JPS6127517Y2 - - Google Patents

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JPS6127517Y2
JPS6127517Y2 JP9837480U JP9837480U JPS6127517Y2 JP S6127517 Y2 JPS6127517 Y2 JP S6127517Y2 JP 9837480 U JP9837480 U JP 9837480U JP 9837480 U JP9837480 U JP 9837480U JP S6127517 Y2 JPS6127517 Y2 JP S6127517Y2
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JP
Japan
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mat
groove
synthetic resin
main body
drainage
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JP9837480U
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JPS5722390U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、浴室の洗い場に敷設して使用され
るところの熱可塑性発泡合成樹脂製のバスマツト
に関するものである。
従来、この種のバスマツトとして、床面との間
の排水性を良好なものとするために、平板状のマ
ツト本体の下面に帯状の発泡合成樹脂板を並列状
に間隔をあけて接着して、すのこ状に形成したも
のが多く用いられている。しかしかかるバスマツ
トは、製作に際し上記発泡合成樹脂板の接着作業
が面倒であるのみならず、その接着の不完全によ
り不良品の発生率が高く、更には使用上も下面の
帯状発泡合成樹脂板間の排水溝となる部分におい
て、マツト本体の耐荷重性が劣り、この部分が下
方に撓み易く使用感を劣化する欠点があつた。一
方、平板状のマツト本体の下面に切削により複数
条の排水溝を形成したものも知られているが、こ
れも製作上の面倒さに加えて、排水溝の存する部
分の強度が劣り、上記と略同様の欠点があつた。
この考案はこのような欠点を解決しようとする
ものである。
以下、この考案の構成を図示実施例について説
明する。
1は複数枚の相互に異色の発泡ポリエチレン等
の熱可塑性発泡合成樹脂シート1a,1b,1c
の積層物からなる方形のマツト本体、2はその下
面に形成された複数条の排水溝で、該排水溝は、
マツト本体1を熱圧成形することにより、それを
部分的に厚さ方向に圧縮せしめて塑性変形を生じ
させることにより形成されたものである。従つ
て、この排水溝2の存する部分において、マツト
本体1はその発泡率が実質上低減せしめられて高
密度の腰の強い硬質部分3を有するものとなされ
ている。4は排水溝2の存する部分のマツト本体
1の上面に形成された浅い上面凹溝であり、これ
も前記同縁に熱圧成形により形成されたものであ
る。この上面凹溝4はマツト上面の排水を速やか
に行わせるのに有効であるが、この考案において
必ずしも必要とするものではない。5は上面凹溝
4と下面の排水溝2とを連通して形成された複数
個の排水孔である。尚、マツト本体1の上下両面
は滑り止めのために凹凸状の粗面6,7に形成さ
れている。
上記のバスマツトは、発泡合成樹脂シートの積
層物ないしはその単層物からなる素材を熱圧成形
加工することにより一挙に型付け成形されるもの
である。即ち、例えば第3図に示すように、排水
溝2および上面凹溝4を形成すべき部分に凸部
8,9を有し、かつ該凸部相互間の部分に多数個
の真空吸引孔10を有する上下1対の金型11,
12を用い、前記素材を予め加熱して若干軟化せ
しめた状態にして上記金型11,12間で加圧成
型することにより、型付け成形されるものであ
る。この際、真空吸引孔10によつて溝2,4以
外の部分を金型11,12面に吸引することによ
り、溝2,4の正確な型付けを行いうるものであ
り、この吸引を行わないときは、マツト本体1の
下面が単に波状に付形されるにすぎず、良好な製
品を得ることができない。
この考案は上述のように、熱可塑性発泡合成樹
脂製のマツト本体の少なくとも下面に、熱圧成形
によりマツト本体を厚さ方向に圧縮せしめて形成
された複数条の排水溝が設けられてなる構成を有
するものであるから、触感、クツシヨン性、軽量
性、排水性等の諸点で在来の発泡合成樹脂製バス
マツトと同様の長所を有するのはもとより、排水
溝を熱圧成形によつて付型形成したものであるか
ら、前記の如く製作をきわめて容易になし得、下
面に帯状板を接着したり溝を切削する場合に較
べ、顕著に量産性を向上して安価な製品を提供し
うる。加えて、排水溝2の存する部分においてマ
ツト本体1に緻密な硬質部分3が形成されるか
ら、この部分が補強部となつてマツト全体の強
度、腰の強さを増大し、不本意に撓み変形するの
を防止しうると共に、上面に人が乗つた場合に排
水溝2の存する部分でマツト本体が過度に凹曲変
形するのが防止され、使用感の一段と優れたバス
マツトを提供しうる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は斜視図、第2図は第1図−線の拡大断面
図、第3図は製造状態を例示する断面図である。 1……マツト本体、2……排水溝、3……硬質
部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱可塑性発泡合成樹脂製のマツト本体の少なく
    とも下面に、熱圧成形によりマツト本体を厚さ方
    向に圧縮せしめて形成された複数条の排水溝が設
    けられてなることを特徴とするバスマツト。
JP9837480U 1980-07-11 1980-07-11 Expired JPS6127517Y2 (ja)

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JP9837480U JPS6127517Y2 (ja) 1980-07-11 1980-07-11

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JPS5722390U JPS5722390U (ja) 1982-02-05
JPS6127517Y2 true JPS6127517Y2 (ja) 1986-08-15

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JPS5722390U (ja) 1982-02-05

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