JPS61273215A - 連続処理ラインのル−パ張力制御方法 - Google Patents

連続処理ラインのル−パ張力制御方法

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Publication number
JPS61273215A
JPS61273215A JP11353485A JP11353485A JPS61273215A JP S61273215 A JPS61273215 A JP S61273215A JP 11353485 A JP11353485 A JP 11353485A JP 11353485 A JP11353485 A JP 11353485A JP S61273215 A JPS61273215 A JP S61273215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
looper
tension
strip
bridle roll
payoff reel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11353485A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Miyake
三宅 英穂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP11353485A priority Critical patent/JPS61273215A/ja
Publication of JPS61273215A publication Critical patent/JPS61273215A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、連続処理ラインのルーパ張力制御方法に係り
、特に、酸洗ライン、完全連続圧延機等の熱延薄板を処
理する連続処理ラインに用いるのに好適な、ペイオフリ
ールから払い出されたストリップを、ブライドルロール
及びルーパを介して処理設備に導くようにした連続処理
ラインのルーパ張力制御方法の改良に関する。
【従来の技術】
熱延薄板を処理する連続処理ライン、例えば完全連続圧
延機は、一般に、第3図に示す如く構成されており、入
側から、コイル状に巻かれたストリップ3oを払い出す
ためのペイオフリール1゜と、先行するストリップと後
行するストリップを接続するための溶接!112と、第
1ブライドルロール14と、ルーパ16と、第2ブライ
ドルロール18と、冷間圧延機20と、圧延後のストリ
ップ30を再び分割するだめの切断装置22と、テンシ
ョンリール24とが順に配設されている。 このような連続処理ラインにおいて、ルーパ16内でス
トリップ3oが蛇行すると、場合によってはストリップ
30のエツジがルーパ16内の機器と接触し耳かじり等
のトラブルを発生する。このため従来から、蛇行を抑制
するべく多大の努力が賀されており、その具体的な方法
としては、(1)ルーパ16内にステアリング装置を多
数設置する、(2)ルーパ16の同調位置を短(し、即
ち貯蔵量を少なくして操業する、(3)ルーパ張力を強
くする等の手段がとられている。 ところが、(1)の方法は、建設費が増大し、(2)の
方法は生産性が低下するため、一般に、(3)の方法、
即ちルーパ張力を強くしてルーパ内のストリップ蛇行を
抑制する方法が最も良い方法である。 発明者の知見によれば、ルーパ16内のストリップ張力
は、0.35kg/md以下になると蛇行量が極めて大
きくなる。一方、必要以上にルーパ張力を大きくしても
、ルーパモータの出力の増大、ルーパ架構等の機械的強
度の増大が必要であるため、建設費が高くなるだけであ
るので、両者のバランスから、ルーパ張力は0.4〜1
.0kg/mjが最適であると考えられる。なお、この
間の最適値は、ルーパ長さ、ステアリング装置数、スト
リップの平坦度等により異なるので、そのライン毎に異
なっている。
【発明が解決しようとする問題点】
ところが、ルーパ張力が高いと、ペイオフリール10と
ルーパ16の間の第1プライドルO−ル14でスリップ
が発生し易いという問題点がある。 一般に、ブライドルロール入側、出側の張力をそれぞれ
T+、Tzとし、ブライドルロールの摩擦係数をμ、第
1番目のブライドルロールの巻き付き角度を01(ra
d)とすれば、次式の関係が成立する。 Tz<T+ ・e XD  <uΣθ+ ) ・(1)
ここで、T1はペイオフリール10の張力と等しく、T
2はルーパ16の張力と等しい。 この(1)式の条件は、通常処理中には十分に満足され
ているが、ペイオフリール10からストリップ30が払
い出された時は、ブライドルロールの入側張力T1が零
となってしまうため、一般に、第4図に示す如く、第1
ブライドルロール14にスナバ−ロール26を押し付け
て、第1ブライドルロール14のスリップを防止するよ
うにしている。 この場合、スナバ−O−ル26の押し付は力をFとすれ
ば、ルーパ張力T2が次式の関係を満足していればよい
。 T2<lニーμme xp  (μΣθi > ・” 
(2>いま、スナバ−ロール26の押し付は力Fを30
0C)cg、ブライドルロールの摩擦係数μを0゜15
、ブライドルロールの巻き付き角度をθ1−θ2−12
0”−2,09radとすれば、ルーパ張力T2は84
2kg未満とする必要がある。従って、ストリップ30
の厚みが3.Ow、幅が1000 wである場合には、
ルーパ16内のストリップ張力が0.28h/wit 
(<0.35kg/mn)未満となってしまい、蛇行を
十分に防ぐことができない。 即ち、ルーパ16内の蛇行を防ぐためには、余裕をみて
0.4kg/id以上のストリップ張力が必要であるが
、これを達成するには、スチバーロール26の出力Fを
大きくするか、プライドルロー、ルの巻き付は力を大き
くする方法を取ることが考えられる。しかしながら前者
は、ゴムライニングのO−ルの場合には、ゴム粉の剥離
を生じ、これを避けるために鉄ロールとするとsm係数
μの低下に結びつく。−万、後者の場合は、建設費の増
大°及び所用スペースの増大を招く。特にバッチ式冷間
圧延機を完全通続冷間圧延機に改造する場合等は、既設
建屋のスペースの関係から、コンパクトなブライドルロ
ールとすることが強く要請されることが多く、所用スペ
ースの増大が許されない場合が多い。
【発明の目的】
本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたも
ので、所用スペースを増大することなく、ルーパ内にお
けるストリップの蛇行とブライドルロールのスリップの
両者を防止することができる連続処理ラインのルーパ張
力制御方法を提供づることを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
本発明は、ペイオフリールから払い出されたストリップ
を、ブライドルロール及びルーパを介して処理設備に導
くようにした連続処理ラインのルーパ張力制御方法にお
(Xて、第1図にその要旨を示す如く、前記ペイオフリ
ールのコイルの残り巻厚が100〜10龍の範囲内の設
定値に達した時点で、前記ルーパ内のストリップ張力を
、通常処理中の張力の5o〜90%に下げるようにして
、前記目的を達成したものである。
【作用1 本発明は、ストリップの速度が遅いほど、又ルーパ長が
短いほど、ストリップの蛇行が少なくてづむことに着目
してなされたものである。 第2図に、ライン速度(ルーパ入側速度)と、第1プラ
イドルO−ル14からストリップ30が80111進ん
だ所の蛇行量の関係を実験した結果を示す。第2図から
明らかなように、ストリップの速度が遅いほどストリッ
プの蛇行量が少ない。これは、ストリップ両端部のモー
メントに差があると蛇行するることになるが、このモー
メントが速度に比例するためであると考えられる。 従って、本発明においては、ペイオフリール10のコイ
ルの残り巻厚が、100〜Ionの範囲内の設定値に達
した時点で、ルーパ16内のストリップ張力を、通常処
理中の張力、例えば0.4〜1.0kg/1111カラ
、その5o〜90%の張力へと下げる。コイルの残り巻
厚が小さくなってくると、ルーパの入側は自動的に減速
されてくるため、蛇行量も減少づる。このため、ルーパ
張力を下げておいても問題はない。尾端近くでルーパ張
力を下げた時、第2ブライドルロール18と冷間圧延機
20の間の張力は変らないことが好ましく、ルーパ張力
の低下分を第2ブライドルロール18の電流摺合を増加
して補うことが望ましいため、モータ出力の制約の点か
ら、下げられたルーパ張力は、通常処理中の張力の5o
%以上とする必要がある。又逆に張力を下げた後の張力
値が通常処理中の張力の90%以上では意味がない。こ
のため、張力を下げた後の張力値は、通常処理中の本来
の張力の50〜90%とすることが望ましい。 一方、下げた張力を通常処理中の本来の張力に戻すタイ
ミングは、次コイル先端との溶接が完了し加速するまで
の任意のタイミングとすることができる。このときは、
ペイオフリール1oの張力が掛っているため、第1ブラ
イドルロール14前後の張力段差も少なく、第1ブライ
ドルロール14がスリップする心配はない。更に、この
タイミングは、ルーパ16を長端側へ追い込む時であり
、ルーパ入側の速度が最も大きくなる時であるため、ル
ーパ内の蛇行が最も発生し易いが、高いルーパ張力によ
り蛇行を防止できる。 【実施例1 以下本発明の詳細な説明する。 本発明を、第3図に示した完全連続圧延機のルーパ入側
ブライドルロール14に適用し、通常処理中のルーパ張
力を0.6i、g/md、ペイオフリール10のコイル
の尾端近くでは、その60%の張力である0、35kg
/idに下げる制皿を行ったところ、ルーパ16内の蛇
行もブライドルロール14のスリップもない運転を行う
ことができた。 なお前記実施例は、本発明を、完全連続圧延機に適用し
たものであるが、本発明の適用範囲はこれに限定されず
、酸洗ライン等にも同様に適用できるのは明らかである
。 【発明の効果】 以上説明した通り、本発明によれば、所用スペースを増
大させることなく、ルーパ内におけるストリップの蛇行
及びブライドルロールのスリップの両者を防止すること
ができるという浸れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る連続処理ラインのルーパ張力制
御方法の要旨を示す流れ図、第2図は、本発明の詳細な
説明するための、ルーパ入側速度と蛇行量の関係の例を
示す線図、第3図は、本発明が適用される熱間連続圧延
機の配置を示す工程図、第4図は、前記完全連続圧延機
で用いられているスナバ−ロールを示す側面図である。 10・・・ペイオフリール、 14・・・第1プライドルO−ル、 16・・・ルーパ、   20・・・冷間圧延機、30
・・・ストリップ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ペイオフリールから払い出されたストリップを、
    ブライドルロール及びルーパを介して処理設備に導くよ
    うにした連続処理ラインのルーパ張力制御方法において
    、 前記ペイオフリールのコイルの残り巻厚が100〜10
    mmの範囲内の設定値に達した時点で、前記ルーパ内の
    ストリップ張力を、通常処理中の張力の50〜90%に
    下げることを特徴とする連続処理ラインのルーパ張力制
    御方法。
JP11353485A 1985-05-27 1985-05-27 連続処理ラインのル−パ張力制御方法 Pending JPS61273215A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11353485A JPS61273215A (ja) 1985-05-27 1985-05-27 連続処理ラインのル−パ張力制御方法

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JP11353485A JPS61273215A (ja) 1985-05-27 1985-05-27 連続処理ラインのル−パ張力制御方法

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JPS61273215A true JPS61273215A (ja) 1986-12-03

Family

ID=14614757

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JP11353485A Pending JPS61273215A (ja) 1985-05-27 1985-05-27 連続処理ラインのル−パ張力制御方法

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JP (1) JPS61273215A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100805048B1 (ko) * 2002-05-07 2008-02-20 주식회사 포스코 코일의 표면흠 개선을 위한 조질압연의 릴 장력 및 속도제어방법
JP2008266713A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Nippon Steel Corp 鮮麗錫めっき鋼板の製造方法

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