JPS612655A - 集積装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はたとえば複写機、電子プリンタなどの電子印字
装置に備られ画像が形成されて排出される用紙を集積す
る集積装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

一般に、複写機などにおいては、たとえば第１図に示す
ように、給紙力セラ）Ｊから用紙Ｐを画像形成部に供給
して画像を転写したのち、排出口２から排出してこれを
トレイ３に集積するようになっている。

ところで、このトレイ３に排出される用紙Ｐはその画像
面Ｐ′がすぐに見えるように、画像面Ｐ′を上側になる
ようにして拮出される。

しかしながら、０！！！像面Ｐ′を上側にして用紙Ｐを
トレイ３に集積すると、用紙Ｐの順序がコピーの順序と
逆になり、頁揃えなするときは、再度、集積された用紙
Ｐの順番を変えなければならず、手間取るものとなって
いた。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは、コンパクトな構成で排出トレイに排出
される被集積体の頁揃えを自動的に行なうことができる
ようにしだ集棺装置を提供しようとするものである。

〔発明の概要〕

本発明は上記目的を達成するため、画像が形成されて搬
送される被搬送体をサブトレイに一時的に案内したのち
これを反転させて排出トレイに案内する反転手段を備え
、この反転手段を排出トレイの下部側に設けたものであ
る。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を第２図〜第９図に示す一実施例を参照し
て説明する。図中１）は電子複写機の本体で、この本体
１ノの上面部には原稿台１２が設けられている。また、
前記本体１）の一側下部には被搬送体としての用紙Ｐを
供給する給紙カセット１３が設けられ、他側には第３図
にも示すように排出される用紙Ｐを集積するための集積
装置１５が設けられている。また、上記本体１内には図
示しない画像形成部が設けられ、ここで、上記給紙カセ
ット１３から供給された用紙Ｐに画像が転写され、しか
るのち、上記集積装置１５に向かって搬送されるように
なっている。

ところで、上記集積装置１５は第３図〜＠６図に示すよ
うに構成されている。すなわち、この集積装置１５は第
１−第３の搬送路１６゜１７．１９を有し、前記第１の
搬送路１６と第２の搬送路Ｊ７とはフリップレバー１８
により選択的に開閉されるようになっている。このフリ
ップレバー１８は第７図に示すフリップレバーソレノイ
ド７８により動作される。また、上記ｍｌの搬送路１６
と第２の搬送路Ｊ７とは第３の搬送路１９を介して連絡
されている。上記第１の搬送路１６の終端部には一対の
排紙ローラ２０，２０が設けられ、この排紙ローラ２０
゜２０の搬入側には排紙検知スイッチ２ノが設けられ搬
出側にはフル検知スイッチ２２が設けられている。

また、上記第２の搬送路１７の搬出側には反転手段Ａが
設けられている。この反転手段Ａは局面にかみ込み用の
溝２３ａ・・・を有した搬送ローラ２３を備え、この搬
送ローラ２３の下部側には控えローラ２４が転接され、
斜め上部側には控えローラ２５が転接されている。また
、上記搬送ローラ２３の搬入側には反転検知スイッチ６
２が設けられている。また、上記搬送ローラ２３の搬出
側には反転プレート２６が支点２６ａを介して回動自在
に設けられ、この反転プレート２６の回動端には反転プ
レートローラ２７が一体的に設けられている。この反転
プレート２６は反転ソレノイド２８により動作されその
反転プレートローラ２７を上記控えローラ２５に接離さ
せるようになっている。

また、上記本体１）内には、上記集積装置１５に向かっ
て画像形成済みの用紙Ｐを搬送する排紙路４ノが設けら
れ、この排紙路４１には用紙Ｐの送り方向に沿って順次
、送りローラ４２、出口スイッチ４３および排紙ローラ
４が配設されている。

一方、２９は上記第１の搬送路から排出される用紙Ｐを
受ける排出トレイ２９で、この排出トレイ２９は本体１
）に対し斜め上方に向かって傾斜した状態で設けられ、
この排出トレイ２９の後端部には立上り部２９ａが一体
的に形成されている。また前記排出トレイ２９の下部側
にはこれと平行に離間対向してサブトレイ３０が設けら
れている。上記排出トレイ２９は第４図に示すように可
変手段Ｂを（画成するスライダ３１の上面部に載置され
ている。上記スライダ３１の実画には係合凹所；？　２
　、３　、？が形成され、これら係合凹所３２．３２内
に上記トレイ２９の底面に一体的に突設された突起部３
３゜３３が係脱自在に係合して取付けられている。

すなわち、トレイ２９はスライダ３）に対し、着脱自在
に取付けられている。また、ｌ　ｇｉｇスライダ３１の
両側部は回動リンク３４およびブラケット３５を介して
フレーム３６に支持され、一方の回動リング３４にはリ
ンクビン３４ａを介してコネクティングロッド３７の一
端部が接続されている。そしてこのコネクティングロッ
ド３７の他端部にはクランクビン３８を介して半回転ス
プリングクラッチ３９が接続されクランク機構カ構成さ
れている。さらに、この半回転スプリングクラッチ３９
には第５図に示すように駆動シャフト４６およびがさ歯
車４７゜４８を介してモータ４９の出力シャフト５０に
接続されている。

上記駆動シャフト４６はブラケット５１を介して、上記
フレーム３６に保持されている。また、上記半回転スプ
リングクラッチ３９の下方部にはブラケット６２によっ
て保持されたソレノイド５３が設けられ、このソレノイ
ド５３の操作子５４により、上記スプリングクラッチ３
９が半回転ごとに停止されるようになっている。

また、上記モータ４９の出力シャフト５ｏには第６図に
示すようにスプロケット５６が設けられ、このスプロケ
ット５６にはチェーン５７を介して上記排紙ローラ２ｏ
および控えローラ２５のシャフト５９に取着されたスプ
ロケットｅｏａ、ｅｏｂが連結されている。また、上記
控えローラ２５のシャフト５９には歯車７４が取着され
、この歯■７４は上記送りローラ２３のシャフト７２に
取着された歯車７５を介して上記控えローラ２４のシャ
フト７３に取着された歯車７６に歯合されている。すな
わち、上記反転手段Ａと上記可変手段Ｂは同一のモータ
４９の動力により駆動されるようになっている。

一方、上記装置は第７図に示すような制御系によって制
御されるようになっている。すなわち、図中６１はマイ
クロコンピュータで、このマイクロコンピュータ６ノは
中央制御部ＣＰＵ６２、Ｉ１０ホー　）　６　Ｊ　ａ　
、　６．９　ｂ、　−）’Ｏ’ｆラム制御部ＲＯＭ６４
およびゲータ記録部ＲＡＭ６５を備えている。上記ＣＰ
Ｕ６，２には上記Ｉ１０ボート６３ａを介して栓写機の
制御部６６が接続され、また、上記Ｉ１０ボート６３ｂ
を介して反転検知スイッチ６７、排紙検知スイッチ２１
、フル検知スイッチ２ｏが接続されている。さらに、上
記ＣＰ［Ｊ６２にはｉ１０ボート６３ｂを介してドライ
バ？０が接続され、このドライバ７０により上述したモ
ータ４９、反転ソレノイド２８、回転クラッチ３９、フ
リップレバーソレノイド７８が作動されるようになって
いる。なお、７）は電圧調整器である。

しかして、上述した構成において、まず、複数枚の原稿
を一部ずつコピーする場合について説明する。このとき
には、電子複写画像形成済みの用紙Ｐが本体１）内の搬
送路４ノに沿って搬送され、その途中出口スイッチ４３
を動作させる。これにより、複写機の制御部６６より出
力信号が出力され、この出力信号はＩ１０ボート６３ａ
を介してＣＰＵ６２に転送され、このＣＰＵ６２は出力
用Ｉ１０ボート６３ｂを介してドライバー７０によりフ
リップレバーソレノイド７８を作動させるとともに排出
トレイ２９内にあるモータ４９を作動させる。上記フリ
ップレバーソレノイド７８の作動によりフリップレバー
１８が上方へ回動され、また、上記モータ４９の作動に
より、チェーン５７を介して搬送ローラ２３、控えロー
ラ２４，２５、さらにトレイ排紙ローラ２０，２０が各
々回転される。

この状態で、用紙Ｐは第８図に示すように排紙ローラ４
２，４２から排出され、上方へ回動されたフリップレバ
ー１８により第２の搬送路１７へ逆られる。この第２の
搬送路ノアにｊ、り込まれた用ＷｒＰは反転検知スイッ
チ６７によって検知され、この信号は■１０ボート６３
ｂを介してＣＰ　Ｕ　６　、？へ送られＣＰＵ６２内で
一定の時間（後端検知してから用紙Ｐの後端が搬送ロー
ラ２３を離れるまで）をカウントし、ついで反転ソレノ
イド２８を動作させるようドライバー２０に信号を出力
する。これにより、反転ソレノイド２８が動作して反転
プレート２６が支点２６ａを中心として矢印で示すよう
に回動し、その先端の反転プレートローラ２７を控えロ
ーラ２５に転接し、反転プレート２６上の用紙Ｐの後端
を押し上げて搬送ローラ２３と控えローラ２５との間に
導入する。ついで、一定時間、反転ソレノイド２８が動
作状態にホールドされた後、ＣＰＵ　ｅ　ｚよりの信号
により、反転ソレノイド２８の励磁が解除され、反転プ
レート２６は下方に回動されて初期状態に復帰する。

この反転ソレノイド２８のホールド時間は用紙Ｐの後端
が搬送ローラ２３と控えローラ２５に挾持されるまでの
間でよく、その後はこの２本のローラ２３，２５により
第３の搬送路１９中に搬送され排紙ローラ２０，２０に
より排出トレイ２９に排出される。

以上の動作が繰り返されることにより、コピー面が上方
で排紙されてきた用紙はトレイ２９上にコピー面が下方
となって排出、集積され、コピーの順番どうりに頁揃え
されることになる。

なお、用紙Ｐが反転されて、搬送ローラ２３と控えロー
ラ２５で搬送中は反転プレート２６が下方に回動されて
いるため、つぎの用紙Ｐは搬送ローラ２３、控えローラ
２４によりサブトレイ３０中に搬送される。

つぎに、複数枚の原稿を一枚当り複数部たとえば１０枚
ずつコピーする場合について説明する。このときは、上
述したと同様にして用紙Ｐが排出トレイ２９に排出され
るが、１０枚排出されて集積されると、制紬部６６から
イδ号が送られてドライバー７０によりソレノイド５３
が動作されてクラッチ３９が接続され、モータ４９の動
力がかさ歯Ｈ４ｓ、４ｙ、％動シャフト４４およびクラ
ッチ３９を介してクランクビン３８に伝達されこれを偏
心回転させる。これにより、築４図に示すようにコネツ
クテインクロツド３７が移動するとともに回動７−ム３
４が２点鎖線で示すように回シ１し、スライダ３ノが横
方間に！だけ距動じ集積位置を可変する。

しかるのち、再び上述したと一様にして、２枚目の原稿
がたとえば１０枚コピーされて排出集積されると、１枚
目の集積されたコピーＰの上面にずれた状態で集積され
る。

以後、順次、同様にして排出トレイ２９の移動を繰り返
して集積を継続することにより、１０枚ずつグループ分
けした状態で用紙が集積されることになる。

つぎに、通常の排紙時すなわち、１枚のみのプリントを
行なう場合などについて説明する。

この場合には制薗部６６からドライバ２１に信号が送ら
れてフリップレバーソレノイド７８の励磁が解除され、
第９図に示すようにフリップレバー１８は下方に回動し
、用紙Ｐは第１の搬送路１６を通過して反転されること
なく排紙ローラ２０により排紙される。これにより、用
紙はそのコピー面が上のまま排出トレイ２９上に排出さ
れる。

上述したように、この実施例によれば、用紙Ｐを反転さ
せて排出トレイ２９に案内する反転手段Ａを備えるため
、複数枚の原稿を連続的にコピーする場合には、その画
像形成面を下側にして排出トレイ２９に排出することが
でき、その頁順に揃えて集積することができる。

また、反転手段Ａを排出トレイ２９の下部側に設けるた
め、設置スペースを特別に必要とすることがなく、スベ
ーヌ効率が優れる。

また、反転手段Ａは用紙Ｐを一時市にザブトレイ３０上
に送ったのちこれを反転させるため、搬送路を短縮化で
き、搬送ローラなどの部品点数を低減できる。

また、スライダ３ノに対し、排出トレイ２９を着脱自在
に設けるため、サブトレイ３０上で用紙Ｐがジャムした
場合には排出トレイ２９を取外すことにより、容易にジ
ャム用紙Ｐを除去できる。

また、排出トレイ２９はその突起部３３をスライダ３１
の係合凹所３２に嵌合させて取付けられるため、その着
脱作業はワンタッチで行なうことができる。

また、突起部３３は排出トレイ２９に一体成形するため
、部品点数を低減でき、安価になる。

なお、本発明は上記一実施例に限られることなくその要
旨の範囲内で種々変形実施可能なことは勿論である。

〔発明の効果〕

本発明は以上説明したように、画像が形成されて搬送さ
れる被搬送体を反転させて排出トレイに案内する反転手
段を備えたから、被搬送体をその頁順に排出トレイに集
積することができ、オペレータの手を煩わすことがない
。

また、反転手段を排出トレイの下部側に配設するから、
配置スペースを特別に必要とすることがなく、小型化を
図ることができるとともにコストを低減できる。

さらに、反転手段は被搬送体を一時的にサブトレイに案
内してこれを反転させるから、搬送路を短縮化でき、搬
送ローラなどの個数を低減して安価になるという効果を
奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例を示す側面図、第２図〜第９図は本発明
の一実施例を示すもので、第２図は複写機を示す側面図
、′ｉｓ３図は集積装置の反転手段を示す構成図、第４
因は可変手段な傘４一部破断して示す正面図、第５図は
その側断面図、第６図は駆動系を示す構成図、第７図は
側副糸を示すブロック図、第８図は反転動作を示す説明
図、第９図は非反転動作を示す説明図である。 Ｐ・・・用紙（被搬送体）、２９・・・排出トレイ、Ａ
・・・反転手段、３０・・・サブトレイ。 第１図 第２図 第７図 第８図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）画像が形成されて搬送される被搬送体を排出トレ
   イに排出集積するものにおいて、前記排出トレイの下部
   側に設けられ搬送される被搬送体をサブトレイに一時的
   に案内したのちこれを反転させて前記排出トレイに案内
   する反転手段を備えたことを特徴とする集積装置。
2. （２）排出トレイはサブトレイに離間対向されて着脱自
   在に設けられたことを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の集積装置。
3. （３）排出トレイは係合部を有し、この係合部を係脱自
   在に係合して取付けられたことを特徴とする特許請求の
   範囲第２項記載の集積装置。