JPS61274249A - 酸素濃度測定装置 - Google Patents
酸素濃度測定装置Info
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- JPS61274249A JPS61274249A JP60112347A JP11234785A JPS61274249A JP S61274249 A JPS61274249 A JP S61274249A JP 60112347 A JP60112347 A JP 60112347A JP 11234785 A JP11234785 A JP 11234785A JP S61274249 A JPS61274249 A JP S61274249A
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- Japan
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- engine
- oxygen sensor
- heater
- oxygen
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、酸素センサを用いて自動車用エンジン等の排
気酸素濃度を検出する酸素濃度測定装置に関する。
気酸素濃度を検出する酸素濃度測定装置に関する。
(従来の技術)
近時、エンジンの燃費、排気対策等の要求を満たすため
、エンジンの始動直後がら空燃比がフィードバック制御
される傾向にあり、このような空燃比は、通常、排気中
の酸素濃度をパラメータとして検出される。
、エンジンの始動直後がら空燃比がフィードバック制御
される傾向にあり、このような空燃比は、通常、排気中
の酸素濃度をパラメータとして検出される。
このため、リッチからリーンまで、空燃比を広範囲に検
出可能な酸素センサ(例えば、特開昭59−67455
号公報、特開昭59−46350号公報参照)が種々開
発されている。このような酸素センサはセンサ電極間が
所定電位差であるときの拡散限界酸素量が酸素濃度に相
関するという特性に着目し、これを拡散電流(ポンプ電
流)として外部回路により検出することで、空燃比を広
範囲に検出している。そして、このような酸素センサ情
報に基づいてリッチからリーンまで空燃比を広範囲にフ
ィードバック制御することができる。
出可能な酸素センサ(例えば、特開昭59−67455
号公報、特開昭59−46350号公報参照)が種々開
発されている。このような酸素センサはセンサ電極間が
所定電位差であるときの拡散限界酸素量が酸素濃度に相
関するという特性に着目し、これを拡散電流(ポンプ電
流)として外部回路により検出することで、空燃比を広
範囲に検出している。そして、このような酸素センサ情
報に基づいてリッチからリーンまで空燃比を広範囲にフ
ィードバック制御することができる。
処方、酸素センサはその特性が温度に依存するので速や
かに作動を安定化(活性化を図る)させて空燃比の検出
を開始させるために、センサ本体(素子部)を加熱する
ヒータを設け、エンジン始動初期に一定期間供給電力を
増大させてヒータに供給している。
かに作動を安定化(活性化を図る)させて空燃比の検出
を開始させるために、センサ本体(素子部)を加熱する
ヒータを設け、エンジン始動初期に一定期間供給電力を
増大させてヒータに供給している。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような従来の酸素濃度測定装置にあ
っては、エンジン始動初期に供給電力を増大させてヒー
タに供給し可及的速やかに空燃比の検出を開始する構成
となっていたため、短時間のうちにエンジンの始動、停
止を繰り返したような場合には、停止時以降の酸素セン
サの素子部の温度(以下、素子部温度という)の下降が
比較的緩やかで未だ高温であるにも拘らず再びヒータに
増大電力が供給されることとなり、素子部温度が過度に
上昇することがある。その結果、素子部の耐久性が低下
し、最悪の場合には劣化、破損に至るという問題点があ
った。
っては、エンジン始動初期に供給電力を増大させてヒー
タに供給し可及的速やかに空燃比の検出を開始する構成
となっていたため、短時間のうちにエンジンの始動、停
止を繰り返したような場合には、停止時以降の酸素セン
サの素子部の温度(以下、素子部温度という)の下降が
比較的緩やかで未だ高温であるにも拘らず再びヒータに
増大電力が供給されることとなり、素子部温度が過度に
上昇することがある。その結果、素子部の耐久性が低下
し、最悪の場合には劣化、破損に至るという問題点があ
った。
(考案の目的)
そこで本考案は、エンジン始動時の素子部温度を推定し
、その推定結果に基づいてヒータ供給電力を制御するこ
とにより、エンジン始動時における素子部の過度の温度
上昇を防止しつつ速やかに活性化して、酸素センサの耐
久性を向上させることを目的としている。
、その推定結果に基づいてヒータ供給電力を制御するこ
とにより、エンジン始動時における素子部の過度の温度
上昇を防止しつつ速やかに活性化して、酸素センサの耐
久性を向上させることを目的としている。
(考案の構成)
本発明による酸素濃度測定装置はその基本概念図を第1
図に示すように、排気中の酸素濃度を検出する素子部と
、素子部を加熱するヒータと。
図に示すように、排気中の酸素濃度を検出する素子部と
、素子部を加熱するヒータと。
を有する酸素センサaと、エンジンの運転状態を検出す
る運転状態検出手段すと、エンジンが停止したとき酸素
センサaの温度の変化状態を推定する推定手段Cと、エ
ンジンが始動したとき推定手段Cの出力に基づいて始動
時の酸素センサaの温度を演算する温度演算手段dと、
エンジンが始動すると始動時の酸素センサaの温度に基
づいて最初の供給電力を決定し、以後目標温度に移行す
る迄の間所定の温度変化となるように酸素センサaのヒ
ータへの供給電力を制御するヒータ制御手段eと、を備
えており、エンジン始動時における素子部の過度の温度
上昇を避けつつ速やかに活性化するものである。
る運転状態検出手段すと、エンジンが停止したとき酸素
センサaの温度の変化状態を推定する推定手段Cと、エ
ンジンが始動したとき推定手段Cの出力に基づいて始動
時の酸素センサaの温度を演算する温度演算手段dと、
エンジンが始動すると始動時の酸素センサaの温度に基
づいて最初の供給電力を決定し、以後目標温度に移行す
る迄の間所定の温度変化となるように酸素センサaのヒ
ータへの供給電力を制御するヒータ制御手段eと、を備
えており、エンジン始動時における素子部の過度の温度
上昇を避けつつ速やかに活性化するものである。
(実施例)
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第2〜7図は本発明の一実施例を示す図であり、本考案
をエンジンの空燃比制御装置に適用した例である。
をエンジンの空燃比制御装置に適用した例である。
まず、構成を説明すると、第2図において、1はエンジ
ンであり、吸入空気はエアクリーナ2より吸気管3を通
して各気筒に供給され燃料は噴射信号Siに基づいてイ
ンジェクタ4により噴射される。そして、気筒内で燃焼
した排気は排気管5を通して触媒コンバータ6に導入さ
れ、触媒コンバータ6内で排気中の有害成分(C○、H
ClN0x)を三元触媒により清浄化して排出される。
ンであり、吸入空気はエアクリーナ2より吸気管3を通
して各気筒に供給され燃料は噴射信号Siに基づいてイ
ンジェクタ4により噴射される。そして、気筒内で燃焼
した排気は排気管5を通して触媒コンバータ6に導入さ
れ、触媒コンバータ6内で排気中の有害成分(C○、H
ClN0x)を三元触媒により清浄化して排出される。
吸入空気の流量Qaはエアフローメータ7により検出さ
れ、吸気管3内の絞弁8によって制御される。絞弁8の
開度Cvは絞弁開度センサ9により検出され、エンジン
1の回転数Nはクランク角センサ10により検出される
。またウォータジャケットを流れる冷却水の温度Twは
水温センサ11により検出される。
れ、吸気管3内の絞弁8によって制御される。絞弁8の
開度Cvは絞弁開度センサ9により検出され、エンジン
1の回転数Nはクランク角センサ10により検出される
。またウォータジャケットを流れる冷却水の温度Twは
水温センサ11により検出される。
排気管5には酸素センサ12が取り付けられており、酸
素センサ12は空燃比検出回路13に接続される。空燃
比検出回路工3は酸素センサ12にポンプ電流rpを供
給するとともに、その電流値を検出して排気酸素濃度に
対応する電圧信号Viを出力する。上記エアフローメー
タ7、絞弁開度センサ9、クランク角センサ10および
水温センサ11は運転状態検出手段14を構成しており
、運転状態検出手段14および空燃比検出回路13から
の信号はコントロールユニット15に入力される。コン
トロールユニット15はこれらのセンサ情報に基づいて
空燃比制御および酸素センサ12のヒータへの通電制御
を行うもので、詳細な構成は後述する。
素センサ12は空燃比検出回路13に接続される。空燃
比検出回路工3は酸素センサ12にポンプ電流rpを供
給するとともに、その電流値を検出して排気酸素濃度に
対応する電圧信号Viを出力する。上記エアフローメー
タ7、絞弁開度センサ9、クランク角センサ10および
水温センサ11は運転状態検出手段14を構成しており
、運転状態検出手段14および空燃比検出回路13から
の信号はコントロールユニット15に入力される。コン
トロールユニット15はこれらのセンサ情報に基づいて
空燃比制御および酸素センサ12のヒータへの通電制御
を行うもので、詳細な構成は後述する。
第3.4図は、酸素センサ12の分解斜視図およびその
断面図である。
断面図である。
これらの図において、21はアルミナからなる基板であ
り、基板21上にはヒータ22を介してチャンネル状の
大気導入部23を形成さた大気導入板が積層される。そ
の上に、酸素イオン伝導性の平板状の第1の固体電解質
25が積層され、固体電解質25の下面には大気に晒さ
れる電極であるセンサアノード(基準電極)26が、そ
れに対応する上面には排気ガスに晒される電極であるセ
ンサカソード(′a定電極)27がそれぞれ印刷により
設けられる。
り、基板21上にはヒータ22を介してチャンネル状の
大気導入部23を形成さた大気導入板が積層される。そ
の上に、酸素イオン伝導性の平板状の第1の固体電解質
25が積層され、固体電解質25の下面には大気に晒さ
れる電極であるセンサアノード(基準電極)26が、そ
れに対応する上面には排気ガスに晒される電極であるセ
ンサカソード(′a定電極)27がそれぞれ印刷により
設けられる。
さらに、この固体電解質25の上に厚さL (L= O
、l m程度)のスペーサ板28が積層され、その上に
平板状の第2の固体電解質29が積層される。
、l m程度)のスペーサ板28が積層され、その上に
平板状の第2の固体電解質29が積層される。
これらの固体電解質25.29およびスペーサ28はセ
ンサカソード27を覆ってこのセンサカソード27の周
りにガス導入部(酸素層)30を画成する酸素画成部材
31を構成しており、酸素層画成部材31は排気とガス
導入部30との間の酸素分子の拡散を制限する。上記セ
ンサアノード26、センサカソード27および固体電解
質25はセンサ部32を構成しており。
ンサカソード27を覆ってこのセンサカソード27の周
りにガス導入部(酸素層)30を画成する酸素画成部材
31を構成しており、酸素層画成部材31は排気とガス
導入部30との間の酸素分子の拡散を制限する。上記セ
ンサアノード26、センサカソード27および固体電解
質25はセンサ部32を構成しており。
センサ部32は大気導入部23とガス導入部30との間
の酸素分圧比に応じた電圧(以下、センサ電圧という)
Vsを出力する。
の酸素分圧比に応じた電圧(以下、センサ電圧という)
Vsを出力する。
また、第2の固体電解質29の上、下面にはそれぞれポ
ンプ電極としてのポンプアノード33およびポンプカソ
ード34が設けられ、これらのポンプアノード33.ポ
ンプカソード34および固体電解質29はポンプ部35
を構成する。ポンプ部35はポンプ電極間に供給される
ポンプ電流Ipの値に応じてガス導入部30の酸素分圧
を制御する。上記センサ部32、ポンプ部35、酸素層
画成部材31および大気導入板24は排気中の酸素濃度
を検出する素子部36を構成する。なお、ヒータ22は
ヒータ電圧vhが印加されると固体電解質25.29を
加熱し、それらを活性化させる。また、41.42はヒ
ータ22のリード線、43〜46はそれぞれセンサアノ
ード26、センサカソード27、ポンプアノード、ポン
プカソード34のリード線である。
ンプ電極としてのポンプアノード33およびポンプカソ
ード34が設けられ、これらのポンプアノード33.ポ
ンプカソード34および固体電解質29はポンプ部35
を構成する。ポンプ部35はポンプ電極間に供給される
ポンプ電流Ipの値に応じてガス導入部30の酸素分圧
を制御する。上記センサ部32、ポンプ部35、酸素層
画成部材31および大気導入板24は排気中の酸素濃度
を検出する素子部36を構成する。なお、ヒータ22は
ヒータ電圧vhが印加されると固体電解質25.29を
加熱し、それらを活性化させる。また、41.42はヒ
ータ22のリード線、43〜46はそれぞれセンサアノ
ード26、センサカソード27、ポンプアノード、ポン
プカソード34のリード線である。
第5図は空燃比検出回路13の構成を示す回路図であり
、この図において、空燃比検出回路13は目標電圧−V
aを発生する電圧源49、差動アンプ50、抵抗R1、
電流供給回路51および電流検出回路52により構成さ
れる。差動アンプ50はセンサ電圧Vsを目標電圧−V
aと比較してその差値ΔV(ΔV = V s −(−
V a ) )を算出する。電流供給回路51は差値Δ
が零になるように素子部36のポンプカソード34から
のポンプ電流Ipを流し出す(あるいは流し込む)。す
なわちΔVが正のときはIpを増やし、負のときはIp
を減らす。電流検出回路52は抵抗R1の両端間の電位
差によりポンプ電流Ipを電圧Vi (viocrp)
に変換して検出する。なお、ポンプ電流Ipは実線矢印
で示す方向を正(Viも正)、破線矢印で示す逆方向を
負とする。
、この図において、空燃比検出回路13は目標電圧−V
aを発生する電圧源49、差動アンプ50、抵抗R1、
電流供給回路51および電流検出回路52により構成さ
れる。差動アンプ50はセンサ電圧Vsを目標電圧−V
aと比較してその差値ΔV(ΔV = V s −(−
V a ) )を算出する。電流供給回路51は差値Δ
が零になるように素子部36のポンプカソード34から
のポンプ電流Ipを流し出す(あるいは流し込む)。す
なわちΔVが正のときはIpを増やし、負のときはIp
を減らす。電流検出回路52は抵抗R1の両端間の電位
差によりポンプ電流Ipを電圧Vi (viocrp)
に変換して検出する。なお、ポンプ電流Ipは実線矢印
で示す方向を正(Viも正)、破線矢印で示す逆方向を
負とする。
そして、目標電圧−Vaを素子部36のガス導入部30
の酸素濃度が所定値に維持されているとき、すなわち固
体電解質25の両面間の酸素分圧比が所定値となるとき
のセンサ電圧Vsに相当する値に設定しておくことより
、電流検出回路52によって検出されるポンプ電流Ip
に比例した検出電圧Viは第6図に示すように空燃比と
一義的に対応するようになる。したがって、この検出電
圧Viを利用すれば空燃比をリッチ域からリーン域まで
広範囲に亘って連続的に精度よく検出することができる
。
の酸素濃度が所定値に維持されているとき、すなわち固
体電解質25の両面間の酸素分圧比が所定値となるとき
のセンサ電圧Vsに相当する値に設定しておくことより
、電流検出回路52によって検出されるポンプ電流Ip
に比例した検出電圧Viは第6図に示すように空燃比と
一義的に対応するようになる。したがって、この検出電
圧Viを利用すれば空燃比をリッチ域からリーン域まで
広範囲に亘って連続的に精度よく検出することができる
。
再ヒ第2図において、コントロールユニット15は推定
手段、温度演算手段およびヒータ制御手段としての機能
を有し、C,PU56、ROM5gおよびI10ボート
59により構成される。CPU56はROM57に書き
込まれているプログラムに従ってI10ポート59より
必要とする外部データを取り込んだりまたRAM58と
の間でデータの授受を行ったりしながら演算処理し、必
要に応じて処理したデータをI10ポート59へ出力す
る。工10ポート59には空燃比検出回路13およびセ
ンサ群9゜11.14からの信号が入力されるとともに
、I10ボート59からは噴射信号Siおよびヒータ信
号Shが出力される。ROM57はCPU56における
演算プログラムを格納しており、RAM58は演算に使
用するデータをマツプ等の形で記憶している。
手段、温度演算手段およびヒータ制御手段としての機能
を有し、C,PU56、ROM5gおよびI10ボート
59により構成される。CPU56はROM57に書き
込まれているプログラムに従ってI10ポート59より
必要とする外部データを取り込んだりまたRAM58と
の間でデータの授受を行ったりしながら演算処理し、必
要に応じて処理したデータをI10ポート59へ出力す
る。工10ポート59には空燃比検出回路13およびセ
ンサ群9゜11.14からの信号が入力されるとともに
、I10ボート59からは噴射信号Siおよびヒータ信
号Shが出力される。ROM57はCPU56における
演算プログラムを格納しており、RAM58は演算に使
用するデータをマツプ等の形で記憶している。
ヒータ信号shは所定のデユーティ値を有してアンプ6
0に入力されており、アンプ60は同信号shを電圧増
幅しヒータ電圧vhとして酸素センサ12のヒータ22
に印加する。
0に入力されており、アンプ60は同信号shを電圧増
幅しヒータ電圧vhとして酸素センサ12のヒータ22
に印加する。
次に1作用を説明する。
第7.8図はそれぞれROM57に書き込まれているカ
ウンタ初期値演算およびヒータ制御のプログラムを示す
フローチャートであり、図中P□〜P21はフローチャ
ートの各ステップを示している。
ウンタ初期値演算およびヒータ制御のプログラムを示す
フローチャートであり、図中P□〜P21はフローチャ
ートの各ステップを示している。
第7図において、まずP□でエンジン1が運転状態から
停止に切換ったか(例えば、回転数Nが20Orpm以
下となったか)否かを判別し、停止に切換っていればP
2でそのときの酸素センサ12の素子部温度に工に基づ
き第9図に示すテーブルマツプから停止カウント初期値
T工をルックアップする。素子部温度に1は後述の第8
図に示すプログラムで演算されるものである。また、停
止カウント初期値T工はエンジン停止時に時間を計測し
ているカウンタに与えられる初期値である。
停止に切換ったか(例えば、回転数Nが20Orpm以
下となったか)否かを判別し、停止に切換っていればP
2でそのときの酸素センサ12の素子部温度に工に基づ
き第9図に示すテーブルマツプから停止カウント初期値
T工をルックアップする。素子部温度に1は後述の第8
図に示すプログラムで演算されるものである。また、停
止カウント初期値T工はエンジン停止時に時間を計測し
ているカウンタに与えられる初期値である。
一方、P工で停止に切換っていなければ運転中あるいは
停止状態に維持されていると判断してP、に進み、P3
で停止状態から始動に切換ったか否かを判別する(上記
同様回転数Nを判断する)。
停止状態に維持されていると判断してP、に進み、P3
で停止状態から始動に切換ったか否かを判別する(上記
同様回転数Nを判断する)。
始動に切換っていなければ運転中あるいは停止状態のま
まであると判断して今回のルーチンを終了し、切換って
いればP、で始動前の素子部温度に2に基づき第10図
に示すテーブルマツプから始動カウント初期値T2をル
ックアップする。このように、停止、始動毎にそれぞれ
最適なカウント初期値T□、T2を算出する。
まであると判断して今回のルーチンを終了し、切換って
いればP、で始動前の素子部温度に2に基づき第10図
に示すテーブルマツプから始動カウント初期値T2をル
ックアップする。このように、停止、始動毎にそれぞれ
最適なカウント初期値T□、T2を算出する。
次に、上記プログラムにより算出されたカウント初期値
T1、T2に基づくヒータの供給電力制御について説明
する。
T1、T2に基づくヒータの供給電力制御について説明
する。
第8図において、P工、でエンジン1の始動後であるか
否かを判別し、始動後であるときはP□2で初期値が[
0]で所定時間毎にインクリメントされるカウンタ値T
cを読み込む。次いで、P、3ではこのカウント値Tc
に始動カウント初期値T2を加算して始動累計カウント
値Tsを求める。
否かを判別し、始動後であるときはP□2で初期値が[
0]で所定時間毎にインクリメントされるカウンタ値T
cを読み込む。次いで、P、3ではこのカウント値Tc
に始動カウント初期値T2を加算して始動累計カウント
値Tsを求める。
Tsは素子部温度を基に換算したエンジン始動後の経過
時間として捉えられる。したがって現実の経過時間とは
必ずしも一致せず1例えば始動時にT2=0という条件
下にあれば現実の経過時間に一致する。
時間として捉えられる。したがって現実の経過時間とは
必ずしも一致せず1例えば始動時にT2=0という条件
下にあれば現実の経過時間に一致する。
P工、では始動累計カウント値Tsに基づき前記第10
図に示すテーブルマツプからこのときの素子部温度の推
定値に工をルックアップする。第1θ図に示すテーブル
マツプはエンジン始動後における経過時間と素子部温度
との関係を示しており、かかるマツプ曲線は実験等によ
り当該エンジン機種に合致する最適推定値として求めら
れる。したがって、始動後の経過時間がわかれば素子部
温度を正確に推定することができる。
図に示すテーブルマツプからこのときの素子部温度の推
定値に工をルックアップする。第1θ図に示すテーブル
マツプはエンジン始動後における経過時間と素子部温度
との関係を示しており、かかるマツプ曲線は実験等によ
り当該エンジン機種に合致する最適推定値として求めら
れる。したがって、始動後の経過時間がわかれば素子部
温度を正確に推定することができる。
次いで、Pl5で推定値に工を始動最終値Krrrax
と比較し、K□<Kmaxのときは上述した曲線に沿う
ような加熱量となる供給電力をヒータ22に供給して今
回のルーチンを終了する。これは例えばヒータ信号sh
のデユーティ値を制御して行う。したがって、素子部温
度は耐久性を考慮して緩やかに上昇する。そして、上記
ルーチンを繰り返してに工≧K IIIaxになると素
子部36が十分に活性化したと判断してPl、でヒータ
信号shのデユーティ値を通常のデユーティ制御に切換
える。この通常デユーティ制御は1例えば回転数Nと基
本噴射量Tpをパラメータとするテーブルマツプから素
子部温度が所定の目標温度となるようなデユーティ値を
ルックアップし、さらにそれをバッテリ電圧VBで補正
して最終デユーティ値を決定するという方法で行う。次
いで1.P工、でK 1= K zB)gに固定すると
ともに、以後本ルーチンの実行を禁止するようにセット
する6したがって、これ以後はに工=K waxに保持
され、ヒータ信号shの通常デユーティ制御が継続され
る。
と比較し、K□<Kmaxのときは上述した曲線に沿う
ような加熱量となる供給電力をヒータ22に供給して今
回のルーチンを終了する。これは例えばヒータ信号sh
のデユーティ値を制御して行う。したがって、素子部温
度は耐久性を考慮して緩やかに上昇する。そして、上記
ルーチンを繰り返してに工≧K IIIaxになると素
子部36が十分に活性化したと判断してPl、でヒータ
信号shのデユーティ値を通常のデユーティ制御に切換
える。この通常デユーティ制御は1例えば回転数Nと基
本噴射量Tpをパラメータとするテーブルマツプから素
子部温度が所定の目標温度となるようなデユーティ値を
ルックアップし、さらにそれをバッテリ電圧VBで補正
して最終デユーティ値を決定するという方法で行う。次
いで1.P工、でK 1= K zB)gに固定すると
ともに、以後本ルーチンの実行を禁止するようにセット
する6したがって、これ以後はに工=K waxに保持
され、ヒータ信号shの通常デユーティ制御が継続され
る。
一方、上記ステップP11で始動後でないときはPl8
でエンジン1の停止後であるか否かを判別する。停止後
でないとき(例えば、停止直前の回転数のとき等)は今
回ルーチンを終了し、停止後であるときは22gでカウ
ンタのカウント値Tcを読み込む。次いでP2oでこの
カウント値Tcに停止カウント初期値T□を加算して停
止累計カウント値下E を求める。TE は素子部温度
を基に換算したエンジン停止後の経過時間として捉えら
れる。
でエンジン1の停止後であるか否かを判別する。停止後
でないとき(例えば、停止直前の回転数のとき等)は今
回ルーチンを終了し、停止後であるときは22gでカウ
ンタのカウント値Tcを読み込む。次いでP2oでこの
カウント値Tcに停止カウント初期値T□を加算して停
止累計カウント値下E を求める。TE は素子部温度
を基に換算したエンジン停止後の経過時間として捉えら
れる。
前述したTsと同様の考えに基づく。
P2□では停止累計カウント値TEに基づき前記第9図
に示すテーブルマツプからこのときの素子部温度の推定
値に2をルックアップする。第9図に示すテーブルマツ
プはエンジン停止後における経過時間と素子部温度との
関係を示しており、かかるマツプ曲線は第10図の場合
と同様に実験等により最適推定値として求められる。し
たがって。
に示すテーブルマツプからこのときの素子部温度の推定
値に2をルックアップする。第9図に示すテーブルマツ
プはエンジン停止後における経過時間と素子部温度との
関係を示しており、かかるマツプ曲線は第10図の場合
と同様に実験等により最適推定値として求められる。し
たがって。
停止後の経過時間がわかれば素子部温度がどの程度まで
低下しているかを正確に推定することができる。
低下しているかを正確に推定することができる。
次いで、P2□で推定値に2を停止最終値K akin
と比較し、K2≧Kminのときは素子部温度が未だ下
降中であると判断して今回のルーチンを終了する。そし
て、このようなルーチンを繰り返してに2(Kminに
なるともはや温度下降の程度を無視できる状態であると
判断して、P23で推定値に2をに2=Oにセットする
とともにコントロールユニット15の電源をカットして
演算処理を停止する。
と比較し、K2≧Kminのときは素子部温度が未だ下
降中であると判断して今回のルーチンを終了する。そし
て、このようなルーチンを繰り返してに2(Kminに
なるともはや温度下降の程度を無視できる状態であると
判断して、P23で推定値に2をに2=Oにセットする
とともにコントロールユニット15の電源をカットして
演算処理を停止する。
このように、エンジン1が停止すると停止後の素子部3
6の温度の変化を推定しておき、エンジン1が再始動す
ると、そのときの推定温度から始動時には最適な供給電
力をヒータ22に供給する。
6の温度の変化を推定しておき、エンジン1が再始動す
ると、そのときの推定温度から始動時には最適な供給電
力をヒータ22に供給する。
以後、目標温度となる迄の間は素子部36の耐久性を考
慮しつつ速やかに活性状態に移行する温度変化となるよ
うにヒータ22への供給電力が制御される。したがって
、仮に短時間の間にエンジン1の始動・停止が繰り返さ
れたような場合であっても、素子部36の過度の温度上
昇を避けつつ最短時間で速やかに活性化することができ
る。その結果、酸素センサ12の耐久性を向上させるこ
とができる。
慮しつつ速やかに活性状態に移行する温度変化となるよ
うにヒータ22への供給電力が制御される。したがって
、仮に短時間の間にエンジン1の始動・停止が繰り返さ
れたような場合であっても、素子部36の過度の温度上
昇を避けつつ最短時間で速やかに活性化することができ
る。その結果、酸素センサ12の耐久性を向上させるこ
とができる。
なお、第9.10図に示したような素子部温度の推定に
際しては、例えばエンジンの暖機状態、酸素センサの周
囲温度、エンジンの運転条件等のパラメータによる補正
を行って推定精度を高めるようにしてもよい。
際しては、例えばエンジンの暖機状態、酸素センサの周
囲温度、エンジンの運転条件等のパラメータによる補正
を行って推定精度を高めるようにしてもよい。
また、本実施例では始動後にヒータの供給電力を増大さ
せる方法としてヒータ信号をデユーティ制御しているが
、この場合、そのときのバッテリ電圧でデユーティ値を
逐次補正するようにしてもよい。そうすれば適切な加熱
特性とすることができる。
せる方法としてヒータ信号をデユーティ制御しているが
、この場合、そのときのバッテリ電圧でデユーティ値を
逐次補正するようにしてもよい。そうすれば適切な加熱
特性とすることができる。
なお、ヒータの供給電力は、上記デユーティ制御に限る
ことはない。要は第10図に示した加熱特性を満たす方
法であれば他の接方でもよく、例え)fヒータ印加電圧
の大きさを変化させる等であってもよい。
ことはない。要は第10図に示した加熱特性を満たす方
法であれば他の接方でもよく、例え)fヒータ印加電圧
の大きさを変化させる等であってもよい。
さらに、本発明は上記実施例に示したタイプの酸素セン
サに限定されるものではなく、ヒータによって素子部を
加熱するタイプのものであればすべてに適用することが
できる。
サに限定されるものではなく、ヒータによって素子部を
加熱するタイプのものであればすべてに適用することが
できる。
(効果)
本発明によれば、エンジン始動時に酸素センサの素子部
の過度の温度上昇を防止しつつ速やかに活性化させるこ
とができ、酸素センサの耐久性を向上させることができ
る。
の過度の温度上昇を防止しつつ速やかに活性化させるこ
とができ、酸素センサの耐久性を向上させることができ
る。
第1図は本発明の基本概念図、第2〜10図は本発明に
係る酸素濃度測定装置の一実施例を示す図であり、第2
図はその全体構成図、第3図はその酸素センサの分解斜
視図、第4図はその酸素センサの断面図、第5図はその
空燃比検出回路の回路図、第6図はその空燃比と検出電
圧との関係を示す図、第7図はそのカウンタ初期値演算
のプログラムを示すフローチャート、第8図はそのヒー
タ制御のプログラムを示すフローチャート、第9図はそ
のエンジン停止時におけるカウント値と素子部温度との
関係を示す図、第10図はそのエンジン始動時における
カウント値と素子部温度との関係を示す図である。 1・・・・・・エンジン、 12・・・・・・酸素センサ、 14・・・・・・運転状態検出手段。 15・・・・・・コントロールユニット(推定手段、温
度演算手段、ヒータ制御手段)。 特 許 出 願 人 日産自動車株式会社第3図 第5図
係る酸素濃度測定装置の一実施例を示す図であり、第2
図はその全体構成図、第3図はその酸素センサの分解斜
視図、第4図はその酸素センサの断面図、第5図はその
空燃比検出回路の回路図、第6図はその空燃比と検出電
圧との関係を示す図、第7図はそのカウンタ初期値演算
のプログラムを示すフローチャート、第8図はそのヒー
タ制御のプログラムを示すフローチャート、第9図はそ
のエンジン停止時におけるカウント値と素子部温度との
関係を示す図、第10図はそのエンジン始動時における
カウント値と素子部温度との関係を示す図である。 1・・・・・・エンジン、 12・・・・・・酸素センサ、 14・・・・・・運転状態検出手段。 15・・・・・・コントロールユニット(推定手段、温
度演算手段、ヒータ制御手段)。 特 許 出 願 人 日産自動車株式会社第3図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 a)排気中の酸素濃度を検出する素子部と、素子部を加
熱するヒータと、を有する酸素センサと、b)エンジン
の運転状態を検出する運転状態検出手段と、 c)エンジンが停止したとき酸素センサの温度の変化状
態を推定する推定手段と、 d)エンジンが始動したとき推定手段の出力に基づいて
始動時の酸素センサの温度を演算する温度演算手段と、 e)エンジンが始動すると始動時の酸素センサの温度に
基づいて最初の供給電力を決定し、以後目標温度に移行
する迄の間所定の温度変化となるように酸素センサのヒ
ータへの供給電力を制御するヒータ制御手段と、 を備えたことを特徴とする酸素濃度測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60112347A JPS61274249A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 酸素濃度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60112347A JPS61274249A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 酸素濃度測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61274249A true JPS61274249A (ja) | 1986-12-04 |
Family
ID=14584413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60112347A Pending JPS61274249A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 酸素濃度測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61274249A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5353775A (en) * | 1992-01-27 | 1994-10-11 | Nippondenso Co., Ltd. | Air-fuel ratio control system for internal combustion engine |
US6258232B1 (en) | 1997-12-25 | 2001-07-10 | Denso Corporation | Gas component concentration measuring apparatus |
CN100392223C (zh) * | 2003-04-03 | 2008-06-04 | 本田技研工业株式会社 | 用于控制加热器的控制系统和控制方法 |
JP2009041989A (ja) * | 2007-08-07 | 2009-02-26 | Ngk Spark Plug Co Ltd | センサ制御装置 |
JP2010185345A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Toyota Motor Corp | ヒータ制御装置 |
-
1985
- 1985-05-24 JP JP60112347A patent/JPS61274249A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5353775A (en) * | 1992-01-27 | 1994-10-11 | Nippondenso Co., Ltd. | Air-fuel ratio control system for internal combustion engine |
US6258232B1 (en) | 1997-12-25 | 2001-07-10 | Denso Corporation | Gas component concentration measuring apparatus |
CN100392223C (zh) * | 2003-04-03 | 2008-06-04 | 本田技研工业株式会社 | 用于控制加热器的控制系统和控制方法 |
JP2009041989A (ja) * | 2007-08-07 | 2009-02-26 | Ngk Spark Plug Co Ltd | センサ制御装置 |
JP2010185345A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Toyota Motor Corp | ヒータ制御装置 |
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