JPS61272603A - 角度信号変換方法 - Google Patents
角度信号変換方法Info
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- JPS61272603A JPS61272603A JP60115697A JP11569785A JPS61272603A JP S61272603 A JPS61272603 A JP S61272603A JP 60115697 A JP60115697 A JP 60115697A JP 11569785 A JP11569785 A JP 11569785A JP S61272603 A JPS61272603 A JP S61272603A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野1
本発明は、シンクロ電機発信器を用いた、角度信号変換
方法に関するものである。 【従来の技術1 シンクロ電機発信器を用いた角度−ディジタル信号変換
は、スコツトトランスによるものが多く、その変換の基
本的な原理は次の様である。 シンクロ発信器軸の基準方向からの向き0は、シンクロ
発信器より出力される信号S1、S2)S3が、下記の
式で与えられる電圧に変換される。 ESl=cosθ−E□sinωj ES2−cos(θ−1206)−E□ sinωしE
S3=cos(0+120’ )・Eo−sinωt。 更に、これらはスコツトトランスによって次の様な信号
に変換される。 V1= K E □−sinθ・sin (1) t、
−−−−−(1)式V2= K E □ −cos
O・sinωし・・・・・・(2)式次に、0とは無関
係な信号CoSφ、sjnφなる信号を作成して、上記
■1及び■2に乗算して、次の様なン寅算を行なう。 V□ = Vl ・cosφ−■2・sjnφ=sjn
(0−φ)・KE□ −5jnωt−(3)式・この(
3)式は、シンクロ受信器の誤差電圧と同じとなり、サ
ーボ方式と同様に誤差信号によってφを変化させて、常
にO−φになるようにバランスさせれば、1−ラッキン
グ型の角度測定器となる。 別法として、vl及び■2をsinωしにより同期整流
して直流化し、Vl’ =sjnO1V2’ =cos
Dとして、cosφ、sjnφの代りに、E s Co
5(11st。 EssinωsIZを作成して、次の演算をすれば、V
□ =VI’ E 5cosωst、−V2’
E 5sjnω5t=E s −5−in (ωs
t、 −73)−−−−−−(4)式となり、sinω
s1に対する位相に変換され、従ってこの位相を測定す
ることによって角度0を測定することができる。 以上の様に、従来(3)式と(4)式とによる三方法が
考えられ、更にOを平均値として取り出す場合、(3)
式について2方式、(4)式について1方式がある。 ます、(3)式については、vl、v2を直流化して、
cos D 、sin Oとし、この信号をそれぞれC
R平均したものをcos O’ 、 sin O’ と
して、(3)式を演算する様構成してトラッキング時間
する方法と、(3)式に対してCR平均を行い、トラン
キング変換する方法がある。 (4)式については、直流化したVl、V2をCR平均
する方法がある。 【発明が解明しようとする問題点1 (3)式による方法は誤差電圧を利用し、1−ラッキン
グする方法であり、誤差角度対誤差電圧の特性は、第2
図に示すように誤差角度に対して比例した出力電圧では
なく、誤差角度が90°を越えると、逆に誤差電圧が低
下してしまう。誤差電圧が0°に近い所でのみ、はぼ比
例関係とみなせる。 つまり、誤差角度が大きくなると、1〜ラッキング時間
が本来必要とされる理想の時間より長くなってしまう。 特にこれは、誤差角度が大きくなりやすい平均時に問題
となる。 又、(3)式の誤差電圧の式中に、振幅に−E。 が存在し、sjnωtとして商用電源が使用されること
が多いことを考え合せると、電源電圧の変動によってト
ラッキング時間、しいては平均時間が変動するという欠
点を持つ。 又、(4)式による方法は、ωstに対する位相に変換
されるため、上記の様な欠点はないが、同期整流した後
、ωstとの乗算を行うため回路が複雑になる欠点があ
る。 本発明は、以上の欠点を解決することを[1的としてな
された。 【問題点を解決するための手段1 (1)式において、vlを次の様に変形して演算すると
、 Vl’ = K E □−sinθ・cosωt・旧・
・(5)式V2 = K E □ °cosθ・si
n (11t −−(2)式VO=V1’ +V2 =KEo−sjnO−cosωt+KE□ 拳cosO
−sinωt= K E □ −sin((11し十〇
> −・・−・(6)式となり、0はωt
に対する位相に変換され、この位相を測定することによ
り、角度θを知ることができる。 (5)式より明らかな様に、vlとv2のωtに対する
位相差を90°にして、加算する回路により実現するこ
とができる。 なお、(6)式で減算を行っても、位相の変化方向が異
るのみで、同様にωtに対する位相に変換できる。 【作 用】 第1図にもとすいて説明すると、vlは90°移相器l
によりv1′ の様に変換される。このv1′と■2を
加算器2により加算すると、(6)式に示さ−れる様な
、sinωtより0だけ位相のずれた信号が得られる。 この信号を波形整形し、 Va=−sin(ωを十θ)とし、次の位相差測定回路
3に入力する。 一方、比較用信号Vr= K RE □ sjn (1
) tは、波形整形され、Vrr=sinω七として位
相差測定回路3に入力し、位相差=角度θをディジタル
値、又はアナログ値に変換する。 1)移相器1について (5)式のVl’ を変形すると、 Vl’ = K E O−sin e ・
cos ω し=KE□ ・5jnO・sin(ωt
+90°)となり、5jn6+tに対して90°の進相
回路を必要とする。 この90°の進相回路としては、ωに対して利得]の反
転積分器を用いればよい。この反転積分器に■1を入力
すると、出力は、 Vl″= −I Vldt = K Eo −5jn D −(−sjn(ωし一9
0° ))= K E □ ・sin D ・5jn(
ωt;−90°+180°)= K Ec) ・sj
n O−sjn(ωし+90° )=KE□−5jnO
−cosc+>t ・・=・・(7)式となり、(
5)式と(7)式は等しくなる。 反転積分器の例としては、ミラー積分器があり、入出力
特性は、次式で現わされる。 Vout/ Vin= 十j −1/ (IJ Ct、
−ReここでCt、、Rt、は積分コンデンサ及び積分
抵抗を表わす。 この式より利得1とするためには、 ωCt−Rt=1 となるように、Cし及びReを選択すればよい。 なお、この積分器をωに同期したクロックにより動作す
る、スイッチトキャパシタ積分器を用いた状態変数型ア
クティブフィルターで、利得を1に設定し、使用すると
、ωが変動しても、Vr、V]’、V2の位相関係を常
に一定に保つことができる。 別法として、比較信号Vr、及びVl’ 、V2の全て
の信号の位相を同じだけずらせても、3つの信号間の位
相関係は変らない。そこで、全体の位相を一45°とし
た場合を考察すると、Vr’ = KREO−8
in(ω tニー45 ° )Vl” = K E
□ ・sjn D ・cos(ωt−45’ )= K
E r)−sjnθasin(ωt+45°)V2’
= K E o −cos 0−sin(ωし一4
5° )となり、この±456の移相回路はCR回路に
よって実現できる。 第3図(イ)の回路で、R=1/ωCとなるようにC,
Rの定数を選択すると、第3図(ロ)のべり[・ル図で
示されるように、入出力間の位相差=45゜Ec及びE
Rの位相差=90°で、電圧の大きさは等しい出力を得
ることができる。(なお、入出力間の電圧比は、17(
Tとなる。)従って、第1図の1′の部分を、第3図(
イ)のCR回路で置き換えても作用は同様となる。 2)加算器2について 加算器2は、オペアンプにて簡単に構成することができ
る。 3)位相差測定回路3について 第4図に、トラッキング形の位相差測定回路を示す。 図面にもとずいて説明すれば、比較信号Vrrは、プロ
グラマブル移相器31に加え、られる。プログラマブル
移相器31は、この信号とディジタル信号(角度φd)
により位相を制御し、 Vb=sin(ωし+φ)を作成し、位相検波器32に
加える。 位相検波器32は、ディジタル形位相検波器でVa:=
si口(ωし十〇)とvbとを比較し、その位相差(O
−φ)により、Vl]及びVdの2つの出力を得る。第
5図の位相検波器のタイミング図に示すように、Vaに
対してvbの位相が遅れている場合は、Uに信号Vuが
得られる。この信号V 11とクロックfcとANDが
とられ、位相差(0−φ)に比例した数のクロックCu
が得られ、アップダウンカウンタ33をアップカウント
するように働く。 アップダウンカウンタ33の角度出力φdは増大し、v
bの位相を進めるように作用し、位相差(θ−φ)は減
少する。 Vaに対してvbの位相が進んでいる場合は、Dに信号
Vdが得られる。VdどクロックfcとのAND信号に
より、位相差(0−φ)に比例したクロックCdが得ら
れ、アップダウンカウンタ33をダウンカウントするよ
うに働く。 この結果、ディジタル角度出力φdは減少し、vbの位
相は遅わ方向に作用し、位相差(0−φ)は減少する。 以上の様に、位相差(θ−φ)−〇、っまりθ=φとな
るように動作し、入力位相に追従するサーボ方式の角度
ディジタル変換器となる。 4)平均化の原理 第4図の回路で、fcのパルス周波数を下げることによ
り、平均化角度を得られることを次に示す。 この回路のディジタル形位相比較器は、位相比較が不連
続であって、いわゆるサンプル値制御系である。しかし
、サンプリング信号である比較信号周波数f−ω/2π
が検出される位相差の時間的変化を、十分復現しうるほ
どに高いとみなすことができる場合には、線形制御シス
テムとして近似して考察できる。 アップダウンカウンタ33+プログラマブル移相器31
の入出力の関係は、次の様になる。 プログラマブル移相器31の出力位相φ〔ラジアン〕の
変化分は、アップタウンカウンタ33の入力クロックC
1;l [5ec−’)(Cp=Cu−Cdである)に
比例するので、比例定数をKcとすれは、d [φ(t
、)]/’d t = K r、−Cp (L)・−(
8)式%式% 入力クロックCPは、位相検波器32の出力パルス幅と
クロックfcに比例するので、比例定数をK pとする
と、次式で表わされる。 Cp(L、)=Kp(0−φ)・f t〕−−(9)式
ここでOは入力位相で単位はラジアン (8)、(9)式をラプラス変換すると、(8)式より 、、C(dφ (t、) / dr、] = s
Φ(s)= I(cCP(s) ・(10)式(9)式
より Cp(s)=Kp−f c[e(s)−Φ(s)]−(
l])式(11)式を(10)式に代入し、入出力間の
伝達関数を求めると、 S Φ(s)= Kc−r(p −fc ro (s
) −Φ (S)〕Φ(s)・(s + I<c−Kp
4c)/θ(s) = K c・K p−fcΦ(s)
/ CJ (s) = Kc−Kp−fc/ (s +
Kc−Kp−fc)= 1 / (] +s / (
Kc−Kp・fc))=1/CI+Ts) −−(1
2)式ただし、T = l / Kc・Kp4c (s
ee) =113)式となり、−次おくれ系の伝達関数
と同じになる。 この(12)式は、時定数T=CRのRC平均化回路の
式と同一である。 今、 (1,2)式にステップ入力を加えると、その応
答は、 φ(t)=、、U−’ [(+、 /s) ・1 /(
1+Ts))= i −e −+ ・旧・・(
14)式となり、指数関数状の応答を生ずる。 (14)式においてt=Tとおくと、 φ=、(+、−e−” )崎0.632 であるから
、Tは、「ステップ入力値の63.2%に達する時間」
として表わされる。 (13)式より、第4図における平均化時定数Tは、ク
ロックf c、に逆比例しているため、fc小、つまり
クロックパルス周波数を小とすると、T大となり、平均
化時定数をfcによって制御することができ、トラッキ
ング時間はこの時定数Tによって表わされる。 従来の(3)式による方法の場合は、トラッキン= 1
3− り時間は、位相差(O−φ)に比例せず、sin(0−
φ)に比例するため、(O−φ)がOoに近い所でのみ
、近似的に時定数 T=1/KEmとなる。ここで、K
は(2)式の方法による1〜ラッキング回路の比例定数
、Emは誤差電圧の最大値である。 5)プログラマブル位相器31についてプログラマブル
移相器31は、カウンタ+ディジタルコンパレータ方式
、アップダウンカウンタ方式、カウンタとデコーダ方式
等があるが、−例として第6図について説明すると、N
分周器36とP L L回路35により周波数てい倍回
路を構成しており、出力周期数はfp=Nω/2πとな
る。このfpをクロックとして、アップダウンカウンタ
37に加える。アップダウンカウンタ37は、常にアッ
プカウントの状態とし、最大カラン1−数はNであり、
比較信号Vrrの立上りのタイミング(PL[、lii
路35がロック状態の時にはVrr=Vrbとなるため
、Vrbの立上りのタイミングでも同様となる)で、デ
ィジタルデータφdのデータをロードし、クロックfp
により(N−1)−φdカウントし、キャリ信号vbを
出力する。 このキャリ信号vbの立上りのタイミングがsin(ω
t−十φ)となり、次のディジタル位相検波器に入力さ
れる。 なお、分周器36及びアップダウンカウンタ37にセラ
1へするNの値は、2のべき乗、つまりN=2P、又は
10のべき乗に設定するのが良い。 ここで、pは、テイジタル出力φdのピッ1〜数であり
、角度分解能を決定する。 位相差測定回路の別法で、角度Oの平均値を必要としな
い場合には、第7図の様な回路で、テイジタル又はアナ
ログに変換することができる。 それぞれVrr、Va倍信号おのおの2分周して排他的
OR回路に加えると、位相差(この場合、位相差=θで
ある)に比例したパルス中の出力が得られるので、ディ
ジタル値に変換するのは容易に行なえる。又、この出力
をローパスフィルタを通ずことにより、簡単にアナログ
出力を得ることができる。 【実施例1 第8図は、本発明の風向計への1実施例であり、矢羽根
の軸とシンクロ発信器の軸を接続し、矢羽根の向きOを
測定し、風向を測定するものである。 他の実施例としては、シンクロ発信器軸にラック・ビニ
オン機構を設け、位置角度変換を行ない、位置−ディジ
タル変換器として用いることができる。 【発明の効果1 本発明は、従来の演算方法とは異る演算を行うことによ
り、より簡単な回路によって構成でき、角度Oと出力角
度φどの位相差(0−φ)に比例した誤差出力を得るこ
とができ、この出力を用いて、トラッキング回路を制御
するため、位相差の大きさに関係なく常に追従時定数T
は一定であり、又、電源電圧(E□sinωt)の変動
によるトラッキング時間の変動がなく、正確な平均化時
定数が得られる効果がある。
方法に関するものである。 【従来の技術1 シンクロ電機発信器を用いた角度−ディジタル信号変換
は、スコツトトランスによるものが多く、その変換の基
本的な原理は次の様である。 シンクロ発信器軸の基準方向からの向き0は、シンクロ
発信器より出力される信号S1、S2)S3が、下記の
式で与えられる電圧に変換される。 ESl=cosθ−E□sinωj ES2−cos(θ−1206)−E□ sinωしE
S3=cos(0+120’ )・Eo−sinωt。 更に、これらはスコツトトランスによって次の様な信号
に変換される。 V1= K E □−sinθ・sin (1) t、
−−−−−(1)式V2= K E □ −cos
O・sinωし・・・・・・(2)式次に、0とは無関
係な信号CoSφ、sjnφなる信号を作成して、上記
■1及び■2に乗算して、次の様なン寅算を行なう。 V□ = Vl ・cosφ−■2・sjnφ=sjn
(0−φ)・KE□ −5jnωt−(3)式・この(
3)式は、シンクロ受信器の誤差電圧と同じとなり、サ
ーボ方式と同様に誤差信号によってφを変化させて、常
にO−φになるようにバランスさせれば、1−ラッキン
グ型の角度測定器となる。 別法として、vl及び■2をsinωしにより同期整流
して直流化し、Vl’ =sjnO1V2’ =cos
Dとして、cosφ、sjnφの代りに、E s Co
5(11st。 EssinωsIZを作成して、次の演算をすれば、V
□ =VI’ E 5cosωst、−V2’
E 5sjnω5t=E s −5−in (ωs
t、 −73)−−−−−−(4)式となり、sinω
s1に対する位相に変換され、従ってこの位相を測定す
ることによって角度0を測定することができる。 以上の様に、従来(3)式と(4)式とによる三方法が
考えられ、更にOを平均値として取り出す場合、(3)
式について2方式、(4)式について1方式がある。 ます、(3)式については、vl、v2を直流化して、
cos D 、sin Oとし、この信号をそれぞれC
R平均したものをcos O’ 、 sin O’ と
して、(3)式を演算する様構成してトラッキング時間
する方法と、(3)式に対してCR平均を行い、トラン
キング変換する方法がある。 (4)式については、直流化したVl、V2をCR平均
する方法がある。 【発明が解明しようとする問題点1 (3)式による方法は誤差電圧を利用し、1−ラッキン
グする方法であり、誤差角度対誤差電圧の特性は、第2
図に示すように誤差角度に対して比例した出力電圧では
なく、誤差角度が90°を越えると、逆に誤差電圧が低
下してしまう。誤差電圧が0°に近い所でのみ、はぼ比
例関係とみなせる。 つまり、誤差角度が大きくなると、1〜ラッキング時間
が本来必要とされる理想の時間より長くなってしまう。 特にこれは、誤差角度が大きくなりやすい平均時に問題
となる。 又、(3)式の誤差電圧の式中に、振幅に−E。 が存在し、sjnωtとして商用電源が使用されること
が多いことを考え合せると、電源電圧の変動によってト
ラッキング時間、しいては平均時間が変動するという欠
点を持つ。 又、(4)式による方法は、ωstに対する位相に変換
されるため、上記の様な欠点はないが、同期整流した後
、ωstとの乗算を行うため回路が複雑になる欠点があ
る。 本発明は、以上の欠点を解決することを[1的としてな
された。 【問題点を解決するための手段1 (1)式において、vlを次の様に変形して演算すると
、 Vl’ = K E □−sinθ・cosωt・旧・
・(5)式V2 = K E □ °cosθ・si
n (11t −−(2)式VO=V1’ +V2 =KEo−sjnO−cosωt+KE□ 拳cosO
−sinωt= K E □ −sin((11し十〇
> −・・−・(6)式となり、0はωt
に対する位相に変換され、この位相を測定することによ
り、角度θを知ることができる。 (5)式より明らかな様に、vlとv2のωtに対する
位相差を90°にして、加算する回路により実現するこ
とができる。 なお、(6)式で減算を行っても、位相の変化方向が異
るのみで、同様にωtに対する位相に変換できる。 【作 用】 第1図にもとすいて説明すると、vlは90°移相器l
によりv1′ の様に変換される。このv1′と■2を
加算器2により加算すると、(6)式に示さ−れる様な
、sinωtより0だけ位相のずれた信号が得られる。 この信号を波形整形し、 Va=−sin(ωを十θ)とし、次の位相差測定回路
3に入力する。 一方、比較用信号Vr= K RE □ sjn (1
) tは、波形整形され、Vrr=sinω七として位
相差測定回路3に入力し、位相差=角度θをディジタル
値、又はアナログ値に変換する。 1)移相器1について (5)式のVl’ を変形すると、 Vl’ = K E O−sin e ・
cos ω し=KE□ ・5jnO・sin(ωt
+90°)となり、5jn6+tに対して90°の進相
回路を必要とする。 この90°の進相回路としては、ωに対して利得]の反
転積分器を用いればよい。この反転積分器に■1を入力
すると、出力は、 Vl″= −I Vldt = K Eo −5jn D −(−sjn(ωし一9
0° ))= K E □ ・sin D ・5jn(
ωt;−90°+180°)= K Ec) ・sj
n O−sjn(ωし+90° )=KE□−5jnO
−cosc+>t ・・=・・(7)式となり、(
5)式と(7)式は等しくなる。 反転積分器の例としては、ミラー積分器があり、入出力
特性は、次式で現わされる。 Vout/ Vin= 十j −1/ (IJ Ct、
−ReここでCt、、Rt、は積分コンデンサ及び積分
抵抗を表わす。 この式より利得1とするためには、 ωCt−Rt=1 となるように、Cし及びReを選択すればよい。 なお、この積分器をωに同期したクロックにより動作す
る、スイッチトキャパシタ積分器を用いた状態変数型ア
クティブフィルターで、利得を1に設定し、使用すると
、ωが変動しても、Vr、V]’、V2の位相関係を常
に一定に保つことができる。 別法として、比較信号Vr、及びVl’ 、V2の全て
の信号の位相を同じだけずらせても、3つの信号間の位
相関係は変らない。そこで、全体の位相を一45°とし
た場合を考察すると、Vr’ = KREO−8
in(ω tニー45 ° )Vl” = K E
□ ・sjn D ・cos(ωt−45’ )= K
E r)−sjnθasin(ωt+45°)V2’
= K E o −cos 0−sin(ωし一4
5° )となり、この±456の移相回路はCR回路に
よって実現できる。 第3図(イ)の回路で、R=1/ωCとなるようにC,
Rの定数を選択すると、第3図(ロ)のべり[・ル図で
示されるように、入出力間の位相差=45゜Ec及びE
Rの位相差=90°で、電圧の大きさは等しい出力を得
ることができる。(なお、入出力間の電圧比は、17(
Tとなる。)従って、第1図の1′の部分を、第3図(
イ)のCR回路で置き換えても作用は同様となる。 2)加算器2について 加算器2は、オペアンプにて簡単に構成することができ
る。 3)位相差測定回路3について 第4図に、トラッキング形の位相差測定回路を示す。 図面にもとずいて説明すれば、比較信号Vrrは、プロ
グラマブル移相器31に加え、られる。プログラマブル
移相器31は、この信号とディジタル信号(角度φd)
により位相を制御し、 Vb=sin(ωし+φ)を作成し、位相検波器32に
加える。 位相検波器32は、ディジタル形位相検波器でVa:=
si口(ωし十〇)とvbとを比較し、その位相差(O
−φ)により、Vl]及びVdの2つの出力を得る。第
5図の位相検波器のタイミング図に示すように、Vaに
対してvbの位相が遅れている場合は、Uに信号Vuが
得られる。この信号V 11とクロックfcとANDが
とられ、位相差(0−φ)に比例した数のクロックCu
が得られ、アップダウンカウンタ33をアップカウント
するように働く。 アップダウンカウンタ33の角度出力φdは増大し、v
bの位相を進めるように作用し、位相差(θ−φ)は減
少する。 Vaに対してvbの位相が進んでいる場合は、Dに信号
Vdが得られる。VdどクロックfcとのAND信号に
より、位相差(0−φ)に比例したクロックCdが得ら
れ、アップダウンカウンタ33をダウンカウントするよ
うに働く。 この結果、ディジタル角度出力φdは減少し、vbの位
相は遅わ方向に作用し、位相差(0−φ)は減少する。 以上の様に、位相差(θ−φ)−〇、っまりθ=φとな
るように動作し、入力位相に追従するサーボ方式の角度
ディジタル変換器となる。 4)平均化の原理 第4図の回路で、fcのパルス周波数を下げることによ
り、平均化角度を得られることを次に示す。 この回路のディジタル形位相比較器は、位相比較が不連
続であって、いわゆるサンプル値制御系である。しかし
、サンプリング信号である比較信号周波数f−ω/2π
が検出される位相差の時間的変化を、十分復現しうるほ
どに高いとみなすことができる場合には、線形制御シス
テムとして近似して考察できる。 アップダウンカウンタ33+プログラマブル移相器31
の入出力の関係は、次の様になる。 プログラマブル移相器31の出力位相φ〔ラジアン〕の
変化分は、アップタウンカウンタ33の入力クロックC
1;l [5ec−’)(Cp=Cu−Cdである)に
比例するので、比例定数をKcとすれは、d [φ(t
、)]/’d t = K r、−Cp (L)・−(
8)式%式% 入力クロックCPは、位相検波器32の出力パルス幅と
クロックfcに比例するので、比例定数をK pとする
と、次式で表わされる。 Cp(L、)=Kp(0−φ)・f t〕−−(9)式
ここでOは入力位相で単位はラジアン (8)、(9)式をラプラス変換すると、(8)式より 、、C(dφ (t、) / dr、] = s
Φ(s)= I(cCP(s) ・(10)式(9)式
より Cp(s)=Kp−f c[e(s)−Φ(s)]−(
l])式(11)式を(10)式に代入し、入出力間の
伝達関数を求めると、 S Φ(s)= Kc−r(p −fc ro (s
) −Φ (S)〕Φ(s)・(s + I<c−Kp
4c)/θ(s) = K c・K p−fcΦ(s)
/ CJ (s) = Kc−Kp−fc/ (s +
Kc−Kp−fc)= 1 / (] +s / (
Kc−Kp・fc))=1/CI+Ts) −−(1
2)式ただし、T = l / Kc・Kp4c (s
ee) =113)式となり、−次おくれ系の伝達関数
と同じになる。 この(12)式は、時定数T=CRのRC平均化回路の
式と同一である。 今、 (1,2)式にステップ入力を加えると、その応
答は、 φ(t)=、、U−’ [(+、 /s) ・1 /(
1+Ts))= i −e −+ ・旧・・(
14)式となり、指数関数状の応答を生ずる。 (14)式においてt=Tとおくと、 φ=、(+、−e−” )崎0.632 であるから
、Tは、「ステップ入力値の63.2%に達する時間」
として表わされる。 (13)式より、第4図における平均化時定数Tは、ク
ロックf c、に逆比例しているため、fc小、つまり
クロックパルス周波数を小とすると、T大となり、平均
化時定数をfcによって制御することができ、トラッキ
ング時間はこの時定数Tによって表わされる。 従来の(3)式による方法の場合は、トラッキン= 1
3− り時間は、位相差(O−φ)に比例せず、sin(0−
φ)に比例するため、(O−φ)がOoに近い所でのみ
、近似的に時定数 T=1/KEmとなる。ここで、K
は(2)式の方法による1〜ラッキング回路の比例定数
、Emは誤差電圧の最大値である。 5)プログラマブル位相器31についてプログラマブル
移相器31は、カウンタ+ディジタルコンパレータ方式
、アップダウンカウンタ方式、カウンタとデコーダ方式
等があるが、−例として第6図について説明すると、N
分周器36とP L L回路35により周波数てい倍回
路を構成しており、出力周期数はfp=Nω/2πとな
る。このfpをクロックとして、アップダウンカウンタ
37に加える。アップダウンカウンタ37は、常にアッ
プカウントの状態とし、最大カラン1−数はNであり、
比較信号Vrrの立上りのタイミング(PL[、lii
路35がロック状態の時にはVrr=Vrbとなるため
、Vrbの立上りのタイミングでも同様となる)で、デ
ィジタルデータφdのデータをロードし、クロックfp
により(N−1)−φdカウントし、キャリ信号vbを
出力する。 このキャリ信号vbの立上りのタイミングがsin(ω
t−十φ)となり、次のディジタル位相検波器に入力さ
れる。 なお、分周器36及びアップダウンカウンタ37にセラ
1へするNの値は、2のべき乗、つまりN=2P、又は
10のべき乗に設定するのが良い。 ここで、pは、テイジタル出力φdのピッ1〜数であり
、角度分解能を決定する。 位相差測定回路の別法で、角度Oの平均値を必要としな
い場合には、第7図の様な回路で、テイジタル又はアナ
ログに変換することができる。 それぞれVrr、Va倍信号おのおの2分周して排他的
OR回路に加えると、位相差(この場合、位相差=θで
ある)に比例したパルス中の出力が得られるので、ディ
ジタル値に変換するのは容易に行なえる。又、この出力
をローパスフィルタを通ずことにより、簡単にアナログ
出力を得ることができる。 【実施例1 第8図は、本発明の風向計への1実施例であり、矢羽根
の軸とシンクロ発信器の軸を接続し、矢羽根の向きOを
測定し、風向を測定するものである。 他の実施例としては、シンクロ発信器軸にラック・ビニ
オン機構を設け、位置角度変換を行ない、位置−ディジ
タル変換器として用いることができる。 【発明の効果1 本発明は、従来の演算方法とは異る演算を行うことによ
り、より簡単な回路によって構成でき、角度Oと出力角
度φどの位相差(0−φ)に比例した誤差出力を得るこ
とができ、この出力を用いて、トラッキング回路を制御
するため、位相差の大きさに関係なく常に追従時定数T
は一定であり、又、電源電圧(E□sinωt)の変動
によるトラッキング時間の変動がなく、正確な平均化時
定数が得られる効果がある。
第1図は1本発明の原理図のブロックダイヤグラム
第2図は、誤差角度対誤差電圧出力特性第3図(イ)は
、移相器1′の回路例 第3図(ロ)は、第3図(イ)のべり1ヘル図第4図は
、位相差測定回路3の回路例のブロックダイヤグラム 第5図は、位相検波器32の動作タイミング図第6図(
イ)は、プログラマブル移相器31の回路例のブロック
ダイヤグラム 第6図(ロ)は、第6図(イ)のタイミング図第7図は
、位相差測定回路3の別の回路例のブロックダイヤグラ
ム 第8図は、風向計に応用した実施例を示す。 Xは、シンクロ電機発信器 T1は、比較信号用トランス T2)T3は、スコツト1−ランス ]、1′は、移相器 2は、加算器 3は、位相差測定回路 31は、プログラマブル移相器 32は、ディジタル位相検波器 33は、アップダウンカウンタ 34は、クロック発生器 35は、P L L回路 36は、N分周器 37は、アップダウンカウンタ 38.39は、1/2の分周器 40は、パルス幅変換回路 $50 ′!J6目 (イ)
(ロ)Il:i 3ら PLL回iを 穿70 、’+6 N令后1≧1
、移相器1′の回路例 第3図(ロ)は、第3図(イ)のべり1ヘル図第4図は
、位相差測定回路3の回路例のブロックダイヤグラム 第5図は、位相検波器32の動作タイミング図第6図(
イ)は、プログラマブル移相器31の回路例のブロック
ダイヤグラム 第6図(ロ)は、第6図(イ)のタイミング図第7図は
、位相差測定回路3の別の回路例のブロックダイヤグラ
ム 第8図は、風向計に応用した実施例を示す。 Xは、シンクロ電機発信器 T1は、比較信号用トランス T2)T3は、スコツト1−ランス ]、1′は、移相器 2は、加算器 3は、位相差測定回路 31は、プログラマブル移相器 32は、ディジタル位相検波器 33は、アップダウンカウンタ 34は、クロック発生器 35は、P L L回路 36は、N分周器 37は、アップダウンカウンタ 38.39は、1/2の分周器 40は、パルス幅変換回路 $50 ′!J6目 (イ)
(ロ)Il:i 3ら PLL回iを 穿70 、’+6 N令后1≧1
Claims (2)
- (1)シンクロ電機発信器からの角度信号を、スコット
トランスT2、T3で受け、その出力を移相器1、又は
1′、及び加算器2によりsin(ωt+θ)の位相信
号に変換する角度位相変換方法。 - (2)特許請求の範囲第1項記載の角度位相変換方法で
得られた位相信号を位相検波器32の入力に加え、比較
信号とディジタル出力φdをプログラマブル移相器31
に入力し、 sin(ωt+φ)の出力を得、この信号を位相検波器
32のもう一方の入力に加え、位相検波器32の出力の
位相差信号によりアップダウンカウンタ33をθ=φと
なるように制御して、ディジタル角度信号を得る、角度
−ディジタル信号変換方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60115697A JPS61272603A (ja) | 1985-05-29 | 1985-05-29 | 角度信号変換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60115697A JPS61272603A (ja) | 1985-05-29 | 1985-05-29 | 角度信号変換方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61272603A true JPS61272603A (ja) | 1986-12-02 |
Family
ID=14668995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60115697A Pending JPS61272603A (ja) | 1985-05-29 | 1985-05-29 | 角度信号変換方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61272603A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5097356A (ja) * | 1973-12-25 | 1975-08-02 |
-
1985
- 1985-05-29 JP JP60115697A patent/JPS61272603A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5097356A (ja) * | 1973-12-25 | 1975-08-02 |
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