JPS61274394A - 端子の接続方法 - Google Patents
端子の接続方法Info
- Publication number
- JPS61274394A JPS61274394A JP11583085A JP11583085A JPS61274394A JP S61274394 A JPS61274394 A JP S61274394A JP 11583085 A JP11583085 A JP 11583085A JP 11583085 A JP11583085 A JP 11583085A JP S61274394 A JPS61274394 A JP S61274394A
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- JP
- Japan
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- connection
- terminal
- anisotropic conductive
- conductive film
- fpc
- Prior art date
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- Granted
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- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、液晶表示素子、EL表示素子等の平面薄型大
容量表示の素子において適用される端子の接続方法に関
するものである。
容量表示の素子において適用される端子の接続方法に関
するものである。
従来、液晶表示素子(以下、LCDという)の端子を他
の回路部に接続する場合、第4図に示す接続方法により
行われている。すなわち第4図において、LCD表示を
するLCD表示パネル1゛の端子1aを、中間部材であ
るFPC(フレキシブル回路配線板)2を介してPWB
(硬質配線板)3の端子3aに接続するのに、LCD
表示パネル1の端子1aとFPC2の一方の端子2aと
の間、及びFPC2の他方の端子2bとPWB3の端子
3aとの間にそれぞれ異方導電膜4・4を介して、加熱
しながら押さえるいわゆる熱圧着(このときの接続温度
は150〜250℃、圧力は10〜50kg/ajt)
により行っていた。
の回路部に接続する場合、第4図に示す接続方法により
行われている。すなわち第4図において、LCD表示を
するLCD表示パネル1゛の端子1aを、中間部材であ
るFPC(フレキシブル回路配線板)2を介してPWB
(硬質配線板)3の端子3aに接続するのに、LCD
表示パネル1の端子1aとFPC2の一方の端子2aと
の間、及びFPC2の他方の端子2bとPWB3の端子
3aとの間にそれぞれ異方導電膜4・4を介して、加熱
しながら押さえるいわゆる熱圧着(このときの接続温度
は150〜250℃、圧力は10〜50kg/ajt)
により行っていた。
上記異方導電膜4は熱可塑性樹脂に導電粒子を分散させ
た材料であって、対向電極との間の導電性と、隣接電極
との間の絶縁性を同時に充たす特性を備えるので、大画
面表示用として用いられるLCDのように細かい端子ピ
ッチ(0,35〜0.4mmピッチ)で本数の非常に多
い(560〜640本)端子、即ちファインピッチで多
点の端子の接続材料として好適である。
た材料であって、対向電極との間の導電性と、隣接電極
との間の絶縁性を同時に充たす特性を備えるので、大画
面表示用として用いられるLCDのように細かい端子ピ
ッチ(0,35〜0.4mmピッチ)で本数の非常に多
い(560〜640本)端子、即ちファインピッチで多
点の端子の接続材料として好適である。
ところで、この場合のLCD表示パネル1の端子1aに
は通常I ・T−0が、またFPC2、PWB3の端子
2a・2b・3aには金メッキした゛ 材料が通常用い
られている。これは金メッキが表面の酸化防止性に優れ
接続安定性が良いという過去の経験に基づくものである
。
は通常I ・T−0が、またFPC2、PWB3の端子
2a・2b・3aには金メッキした゛ 材料が通常用い
られている。これは金メッキが表面の酸化防止性に優れ
接続安定性が良いという過去の経験に基づくものである
。
しかしながら、上記接続方法において例えばFPC2と
PWB3の間の接続部について見てみると、FPC2は
一般的に温度の上昇と共に膨張し、これに伴って異方導
電膜4にも伸びようとする力が働くのに対して、PWB
3はガラスエポキシ材であるため伸びが小さく、従って
上記接続部では平面方向に剪断応力が生じることになり
、接続が不安定になることが多い。とくに高温保存をし
た場合などには、上記メカニズムによる接続不良が発生
し易くなる。
PWB3の間の接続部について見てみると、FPC2は
一般的に温度の上昇と共に膨張し、これに伴って異方導
電膜4にも伸びようとする力が働くのに対して、PWB
3はガラスエポキシ材であるため伸びが小さく、従って
上記接続部では平面方向に剪断応力が生じることになり
、接続が不安定になることが多い。とくに高温保存をし
た場合などには、上記メカニズムによる接続不良が発生
し易くなる。
第3図におけるグラフ(1)は、保存温度70℃、保存
時間240Hrで高温保存した場合の上記接続部(FP
C端子(金メッキ) 、PWB端子(金メッキ)〕の接
続不良発生本数(接続抵抗値が閃となる本数)と接続温
度との関係を示したものである。このグラフ(1)から
、上記接続部は接続温度が205〜230℃では接続安
定性が良いものの、それ以下の温度では品質が不安定に
なることが認められる。
時間240Hrで高温保存した場合の上記接続部(FP
C端子(金メッキ) 、PWB端子(金メッキ)〕の接
続不良発生本数(接続抵抗値が閃となる本数)と接続温
度との関係を示したものである。このグラフ(1)から
、上記接続部は接続温度が205〜230℃では接続安
定性が良いものの、それ以下の温度では品質が不安定に
なることが認められる。
本発明は、前記従来例における問題点を考慮してなされ
たものであって、異方導電膜を用いた端子の接続におい
て、その接続安定性を大幅に向上させることの出来る端
子の接続方法の提供を目的とするものである。
たものであって、異方導電膜を用いた端子の接続におい
て、その接続安定性を大幅に向上させることの出来る端
子の接続方法の提供を目的とするものである。
本発明の端子の接続方法は、相手方導電部との間で異方
導電膜を介して半田メッキ端子を熱圧着により接続し、
異方導電膜をその導電粒子と樹脂とが半田メッキ層に溶
は込んだ形で固まらせることにより接続強度を向上させ
るようにしたことを特徴とするものである。
導電膜を介して半田メッキ端子を熱圧着により接続し、
異方導電膜をその導電粒子と樹脂とが半田メッキ層に溶
は込んだ形で固まらせることにより接続強度を向上させ
るようにしたことを特徴とするものである。
本発明の一実施例を、第1図ないし第3図に基づき以下
に説明する。
に説明する。
本実施例は、中間部材としてFPC2により図示しない
LCD表示パネルの端子とPWB3の端子3aの間を接
続する場合の、上記FPC2の端子2bとPWB3の端
子3aの間の接続処理に速用したものであって、FPC
2の端子2bには金メッキ5を施す一方、PWB3の端
子3aには半田メソキロを施し、上記金メッキ5と半田
メツキロの間に異方導電膜4を介装して熱圧着により接
続するものである。
LCD表示パネルの端子とPWB3の端子3aの間を接
続する場合の、上記FPC2の端子2bとPWB3の端
子3aの間の接続処理に速用したものであって、FPC
2の端子2bには金メッキ5を施す一方、PWB3の端
子3aには半田メソキロを施し、上記金メッキ5と半田
メツキロの間に異方導電膜4を介装して熱圧着により接
続するものである。
上記熱圧着において、PWBa側の端子3aには、Sn
: Pb=6 : 4共晶の半田メソキロが施されて
いるため、接続温度183℃で半田が溶ける一方、これ
と同時に異方導電膜4の樹脂7も溶け、異方導電膜4中
の導電粒子8が第2図に拡大して示すように半田メツキ
ロの層内に溶は込んで固まる。
: Pb=6 : 4共晶の半田メソキロが施されて
いるため、接続温度183℃で半田が溶ける一方、これ
と同時に異方導電膜4の樹脂7も溶け、異方導電膜4中
の導電粒子8が第2図に拡大して示すように半田メツキ
ロの層内に溶は込んで固まる。
このように異方導電膜4の導電粒子8が半田層に溶けた
形で固定されることにより、例えば金メッキと異方導電
膜との間での表面接触状の固定に比べて接続安定性が向
上するものである。従って、温度上昇によるFPC2の
膨張、これに伴い異方導電膜4に働く伸びようとする力
によって接続部に平面方向への剪断応力が生じても、こ
れに対向しうる十分な接続強度が確保される。
形で固定されることにより、例えば金メッキと異方導電
膜との間での表面接触状の固定に比べて接続安定性が向
上するものである。従って、温度上昇によるFPC2の
膨張、これに伴い異方導電膜4に働く伸びようとする力
によって接続部に平面方向への剪断応力が生じても、こ
れに対向しうる十分な接続強度が確保される。
上記実施例において、異方導電膜4として日立化成社製
の#3051が用いられている。この異方導電膜4の融
点は150℃程度で、80℃程度の使用温度に十分耐え
得るものである。
の#3051が用いられている。この異方導電膜4の融
点は150℃程度で、80℃程度の使用温度に十分耐え
得るものである。
本実施例により接続部品を、保存温度70℃、保存時間
240Hrで高温保存した場合の接続不良発生本数と接
続温度との関係を第3図にグラフ(2)で示している。
240Hrで高温保存した場合の接続不良発生本数と接
続温度との関係を第3図にグラフ(2)で示している。
このグラフ(2)と先述したグラフ(1)CFPC端子
(金メッキ)、PWB端子(金メッキ)〕との比較から
、本実施例の場合の方がより低い接続温度190〜23
0℃で、接続部の品質を安定させ得ることが認められる
。
(金メッキ)、PWB端子(金メッキ)〕との比較から
、本実施例の場合の方がより低い接続温度190〜23
0℃で、接続部の品質を安定させ得ることが認められる
。
なお、この場合の端子ピッチはQ、4mm、端子本数は
560本である。
560本である。
上記実施例ではFPC2の端子2bに金メッキ5を施し
た場合について説明したが、これに半田メッキを施した
場合にも同様に接続強度を向上させることが出来る。
た場合について説明したが、これに半田メッキを施した
場合にも同様に接続強度を向上させることが出来る。
またLCD表示パネルどFPCの間の接続において、L
CD表示パネルの端子に半田メッキを施して行っても同
様である。LCDに限らず他の表示素子における端子の
接続にも適用し得ることは勿論である。
CD表示パネルの端子に半田メッキを施して行っても同
様である。LCDに限らず他の表示素子における端子の
接続にも適用し得ることは勿論である。
本発明の端子の接続方法は、以上のように相手方導電部
との間で異方導電膜を介して半田メッキ端子を熱圧着に
より接続するものであるから、異方導電膜をその導電粒
子と樹脂とが半田メッキ層に溶は込んだ形で固まらせる
ことが出来、これにより接続強度が向上して接続部の品
質を大幅に向上させ得るという効果を奏する。
との間で異方導電膜を介して半田メッキ端子を熱圧着に
より接続するものであるから、異方導電膜をその導電粒
子と樹脂とが半田メッキ層に溶は込んだ形で固まらせる
ことが出来、これにより接続強度が向上して接続部の品
質を大幅に向上させ得るという効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図のA部を拡大して示す断面図、第3図は実施例による
結果を従来例と比較した実測データを示すグラフ、第4
図は従来例を示す断面図である。 2はFPC(フレキシブル回路配線板)、3はPWB
(硬質配線板)、4は異方導電膜、5は金メッキ、6は
半田メッキ、7は樹脂、8は導電粒子である。 第1図 第2日
図のA部を拡大して示す断面図、第3図は実施例による
結果を従来例と比較した実測データを示すグラフ、第4
図は従来例を示す断面図である。 2はFPC(フレキシブル回路配線板)、3はPWB
(硬質配線板)、4は異方導電膜、5は金メッキ、6は
半田メッキ、7は樹脂、8は導電粒子である。 第1図 第2日
Claims (1)
- 1、相手方導電部との間で異方導電膜を介して半田メッ
キ端子を熱圧着により接続することを特徴とする端子の
接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11583085A JPS61274394A (ja) | 1985-05-29 | 1985-05-29 | 端子の接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11583085A JPS61274394A (ja) | 1985-05-29 | 1985-05-29 | 端子の接続方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61274394A true JPS61274394A (ja) | 1986-12-04 |
JPH0334240B2 JPH0334240B2 (ja) | 1991-05-21 |
Family
ID=14672171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11583085A Granted JPS61274394A (ja) | 1985-05-29 | 1985-05-29 | 端子の接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61274394A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000036647A (ja) * | 1998-07-21 | 2000-02-02 | Hitachi Chem Co Ltd | プリント配線板とその製造法とそのプリント配線板を用いた組立体の製造法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56122193A (en) * | 1980-01-31 | 1981-09-25 | Rogers Corp | Electrically connected unit and method therefor |
JPS5750978U (ja) * | 1980-09-03 | 1982-03-24 | ||
JPS61195178A (ja) * | 1985-02-25 | 1986-08-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 異方導電性接着剤 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1447482A (en) * | 1972-05-26 | 1976-08-25 | Gib Precision Ltd | Overload clutch |
-
1985
- 1985-05-29 JP JP11583085A patent/JPS61274394A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56122193A (en) * | 1980-01-31 | 1981-09-25 | Rogers Corp | Electrically connected unit and method therefor |
JPS5750978U (ja) * | 1980-09-03 | 1982-03-24 | ||
JPS61195178A (ja) * | 1985-02-25 | 1986-08-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 異方導電性接着剤 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000036647A (ja) * | 1998-07-21 | 2000-02-02 | Hitachi Chem Co Ltd | プリント配線板とその製造法とそのプリント配線板を用いた組立体の製造法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0334240B2 (ja) | 1991-05-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |