JPS6127207Y2 - - Google Patents
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- JPS6127207Y2 JPS6127207Y2 JP2945579U JP2945579U JPS6127207Y2 JP S6127207 Y2 JPS6127207 Y2 JP S6127207Y2 JP 2945579 U JP2945579 U JP 2945579U JP 2945579 U JP2945579 U JP 2945579U JP S6127207 Y2 JPS6127207 Y2 JP S6127207Y2
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- Japan
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- lens
- dielectric
- pattern
- antenna
- slot array
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 11
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 7
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 6
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 5
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 5
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 1
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はストリツプ線路を給電線に用いた誘
電体基板からなるアンテナ装置に係り、特にその
電波輯射域（以後、単にパターンと称する）を可
変ならしめる手段の改良に関する。
電体基板からなるアンテナ装置に係り、特にその
電波輯射域（以後、単にパターンと称する）を可
変ならしめる手段の改良に関する。
一般にアンテナ装置例えば平面形スロツトアレ
イアンテナ装置は、第１図及び第２図に示すよう
に構成されている。即ち、誘電体基板１の一面に
は複数のスロツト２を有する平面状導体３が被着
形成され、他面には給電用ストリツプ線路４が被
着形成され、このストリツプ線路４と前記スロツ
ト２は電磁界結合されている。尚、ストリツプ線
路４はリード線５を介して高周波電源６に接続さ
れている。更に前記導体３と平行に所定間隔をお
いて誘電体カバー７が配設され、前記ストリツプ
線路４と平行に所定間隔をおいて金属反射板８が
配設されている。そして動作時には、高周波電源
６より給電すると、スロツト２より電波が輻射さ
れるが、このパターンはスロツト２の数とその配
置で決まる。
イアンテナ装置は、第１図及び第２図に示すよう
に構成されている。即ち、誘電体基板１の一面に
は複数のスロツト２を有する平面状導体３が被着
形成され、他面には給電用ストリツプ線路４が被
着形成され、このストリツプ線路４と前記スロツ
ト２は電磁界結合されている。尚、ストリツプ線
路４はリード線５を介して高周波電源６に接続さ
れている。更に前記導体３と平行に所定間隔をお
いて誘電体カバー７が配設され、前記ストリツプ
線路４と平行に所定間隔をおいて金属反射板８が
配設されている。そして動作時には、高周波電源
６より給電すると、スロツト２より電波が輻射さ
れるが、このパターンはスロツト２の数とその配
置で決まる。
このような平面形スロツトアレイアンテナ装置
から輻射される電波を、一定距離、離れた平面で
受けた場合のパターンを示すと、第３図のように
なる。図中９はアンテナ装置、１０は受平面であ
り、１１は各々のスロツト２から輻射された電波
の合成アンテナパターンに相当する。
から輻射される電波を、一定距離、離れた平面で
受けた場合のパターンを示すと、第３図のように
なる。図中９はアンテナ装置、１０は受平面であ
り、１１は各々のスロツト２から輻射された電波
の合成アンテナパターンに相当する。
ところで上記のパターン１１を変えるには、各
スロツト２の配置を変えることで可能であるが、
それには誘電体基板１上のスロツト２、給電用ス
トリツプ線路４全体を設計し、基板１をと取替え
る必要があつた。又、単にスロツト２もしくは給
電用ストリツプ線路４上を電波吸収体で覆うこと
により輻射を止め、パターンを変えるという方法
もあるが、出力が減衰しアンテナゲインの低下を
きたすという不都合が生じる。
スロツト２の配置を変えることで可能であるが、
それには誘電体基板１上のスロツト２、給電用ス
トリツプ線路４全体を設計し、基板１をと取替え
る必要があつた。又、単にスロツト２もしくは給
電用ストリツプ線路４上を電波吸収体で覆うこと
により輻射を止め、パターンを変えるという方法
もあるが、出力が減衰しアンテナゲインの低下を
きたすという不都合が生じる。
この考案は上記事情に鑑みなされたもので、特
に誘電体基板を変更、取替えることなくパターン
を可変せしめ、而もアンテナゲインを低下させる
ことのないアンテナ装置を提供することを目的と
する。
に誘電体基板を変更、取替えることなくパターン
を可変せしめ、而もアンテナゲインを低下させる
ことのないアンテナ装置を提供することを目的と
する。
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を詳
細に説明する。この考案のアンテナ装置は第４図
に示すように構成され、先ず誘電体基板１２の一
面に複数のスロツト１３を有する平面状導体１４
が設けられて、スロツトアレイアンテナ１５が形
成される。又、前記誘電体基板１２の他面にはス
トリツプ線路１６が設けられ、このストリツプ線
路１６はリード線７を介して外部にある高周波電
源１８に接続されている。そしてストリツプ線路
１６、リード線１７等がスロツトアレイアンテナ
１５に高周波を給電する回路素子となつている。
更にスロツトアレイアンテナ１５から輻射される
電波の放射方向、即ち、前記導体１４と所定間隔
をおいて導体１４と平行に誘電体周波レンズ１９
が設置される。この高周波レンズ１９の周囲には
電波吸収体２０と誘電体板２１とが積層して設置
される。一方、前記ストリツプ線路１６と平行に
所定間隔をおいて金属反射板２２が配設されてい
る。
細に説明する。この考案のアンテナ装置は第４図
に示すように構成され、先ず誘電体基板１２の一
面に複数のスロツト１３を有する平面状導体１４
が設けられて、スロツトアレイアンテナ１５が形
成される。又、前記誘電体基板１２の他面にはス
トリツプ線路１６が設けられ、このストリツプ線
路１６はリード線７を介して外部にある高周波電
源１８に接続されている。そしてストリツプ線路
１６、リード線１７等がスロツトアレイアンテナ
１５に高周波を給電する回路素子となつている。
更にスロツトアレイアンテナ１５から輻射される
電波の放射方向、即ち、前記導体１４と所定間隔
をおいて導体１４と平行に誘電体周波レンズ１９
が設置される。この高周波レンズ１９の周囲には
電波吸収体２０と誘電体板２１とが積層して設置
される。一方、前記ストリツプ線路１６と平行に
所定間隔をおいて金属反射板２２が配設されてい
る。
上記の場合、誘電体高周波レンズ１９は回転可
能に取付けられており、且つ方向により曲率が異
なる面を有している。即ち、第５図ａ，ｂ，ｃが
レンズ１９の平面図と断面図であり、中心の厚み
t1は同じでも周辺の厚みt2とt3とは方向により異
なつている。そしてスロツト１３の配置で決まる
パターンは、レンズ１９を通過することにより曲
げられ、パターンが変形する。又、パターン上不
要な電波は電波吸収体２０で遮蔽し、外へ出ない
ようにすることで、レンズ１９を通過する電波に
ついてのみ考えることができる。この誘電体高周
波レンズ１９の曲率を一様にしておくだけでは、
単に同一パターンが向きを変えるだけで、パター
ンの変形に至らない。そこで、上記のよに誘電体
高周波レンズ１９の曲率を方向により異ならせた
ものにすると、誘電体高周波レンズ１９無しのパ
ターンに比べ幾何学図形的に変形することにな
る。更に例えば誘電体基板１２で決まるパターン
を楕円形に設定し、且つ誘電体高周波レンズ１９
の曲率を円形平行電波通過後、楕円形となるよう
に設計し、両者を組合せ且つその誘電体高周波レ
ンズ１９を回転できるようにしておけば、楕円形
状パターンが両者の合成により楕円形から円形状
まで自由に可変することが可能になる。第６図に
パターンの変形原理図を示す。ここでａは誘電体
基板１２のみのパターン、ｂは誘電体高周波レン
ズ１９の通過によるパターン、ｃは両者の合成パ
ターン、ｄは誘電体高周波レンズ１９を回転させ
た場合のパターン変形例である。２３はアンテナ
パターンを示す。
能に取付けられており、且つ方向により曲率が異
なる面を有している。即ち、第５図ａ，ｂ，ｃが
レンズ１９の平面図と断面図であり、中心の厚み
t1は同じでも周辺の厚みt2とt3とは方向により異
なつている。そしてスロツト１３の配置で決まる
パターンは、レンズ１９を通過することにより曲
げられ、パターンが変形する。又、パターン上不
要な電波は電波吸収体２０で遮蔽し、外へ出ない
ようにすることで、レンズ１９を通過する電波に
ついてのみ考えることができる。この誘電体高周
波レンズ１９の曲率を一様にしておくだけでは、
単に同一パターンが向きを変えるだけで、パター
ンの変形に至らない。そこで、上記のよに誘電体
高周波レンズ１９の曲率を方向により異ならせた
ものにすると、誘電体高周波レンズ１９無しのパ
ターンに比べ幾何学図形的に変形することにな
る。更に例えば誘電体基板１２で決まるパターン
を楕円形に設定し、且つ誘電体高周波レンズ１９
の曲率を円形平行電波通過後、楕円形となるよう
に設計し、両者を組合せ且つその誘電体高周波レ
ンズ１９を回転できるようにしておけば、楕円形
状パターンが両者の合成により楕円形から円形状
まで自由に可変することが可能になる。第６図に
パターンの変形原理図を示す。ここでａは誘電体
基板１２のみのパターン、ｂは誘電体高周波レン
ズ１９の通過によるパターン、ｃは両者の合成パ
ターン、ｄは誘電体高周波レンズ１９を回転させ
た場合のパターン変形例である。２３はアンテナ
パターンを示す。
この考案のアンテナ装置は上記説明及び図示の
ように構成され、スロツトアレイアンテナ１５か
ら輻射される電波の放射方向に、方向により曲率
が異なる面をもつ誘電体高周波レンズ１９を回転
可能に設ているので、従来のように誘電体基板ご
と変更、取替えることなく、パターンを可変せし
めることができる。而もこの場合、アンテナゲイ
ンが低下することもない。
ように構成され、スロツトアレイアンテナ１５か
ら輻射される電波の放射方向に、方向により曲率
が異なる面をもつ誘電体高周波レンズ１９を回転
可能に設ているので、従来のように誘電体基板ご
と変更、取替えることなく、パターンを可変せし
めることができる。而もこの場合、アンテナゲイ
ンが低下することもない。
尚、上記実施例では誘電体高周波レンズ１９は
１枚であつたが、１枚に限らず複数枚重ね合せて
もよい。
１枚であつたが、１枚に限らず複数枚重ね合せて
もよい。
又、第７図は誘電体高周波レンズの変形例を示
したもので、着脱容易なように嵌め込み式の構造
になつている。図中、２４が誘電体高周波レンズ
である。更にもう１つの変形例として、第８図
ａ，ｂに示すようにレンズを構成する誘電体の誘
電率ε１，ε２を部分的に変えることによつても
同様効果が得られる。
したもので、着脱容易なように嵌め込み式の構造
になつている。図中、２４が誘電体高周波レンズ
である。更にもう１つの変形例として、第８図
ａ，ｂに示すようにレンズを構成する誘電体の誘
電率ε１，ε２を部分的に変えることによつても
同様効果が得られる。
以上説明したようにこの考案によれば、特徴と
する実用的価値大なるアンテナ装置を提供するこ
とができる。
する実用的価値大なるアンテナ装置を提供するこ
とができる。
第１図は従来のアンテナ装置を示す断面図、第
２図は第１図のＡ−A′線に沿つて切断し矢印方
向に見た平面図、第３図は第１図のアンテナ装置
によるアンテナパターンを示す説明図、第４図は
この考案の一実施例に係るアンテナ装置を示す断
面図、第５図ａ，ｂ，ｃは第４図のアンテナ装置
に用いる誘電体高周波レンズを示す平面図と２方
向の断面図、第６図ａ〜ｄはパターンの変形原理
図を示す説明図、第７図は誘電体高周波レンズの
変形例を示す断面図、第８図ａ，ｂま同じく他の
変形例を示す平面図と断面図である。 １２……誘電体基板、１３……スロツト、１４
……導体、１５……スロツトアレイアンテナ、１
６……ストリツプ線路、１７……リード線、１８
……高周波電源、１９……誘電体高周波レンズ、
２０……電波吸収体、２１……誘電体板、２２…
…金属反射板。
２図は第１図のＡ−A′線に沿つて切断し矢印方
向に見た平面図、第３図は第１図のアンテナ装置
によるアンテナパターンを示す説明図、第４図は
この考案の一実施例に係るアンテナ装置を示す断
面図、第５図ａ，ｂ，ｃは第４図のアンテナ装置
に用いる誘電体高周波レンズを示す平面図と２方
向の断面図、第６図ａ〜ｄはパターンの変形原理
図を示す説明図、第７図は誘電体高周波レンズの
変形例を示す断面図、第８図ａ，ｂま同じく他の
変形例を示す平面図と断面図である。 １２……誘電体基板、１３……スロツト、１４
……導体、１５……スロツトアレイアンテナ、１
６……ストリツプ線路、１７……リード線、１８
……高周波電源、１９……誘電体高周波レンズ、
２０……電波吸収体、２１……誘電体板、２２…
…金属反射板。
Claims (1)
- 誘電体基板面に設けた平面状導体に複数のスロ
ツトを形成してなるスロツトアレイアンテナと、
このスロツトアレイアンテナに高周波を給電する
回路素子と、上記スロツトアレイアンテナから輻
射される電波の放射方向に設置された少なくとも
１枚の誘電体高周波レンズと、このレンズの周囲
に設置された電波吸収体とを具備し、上記レンズ
は上記アンテナ面に平行に設置されるとともに電
波の放射軸を中心に回転可能に取付けられ、且つ
レンズ固有の輻射パターンが放射軸の垂直面内に
おいて円形でないことを特徴とするアンテナ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2945579U JPS6127207Y2 (ja) | 1979-03-08 | 1979-03-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2945579U JPS6127207Y2 (ja) | 1979-03-08 | 1979-03-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55130404U JPS55130404U (ja) | 1980-09-16 |
| JPS6127207Y2 true JPS6127207Y2 (ja) | 1986-08-14 |
Family
ID=28877283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2945579U Expired JPS6127207Y2 (ja) | 1979-03-08 | 1979-03-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6127207Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH114118A (ja) * | 1997-06-13 | 1999-01-06 | Fujitsu Ltd | アンテナ素子を内蔵する半導体モジュール |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022177343A (ja) * | 2019-11-06 | 2022-12-01 | Ａｇｃ株式会社 | アンテナ及び無線通信装置 |
-
1979
- 1979-03-08 JP JP2945579U patent/JPS6127207Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH114118A (ja) * | 1997-06-13 | 1999-01-06 | Fujitsu Ltd | アンテナ素子を内蔵する半導体モジュール |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55130404U (ja) | 1980-09-16 |
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