JPS61271314A - 置換アセチレン系共重合体の製法 - Google Patents

置換アセチレン系共重合体の製法

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JPS61271314A
JPS61271314A JP11375585A JP11375585A JPS61271314A JP S61271314 A JPS61271314 A JP S61271314A JP 11375585 A JP11375585 A JP 11375585A JP 11375585 A JP11375585 A JP 11375585A JP S61271314 A JPS61271314 A JP S61271314A
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JP
Japan
Prior art keywords
substituted
alkyl group
copolymer
elemental analysis
polymerization
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Pending
Application number
JP11375585A
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English (en)
Inventor
Kiyohide Matsui
松井 清英
Masaki Uchikura
内倉 昌樹
Yutaka Nagase
裕 長瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sagami Chemical Research Institute
Tosoh Corp
Original Assignee
Sagami Chemical Research Institute
Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Polymerization Catalysts (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1−トリメチル7リルグロピ7単位およびその
他の置換アセチレン類よシ形成される単量体単位からな
る置換アセチレン系共重合体の製法に関するものである
本発明の製法によシ得られる共重合体は、例えば、気体
混合物あるいは液体混合物の分離に用いられる物質透過
性能および物質分離能の両方に優れた高性能の物質分離
膜を提供する素材として有用である。特に近年、膜を用
いる気体分離法は、その省エネルギー性、高い安全性お
よび操作の簡便性の故に、急激に用途が拡大しつつある
。さらにその中でも特に、酸素濃度が25チ以上に濃縮
された酸素富化空気は、例えば各種燃焼機関、医療用機
器1食品工業、廃棄物処理などに有効に用いることがで
き、その効率的な製造方法が必要とされている。
〔従来の技術〕
従来、1−トリメチルシリルプロピン等の二置換アセチ
レン類の単独重合体を得る方法としては、タンタル(T
a) 、ニオブ(Nb)のハロダン化物ヲ触媒として使
用する方法が知られている(例えば特開昭59−535
10号)・ しかしながらこれらの触媒のみを使用して重合性の異な
る二種以上の置換アセチレンモノマーから任意の組成の
共重合体を得ることは難しかった。
二置換アセチレジ系共重合体の製法としてはわずかに、
主触媒として上記T&するいはNb化合物を用い、助触
媒として有機アルミニウム化合物を使用する方法が知ら
れているが(例えば特開昭59−210915号)、用
いるモノマーが1−モノアルキルジメチルシリルグロビ
ン類に限られ、物質分離膜として特に優れた性能を示す
種々の置換アセチレンモノマーからなる共重合体を製造
することは難しかった。
以上のように現在に至るまで、種々の置換アセチレンモ
ノマーから、任意の組成の共重合体を、高い重合度でか
つ高収率で得る方法は知られていない。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、従来の置換アセチレン系共重合体の製法のこ
れらの問題点を解決し、特に有用な気体あるいは液体混
合物の選択透過膜素材として共重合を製造する方法を提
供するものである。
〔発明の概要〕
本発明者等は置換アセチレン類の共重合方法に関して、
目的とする任意の組成の共重合体を得るべく鋭意検討し
た。その結果、1−トリメチルシリルグロビンと他の種
々の置換アセチレンモノマーの共重合体は、主触媒とし
てTa及び/又はNbのハロゲン化物とともに、助触媒
として有機スズ化合物を使用することによシ得られるこ
とを見出し、本発明を完成させるに至ったものである。
即ち、本発明は、1−トリメチルシリルピンと下記一般
式 %式%(11 〔式中 R1は水素原子、・・ロダン原子、アルキル基
ま念は置換アルキル基 R2はフェニル基、置換フェニ
ル基・アルキル基)置換アルキル基または式−8i −
R’  で表わされる基(R3、R4はそれそれ独立に
アルキル基、置換アルキル基であり・R5は炭素数2以
上のアルキル基、置換アルキル基、フェニル基、置換フ
ェニル基を表す。)を表す。〕で示される置換アセチレ
ンモノマーを共重合するに、重合主触媒としてTa 、
及び/又はNbの塩化物あるいは臭化物を使用し、助触
媒として有機スズ化合物を使用することを特徴とする置
換アセチレン系共重合体の製法に関するものである・共
重合のモノマーである1−トリメチルシリルグロビンは
市販品を使用することができる。また共重合の際コモノ
マーとして用いる、上記一般式(1)で示される構造を
有する化合物はそのいくつかは市販されている。また一
般式(11で示されるモノマーは置換アセチレン化合物
とクロロシラン化合物との反応によシ収率良く合成する
ことができる。
例えば、 H C1S i −CH2CH2CF3 H3 (J。
等の反応を例示することができる。
本発明に用いる一般式(1)で示される置換アセチレン
モノマーとしてその一例をあげれば、HCEC(−CH
2÷2CH3,HCEEC−CH(CH5)2. HC
EC・C(CH,)、 。
HC=C−(CH2−1−、CH3,HCECモCH2
−)3CF’5. Hcw%、cp2or’3゜CH3
cEEc代H2÷5CH3,czca2c=c−cH(
cr−i3)2 。
B r CH2c=c−(−CH2÷、CH3,CH3
C−EC(−CH2−)−2Sl(CH3)3゜CH5
CミC’CH2CH2CF、 、 CH3CH2CミC
CH2CH2CF3゜CH3 CHCH,CH。
C)(3CH2CH。
CH2CH3CH3 CH3CH3 等を例示することができる。
特に、1−)IJメチルシリルプロピンと共重合しやす
いという点から、好ましいモノマーとしては、前記一般
式(1)中のR1がメチル基、エチル基等の低級アルキ
ル基または置換アルキル基である置換アセチレンモノマ
ーが挙げられる。
さらに、得られる重合体の熱、酸素、光、放射線などに
対する耐久性が優れ、長期間安定した液体選択透過能が
維持できるという点で、よシ好ましいモノマーとしては
、前記一般式(11中のR2がフェニル基、置換フェニ
ル基、フェニル置換アルキル基またはフェニル基を含む
置換シリル基などのフェニル基を有する置換基である置
換アセチレンモノマーが挙げられる。
本発明において重合の主触媒として用いるTa。
Nbの塩化物あるいは臭化物は市販品をそのまま使用す
ることができる。
本発明において上記主触媒とともに用いる有機スズ化合
物としては、例えばテトラフェニルスズ、テトラn−ブ
チルスズ、テトラメチルスズ、トリフェニルクロロスズ
などが挙げられる。このうち、主触媒と組合せて特に高
い活性を示す化合物としては、テトラフェニルスズおよ
びテトラローブチルスズが挙げられる。
主触媒と助触媒である有機スズ化合物の使用比率は特に
制限はないが、好ましくは1:0.1〜0.1:1の範
囲、より好ましくは1:1付近で使用することが望まし
い。助触媒のモル比が0.1以下では、得られる重合体
中に占める一般式(1)からなるコモノマ一単位の含有
率が低く、収率も低い。
また助触媒のモル比が10以上では、得られる重合体の
分子量は低くなる。
本発明で用いる重合溶媒としては、ベンゼン、トルエ/
、キシン/などの芳香族、炭化水素、シクロヘキサン、
シクロヘキセンなどの脂i 式炭化水素、クロロホルム
、1,2−ジクロロエタン、四塩化炭素などの塩素系溶
剤などが挙げられる。これらの重合溶媒中の、1−トリ
メチルシリルプロピンおよび上記一般式(1)で表され
るコモノマーを合せた全モノマー濃度は0.1〜5モル
/lであるがよう好ましい濃度範囲は0.5〜2モル/
lであるO また主触媒あるいは有機スズ化合物の濃度は重合溶媒に
対して5〜200ミリモル/lの範囲にあることが好ま
しい。触媒濃度が5ミリモル/1未満では重合収率が低
く、また200ミリモル/lを超えると、得られる重合
体の分子量が低くなる。重合反応はモノマー、触媒およ
び溶媒を重合反応容器内に仕込んでも良いが、よシ好ま
しくはあらかじめ主触媒と有機スズ化合物を溶媒ととも
に仕込み、その後モノマーを添加し、重合する。
重合条件としては適時使用モノマー、溶媒等によシ選ば
れるが、通常モノマー添加後2〜36時間、30−10
00の温度で重合を行うことによシ所望の共重合体を得
ることができる。
本発明の方法で得られる共重合体はトルエン、ベンゼン
、エチルベンゼン、キシレン等の芳香族系溶媒、四塩化
炭素、クロロホルム、トリクロロエチレン等のハロゲン
化炭化水素あるいはシクロヘキサン、テトラヒドロフラ
ン等の有機溶媒に可溶で、アルコール類゛または水に対
しては不溶性である。
〔発明の効果〕
以上のように本発明の方法によ、9.1−トリメチルシ
リルグロビンと他の置換アセチレンモノマーの共重合体
をいずれも収率良く得ることができるO 本発明の方法で得られる共重合体は上記の物質分離膜と
しての応用の他にも、レジスト材、半導体材料などの各
種電子材料として、あるいはその他の機能性高分子材料
としての応用が期待される。
〔実施例〕
以下実施例によシ本発明をさらに具体的に説明するが、
本発明はこれら実施例のみに限定されるものではない。
参考例1(コモノマーの合成) 11三ンロフラスコ中でプロピンがスフ211をTHF
 400 rrLlに溶解し、アルゴンガス雰囲気下で
一78℃に冷却した後、その溶液にn−プチルリチウム
ヘキブン溶液(1,61M ) 400 rrriをゆ
っくりと滴下し、滴下終了後フェニルツメチルクロロシ
ラン98.9.!i’を加え、さらに−78℃で1時間
反応を行った◎ その後、反応液よ)有機層のみを取シ出し〜純水で洗浄
した後、硫酸マグネシウムを用いて乾燥し減圧蒸留した
。その結果1−フェニルジメチルシリルプロピン94.
sy(収率93,7矢、沸点70〜72℃/ 2 wa
Hz )が得られた。
実施例1 1−トリメチル7リルプロビンおよび参考例1で得られ
た1−フェニルジメチルシリルプロピンをモル比70/
30の割合で、全モノマー謎度が1.0Mとなるように
トルエンに溶解し、五塩化タンタルおよびテトラフェニ
ルスズをそれぞれ20rnMの濃度で加え、ガラスアン
プル中に仕込み、脱気封管後80℃で24時間振とうし
、粘稠なグル状重合体を得た。この重合体をトルエンに
溶解させ、多量のメタノール中に数回再沈殿を繰シ返し
、収率81係で白色繊維状の高分子固体を得た。
精製物についてrR、NMRおよび元素分析を行い、か
らなる共重合体であることを確認し、元素分析の炭素含
量よりその組成を算出したところ、後者の繰返し単位の
含有率は20モルチであった。また、GPC測定の結果
、共重合体の重量平均分子量はポリスチレン換算値で6
.91 X 10  であった。
この共重合体のTRスペクトルデータおよび元素分析値
は次のとおシであった。
rR,1,ベクトル = 31OO〜28501166
0〜1610゜1520,1450,1340,126
0,1190゜1120.1090,1000,930
,850ロ一1元素分析値 :C67,47%、H10
,02%実施例2〜4 1−)リメチルシリルプロビンと1−7エニルジメチル
シリルプロビンのモル比をそれぞれ82/18 、50
150 、28/72にした以外、実施例1と全く同様
にして重合精製を行い、それぞれ収率86%、631.
38%で白色繊維状の固体を得た。得られた共重合体の
元素分析の炭素含量よシその組成を算出したところ、 CH3 +C=C+ で示される繰返し単位の含有率はそれそれ
14モルチ、31モルチ、52モルチであった。また、
これらの共重合体の重量平均分子量は、ポリスチレン換
算値でそれぞれ8.15X10゜3.85X10 .3
.12X10  であった。
参考例2(コモン27−の合成) 参考例1においてフェニルジメチルクロロシランの代り
に3.3.3− トリフルオロプロピルジメチルクロロ
シランを用いて、参考例1と全く同様の操fTf行い、
1(3,3,3−トリフルオロプロピルジメチルシリル
)プロピン(沸点50〜52℃/24 mHg )を8
5.2チの収率で得た。
実施例5 1−トリメチルシリルグロビンおよび参考例2で得られ
た1 +3.3.3− トリフルオロプロピルジメチル
シリル)プロピンをモル比70/30の割合で、全モノ
マー濃度が1.0Mとなるようにトルエンに溶解し、五
塩化タンタルおよびテトラフェニルスズをそれぞれ20
mMの濃度で加えた後、実施例1と同様にして重合、精
製を行い収率77チで白色繊維状の高分子固体を得た。
精製物についてrR、NMRおよび元素分析を行い、繰
返し単位H3CH3 CH3CH2CH2CF3 体であることを確認し、元素分析の炭素含量よシこの組
成を算出したところ、後者の繰返し単位の含有率は22
モルチであった。またGPC測定の結果、共重合体の重
量平均分子量はポリスチレン換算値で5.59X10 
 であった。
また、この共重合体のIRスペクトルデータおよび元素
分析値は次のとおシであった。
rRス4クトル :  3100〜2850.1570
〜1530゜1450.1380,1320,1260
.1190゜1120.1060,1020,930,
900゜840.800,740,650crn−’元
素分析値 :C59,33%、 H9,48%実施例6 1−トリメチルシリルグロビンおよび1−7エニルプロ
ビン(市販品)をモル比70/30の割合で全モノマー
濃度が1.0Mとなるようにトルエンに溶解し、五塩化
タンタルおよびテトラn−ブチルスズそれぞれ20 m
Mの鏝度で加えた後、実施例1と同様の方法で重合、f
f#を行い、収率81%で、淡黄色繊維状の高分子固体
を得た。精製物についてrR、NMRおよび元素分析を
行い、繰返し共重合体であることを確認し、元素分析の
炭素含量よシその組成を算出したところ、後者の繰返し
単位の含有率は24モルチであった。また、GPC測定
の結果、共重合体の重量平均分子量は、ポリスチレン換
算値で6.83X10  であった。
この共重合体のTRスペクトルデータおよび元素分析値
は次のとおシであった。
rRスペクトル :  3050,2960,2900
.28Fy0,1750,1600゜1560.145
0,1380,1260,1190,1080゜102
0 、910 、820 、750 、690.630
cm−’元素分析値 :C71,30%、 H9,83
チ実施例7 1− ) 17メチルシリルグロビンと1−フェニルプ
ロピンのモル比を50150にした以外、実施例6と全
く同様にして重合、精製を行い、収率62チで淡黄色繊
維状の高分子固体を得た。
得られた共重合体の元素分析の炭素含量よシそH3 返し単位の含有率は36チであ夛、重量平均分子量はポ
リスチレン換算値で4.94X10  であった。
参考例3(コモノマーの合成) 参考例1においてフェニルジメチルクロロシランの代シ
にインタフルオロフェニルジメチルクロロシランを用い
て、参考例1と全く同様の操作を行い、1+ペンタフル
オロフエニルジメチルシリル)プロピン(沸点75〜b 95.3チの収率で得た。
実施例8 1−トリメチルシリルプロピンおよび参考例3で得られ
た1−(−=ンタフルオロフェニルジメチルシリル)7
″ロピンをモル比75/25の割合で全モノマー濃度が
1.OMとなるようにトルエンに溶解し、五塩化タンタ
ルおよびテトラフェニルスズをそれぞれ20 rnMの
濃度で加えた後、実施例1と同様にして重合、精製を行
い、収率84チで白色繊維状の高分子固体を得た。精製
物についてIRおよび元素分析を行い、繰返し単位 に 体であることを確認し、元素分析の炭素含量よりその組
成を算出したところ、後者の繰返し単位の含有率は20
モルチであった。
また、GPC測定の結果、共重合体の重量平均分子量は
ポリスチレン換算値で5.37X10  であった。こ
の共重合体のrRスペクトルデータ および元素分析値
は次のとおりであった。
rRスペクトル :  3150〜2850.1600
〜1530 。
1450.1420,1380,1260,1190゜
1120.1020,930,860〜810゜760
.650crn−1 元素分析値 : C58,94%、H8,07%実施例
9 触媒として五塩化タンタルのかわシに五塩化ニオブを使
用した以外は実施例8と全く同様にして重合、精製を行
い、収率67c4で白色繊維状の高分子固体を得た。得
られた共重合体の元素分析の炭素含量よシその組成を算
出したところ、H3 +C=C+  で示される繰返し単位の含有率は【 17モルチであシ、重量平均分子量はポリスチレン換算
値で3.88X10  であった。
参考例4(コモノマーの合成) 参考例1においてフェニルジメチルクロシランの代すに
2−ペンタフルオロフェニルエチルジメチルクロロシラ
ンを用いて、参考例1と全く同様の操作を行い、1(−
2−−!ンタフルオロフェニルエチルジメチルシリル)
グロビン(沸点90〜b 実施例10 1−トリメチルシリルプロピンおよび参考例4で得られ
た1+2−ペンタフルオロフェニルエチルジメチルシリ
ル)7D口ビンをモル比65/35の割合で、全モノマ
ー濃度が1.OMとなるようにトルエンに溶解し、五塩
化タンタルおよびテトラフェニルスズをそれぞれ20m
Mの濃度で加えた後、実施例1と同様にして重合、W製
を行い、収率69%で白色繊維状の高分子固体を得た。
精製物についてTR、IGIRおよび元素分析を行い、
繰返し単位 CHCH 合体であることを確認し、元素分析の炭素含量よシその
組成を算出したところ、後者の繰返し単位の含有率は2
3モルチであった。またGPC測定の結果、共重合体の
重量平均分子量はポリスチレン換算値で3.15X10
  であった。この共重合体のIRス被クりルデータお
よび元素分析値は次のとおシであった。
IRス被クりル :  3100〜2850.1670
  。
1590〜1510,1450,1380,1280゜
1260.1190,1130,1000,930゜8
80〜750,700,650副−1元素分析値 :C
59,50チ、H8,03チ実施例11 実施例1で得られた共重合体をトルエンに再溶解し、そ
の溶液をテフロン板上に流延した後、トルエンを蒸発除
去し、膜厚が21μmの均質膜を得たO この膜の25℃における酸素および窒素の透過測定を高
真空の圧力法を用いて行ったところ、酸素の透過係数P
o2= 1.39 X 10” c!n3(STP) 
・cm/(H2・s e c −cmHg 、酸素/窒
素の分離係数α=2.11と極めて選択透過性に優れた
膜であった。
比較例1 触媒としてテトラフェニルスズを加ニス、五塩化タンタ
ルのみを使用した以外は実施例1と全く同様にして重合
、精製を行い、収率4%で粉末状固体を得た。元素分析
よ)求めた CH3 +c = c+ で示される繰返し単位の含有率は3チ
であり、重量平均分子量はポリスチレン換算値で2.l
Xl0  と極めて低いものであった。
比較例2 触媒としてテトラフェニルスズを加ニス、五塩化タンタ
ルのみを使用した以外は実施例1oと全く同様にして重
合を行い、メタノール中で再沈殿を行ったが、何ら固体
状の重合物は得られなかったO 比較例3 助触媒としてテトラフェニルスズのかわシニトリエチル
アルミニウム20 mMの濃度で加えた以外は実施例1
と全く同様にして重合、精製を行い、収率6チで粉末状
固体を得た。元素分析よシ求め3チであり、重量平均分
子量はポリスチレン換算値で2.7X10  と極めて
低いものであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1−トリメチルシリルプロピレンと下記一般式R^1−
    C≡C−R^2 〔式中、R^1は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基
    、置換アルキル基であり、R^2はフェニル基、置換フ
    ェニル基、アルキル基、置換アルキル基または式 ▲数式、化学式、表等があります▼で表わされる基(R
    ^3、R^4はそれぞれ独立にアルキル基、置換アルキ
    ル基であり、R^5は炭素数2以上のアルキル基、置換
    アルキル基、フェニル基、置換フェニル基を表す。)を
    表す。〕で示される置換アセチレンモノマーを共重合す
    るに、重合主触媒としてタンタル(Ta)、及び/又は
    ニオブ(Nb)の塩化物あるいは臭化物を使用し、助触
    媒として有機スズ化合物を使用することを特徴とする置
    換アセチレン系共重合体の製法。
JP11375585A 1985-05-27 1985-05-27 置換アセチレン系共重合体の製法 Pending JPS61271314A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1000434C2 (nl) * 1994-05-24 1995-11-24 Bend Research Acetyleencopolymeren en membranen daarvan.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1000434C2 (nl) * 1994-05-24 1995-11-24 Bend Research Acetyleencopolymeren en membranen daarvan.

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