JPS6126667A - 電磁波遮蔽用組成物 - Google Patents
電磁波遮蔽用組成物Info
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- JPS6126667A JPS6126667A JP14612284A JP14612284A JPS6126667A JP S6126667 A JPS6126667 A JP S6126667A JP 14612284 A JP14612284 A JP 14612284A JP 14612284 A JP14612284 A JP 14612284A JP S6126667 A JPS6126667 A JP S6126667A
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- Japan
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- electromagnetic wave
- wave shielding
- fibers
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の分野〕
本発明は電磁波遮蔽用に用いる導電性樹脂組成物、特に
従来の電磁波遮蔽用組成物に比Φ会して良好な電磁波遮
蔽効果を有する電磁波遮りｎ’ｉ用組成物に関するもの
である。
従来の電磁波遮蔽用組成物に比Φ会して良好な電磁波遮
蔽効果を有する電磁波遮りｎ’ｉ用組成物に関するもの
である。
欧米諸国においては、電子機器の近傍に置かれた他の電
子機器あるいは電気製品の誤動作および電子機器を操作
する人間の健康」−の配慮から前記の電子機器、すなわ
ちコンピュータ、ツー１′プロセツサーなどのハウジン
グに前記電子機器の放射する電磁波を遮蔽するような処
理をしたものを用いることが義務付けられている。
子機器あるいは電気製品の誤動作および電子機器を操作
する人間の健康」−の配慮から前記の電子機器、すなわ
ちコンピュータ、ツー１′プロセツサーなどのハウジン
グに前記電子機器の放射する電磁波を遮蔽するような処
理をしたものを用いることが義務付けられている。
前述のような電子機器における電磁波遮蔽は、我が国に
おいても早晩義務伺けられる仰向にあり、種々の電磁波
遮蔽方法か検削されている。
おいても早晩義務伺けられる仰向にあり、種々の電磁波
遮蔽方法か検削されている。
前述のような電磁波の遮蔽は、基本的には電子機器を覆
うハウジングに適度の４電ス１１を付与することにより
達成しえるわＬＳＩであり、従来はハウシング内壁に亜
鉛を溶射して亜鉛被膜を形成させ、ハウジングに導電性
を付与する方法、またハウシング内部に導電性塗料を塗
布し、ハウジングに導電性を付与する方法などが良く知
られている。
うハウジングに適度の４電ス１１を付与することにより
達成しえるわＬＳＩであり、従来はハウシング内壁に亜
鉛を溶射して亜鉛被膜を形成させ、ハウジングに導電性
を付与する方法、またハウシング内部に導電性塗料を塗
布し、ハウジングに導電性を付与する方法などが良く知
られている。
さらに、ハウジングの本体となる熱可塑性樹脂に導電性
材料を導入し、ハウジング自体を導電）７ｊにしたもの
も知られている。
材料を導入し、ハウジング自体を導電）７ｊにしたもの
も知られている。
しかしながら、前述の亜鉛溶射による方法ないし導電性
塗料をハウジング内壁に塗布する方法にあっては、あら
かしめ成型されたハウジング内壁に亜鉛を溶射あるいば
導電性塗＊１を塗布するわ＆Ｊであるから、製造」二手
間が掛かるとともに、特に専電性塗イ′１にあっては、
導電性塗料自体が高価であるために、コスト高にならざ
るをえないという欠点があった。
塗料をハウジング内壁に塗布する方法にあっては、あら
かしめ成型されたハウジング内壁に亜鉛を溶射あるいば
導電性塗＊１を塗布するわ＆Ｊであるから、製造」二手
間が掛かるとともに、特に専電性塗イ′１にあっては、
導電性塗料自体が高価であるために、コスト高にならざ
るをえないという欠点があった。
また、導電（１目Ａ＄４を熱可塑性樹脂にｌ昆合したハ
ウシングは、導電性を電磁波遮蔽効果のある、体積固有
抵抗１０−１〜１０−３Ωｃｍに保持しようとすると、
導電性相１゛１の／Ｒ入Ｍを多くしなＬＪればならず強
度的に低下する欠点かあり、−力先づ）な強度を有する
ハうジングを！！！！潰しようとする点、導電性が前記
の値にならないという欠点があった。このため、少ない
導電性月利の添加量で良好な電磁波遮蔽効果を有する電
磁波遮蔽用組成物が希求されている。充分な強度を有し
、かつ良好な前述の体積固有抵抗を有する電磁波遮蔽用
組成物は、従来の導電性材料と同し添加量で、改良され
た電θｉ波遮ａｌｋ効果を示すような組成物を提供する
ことにより解決されることは明らかである。
ウシングは、導電性を電磁波遮蔽効果のある、体積固有
抵抗１０−１〜１０−３Ωｃｍに保持しようとすると、
導電性相１゛１の／Ｒ入Ｍを多くしなＬＪればならず強
度的に低下する欠点かあり、−力先づ）な強度を有する
ハうジングを！！！！潰しようとする点、導電性が前記
の値にならないという欠点があった。このため、少ない
導電性月利の添加量で良好な電磁波遮蔽効果を有する電
磁波遮蔽用組成物が希求されている。充分な強度を有し
、かつ良好な前述の体積固有抵抗を有する電磁波遮蔽用
組成物は、従来の導電性材料と同し添加量で、改良され
た電θｉ波遮ａｌｋ効果を示すような組成物を提供する
ことにより解決されることは明らかである。
本発明は上述の点に鑑力なされたものであり、充分な強
度と導電性を有する電磁波遮ｉ”１ν用の製品を製造し
える電磁波遮蔽用組成物を提供することを目的とする。
度と導電性を有する電磁波遮ｉ”１ν用の製品を製造し
える電磁波遮蔽用組成物を提供することを目的とする。
したがって、本発明による電磁波遮蔽用組成物は、熱可
塑性樹脂に金属繊維を添加すると共に、前記熱可塑嗜Ｔ
１樹脂１００重量部にり１し鉄族の化合物を１〜８０重
量部および一＝般式Ｎａｘ Ａｌ ｙ Ｓｉ（１２〜−
）Ｏｚ４Ｎａｙ Ｓ Ｚで示される、ｊｍ称群青を０．
２〜１８重量部添加したことを特徴とするものである。
塑性樹脂に金属繊維を添加すると共に、前記熱可塑嗜Ｔ
１樹脂１００重量部にり１し鉄族の化合物を１〜８０重
量部および一＝般式Ｎａｘ Ａｌ ｙ Ｓｉ（１２〜−
）Ｏｚ４Ｎａｙ Ｓ Ｚで示される、ｊｍ称群青を０．
２〜１８重量部添加したことを特徴とするものである。
さらに本発明による第二の電磁／ｇｌ遮蔽用組成物は、
熱可塑性樹脂に金属繊維を添加するとともに、前記熱可
塑性樹脂１００市量部に対し鉄族の化合物を１〜８０市
曙部、一般式Ｎａ−ＪＡＩＸ Ｓｉ＜ １２〜 ｙ−＞
０２４Ｎａｙ Ｓ ｌで示される、通称群青を０．２〜
１８市量部ざらに脂肪酸アミ１′および金属石鹸からな
る群より選択された順刑の一種以上をＯＮ〜２市■部添
加したことを特徴とするものである。
熱可塑性樹脂に金属繊維を添加するとともに、前記熱可
塑性樹脂１００市量部に対し鉄族の化合物を１〜８０市
曙部、一般式Ｎａ−ＪＡＩＸ Ｓｉ＜ １２〜 ｙ−＞
０２４Ｎａｙ Ｓ ｌで示される、通称群青を０．２〜
１８市量部ざらに脂肪酸アミ１′および金属石鹸からな
る群より選択された順刑の一種以上をＯＮ〜２市■部添
加したことを特徴とするものである。
本発明によれば、金属繊維とともに鉄族の化合物および
一般式Ｎａｘ Ａｌｙ Ｓｉ（１２〜７，）０２４Ｎａ
ｙ Ｓ７で示される、通称群青と呼ばれる珪酸塩を適宜
量添加しているので、電磁波遮蔽用成形品の強度を低下
セしめることなく、電磁波遮蔽効果を良好にすることが
できる。
一般式Ｎａｘ Ａｌｙ Ｓｉ（１２〜７，）０２４Ｎａ
ｙ Ｓ７で示される、通称群青と呼ばれる珪酸塩を適宜
量添加しているので、電磁波遮蔽用成形品の強度を低下
セしめることなく、電磁波遮蔽効果を良好にすることが
できる。
また、本発明に、Ｌる第二の電磁ｅＬ遮蔽用絹組成によ
れば、鉄族の化合物および一般式ＮａγＡｌｙ：Ｓｉ（
１２〜Ｘ ）０２Ｊａｙ Ｓ ｚで示される、ｉＪｒ
＋称群青と呼ばれる珪酸塩とともに、適宜量の泪剤を添
加し、さらに良好な電磁波遮蔽効果を達成できるととも
に、金属繊維のファイバボールの形成を防止できるため
、前記金属繊維、鉄族化合物および群青を均一に分散で
き、金属繊維を一度に多量に投入可能となる。したがっ
て、作業性が著しく向上し、再現性が向上するという利
点がある。
れば、鉄族の化合物および一般式ＮａγＡｌｙ：Ｓｉ（
１２〜Ｘ ）０２Ｊａｙ Ｓ ｚで示される、ｉＪｒ
＋称群青と呼ばれる珪酸塩とともに、適宜量の泪剤を添
加し、さらに良好な電磁波遮蔽効果を達成できるととも
に、金属繊維のファイバボールの形成を防止できるため
、前記金属繊維、鉄族化合物および群青を均一に分散で
き、金属繊維を一度に多量に投入可能となる。したがっ
て、作業性が著しく向上し、再現性が向上するという利
点がある。
本発明を更に詳しく説明する。
本発明による電磁波遮蔽用組成物は、基本的には、熱可
塑性樹脂中に金属繊維を混合したものであるが、このよ
うな熱可塑性樹脂は、基本的に限定されるものではなく
、従来この種の電子機器のハウジングなどに用いられろ
樹脂を有効に用いることができる。たとえば、ポリプロ
ピレン樹脂、へＢＳ樹脂、変性ｐｐｏ樹脂、ポリアミ１
−樹脂、ポリカーボネート樹脂、ＰＰｓ樹脂などの一種
ツ」二であることができる。
塑性樹脂中に金属繊維を混合したものであるが、このよ
うな熱可塑性樹脂は、基本的に限定されるものではなく
、従来この種の電子機器のハウジングなどに用いられろ
樹脂を有効に用いることができる。たとえば、ポリプロ
ピレン樹脂、へＢＳ樹脂、変性ｐｐｏ樹脂、ポリアミ１
−樹脂、ポリカーボネート樹脂、ＰＰｓ樹脂などの一種
ツ」二であることができる。
本発明において用いられる導電性物質は、前述のように
金属繊維であるが、本発明に用いられる金属繊維は基本
的に限定されるものではない。たとえば、びびり振動切
削法、引抜き法あるいは溶融紡糸法などによって型造さ
れたアルミニウム繊維、ステンレス繊維、銅繊維、鉛繊
維、タングステン繊維、モリブデン繊維、あるいは月−
ＭｇないしＡＩ’−ＣｕなどのＡＩ合金繊維、黄銅など
のＣｕ合金繊維等の一種以上を有効に用いることができ
る。
金属繊維であるが、本発明に用いられる金属繊維は基本
的に限定されるものではない。たとえば、びびり振動切
削法、引抜き法あるいは溶融紡糸法などによって型造さ
れたアルミニウム繊維、ステンレス繊維、銅繊維、鉛繊
維、タングステン繊維、モリブデン繊維、あるいは月−
ＭｇないしＡＩ’−ＣｕなどのＡＩ合金繊維、黄銅など
のＣｕ合金繊維等の一種以上を有効に用いることができ
る。
本発明による熱可塑性樹脂への金属繊維の添加量は、好
ましくは金属繊維が５〜２５容量％であり、単位体積あ
たりの存在本数は、好ましくは５００本／ ｃｌ以−に
である。金属繊維の添加量か５容量％未満であると、充
分な導電性を付与できない虞があり、また２５容量％を
超えると、電磁波遮蔽用組成物の成形が困難になる膚を
生じるからである。また、単位体積あたりの存在本数が
５００本／ ｃｎｔ未満であると、充分な導電性を発揮
できない膚かあるからである。
ましくは金属繊維が５〜２５容量％であり、単位体積あ
たりの存在本数は、好ましくは５００本／ ｃｌ以−に
である。金属繊維の添加量か５容量％未満であると、充
分な導電性を付与できない虞があり、また２５容量％を
超えると、電磁波遮蔽用組成物の成形が困難になる膚を
生じるからである。また、単位体積あたりの存在本数が
５００本／ ｃｎｔ未満であると、充分な導電性を発揮
できない膚かあるからである。
このような組成物に鉄族の化合物を熱可塑性樹脂１００
重量部に対し、１〜・８０重計部添加する。
重量部に対し、１〜・８０重計部添加する。
本発明において使用される鉄族の化合物は基本的に限定
されるものではない。たとえば、鉄（Ｆｅ）、コハルＩ
−（Ｃｏ） 、ニッケル（Ｎｉ）などの酸化物あるいは
硫化物を用いることができる。このような鉄族の化合物
の具体例としては、α−Ｆｅ３０４ 、Ｓｒ−Ｆｅ２Ｏ
３、ＭｎＺｎ−Ｐｅ１！０３、ＮｉＺｎ−Ｐｅ２０３、
Ｂａ−Ｆｅ２Ｏ３、Ｇｏ−Ｆｅ２０３ 、ＦｅＳ ２な
どの一種以上を挙げることができる。
されるものではない。たとえば、鉄（Ｆｅ）、コハルＩ
−（Ｃｏ） 、ニッケル（Ｎｉ）などの酸化物あるいは
硫化物を用いることができる。このような鉄族の化合物
の具体例としては、α−Ｆｅ３０４ 、Ｓｒ−Ｆｅ２Ｏ
３、ＭｎＺｎ−Ｐｅ１！０３、ＮｉＺｎ−Ｐｅ２０３、
Ｂａ−Ｆｅ２Ｏ３、Ｇｏ−Ｆｅ２０３ 、ＦｅＳ ２な
どの一種以上を挙げることができる。
鉄族の化合物を添加するとなぜ電磁波遮蔽効果が向上す
るのか、必すしも明らかではないが、鉄族の化合物を添
加することにより金属繊維の酸化被膜形成を抑制するこ
と、また、鉄族の化合物か半導体としての性質を有して
いることから、鉄族の化合物それ自身の導通効果、そし
て鉄族の化合物を添加することにより樹脂の剛性が向上
するため金属繊維同志の離間を防１］−できるなとの複
合効果のために電磁波遮蔽効果が向−トするものと予想
できる。
るのか、必すしも明らかではないが、鉄族の化合物を添
加することにより金属繊維の酸化被膜形成を抑制するこ
と、また、鉄族の化合物か半導体としての性質を有して
いることから、鉄族の化合物それ自身の導通効果、そし
て鉄族の化合物を添加することにより樹脂の剛性が向上
するため金属繊維同志の離間を防１］−できるなとの複
合効果のために電磁波遮蔽効果が向−トするものと予想
できる。
・ このような鉄族の化合物ｉＪ′熱可塑性樹脂Ｉｎｏ
重量部に対し、１〜８０市早部添加する。鉄族の化合物
の添加量が１重量部未満であると、鉄族の化合物を添加
した効果が表れず、一方８０重量部を超えて添加しても
それ以上電磁波遮蔽効果の向上は望めず、また流動性が
悪化するからである。最も好ましくは８〜３５重量部で
ある。
重量部に対し、１〜８０市早部添加する。鉄族の化合物
の添加量が１重量部未満であると、鉄族の化合物を添加
した効果が表れず、一方８０重量部を超えて添加しても
それ以上電磁波遮蔽効果の向上は望めず、また流動性が
悪化するからである。最も好ましくは８〜３５重量部で
ある。
このような鉄族の化合物の粒径は好ましくは０゜１〜１
０μｍであり、最も好ましくは、０．２〜５μｍである
。０．１ μｍより小さいと、樹脂に添加したときの溶
融粘度を上昇させるため、金属繊維の切断などを促進し
、添加効果が認め難くなり、また、１０μｍより大きい
と、少量の添加により樹脂強度が低下し実用性を損なう
欠点を生じる可能性がある。
０μｍであり、最も好ましくは、０．２〜５μｍである
。０．１ μｍより小さいと、樹脂に添加したときの溶
融粘度を上昇させるため、金属繊維の切断などを促進し
、添加効果が認め難くなり、また、１０μｍより大きい
と、少量の添加により樹脂強度が低下し実用性を損なう
欠点を生じる可能性がある。
前述のように鉄族の化合物とともに一般式ＮａχへＩＸ
Ｓｉ＜ １２〜 Ｘ ＞ＯｚＪａｙ Ｓ ｚで示さ
れる、通称群青と呼ばれる珪酸塩を熱可塑性樹脂１００
市量部に対し、０．２〜１８市量部添加する。
Ｓｉ＜ １２〜 Ｘ ＞ＯｚＪａｙ Ｓ ｚで示さ
れる、通称群青と呼ばれる珪酸塩を熱可塑性樹脂１００
市量部に対し、０．２〜１８市量部添加する。
一般式Ｎａｙ ＡＩＸ ５ｉ（１２〜Ｘ ＞０２４Ｎ
ａｙ Ｓ ｚの、ｊｍ称群青と呼ばれる珪酸塩を添加す
るとなぜ電磁波遮蔽効果が向」ニするのか、必ずしも明
らかではないが、この群青は一般式よりも推測出来るよ
うに塩および金属酸化物から構成されており、この複塩
としてのイオン動向および複合金属酸化物としての伝導
電子またはホールによる半導電性とによって得られるも
のと推定される。
ａｙ Ｓ ｚの、ｊｍ称群青と呼ばれる珪酸塩を添加す
るとなぜ電磁波遮蔽効果が向」ニするのか、必ずしも明
らかではないが、この群青は一般式よりも推測出来るよ
うに塩および金属酸化物から構成されており、この複塩
としてのイオン動向および複合金属酸化物としての伝導
電子またはホールによる半導電性とによって得られるも
のと推定される。
このような群青は、前述のように熱可塑性樹脂１００重
量部に対し、０．２〜１８重量部添加する。前記群青の
添加量が０．２重量部未満であると、前記群青を添加し
た効果が表れず、一方１８重量部を超えて添加してもそ
れＪａ上電電磁波遮蔽効果向上は望めず、また流動性が
悪化するからである。最も好ましくは１〜１０重量部で
ある。
量部に対し、０．２〜１８重量部添加する。前記群青の
添加量が０．２重量部未満であると、前記群青を添加し
た効果が表れず、一方１８重量部を超えて添加してもそ
れＪａ上電電磁波遮蔽効果向上は望めず、また流動性が
悪化するからである。最も好ましくは１〜１０重量部で
ある。
前記鉄族の化合物とこの一般式Ｎａニー旧χＳｊｃ ３
２〜 ｘ ）０２４Ｎａｙ Ｓ ｚで示される、通称
群青と呼ばれる珪酸塩との混合比は好ましくは、化合物
：群青−１＝９〜９ ：１ （重量Ｉｔ）であるのがよ
い。
２〜 ｘ ）０２４Ｎａｙ Ｓ ｚで示される、通称
群青と呼ばれる珪酸塩との混合比は好ましくは、化合物
：群青−１＝９〜９ ：１ （重量Ｉｔ）であるのがよ
い。
この範囲を逸脱すると、それぞれの効果は認められるも
のの相乗効果が発揮されにくくなる表いう欠点を生じる
膚があるからである。
のの相乗効果が発揮されにくくなる表いう欠点を生じる
膚があるからである。
本発明による第二の電磁波遮蔽用組成物にあっては、こ
のような電磁波ｉＩ８蔽用絹成組成さらに、脂肪酸アミ
ドおよび金属石鹸からなる群より選択された滑剤の一種
以上を添加する。
のような電磁波ｉＩ８蔽用絹成組成さらに、脂肪酸アミ
ドおよび金属石鹸からなる群より選択された滑剤の一種
以上を添加する。
このような滑剤は、金属繊維のファイバボール化、すな
わち金属繊維が丸まってボール状になることを防止する
ことにより、金属繊維、鉄族化合物および群青が樹脂中
に均一に分散するように添加される。このため、本発明
による電磁波遮蔽用組成物を使用して製造された成形品
は安定な電磁波遮蔽効果を示すことになり、再現性よく
電磁波遮蔽用組成物を製造できるようになる。また、こ
の滑剤を添加することにより金属繊維を一度に多量に添
加可能になるとともに、押出機のノズルの詰まりを防止
でき、また金属繊維の切断を防止できるので、電磁波遮
蔽効果も向」ニさせることができる。
わち金属繊維が丸まってボール状になることを防止する
ことにより、金属繊維、鉄族化合物および群青が樹脂中
に均一に分散するように添加される。このため、本発明
による電磁波遮蔽用組成物を使用して製造された成形品
は安定な電磁波遮蔽効果を示すことになり、再現性よく
電磁波遮蔽用組成物を製造できるようになる。また、こ
の滑剤を添加することにより金属繊維を一度に多量に添
加可能になるとともに、押出機のノズルの詰まりを防止
でき、また金属繊維の切断を防止できるので、電磁波遮
蔽効果も向」ニさせることができる。
このような脂肪酸アミドとしては、たとえばエチレンビ
スステアリン酸アミ「、オキシステアリン酸アミド、ス
テアリン酸アミド、パルミチン酸アミドなどの一種以上
を例として挙げることができ、また金属石鹸としては、
ステアリン酸カドミウム、ラウリン耐力１パミウム、リ
シノール酸カドミウム、ナフテン酸カドミウム、２〜エ
チルへキソイン酸カドミウム、ステアリン酸バリウム、
ラウリン酸バリウム、リシノール酸バリウム、ナフテン
酸バリウム、２〜エチルへキソイン酸バリウム、ステア
リン酸カルシウム、ラウリン酸カルシうム、リシノール
酸カルシウム、ステアリン酸ストロンチウム、ステアリ
ン酸亜鉛、ラウリン酸亜鉛、リシノール酸亜鉛、２〜エ
チルへキソイン酸亜鉛、ステアリン酸鉛、二塩基性ステ
アリン酸鉛、ナフテン酸鉛、ステアリン酸スス、ステア
リン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウムなどの
一種以上を挙げることができる。
スステアリン酸アミ「、オキシステアリン酸アミド、ス
テアリン酸アミド、パルミチン酸アミドなどの一種以上
を例として挙げることができ、また金属石鹸としては、
ステアリン酸カドミウム、ラウリン耐力１パミウム、リ
シノール酸カドミウム、ナフテン酸カドミウム、２〜エ
チルへキソイン酸カドミウム、ステアリン酸バリウム、
ラウリン酸バリウム、リシノール酸バリウム、ナフテン
酸バリウム、２〜エチルへキソイン酸バリウム、ステア
リン酸カルシウム、ラウリン酸カルシうム、リシノール
酸カルシウム、ステアリン酸ストロンチウム、ステアリ
ン酸亜鉛、ラウリン酸亜鉛、リシノール酸亜鉛、２〜エ
チルへキソイン酸亜鉛、ステアリン酸鉛、二塩基性ステ
アリン酸鉛、ナフテン酸鉛、ステアリン酸スス、ステア
リン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウムなどの
一種以上を挙げることができる。
このような脂肪酸アミドおよび金属石鹸からなる群より
選択された滑剤の一種以上は、熱可塑性樹脂１００重量
部に対し、０．１〜２重Ｍ部、好ましくは０．５〜１．
５重量部添加される。滑剤の添加量が０．１重量部未満
であると、滑剤を添加した効果がなく、一方２重量部を
超えると、樹脂成形品に機械強度が不足する虜を生しる
からである。
選択された滑剤の一種以上は、熱可塑性樹脂１００重量
部に対し、０．１〜２重Ｍ部、好ましくは０．５〜１．
５重量部添加される。滑剤の添加量が０．１重量部未満
であると、滑剤を添加した効果がなく、一方２重量部を
超えると、樹脂成形品に機械強度が不足する虜を生しる
からである。
次ぎに本発明の実施例について説明する。
実施例Ｉ
ＡＢＳ樹脂１００重量部に対し、径３０μｍ、長さ’１
ｖａｖａ、アスペクＩ−比６７のＡＩ紙繊維２２容量％
（７２重量部）、滑剤としてエチレンビスステアリン酸
アミド１．２重量部を添加するとともに、添加量を変化
させてｃｘ−Ｆｅ３０４および群青（α−Ｆｅ３０４：
群青−４：６）の混合物を添加し、電磁波遮蔽効果を測
定した。測定はタケダ理研製のＴＩ？−１７３０ｍとＴ
１７−４１７２を併用し、電昇波および磁界波（どちら
も１００Ｍｆｌｚ〜６００ＭＩＩｚの平均）にライて行
った。
ｖａｖａ、アスペクＩ−比６７のＡＩ紙繊維２２容量％
（７２重量部）、滑剤としてエチレンビスステアリン酸
アミド１．２重量部を添加するとともに、添加量を変化
させてｃｘ−Ｆｅ３０４および群青（α−Ｆｅ３０４：
群青−４：６）の混合物を添加し、電磁波遮蔽効果を測
定した。測定はタケダ理研製のＴＩ？−１７３０ｍとＴ
１７−４１７２を併用し、電昇波および磁界波（どちら
も１００Ｍｆｌｚ〜６００ＭＩＩｚの平均）にライて行
った。
結果を第１図に示す。図中、○は磁界波、△は電界波の
電磁波遮蔽効果を示す。また、および珪酸塩の添加量が
０のデータは、従来の電磁波遮蔽用組成物の電磁波遮蔽
効果を示すものである。
電磁波遮蔽効果を示す。また、および珪酸塩の添加量が
０のデータは、従来の電磁波遮蔽用組成物の電磁波遮蔽
効果を示すものである。
この第１図より明らかなように、α−Ｆｅ３０４および
群青を添加しない場合、電磁波遮蔽効果は電界波で５５
ｄＢ、磁界波で４２ｄＢであった。 ′これ
に対し本発明による電磁波遮蔽用組成物にあっては電界
波にあっては７５ｄＢ以上、磁界波にあっては６５ｄＢ
にも達することができ、電磁波遮蔽効果が著しく向−ヒ
していることがわかった。
群青を添加しない場合、電磁波遮蔽効果は電界波で５５
ｄＢ、磁界波で４２ｄＢであった。 ′これ
に対し本発明による電磁波遮蔽用組成物にあっては電界
波にあっては７５ｄＢ以上、磁界波にあっては６５ｄＢ
にも達することができ、電磁波遮蔽効果が著しく向−ヒ
していることがわかった。
次ぎに、２０℃１５０％Ｒｔｌ−＝５０℃／８５％１ｌ
ｌｌ−→２０°Ｃ１５０％Ｒ１＋→２０°Ｃ→２０℃１
５０％ＲＨ−５０℃／３０％ＲＨ→２０℃１５０％ＲＦ
Ｉ−＋２０℃の湿熱サイクルを一工程２時間合計１６時
間で１０サイクル行った吉きの電磁波遮蔽効果の低下率
を測定した。
ｌｌ−→２０°Ｃ１５０％Ｒ１＋→２０°Ｃ→２０℃１
５０％ＲＨ−５０℃／３０％ＲＨ→２０℃１５０％ＲＦ
Ｉ−＋２０℃の湿熱サイクルを一工程２時間合計１６時
間で１０サイクル行った吉きの電磁波遮蔽効果の低下率
を測定した。
結果を第２図に示す。図中Ｏはα−Ｆｅ３０４および群
青を樹脂１００重量部に対し８．６車量部添加した本発
明による電磁波遮蔽用組成物であり、×はα−Ｆｅ３０
４および群青を添加していない従来の電磁波遮蔽用組成
物の結果を示すものである。
青を樹脂１００重量部に対し８．６車量部添加した本発
明による電磁波遮蔽用組成物であり、×はα−Ｆｅ３０
４および群青を添加していない従来の電磁波遮蔽用組成
物の結果を示すものである。
なお、両組酸物のＡ１１Ｊｌｉ維の添加量は上述と同じ
７２重量部であった。
７２重量部であった。
この第２図より明らかなように、磁界波におりる従来の
電磁波遮蔽用組成物の電磁波遮蔽効果は湿熱サイクル後
、４２ｄＢから１３ｄＢ （３１％に低下）に低下して
いるが、本発明による電磁波遮蔽用組成物においては、
６５ｄＢから４８ｄＢ （７４％に低下）と低下率が小
さいことがわかった。
電磁波遮蔽用組成物の電磁波遮蔽効果は湿熱サイクル後
、４２ｄＢから１３ｄＢ （３１％に低下）に低下して
いるが、本発明による電磁波遮蔽用組成物においては、
６５ｄＢから４８ｄＢ （７４％に低下）と低下率が小
さいことがわかった。
実施例２
ＡＢＳ樹脂１００重量部に対し、ｉ予３０μｍ 、にさ
２龍、アスペク１−比６７のＡＩ繊維を２２容量％（７
２重量部）を添加するとともに、α−Ｆｅ３ ｎ ４お
よび群青（ｔｘ −Ｆｅ３０４ ＋群青−４：６）の
混合物を８．【ｊ重財部を添加した電磁波遮蔽用組成物
を製造した。このときのＡＢＳ樹脂へのへ１繊維の混練
速度は１Ｋｇあたり２５分を要した。実施例Ｉのように
エチレンビスステアリン酸７ミトを１．２重量部添加し
た場合は１ Ｋｇあたり１２〜１３分で良好に混練可能
であるから、混練時間が約半分に短縮できることが明ら
かになった。
２龍、アスペク１−比６７のＡＩ繊維を２２容量％（７
２重量部）を添加するとともに、α−Ｆｅ３ ｎ ４お
よび群青（ｔｘ −Ｆｅ３０４ ＋群青−４：６）の
混合物を８．【ｊ重財部を添加した電磁波遮蔽用組成物
を製造した。このときのＡＢＳ樹脂へのへ１繊維の混練
速度は１Ｋｇあたり２５分を要した。実施例Ｉのように
エチレンビスステアリン酸７ミトを１．２重量部添加し
た場合は１ Ｋｇあたり１２〜１３分で良好に混練可能
であるから、混練時間が約半分に短縮できることが明ら
かになった。
このような電磁波遮蔽用組成物より試験片を製造し、電
磁波遮蔽効果を測定した。結果を実施例１の場合と併せ
て下記の第１表に記載する。
磁波遮蔽効果を測定した。結果を実施例１の場合と併せ
て下記の第１表に記載する。
第１表
実施例３
さらに実施例１のＦｅ３０４の代わりにＳｒ−Ｆｅ２Ｏ
３を用い、実施例と同様の組成の電磁波遮蔽用組成物を
製造した。
３を用い、実施例と同様の組成の電磁波遮蔽用組成物を
製造した。
この電磁波遮蔽用組成物の電磁波遮蔽効果は磁界波で６
２ｄＢであった。
２ｄＢであった。
さらに実施例１で示した湿熱サイクル試験をＣｕ条件で
行った。結果を第３図に示す（図中、○は本発明による
電磁波遮蔽用組成物、×は従来の電磁波遮蔽用組成物を
示す）。この第３図より明らかなように本発明による電
磁波遮蔽用組成物は６２ｄＢより全く低下しなかった。
行った。結果を第３図に示す（図中、○は本発明による
電磁波遮蔽用組成物、×は従来の電磁波遮蔽用組成物を
示す）。この第３図より明らかなように本発明による電
磁波遮蔽用組成物は６２ｄＢより全く低下しなかった。
以上説明したように、本発明による電磁波遮蔽組成物は
、良好な電磁波遮蔽効果を有する電磁波遮蔽用製品を製
造することができるとともに、滑剤を併用することによ
り作業性良く電磁波遮蔽用組成物を製造することも可能
になるという利点がある
、良好な電磁波遮蔽効果を有する電磁波遮蔽用製品を製
造することができるとともに、滑剤を併用することによ
り作業性良く電磁波遮蔽用組成物を製造することも可能
になるという利点がある
Claims (2)
- （１）熱可塑性樹脂に金属繊維を添加するとともに、前
記熱可塑性樹脂１００重量部に対し鉄族の化合物を１〜
８０重量部および一般式Ｎａ＿ｘＡｌ＿ｘＳｉ＿（＿１
＿２＿−＿ｘ＿）Ｏ＿２＿４Ｎａ＿ｙＳ＿ｚで示される
、通称群青を０．２〜１８重量部添加したことを特徴と
する電磁波遮蔽用組成物。 - （２）熱可塑性樹脂に金属繊維を添加するとともに、前
記熱可塑性樹脂１００重量部に対し鉄族の化合物を１〜
８０重量部、一般式Ｎａ＿ｘＡｌ＿ｘＳｉ＿（＿１＿２
＿−＿ｘ＿）Ｏ＿２＿４Ｎａ＿ｙＳ＿ｚで示される、通
称群青を０．２〜１８重量部さらに脂肪酸アミドおよび
金属石鹸からなる群より選択された滑剤の一種以上を０
．１〜２重量部添加したことを特徴とする電磁波遮蔽用
組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14612284A JPS6126667A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | 電磁波遮蔽用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14612284A JPS6126667A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | 電磁波遮蔽用組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6126667A true JPS6126667A (ja) | 1986-02-05 |
| JPS6251983B2 JPS6251983B2 (ja) | 1987-11-02 |
Family
ID=15400645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14612284A Granted JPS6126667A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | 電磁波遮蔽用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6126667A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0883039A (ja) * | 1994-09-13 | 1996-03-26 | Nakagawajiyuku:Kk | 自己テスト学習機及び自己テスト学習システム |
-
1984
- 1984-07-16 JP JP14612284A patent/JPS6126667A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0883039A (ja) * | 1994-09-13 | 1996-03-26 | Nakagawajiyuku:Kk | 自己テスト学習機及び自己テスト学習システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6251983B2 (ja) | 1987-11-02 |
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