JPS61275085A - 船舶のアンカ−装置 - Google Patents
船舶のアンカ−装置Info
- Publication number
- JPS61275085A JPS61275085A JP60115232A JP11523285A JPS61275085A JP S61275085 A JPS61275085 A JP S61275085A JP 60115232 A JP60115232 A JP 60115232A JP 11523285 A JP11523285 A JP 11523285A JP S61275085 A JPS61275085 A JP S61275085A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anchor
- rope
- cable
- claw
- pulled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B21/00—Tying-up; Shifting, towing, or pushing equipment; Anchoring
- B63B21/22—Handling or lashing of anchors
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Flexible Shafts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、船舶の移動を防ぐためのアンカー装置に関す
るものである。
るものである。
(発明の背景)
船舶のアンカーでは、水底の泥や砂あるいは岩などに爪
を立てて大きな把駐力を得る。しかし岩に爪をケてて把
駐力を得るものでは、アンカーの引揚げ時に爪が岩から
外れにくくなることがある。また爪を泥や砂にケてて把
駐力を得るものでは、大きな把駐力を得るためには大量
の泥や砂をつかむ構造にする必要が生じるが、この場合
にはアンカーの引揚げ時の大きな力が必要になるという
問題が生じる。
を立てて大きな把駐力を得る。しかし岩に爪をケてて把
駐力を得るものでは、アンカーの引揚げ時に爪が岩から
外れにくくなることがある。また爪を泥や砂にケてて把
駐力を得るものでは、大きな把駐力を得るためには大量
の泥や砂をつかむ構造にする必要が生じるが、この場合
にはアンカーの引揚げ時の大きな力が必要になるという
問題が生じる。
(発明の目的)
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、ア
ンカーの爪が水底の岩に頑固に喰み込んでいる場合にも
その引揚げ時には爪が岩から外れ易くなり、また泥や砂
の水底において大きな把駐力を得るように大量の泥や砂
をつかむ構造のアンカーの場合にもアンカーの引き揚げ
を軽い力で行えるようにした船舶のアンカー装置を提供
することを目的とする。
ンカーの爪が水底の岩に頑固に喰み込んでいる場合にも
その引揚げ時には爪が岩から外れ易くなり、また泥や砂
の水底において大きな把駐力を得るように大量の泥や砂
をつかむ構造のアンカーの場合にもアンカーの引き揚げ
を軽い力で行えるようにした船舶のアンカー装置を提供
することを目的とする。
(発明の構成)
本発明によればこの目的は、ロープの途中に設けられロ
ーブ下端をループ状に折り返して掛設可能に掛止する掛
止装置と、この掛止装置とロープ下端との中間位置より
F方にあってその爪側先端が前記掛止装置側にまたその
反型側後端がロープ下端側に位置するように取付けられ
たアンカーとを備え、ローブ下端を前記掛止装置に掛止
してアンカーを沈めるー・方、船りより前記掛止装置か
らロープ下端を解放してアンカーを爪側先端から引揚げ
るようにしたことを特徴とする船舶のアンカー装置によ
り達成される。
ーブ下端をループ状に折り返して掛設可能に掛止する掛
止装置と、この掛止装置とロープ下端との中間位置より
F方にあってその爪側先端が前記掛止装置側にまたその
反型側後端がロープ下端側に位置するように取付けられ
たアンカーとを備え、ローブ下端を前記掛止装置に掛止
してアンカーを沈めるー・方、船りより前記掛止装置か
らロープ下端を解放してアンカーを爪側先端から引揚げ
るようにしたことを特徴とする船舶のアンカー装置によ
り達成される。
すなわち船の停泊時にはアンカーのシャンクの後端側か
らアンカーを引いて把駐力を得る一方、アンカーの引揚
げ時にはシャンクの爪側の先端からアンカーを引くよう
にしたものである。
らアンカーを引いて把駐力を得る一方、アンカーの引揚
げ時にはシャンクの爪側の先端からアンカーを引くよう
にしたものである。
(実施例)
第1図は本発明の原理説明図であり、まずこの図に基づ
いて原理を説明しておく、この図において符号lOは船
、12はロープである。ロープ12にはそのド端よりL
方(3m以Eが好ましい)に掛止装置14が設けられて
いる。ロープ12のr端には環状のアイ16が設けられ
ている。このためロープ12はループ状に折返して掛止
袋?L14に掛設可能に掛止される。この掛止袋′j!
Ll 4については後記する。
いて原理を説明しておく、この図において符号lOは船
、12はロープである。ロープ12にはそのド端よりL
方(3m以Eが好ましい)に掛止装置14が設けられて
いる。ロープ12のr端には環状のアイ16が設けられ
ている。このためロープ12はループ状に折返して掛止
袋?L14に掛設可能に掛止される。この掛止袋′j!
Ll 4については後記する。
ロープ12には、その下端と掛IF装置14との中間位
置より下方にアンカー18が逆向きに取付けられている
。すなわちアンカー18の爪側先端が掛止装置14側に
位置し、また反型側の後端がロープ12の下端側に位置
するように取付けられる。アンカー18は前記中間位置
よりF方でロープ12に対しスライド可能に取付けるの
が好ましいが、ここでは説明を簡単にするためロープ1
2に固定した場合につき説明する。
置より下方にアンカー18が逆向きに取付けられている
。すなわちアンカー18の爪側先端が掛止装置14側に
位置し、また反型側の後端がロープ12の下端側に位置
するように取付けられる。アンカー18は前記中間位置
よりF方でロープ12に対しスライド可能に取付けるの
が好ましいが、ここでは説明を簡単にするためロープ1
2に固定した場合につき説明する。
このように構成されたアンカー装置は、アイ16を掛止
装置14に掛止して水中へ沈められる(第1図(A)
) 、そしてそのままロープ12を繰り出せばアンカー
18は水底に達し、水底の岩や泥あるいは砂に喰い込み
把駐力が発生する(同図CB) ”) 、アンカー18
を引揚げる際には船上より掛止装置14からアイ16を
脱出させる0例えば船上よりロープ12に重り120を
係合させてロープ12に沿って落下させ、この屯り20
を掛止装置14に衝突させることによってアイ16を脱
出させる構造が考えられる(同図(G) )、そしてロ
ープ12を船トヘ巻きヒげれば、アンカー18はその爪
側からヒ方へ引揚げられることになる(同図(D) )
、このため岩に喰み込んだ爪は容易に岩から脱出し、
また大量の泥や砂をつかんだアンカー18は泥や砂を排
出しながら引揚げられることになる。
装置14に掛止して水中へ沈められる(第1図(A)
) 、そしてそのままロープ12を繰り出せばアンカー
18は水底に達し、水底の岩や泥あるいは砂に喰い込み
把駐力が発生する(同図CB) ”) 、アンカー18
を引揚げる際には船上より掛止装置14からアイ16を
脱出させる0例えば船上よりロープ12に重り120を
係合させてロープ12に沿って落下させ、この屯り20
を掛止装置14に衝突させることによってアイ16を脱
出させる構造が考えられる(同図(G) )、そしてロ
ープ12を船トヘ巻きヒげれば、アンカー18はその爪
側からヒ方へ引揚げられることになる(同図(D) )
、このため岩に喰み込んだ爪は容易に岩から脱出し、
また大量の泥や砂をつかんだアンカー18は泥や砂を排
出しながら引揚げられることになる。
次にアンカー18および掛止装置14の第1の実施例を
第2〜5図に基づいて説明する。こ実施例ではアンカー
18Aは公知のダンフォース型のもので、爪50に対し
シャンク52は所定範囲内で揺動自在となっている。掛
止装置14Aは第4.5図に示すようにロープ12のよ
り戻し機構53を形成する略逆り字状の本体54と、こ
の本体54の下部にピン56で回動自在に連結された略
J字状のフック部材58と、このフック部材58の上端
が係合するロックレバ−60とを有する。すなわち本体
54の上端にはフック部材58の回動端が係合しフック
部材58のビン56と並行な方向への揺動を規制する凹
部62が形成され、フック部材58をこの凹部62に係
入させた状態でロックレバ−60の・端の係合孔をこの
フック部材58の先端に係入させてフック部材58をロ
ックする。なおこのロックレバ−60の他端には長孔6
4が形成され、この長孔64により戻し機構53の上方
のロープ12が挿通されている。またこのロックレバ−
60にはトーションばね(図示せず)により第4.5図
で時計方向への回動復帰習性が付午されている。
第2〜5図に基づいて説明する。こ実施例ではアンカー
18Aは公知のダンフォース型のもので、爪50に対し
シャンク52は所定範囲内で揺動自在となっている。掛
止装置14Aは第4.5図に示すようにロープ12のよ
り戻し機構53を形成する略逆り字状の本体54と、こ
の本体54の下部にピン56で回動自在に連結された略
J字状のフック部材58と、このフック部材58の上端
が係合するロックレバ−60とを有する。すなわち本体
54の上端にはフック部材58の回動端が係合しフック
部材58のビン56と並行な方向への揺動を規制する凹
部62が形成され、フック部材58をこの凹部62に係
入させた状態でロックレバ−60の・端の係合孔をこの
フック部材58の先端に係入させてフック部材58をロ
ックする。なおこのロックレバ−60の他端には長孔6
4が形成され、この長孔64により戻し機構53の上方
のロープ12が挿通されている。またこのロックレバ−
60にはトーションばね(図示せず)により第4.5図
で時計方向への回動復帰習性が付午されている。
ロープ12の掛丘−装置14Aより下の部分は。
第2.3図に示すように、その下端を前記アンカー18
Aの爪50側の先端に設けた係合孔66と、シャンク5
2の反型側の後端に設けたガイド68およびリング70
とに挿通し、その後ロープ12下端にアイ16Aが固定
される。なおこのアイ16Aはアンカー18Aの引揚げ
時にロープ下端をアンカー18Aの反型側後端に係合す
るストッパとしても機能するものであり、リング70を
通過できないよう部分大きく作られている。
Aの爪50側の先端に設けた係合孔66と、シャンク5
2の反型側の後端に設けたガイド68およびリング70
とに挿通し、その後ロープ12下端にアイ16Aが固定
される。なおこのアイ16Aはアンカー18Aの引揚げ
時にロープ下端をアンカー18Aの反型側後端に係合す
るストッパとしても機能するものであり、リング70を
通過できないよう部分大きく作られている。
ロープ12には、掛止装置14AよりF部のロープ12
の長さの中間位置よりも下端側に位置するようにストッ
パ72が固定され、ストッパ72とアイ16Aとの間で
のみアンカー18Aはロープ12に対し移動可能となっ
ている。
の長さの中間位置よりも下端側に位置するようにストッ
パ72が固定され、ストッパ72とアイ16Aとの間で
のみアンカー18Aはロープ12に対し移動可能となっ
ている。
重り20Aは第5図に示すように2つの割りのもので、
ロープ12にロック74に゛より着脱可tleとされる
。
ロープ12にロック74に゛より着脱可tleとされる
。
従ってこの実施例を第1図に示すように使用する際には
、第2図に示すようにアイ16Aをフック部材58に掛
止して水底に沈める。この時にはアンカー18Aはスト
ッパ72によって下°方への移動が規制される。アンカ
ー18Aの引揚げ時には重り20Aを船上からロープ1
2に取付けて落下させる0重り20Aがロックレバ−6
0に当たると、ロックレバ−60は第4.5図において
反時計方向に回動しフック部材58がロツクレ1< −
60から解放される。従ってアイ16Aがフック部材5
8から外れる。このためロープ12を引揚げれば、第3
図に示すようにアイ16Aがりング70に係止された状
態でアンカー18Aはその先端側から引揚げれれる。
、第2図に示すようにアイ16Aをフック部材58に掛
止して水底に沈める。この時にはアンカー18Aはスト
ッパ72によって下°方への移動が規制される。アンカ
ー18Aの引揚げ時には重り20Aを船上からロープ1
2に取付けて落下させる0重り20Aがロックレバ−6
0に当たると、ロックレバ−60は第4.5図において
反時計方向に回動しフック部材58がロツクレ1< −
60から解放される。従ってアイ16Aがフック部材5
8から外れる。このためロープ12を引揚げれば、第3
図に示すようにアイ16Aがりング70に係止された状
態でアンカー18Aはその先端側から引揚げれれる。
この実施例によれば、引揚げ時にはアイ16Aがアンカ
ー18Aと一体に係合するのでアイ16Aが水底の岩な
どに引掛からないという効果も得られる。
ー18Aと一体に係合するのでアイ16Aが水底の岩な
どに引掛からないという効果も得られる。
第6図は第2実施例の斜視図、第7図はその使用状態を
示す図である。この実施例のアンカー18Bは先端側が
ニー又状となったシャンク100と、このシャンク10
0先端から両側へ開く一対のコ字状の爪102,102
と、この爪102に開口する袋104とを備える。ロー
プ12はその下端を袋104の底から袋104内を通し
、さらにシャンクlOOのガイド孔106を通して下端
にアイ16Bを固定したものである。
示す図である。この実施例のアンカー18Bは先端側が
ニー又状となったシャンク100と、このシャンク10
0先端から両側へ開く一対のコ字状の爪102,102
と、この爪102に開口する袋104とを備える。ロー
プ12はその下端を袋104の底から袋104内を通し
、さらにシャンクlOOのガイド孔106を通して下端
にアイ16Bを固定したものである。
またロープ12にはシャンク100と袋104との間に
ストッパ108が固定されている。
ストッパ108が固定されている。
この実施例では、アンカー18Bを水底に沈める時には
、第7図(A)に示すように爪102を閉じ、この時袋
104を爪102,102間に畳み込んでおく、そして
水底に達しロープ12を引けば、第7図(B)に示すよ
うに爪102が水底の泥や砂によって自動的に開き袋1
04内には泥や砂が入る。このためアンカー18Bは1
分重くなり大きな把駐力を発生する。また引揚げる際に
は袋104の底にストッパ108が係合し、アンカー1
8Bは第7図(C)に示すように袋104の底から引揚
げられる。このため袋104内の泥や砂は排出され、軽
い力で引揚げることが可俺になる。
、第7図(A)に示すように爪102を閉じ、この時袋
104を爪102,102間に畳み込んでおく、そして
水底に達しロープ12を引けば、第7図(B)に示すよ
うに爪102が水底の泥や砂によって自動的に開き袋1
04内には泥や砂が入る。このためアンカー18Bは1
分重くなり大きな把駐力を発生する。また引揚げる際に
は袋104の底にストッパ108が係合し、アンカー1
8Bは第7図(C)に示すように袋104の底から引揚
げられる。このため袋104内の泥や砂は排出され、軽
い力で引揚げることが可俺になる。
第8図は第3実施例の側面図、第9図はその引揚げ時を
示す図であり、この実施例はフォールディングアンカー
18Cに本発明を適用したものである。すなわち筒状の
シャンク150の先端には複数の爪152が開閉自在に
取付けられ、シャンク150内に挿通されたロープ12
にはこの爪152を開閉するためのストッパ154゜1
56が固定されている。
示す図であり、この実施例はフォールディングアンカー
18Cに本発明を適用したものである。すなわち筒状の
シャンク150の先端には複数の爪152が開閉自在に
取付けられ、シャンク150内に挿通されたロープ12
にはこの爪152を開閉するためのストッパ154゜1
56が固定されている。
このため第8図に示すようにアイ16を掛止装置14に
揚重し、アンカー18cを水底に沈めて引けば、ストッ
パ154が爪152を強制的に開き、爪152が岩など
に喰み込み大きな把駐力が得られる。アンカー18cの
引揚げ時にアイ16を掛止装置14から解放すれば、ス
トッパ156が爪152を強制的に閉じる。従っ、て容
易にアンカー18cを引揚げることが可能になる。
揚重し、アンカー18cを水底に沈めて引けば、ストッ
パ154が爪152を強制的に開き、爪152が岩など
に喰み込み大きな把駐力が得られる。アンカー18cの
引揚げ時にアイ16を掛止装置14から解放すれば、ス
トッパ156が爪152を強制的に閉じる。従っ、て容
易にアンカー18cを引揚げることが可能になる。
第10図は第4実施例の斜視図、第11図はその引揚げ
時を示す図である。この実施例では西瓜アンカー180
が用いられ、ロープ12はこのアンカー18Dのシャン
ク200に固定されている。従ってアンカー18Dはロ
ープ12に対し移動しないから、構造が非常に簡単にな
る。その動作については以りの説明から明らかであるか
ら繰り返さない。
時を示す図である。この実施例では西瓜アンカー180
が用いられ、ロープ12はこのアンカー18Dのシャン
ク200に固定されている。従ってアンカー18Dはロ
ープ12に対し移動しないから、構造が非常に簡単にな
る。その動作については以りの説明から明らかであるか
ら繰り返さない。
以上の実施例においては掛止装置14は、重り20によ
ってアイ16を解放する構成のものを用いているが、掛
止装置14の構造は種々可能であり、電気的にアイ16
を解放するもの、他の制御用のロープを用いてアイ16
を解放するものなどであってもよい。
ってアイ16を解放する構成のものを用いているが、掛
止装置14の構造は種々可能であり、電気的にアイ16
を解放するもの、他の制御用のロープを用いてアイ16
を解放するものなどであってもよい。
(発明の効果)
本発明は以上のように、ロープ下端をループ状に折返し
て掛止装置に掛止め可能とし、この掛と装置とロープ下
端との中間よりロープ下端側にアンカーの後端がロープ
下端側に位置するようにアンカーを取付けたものである
。従ってローブ下端を掛止装置に掛止めればロープの張
力は通常のアンカーと同様に後端側から作用することに
なる。
て掛止装置に掛止め可能とし、この掛と装置とロープ下
端との中間よりロープ下端側にアンカーの後端がロープ
下端側に位置するようにアンカーを取付けたものである
。従ってローブ下端を掛止装置に掛止めればロープの張
力は通常のアンカーと同様に後端側から作用することに
なる。
掛止装置からロープ下端を脱出させれば、ロープの張力
はアンカーの先端に作用し、アンカーは先端側から引揚
げられる。このためアンカー引揚げ時には、岩などに引
掛かった爪が容易に外れ、引揚げ作業が楽になる。
はアンカーの先端に作用し、アンカーは先端側から引揚
げられる。このためアンカー引揚げ時には、岩などに引
掛かった爪が容易に外れ、引揚げ作業が楽になる。
また大騒の泥や砂をつかむことによって大きな把駐力を
得るようにしたアンカーに本発明を適用した場合には、
つかんだ泥や砂をアンカー引揚げ時に排出しながらアン
カーの先端から引揚げられることになる。このため大量
の泥や砂と共にアンカーを引揚げる必要がなくなり、軽
い力で引揚げ作業が行えるようになる。
得るようにしたアンカーに本発明を適用した場合には、
つかんだ泥や砂をアンカー引揚げ時に排出しながらアン
カーの先端から引揚げられることになる。このため大量
の泥や砂と共にアンカーを引揚げる必要がなくなり、軽
い力で引揚げ作業が行えるようになる。
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の第1実
施例の斜視図、第3図は同じく引揚げ時の斜視図、第4
図は掛止装置の斜視図、第5図はその一部断面図、第6
図は第2実施例の斜視図、第7図はその使用状態図、第
8図は第3実施例の側面図、第9図はその引揚げ時を示
す図、第10図は第4実施例の斜視図、第11図はその
引揚げ時を示す図である。 12・・・ロープ、 14・・・掛止装置。 18・・・アンカー、20・・・重り。
施例の斜視図、第3図は同じく引揚げ時の斜視図、第4
図は掛止装置の斜視図、第5図はその一部断面図、第6
図は第2実施例の斜視図、第7図はその使用状態図、第
8図は第3実施例の側面図、第9図はその引揚げ時を示
す図、第10図は第4実施例の斜視図、第11図はその
引揚げ時を示す図である。 12・・・ロープ、 14・・・掛止装置。 18・・・アンカー、20・・・重り。
Claims (5)
- (1)ロープの途中に設けられロープ下端をループ状に
折り返して掛設可能に掛止する掛止装置と、この掛止装
置とロープ下端との中間位置より下方にあってその爪側
先端が前記掛止装置側にまたその反爪側後端がロープ下
端側に位置するように取付けられたアンカーとを備え、
ロープ下端を前記掛止装置に掛止してアンカーを沈める
一方、船上より前記掛止装置からロープ下端を解放して
アンカーを爪側先端から引揚げるようにしたことを特徴
とする船舶のアンカー装置。 - (2)アンカーはロープに摺動自在に取付けられ、ロー
プにはアンカーが掛止装置方向へ移動するのを規制する
ストッパをロープ途中に、またアンカー引揚げ時にアン
カーの反爪側後端に係合するストッパをロープ下端にそ
れぞれ設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の船舶のアンカー装置。 - (3)アンカーはロープに固定されている特許請求の範
囲第1項記載の船舶のアンカー装置。 - (4)アンカーは爪が開閉するフォールディングアンカ
ーである特許請求の範囲第1項記載の船舶のアンカー装
置。 - (5)アンカーは爪の開動により広がる袋を備え、前記
袋を畳たんだ状態で水中に沈める一方、アンカーの引揚
げ時にはロープは袋の底部に係合して袋の底部から引揚
げることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の船舶
アンカー装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60115232A JPS61275085A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 船舶のアンカ−装置 |
US06/865,115 US4721054A (en) | 1985-05-30 | 1986-05-20 | Anchor device |
EP86303937A EP0206530B1 (en) | 1985-05-30 | 1986-05-23 | Anchoring means or device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60115232A JPS61275085A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 船舶のアンカ−装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61275085A true JPS61275085A (ja) | 1986-12-05 |
JPH0380677B2 JPH0380677B2 (ja) | 1991-12-25 |
Family
ID=14657616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60115232A Granted JPS61275085A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 船舶のアンカ−装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4721054A (ja) |
EP (1) | EP0206530B1 (ja) |
JP (1) | JPS61275085A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4987847A (en) * | 1989-05-19 | 1991-01-29 | Satoru Kobayashi | Anchor retrieving device |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4846093A (en) * | 1986-06-25 | 1989-07-11 | Garcia Norena Alfonso | System for releasing an anchor moored to the bottom of the sea |
JPS63315394A (ja) * | 1987-06-19 | 1988-12-23 | Satoru Kobayashi | 船舶のアンカ− |
JPS63315395A (ja) * | 1987-06-19 | 1988-12-23 | Satoru Kobayashi | アンカ−の根がかり解放装置 |
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