JPH04372226A - A/dコンバータの入力回路 - Google Patents

A/dコンバータの入力回路

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JPH04372226A
JPH04372226A JP3176062A JP17606291A JPH04372226A JP H04372226 A JPH04372226 A JP H04372226A JP 3176062 A JP3176062 A JP 3176062A JP 17606291 A JP17606291 A JP 17606291A JP H04372226 A JPH04372226 A JP H04372226A
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frequency
converter
signal
input
sampling
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JP3176062A
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Masayoshi Yanagisawa
柳沢 正義
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Hioki EE Corp
Original Assignee
Hioki EE Corp
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特にアンチエリアシ
ングフイルタを介してアナログ入力信号をA/Dコンバ
ータに加えディジタル変換する際のA/Dコンバータの
入力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】アナログ入力信号を例えばA/Dコンバ
ータにてサンプリング後ディジタル変換し、そのデータ
からD/Aコンバータなどで元の入力信号を再現する場
合には、入力信号の1サイクル中に少なくとも2点以上
でそのレベルをサンプリングする必要があり、これを一
般にナイキストのサンプリング定理と称している。すな
わち入力信号周波数をf(i)、サンプリング周波数を
f(s)とすると、 f(s)≧2f(i) 又は f(i)≦f(s)/2 であることが必要とされている。
【0003】ところで、被変換入力信号がf(s)/2
以下の周波数であったとしても、たまたまf(s)/2
以上の周波数領域に他の不要信号や雑音があってそれら
がサンプリングによりA/Dコンバータに加わると、そ
のディジタル変換データはあたかもf(s)/2以下の
周波数領域に存在した信号のような値となり、被変換入
力信号の本来有しないデータが発生する。これを一般に
折り返し誤差、あるいはエリアス誤差と称している。
【0004】したがって、入力信号の周波数帯域上限が
f(i)である場合にはA/Dコンバータのサンプリグ
周波数f(s)をf(s)≧2f(i)とするとともに
、装置の信号入力端とA/Dコンバータの間に例えばf
(s)/2すなわちf(i)をカットオフ周波数とする
ローパスフィルタを設け、f(s)/2以上の領域に存
在する信号を除去してエリアス誤差の発生を防止するよ
うにしている。このローパスフィルタを通常、アンチエ
リアシングフィルタなどとよんでいる。
【0005】図4にその先行技術の一例が示されている
が、入力信号f(i)は例えばバッファ増幅器1から折
り返し誤差防止用のローパスフィルタ(アンチエリアシ
ングフィルタ)2を経てA/Dコンバータ3へ加わるよ
うになっている。同A/Dコンバータ3は例えば位相同
期回路(以下、「PLL回路」と言う。)9から与えら
れるサンプリング周波数f(s)の周期1/f(s)に
て上記ローパスフィルタ2から加わる入力信号f(i)
をサンプリングし、図示しないトリガ信号により指定さ
れた数のサンプリング信号をディジタル変換してストレ
ージメモリ4に入力する。CPU6は例えばI/Oポー
ト5を介して上記ストレージメモリ4からデータを読み
出し、所定の信号処理を行なってその結果をメモリ7に
保持させ、図示しない表示部等に表示するようになって
いる。
【0006】この先行技術例においては、上記入力信号
f(i)はバッファ増幅器1から波形整形器8にも加え
られ、例えばsin波形の信号が方形波の信号に波形整
形されたのち、上記PLL回路9と周波数測定部14へ
送出されるようになっている。
【0007】PLL回路9は例えば可変の自走発振周波
数をfとする電圧制御発振器(以下、「VCO」と言う
。)10、その発振周波数をf/Sに分周する分周器1
1、同分周器11の分周周波数f/Sと上記波形整形器
8から加わる方形波入力信号f(i)との位相を比較す
る位相比較器12、及びその比較出力から直流成分を抽
出して上記VCOに加えるローパスフィルタ13を備え
ている。
【0008】ここで上記位相比較器12は、例えば方形
波入力信号f(i)の各半波電圧の正、負の極性に対し
て分周周波数f/Sの各半波電圧の極性が一致している
(同相)場合には正の全波整流形脈流電圧を出力し、反
対極性(逆相)の場合には負の全波整流形脈流直流電圧
を出力するようになっている。また、位相が90°異な
る場合には位相比較器12の出力電圧がゼロとなるよう
にされている。なお、位相差が同相と90°の中間、及
び逆相と90°の中間にある場合には、その位相差に対
応したレベルの正もしくは負の脈流電圧が出力されるよ
うになっている。
【0009】上記VCO10はローパスフィルタ13か
ら加わる正又は負の電圧がゼロとなるように自走発振周
波数fを高、低いずれかの方向へ変化させ、その分周周
波数f/Sが入力信号周波数f(i)に近づいて一致し
、かつ、入力周波数f(i)に対する位相差が90°と
なるようにする。PLL回路においては、このように一
方の信号周波数に他方の信号周波数が変化して一致し、
両周波数間の位相差が90°になった場合を位相同期状
態と称している。
【0010】いま、VCO10の自走発振周波数がfか
らf(s)に変化したとき、その分周周波数f(s)/
Sが入力信号周波数f(i)に対して位相同期状態に入
ったとすると、     f(s)/S=f(i)          
                ………(1)である
。先行技術例においてはこの自走発振周波数f(s)を
サンプリング周波数にしているから、サンプリング周期
は 1/f(s)=(1/f(i))/S となる。よって、入力信号f(i)の一周期1/f(i
)間におけるレベルをS箇所の点でサンプリングするこ
とができる。例えば分周器11の分周比1/Sが1/5
12に設定されているとすると、サンプリング信号の周
波数f(s)は入力信号周波数f(i)の512倍とな
り、入力信号の一周期間におけるレベルを512箇所の
点でサンプリング可能となる。
【0011】この場合、入力信号f(i)より高い周波
数がA/Dコンバータ3に加わると前記したようにエリ
アス誤差が発生するから、それを防止するためローパス
フィルタ2に対して適当なカットオフ周波数を設定する
必要がある。このローパスフイルタ2には一般に出回っ
ているスイッチトキャパシタ形の汎用IC素子などが用
いられ、その入出力間に設けられた図示しない2つのコ
ンデンサC1とC2をスイッチにて切り換えることによ
り、同フイルタ2のカットオフ周波数f(c)を変える
ようになっている。例えばスイッチの切り換えクロック
周波数をf(CK)とすると、カットオフ周波数f(c
)は     f(c)=(C1/C2)f(CK)/2π 
         ………(2)で表され、クロック周
波数f(CK)の値に正比例して変化するようになって
いる。
【0012】そこで、先行技術例においては例えばあら
かじめ装置の周波数帯域をいくつかのレンジに分けて各
レンジに1つずつクロック周波数を設定しておき、次に
入力信号周波数f(i)を周波数測定部14により測定
する。CPU16は例えばその測定データから入力信号
周波数f(i)に適合したレンジを探し、当該レンジに
あらかじめ定められたクロックをクロック発生部15が
発生するように制御しその出力にて上記ローパスフィル
タ2をスイッチングする。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記先行技術例におい
ては、入力信号の周波数f(i)を測定する周波数測定
部とクロック信号を発生するクロック発生部を必要とす
る。また、ローパスフィルタのカットオフ周波数f(c
)がレンジによってステップ状に変化するので、エリア
ス誤差を除去するためには多数のレンジを設ける必要が
あり、それに伴って各レンジの周波数範囲データの設定
、各レンジにおけるクロック信号データの設定、入力信
号周波数f(i)の測定値から適合レンジの探索等、ソ
フトウェアに関連する負担が重くなる。
【0014】この発明は上記の事情を考慮してなされた
もので、その目的は、ローパスフィルタのカットオフ周
波数f(c)が入力信号周波数f(i)と一定の比例関
係をもち、かつ、それに追随して変化するようにし、レ
ンジ設定などを特に必要としないA/Dコンバータの入
力回路を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明の実施例を示す
図1を参照すると、バッファ増幅器1ないしPLL回路
9は前記先行技術例とほぼ同様に構成されている。上記
課題を解決するため、この発明においては例えばPLL
回路9からA/Dコンバータ3へ送出するサンプリング
信号f(s)を取り込む他のPLL回路16を有し、こ
のPLL回路16には下記(イ)ないし(ニ)に示す手
段が設けられている。
【0016】(イ)可変の信号周波数fを発振するVC
O17。
【0017】(ロ)上記VCO17の発振周波数fを1
/Kに分周する分周器18。
【0018】(ハ)同分周器18の分周周波数f/Kを
上記PLL回路9から取り込んだサンプリング信号の周
波数f(s)と比較し、その位相差に対応した直流脈流
電圧を送出する位相比較器19。
【0019】(ニ)同位相比較器19の出力電圧から直
流成分を抽出して上記VCOに加え、その発振周波数を
制御するローパスフィルタ20。
【0020】
【作用】このPLL回路16は上記PLL回路9とほぼ
同様の動作をし、入力信号f(i)の周波数と一定関係
を有するカットオフ周波数f(c)をローパスフィルタ
2に与えることができるようになっている。すなわち、
VCO17の自走発振周波数fは分周器18により例え
ば1/Kに分周され、この分周周波数f/Kが位相比較
器19においてPLL回路9から取り込んだサンプリン
グ信号の周波数f(s)と比較される。この場合、両周
波数の位相差に対応する直流脈流電圧が位相比較器19
から出力され、ローパスフィルタ20はこの出力中の直
流成分を抽出して上記VCO17に加える。これにより
位相比較器19において両周波数が同期状態、すなわち
f/K=f(s)となるようににVCO17の発振周波
数fをサンプリング周波数f(s)のK倍f=Kf(s
) に変化させる。この周波数fがローパスフイルタ2へス
イッチング用のクロック信号f(CK)として加えられ
る。すなわち、     f(CK)=f=Kf(s)        
              ………(3)である。
【0021】ここで、上記クロック周波数f(CK)と
ローパスフィルタ2のカットオフ周波数f(c)とは、
式(2)に示すように一定の比例関係があるから、その
比例定数をpとすると     f(c)=f(CK)/p         
               ………(4)である。 ただし、P=(C2/C1)2πである。また、クロッ
ク周波数f(CK)は式(3)に示すようにサンプリン
グ周波数f(s)と一定関係にあり、更にサンプリング
周波数f(s)は式(1)に示すように入力信号周波数
f(i)と一定関係になっている。よって式(4)に式
(3)と式(1)を代入すると、    f(c)=(
K/p)f(s)                 
   ………(5)            =(SK
/p)f(i)                  
………(6)を得る。すなわち、ローパスフィルタ2の
カットオフ周波数f(c)はサンプリング信号周波数f
(s)、又は入力信号周波数f(i)に一定の比例関係
を有して追随する信号となる。
【0022】
【実施例】図1を再び参照し、例えば入力信号周波数f
(i)を50Hz、サンプリング周波数f(s)を前記
先行技術例と同様に入力信号周波数の512倍すなわち
S=512とすると、式(1)により f(s)=50×512 =25,600[Hz] この値を式(5)に代入すると、カットオフ周波数f(
c)は     f(c)=25,600K/p[Hz]   
         ………(7)となる。
【0023】ここで、スイッチトキャパシタ形ローパス
フィルタのカタログ仕様等によると、上記定数pは50
又は100のいずれかを設定するようになっているから
、例えばp=100にすると上式は     f(c)=256K[Hz]        
              ………(7a)である。
【0024】一方、カットオフ周波数f(c)とサンプ
リング周波数f(s)の関係は、 f(c)≦f(s)/2[Hz] であることが必要であるから 256K≦25,600/2 より K≦50 を得る。よって分周器18の分周比は1/50以下とな
る。K=50の場合のカットオフ周波数f(c)は式(
5)又は式(6)もしくは式(7)よりf(c)=12
,800[Hz] となる。また、例えばf(c)を10kHzとして逆に
Kの値を求めることもできる。この場合も上記各式(5
)〜(7)のいずれかにより K=40 を得る。
【0025】上記はPLL回路16がPLL回路9の発
するサンプリング信号f(s)を位相比較器19に取り
込んでローパスフィルタ2のクロック信号f(CK)を
形成する例であるが、例えば波形整形器8の出力側から
入力信号f(i)を取り込んでクロック信号f(CK)
を形成するようにしてもよい。この場合には位相比較器
19に取り込む信号周波数が異なるので分周器18のK
も上記の例とは異なった値になるが、PLL回路16内
の各部動作は上記例と同様であるからその説明は省略す
る。
【0026】図3には、ローパスフィルタ2のスイッチ
ング用クロック周波数f(CK)とA/Dコンバータ3
のサンプリング周波数f(s)を1つのPLL回路21
で形成する他の実施例が示されており、同PLL回路2
1は例えばVCO22、1/K分周器23と1/S分周
器24、位相比較器25、及びローパスフィルタ26に
て構成されている。
【0027】ここで、VCO22の発振出力周波数fを
ローパスフィルタ2のスイッチング用クロック周波数f
(CK)とし、1/K分周器23の分周周波数f/Kを
A/Dコンバータ3のサンプリング周波数f(s)とす
ると、 f=f(CK) f/K=f(s) である。
【0028】また、1/S分周器24の分周周波数は上
記サンプリング周波数f(s)を分周したものであるか
ら、 f(s)/S=f/KS =f(CK)/KS となる。この1/S分周周波数の位相が位相比較器25
において入力信号周波数f(i)の位相と比較され、位
相同期状態においては     f(s)/S=f(CK)/KS=f(i) 
       ………(8)となる。
【0029】この場合、式(4)の f(c)=f(CK)/p は常に成立するから、同式を変形して     f(CK)=pf(c)          
                ………(4a)式(
4a)を式(8)に代入すると、     f(s)=(p/K)f(c)       
             ………(5a)    f
(c)=(SK/p)f(i)           
       ………(6a)となり、上記図1の実施
例における式(4),(5),(6)と同一の結果を得
る。
【0030】上記ローパスフィルタ2は減衰特性と位相
特性をあわせもっているから、入力信号f(i)が正弦
波の単一周波数ではなく高次高調波成分を含んでいるよ
うな場合には、例えば図2(A)に示すように信号f(
i)の基本波f1、2次高調波2f1,3次高調波3f
1、…等にそれぞれ位相遅れが生じる。また、入力信号
f(i)の基本波周波数f1がf2に変化した場合、そ
の高次高調波成分の位相遅れ状態の例を同図(B)に示
す。
【0031】この発明においては入力信号の基本波周波
数が変わると、フィルタ2のカットオフ周波数f(c)
は基本波周波数と一定の比例関係を保って変化し、それ
に応じて同フィルタの位相特性が平行的にシフトするか
ら、基本波周波数が変わっても各高次高調波成分の位相
遅れ状態には変化が生じない。したがって例えば図2の
(A)又は(B)における各高次高調波成分の位相変化
量を補償データとして1組用意しておけば、位相補正を
必要とする周波数分析を行なうような場合にも対応可能
である。ちなみに、図2の(C)は先行技術例において
基本波周波数がf1からf2に変化した場合の例である
が、例えば変化前の各位相データを参照して補間法によ
りそれぞれ変化後の各位相データを求めるにしても極め
て複雑であり、かつ、そのデータ量も厖大となるから実
際に補償データを作成することは不可能に近い。
【0032】
【効果】以上、詳細に説明したように、この発明におい
ては図1の実施例に示すように入力信号をA/Dコンバ
ータにてサンプリングしディジタル変換する際のサンプ
リング周波数を入力信号と所定の周波数関係をもって形
成するPLL回路9からそのサンプリング周波数をほぼ
同様に構成された他のPLL回路16に取り込み、同P
LL回路16において上記入力信号と所定の周波数関係
を有するクロック信号を形成し、上記A/Dコンバータ
の入力側に設けられたローパスフィルタ(アンチエリア
シングフィルタ)へ加えそのカットオフ周波数を設定す
るようになっている。あるいは図3の他の実施例に示す
ように、1つのPLL回路21により入力信号に対して
所定の周波数関係を有するA/Dコンバータのサンプリ
ング信号とローパスフィルタ(アンチエリアシングフィ
ルタ)のクロック信号とを形成し、同フィルタのカット
オフ周波数を設定するようになっている。これによりロ
ーパスフィルタのカットオフ周波数は、入力信号周波数
の変化に追随して変化し、所定の周波数に自動的に設定
される。
【0033】このため、先行技術例における入力信号の
周波数測定部やローパスフィルタのクロック発生部、及
びそれに付随するソフトウェアを上記PLL回路16も
しくは21に置き換えることが可能となり、ソフトウェ
ア関係の負担軽減に大きく寄与することができる。なお
、上記ローパスフィルタにおける基本波及び高調波の位
相遅れに対する補償データを比較的簡単に作成すること
ができ、位相遅れの補正を必要とするような周波数成分
の分析にも対応可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用したA/Dコンバータの入力回
路の構成を示すブロック線図。
【図2】ローパスフィルタにおける位相遅れ説明図。
【図3】この発明を適用した他の実施例の構成を示すブ
ロック線図。
【図4】従来のA/Dコンバータの入力回路の構成を示
すブロック線図。
【符号の説明】
2  ローパスフィルタ(アンチエリアシングフィルタ
)3  A/Dコンバータ 9,16,21  PLL回路 10,17,22  電圧制御発振器 11,18,23,24  分周器 12,19,25  位相比較器 13,20,26  ローパスフィルタf  自走発振
周波数 f(c)  カットオフ周波数 f(CK)  クロック周波数 f(i)  入力信号周波数 f(s)  サンプリング周波数 K,S  分周定数

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  アナログ入力信号f(i)をカットオ
    フ周波数f(c)が所定値に設定されたアンチエリアシ
    ングフィルタ2に加えて不要の高周波成分を除去し、同
    フィルタ2の出力をA/Dコンバータ3により所定の周
    期でサンプリングしディジタル変換する入力処理部と、
    自走の可変発振周波数fを発生する電圧制御発振器10
    、及びその発振周波数fを所定の分周率1/Sにてf/
    Sに分周する分周器11、上記アナログ入力信号f(i
    )の周波数と上記分周周波数f/Sとの位相を比較しそ
    の位相差に関連した直流脈流電圧を送出する位相比較器
    12、該位相比較器12が送出する直流脈流電圧の直流
    成分を抽出して上記電圧制御発振器10に加えその発振
    周波数fを変化させるローパスフィルタ13を有するP
    LL回路9とを備え、上記アナログ入力信号f(i)の
    周波数と上記分周周波数f/Sとを同期状態にさせたと
    きにおける電圧制御発振器10の発振周波数f(f(i
    )×S)をサンプリング信号f(s)となして上記PL
    L回路9からA/Dコンバータ3に加えるA/Dコンバ
    ータの入力回路において、上記PLL回路9からA/D
    コンバータ3に加わるサンプリング信号f(s)を取り
    込み、該信号の周波数f(s)に自走発振周波数fを所
    定値1/Kにて分周した周波数f/Kを同期させ、その
    自走発振周波数f(f(s)×K)をスイッチング用の
    クロック信号f(CK)となして上記アンチエリアシン
    グフィルタ2に加え、同フイルタ2のカットオフ周波数
    f(c)を設定する他のPLL回路16を備えているこ
    とを特徴とするA/Dコンバータの入力回路。
  2. 【請求項2】  上記PLL回路16は、自走の可変発
    振周波数fを発する電圧制御発振器17と、その発振周
    波数fを所定の分周率1/Kにてf/Kに分周する分周
    器18と、上記PLL回路9からA/Dコンバータ3に
    加わるサンプリング信号f(s)を一方の入力にすると
    ともに上記分周器18の分周信号周波数f/Kを他方の
    入力となし、両周波数の位相を比較してその位相差に関
    連する直流脈流電圧を送出する位相比較器19、及び該
    位相比較器19が送出する直流脈流電圧の直流成分を抽
    出して上記電圧制御発振器17に加えその発振周波数f
    を変化させるローパスフィルタ20とを備えている請求
    項1に記載のA/Dコンバータの入力回路。
  3. 【請求項3】  アナログ入力信号f(i)をカットオ
    フ周波数がf(c)のアンチエリアシングフイルタ2に
    加えて不要の高周波成分を除去し、同フィルタ2の出力
    をA/Dコンバータ3により所定の周期1/f(s)に
    てサンプリングしディジタル変換する入力処理部と、上
    記カットオフ周波数f(c)を設定するためのクロック
    信号f(CK)と上記サンプリング周期1/f(s)を
    設定するためのサンプリング信号f(s)とをそれぞれ
    形成するPLL回路21を備えたA/Dコンバータの入
    力回路において、上記PLL回路21は、自走の可変発
    振周波数fを発生する電圧制御発振器22と、その発振
    周波数fを所定の分周率1/Kにてf/Kに分周する第
    1の分周器23と、該第1の分周器23の分周周波数f
    /Kを所定の分周率1/Sにてf/KSに分周する第2
    の分周器24と、同第2の分周器24の分周周波数f/
    KSを一方の入力にするとともに上記アナログ入力信号
    f(i)を他方の入力となし、両周波数の位相を比較し
    てその位相差に関連する直流脈流電圧を送出する位相比
    較器25と、該位相比較器25が送出する直流脈流電圧
    の直流成分を抽出して上記電圧制御発振器22に加えそ
    の発振周波数fを変化させるローパスフィルタ26とを
    備え、上記第2の分周器24の分周周波数f/KSがア
    ナログ入力信号周波数f(i)に対して同期状態となっ
    たときの上記電圧制御発振器22の発振周波数fをクロ
    ック信号f(CK)となして上記アンチエリアシングフ
    ィルタ2に加え同フィルタ2のカットオフ周波数f(c
    )を設定し、かつ、上記第1の分周器23の分周周波数
    f/Kをサンプリング信号f(s)として上記A/Dコ
    ンバータ3に加えそのサンプリング周期を設定すること
    を特徴とするA/Dコンバータの入力回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001289900A (ja) * 2000-04-11 2001-10-19 Tempearl Ind Co Ltd 絶縁劣化検出回路と該回路を用いた装置
JP2012060350A (ja) * 2010-09-08 2012-03-22 Mitsubishi Electric Corp アナログ入力装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001289900A (ja) * 2000-04-11 2001-10-19 Tempearl Ind Co Ltd 絶縁劣化検出回路と該回路を用いた装置
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