JPS61268419A - 発泡成形品の射出成形装置 - Google Patents
発泡成形品の射出成形装置Info
- Publication number
- JPS61268419A JPS61268419A JP60109226A JP10922685A JPS61268419A JP S61268419 A JPS61268419 A JP S61268419A JP 60109226 A JP60109226 A JP 60109226A JP 10922685 A JP10922685 A JP 10922685A JP S61268419 A JPS61268419 A JP S61268419A
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- JP
- Japan
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- resin
- cylinder
- injection
- hole
- nozzle
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- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
- B29C45/1603—Multi-way nozzles specially adapted therefor
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は発泡成形品の射出成形装置、特に成形品の表面
に銀条が現われない様に改善された射出成形装置に関す
るものである。
に銀条が現われない様に改善された射出成形装置に関す
るものである。
〈従来の技術〉
従来の発泡成形品の射出成形装置としては例えば第７図
に示すようなものである。この射出成形装置は、主シリ
ンダ２と、熱可塑性樹脂Ａを主シリンダ２内に供給する
ためのホッパ１と、スクリュー回転用モータに連結する
変速機によって回転及び進退する主スクリユ−３と、シ
リンダ２のヘッド部と樹脂成形用の金型７との間に介装
されたスタティックミキサ５を有するミキシングノズル
６とを有し、スクリュー３により熱可塑性樹脂Ａを金型
７内へ射出するようになっている。また、シリンダヘッ
ド４には射出容量がシリンダ２の射出容量の５〜１０％
の副シリンダ８を連結し、副シリンダ８に、ホッパ（図
示せず）等により供給した熱可塑性合成樹脂と発泡剤と
の混合物りを副シリンダ８内に設けたスクリューによっ
てシリンダヘッド４内へ射出するようにしている。また
、ミキシングノズル６の後部、即ちシリンダヘッド４を
含む副シリンダ８の連結部には、前記シリンダ２により
熱可塑性樹脂を射出する工程中の任意の時期に副シリン
ダ８からの混合物を射出或は停止する制御機構を備えて
いる。このような構成によって大小各種の発泡成形品を
形成した結果、何れも表面は平滑で美しく、肉厚内部は
ほぼ一様に発泡した成形品が得られる。即ち、成形品の
ゲート部をスキン層で構成するために−ショットの射出
完了直前に副シリンダ８からの射出を停止し、再び主シ
リンダ２の樹脂のみの射出に切換えるようにしている。
に示すようなものである。この射出成形装置は、主シリ
ンダ２と、熱可塑性樹脂Ａを主シリンダ２内に供給する
ためのホッパ１と、スクリュー回転用モータに連結する
変速機によって回転及び進退する主スクリユ−３と、シ
リンダ２のヘッド部と樹脂成形用の金型７との間に介装
されたスタティックミキサ５を有するミキシングノズル
６とを有し、スクリュー３により熱可塑性樹脂Ａを金型
７内へ射出するようになっている。また、シリンダヘッ
ド４には射出容量がシリンダ２の射出容量の５〜１０％
の副シリンダ８を連結し、副シリンダ８に、ホッパ（図
示せず）等により供給した熱可塑性合成樹脂と発泡剤と
の混合物りを副シリンダ８内に設けたスクリューによっ
てシリンダヘッド４内へ射出するようにしている。また
、ミキシングノズル６の後部、即ちシリンダヘッド４を
含む副シリンダ８の連結部には、前記シリンダ２により
熱可塑性樹脂を射出する工程中の任意の時期に副シリン
ダ８からの混合物を射出或は停止する制御機構を備えて
いる。このような構成によって大小各種の発泡成形品を
形成した結果、何れも表面は平滑で美しく、肉厚内部は
ほぼ一様に発泡した成形品が得られる。即ち、成形品の
ゲート部をスキン層で構成するために−ショットの射出
完了直前に副シリンダ８からの射出を停止し、再び主シ
リンダ２の樹脂のみの射出に切換えるようにしている。
この工程によってスプルー、ランナ一部分が最後に充填
される間に、ミキシングノズル６内の発泡性の樹脂は主
シリンダ２の非発泡性樹脂と置換されて、次のショット
のはじめに発泡することはなくなる。
される間に、ミキシングノズル６内の発泡性の樹脂は主
シリンダ２の非発泡性樹脂と置換されて、次のショット
のはじめに発泡することはなくなる。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかしながら、このような従来の射出成形装置にあって
は、成形品の形状やゲートのとり方によっては、スプル
ー、ランナの容量が小さく、この間ではミキシングノズ
ル６内の発泡性の樹脂が置換し切れず、そのために、次
のショットの最初の部分でわずかながら気泡が表面に一
部露出して銀条が形成品表面に現われることがある。こ
のような事態を考慮して、金型のスプルー又はランナの
途中に容量２０〜８０ｃｃ位の樹脂溜りを設け、射出工
程の初期段階における銀条の生じ易い樹脂をこの樹脂溜
りに導入して、成形品表面には銀条が生じない様に図る
という方法がある。この場合、上記樹脂溜りに導入され
た樹脂は成形品と共に離型、回収されて再使用されるの
で樹脂そのものの損失はごくわずかで済むが、回収及び
粉砕のための工数が余計に必要となり、作業性が低下す
るという不具合がある。
は、成形品の形状やゲートのとり方によっては、スプル
ー、ランナの容量が小さく、この間ではミキシングノズ
ル６内の発泡性の樹脂が置換し切れず、そのために、次
のショットの最初の部分でわずかながら気泡が表面に一
部露出して銀条が形成品表面に現われることがある。こ
のような事態を考慮して、金型のスプルー又はランナの
途中に容量２０〜８０ｃｃ位の樹脂溜りを設け、射出工
程の初期段階における銀条の生じ易い樹脂をこの樹脂溜
りに導入して、成形品表面には銀条が生じない様に図る
という方法がある。この場合、上記樹脂溜りに導入され
た樹脂は成形品と共に離型、回収されて再使用されるの
で樹脂そのものの損失はごくわずかで済むが、回収及び
粉砕のための工数が余計に必要となり、作業性が低下す
るという不具合がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたもので、その目
的はミキシングユニットを改善することにより樹脂溜り
を設けることなく銀条の無い表面の美しい発泡成形品が
得られる発泡成形品の射出成形装置を提供することであ
る。
的はミキシングユニットを改善することにより樹脂溜り
を設けることなく銀条の無い表面の美しい発泡成形品が
得られる発泡成形品の射出成形装置を提供することであ
る。
〈問題点を解決するための手段〉
本発明は上記目的を達成するため、主シリンダと副シリ
ンダとを備え、双方から異なった樹脂材料を射出させる
一方、これらの樹脂材料の一方を単独で或は混合させて
射出させるミキシングユニットを備えた成形装置におい
て、上記ミキシングユニットには一方の種類の樹脂用の
通路と他方の種類の樹脂用の通路とを別個に設けると共
に、これらの通路のシリンダ接続側端部とノズル接続側
端部には各々バルブ部材を設け、これらのバルブ部材の
操作によって射出制御をするようにしたことを要旨とす
るものである。
ンダとを備え、双方から異なった樹脂材料を射出させる
一方、これらの樹脂材料の一方を単独で或は混合させて
射出させるミキシングユニットを備えた成形装置におい
て、上記ミキシングユニットには一方の種類の樹脂用の
通路と他方の種類の樹脂用の通路とを別個に設けると共
に、これらの通路のシリンダ接続側端部とノズル接続側
端部には各々バルブ部材を設け、これらのバルブ部材の
操作によって射出制御をするようにしたことを要旨とす
るものである。
〈作用〉
先ず第１段階の射出操作では、バルブ部材の作動によっ
て熱可塑性樹脂導通用の通路孔が開通する一方混合樹脂
導通用の通路孔が閉となり熱可塑性樹脂が主シリンダか
らミキシングユニットを通って金型に送られる。次に第
２段階の射出操作では副シリンダもオン動作されると共
にバルブ部材の作動によって熱可塑性樹脂用の通路孔が
閉となる一方混合樹脂導通用の通路孔が開通する。した
がってミキシングユニット内では二種類の樹脂が一４＝ 混練されて混合樹脂が出来、これが金型に送られて上記
熱可塑性樹脂の内側に混合樹脂層を形成する。次いで第
３段階の射出操作で上記第１段階の射出操作状態に戻さ
れランナー及びスプル一部分が熱可塑性樹脂によって充
填され樹脂成形品が形成される。各段階における通路孔
の切換えはミキシングユニットの入口及び出口部分に設
けられたバルブ部材によって行なわれるから、前の第２
段階の射出操作における残留樹脂はノズル孔の狭い空間
に溜るのみであるから第３段階の射出操作により成形品
表面に銀条が現われることは殆どない。
て熱可塑性樹脂導通用の通路孔が開通する一方混合樹脂
導通用の通路孔が閉となり熱可塑性樹脂が主シリンダか
らミキシングユニットを通って金型に送られる。次に第
２段階の射出操作では副シリンダもオン動作されると共
にバルブ部材の作動によって熱可塑性樹脂用の通路孔が
閉となる一方混合樹脂導通用の通路孔が開通する。した
がってミキシングユニット内では二種類の樹脂が一４＝ 混練されて混合樹脂が出来、これが金型に送られて上記
熱可塑性樹脂の内側に混合樹脂層を形成する。次いで第
３段階の射出操作で上記第１段階の射出操作状態に戻さ
れランナー及びスプル一部分が熱可塑性樹脂によって充
填され樹脂成形品が形成される。各段階における通路孔
の切換えはミキシングユニットの入口及び出口部分に設
けられたバルブ部材によって行なわれるから、前の第２
段階の射出操作における残留樹脂はノズル孔の狭い空間
に溜るのみであるから第３段階の射出操作により成形品
表面に銀条が現われることは殆どない。
〈実施例〉
第１図乃至第６図は本発明の一実施例に係る射出成形装
置の構造及び射出成形操作過程を示す図である。この射
出成形装置は、主シリンダ１２と、主シリンダ１２内で
回転及び軸方向へ進退するスクリュ１３と、主シリンダ
１２のシリンダヘッド１４に連結されたミキシングユニ
ット１６と、連結管２０によってミキシングユニット１
６に接続された副シリンダ１８とから成る。主シリンダ
１２は当該主シリンダ１２内に供給された非発泡性の熱
可塑性樹脂Ａをスクリュ１３によってシリンダヘッド１
４の開口１．４ ａから射出するようになっている。
置の構造及び射出成形操作過程を示す図である。この射
出成形装置は、主シリンダ１２と、主シリンダ１２内で
回転及び軸方向へ進退するスクリュ１３と、主シリンダ
１２のシリンダヘッド１４に連結されたミキシングユニ
ット１６と、連結管２０によってミキシングユニット１
６に接続された副シリンダ１８とから成る。主シリンダ
１２は当該主シリンダ１２内に供給された非発泡性の熱
可塑性樹脂Ａをスクリュ１３によってシリンダヘッド１
４の開口１．４ ａから射出するようになっている。
ミキシングユニット］６は、筒状構造を有し先端にはノ
ズル２１、後端にはフランジ部２２を有するユニット本
体１５と、このユニット本体］５内への樹脂材料の供給
をコントロールする制御機構２３とから成り、上記フラ
ンジ部２２をシリンダヘッド１４に当接させた状態で主
シリンダに連結されている。ユニット本体１５は、基端
部中心部分に、シリンダヘッド１４の間口１４ａに連通
し主シリンダ１−２から送られて来た樹脂を受入れる室
２４が形成され、またこの室２４に連通し中心軸に沿っ
て延びる中央孔２５と、この中央孔２５の上下（又は左
右）に離間しそれぞれ室２４に連通ずる通路孔２６．２
７が設けられている。中央孔２５及び通路孔２６．２７
の先端はノズル２１に連通ずるようになっている。中央
孔２５の内部には右ひねり、左ひねりのスクリュ部材２
８が装填されてスタティックミキサが構成されている。
ズル２１、後端にはフランジ部２２を有するユニット本
体１５と、このユニット本体］５内への樹脂材料の供給
をコントロールする制御機構２３とから成り、上記フラ
ンジ部２２をシリンダヘッド１４に当接させた状態で主
シリンダに連結されている。ユニット本体１５は、基端
部中心部分に、シリンダヘッド１４の間口１４ａに連通
し主シリンダ１−２から送られて来た樹脂を受入れる室
２４が形成され、またこの室２４に連通し中心軸に沿っ
て延びる中央孔２５と、この中央孔２５の上下（又は左
右）に離間しそれぞれ室２４に連通ずる通路孔２６．２
７が設けられている。中央孔２５及び通路孔２６．２７
の先端はノズル２１に連通ずるようになっている。中央
孔２５の内部には右ひねり、左ひねりのスクリュ部材２
８が装填されてスタティックミキサが構成されている。
また、中央孔２５の後端部分には連通管２０に接続され
た射出孔２９が設けられている。制御機構２３は、ミキ
シングユニット１６のユニット本体１５後端部に上下方
向に嵌装されたバルブ部材即ち第１のコック３ｏと、ユ
ニット本体１５の先端部において上下方向に嵌装された
バルブ部材即ち第２のコック３１と、第２のコック３１
に連結され、当該節２のコック３１を回転作動させる作
動シリンダ３２と、第１のコック３０を第２のコック３
１の動作に対応して回転作動させるべく動力を伝達する
リンク機構３３とから成る。第１のコック３０には中央
孔２５に対応する位置、当該中央孔２５と室２４とを連
通させる通孔３４が形成されている一方、通路孔２６，
２７に対応する位置にはこれらの通路孔２６．２７を室
２４に連通させる連通孔３５．３６が形成されている。
た射出孔２９が設けられている。制御機構２３は、ミキ
シングユニット１６のユニット本体１５後端部に上下方
向に嵌装されたバルブ部材即ち第１のコック３ｏと、ユ
ニット本体１５の先端部において上下方向に嵌装された
バルブ部材即ち第２のコック３１と、第２のコック３１
に連結され、当該節２のコック３１を回転作動させる作
動シリンダ３２と、第１のコック３０を第２のコック３
１の動作に対応して回転作動させるべく動力を伝達する
リンク機構３３とから成る。第１のコック３０には中央
孔２５に対応する位置、当該中央孔２５と室２４とを連
通させる通孔３４が形成されている一方、通路孔２６，
２７に対応する位置にはこれらの通路孔２６．２７を室
２４に連通させる連通孔３５．３６が形成されている。
第２のコック３１には中央孔２５に対応する位置に当該
中央孔２５とノズル孔２１ａとを連通させる通孔３７が
形成される一方、通路孔２６．２７に対８一 応する位置にはこれらの通路孔２６．２７をノズル孔２
１ａに連通させる連通孔３８．３９が形成されている。
中央孔２５とノズル孔２１ａとを連通させる通孔３７が
形成される一方、通路孔２６．２７に対８一 応する位置にはこれらの通路孔２６．２７をノズル孔２
１ａに連通させる連通孔３８．３９が形成されている。
通孔３４と連通孔３５．３６との関係、戒は通孔３７と
連通孔３８，３９との関係は、各コック３０．３１の中
心軸に対して直角方向の平面内において１例えば互いに
９０度の角度関係を持って形成され、一方が連通状態に
あるときは他方が閉塞状態にあるようになっている。
連通孔３８，３９との関係は、各コック３０．３１の中
心軸に対して直角方向の平面内において１例えば互いに
９０度の角度関係を持って形成され、一方が連通状態に
あるときは他方が閉塞状態にあるようになっている。
ただし、各コック３０．３１に形成された通孔３４又は
３７と連通孔３５．３６又は３８．３９とは互いに９０
度の角度関係をもって交差しているが、第３図に第１の
コック３０について例示しであるように、各コック３０
．３１が９０’回転をする際、一方が閉塞しきらないう
ちに他方が開通するように通孔３４，３７及び連通孔３
５，３６．３８．３９の寸法設定がしである。
３７と連通孔３５．３６又は３８．３９とは互いに９０
度の角度関係をもって交差しているが、第３図に第１の
コック３０について例示しであるように、各コック３０
．３１が９０’回転をする際、一方が閉塞しきらないう
ちに他方が開通するように通孔３４，３７及び連通孔３
５，３６．３８．３９の寸法設定がしである。
また第１のコック３０と第２のコック３１との間では通
孔３４が連通状態にあるときは通孔３７も連通状態にあ
り、連通孔３５，３６が連通しているときは連通孔３８
．３９も連通する様制御機構２３の設定がなされている
。
孔３４が連通状態にあるときは通孔３７も連通状態にあ
り、連通孔３５，３６が連通しているときは連通孔３８
．３９も連通する様制御機構２３の設定がなされている
。
副シリンダ１８は副スクリユ１９を内蔵し、この内部で
熱可塑性樹脂Ｂと発泡剤Ｃとを混合させた発泡性樹脂り
を生成し、連結管２０及び射出孔２９を通してミキシン
グユニッ１へ１６の中央孔２５へ送る。
熱可塑性樹脂Ｂと発泡剤Ｃとを混合させた発泡性樹脂り
を生成し、連結管２０及び射出孔２９を通してミキシン
グユニッ１へ１６の中央孔２５へ送る。
かかる構成を有する射出装置において、樹脂成形をする
に際しては、副シリンダ１８には、主シリンダ１２に供
給したと同−又はこれとは異なるが相溶性のある樹脂を
、化学発泡剤を２〜５％混合して供給し、副スクリユ１
９によって混練する。
に際しては、副シリンダ１８には、主シリンダ１２に供
給したと同−又はこれとは異なるが相溶性のある樹脂を
、化学発泡剤を２〜５％混合して供給し、副スクリユ１
９によって混練する。
次いで樹脂材料の射出に際しては、まずコック３ｏ、３
１を第１図に示す状態に設定し、主シリンダ１２内の溶
融樹脂を主スクリユ１３トこよって射出すると、この溶
融樹脂はシリンダヘッド１４からミキシングユニット１
６の通路孔２６．’２７を通りノズル２１から金型７内
へ所定量ショッ１−される（第４図）。この射出中の任
意の時期に、副シリンダ１８から連通管２０を通して発
泡性樹脂りを射出すると同時に作動シリンダ３２をコッ
ク３０．３１を９０度回転させる。これにより、ミキシ
ングユニット１６は第２図に示す状態になり、主シリン
ダ１２から射出される樹脂は中央孔２５内に導入される
と共にスタティックミキサにより発泡性樹脂と混練され
ながら混合樹脂Ｅとなり通孔３７を通してノズル２１に
供給さ九、ノズル孔２１ａを通して金型７内に射出され
る。この射出によって上記混練された混合樹脂は、溶融
樹脂流の原則によって、先のショットされた熱可塑性樹
１脂Ａの内側を流れて金型７内にショットされ、当該熱
可塑性樹脂Ａ内において微細な独立気泡状に発泡層を形
成する（第５図）。かかる混合樹脂材料の所定量の射出
を完了する前に、副スクリユ−］−９の作動を止めて副
シリンダ１８からの射出を停止すると同時に作動シリン
ダ３２を操作してコック３０．３１を９０度回転させて
第１図の状態に戻すと、主シリンダ１２から射出される
熱可塑性樹脂が再び通路孔２６．２７を通り、ノズル孔
２ ］、 ａを経て金型７内に射出される。これにより
スプルーおよびゲート部分が熱可塑性樹脂によって形成
され（第６図）、射出作業工程は完了する。
１を第１図に示す状態に設定し、主シリンダ１２内の溶
融樹脂を主スクリユ１３トこよって射出すると、この溶
融樹脂はシリンダヘッド１４からミキシングユニット１
６の通路孔２６．’２７を通りノズル２１から金型７内
へ所定量ショッ１−される（第４図）。この射出中の任
意の時期に、副シリンダ１８から連通管２０を通して発
泡性樹脂りを射出すると同時に作動シリンダ３２をコッ
ク３０．３１を９０度回転させる。これにより、ミキシ
ングユニット１６は第２図に示す状態になり、主シリン
ダ１２から射出される樹脂は中央孔２５内に導入される
と共にスタティックミキサにより発泡性樹脂と混練され
ながら混合樹脂Ｅとなり通孔３７を通してノズル２１に
供給さ九、ノズル孔２１ａを通して金型７内に射出され
る。この射出によって上記混練された混合樹脂は、溶融
樹脂流の原則によって、先のショットされた熱可塑性樹
１脂Ａの内側を流れて金型７内にショットされ、当該熱
可塑性樹脂Ａ内において微細な独立気泡状に発泡層を形
成する（第５図）。かかる混合樹脂材料の所定量の射出
を完了する前に、副スクリユ−］−９の作動を止めて副
シリンダ１８からの射出を停止すると同時に作動シリン
ダ３２を操作してコック３０．３１を９０度回転させて
第１図の状態に戻すと、主シリンダ１２から射出される
熱可塑性樹脂が再び通路孔２６．２７を通り、ノズル孔
２ ］、 ａを経て金型７内に射出される。これにより
スプルーおよびゲート部分が熱可塑性樹脂によって形成
され（第６図）、射出作業工程は完了する。
ノズル孔２１ａの容積は通常３〜５ｃｃと小さな値であ
り、また各コック３０．３１に形成された通孔３４．３
７と連通孔３５，３６，３８．３９とは、コック３０，
３］が９０度回転する際に一方が閉塞しきらないうちに
他方が開通する関係になっているから、射出最終部の樹
脂がスプルー、ランナーを充填する間にノズル孔２１．
ａ内は発泡剤を含む樹脂から含まない樹脂に置き換え
られる。
り、また各コック３０．３１に形成された通孔３４．３
７と連通孔３５，３６，３８．３９とは、コック３０，
３］が９０度回転する際に一方が閉塞しきらないうちに
他方が開通する関係になっているから、射出最終部の樹
脂がスプルー、ランナーを充填する間にノズル孔２１．
ａ内は発泡剤を含む樹脂から含まない樹脂に置き換え
られる。
このため、次のショットの最初に形成凸表面に銀条が現
われる恐れはない。
われる恐れはない。
〈発明の効果〉
以上説明したように、本発明によれば、異種の樹脂材料
を射出する複数のシリンダに接続されたミキシングユニ
ットに、互いに異なった樹脂を通過させる流路を設け、
射出作業に際してノズルへの連通切換を行なうようにし
たため、ショットの切換時に前にショットされた樹脂が
混入することはなくなり形成凸表面に銀条が現われるこ
とはなく、平滑で美しい表面の発泡成形品を得ることが
出来る。
を射出する複数のシリンダに接続されたミキシングユニ
ットに、互いに異なった樹脂を通過させる流路を設け、
射出作業に際してノズルへの連通切換を行なうようにし
たため、ショットの切換時に前にショットされた樹脂が
混入することはなくなり形成凸表面に銀条が現われるこ
とはなく、平滑で美しい表面の発泡成形品を得ることが
出来る。
第１図は本発明の一実施例に係る射出成形装置の主要部
分を正面側から見た断面図、第２図は上記実施例主要部
分を示す第１図中ｎ−ｎ線における断面図、第３図は上
記実施例におけるコックの構成を示す断面図、第４．．
５．６図は上記実施例の作動による金型内の樹脂流を示
す図で、第４図は第１段階の射出作動による熱可塑性樹
脂の流れを示す図、第５図は第２段階の射出作動による
発泡性樹脂の流れを示す図、第６図は第３段階の射出作
動による熱可塑性樹脂の流れを示す図、第７図は従来の
射出成形装置の主要部分を示す断面図である。 １・・ホッパ、２，１２・・主シリンダ、３゜１３・・
主スクリユ−，４，１４・・シリンダヘッド、６・・ミ
キシングノズル、７・・金型、８゜１８・・副シリンダ
、９，１９・・連結管、１６・・ミキシングユニット、
２３・・制御機構、２５・・中央孔（混合樹脂用通路）
、２６．２７・・通路孔（熱可塑性樹脂用通路）、３０
・・第１のコック（バルブ部材）、３１・・第２のコッ
ク（バルブ部材）。 特許出願人 オリオン化成株式会社 代理人弁理士 酒 井 −同
兼 坂 異同 兼 坂
繁昭和６０年 特 許 願 第１０９２２６号２
０発明の名称 発泡成形品の射出成形装置 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 オリオン化成株式会社 °°０．τ。５−ｓ〜ヤシ１１、ア１１４１２０％ 。 別斌の通り １、本願明細書を下記のとおり補正する。 ２、図面 ゛ 「第７図」を別紙朱書きのと
おり補正する。 ３、図面「第３図」を別紙のとおり補正する。 １６１０−δ°蒔１
分を正面側から見た断面図、第２図は上記実施例主要部
分を示す第１図中ｎ−ｎ線における断面図、第３図は上
記実施例におけるコックの構成を示す断面図、第４．．
５．６図は上記実施例の作動による金型内の樹脂流を示
す図で、第４図は第１段階の射出作動による熱可塑性樹
脂の流れを示す図、第５図は第２段階の射出作動による
発泡性樹脂の流れを示す図、第６図は第３段階の射出作
動による熱可塑性樹脂の流れを示す図、第７図は従来の
射出成形装置の主要部分を示す断面図である。 １・・ホッパ、２，１２・・主シリンダ、３゜１３・・
主スクリユ−，４，１４・・シリンダヘッド、６・・ミ
キシングノズル、７・・金型、８゜１８・・副シリンダ
、９，１９・・連結管、１６・・ミキシングユニット、
２３・・制御機構、２５・・中央孔（混合樹脂用通路）
、２６．２７・・通路孔（熱可塑性樹脂用通路）、３０
・・第１のコック（バルブ部材）、３１・・第２のコッ
ク（バルブ部材）。 特許出願人 オリオン化成株式会社 代理人弁理士 酒 井 −同
兼 坂 異同 兼 坂
繁昭和６０年 特 許 願 第１０９２２６号２
０発明の名称 発泡成形品の射出成形装置 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 オリオン化成株式会社 °°０．τ。５−ｓ〜ヤシ１１、ア１１４１２０％ 。 別斌の通り １、本願明細書を下記のとおり補正する。 ２、図面 ゛ 「第７図」を別紙朱書きのと
おり補正する。 ３、図面「第３図」を別紙のとおり補正する。 １６１０−δ°蒔１
Claims (1)
- 主シリンダ及び副シリンダを備え、一方からは熱可塑性
樹脂、他方からは発泡性の樹脂材料を射出させる一方、
これらのシリンダに、先端にノズルを取付けたミキシン
グユニットを接続して両種の樹脂を混合或は非混合させ
るようにした射出成形装置において、上記ミキシングユ
ニットには熱可塑性樹脂用の通路と、混合樹脂用の通路
とが別個に設けられ、これらの通路のシリンダ接続側端
部には上記異種の樹脂の混合を制御するバルブ部材を設
け、また上記通路のノズル取付側端部には混合樹脂と非
混合樹脂との射出を切換え制御するバルブ部材を設け、
バルブ部材の操作によって射出制御をすることを特徴と
する発泡成形品の射出成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60109226A JPS61268419A (ja) | 1985-05-23 | 1985-05-23 | 発泡成形品の射出成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60109226A JPS61268419A (ja) | 1985-05-23 | 1985-05-23 | 発泡成形品の射出成形装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61268419A true JPS61268419A (ja) | 1986-11-27 |
| JPH0475807B2 JPH0475807B2 (ja) | 1992-12-01 |
Family
ID=14504799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60109226A Granted JPS61268419A (ja) | 1985-05-23 | 1985-05-23 | 発泡成形品の射出成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61268419A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001198942A (ja) * | 2000-01-24 | 2001-07-24 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 発泡成形品の成形方法及び射出成形機 |
| JP2010276199A (ja) * | 2009-05-20 | 2010-12-09 | Nordson Corp | 一体型ミキサー要素を備える弁装置 |
-
1985
- 1985-05-23 JP JP60109226A patent/JPS61268419A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001198942A (ja) * | 2000-01-24 | 2001-07-24 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 発泡成形品の成形方法及び射出成形機 |
| JP2010276199A (ja) * | 2009-05-20 | 2010-12-09 | Nordson Corp | 一体型ミキサー要素を備える弁装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0475807B2 (ja) | 1992-12-01 |
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