JPS61272803A - 数値制御加工方式 - Google Patents

数値制御加工方式

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JPS61272803A
JPS61272803A JP11402585A JP11402585A JPS61272803A JP S61272803 A JPS61272803 A JP S61272803A JP 11402585 A JP11402585 A JP 11402585A JP 11402585 A JP11402585 A JP 11402585A JP S61272803 A JPS61272803 A JP S61272803A
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JP
Japan
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cutting
path
data
pass
machining
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JP11402585A
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Inventor
Norio Osada
長田 紀夫
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は数値制御(以下NCという)加工方式に係!D
、49に作成するNC指令情報(以下NCデータという
)の削減並びにNC加工方法の変更を容易に、かつ効果
的に実現し得るNC加工方式に関する。
〔発明の背景〕
NCデータは簡単な二次元形状に対しては手計算で作成
する場合もあシ得るが、一般的には計算機を利用して作
成している。特に、複雑な三次元曲面形状を有する部品
形状のNC加工においては、NCデータ量も飛躍的に増
大す1為大規模な計算機システムの利用が必須となり、
必然的にNCデータの作成コストの低減が大きな諌題の
一つとなっている。か\るNCデータは通常、上記計算
機システムで、例えば、NCテープに出力しておき、N
C加工時に該NCテープをNC装置に入力して意図する
部品形状の加工を行なうことになる。従って、問題は、
一つには作成するNCデータ即ちNCテープ量を振力削
減することであシ、もう一つとしては一度作成したNC
テープの作り直しを少なくすることである。しかるに前
者に関しては、該部品加工を実行するためのNCテープ
の内容は加工条件等によって一義的に定まるべきもので
あるから、必然的にNCテープ量も決まることになシ、
結果として、従来のNC加工方法を採用する限υにおい
ては根本的な解決策はない。一方、後者に関しては同−
NCテープで、例えば加工方法を変更できるようにする
こと等の効果的なNCデータの編集あるいは修正方法を
見出すことができれば、十分対応し得るものと考えられ
る。通常、部品形状のNC加工を行なう場合、該部品形
状を多くの部分形状に分割してその各々の部分形状に対
してNCテープを作成しておシ、該部品形状の複雑さに
もよるが、数10種類以上のNCテープが必要となるこ
とも少なくない。このように、NCテープ本数が多くな
ることからも、又実際問題としても、 NC加工現場に
おいて、よシ効果的にNC加工をする為に既に作成され
ているNCテープで加工方法だけを例えば一方向切削を
7wo way切削に変更するある−いはその逆など、
変更したいという要求は多条発生する。しかるに従来技
術においては有効な対策はない為、やむなく加工方法の
異なる新たなNCテープを作シ直すことになり、NCテ
ープ作成コスト並びに時間が増大してし15という欠点
があった。
通常、NC装置はNCテープにせん孔されたNCデータ
を1ブロックづつ読み込み、各ブロック単位で処理する
ようになっておシ、各々のブロックはワードと呼ばれる
情報の集合で構成されている。更にこのワードは、命令
の内容を予め定められている英文字で表現するアドレス
とその後に続く側桁から数字とで構成されている。
このような情報の処理単位であるブロックのフォーマッ
トは、NC装置によって定められており例えばブロック
の先頭から、シーケンス番号。
単備機能、ディメンションワード、送9機能。
カッタオフセットスイッチ、主軸機能、工具機能および
補助機能の順序で必要がワード情報だけを指定し、最後
にエンドオプブロックを附加した構成となっている。即
ち、1ブロックのデータで1つのNC動作が完了するよ
うな構成となっており、その為に例えば、前記シーケン
ス番号を附加しておくことにより、 NC加工時に実行
中のブロックの表示あるいは必要なブロックの位置をサ
ーチできるような機能も準備されている。
以上の如く、従来のEC装置はブロック単位でNCデー
タを扱うことを基準にしている為、前述の問題点の対策
として、例えば既に作成されているNCテープが、加工
条件に適さない等の理由で、データの変更あるいはデー
タの追加を行なう必要が生じた場合十分対応し得ない。
即ち、原理的にブロック内のデータの修正あるいは隣接
するブロック間へのデータの追加等は可能であることか
ら、例えばNCデータがMTに出力されている場合、各
ブロックに附加したブロック番号をサーチし、該ブロッ
クのデータを修正する方法(特開昭48−36581号
)、あるブロックの処理から次のブロックの処理に移る
際の機械の動作を特定の指令情報を附加することにより
制御できるようにする方法(特開昭57−90705 
)などが提案されているが、か\る各ブロックのデータ
に着目した対策では、実際のNC加工、特に三次元曲面
形状を有する部品加工などの場合においては不十分であ
シ、多くの場合、再度NCテープを作成し直すことにな
ってしまう。その理由は、一般に曲面形状の場合、工具
移動に関与する各ブロックの情報は非常にミクロな情報
であって、そのような微少な工具移動のデータに着目し
て、データを変更あるいは追加する如き問題は殆どあり
得ないからである。むしろ実際問題としては、経験的に
言っても、被加工形状に対して、より axplric
itに意味付けができるような、多数のブロックから構
成されるよシマクロなNCデニタな情報の処理単位とし
て扱えるようなNC加工方式並びにNC装置を実現する
必要がある。このような言わば情報処理単位のマクロ化
に関連するものとしては、例えば複数のブロックデータ
を所定の順序に配列してなる領域データに対する処理方
法として、磁気テープを使用した数値制御方法(特開昭
49−89079号)が提示されている。しかるに、こ
の技術は前記領域データを複数、一定の間隔をおいて配
列した磁気テープ上から一領域データ毎読み込んで該領
域データを構成する各ブロックのデータを逆方向に取り
出し、該領域データに対して逆方向のNC加工を実行せ
しめようとするものであって、前述の問題点の解決策と
はなシ得ない全く別技術である。即ち、本発明の意図す
るところの切削パス間に新たにNCデータを追加できる
方式を実現することによって、NCテープ量を削減し、
更には同−NCテープを用いて、加工現場で加工方法を
容易に変更し得るようにすると言う問題を認識していな
い。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、NCテープ量を削減できる手段、かつ
又、作成したNCテープを利用して、加工現場において
、加工方法等を変更する際に、容易にNCデータの変更
あるいは追加を行なうことができる手段を提供し、更に
結果としてNCテープの作成時間並びにコストを低減し
得るNC加工方式を提供することにある。
〔発明の概要〕
以下の説明では本発明の意図を分シ易くする為に主とし
て三次元曲面形状のNC加工に対する適用方法を説明す
ることにするが、平面形状等簡単な二次元形状にも適用
し得ることはもちろん可能である。既に述べたように、
一般に三次元曲面形状からなる部品形状をNC加工する
場合NCデータは該部品形状を複数の部分形状(以下曲
面という)に分割して計算機システムで作成している。
該曲面を加工するためのNCデータのうち、工具軌跡(
以下カッタパスという)、即ち工具移動に直接関与する
ディメンションワードを含むブロックに着目すると、大
別して補助パスl切削パス並びにピックフィードパスの
3種類のカッタパスに分類できる。いずれも一般的には
複数のブロックで構成されるNCデータであり、各々そ
の内容は以下のように定義される。
即ち、先ず補助パスとは工具原点から曲面の切削開始点
までのカッタパスあるいは曲面の切削加工を終了後にそ
の切削終了点から工具原点に復帰するカッタパスなど、
直接的には曲面切削に関与しない補助的なカッタパスの
ことをここでは意味している。又、切削パスとは、ここ
では曲面上を予めNCデータ作成時に指示されている切
削方向に工具が移動する、いわゆるフィード方向のカッ
タパス群のことを意味しておシ、曲面上を常に同じ向き
に工具が移動する、いわゆる一方向(one ur(3
1)切削の場合と、曲面上を工具が往復移動する2方向
(two way )切削の場合とがある。即ち、この
切削パスは曲面切削に直接関与する最も重要なカッタパ
スであり曲面の性質並びに別途指定される加工精度によ
って定まるピッチで、全曲面領域に亘って生成されてい
る。更にピックフィードバスとは、前記各切削パス間を
曲面の状態に合わせて最適に接続する。いわゆるピック
フィード方向のカッタパスのことを意味しており、一方
向(Oneway )切削と2方向(Two way 
)切削とでは当然具なるピックフィードバスとなる。本
発明の基本的な考え方は、以上述べた点に着目し、曲面
加工の主要なNCデータである前記切削パス単位でNC
データを処理し得る構成として、前記補助パスおよびピ
ックフィードバスは該切削パスデータを利用して新たに
生成できるようにすることによシ前記目的を達成しよう
とするものである。先ず、従来技術と同様に公知方法で
曲面加工用のNCデータを作成する。その際、本発明で
は前記各切削パスに対して、新たに切削バスであること
を識別するためのワードとして、例えば各切削パスの最
初には一連の切削パス番号(以下パスナンバという)を
附加し、最後に該切削ハスの終りを示すワード(以下エ
ンドオプパスEOPという)を附加するようにしてNC
テープを作成する。前記パスナンバおよびEoPのワー
ドはNC装置において識別可能であれば特に限定する必
要はないが、本発明では、例えばパスナンバワードをL
xxx (xxxは数字)、xopのワードをPと定め
る。一般に曲面加工の場合、前記切削パスは非常に多く
のブロックで構成されることになるが該切削パスの始終
点は、本発明の意図から言って必ず該曲面の切削領域の
切削方向における両端点となるから計算機システムでN
Cテープを作成する場合でも、容易に各切削パスの最初
と最後に前記パスナンバ並びにEOPを附加することが
できる。又、上記補助パス並ヒにピックフィードバスは
、各切削パスの始終点の位置ベクトルは容易に計算でき
るので必ずしもNCテープに作成しておく必要はない。
その場合、例えば1ブロックが平均して20文字で構成
されるとすれば、補助パスは全部で5ブロック程度であ
るが、各ピックフィードパスは通常4プaツクで構成さ
れる為、切削パス数が約100木根度となる曲面加工用
のNCテープめ場合、およそ20風強少なくできること
になる。かくして、作成されたNCテープを周知のNC
加工を行なう場合と同様に、NC装置に入力して、NC
テープの各ブロックのデータを順次読み込み、前記パス
ナンバおよびEOPを判別し、各切削パスの始終点にお
ける工具の位置ベクトル■5.■。
を該切削パスを構成する各ブロックのデータから計算す
る。本発明の意図するところは、NC加工時に、例えば
マニュアルデータインプット(MDI)等によシ指示さ
れる命令に従って、前記各位置ベクトルの値を利用して
、切削方法の変更あるいはピックフィードバスの生成な
どを行なうことであシ、その方式は以下の通シである。
NCテープから入力されるデータのうち、カッタパスの
生成に直接関与しないブロックのNCデータ、例えば補
助機能ワード、珈備機能ワード等、は本発明においても
従来のNC装置と同様に各々対応する処理を実行する。
既に述べたように曲面加工に関連する最初のカッタパス
は、工具原点■。から該曲面の切削開始点■5.までの
補助パスである。該補助パスを生成する場合は、MDI
よシ特定の生成指示命令を指定しておく。そして最初の
パスナンバワード、例えばL 001を判別し、第1切
削パスの始点の位置ベク)/L/■、。
を計算する。かくして、■0からクリアランスプレーン
(以下cpという)上を■5.マで早送シで工具を移動
するブロック、次にその点からZ軸方向にの5.のZ成
分値がアブa−チ量dだけ大なるAまで同じく早送シで
降下するブGyり。
更に切削送シで■5.までアプローチ量dだけZ軸方向
に降下するブロックの3ブロックからなる補助パスを生
成する。ここで、工具原点の位置ベクトル■o、cPの
値Zc、アプローチ量d並びに切削送シ速度Fは、MD
Iで指定できるようにしである。なお、この時第1切削
パスの切削方向を反転させたいという場合もあシ得るの
で本発明では新たにバッファメモリ(以下バッファとい
う)を設けておき、特定の第1切削パスの反転指示命令
を同様にMDIより指定することによシ、パスナンバか
らEOP ”1での該切削パスを構成する全ブロックの
NCデータを、前記バッファに一時格納するとともに、
該切削パスの終点■1を求め、今度は■。から■1まで
の補助パスの生成を上記の方法と同様に実行できる。か
くして、第1切削パスの始点の1.から終点■、。
(反転の場合は■1からの5.)までの各ブロックのデ
ータを順次読み出し、公知の方法で第1切削パスのNC
加工を実行していく。しかる後、第2切削パスの始点■
、2並びに終点■−2を同様にして求め第1切削パスの
終点の、、(又は■、。
以下同様)から次の第2切削パスの始点■、2までのピ
ックフィールドパスを生成する。このピックフィードバ
スを生成する場合はNCテープに作成されている各切削
パスの切削方法によって異なる。即ち、MDIより 0
naway  切削であるか7’1l16 way切削
であるかを指示する特定のピックフィードパスの生成指
示命令を指示できるようにしておき、一方向(Ona 
way )切削の場合は、例えば、まず第1切削パスの
終点の6.からZ軸方向にcrtで早送シで上昇するブ
ロックを生成し、更にその点から第2切削パスの始点の
、ffiまで、前述の補助的パスの生成と同様な方法で
3ブロックを生成することによって、合計4ブロックか
らなるピックフィードパスが生成できることになる。又
、2方向(7’1l16 may )の場合は、前記位
置ベクトルの6.から■。−1での切削送シによるピッ
クフィードパスを生成することになるが、この場合は■
、Iとの5.のZ座標軸の成分値によって処理方法を変
える必要がある。即ち各座標、成分は■aI(−at 
t 3!as # ”at ) p■、。
(Mat + !Izt * Rat )  として、
まず、Z成分値を比較し、Z 1@ > 1□ならば、
最初rtcz軸方向へ移動するカッタパス(パスZとす
る)としてり、 m z、、 −zalだけ上昇させる
ブロックを生成し、次に、xy平面内を距離りよy−(
’71− ’11 )” ” (!111− :Jml
 )”だけ移動するカッタパス(パスxYとする)のブ
ロックを生成する。又、z 、!< z srならば、
逆にパスxy。
パスZの順序で2つのブロックを生成する。なお z 
、、−2,1の時はパスXYのブロックのみを生成すれ
ばよい。かくして、ピックフィードパスを生成したなら
ば、前述の第1切削パスの場合と同様にして該第2切削
パスのNC加工を実行していく。なお第2切削パスを反
転する必要がある場合も全く同様の考え方でよい。以下
同様に全切削パスに対して上記ピックフィードパスの生
成処理を〈シ返すことにより、曲面全体の切削加工を行
なうことができる。残るは該曲面の切削終了点の、から
工具原点■。に復帰する補助パスの生成である。この補
助パスとしては、いずれも早送シで、まず、■、から2
軸方向にCPマで上昇するブロック、次にcp上なの、
まで移動するブロックの2ブロックを生成すればよい。
かくして、 NCテープに作成されている前記切削パス
のNCデータだけで意図する曲面のNC加工を実現する
ことができるので、補助パス並びにピックフィードパス
は作成しなくてもよく従ってNCテープ量の削減効果が
期待でき、かつ又、加工現場で加工条件等を考慮して、
例えば切削方向を容易に変更し得るので、同−NCテー
プでより効率的なNC加工を行なうことができ。
ひいてはNCテープの作シ直しが少なくなることからも
、NCテープ作成時間並びにコストの低減につながる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。第1図は本発明の1実施例としてのNC加ニジステム
の全体構成図である。NCテープ10に作成されている
曲面加工用のNCデータはNC装置のデータ処理部20
に入力される。データ処理部20では、まずデータ読取
処理部30において、1ブロックづつ順次読み込み、デ
コーダで解読してパス編集処理部40に渡される。更に
編集処理部40においてマイクロブaセッサ制御による
後述する本発明の切削パスの編集処理を行なって、レジ
スタ格納処理部50に渡す。このレジスタ格納処理部で
は2周知の如く各座標軸の工具移動量などの数値情報を
各々定められた指令値レジスタに格納し、更に補間回路
60で工具移動量に相当するパルス列に変換され、更に
サーボ系回路70でD−A変換を行なって、NC工作機
械80を駆動させるよう々構成となっている。
また、第2図はNCテープから入力される本発明のNC
データの構成を示す図であシ、更に各切削パスのデータ
形式は、例えば第3図に示すように、最初に前記パスナ
ンバワードzootと該切削パスの始点の座標値があ夛
、以降に肢切削パスに含まれるブロックのデータが続き
、最後にEOPのワードPで終るように構成(、はエン
ドオブブロックEOBである)する。なお、最終の切削
パスは、例えばEOPを2個続けて他の切削パスと判別
できるようにしておく。又、第4図は、上記各切削パス
を構成する各ブロックのデータを一時記憶する為のバッ
ファを設けて、各切削パスの切削方向も変更し得るよさ
に構成した本発明のデータ処理方式の他の実施例である
以下、第1図〜第4図を用いて、本発明のNC加工方法
を説明する。第1図に示す編集処理部40では、最初に
判別口軽、441において、例えば予めMDlllで指
定される本発明の実行命令を判定し、対応する実行命令
モードに実行命令フラグをセクトし、更に同時に指定さ
れている例えば工具原点の位置ベクトルの。、クリアラ
ンスプレーンCPの値Zc並びにアプローチ量dの値な
どを読込んでセットしておき、NCテープ読込時に上記
実行命令フラグを判別し、該フラグがオフならば以下の
編集処理部をスキップして各ブロックデータをそのま\
レジスタ格納処理部50へ送って、以下従来技術と同様
の方法でNC加工を実行するように構成し、一方上記実
行命令フラグが本発明の実行命令モードに設定されてい
る時には、各ブロックのデータを判定し、カッタパスの
作成に直接関与するディメンシロンワードを含むブロッ
クのデータは判別回路B42に渡し、例えば補助機能な
どカッタパスの作成には関連しないブロックのデータは
、同様に以下の一編集処理部をスキップしてレジスタ格
納処理部50へ送るようにする。次に判別回路B42に
おいては、データ読取処理の制御を行なうとともに前記
パスナンバ並びに: EOPを判別し、前記各切削パス
中のブロックであるか否かを判定して6各のデータ処理
モードに対応するデータ処理系を起動させる。即ち、ま
ず最初のカッタパス群は第2図に示すように補助パスで
あるから、データ処理モードの7ラグを補助パス生成モ
ード(以下補助モードという)に設定しておき、入力さ
れたブロックのデータがパスナンバの時は検出フラグと
してパスナンバフラグをセットする。一方パスナンパで
ない時は、補助モードであるか、上記切削パスを構成す
るブロックのデータ処理モード(以下パスモードという
)であるか、該切削パスの終りを示すEOPであるか、
あるいはピックフィードパス生成モード(ピック、モー
ドという)であるか、のいずれかであシまず補助モード
ならばNCテープ中に補助パスのNCデータも作成され
ている場合であるから、既に設定されている実行命令モ
ードにより該補助パスのデータを利用するか否かを決定
し、そのま\利用する時には新たに補助パスを生成する
必要がないのでデータ処理モードを補助モードからパス
モードに変換し、以下の処理をスキップしてレジスタ格
納処理部50へ送り、又、該補助パスのデータを利用し
ない時には読飛して次のブロックの処理に移る。一方パ
スモードならば、該切削パスの切削方向を変更しない場
合(切削方向を変更する為の反転処理については後述す
る)は、各ブロックのデータをそのま\利用すればよい
ので以下の処理はスキップしてレジスタ格納処理部50
へ逐次転送する。更に該ブロックのデータがEOPなら
ば該切削パスの処理は完了しているので、検出フラグと
してEOPフラグをセットするとともに、データ処理モ
ードをバスモードからピックモードに変換し、更に最終
切削パスのEOPの時は1曲面切削の終了フラr4,7
81時にセ・トしておく。又、最後のケース、即ちデー
タ処理モードがビックモードでかつ入力される該ブロッ
クのデータがパスナンバでない時は、NCテープにピッ
クフィードパスあるいは原点復帰の為の補助パスのNC
データが作成されているケースであるから、前述の補助
モードの場合と同様に該NCデータを利用するか否かを
判定し、利用する場合は、データ処理モードをビックモ
ードからバスモードに変えてレジスタ格納処理部50ヘ
スキツプさせ、利用しない場合は読飛す。なお、切削方
向を、例えばTwo way切削からQngtnay切
削に変換させる場合は、編集処理部40を、例えば第4
図に示すように構成しておき、判別回路B42にバッフ
ァ管理機能を附加し、前述の処理手順においてバスナン
バを判別した時に、更に判別回路C43で実行命令モー
ドにより該切削パスの切削方向を反転するか否かを判定
して、反転する必要のある時は反転フラグを設定し、更
にバッファ格納処理部44で、EOPまでの該切削パス
を構成する全ブロックのデータをバッファに順次転送す
る。又同じく前述の処理手順において、データ処理そ−
ドがパスモードの時には、更に判別回路、Z)45で上
記反転フラグを判別して、バッファ読出し処理部46で
上記バッファに格納されている該切削パスのNCデータ
を、反転しない場合は格納した順序に、又反転する必要
がある場合は格納した順序と逆方向に、各ブロックのデ
ータを順次読出し、レジスタ格納処理部50へ渡すよう
に構成する。又、この時バッファ格納処理44において
既に読出しを完了したブロックに対するバッファ領域を
管理しておき、その空き領域に次の切削パスの各ブロッ
クのデータを逐次格納していくように構成してもよい。
かくして、次のベクトル演算処理部47において、工具
原点の位置ベクトルの。を基撫点として、パスナンバフ
ラグが設定されている場合は該切削パスの始点の位置ベ
クトル■、を、又、EOPフラグが設定されている時は
同じく終点の位置ベクトルの、をそれぞれ求める。但し
、この際、前述の如く、核切削パスの切削方向を変更す
る必要がある場合は、前記バッファに格納された該切削
パスデータを参照して、上記始終点を反転して求めてお
く。しかる後、パス生成処理部48において、データ処
理モードが補助モードの時は工具原点■。から第1切削
パスの始点■5.までの補助パスを生成し、一方ピツク
モードの時は、前記終了フラグがセットされていなけれ
ば、一つ前の切削パスの終点の、i−1から該切削パス
の始点■、iまでのピックフィードパスを生成し、終了
フラグが設定されている場合は既に曲面切削が終了して
いることになるので、最終切削パスの終点■。から工具
原点■、までの補助パスを生成して、夫々レジスタ格納
処理部50へ転送する。
次に第5図を用いて、前記補助パス並びにピックフィー
ドパスの生成方法の一例を説明する。
第5図に示すように、工具原点を■。(’o、 ’io
匂)、第1切削パスの始終点を夫々の71 <’I、1
3111 t z、l ) +■mH(−as l 3
’#l I Zal) #第2切削バスの始終点を同様
に、■72 (’It ) ’/It p ”1M )
    ′■#! (rat * ff5z p 2a
g )とすると、最初の補助パスは、■。から0.、ま
で、ピックフィードパスは■、1から■5.マでの夫々
カッタパスを生成すればよい。まず、補助パスは例えば
cpの値ZcをZc=Zo とすれば、cp上を早送り
で移動するブロック■。→lPl + Z方向に同様に
早送りで降下するブロックIP、→IP2.更に切削送
シで切削開始点にアプローチするブロック1八→■、1
の合計3ブロックで構成すればよく、問題はCP上の位
置ベクトルIP、並びに■5.のZ座標値にアブa−チ
量dを加えた位置ベクトルl?、を求めることに帰着し
、該位置ベクトルは、各々IPx (z JFI −・
l、、 、 Zo )+ IPt (Mat + ’/
z+ + !、t+d )として容易に計算し得るので
、例えば、インクリメンタル座標を(]内で表わすと。
GOOX (at zt −x。) Y Cyz−yo
 ) 。
Z (z、1− ”6+d )。
aolz (−tt ) Flooo 。
の如く補助パスを生成する。又、ピックフィードパスは
、例えば早送りでの□からcpvで上昇するブロックの
6.→IF8. CP上を移動するブロックIP、→”
4 t Z方向に降下するブロックIP。
→IP5.更に切削送pに変えて■、2までアプローチ
するブロックIP、→■5.の合計4ブロックのNCデ
ータで構成することにすれば、同様にして各位置ベクト
ルは+  +p3(−1+ 3’gl H”0 )+ 
LP4(−z** !Iz** ”o ) + IFs
 (gzty !zt+ ”zt+d )として求め得
るので、 aooz (z、 −z、、 ) 。
X (212−2@1 ) F (712−、FBI 
> ・Z’(!7.− z6+d ) 。
aolz (−et )Flooo 。
のようにピックフィードパスを生成すればよい。
又、最後の補助パス(図示せず)も全く同様な方法で作
成することができるので、ここでは説明を省略する。な
お、以上の計算で用いるZO。
d並びに切削速度Fなどの値は、MDIよp予め入力し
ておく構成と々っているか1例えば補助パスに関しては
、3ブロック程0度とデータ量が少ないので、予めNC
テープに出力しておき、その補助パスのデータを利用し
てZc、eL、並びにFの値を求めるような構成にする
ことももちろん可能である。次に、本発明による切削パ
ス編集機能を実行する為の具体的な実施例を説明する。
第6図は本発明によって実現し得る機能を前記実行命令
モードで表わしたものである。第6図に示すように実行
命令モードは予め指定される実行命令、即ちパス接続方
法並びに切削方向に関する命令を指示することによって
決定され、パス接続方法として、命令Aから命令Fまで
の6種類があシ、更にその各々の場合について第1切削
パスの切削方向に対する反転命令の有無があるので、実
行命令モードとしては反転命令々しの場合のN1〜N6
モードと反転命令が指定された時のN8〜N6モードの
合計12種類の実行機能がある。パス接続方法は、作成
されている切削パスデータがOnm may切削である
かTw。
way切削であるかによって異なj) 、Ohm ma
y切削の場合、命令Aは一旦該切削バスの始点に戻って
から次の切削パスの始点に工具を移動させる場合であシ
、命令Bは直接次の切削パスの始点に移する場合、更に
命令CはTweJway 切削に変更する場合に夫々指
定する。又、一方切削パスデータがTwo way切削
の場合には、命令りは単にピックフィードパスを生成す
る場合に%命令EはOnmway切削に変更して、更に
命令Aに対応する接続方法とする場合に、命令Fは同じ
くOf&m way切削の命令Bの接続方法に変更する
場合に夫々指定する。即ち、例えば第7図に示すように
切削パスデータがOna may切削で作成されている
場合、N、モードとすれば、NC加工時に既に述べたよ
うな方法で補助パス並びにピックフィードパスが自動的
に生成され、結果としてカッタパスは、工具の移動順序
のみ示すと、工具原点の。(図示せず)から、■0→■
、1→■6.→■、l→■0→の。→・・・・・・のよ
う表切削方法で全曲面に亘りてくり返すことになる。又
、N、モードを指示すれば、同様にカッタパスは、■0
→■、1→■、1→ノ1.→■、→・・・・・・の如く
な〕、更にN、モードの場合は、偶数番目の切削パスの
切削方向が反転されt■0″のII″の一1″の1鵞0
■、、−+■Is″■−1→・・・・・・の如くなる。
一方、第1切削バスの切削方向を反転するRモードの場
合も全く同様であるので、以下Rモードにおける説明は
省略するが、−例を挙げると、例えばR,モードを指示
すれば、カッタパスは、■0→■1.→■1.→■6.
→■。→の5.→・・・・・・のようになって、N、モ
ードの切削方向が反転する。又、第8図に示すようにT
woway切削で切削パスデータが作成されている場合
には、N4モードとすれば、カッタパスは■0→■5.
→■1.→■5.→の6.→■、3→・・・・・・の如
くなシ、更にN、並びにN6モードの場合は、Of&a
 way1切削に変更され、カッタパスは夫々、■0→
の□→■−1→■む→■−2→■71→■−!→の#3
→■−3→曲°。
および■。→■、、→■1.→■6.→■2.→■5.
→の、3→・・・・・・のように生成されていくことに
なる。以上述べたように、本発明によれば同−NCテー
プによシラ2種類の切削方法を選択し得るから、NC加
′工現場において、加工条件等に合わせて、容易Kかつ
効果的に切削方法を変更することができ更に結果として
NCテープの作成コストの低減効果につながる。
第9図は本発明で実現し得る機能の他の実施例の説明図
である。一般に曲面をNC加工する場合、前記切削パス
の本数は非常に多くなるが荒加工時には必ずしも全切削
パスでNC加工を行なう必要はない。その点に着目して
本発明では、予めMDI等で指定された命令に従って、
実際にNC加工を実行させる切削パスと実行させない切
削パスとを判別できるように構成している。即ち、第9
図に示すように曲面加工用の切削パスデータが切削パス
1から切削パスルまで作成されている場合に、例えば、
各切削パスに対してMDIよF)1本おきにNC加工を
実行するように指定すれば、原切削バス番号のうち((
7+1)i−1)番目の切削パス(実線で示したパス1
からパスiまで)K対するカッタパスだけを生成しそれ
以外の切削パス(破線で示す)はスキップすることにな
るので、結果としてNC加工時間は実際に工具が移動す
る切削パスの本数が1本からi本に減少することから、
はy1/ン+1程度に削減できることに々る。通常、荒
加工を行なう場合、加工効率を考慮して、仕上げ加工用
のNCテープの他に荒加工用NCテープを作成している
場合が多いがNC作成コストを低減する為に仕上げ用N
Cテープで荒加工を行なう場合も少なからずある。いず
れの場合にしても、本実施例によれば、仕上げ加工用の
NCテープだけで荒加工も実行でき、かつ又、NCテー
プの作成コストを低減できるという効果もある。
〔発明の効果〕
本発明忙よれば、まず、NCテープに補助パスあるいは
ピックフィードパスを作成しておく必要がないので、N
Cテープ作成コストの低減並びにNCテープ量の削減効
果がある。更に、加工効率を考慮して、NC加工現場に
おいて容易く切削方法などを変更することができるので
、加工条件を変更する必要が生じた場合にも、同−NC
テープを用いて、好適なNC加工を行なう為に、その場
で、直ちに対応し得るという利点があシ、かつ又、新た
KNCテープを作成しなくてもよいから、結果としてN
Cテープ作成時間並びに作成コストを低減し得るという
効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するNC加ニジステムの全体構成
図、第2図は本発明のycデータの構成方法を示す図、
第3図は本発明の切削パスのデータ形式の説明図、第4
図は本発明におけるパス編集処理部を示す図、第5図は
本発明の補助パス並びにピックフィードパスの生成方法
の説明図、第6図は本発明の実行命令モードの説明図、
第7図及び第8図は本発明の切削パスの編集機能の説明
図、第9図は本発明で実現し得る機能の他側の説明図で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)数値制御工作機械で、対象とする部品形状を切削
    加工する為の、ブロックを処理単位として構成される数
    値制御データを数値制御装置に入力して、部品形状の加
    工を行なう数値制御加工方式において、上記数値制御デ
    ータのうち、予め数値制御データ作成時に指定された切
    削方向に、部品形状の両端点間を工具が移動する1ブロ
    ックあるいは複数ブロックからなるフィード方向の数値
    制御データである各切削パスに対して、切削パスの直前
    に、切削パスを識別する為の切削パス番号を表わすワー
    ドとして、一連のパスナンバを附加しかつ又、切削パス
    の直後に切削パスの終りを示すワートを附加するように
    構成しておき、数値制御装置でパスナンバを読み込み、
    判別して、工具原点から部品形状の切削開始点までの工
    具移動並びに上記各切削パス間を接続する為のピックフ
    ィード方向に対する工具移動並びに部品形状の切削終了
    点から工具原点までの工具移動、に関する数値制御デー
    タを新たに生成することにより、部品形状の数値制御加
    工を実行できるようにしたことを特徴とする数値制御加
    工方式。
JP11402585A 1985-05-29 1985-05-29 数値制御加工方式 Pending JPS61272803A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01306150A (ja) * 1988-05-31 1989-12-11 Okuma Mach Works Ltd 自動プログラミング装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01306150A (ja) * 1988-05-31 1989-12-11 Okuma Mach Works Ltd 自動プログラミング装置

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