JPH0463447A - 印刷回路基板の電極構造 - Google Patents
印刷回路基板の電極構造Info
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- JPH0463447A JPH0463447A JP17582590A JP17582590A JPH0463447A JP H0463447 A JPH0463447 A JP H0463447A JP 17582590 A JP17582590 A JP 17582590A JP 17582590 A JP17582590 A JP 17582590A JP H0463447 A JPH0463447 A JP H0463447A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/321—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
- H05K3/361—Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/40—Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
- H05K3/4007—Surface contacts, e.g. bumps
Landscapes
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Wire Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、印刷回路基板の電極構造に関する。
詳しくは、液晶表示素子等の素子を備えた回路基板に接
続される上記素子を駆動するLSIチップ等を有するT
A B (Tape Automated Bond
ing)等の印刷回路基板の電極構造に関する。
続される上記素子を駆動するLSIチップ等を有するT
A B (Tape Automated Bond
ing)等の印刷回路基板の電極構造に関する。
従来より、集積回路等の配線基板への接続や液晶表示素
子等の配線基板への接続、または配線基板の電極とテー
プキャリアのアウタリードとの接続などのように、各接
続端子が相対応して高密度なピッチで並んでいる場合の
接続方法としては、はんだ付けや異方性導電性膜等の接
続部材による方法が広く用いられている。
子等の配線基板への接続、または配線基板の電極とテー
プキャリアのアウタリードとの接続などのように、各接
続端子が相対応して高密度なピッチで並んでいる場合の
接続方法としては、はんだ付けや異方性導電性膜等の接
続部材による方法が広く用いられている。
これらの方法の内、異方性導電性膜を用いる方法は、接
続端子がはんだ付けできない素材、例えばI T O(
Indium Tin 0xide)等からなっている
場合によく用いられている。
続端子がはんだ付けできない素材、例えばI T O(
Indium Tin 0xide)等からなっている
場合によく用いられている。
上記異方性導電性膜を用いる方法は、相対応する各端子
間に、導電材料を所定量含有した接続部材から成る異方
性導電性膜を介し、加圧、加熱手段により各端子間に上
記導電材料を挟み込み変形させることによる各接続端子
との接触部位を介して電気的接続を得ると共に、各隣接
端子間には上記接続部材による電気絶縁性を付与し、相
対応する各端子をその接続部材によって固定するもので
ある。
間に、導電材料を所定量含有した接続部材から成る異方
性導電性膜を介し、加圧、加熱手段により各端子間に上
記導電材料を挟み込み変形させることによる各接続端子
との接触部位を介して電気的接続を得ると共に、各隣接
端子間には上記接続部材による電気絶縁性を付与し、相
対応する各端子をその接続部材によって固定するもので
ある。
上記導電材料としては、カーボン粒子やニッケル等の金
属粒子、あるいはプラスチック粒子に金属メツキをした
プラメンキ粒子等が用いられる。
属粒子、あるいはプラスチック粒子に金属メツキをした
プラメンキ粒子等が用いられる。
また、上記接続部材としては、電気絶縁体であるポリエ
ステル系等の熱可塑性樹脂が用いられている。
ステル系等の熱可塑性樹脂が用いられている。
このような接続方法は、多数の端子を有する複数の各回
路基板を相互に一括して接続できることから、極めて有
用であるが、接続部材として熱可塑性樹脂を用いている
ため、熱の変化に対してその接続固定した厚みが変動し
易い。このことから、導電材料を介して得られている電
気的接続状態が変動し易いということがある。つまり、
上記の接続方法では、長期にわたる接続信頼性に劣る場
合を生じることがある。
路基板を相互に一括して接続できることから、極めて有
用であるが、接続部材として熱可塑性樹脂を用いている
ため、熱の変化に対してその接続固定した厚みが変動し
易い。このことから、導電材料を介して得られている電
気的接続状態が変動し易いということがある。つまり、
上記の接続方法では、長期にわたる接続信頼性に劣る場
合を生じることがある。
そこで、長期接続信軌性の確保という立場から、上記で
の熱可塑性樹脂に代えて、エポキシ系等の熱硬化性樹脂
を用いることが検討されている。
の熱可塑性樹脂に代えて、エポキシ系等の熱硬化性樹脂
を用いることが検討されている。
この熱硬化性樹脂は、高温高湿度の保存(60%、95
%R11)やヒートショック等の環境試験のような大き
な温度変化においても、その接続固定された各回路基板
における各電極間の厚みの変化はより少ない。このこと
から、より長期接続信顧性が確保できると考えられてい
る。
%R11)やヒートショック等の環境試験のような大き
な温度変化においても、その接続固定された各回路基板
における各電極間の厚みの変化はより少ない。このこと
から、より長期接続信顧性が確保できると考えられてい
る。
ところが、第4図番こ示すように、導電性粒子35を含
む熱硬化性樹脂から成る異方性導電性膜34を用いて、
ITO電極36を有する回路基板31とTAB等の印刷
回路基板における電極としてのアウタリード33とをそ
れぞれ相対応させて接続する場合、その接続した異方性
導電性膜34層の厚みが、その中央部と両端部とで不均
一になり、長期接続信顛性が低下し易いという問題を生
じている。
む熱硬化性樹脂から成る異方性導電性膜34を用いて、
ITO電極36を有する回路基板31とTAB等の印刷
回路基板における電極としてのアウタリード33とをそ
れぞれ相対応させて接続する場合、その接続した異方性
導電性膜34層の厚みが、その中央部と両端部とで不均
一になり、長期接続信顛性が低下し易いという問題を生
じている。
すなわち、その接続は、その挟まれた異方性導電性膜3
4の、電極長手方向に対応する幅(31程度)にわたり
加熱(約200°C)と加圧(20kg/cill程度
)とを同時に、瞬間的に加えることにより行われる。こ
のため、それぞれの隣接する電極間のスペースに接続部
の電極上から瞬間的にその樹脂が流れ込み、硬化する。
4の、電極長手方向に対応する幅(31程度)にわたり
加熱(約200°C)と加圧(20kg/cill程度
)とを同時に、瞬間的に加えることにより行われる。こ
のため、それぞれの隣接する電極間のスペースに接続部
の電極上から瞬間的にその樹脂が流れ込み、硬化する。
このとき、異方性導電性膜34の両端は開放となってい
るため、その両端はど異方性導電性膜34の樹脂が流れ
込み易い。このことがら、接続部分の異方性導電性膜3
4における両端の厚みが薄くなり、逆に、その中央部は
ど厚くなる傾向にある。
るため、その両端はど異方性導電性膜34の樹脂が流れ
込み易い。このことがら、接続部分の異方性導電性膜3
4における両端の厚みが薄くなり、逆に、その中央部は
ど厚くなる傾向にある。
このことは、その電気的接続が、各電極33a・36間
に挟まれて変形した導電性粒子35による各電極33a
・36と導電性粒子35との接触部分によって得られて
いることがら、その中央部の方が導電性粒子35の変形
が両端部に比べて少なく、その接触部分面積の減少によ
る接続信頼性の低下を意味しており、また、その両端部
での異方性導電性膜34と接する電極33aの変形によ
る残留ストレスの増大による長期接続信顛性の低下も意
味している。さらに、このような問題は、その接続部の
各電極が高精細になるにつれより顕著に表れてくるもの
となる。
に挟まれて変形した導電性粒子35による各電極33a
・36と導電性粒子35との接触部分によって得られて
いることがら、その中央部の方が導電性粒子35の変形
が両端部に比べて少なく、その接触部分面積の減少によ
る接続信頼性の低下を意味しており、また、その両端部
での異方性導電性膜34と接する電極33aの変形によ
る残留ストレスの増大による長期接続信顛性の低下も意
味している。さらに、このような問題は、その接続部の
各電極が高精細になるにつれより顕著に表れてくるもの
となる。
本発明に係る印刷回路基板の電極構造は、上記課題を解
決するために、導電性粒子を含む接着部材から成る異方
性導電性膜を介して接続固定する印刷回路基板の電極構
造において、上記電極構造が、その電極の接続面上にお
いて、上記異方性導電性膜と接する上記電極の両端部外
方に、突出部を有することを特徴としている。
決するために、導電性粒子を含む接着部材から成る異方
性導電性膜を介して接続固定する印刷回路基板の電極構
造において、上記電極構造が、その電極の接続面上にお
いて、上記異方性導電性膜と接する上記電極の両端部外
方に、突出部を有することを特徴としている。
上記の構成によれば、接続時、その電極の両端部におけ
る異方性導電性膜の厚みは、突出部の厚みより薄くなる
ことはないので、異方性導電性膜の厚みは従来より均一
なものとすることができる。このことから、接続時にお
ける導電性粒子の変形も接続面全体においてより均一な
ものとすることができ、バラツキのより少ない電気的な
接触状態を得ることができる。また、異方性導電性膜と
接する電極の変形も低減されるので、その電極の残留ス
トレスを減少する。
る異方性導電性膜の厚みは、突出部の厚みより薄くなる
ことはないので、異方性導電性膜の厚みは従来より均一
なものとすることができる。このことから、接続時にお
ける導電性粒子の変形も接続面全体においてより均一な
ものとすることができ、バラツキのより少ない電気的な
接触状態を得ることができる。また、異方性導電性膜と
接する電極の変形も低減されるので、その電極の残留ス
トレスを減少する。
したがって、環境の変化等に対する、その電気的な接続
状態を変動させる要因が減少するので、長期接続信転性
の向上を図ること力くできる。
状態を変動させる要因が減少するので、長期接続信転性
の向上を図ること力くできる。
本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
すれば、以下の通りである。
第2図に示すように、印刷回路基板、例えばTA B
(Tape Automated Bonding )
やFPC(Flexible Pr1nted C1r
cuit)等における複数の電極としてのアウタリード
3と、これらに相対応する液晶表示素子等の素子を有す
る回路基板1の複数の電極6・・・との電気的な接続は
、異方性導電性膜4中の導電性粒子5を介して行われて
いる。
(Tape Automated Bonding )
やFPC(Flexible Pr1nted C1r
cuit)等における複数の電極としてのアウタリード
3と、これらに相対応する液晶表示素子等の素子を有す
る回路基板1の複数の電極6・・・との電気的な接続は
、異方性導電性膜4中の導電性粒子5を介して行われて
いる。
上記回路基板1は、液晶表示素子等のバックライトの光
を通す必要からガラス基板から成っている。また、その
各電極6・・・は、同様に光を通す必要から透明なI
To (Indium Tin 0xide)からなっ
ている(以下、上記回路基板1の電極6をITO電極6
という)。また、異方性導電性膜4は導電性粒子5にッ
ケル粒子、はんだボール又は金属メツキを施したプラス
チック粒子等がある)を含んだ接着部材から構成されて
いる。この接着部材としては、熱硬化性樹脂、例えばエ
ポキシ系樹脂等が用いられている。
を通す必要からガラス基板から成っている。また、その
各電極6・・・は、同様に光を通す必要から透明なI
To (Indium Tin 0xide)からなっ
ている(以下、上記回路基板1の電極6をITO電極6
という)。また、異方性導電性膜4は導電性粒子5にッ
ケル粒子、はんだボール又は金属メツキを施したプラス
チック粒子等がある)を含んだ接着部材から構成されて
いる。この接着部材としては、熱硬化性樹脂、例えばエ
ポキシ系樹脂等が用いられている。
上記アウタリード3は、第1図に示すように、それぞれ
樹脂テープ3bおよび銅箔から成る電極3aを有してい
る。
樹脂テープ3bおよび銅箔から成る電極3aを有してい
る。
この樹脂テープ3bとしては、例えばポリイミドから成
るフィルムが用いられ、図示していないが、接着剤、例
えばエポキシ系の接着剤を介して、銅からなる電極3a
が形成される。この電極3aにはすずメツキまたは金メ
ツキが施されている。
るフィルムが用いられ、図示していないが、接着剤、例
えばエポキシ系の接着剤を介して、銅からなる電極3a
が形成される。この電極3aにはすずメツキまたは金メ
ツキが施されている。
これら複数の電極3a・・・は、それぞれ略帯状であり
、上記樹脂テープ3bの端部にある辺から内側に向かっ
てほぼ直角に、互いに平行に、はぼ同間隔で形成されて
いる。
、上記樹脂テープ3bの端部にある辺から内側に向かっ
てほぼ直角に、互いに平行に、はぼ同間隔で形成されて
いる。
そして、上記各電極3a・・・の接続面におけるそれぞ
れの異方性導電性膜4と接する部分の外側2箇所に、銅
から成る突出部としての電極層8をさらに設ける。この
電極層の厚みは、電気的接続が異方性導電性膜4に含ま
れる導電性粒子5の変形による接触部位を介して行われ
ることから、その導電性粒子5の必要な変形を起こす接
続厚みが望ましく、例えば導電性粒子5の平均粒径約1
0μmのものを用いると、これらの電極層8の厚みは、
約3μmに形成される。
れの異方性導電性膜4と接する部分の外側2箇所に、銅
から成る突出部としての電極層8をさらに設ける。この
電極層の厚みは、電気的接続が異方性導電性膜4に含ま
れる導電性粒子5の変形による接触部位を介して行われ
ることから、その導電性粒子5の必要な変形を起こす接
続厚みが望ましく、例えば導電性粒子5の平均粒径約1
0μmのものを用いると、これらの電極層8の厚みは、
約3μmに形成される。
次に、上記アウタリード3の電極構造を用いて、液晶表
示素子等の素子を備えた回路基板1に接続する手順を説
明する。まず、その回路基板1の各ITO電極6・・・
の端子面上に上記異方性導電性膜4を形成する。この幅
は、上記各基板の実装面積をできるだけ小さくし、かつ
、必要な電気的接続を確保できることが望ましく、本実
施例では約311II11に設定されている。
示素子等の素子を備えた回路基板1に接続する手順を説
明する。まず、その回路基板1の各ITO電極6・・・
の端子面上に上記異方性導電性膜4を形成する。この幅
は、上記各基板の実装面積をできるだけ小さくし、かつ
、必要な電気的接続を確保できることが望ましく、本実
施例では約311II11に設定されている。
この異方性導電性膜4の上に、上記アウタリード3の各
電極3a・・・を各ITO電極6・・・に相対応させて
位置合わせをする。この位置合わせは、回路基板lおよ
び異方性導電性膜4が一応透明色なので、容易に行うこ
とができる。
電極3a・・・を各ITO電極6・・・に相対応させて
位置合わせをする。この位置合わせは、回路基板lおよ
び異方性導電性膜4が一応透明色なので、容易に行うこ
とができる。
この後、そのアウタリード3側からその接続部分全体を
、ヒーターブロック等で加熱(約200°C)、加圧(
約20kg/c+fりを瞬間的に行うことにより、異方
性導電性膜4の樹脂が瞬間的に軟化し、各電極3a・・
・と各ITO電極6・・・とにある隙間に流れ込み、こ
れら両者が接近する。このとき、これらの両者に挟まれ
た異方性導電性膜4の導電性粒子が変形し、それらとの
接触部分を通して電気的接続を行う。
、ヒーターブロック等で加熱(約200°C)、加圧(
約20kg/c+fりを瞬間的に行うことにより、異方
性導電性膜4の樹脂が瞬間的に軟化し、各電極3a・・
・と各ITO電極6・・・とにある隙間に流れ込み、こ
れら両者が接近する。このとき、これらの両者に挟まれ
た異方性導電性膜4の導電性粒子が変形し、それらとの
接触部分を通して電気的接続を行う。
しばらくすると、樹脂は硬化し、第3図に示すように、
それらは固定される。このようにして各電極3a・・・
と各ITO電極6・・・とは接続される。
それらは固定される。このようにして各電極3a・・・
と各ITO電極6・・・とは接続される。
ところで、従来では、熱硬化性樹脂を有する異方性導電
性膜を用いると、その熱硬化性樹脂は素早く軟化させな
いと、接続部分全体にゆきわたる前に硬化してしまうた
めに、熱可塑性樹脂を用いるより高い温度および圧力を
加えて素早く軟化させていた。ところが、従来の電極構
造においては、各電極の両端部が開放されているので、
中央部より両端部の方が樹脂が流れ込む際の内部空気圧
が小さいので、より流れ込み易い。このため接続部分の
厚みが不均一に成り易くなっていた。
性膜を用いると、その熱硬化性樹脂は素早く軟化させな
いと、接続部分全体にゆきわたる前に硬化してしまうた
めに、熱可塑性樹脂を用いるより高い温度および圧力を
加えて素早く軟化させていた。ところが、従来の電極構
造においては、各電極の両端部が開放されているので、
中央部より両端部の方が樹脂が流れ込む際の内部空気圧
が小さいので、より流れ込み易い。このため接続部分の
厚みが不均一に成り易くなっていた。
しかしながら、上記アウタリード3では、それぞれの電
極3a・・・の両端部に前記各電極層8・8が設けられ
ていることから、その両端部において、接続部分の厚み
は電極層8の厚みより薄くなることはな(、アウタリー
ド3の接続部分全体にわたる厚みはより均一なものとな
る。また、その厚みは、必要な各導電性粒子計・・の変
形を導く厚みに設定されているので、各電極3a・・・
接続部分全体において均一で必要な各導電性粒子5・・
・の変形を得ることができる。言い換えると、導電性粒
子5・・・と各電極3a・・・および各ITO電極6・
・・との接触状態をより確実に確保することができる。
極3a・・・の両端部に前記各電極層8・8が設けられ
ていることから、その両端部において、接続部分の厚み
は電極層8の厚みより薄くなることはな(、アウタリー
ド3の接続部分全体にわたる厚みはより均一なものとな
る。また、その厚みは、必要な各導電性粒子計・・の変
形を導く厚みに設定されているので、各電極3a・・・
接続部分全体において均一で必要な各導電性粒子5・・
・の変形を得ることができる。言い換えると、導電性粒
子5・・・と各電極3a・・・および各ITO電極6・
・・との接触状態をより確実に確保することができる。
一方、接続部分の厚みがより均一になることで、それら
両者を固定している樹脂の分布もより均一になり、樹脂
の硬化後の残留ストレスも減少する。また、同様にアウ
タリード3の変形も低減されるので、各電極3a・・・
や各樹脂テープ3bの残留ストレスも低減される。
両者を固定している樹脂の分布もより均一になり、樹脂
の硬化後の残留ストレスも減少する。また、同様にアウ
タリード3の変形も低減されるので、各電極3a・・・
や各樹脂テープ3bの残留ストレスも低減される。
したがって、上記の電極構造によれば、異方性導電性膜
4における接着部材および導電性粒子5・・・の担体と
しての樹脂に熱硬化性樹脂を用いることができるので、
長期間の使用において、その熱等に起因する厚みの変動
が、従来用いられている熱可塑性樹脂より減少する。
4における接着部材および導電性粒子5・・・の担体と
しての樹脂に熱硬化性樹脂を用いることができるので、
長期間の使用において、その熱等に起因する厚みの変動
が、従来用いられている熱可塑性樹脂より減少する。
これらの結果、環境の変化等に起因する電気的接続の変
動要因を減少させることになるので、その長期接続信較
性をより向上させることができる。
動要因を減少させることになるので、その長期接続信較
性をより向上させることができる。
なお、上記の電極構造では、各電極層訃・・を銅で構成
しているが、他の、例えば金(Au)のような導電材料
で構成することも可能である。また、本実施例では、液
晶表示素子等の素子を備えた回路基板1とTAB等の印
刷回路基板のアウタリード3との、異方性導電性膜4を
介した電気的接続の例を挙げたが、異方性導電性膜4を
用いる電極間の接続であれば、本発明を適用することは
可能である。また、本実施例では、異方性導電性膜の接
着部材に熱硬化性樹脂を用いた例を挙げたが、熱可塑性
樹脂、例えばポリエステル系樹脂等を有する異方性導電
性膜を用いても、本発明を適用することは可能である。
しているが、他の、例えば金(Au)のような導電材料
で構成することも可能である。また、本実施例では、液
晶表示素子等の素子を備えた回路基板1とTAB等の印
刷回路基板のアウタリード3との、異方性導電性膜4を
介した電気的接続の例を挙げたが、異方性導電性膜4を
用いる電極間の接続であれば、本発明を適用することは
可能である。また、本実施例では、異方性導電性膜の接
着部材に熱硬化性樹脂を用いた例を挙げたが、熱可塑性
樹脂、例えばポリエステル系樹脂等を有する異方性導電
性膜を用いても、本発明を適用することは可能である。
〔発明の効果]
本発明に係る印刷回路基板の電極構造は、以上のように
、その電極の接続面上において、異方性導電性膜と接す
る上記電極の両端部外方に、突出部を有する構成である
。
、その電極の接続面上において、異方性導電性膜と接す
る上記電極の両端部外方に、突出部を有する構成である
。
上記の構成によれば、接続時、その電極の両端部におけ
る異方性導電性膜の厚みは、上記突出部の厚みより薄く
なることはないので、接続時の異・方性導電性膜の厚み
は従来より均一なものとする・ことができる。このこと
から、接続時における導電性粒子の変形も接続面全体に
おいてより均一なものとすることができ、バラツキのよ
り少ない電気的な接触状態を得ることができる。また、
異方性導電性膜と接している電極の変形も低減されるの
で、その電極の残留ストレスを減少する。
る異方性導電性膜の厚みは、上記突出部の厚みより薄く
なることはないので、接続時の異・方性導電性膜の厚み
は従来より均一なものとする・ことができる。このこと
から、接続時における導電性粒子の変形も接続面全体に
おいてより均一なものとすることができ、バラツキのよ
り少ない電気的な接触状態を得ることができる。また、
異方性導電性膜と接している電極の変形も低減されるの
で、その電極の残留ストレスを減少する。
したがって、環境の変化等に対する、その電気的な接続
状態を変動させる要因が減少するので、長期接続信鯨性
の向上を図ることができるという効果を奏する。
状態を変動させる要因が減少するので、長期接続信鯨性
の向上を図ることができるという効果を奏する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第1図は本発明に係わる電極構造を示す模式断面図であ
る。 第2図は異方性導電性膜を用いた電気的接続状態を示す
模式断面図である。 第3図は本発明に係わる電極構造を用いで接続した状態
を示す模式断面図である。 第4図は従来例を示すものであって、従来の電極構造を
用いて接続した状態を示す模式断面図である。 3aは電極、4は異方性導電性膜、5は導電性粒子、8
は電極層(突出部)である。 特許出願人 シャープ 株式会社第 図 第 図 第 図 第 図
る。 第1図は本発明に係わる電極構造を示す模式断面図であ
る。 第2図は異方性導電性膜を用いた電気的接続状態を示す
模式断面図である。 第3図は本発明に係わる電極構造を用いで接続した状態
を示す模式断面図である。 第4図は従来例を示すものであって、従来の電極構造を
用いて接続した状態を示す模式断面図である。 3aは電極、4は異方性導電性膜、5は導電性粒子、8
は電極層(突出部)である。 特許出願人 シャープ 株式会社第 図 第 図 第 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、導電性粒子を含む接着部材から成る異方性導電性膜
を介して接続固定する印刷回路基板の電極構造において
、 上記電極構造が、その電極の接続面上において、上記異
方性導電性膜と接する上記電極の両端部外方に、突出部
を有することを特徴とする印刷回路基板の電極構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17582590A JPH0463447A (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | 印刷回路基板の電極構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17582590A JPH0463447A (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | 印刷回路基板の電極構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0463447A true JPH0463447A (ja) | 1992-02-28 |
Family
ID=16002882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17582590A Pending JPH0463447A (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | 印刷回路基板の電極構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0463447A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1755002A2 (en) | 2005-08-18 | 2007-02-21 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Manufacturing method of lithographic printing plate and manufacturing apparatus of lithographic printing plate |
EP1973000A2 (en) | 2007-03-22 | 2008-09-24 | FUJIFILM Corporation | Dipping-type automatic developing apparatus and method for lithographic printing plates |
EP2159640A1 (en) | 2008-08-29 | 2010-03-03 | Fujifilm Corporation | Method of preparing lithographic printing plate |
EP2221670A2 (en) | 2009-02-24 | 2010-08-25 | FUJIFILM Corporation | Automatic developing apparatus and processing method for lithographic printing plate precursor |
-
1990
- 1990-07-02 JP JP17582590A patent/JPH0463447A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1755002A2 (en) | 2005-08-18 | 2007-02-21 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Manufacturing method of lithographic printing plate and manufacturing apparatus of lithographic printing plate |
EP1973000A2 (en) | 2007-03-22 | 2008-09-24 | FUJIFILM Corporation | Dipping-type automatic developing apparatus and method for lithographic printing plates |
EP2159640A1 (en) | 2008-08-29 | 2010-03-03 | Fujifilm Corporation | Method of preparing lithographic printing plate |
EP2221670A2 (en) | 2009-02-24 | 2010-08-25 | FUJIFILM Corporation | Automatic developing apparatus and processing method for lithographic printing plate precursor |
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