JPS6127208A - ポリカ−ボネ−ト樹脂粒状体の製造方法 - Google Patents

ポリカ−ボネ−ト樹脂粒状体の製造方法

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JPS6127208A
JPS6127208A JP15021784A JP15021784A JPS6127208A JP S6127208 A JPS6127208 A JP S6127208A JP 15021784 A JP15021784 A JP 15021784A JP 15021784 A JP15021784 A JP 15021784A JP S6127208 A JPS6127208 A JP S6127208A
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wet
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神山 勝久
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松野 晃
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 ″ 本発明はジヒドロキシジアリール化合物とホスゲン
とを重縮合させて得たポリカーボネート樹脂(以下単に
ポリカーボネート樹脂と称す)粒状体の製造法に関する
ものである。詳しくは、ポリカーボネート樹脂の塩化メ
チレン溶液から、嵩密度が大きく、粒径の揃ったポリカ
ーボネート樹脂粒状体を製造する方法に関するものであ
るO 〔従来の技術〕 ポリカーボネート樹脂の塩化メチレン溶液から固体のポ
リカーボネート樹脂を得る方法としては、該溶液から塩
化メチレンを蒸発させる方法(例えば特公昭Jg−ココ
ダ?7)、あるいは該溶液とトルエンのような非溶媒と
を混合してポリカーボネート樹脂を沈澱させる方法(例
えば特公昭4!6−6−3i4I6が知られている。
固体のポリカーボネート樹脂は、次いで乾燥されるが、
この乾燥が容易に行なえるためには、該固体は適度に多
孔質であることが望ましく、また、溶融押出によるペレ
ット化等の加工が容品に行なえるためには、嵩密度が大
きく粒子の大きさが揃っていることが望まれる。
しかしながら、上記したポリカーボネート樹脂の塩化メ
チレン溶液から単に塩化メチレンを蒸発させて得た固体
のポリカーボネート樹脂は、多孔質ではなく、また、こ
の固体のポリカーボネート樹脂は粉砕し難く、粉砕する
忙は強力な動力を必要とし、しかも粉砕したポリカーボ
ネート樹脂は微粉を含む粒子が不揃いのものである。
また、上記したポリカーボネート樹脂の塩化メチレン溶
液と非溶媒と全混合して沈澱させて得られるポリカーボ
ネート樹脂は、嵩密度が極めて小さい細かいフレーク状
のものである◎〔発明の目的〕 本発明者らは、良好な性状のポリカーボネート樹脂粒状
体を製造すべく鋭意研究を重ね、た結果、ポリカーボネ
ート樹脂の塩化メチレン溶液を、湿式粉砕処理したポリ
カーボネート樹脂粒状体を含有する水スラリーが循環し
ている造粒゛槽中で、懸濁状態で加熱して塩化メチレン
の蒸発を行なうことによりポリカーボネート樹脂粒状体
を得る際、湿式粉砕機として格子と回転刃を有し、格子
と回転刃の間でポリカーボネート樹脂粒状体を切断破砕
する型式の湿式粉砕機を使用し、かつ格子の開口部の単
位面積当りのポリカーボネート樹脂粒状体の水スラリー
の処理量f O,Oj −/ Okf1分・♂とするこ
とにより、(b Dr ) のn項が3〜6)ポリカー
ボネート樹脂粒状体を長時間安定的に製造し得ること全
知得し本発明を完成させた。
すなわち本発明は、工業的に有利に良好な性状のポリカ
ーボネート樹脂粒状体を製造することを目的とするもの
である。
〔発明の構成〕
ポリカーボネート樹脂の塩化メチレン溶液からポリカー
ボネート樹脂1粒状体を製造する方法において、上記ポ
リカーボネート樹脂の、塩化メチレン溶液を連続的に造
粒槽に供給し、水中で懸濁状態を保ちながら加熱して塩
化メチレンを蒸発させてポリカーボネート樹脂粒状体を
生成させ、造粒槽から抜き出したポリカーボネート樹脂
粒状体を含有する水スラリー〇少なくとも一部を、格子
と回転刃を有し格子と回転刃の間でボリヵーボネー)l
脂粉状体を切断破砕する型式の湿式粉砕機で湿式粉砕処
理して上記造粒槽に循環することにより達成される。
以下、本発F!Aを詳#lK説明する。
本発明で対象とするポリカーボネート樹脂ノ塩化メチレ
ン溶液としては、周知の方法によって、一般式 %式% 一5O−または−8o2−で示されるコ価の基、Rは水
素原子、1価の炭化水素基またはハロゲン原子であって
、同種のものであっても異種のものであってもよい。R
′は2価の炭化水素基を示し、芳香核はハロゲン原子ま
たは1価の炭化水素基を壱していてもよい。) で表わされるジヒドロキシジアリール化合物ト、ホスゲ
ンまたはジヒドロキシジアリール化合物のe’ ス/ロ
ロホーメートと倉、塩化メチレンおよび苛性アルカリ、
ピリジンのような酸結合剤の存在下、界面重合法または
溶液重合法によって反応を行ない、得′られた反応混合
物から、水性粋浄液を用いて不純物を洗浄除去して得た
ポリカーボネート樹脂溶液があげられる。
前示一般式で表わされるジヒドロキシジアリール化合物
の具体例としては、ビス(ダーヒドロキシフェニル)メ
タン、/、7−ビス(クーヒドロキシフェニル)エタン
、  2,12−ビス(4!−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン、コ、コービス(p−ヒドロキシフェニル)ブタ
ン、コ、コービス(クーヒドロキシフェニル)オクタン
、ビス(4!−ヒドロキシフェニル)フェニルメタン、
λ、−一ビス(t−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)
フロパン、/、l−ビス(4I−ヒドロキシ−3−第3
)−y−ルフェニル)フロパン、2.コーヒス(lI−
ヒドロキシ−3−)1ロモフエニル)プロパン、λ、コ
コ−ス(クーヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)
プロパン、λ、−一ビス(lI−ヒドロキシ−a、S−
ジクロロフェニル)プロパンのようなビス(ヒドロキシ
アリール)アルカンN、/、/−ビス(4!−ヒドロキ
シフェニル)シクロペンタン、/、/−ビス(ターヒド
ロキシフェニル)シクロヘキサンのようなビス(ヒドロ
キシアリール)シクロアルカン類、p、+’−ジヒドロ
キシジフェニルエーテル、 +、+’−ジヒドロキシー
3,3′−ジメチルジフェニルエーテルのようなジヒド
ロキシジアリールエーテル類、ダ、l′−ジヒドロキシ
ジフェニルスルフィド、 p、p’−ジヒドロキシ−3
,3’−ジメチルジフェニルスルフィドのようなジヒド
ロキシジアリールスルフィドa、+14”−ジヒドロキ
シジフェニルスルホキシド、ダ、q′−ジヒドロキシ−
3,3′−ジメチルジフェニルスルホキシドのようなジ
ヒドロキ7ジアリールスルホキシド類、p、+’−ジヒ
ドロキシジフェニルスルホン、4!、4!’−ジヒドロ
キシ−3,3′−ジメチルジフェニルスルホンのような
ジヒドロキシジアリールスルホン類等があげられる。
これらは単独でまたは2種以上混合して使用されるが、
これらの他に71イドロキノン、レゾルシン、 +、+
’−ジヒドロΦシジフェニルのようなジヒドロキシ化合
物、テレフタルクロリド、インフタロイルクロリドのよ
うなジカルボン酸のハライド、ピペラジン、ジピベラジ
ルのようなジアミン等を混合して使用してもよい口重合
反応の溶媒として用いる塩化メチレンはIO重量%程度
以下の他の溶媒、例えばクロロホルム、四塩化炭素、1
.2−ジクロルエタン、’I’lコートリクロルエタン
、テトラクロルエタン、クロルベンゼンなどを含有して
いてもよい。
このような混合溶媒は、本発明のポリカーボネート樹脂
粒状体の製造においても不都合はなりので、塩化メチレ
ンと他の溶媒を分離すること  ′なく、重合反応に引
き続きそのまま本発明方法に使用できる。
本発明で対象とするポリカーボネート樹脂の本発明にお
いては、ポリカーボネート樹脂粒状体を格子及び回転刃
を有し格子と回転刃の間でポリカーボネートw脂粒状体
を切断破砕する型式の湿式粉砕機で湿式粉砕処理した水
スラリーを循環している造粒槽に上記ポリカーボネート
樹脂の塩化メチレン溶液を連続的に供給し懸濁状態金保
ちながら塩化メチレンを蒸発させポリカーボネート樹脂
粒状体を生成させる。
以下図によって本発明の実施の態様を説明する。第1図
は本発明を実施する装置の一例を示す略本図である。
第1図において (1)は造粒槽 (2)は攪拌機 (3)はポリマー溶液導入管 (4)は水補給管 (5)は蒸発塩化メチレン導出管 (6)は生成樹脂粒状体含有水スラリー抜出管(7)は
湿式粉砕機 (8)は循環水スラリー導管 (9)は製品樹脂粒状体含有水スラリー抜出管金示す。
ポリカーボネート樹脂の塩化メチレン溶液は、ポリカー
ボネート樹脂の製造工程から得られたままの温度、例え
ば常温のものを供給してもよいが、塩化メチレンの沸点
以上の温度、具体的には37〜tSO℃、好ましくは亭
0〜lコO℃の温度に加熱したものを供給するのが好ま
しい。
加熱の方法は管理熱交換器及びジャケット付の攪拌槽な
ど通常の加熱手段を使用することができるし、また、ポ
リマー溶液等入管を造粒槽に挿入し、−造粒槽内の水ス
ラリーにより予熱し供給してもよい。
この様にポリマー溶液を加熱して槽内に導入するときは
槽内に粗大なボール状凝集体を生成することがない為抜
き出し配管内での閉塞が起らず、長J4A間の連続運転
が可能となる。また得られる粒状体の粒状も均一となる
。さらに加熱によりポリマー溶液の溶液粘度が低下する
ので、高濃度のポリマー溶液を造粒mK導入しても、ポ
リマー溶液の分散が良好なため槽内のスラリーの流動性
が良くなり、槽内及び槽壁面でのブロックの生成がなく
なり、長期安定運転ができる。
補給水の導入は、第1図では補給水導入管(4)から造
粒槽(1)に導入するように示したが、これに限られる
ものではなく、上記循環水ス2り一またはポリカーボネ
ート樹脂の塩化メチレン溶液ととも忙導入してもよい。
造粒m (1)で塩化メチレンを蒸発させる際の温度は
、塩化メチレンと水との共佛点以上、水“′の゛沸点以
下の範囲から選ぶことができるが、水を蒸発させる必要
はないので、37〜60℃、通常37〜55℃、好まし
くは弘o−yloC程度の範囲から選ぶのがよい。特に
、造粒槽(1)の温度は、あまり忙低いと塩化メチレン
の蒸発が遅くなり造粒能力が低下するとか、槽内にポリ
カーボネート樹脂のブロックを生成するよう忙なるなど
の不都合があり、逆にあまりに高いと得られるポリカー
ボネート樹脂粒状体の嵩密度が小さくなる傾向があるの
で、qo−、t、tc、好ましくは4co″−50℃の
範囲とするのがよい−かくして塩化メチレンを蒸発させ
るときは、造粒槽(1)中では、循環させたポリカーボ
ネート樹脂粒状体の湿式粉砕処理物と、供命したポリカ
ーボネート樹脂の塩化メチレン溶液から生成した同体の
ポリカーボネート樹脂が合体したボリカーボ゛ネート樹
脂粒状体が形成さ・れるので、該粒状体はこれを含有す
る水スラリーとして導出管(6)から連続的に抜き出す
・ 造粒N(1)における上記ポリカーボネート樹脂椀状体
の存在縫は、攪拌および水スラリーの取り扱いの面から
、造粒槽(1)中の水スラリーに対して5〜50電t%
、好筐しくは10〜ダS!イ′kk憾%更に好ましくは
lS〜亭O京鉦影程度の範囲とするのがよく、造粒・1
自−1)に導入すクボリカーボ不一ト@jWE)塩化メ
チレンm液の量、補給水の量、および造粒槽から抜き出
すポリカーボネート6If)UF1a状体含有水スラリ
ー〇量’t−調節して、ポリカーボネート樹脂粒状体の
存在11−上記範囲内の一定値に保つのがよい。
本発明においては、導出管(6) z+aら抜き出した
水スラリーから、その少なくとも一部を湿式粉砕機(7
)を用いて湿式粉砕地理し、造粒槽(すに循環するとと
もに、製品ボリカーポネー)11脂粒状体含有水スy1
1−’ft抜き出す。
湿式粉砕処理に使用する湿式粉卵機(7)としては、格
子と格子に接する回転刃t−有し格子と回転刃の間でポ
リカーボネート樹脂粒状体を切断破砕する型式の湿式粉
砕機である。この型式の湿式粉砕機としては小松ゼノア
■製商標コマツスルザーディスインテグレータ、三井金
属エンジニアリング■製商標サンカッタなどがある。
この他の型式の粉砕機、たとえば衝撃による粉砕を主体
とした粉砕機では粉砕能力が小さくまた摩擦による粉砕
を主体とする粉砕機では摩砕部にポリカーボネート樹脂
粒子が付着閉塞し長期安定運転が不可能である。
上記湿式粉砕機に用いられる格子は、平滑な板にスリッ
ト孔または丸孔を有するものであり、6孔はポリカーボ
ネート樹脂粒状体を含むスラリーの流れの方向に広がっ
た形のものが望ましい。スリット孔及′び丸孔の大きさ
には特に制限はないが、得られたポリカーボネート樹脂
粒状体の乾燥の点から粒子径を制限する必要がある70
以上では得られ5る粒子の粒子径が大きくなり不都合で
ある・ また格子の開6面積は、単位面積当りのポリカーボネー
ト樹脂粒状体の水スラリーの処理量を0.05〜i0#
/分・d好ましくはo、i −gkf1分・dになる様
選定する事が必要である◎10kf/分・d以上では処
理スラリー中のポリカーボネート樹脂が格子の前に滞留
閉塞會ひきおこし易くなり長期安定運転が難しくなるば
かりでなく製品が得られた場合でも得られるポリカーボ
ネート樹脂粒状体の粒径分布が広くなりローリ/ ラI
A −y−゛ (Rosin Ramm1er式のn項が3以下)好ま
しくない。また0、0!kiP/分・d以下では実用上
問題はないが処理量に対し大きな開口面積を必要とし、
大聖又は多数の湿式粉砕機を設置する必要があり工業的
に不利である。
湿式粉砕処理による粉砕は、上記水スラy−中のポリカ
ーボネート樹脂粒状体が、粒径o、i〜ダ鵡、好ましく
は0.2〜−一程度になるように粉砕するのがよい・ この湿式粉砕処理した水スラリーを造粒槽(1)に循環
させる量は、造粒槽(1)から抜き出す水スいと造粒槽
(4)の中で形成されるポリカーボネート樹脂粒状体の
粒径が段々大きくなるとともに不揃いとなり満足できる
製品が得られなくなるとか、連続運転が不能となるなど
の不都合を招く。逆にあまりに多いと製品および運転上
の不都合は特にないが、製品の重量が少なくなる。
製品のポリカーボネート樹脂粒状体を取得するための水
スラリーは、第1図では湿式粉砕処理した水スラリーか
ら抜出し管(9)ヲ通し抜き出すことを示したが造粒槽
(1)または導出管(6)から抜き出すこともできる。
水スラリー抜き出し管(9)から抜き出した製品ポリカ
ーボネート樹脂粒状体含有水スラリーからポリカーボネ
ート樹脂粒状体を取得するには、傾斜、ν過遠心分離な
どの手段によって粒状体を分離し、乾燥すればよいO 〔実施例〕 以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本
発明癲その要旨ヲトえない限り以下の実施例忙限定され
るものではない・ なお、実施例中「チ」は「重量%」を示す。
また、粒子径は面上重量積算50%(Dp−!0)で示
し、粒径分布は昭和53年70月−5日、丸善■発行、
「改訂囲板 化学工学便覧」忙おけるnO値で示した。
実施例/ 第1図に示す装置を用いユ1.2−ビス(ダーヒドロキ
シフェニル)プロパン(ビスフェノールA)とホスゲン
から界面重合法によって製造したF m p / Cが
05コd/l/Pのポリカーボネート樹脂粒状体の製造
を行なった。
造粒槽(1)としては翼径Sコ副、真中6crnの亭枚
タービン翼の攪拌機(2)ヲ備えた6ooLc内径y 
q cm )ジャケット付攪拌榴を用いた。
゛ 循環水スラリーとじては、水スラリー導出管(6)
から抜き出したポリカーボネート樹脂粒状体2ts%含
有する水スラIJ −t−湿式粉砕機(7)(小松ゼノ
ア■製、商標コマツスルザーデイスインテグレータ、格
子としては開口面積qocr&の3mスリツI’e使用
。処理量o、uk41/ct/l・分)     “を
用いて粉砕処理した水スラリ−ヲ用い、これを水スラリ
ー抜出管(6)より10Wl/brで抜出し循環しなが
らポリマー溶液導入管(3)より上記ポリカーボネート
樹脂のtsfa塩化メチレン溶液/&OL/hrf導入
するとともに、補給水導入管よりダ0℃の水/?O2/
hrf導入し内温4I5℃攪拌機回転数/ 00 rp
mで塩化メチレンの蒸発を行ないポリカーボネート樹脂
粒状体を形成させた。湿式粉砕機(7)の吐出側からは
製品水スラリー抜出管(9)からコ10L/hrの水ス
ラリーを抜き取り造粒槽(1)の内容物fl、0−OL
K保つたO 抜き取った水スラリーは濾過によりポリカーボネート樹
脂粒状体を分離し/ ’IOCで6時間真空乾燥した。
得られたポリカーボネート樹脂、粒状体は嵩密度0.5
りFi−/ば、平均粒径(Dp−50)は0.9&rH
4、粒径分布(n値)はダ、6であった。
実施例コ 実施例1におけると同じ装置およびポリカーボネート樹
脂を用い循環水スラリーとして水スラリー導出管(6)
から抜き出したポリカーボネート樹脂粒状体をaj%含
有する水スラリーヲ湿式粉砕機(格子として開口面積1
sadのスラリ)1[、?aのスリットを使用。処理量
コ、εkf / m’・分)で粉砕処理した水スラリー
ヲ用い、これを水スラリー導出管(6)より1oyd/
hrで抜き出し循環しながらポリマー溶液導入管よりg
ocに加温した。20%のポリマー塩化メチレン溶液t
−j00t/hrで導入するとともに補給水導入管より
qo℃の水をココ01/hrで導入し内温ダダ℃、撹拌
機回転数/ 00 rpmで塩化メチレンの蒸発を行な
い、ポリカーボネート樹脂粒状体を形成させた。湿式粉
砕機(刀の吐出側からは゛製品水スラリー抜出管(9)
よりJJOL/hrの水スラリーを抜き出し造粒槽(1
)の内容物f6.(170tに保った。抜き出した水ス
ラリーは遠心分離機忙よりポリカーボネート樹脂粒状体
を分離し100℃で6時間真空乾燥した。得られたポリ
カーボネート樹脂粒状体は 嵩密度  o、t、lIf/ld 平均粒径(Dp−10)  八−5關 粒径分布(n値)はp、yであった。
実施例3 実施例11Cおけると同じ装置およびポリカーボネート
樹脂を用い、循環水スラリーとして水スラリー導出管(
6)から抜き出したポリカーボネート樹脂粒状体を7.
1%含有する水スラリーを湿式粉砕機(格子として開口
面積1ocy/lのスリット幅のコ闘のスリットを使用
)で粉砕処理した水スラリーを用い、これを水スラ・リ
ー導出管(6)よりArl1/hrで抜き出し循環しな
がらポリマー溶液導入管よりざ0℃に加温したコO係の
ポリマー塩化メチレン溶液f/jOL/hrで導入する
とともに補給水導入管よりqo℃の水を2/ Ol/h
rで導入し、内温$ lI’C,撹拌機回転数700 
rpmで塩化メチレンの蒸発を行ない、ポリカーボネー
ト樹脂粒状体を形成させた。湿式粉砕機(力の吐出側か
らは製品水スラリー抜出管(9)よりコ40t/hrの
水スラリーを抜き出し造粒槽(1)の内容物vi−6θ
otに保りた。抜き出した水スラリーは遠心分離機によ
りポリカーボネート樹脂粒状体を分離し、7110℃で
6時間真空乾燥した。得られたポリカーボネート樹脂粒
状体は 嵩密度  0.4 !r F//me 平均粒径(D、−!;0)  0.t 9 rxrrt
粒径分布(n値)は3.すであった。
実施例ダ 実施例1におけると同じ装置およびポリカーボネート樹
脂を用い、循環水スラリーとして水スラリー導出管(6
)から゛抜き出したポリカーボネート樹脂粒状体Ve3
0%含有する水スラリーヲ湿式粉砕機(格子として開口
面@ g cr/lのスリット幅コ、511111のス
リットヲ使用)で粉砕処理した水スラリーを用い、これ
を水スラリー導出管(6)よりA rrl/ hrで抜
き出し循環しながらポリマー溶液導入管よりgOCに加
温したコO%のポリマー塩化メチレン溶液をλ30t/
hrで導入するとともに補給水導入管よりlIO,Cの
水f /30L/ h rで導入し、内温lI4!。C
1攪拌機回転数700 rpmで塩化メチレンの蒸発を
行ない、ポリカーボネート樹脂粒状体を形成させた。湿
式粉砕機(力の吐出側からは製品水スラリー抜出管(9
)より220L/hrの水スラリーを抜き出し造粒槽(
1)の内容物’<bootに保った。抜き出した水スラ
リーは遠心分離機によりポリカーボネート樹脂粒状体を
分−離し、ipo℃で6時間真空乾燥した。得られたポ
リカーボネート樹脂粒状体は 嵩密度  0.4!ry−/ld 平均粒径(Dp−!rO)  1./ Oa粒径分布(
n値)はダ、5であった。
比較例1 湿式粉砕機の格子として開口面積5d、スリット幅コ、
omの格子を使用し、また水スラリー導出管(6)から
の抜き出し量を/!;tn’/hrとした以外は実施例
亭と同一条件でポリカーボネート樹脂粒状体の製造を行
なったがポリマー溶液導入後約1時間で湿式粉砕機の格
子前にポリマー粒子が滞留閉塞し連続運転が不能であっ
た。
比較例コ 湿式粉砕機の格子として開口面vks a/l、スリッ
ト幅3.0關の格子を使用し、また水スラリー導出管(
6)からの抜き出しfit ’Fc / 、? td/
brとした以外は実施例コと同一条件でポリカーボネー
ト樹脂粒状体の製造を行なった。ポリマー溶液尋入後約
ダ時間の連続運転を実施した得られたポリカーボネート
樹脂粒状体の 嵩密度はo、bコ?/d 平均粒径(n、 −so )は八/6Mであったが 粒径分布Cn値)はコ、6 で粒径分布の広いものであった@ 〔発明の効果〕 分布式のn項が3〜6の粒径分布の狭いポリカーボネー
ト樹脂粒状体を製造することができるので、工業的に極
めて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する装置の一例を示す略示図であ
る。 (1)造粒槽 (2)攪拌機 (3)  ポリマー溶液導入管 (4)水補給管 (5)蒸発塩化メチレン (6)  生成樹脂粒状体含有水スラリー抜出管(力 
湿式粉砕機 (8)循環水スラリー導管 (9)製品樹脂粒状体含有水スラリー抜出管出願人  
三菱化成工業株式会社 代理人  弁理士 長谷用  − ほか1名 メ 1 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリカーボネート樹脂の塩化メチレン溶液を連続
    的に造粒槽に供給し、水中で懸濁状態を保ちながら加熱
    して塩化メチレンを蒸発させてポリカーボネート樹脂粒
    状体を生成させ、造粒槽から抜き出したポリカーボネー
    ト樹脂粒状体を含有する水スラリーの少なくとも一部を
    湿式粉砕処理して上記造粉槽に循環する、ことによりポ
    リカーボネート樹脂粒状態を製造する方法において、上
    記ポリカーボネート樹脂粒状体を含む水スラリーを、格
    子と回転刃を有し格子と回転刃の間でポリカーボネート
    樹脂粒状体を切断破砕する型式の湿式粉砕機を使用し、
    かつ該湿式粉砕機の格子の開口部の単位面積当りの水ス
    ラリー中のポリカーボネート樹脂粒状体の処理量を0.
    05〜/10kg/分・cm^2とすることを特徴とす
    るポリカーボネート樹脂粒状体の製造方法。
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