JP2502401B2 - ラジアルラインスロットアンテナ - Google Patents

ラジアルラインスロットアンテナ

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真 安藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、SHF,EHF帯において用いられるラジアル導
波路を利用したラジアルラインスロットアンテナに関す
る。
〔従来の技術〕
従来技術としては、例えば特公昭64-1965号公報に示
されるものがある。すなわち、等間隔で対設された上下
の円板型導体で構成されるラジアル導波路において最も
基本になる伝搬モードである中心から径方向へ同じ強さ
で一様に拡がる伝搬モードの波長をλgとしたとき、上
側導体の径方向軸上にその中心よりδの距離にある第1
の点、この軸と直角な軸上に該中心よりδ+λg/4の距
離にある第2の点、第1の点と同軸上で該中心から第1
の点と反対側にδ+λg/2の距離にある第3の点、第2
の点と同軸上で該中心から第2の点と反対側にδ+3λ
g/4の距離にある第4の点、第1の点と同軸上かつ同方
向に該中心からδ+λgの距離にある第5の点、及び以
下同様にして定められる点群を順次通るスパイラル状の
線上に、直交線上に各別にλg/4の中心間隔で配置され
た一組のスロットで構成される放射素子を、スロットの
一方が径方向に対し約45°の傾きをなすほぼハの字状
に、順次配設したことを特徴とする円偏波平面アレイア
ンテナである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上述した従来のアンテナは、円偏波平面アレ
イアンテナであり、直線偏波には対応していなかった。
本発明は、広帯域の直線偏波のラジアルラインスロッ
トアンテナを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、
多数のスロットを有するスロット板と、このスロット板
に対向する導体とでラジアル導波路を形成してなるラジ
アルラインスロットアンテナにおいて、ラジアル導波路
における波長をλgとしたとき、スロット板の中心をそ
の中心とする半径RがR=a+n・λg(n=0、1、
2…)である円群上に配置したペアスロットからなる第
1スロット群と、前記スロット板の中心をその中心とす
る半径Rが (n=0、1、2…)である円群上に配置したペアスロ
ットからなる第2スロット群を有していることを特徴と
するラジアルラインスロットアンテナである。
また、前記第1スロット群と第2スロット群から得ら
れる2つの直線偏波のなす角θが0°〜90°であること
を特徴とする。
〔作用〕
本発明のラジアルラインスロットアンテナは、間隔が
λg/2である第1スロット群と第2スロット群が同心円
状に形成されており、さらに、スロット板の平面上でな
す角θを0°〜90°の範囲で交差する位置関係とするこ
とにより、θ=0°の場合は、中心周波数がf1びf2に対
応する直線偏波が、またθ=90°の場合は互いに直交し
ながら周波数がそれぞれf1,f2である2つの直線偏波が
放射される。
〔実施例〕 本発明を実施例を用いて詳細に説明する。
第1図は、本発明によるラジアルラインスロットアン
テナの説明図であり、図中(1)はスロット板で、この
スロット板(1)は金属製の円板で、エッチング加工等
により形成される複数のスロット(2)を有している。
また(3)はフレームで、このフレーム(3)は金属円
板の周縁を絞り加工したもので、この周縁に前記スロッ
ト板(1)を接合し、エポキシ樹脂等でシールし、その
内部にラジアル導波路(4)を形成する。そして、前記
スロット板(1)のほぼ中央には同軸(5)が取り付け
られている。
なお、前記スロット板(1)とフレーム(3)とで形
成される内部空間内に仕切板(図示せず)を配置し、ラ
ジアル導波路(4)を上層導波路と下層波路に分け、仕
切板の外周で導波路の折り返し部を形成してもよい。
前記スロット板(1)の上には、雨等の浸入を防ぐた
めにレドーム(6)が取り付けられている。このレドー
ム(6)は雪等が積もらないようにすべりやすいテフロ
ン材料等で成形したもので、その周縁をスロット板
(1)及びフレーム(3)と重ね合わせてシールしてい
る。また、このレドーム(6)とスロット板(1)との
間に、必要に応じて発泡スチロール等よりなるスペーサ
(7)を積層してもよい。
次に前記スロット板(1)に設けられてるいスロット
(2)の配列パターンについて説明する。
第2図に示すように、スロット板の中心をその中心と
する半径RがR=a+n・λg(n=0、1、2、…)
である円群上に配置したペアスロットからなる第1スロ
ット群(13)と前記スロット板の中心をその中心とする
半径Rが (n=0、1、2、…)である円群上に配置したペアス
ロットからなる第2スロット群(14)とからなる。
具体的に説明すると、x軸の方向に直線偏波となるス
ロットパターンは、直径CEを底辺とする直角三角形CDE
の頂点Dが描く、中心が0の円上にスロットがペアとし
て互いに直角となるように配置されたものである。
第2図の場合、中心周波数f1で共振する短い方の第1
スロット群(13)は、直径CE,直径C′E′及び直径
C″E″を底辺とする直角三角形の頂点が描く同心円上
に形成されている。
これとは別に、中心周波数f2で共振する長い方の第2
スロット群(14)は、前記同心円に対して、それぞれ半
径でλg/2だけ大きい同心円上に形成されている。
従って、中心周波数がf1の直線偏波に対しても、また
f2の直線偏波に対しても、共にほぼ同じ大きさの開口径
に相当するアンテナ利得が得られることになる。
これは結果的にf2〜f1までの広帯域に相当する。
次に第3図に示すように、x軸方向に直線偏波となる
スロットパターン、即ち第1スロット群(15)に対し
て、それぞれ、半径でλg/2だけ大きい同心円上に、例
えばy軸方向に直線偏波となるスロットパターンは、y
軸上の直径GIを底辺とする直角三角形GHIの頂点Hが描
く、中心が0の円上にスロットがペアとして互いに直角
となるように配置されたものである。
さらに、直径G′I′を底辺とする直角三角形によっ
て、前記と同様に同心円上にスロットペアが配置され
る。
これらを第2スロット群(16)とする。
第1スロット群(15)からは中心周波数がf1のx軸方
向の直線偏波が放射される。
第2スロット群からは、中心周波数がf2のy軸方向の
直線偏波が放射される。
このとき、第1スロット群(15)と第2スロット群
(16)とは、これらによる2つの直線偏波のなす角θが
θ=90°の直交関係にあるため、電波の相互干渉は、ほ
とんど無い。
これは、結果的に、水平偏波と垂直偏波を共用するこ
とに相当する。
〔発明の効果〕
本発明のラジアルラインスロットアンテナは広帯域
で、高い利得性能が得られる直線偏波のラジアルライン
スロットアンテナを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はその一部を破断
した説明図、第2図及び第3図はスロットパターンの説
明図である。 (1)……スロット板 (2)……スロット (3)……フレーム (4)……ラジアル導波路 (5)……同軸 (6)……レドーム (7)……スペーサ (13)(15)……第1螺線 (14)(16)……第2螺旋

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のスロットを有するスロット板と、こ
    のスロット板に対向する導体とでラジアル導波路を形成
    してなるラジアルラインスロットアンテナにおいて、ラ
    ジアル導波路における波長をλgとしたとき、スロット
    板の中心をその中心とする半径RがR=a+n・λ
    g(n=0、1、2…)である円群上に配置したペアス
    ロットからなる第1スロット群と、前記スロット板の中
    心をその中心とする半径Rが (n=0、1、2…)である円群上に配置したペアスロ
    ットからなる第2スロット群を有していることを特徴と
    するラジアルラインスロットアンテナ。
  2. 【請求項2】前記第1スロット群と第2スロット群から
    得られる2つの直線偏波のなす角θがスロット板の平面
    上で、θ=0°〜90°の範囲で交差する位置関係にある
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のラジアル
    ラインスロットアンテナ。
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