JPS61268313A - エアフイルタ−用ろ紙の製造法 - Google Patents
エアフイルタ−用ろ紙の製造法Info
- Publication number
- JPS61268313A JPS61268313A JP10934085A JP10934085A JPS61268313A JP S61268313 A JPS61268313 A JP S61268313A JP 10934085 A JP10934085 A JP 10934085A JP 10934085 A JP10934085 A JP 10934085A JP S61268313 A JPS61268313 A JP S61268313A
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- Japan
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- paper
- polyvinyl alcohol
- hot water
- fiber
- filter
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、エアフィルター用濾紙の製造法に関する。
(従来の技術)
従来のエアフィルター用1紙として、ガラス繊維を主体
とするものが、合成樹脂繊維を主体とするものに比し、
圧力損失が低いので、好ましく使用されている。
とするものが、合成樹脂繊維を主体とするものに比し、
圧力損失が低いので、好ましく使用されている。
そのガラス繊維を主体とするエアフィルター用F”紙の
製造法は、ガラス繊維に、アクリル樹脂等のバインダー
を少量混合すると共にそのノ(インダーのエマルシロン
金凝集させ乍ら抄造しバインダーを内添したガラス繊維
抄紙とするものである。
製造法は、ガラス繊維に、アクリル樹脂等のバインダー
を少量混合すると共にそのノ(インダーのエマルシロン
金凝集させ乍ら抄造しバインダーを内添したガラス繊維
抄紙とするものである。
(発明が解決しようとする問題点)
上記従来のバインダー内添のガラス繊維抄紙から成るエ
アフィルター用1紙の製造法は、微細なガラス繊維がバ
インダー樹脂と一緒に凝集し、一般的に言うフロックが
形成され、抄き上がった抄紙は、微細繊維の粗な部分と
密な部分とができ、いわゆる地合むらのあるものとなり
、その全面均質な捕集効率の良質のエアフィルター用1
紙を得ることが困難である。近年、エアフィルター機器
の省エネ化、ファンの騒音の低減等が重要な課題となっ
ているが、この課題を解決する1つの方策として、エア
フィルター用1紙の圧力損失の低下を計ることが考えら
れる。
アフィルター用1紙の製造法は、微細なガラス繊維がバ
インダー樹脂と一緒に凝集し、一般的に言うフロックが
形成され、抄き上がった抄紙は、微細繊維の粗な部分と
密な部分とができ、いわゆる地合むらのあるものとなり
、その全面均質な捕集効率の良質のエアフィルター用1
紙を得ることが困難である。近年、エアフィルター機器
の省エネ化、ファンの騒音の低減等が重要な課題となっ
ているが、この課題を解決する1つの方策として、エア
フィルター用1紙の圧力損失の低下を計ることが考えら
れる。
この圧力損失の低下を計るため、従来のバインダー内添
のガラス繊維抄紙の製造法において、ガラス繊維として
平均繊維径の大きいものを使用することが考えられるが
、高い捕集効率を維持することができなくなる嫌いがあ
る。
のガラス繊維抄紙の製造法において、ガラス繊維として
平均繊維径の大きいものを使用することが考えられるが
、高い捕集効率を維持することができなくなる嫌いがあ
る。
(問題点を解決するための技術的手段)本発明は、上記
従来のエアフィルター用濾紙の製造法で実現できなかっ
た高い捕集効果を維持し乍ら圧力損失の低下をもたらし
且つ全面に亘り均質な密度で而も強靭なエアフィルター
用P紙の製造法を提供するもので、ガラス繊維100f
t%[、熱水可溶性ポリビニールアルコール繊維’i[
L3〜S wt%添加し混抄することを特徴とする。
従来のエアフィルター用濾紙の製造法で実現できなかっ
た高い捕集効果を維持し乍ら圧力損失の低下をもたらし
且つ全面に亘り均質な密度で而も強靭なエアフィルター
用P紙の製造法を提供するもので、ガラス繊維100f
t%[、熱水可溶性ポリビニールアルコール繊維’i[
L3〜S wt%添加し混抄することを特徴とする。
(実施例)
太さ[1,3〜7ミクロンのガラス繊維100wt%に
、熱水可溶性ポリビニールアルコール繊維ヲα3〜5w
t%添加し、丸網抄紙機などの抄紙機で混抄する。熱水
可溶性ポリビニールアルコール繊維としてはα1デニー
ル〜2デニールノ太さのものが好ましく使用される。そ
の添加量は、種々の観点より試験研究の結果、実質上良
好な抄紙の張力を維持するにはαS wt%以上が必要
であるが、5wt%を越えるときは、抄紙の風合が硬く
なり折損などが生ずるので、上記の範囲でなければなら
ず、一般には、1〜3wt%が好ましい。上記の混合繊
維を、抄紙機内に投入し水中で適当な繊維濃度を保ち乍
らパルパーで混合解離し、この種を抄造し、その紙匹を
ヤンキードライヤー等で加熱、乾燥し抄紙とする。どの
加熱乾燥工程で、その湿潤紙匹中に混在している熱可溶
性ポリビニールアルコール繊維は、該紙匹の保持してい
る水が40℃以上に加熱されてその熱水により溶解しバ
インダーとして作用しガラス繊維相互を接着するに役立
つ。その加熱溶解温度は、40°C〜100℃、好まし
くは50℃〜80°Cである。このように、本発明によ
れば、ガラス繊維に混抄するバインダーは、繊維状のポ
リビニールアルコールであルノで、その抄紙機槽内にお
ける水中分散性は極めて良く、ガラス繊維に良好に均一
に混合し得られ、従来のような凝集剤を使用する必要が
なく、又その使用により微細ガラス繊維を凝集させるこ
とがないので、その抄紙の全面に亘り均質にバインダー
の内添された均質な紙質のガラス繊維エアフィルター用
濾紙として得られる。尚、必要に応じ、このように加熱
処理した抄紙は、その表面を処理加工するべく、樹脂等
のディッピング処理液に浸漬して表面コーティングを行
なうようにしてもよい。
、熱水可溶性ポリビニールアルコール繊維ヲα3〜5w
t%添加し、丸網抄紙機などの抄紙機で混抄する。熱水
可溶性ポリビニールアルコール繊維としてはα1デニー
ル〜2デニールノ太さのものが好ましく使用される。そ
の添加量は、種々の観点より試験研究の結果、実質上良
好な抄紙の張力を維持するにはαS wt%以上が必要
であるが、5wt%を越えるときは、抄紙の風合が硬く
なり折損などが生ずるので、上記の範囲でなければなら
ず、一般には、1〜3wt%が好ましい。上記の混合繊
維を、抄紙機内に投入し水中で適当な繊維濃度を保ち乍
らパルパーで混合解離し、この種を抄造し、その紙匹を
ヤンキードライヤー等で加熱、乾燥し抄紙とする。どの
加熱乾燥工程で、その湿潤紙匹中に混在している熱可溶
性ポリビニールアルコール繊維は、該紙匹の保持してい
る水が40℃以上に加熱されてその熱水により溶解しバ
インダーとして作用しガラス繊維相互を接着するに役立
つ。その加熱溶解温度は、40°C〜100℃、好まし
くは50℃〜80°Cである。このように、本発明によ
れば、ガラス繊維に混抄するバインダーは、繊維状のポ
リビニールアルコールであルノで、その抄紙機槽内にお
ける水中分散性は極めて良く、ガラス繊維に良好に均一
に混合し得られ、従来のような凝集剤を使用する必要が
なく、又その使用により微細ガラス繊維を凝集させるこ
とがないので、その抄紙の全面に亘り均質にバインダー
の内添された均質な紙質のガラス繊維エアフィルター用
濾紙として得られる。尚、必要に応じ、このように加熱
処理した抄紙は、その表面を処理加工するべく、樹脂等
のディッピング処理液に浸漬して表面コーティングを行
なうようにしてもよい。
具体例
太さ15ミクロンのガラス繊維100 wt%に対し、
α5デニールの熱水可溶性ポリビニールアルコールを1
.5 wt%を添加し、繊維濃度[135wt%となる
ようにパルパーに投入して混合離解する。この種を抄造
し、紙匹をヤンキードライヤー等で50°C〜80°C
で加熱乾燥し、目付け759鷹、厚さα40鴎のP紙を
得た。
α5デニールの熱水可溶性ポリビニールアルコールを1
.5 wt%を添加し、繊維濃度[135wt%となる
ようにパルパーに投入して混合離解する。この種を抄造
し、紙匹をヤンキードライヤー等で50°C〜80°C
で加熱乾燥し、目付け759鷹、厚さα40鴎のP紙を
得た。
前記の熱水可溶性ポリビニールアルコールに代え、アク
リル樹脂エマルジ日ンを前記のガラス繊維に対し4%添
加し硫酸バンドで凝集させガラス繊維に添着させこの種
を前記と同様にして抄造し乾燥して目付け75 g/d
l厚さα40闘の従来法によるp紙を得た。これら試料
につき、圧力損失並にα3μDOPの捕集効率を測定し
た結果は下記表の通りであった。
リル樹脂エマルジ日ンを前記のガラス繊維に対し4%添
加し硫酸バンドで凝集させガラス繊維に添着させこの種
を前記と同様にして抄造し乾燥して目付け75 g/d
l厚さα40闘の従来法によるp紙を得た。これら試料
につき、圧力損失並にα3μDOPの捕集効率を測定し
た結果は下記表の通りであった。
(発明の効果)
このように本発明によるときは、バインダーとして、熱
水可溶性ポリビニールアルコールをガラス繊維100
wt%に対しα3〜5 wt%添加し混抄するようにし
たので、捕集効率を良好に維持し乍ら圧力損失の低下し
た而もむらのない均質で且つ強靭柔軟なエアフィルター
用濾紙が得られる等の効果を有する。
水可溶性ポリビニールアルコールをガラス繊維100
wt%に対しα3〜5 wt%添加し混抄するようにし
たので、捕集効率を良好に維持し乍ら圧力損失の低下し
た而もむらのない均質で且つ強靭柔軟なエアフィルター
用濾紙が得られる等の効果を有する。
Claims (1)
- 1、ガラス繊維100wt%に、熱水可溶性ポリビニー
ルアルコール繊維を0.3〜5wt%添加し混抄するこ
とを特徴とするエアフィルター用濾紙の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10934085A JPS61268313A (ja) | 1985-05-23 | 1985-05-23 | エアフイルタ−用ろ紙の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10934085A JPS61268313A (ja) | 1985-05-23 | 1985-05-23 | エアフイルタ−用ろ紙の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61268313A true JPS61268313A (ja) | 1986-11-27 |
Family
ID=14507744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10934085A Pending JPS61268313A (ja) | 1985-05-23 | 1985-05-23 | エアフイルタ−用ろ紙の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61268313A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006037269A (ja) * | 2004-07-26 | 2006-02-09 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 耐熱セラミックシート |
CN101994276A (zh) * | 2009-08-13 | 2011-03-30 | 上海嘉龙纸业有限公司 | 用废复合纸源类再生质纸浆制备较高质纸的方法 |
-
1985
- 1985-05-23 JP JP10934085A patent/JPS61268313A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006037269A (ja) * | 2004-07-26 | 2006-02-09 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 耐熱セラミックシート |
CN101994276A (zh) * | 2009-08-13 | 2011-03-30 | 上海嘉龙纸业有限公司 | 用废复合纸源类再生质纸浆制备较高质纸的方法 |
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