体、 (7)米国特許第3/Iり≠亭7号明細書などに記載さ
れているオキサジアゾール誘導体、(8)特公昭37−
/40りを号公報などに記載されているイミダゾール誘
導体、 (9)東国特許第36/タ4LO2号、同第3tコOり
lり号、同J j#214!44号、特公昭≠タータタ
タ号、特公昭夕/−10り+3号、特開昭タl−タ32
2弘号、Ij/#開昭タター/710り号、特開昭タロ
ー弘1ti−を号、特開昭タターlOざ667号、特開
昭タターlり6ワタ3号、特開昭タフ−JGAタロ号明
細書、公報などに記載のボリアリールアルカン誘導体、 (II  米国特許第3/107λり号、同第≠271
7≠6号、特開昭タターriot弘号、特開昭タターt
rotり号、特開昭≠2−10タタ37号、特開昭タタ
ータ1ott号、特開昭タロー100り1号、特開昭t
+−trtai号、特開昭タフ−≠タタ≠り号、特開昭
タ≠−iiコロ37号、特開昭タター74!タ≠6号明
細書、公報などに記載されているピラゾリ/誘導体およ
びピラゾロン誘導体。
ao  米国%許第36itpo≠号明細書、特公昭り
/−1010夕号、特開昭タダーf3≠3j号、特開昭
夕≠−7iot3を号、特開昭夕≠−)I992夕号、
特公昭≠j−37/2号、特公昭≠7−λ1334号明
細書、公報などに記載されているフェニレンジアミン四
灘体、aり 米国特許3タロ7≠り0号、特公昭≠9−
35702号、西独国臀許(DAS)//10tiir
号、米国特許第3/10703号、米国特許第32参〇
り27号、米国特許第31tlり20号、米国特許第≠
23λ103号、米国特許第≠17タタti号、米国特
許第poiコ376号、特開1@jター/ 1I4A2
夕0号、特開昭3#−//り13.2号、特公昭3タ一
コ7タ77号、特開昭タロー22≠37明細書、公報な
どに記載されているアリールアミン誘導体、α国 米国
特許第3夕24101号明細書記載のアミン置換カルコ
ン誘導体、 a4  米国特許第3タ弘25≠6号明細書などに記[
のN、N−ビカルバジル誘導体、 a鴎  米国特許第32 t7203号明細書などに記
載のオキサゾール酵導体、 αQ 特開118タロ一≠623参号公報などに記載の
スチリルアントラセン誘導体、 07)特開昭タグ−/ / 01r37号公報などに記
載されているフルオレノン訪導体、 α棒 米国特許第3777グt2号、特開昭タダータタ
l≠3号(米国特許第≠/りOりを号に対応)、特開昭
タタータ2063号、特開昭タタータコ06≠号、特開
昭タター≠6760.%開昭タターtり≠タタ号公報、
特開昭タフ−71310号、%開昭タフー/≠ざ74’
り芳容明細昼、公報などに開示されているヒドラソン誘
導体などがある。これらの光導電性物/J、は、場合に
よシ2種類以上併用することもできる。
これらの光導電性物質の中では、ポリ−N−ビニルカル
バゾール;トリーp−トリルアミンおよびトリフェニル
アミンなどのトリアリールアミン;≠、4″−ビス(ジ
エチルアミン)−2,λ′−ジメチルトリフェニルメタ
ンなどのボリアリールメタン;および3−(≠−ジメチ
ルアミノフェニル)−1、タージフェニル−λ−ピラゾ
リンなどのピラゾリン誘導体で代表される不飽和の複素
環含有化合物などが好ましく用いられる。
本発明のビリリウム系色素を増感剤として含有する本発
明の光導電性組成物はこれらのビリリウム系色素と光導
電性物質とを有機溶剤に溶解させることによって得られ
、これを導電性支持体上に回転塗布、ブレード塗布、ナ
イフ塗布、リバースロール塗布、ディップ塗布、ロッド
バー塗布またはスプレー塗布のような通常用いられる方
法で塗布乾燥して感光体として使用するか、または、上
記有機溶剤溶液からミニスプレー装置などを用いて粒子
を製造し、この粒子を絶縁性液体に分散させた分散液と
して光電気泳動法に使用する。
導電性支持体としては、紙;アルミニウムー紙ラミネー
ト;アルミニウム箔、亜鉛箔などの金属箔;アルミニウ
ム、銅、亜鉛、真ちゅうおよび亜鉛メッキ板などの金属
板;紙またはセルロースアセテート、ポリスチレン等の
通常の写真フィルムベース上ニクロム、銀、ニッケル、
アルミニウムのような金属を蒸着させたものなどがある
。好まシくハ紙、セルロースアセテート、ポリエチレン
テレフタレートなどの上にクロム、銀、ニッケル、アル
ミニウム、酸化インジウムのような金属を蒸着させたも
のが使用される。
有機溶剤としては沸点が2000(:::以下の揮発性
炭化水素溶剤が使用され、とくにジクロロメタン、クロ
ロホルム、1j2−ジクロロエタン、テトラクロロエタ
ン、ジクロロブロノξンまたはトリクロロエタンなどの
、炭素数7〜3の)・ロゲン化炭化水素が好ましい。そ
の他クロロベンゼン、トルエン、キシレンまたはベンゼ
ンなどの芳香族炭化水素、アセトンまたはλ−ブタノン
等のケトン類、テトラヒドロフランなどのエーテルおよ
びメチレンクロリドなど、塗布用組成物に用いられる各
種の溶剤および上記溶剤の混合物も使用可能である。溶
剤は染料、光導電性物質およびその他の添加剤の全量l
グに対して/〜1ooy、好ましくは夕〜20f加えら
れる。
本発明の増感剤の使用量は光導電性物質io。
重量部に対して、o、oooi〜30重量部が使用され
、好ましくは0.00/−10重量部が使用される。
特に、本発明の組成物の使用態様として、増感剤を光電
気泳動法に使用する粒子中に含有させて、光電気泳動法
による画像を得ることもできる。光電気泳動法に使用す
る粒子は、先に述べにポリ−N−ビニルカルバゾールな
どの光導電性物質と本発明の増感剤等からなる溶液から
、ミニスプレー装置を用いて製造される。これらの粒子
はさらにデカン、ドデカン、オクタン、ノミラフイン、
イソオクタンなどの飽和炭化水素を含む絶縁性液体、好
ましくはアイソバーE1アイソパーH1アイソパーG(
エッソ化学株式会社製造、商品名)等の長鎖アルキル炭
化水素中に分散させて、分散液とし、これを光電気泳動
法に使用する。アイソバーE1アイソパーHおよびアイ
ソパーGは飽和炭化水素をそれぞれタタ、り、タタ、3
およびタタ、lr重量%、芳香族炭化水素をそれぞれ0
.01、O−2、およびO−2重量%含む。但しアイン
ノξ−Hは0.1重量%以下のオレフィンを含有してい
る。それぞれの沸点は//夕0C〜/4A2°C117
1I0C〜/gり0Cおよび/18”C−/77°Cで
ある。分散液頓粒子の量は分散液に対してO0夕〜io
重量%、好ましくは1〜3重量%である。光電気泳動法
およびその装置については特公昭≠ターコot参O号に
記載されている。
上記光導電層および粒子中には、光導電層および粒子の
性質を改良するため適宜、必要な添加剤を加えることが
できる。
たとえば、本発明の光導電性組成物には、電気的に絶縁
性のバインダー成分も存在させることができる。本発明
の光導電性組成物をつくるのに用いられる好ましいバイ
ンダーは、絶縁強度が相当に基く、電気的絶縁性のよい
フィルム形成性、疎水性重合体バインダーである。この
ような物質を代表する一例を示すと、次の通りである;
ビニル樹脂、ゼラチン、セルロースエステル訪導体、硝
酸セルロース等の天然樹脂;ポリエステルおよびポリカ
ーボネートを含むポリ縮合物;シリコン樹脂;スチレン
−アルキド樹脂等を包含、するアルキド樹脂;パラフィ
ン;お工び各種のミネラルワックス;等。バインダーと
して有用な特定の重合体物質の例については、リサーチ
・ジスクロージヤー(R6s6arch  ])isc
losur6)、  10り巻、6/−A7頁の「電子
写真要素、材料および方法」という題名の下に記載され
ている。
一般に、本発明の光導電性組成物に存在させるバインダ
ーの量は、変更可能である。代表的には、バインダーの
有用な量は、光導電性材料とバインダーの混合物の全量
に対して、約IOないし約りO重量チの範囲内である。
光導電性粒子を製造する際には、荷電調節剤、分散安定
剤も添加され得る。とくに荷電調節と分散安定の両方の
機能を有するラウリルメタアクリレートとスチレンの共
重合体(共重合比l−2二/)またはλ−エチルへキシ
ルメタアクリレートとスチレンとの共重合体(共重合比
弘:2〜l)などが有利に使用される。
また、柔軟性および強度などを向上させるため、たとえ
ば塩素化ジフェニル、ジメチルフタレートおよびエポキ
シ樹脂(商品名エピコート)などの可塑剤を、光導電性
物質ioo重量部に対して、60重社部まで、好ましく
は10,110重量部加えることもできる。
また、感度を向上させるため、特開昭夕ざ−6タダ31
号、特開昭りr−6夕4132号、特開昭りf−102
23り号、特開昭タff−1022≠θ号、特開昭タf
f−107タ≠グ号、特開昭りg−/2り≠3弘号公報
にそれぞれ記載されている、尿素化合物、チオ尿素化合
物、カルホ゛ニルアミン化合物、チオカルボニルアミン
化合物、スルホニルアミン化合物、ジカルボ゛ニルアミ
ン化合物などの化学増感剤を、光導電性物質ioo重量
部に対して、l〜1ooz量部、好ましくFj3〜り0
重量部加えることもできる。
適当な支持体上の本発明の光導電性組成物の塗布厚は、
広く変えることができる。普通は、約10ミクロンから
f11300ミクロン(但し、乾燥前)の範囲内で塗布
することができ、可視光に対する光学濃度は約0.03
以下であって、実質的に無色透明な光導電性組成物層を
形成することができる。睦燥前の塗布厚の好ましい範囲
は、約り0ミクロンないし約lり0ミクロンの範囲内で
あることがわかった。しかし、この範囲ケはずれても有
益な結果を得ることができる。この塗布物を乾燥させた
場合の厚さは、約7ミクロンから約り0ミクロンの範囲
内であれはよい。しかし、乾燥させた塗布物の厚さが、
約0.夕ないし約200ミクロンの間でも可視光に対し
て無色透明であり、  。
しかも遠赤〜近赤外領域にのみ感光する光導電性組成物
層を得ることができる。
一方、本発明の光感応性組成物は、光学情報記録媒体と
して用いることができる。
即ち、本発明の光学情報記録媒体は、支持体上に少なく
とも本発明のビリリウム色素を含有する有機薄膜を形成
することで構成されるが、該有機薄膜は、前述の化合物
を真空蒸着塗布等の種々の方法を用いて形成することが
できる。
塗布法を用いる場合には、その有機溶媒としては、アル
コールulllえばメタノール、エタノール、インプロ
パツール等)、ケトン類(例えばア七トン、メチルエチ
ルケトン、゛メチルイソブチルケトン、7クロヘキサノ
ン等)アミド類(例えば、N、N−ジメチルホルムアミ
ド、N、N−ジメチルアセトアミド等)、エステル類(
例えば、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等)、エ
ーテル類(例えば、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
モノグライム、ジグライム等)、ハロゲン化炭化水累類
(例えば、塩化メチレン、クロロホルム、メチルクロロ
ホルム、四塩化炭素、モノクロロベンゼン、ジクロロベ
ンゼン等)等ヲ牟独あるいは混合して用いることができ
る。該色素のバインダーとしては、公知の天然あるいは
合成樹脂の中から選択することができ、具体的には、で
ルローズ樹脂(fil、tri、ニトロセルローズ、リ
ン酸セルローズ、酢酸セルローズ、酪酸セルローズ、メ
チルセルローズ、エチルセルローズ、ブチルセルロース
等)、アクリル樹脂(例えば、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリブチルメタクリレート、ポリブチルアクリレー
ト、ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリメタ
クリルアミド、ポリアクリロニトリル等)、ビニル樹脂
(例えば、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビ
ニル、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド7等
)、ポリカーボネート類、ポリエステル類、ポリアミド
樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ボリオレフイ/
Il脂(fllえば、ポリエチレン、ポリプロピレン等
)あるいは合成共重合体樹脂等を用いることができる。
塗布は、スプレー、ローラーコーティング、スピンナー
コーティング、フレードコーティング等の汎用のコーテ
ィング法を用いて行なうことができる。
樹脂とともに有機薄膜を形相する場合、ピリリウム色票
の含有量は、薄膜中において夕〜20重量%で好ましく
は/l、10重量%であシ、残りはバインダーである。
又有機薄膜の蒸着膜厚又は乾勇膜淳は10μm以下で好
ましくは2μm以下である。
更に有機薄膜中に必要に応じて退色防止剤、着色剤を含
有させることができる。
本発明において使用される支持体の材料は、当該業者に
は公知のものであシ、使用レーザー光に対して透明又は
不透明のいずれでも良い。具体的には、ガラス、石英、
セラミックス、紙、金属類、プラスチック類(例えば、
アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポ
リオレフィン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアミド樹脂
、ポリカー6ネート樹脂等)等を挙げることができる。
支持体側からレーザー光の照射で誉込み記録する場合は
、そのレーザー光に対して透明でなければならず、これ
に対して支持体と反対側即ち、記録層の表面から書込み
記録をする場合には、レーザー光に対して透明である必
要はない。しかし読出し再生を透過光で行なう場合は、
読出しレーザー光に対して透明でなければならない。一
方読出し再生を反射光で行なう場合は、読出しレーザー
光に対して透明又は不透明のいずれでも良い。又、支持
体には必要に応じて凹凸で形成される案内溝を設けても
良いし、又、例えば紫外線硬化樹脂等から成る下引き層
を設けても良い。
本発明の光学情報記録終体は、基本的には、上述した支
持体上に、有機薄膜を設けたものであるが、必要に応じ
て、支持体と有機薄膜の間に、アルミニウム、銀、クロ
ム、スズ等の反射性金鼾の蒸着層又はラミネート層等の
反射層を設けることができる。
情報の記録は、有機薄膜上に集束されたレーザー光線の
照射によって熱作用による有機薄膜へのビット形成によ
って行なわれる。ビットの深さを有機薄膜の膜厚と同一
にすると、ピット領域における反射率を増加させること
ができる。情報の再生は、書込みに用いたレーザー光線
と同一の波長を有するが、強度の小さいレーザー光線を
用いれば読出し光がピット領域で大きく反射されるが、
非ピット領域においては吸収されることとなり、このビ
ット形成部と非ピット形成部からの反射光の差を検出す
ることによって行なわ牡る。又、他の方法は、有機薄膜
が吸収する第1の波長のレーザー光線で実時間記録を行
ない、再生に有機薄膜を実質的に透過する第2の波長の
レーザー光線を用いることもできる。再生用レーサー光
線が、ビット形成部と非ピット形成部における異なる膜
厚によって生じる反射相の変化に応答することによって
行なわれる。
又、上述した様な同一構成の2枚の記録媒体を有機薄膜
同士が対向する様に配置した構成の記録媒体とすること
もできる。
これの場合には、有機薄膜が外気と遮断されるため、ゴ
ミの付着、キズの発生、有害ガスとの接触から保護でき
ることがら記碌層の保存は著しく向上される。
本発明の光学情報記録媒体に適用さnるレーザー光は、
Arレーザー、He −N eレーザー、He −Cd
レーザー等のガスレーザーも可能であるが、好ましくは
、7タOnm以上の波長を有する半導体レーザーが好ま
しい。
本発明の光感応性組成物は、光導電性組成物や元情報記
録媒体として用いる他に、赤外線カットフィルター、太
陽電池、光センサー多るいはレーザー光感応を利用した
他の記録材料等にも用いることができる。
本発明の光感応性組成物である光導電性組成物は充分な
増感効果を示す高感度な感光体である。
又、従来のレーザー用電子写真感光体と比較して、7t
(>nm以上の長波長域で著しく高感度とすることがで
き且つ安定性も向上できた。
又、本発明の新規な光感応性組成物を含有する記録媒体
は、7タOnm以上の長波長側に吸収を有するレーザー
に対して、高感度で且つ十分に改善されたS/N比を与
えることができる。
更に本発明で用いるヘプタメチン鎖のポリメチン色素は
、7タOnm以上に吸収ピークを有しているにもかかわ
ら′ず、従来公知の例えば、特開昭タ♂−lλfJ44
4号、特開昭タターIり7り1芳容公報等に記載のへブ
タメチン色素に比らべ熱及び光に対する安定性が向上し
た材料である。従って本発明の記録媒体の安定性が向上
される。
以下に本発明の具体flj’を挙けて説明するが、これ
らに本発明の内容が限定されるものではない。
実施例1〜7 ポリ−N−ビニルカルバゾール(商品名ルビカンlyo
、BASF社製、極限粘度〔η)=/・/ f、 、2
 t ’C,THF中)りt、第1表に示す化合物具体
例の色素3夕η、3,3I−ジニトロベンズアニリドJ
Ow9とをメチレンクロライトコt4とエチレンクロラ
イド/2tdに溶解し、感光液とした。
この感光液を、ワイヤーラウンドロンドを用いて導電性
透明支持体(iooμのポリエチレンテレフタレート支
持体上に、酸化インジウムの蒸着膜を有する表面抵抗i
o  Ω)上に塗布して約fμの感光層を有する有機薄
膜を得た。
この有機薄膜を、十りkvのコロナ放電によりaoo■
に帯電させて、その電位が//2に減衰するのに必要な
露光量、即ち、半減露光量EV2(erg/cW12)
?測定シタ。
光源としては、ガリリウーアルミニウムーヒ素半導体レ
ーザー(発振波長 fJOnm)を用いた。
結果を第1表に示す。
実施fl18 有機光導電性物質として、μ、4!′−ビス(ジエチル
アミノ)−S、、2Z−ジメチルトリフェニルメタンタ
tと、ビスフェノールAのポリヵーボネ−)(GE社製
、部品名 レキサン/2/)りt、化合物具体例(I)
の色素aO■、化学増感剤として、下記構造式のアニリ
ド化合物0.22とをメチレンクロライド30m1とエ
チレンクロライド3θdとに溶解し、感光液とした。実
施fl15と同様にして有機薄膜を作製し、Ev2を測
定した所、EV2はりII 、 I (erg/crn
”)であった。
(アニリド化合物) 実施例9〜13 実施例8において化合物具体例(I)の色素の代ゎシに
、それぞれ化合物具体例(3)、(6)、(8)、α9
、α樽の色素を用いた他は、実施例8と同様にしてE 
V2を測定した。結果を第2表に示す。
実施fIj14 化合物具体例(2)の色素!00wrgを真空蒸着装置
の蒸着用MOボートに入れ、/x10”龍Hg以下に排
気した後、ノξイレツクス基板に蒸着する。
蒸着中の真空室内の圧力が10  ’tnxHg以上に
上昇しない様に制御した。この様にしてパイレックス基
板上に色素薄膜0.26μtnt−設けた光学情報記録
媒体を作製した。
上記光学記録媒体にスポットサイズo、rμmに集束し
fcりmW及びI M Hzのガリウムーアルミニウム
ーヒ素半導体レーザー光線(発振波長7♂On m )
 f記録層面に7秒照射した。この記録された媒体の表
面を走査型電子顕微鏡で観察した所、鮮明なピットが認
められた。又この媒体に低出力の前述のレーザー光を入
射し、反射光の検知を行なった所十分なS/N比を有す
る波形が得られた。
実施例15 ニトロセルロース溶液(ダイ毛ル化学工業製、メチルエ
テルケトン2twi%溶液)ioy、色禦化合物例(2
)の色素3.02及びテトラヒドロンラン100ff混
合・溶解した。この溶液をアクリル基板にスピンナーコ
ーティング法(I000rpm)で塗布した後、流度t
θ0Cで2時間乾燥した(膜厚(7,Jμm)。この様
にして作製した記録媒体をターンテーブル上に取り付け
、ターンテーブルをモーターでlIoOrpmに回転し
ながら、スポットサイド7.0μmに集束したjmW及
び°I M Hzのガリウムーアルミニウムヒ素半導体
し−ザー光(発振波長7ざOn m ) %−記録層面
にトラック状で照射して記録を行なった。この記録され
た記録層の表面を走査型電子顕微鏡で観察した所、鮮明
なビットが認められた。
更に、この記録媒体に低出力にした上記レーザー光管入
射し、反射光の検知を行なった所、充分なS/N比を有
する波形が得られた。
実施例16 実施例15で用いた色素に代えて、化合物具体例(5)
の色素を用いた他は、実施例15と同様の方法で光学記
録媒体を作製してから、同様の操作でレーザー光の照射
全行ない記録・再生した所、充分なS/N比が得られた
実施fiv17 実施例15で用いた色素に代えて、化合物具体例αυの
色素を柑いた他は、実施例15と同様な方法で、光学記
録媒体を作製してから、同様の操作でレーザー光の照射
を行ない記録・再生した所、充分なS/N比が得られた
特許出願人 富士写真フィルム株式会社手続補正書 昭和jり年り月ダ日 1、事件の表示    昭和jり年 特願第14Lr<
to号2、発明の名称   光感応性組成物 3、補正をする者 事件との関係       特許出願人柱 所  神奈
川県南足柄市中沼210番地連絡先 〒106東京都港
区西麻布2丁目26番30号4、補正の対象  明細書
の「発明の詳細な説明」の欄 5、補正の内容 明細書の「発明の詳細な説明」の項の記載葡下記の通シ
補正する。
l)第10頁lり行目の 「される。」鴛 「される、」 と補正する。
2)第1A頁20行目の 「ジカルボニル基」葡 「ジカルボニルフェニル基」 と補正する。
3)第22頁り行目の 「表わす。」孕 「表わし、具体的にはA1と同様のもの紮表わす。」 と補正する。
仏)第23頁2行目の と補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  下記一般式( I )あるいは一般式(II)で表わされ
    る化合物の少なくとも1種を含有することを特徴とする
    光感応性組成物。 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式( I )中、Z_1は、酸素原子、イオウ原子、
    セレン原子又はテルル原子を表わす。Q_1は、置換さ
    れてもよいピラン、ベンゾピラン、ナフトピラン、チオ
    ピラン、ベンゾチオピラン、ナフトチオピラン、セレナ
    ピラン、ベンゾセレナピラン、ナフトセレナピラン、テ
    ルナピラン、ベンゾテルナピラン又はナフトテルナピラ
    ンを形成するのに必要な原子群を表わす。 Q_2は、窒素原子を含有し、置換されてもよい複素環
    を形成するのに必要な原子群を表わす。P_1は、5員
    環、又は6員環を形成するに必要な原子群を表わす。R
    _1は、脂肪族炭化水素基を表わす。 X_1は水素原子、ハロゲン原子又は脂肪族基を表わす
    。Y_1及びY_2は、各々同じでも異なつてもよく、
    水素原子、脂肪族基又は芳香族基を表わす。 A_1^■は陰イオンを表わす。又n及びmは、各々0
    又は1を表わす。 一般式(II)中、Z_2は、酸素原子、イオウ原子、セ
    レナ原子又はテルル原子を表わす。Q_3は、置換され
    てもよいピリリウム、ベンゾピリリウム、ナフトピリリ
    ウム、チオピリリウム、ベンゾチオピリリウム、ナフト
    チオピリリウム、セレナピリリウム、ベンゾセレナピリ
    リウム、ナフトセレナピリリウム、テルナピリリウム、
    ベンゾテルナピリリウム又はナフトテルナピリリウムを
    形成するのに必要な原子群を表わす。 Q_4は、置換されてもよい窒素原子を含有する複素環
    を形成するのに必要な原子群を表わす。 P_2、R_2及びX_2は、各々式( I )中のP_
    1、R_1及びX_1と同一の記号を表わす。 Y_3及びY_4は、各々同じでも異なつてもよく、式
    ( I )中のY_1及びY_2と同一記号を表わす。 A_2^■は陰イオンを表わす。p及びqは、各々0又
    は1を表わす。
JP59148460A 1984-07-17 1984-07-17 光感応性組成物 Pending JPS6127551A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992020015A1 (en) 1991-05-02 1992-11-12 Fuji Photo Film Co., Ltd. Electrophotographic photoreceptor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1992020015A1 (en) 1991-05-02 1992-11-12 Fuji Photo Film Co., Ltd. Electrophotographic photoreceptor

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