JPS6126867Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6126867Y2
JPS6126867Y2 JP10545584U JP10545584U JPS6126867Y2 JP S6126867 Y2 JPS6126867 Y2 JP S6126867Y2 JP 10545584 U JP10545584 U JP 10545584U JP 10545584 U JP10545584 U JP 10545584U JP S6126867 Y2 JPS6126867 Y2 JP S6126867Y2
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JP
Japan
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lance
rotary joint
stationary part
joint
rotation
Prior art date
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JP10545584U
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English (en)
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JPS6121300U (ja
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  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は炉壁補修用のランスに使用される回転
継手の位置補正装置に関する。
(従来技術) この種のランスは管状で、支持機構により例え
ば水平に支持されており、基端部には耐火れんが
粉末等の炉壁補修材や酸素、プロパンガス等の供
給ホースが回転継手を介して接続しており、先端
のバーナから炉壁内面に向けて上記補修材を溶射
するようになつている。又一部のランスでは、溶
射方向を変えるために、モータによりランスを長
手方向の中心線を軸にして回転させ得るようにな
つている。そして上記回転時にホースが捩れるこ
とを防止するために、回転継手の静止部分(ホー
スが固定される部分)に位置補正用のモータを併
設する技術が既に提案されている。この技術によ
ると、ランスが例えば右方向に所定角度だけ回さ
れた場合、回転継手の静止部分はランスに対して
左方向に同一角度だけ回転し、これによりホース
に捩れが発生することを防止するようになつてい
る。
ところが上記補正装置によると、個々のモータ
の特性誤差等により、ランスと継手静止部分との
回転動作に同調ずれが生じ、回転継手の静止部分
が基準位置から回転してずれることがある。その
結果ホースに捩れが発生することは避けられず、
ホースを充分に保護できないという問題がある。
(考案の目的) 本考案は上記従来の不具合を解決するために、
自重により常に一定の基準位置を保つ基準位置部
〓〓〓〓〓
材を設け、該部材を利用して回転継手自転用の回
転駆動機構の動作を制御するようにした装置を提
供することを目的としている。
(考案の構成) 本考案は、フレーム上の支持機構により管状ラ
ンスをその中心線回りに回転自在に支持し、上記
支持機構にランス回転駆動機構を取付け、ランス
に回転継手を介してホースを連結し、回転継手の
静止部分に継手自転用の回転駆動機構を取付けて
ランスに連結し、自重により常に一定姿勢を保つ
基準位置部材を回転継手の近傍に設け、基準位置
部材と上記静止部分との相対位置の変化を検知す
る検知機構を設け、検知機構からの信号により上
記相対位置を一定に保つように継手自転用回転駆
動機構を作動させる制御部を設けたことを特徴と
している。
(実施例) 側面略図である第1図において、図示されてい
ない昇降フレーム上のランス支持機構1は上下1
対のピンチローラ2を両端部に備え、ピンチロー
ラ2によりランス3が水平な姿勢で支持されてい
る。ランス支持機構1はランス3を長手方向の中
心線O−Oを軸にして回転できる状態に保持して
いる。ピンチローラ2の近傍にはランス3を回転
させるための回転駆動機構5が設けてある。回転
駆動機構5は支持機構1のフレームに固定した油
圧モータMやランス3の外周に固定したスプロケ
ツト6を備え、モータMの出力軸上のスプロケツ
トがチエーンを介してスプロケツト6に連結して
いる。
ランス3の図示されていない先端部にはバーナ
が取付けてあり、基端部には回転継手7が取付け
てある。回転継手7は外部ホース8、すなわち補
修材や酸素、プロパンガス等の供給ホース、をラ
ンス3の内部通路に接続するためのもので、外筒
により形成される静止部分10と内筒により形成
される回転部分11とを備えている。静止部分1
0にはホース8が固定されている。回転部分11
はフランジ12によりランス3に固定されており
回転部分11の外周に対して静止部分10が回転
自在に嵌合している。
静止部分10には回転継手自転用の回転駆動機
構13が取付けてある。回転駆動機構13は静止
部分10の外周に固定した油圧モータmやランス
3の外周に固定したスプロケツト14を備え、モ
ータmの出力軸上のスプロケツトがチエーンを介
してスプロケツト14に接続している。
第1図及び斜視部分略図である第2図の如く、
回転部分11は静止部分10からランス3と反対
方向に同芯に突出した軸状サポート15を備えて
いる。サポート15の外周には垂直プレート16
の上部が軸受17を介して回転自在に支持され、
プレート16の下部にリミツトスイツチ19が取
付けてある。リミツトスイツチ19の検知端子2
0はリミツトスイツチ19本体から下方へ突出し
て2股フオーク21の間に入り込んでいる。フオ
ーク21は静止部分10の下端に取付けたアーム
22の下部に設けてある。第1図の−矢視略
図である第3図の如く、図示の初期状態(基準位
置)において検知端子20と両フオーク21の間
には所定長さの隙間23がランス回転方向に形成
されている。
上述のモータM,mやリミツトスイツチ19は
いずれも図示されていない制御装置に接続してお
り、該装置に制御されながら外部は次のように作
動する。
(作用) 中心線O−Oを軸とするランス3の角度位置を
変更したい場合、外部からの信号によりモータM
がチエーンやスプロケツト6を介してランス3を
所定角度だけ回転させる。この回転動作と並行し
て制御装置はモータmを所定角度だけ回転させ
る。この回転により静止部分10はモータmとと
もにランス3や回転部分11に対して上記ランス
3の回転角度と同じ角度だけ逆方向に回転する。
このようにして静止部分10はほぼ一定の絶対位
置を保ち、支持機構1等に対して大きく回転する
ことはない。又仮に静止部分10が絶対位置に対
して多少回転したとしても、その様な位置のずれ
は次のようにして確実かつ速やかに補正される。
すなわちプレート16はサポート15が回転し
た場合も、自重により常にサポート15から垂れ
下がつた状態、すなわち垂直な基準位置を保ち、
リミツトスイツチ19の検知端子20は常に基準
位置に静止している。従つて静止部分10が第3
図の隙間23の長さに対応する角度だけ回転する
と、フオーク21が検知端子20に接触し、リミ
ツトスイツチ19がその接触を検知して制御装置
〓〓〓〓〓
に信号を送る。その信号により制御装置はモータ
mを僅かな角度だけ回転させ、具体的には静止部
分10の回転によりフオーク21が検知端子20
から離れるまでモータmを駆動する。これにより
静止部分10は元の基準位置へ戻り、ホース8も
全く捩れのない状態に戻る。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によると、自重によ
り常に一定姿勢を保つプレート16(基準位置部
材)を回転継手7の近傍に設け、プレート16と
継手静止部分10との相対位置の変化を検知する
リミツトスイツチ19(検知機構)を設け、リミ
ツトスイツチ19からの信号により回転駆動機構
13を駆動して上記相対位置を一定に保つように
している。従つてホース8の捩れを防止し、ホー
ス8を充分に保護することができる。
又従来構造では静止部分10の回転を防止する
ために、静止部分10と支持機構1を連結するこ
とも行なわれているが、本考案はそれに比べ次の
ような利点を備えている。すなわち従来の連結構
造では、ピンチローラ2によりランス3を第1図
の矢印の如く前進させたり後進させたりすること
ができない。これに対して本考案では回転継手7
や回転駆動機構13が支持機構1等に対して矢印
方向に自由に移動できるので、ピンチローラ2に
よりランス3を移動させることができ、ランス駆
動用のピンチローラ2を問題なく採用することが
できる。
更に本考案では自重を利用したプレート16の
基準位置を維持しているので、構造が簡単であ
る。
(変形例) 静止部分10側の部材にリミツトスイツチや光
電センサーを取付け、該スイツチやセンサーによ
り基準位置部材に対する静止部分10の位置の変
化を検知するように構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の側面略図、第2図は斜視部分
略図、第3図は第1図の−矢視略図である。 1……支持機構、3……ランス、5……ランス
回転駆動機構、7……回転継手、8……ホース、
10……静止部分、13……継手自転用回転駆動
機構、16……プレート(基準位置部材)、19
……リミツトスイツチ(検知機構)。 〓〓〓〓〓

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレーム上の支持機構により管状ランスをその
    中心線回りに回転自在に支持し、上記支持機構に
    ランス回転駆動機構を取付け、ランスに回転継手
    を介してホースを連結し、回転継手の静止部分に
    継手自転用の回転駆動機構を取付けてランスに連
    結し、自重により常に一定姿勢を保つ基準位置部
    材を回転継手の近傍に設け、基準位置部材と上記
    静止部分との相対位置の変化を検知する検知機構
    を設け、検知機構からの信号により上記相対位置
    を一定に保つように継手自転用回転駆動機構を作
    動させる制御部を設けたことを特徴とするランス
    用回転継手の位置補正装置。
JP10545584U 1984-07-11 1984-07-11 ランス用回転継手の位置補正装置 Granted JPS6121300U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10545584U JPS6121300U (ja) 1984-07-11 1984-07-11 ランス用回転継手の位置補正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10545584U JPS6121300U (ja) 1984-07-11 1984-07-11 ランス用回転継手の位置補正装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6121300U JPS6121300U (ja) 1986-02-07
JPS6126867Y2 true JPS6126867Y2 (ja) 1986-08-11

Family

ID=30664779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10545584U Granted JPS6121300U (ja) 1984-07-11 1984-07-11 ランス用回転継手の位置補正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6121300U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6121300U (ja) 1986-02-07

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